相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.9920 by 探偵  2025-11-14 08:27:30 ID:65b68c258


助かるぜフィリップ。…なら遠慮なく
(事の顛末をなるべく心配をかけないように、ついでに襲ってきた人間に怒らないように、軽い調子で話す、相手は何処が不服そうな声を出しているがおやっさんの縁でここに来てくれて成功を収めてしかもまた仕事が増えるだなんてかなり良い状況だ。相手も分かってくれるだろうと内心軽く考えつつ吸血をお願いすれば一転相手の表情は少し明るくなりソファへと移動する、吸血はするのもされるのも至福の時間で腹を満たす以上に相手と共に生きているのを強く実感する時間でもある。しかしそれはそれとして今は体を回復し腹を満たすために相手の血が欲しい。相手に緩く抱きつけば首元に顔を埋める、軽くそこへ擦り寄れば眷属となって敏感になった嗅覚が相手の香りを捕まえて思わず安堵の息を吐いた。同時に皮膚の下に流れる赤い血の香りさえするようで体が本能で震える、首筋に口を宛てがうと軽く甘噛みしてから人間の時には八重歯だった小さな牙でプツリと肌に穴を開けた。途端に甘美な香りが口から鼻腔へ突き抜けていく、脳を揺さぶる香りにクラりと酔ったよう思考が揺れれば溢れす血を取り込んでいく。時折唇と肌の間で高い音を響かせながら甘くて美味い血を夢中に飲んでいれば傷口はみるみる塞がっていって)

  • No.9921 by 検索  2025-11-14 11:59:54 ID:415c83bff

…ん、…随分とこれも慣れて来たね
(少々引っかかることはあるものの相手に求められて傷を癒やす吸血に異論はない。ソファーに移動して身を委ねると相手が軽く抱き着いてきてこちらも腕を回してくっつく。相手が顔を寄せて肌を髪が触れると擽ったそうに笑いつつ待っているとそこが軽く甘噛みされた。まだ小さな牙が肌を貫いて軽く痛みを発すれば小さく声をあげる。血が溢れる感覚がしてそれを唇で拭って取り込む姿を見れば人間から吸血鬼になったのだと再認識して、実感を口にしながら傷が癒えていくのが見えれば褒めるようにその頭を優しく撫でる。吸血鬼は吸血によってある程度傷を癒やしたり気力を取り戻すことができる、だが勿論傷が深くなるほど体力を消耗すればするほど必要になる時間や量、そして血を欲する渇望は強くなっていく。まだ変化したばかりの相手にはコントロールは難しいだろうと判断すれば「血は幾らでもあげることは出来るけど、まずは怪我をしないよう無茶するのは控えたまえ」と優しく撫で続けながら今後の動きについて釘を刺しておいて)

  • No.9922 by 探偵  2025-11-14 12:30:33 ID:65b68c258


ちゃんとフィリップと同じってことだ。……分かった、気をつける。……ご馳走様
(こちらが軽く腕を回せば相手からも抱き締められる、吸血にあたって必要ない行為と言えばそうだがこんな幸せを感じる時間に相手の存在をもっと感じたくなるのは当たり前だろう。肌を食い破ると相手から小さく声があがる、この瞬間はいつも少々罪悪感を感じてしまう。相手が人間だったこちらの吸血を避けていたことも理解できるがそれ以上に口から摂取し心身を満たす相手の血は甘美でいてその美味さ以上に幸福だ。今は血への渇望が増していていつも以上に血が美味く感じる。そのまま頭を撫でられると心地良さは一気に増して肌の傍で笑いながら嬉しそうに同じ存在になったことを喜んで抱き着く腕に力を込め、より夢中になって相手の血を啜った。しかし頭を撫でられながら釘を刺されると一瞬動きを止める、相手はどうやら襲撃犯への怒りよりもこちらを心配してくれているらしい。大切な人から想われていることも嬉しくて頭を撫でられたまま軽く擦り寄り返事をする、これからは心配をかけないためにももっと上手く立ち回らなければ。やがて相手の血によって腹が満たされ満足気に一息ついたあと傷口を塞ぐために舌を這わせる、顔を上げて食事後の挨拶をしたあと額をコツンと合わせると「ありがとなフィリップ。俺、お前がいるからここに帰って来れる」と満たされた心地で礼を言って)

