絶対服従 〆

そうじゃなかったら、浮気っていうやつです（相手の言葉にどこで知ったのかそう言って笑ってみせて）

！どこで覚えたんだよ(相手が浮気と言うと、驚いてしまい、｢アランは浮気しませんー、エリゼ様一筋ですー｣と言い)

えへへ、僕もアラン一筋だよ！（相手の言葉に嬉しそうに笑ってから頬にキスをして）

…もしかすれば、エリゼ様が構ってくれないと浮気しちゃうかもな？(相手の耳元でそう言ってみては、楽しそうにくすっと笑い)

！…僕以上にいい人いると思う？（相手の言葉に少し驚いたが、冗談半分にそう言って抱きつき「いたとしてもやだ」と寂しそうな声で言って）

…冗談です(相手が抱きついてくると、冗談と言いながら、落ち着かせるように頭を撫でて、「ほら、腹減ってるだろ？昼飯作るぞ」と言い)

アランが責任とって美味しいグラタン作ってほしいです（相手が頭を撫でてくれると何事もなかったかのように笑い、作ってほしいと言って）

かしこまりました(相手の言葉に頷いては、｢じゃあ、座って待っててください｣と伝えて、早速作り始めて)

うん（相手の言葉に頷いてからソファーに座ってのんびりして）

…(ご機嫌な様子で、料理をしていて、焼いている間にデザートでも作ろうかなと考えていて)

…きれい…（少し暇に感じて、ベランダには出ないが窓から外の海を眺めて）

ちゃちゃっと作っちゃおっと(そしてオープンにグラタンを入れて焼き始めると、デザートを作り始め)

…ちょっとだけ（相手まだ作ってるのを見ると少しだけ外にと思ってベランダを開けて外に出て）

きっと喜ぶだろうな(相手がベランダに出ていることに気付かず、作り続けていて、焼き上がるのをワクワクとしながら作っていて)

…前にここでしちゃったんだった（ぼーっと海を眺めていると、ふと前回来た時のことを思い出したのと同時に今日の約束を思い出して真っ赤になって）

出来た…！(焼き上がるとオーブンを開けて、上手く出来たことに目を輝かせて、そのままデザートをオーブンに入れて焼き、グラタンを机に運んでは、ベランダにいる相手の方に行き、「エリゼ、グラタン出来たぞ」と声を掛けて)

へ、う、うん（相手の声かけにハッとして慌ててベランダから入り「美味しそうですね！」と料理を見て嬉しそうにして）

今度は火傷しないように、気をつけろよな(以前グラタンを食べた時に火傷していた為、揶揄うように言い、デザートは食べ終わってからでいいだろうと思い、冷蔵庫に入れておき)

も、もうしないもん（相手の言葉に少し頬を膨らませてから冷ましてゆっくり食べ「すごく美味しい…」と幸せそうに呟いて）

…よかった(相手に喜んでもらえたことが嬉しく、微笑みながらそう呟くと、自分も食べて)