  • No.9923 by 検索  2025-11-14 13:50:12 ID:415c83bff

なら良い。…ちゃんと傷も塞がったみたいだね。ああ、ここで待ってるからちゃんと帰ってきてくれ
(相手を緩く抱きしめながら身を預けてその頭を優しく撫でる。吸うのに慣れてきた相手と同様にこちらも吸われる側にはだんだんと慣れてきた。自分の物が相手に取り込まれる幸せを味わいながらくっついていたがこれからの動きを含めた釘をさしてみると相手は一瞬動きを止める。相手と目が合って頷く返事と共に擦り寄られると漸くさっきまで抱いていた不安やモヤモヤが相手に届いて解けたような気がして安堵の息をつくとこちらかも擦り寄って大切な存在を確かめた。そのまま血を与えていてふわりとした浮遊感にも見た幸せを噛みしめていると十分に満たされたようで相手の牙が離れて出来た傷口を舐められる。穴がちゃんと塞がって綺麗になったが相手の方の傷もすっかり元に戻ったようだ。さっきまで血のついていた肩などを撫でて確かめているとこつんと額が合わさって視界いっぱいに相手の姿が映る。その状態で礼を言われると小さく笑って自分はここに居るのだと誓うように告げた。そのままぎゅっと抱き着いて初めてできた誰かが待ってくれている居場所を確かめていたがふと視界に入った時計は深夜の終わりに近い時刻を示していた。顔を上げて相手と目を合わせると「体はともかく精神的な部分も疲れているだろうし今日はもう寝ようか」と提案して)

  • No.9924 by 探偵  2025-11-14 17:34:31 ID:65b68c258


お易い御用だ。…そうだな。今日はよく働いたし、今後忙しくなりそうだしな
(体も心も相手にくっつきながらの吸血で存分に満たされて額をくっつける、自分の居場所を感じていれば相手は小さく笑ってこちらの言葉も受け入れられるとまた幸せが広がった。まだ眷属の力に不安が残る部分はあるが相手が傍にいると思えば制御できるし、帰る場所があれば正しい道を選んでいくことができる。更に強く抱き締められればこちらからも腕に力を込めて擦り寄っていたがどうやらそろそろ日が差す時間がやって来るらしい。それは即ち夜の眷属が眠る時間だ。傷口は回復したが喧騒の疲れも癒しておきたい、それにきっと明日から忙しくなる。視界いっぱいの相手と目を合わせるとこちらから短く口付けを送る、このまま同じベッドで眠れればどんなに幸せだろうと心待ちにしながら相手におやすみを送って帰路へとついた。そして翌日、早速住処を移していこうとまずはクローゼットに眠っていた物品を箱に詰め込んで持ってきてガレージの片隅に置く。こうやって少しずつ荷物を持ってくればいずれ引越しも終わるだろう、本格的に二人で眠れるベッドを探さなければ。荷物を持ちながら事務所へやってくるのが二日ほど続いた後、日が落ちた事務所の扉を誰かが叩く、やって来たのはこの前の依頼人と同じく高級なスーツを着た男性だった。なんでもこの前襲ってきた組織に同じく狙われているらしい、極秘プロジェクトの内容が収められたケースごと守って欲しいという依頼だった。早速おやっさんが繋いだ縁がもたらした依頼に気合いは十分で、どこか浮かれ調子のまま「期待には応えねぇとな。行ってくるぜフィリップ」と自信を宿してまた事務所を出ていって)

  • No.9925 by 検索  2025-11-14 20:10:57 ID:415c83bff

……いってらっしゃい。
(二人で確かな幸せをかみしめる時間を過ごしていたが時計を見れば日が差す時間が近くてそろそろお互い眠った方がよさそうだ。寝ることを提案すれば相手から短い口づけが送られ、軽く微笑むとこちらからも軽いキスを送った。一緒に寝る提案を受けた後では別れるのは寂しがったがこれもあと数日だと思い相手を見送ってガレージへと戻った。それから相手が身の回りの物と一緒に出勤するようになりガレージの中に相手の私物が置かれるようになってから数日後。いつものようにのんびり過ごしていればまたスーツを着た男性がやってくる、その身なりに嫌な予感を覚えたが見事にそれは命中してこの前の依頼人の同業者だという。同じ組織に狙われていると聞けば眉をひそめ難色を示すものの隣の相手は気合十分で断る気などさらさらなさそうだった。何処か浮かれた様子に終始不機嫌な表情を見せつつもここで言って止まるような人物ではないのは承知の上だ。苦々しく見送りの言葉を向けるが去っていく足音にやはり嫌な予感がすれば周囲に紛れるための上着だけ引っ張ってきて尾行するために事務所を後にした。相手と一緒に居て探偵のテクニックなどはあらかた習得済みだ。気配に気づかれないようにしながら夜道に向かっていく相手と依頼人の後を追いかけて)

  • No.9926 by 探偵  2025-11-14 22:08:09 ID:65b68c258


兵器、ですか……ッ、あいつら…!
(早速舞い込んだ新たな依頼にこちらは終始ご機嫌だったが何故か相手は不機嫌で見送りの言葉も何処か素っ気なかった。こちらを心配してのことなのだろうが事務所の名前が売れて悪いことなど無いだろう。それに相手の言うように人間相手ならば遅れを取ることなんてない、元々喧嘩慣れしているのなら尚更だ。眷属の力がある今この系統の依頼は最も得意とするものかもしれない。一番大事である襲撃犯の追求を疎かにしたまま依頼人と共に合流地点まで歩く、そこで車に乗ってホテルへと向かうそうだ。夜に紛れる術は吸血鬼の方が格段に上で相手が着いてきていることなど微塵も気付きはしなかった。歩きながら同じ組織に狙われているのが気掛かりだと話してみれば詳しくは言えないがとある組織が兵器転用できる技術を集めていると聞かされる。嫌な響きに眉を顰め歩いていれば目的の車が見えてきた。直後その車の影からあの仮面を付けた男達がゾロゾロと出てくる、後ろへさがろうとするが退路にも仮面をつけた男が出てきて囲まれてしまった。仮面の男が『またお前かよ』と悪態をつく中、依頼人を物陰に隠して前回を反省しジャケットを依頼人に預ける。ニヒルな笑みを浮かべ指でかかってこいと合図してやると男達が襲いかかってきた。相変わらずゴルフクラブやら包丁やら物騒なもの揃いだがこの体の前では意味もない。時折殴られたり刃物が掠めるものの大したダメージにはならず次々敵を沈めていたが依頼人へ向かおうとした一人をノしたところで不意をつかれて鉄パイプが頭にクリーンヒットした。ハットでは防御にならず皮膚が裂ける感覚がする、お気に入りの帽子に血がついたのにカッとなれば「なにすんだ!」と怒りのまま腕を振って敵を薙ぎ払った。すると敵の体はボールのように吹き飛んで数人を巻き込んでいくと「やべ、」と思わず口にして)

  • No.9927 by 検索  2025-11-15 13:28:06 ID:415c83bff

…っ、…翔太郎!
(夜に紛れるのは吸血鬼の特権で気配を消して相手の後を追う。依頼人との会話も断片的に聞こえてきて不穏な単語に眉を顰めた。やはり危険な事に関わってるのではないかと疑念を抱いていると相手が近付いていった車の影から仮面の男達がぞろぞろ出てくる。相手と依頼人を囲んでしまうが相手はそれを挑発して乱闘を始める。だが男達は素手ではなく武器や物騒なものを手にしていれば背筋が冷えた、時折相手に当たって血が溢れてその匂いが香るとぐらりと本能が刺激される。それでも相手が優勢で次々倒していっていて動くべきか悩んでいると目の前で鉄パイプを構えた男が振りかぶって相手の頭に直撃し、その光景に目を見開く。また相手を傷つけられた、漂った血の匂いに一気に理性は振り切れて相手の名前を叫びながら加速して接近する。その間にいる人間も簡単に薙ぎ倒して一掃してから相手のそばにやってくると酷く心配した表情で顔を覗き込み「…大丈夫かい?」と怪我の状態を確認して)

  • No.9928 by 探偵  2025-11-15 17:00:27 ID:65b68c258


な、フィリップ?!お前なんでここに、
(軽々と人間を吹き飛ばしてしまいマズイと思えば動きを止めてしまう、それは周辺の敵も同じで目の前で起こったことが信じられないといった様子だった。ほぼ同時に聞き慣れた声が聞こえ敵を薙ぎ倒しながら近づいてくる影を見れば驚いて目を見開く、そこにいたのは事務所に置いてきたはずの恋人で思わず裏返った声が出た。傍までかけよってきた相手は周囲の喧騒など気にせずこちらを酷く心配していて、状況についていけず戸惑っていたが人間を軽々と吹き飛ばしてしまう相手の存在に仮面の男達は及び腰でついには撤退の号令がかかってその場から逃走してしまった。呆気にとられているうちに包囲網は解除され、『助かった、のかな?』という依頼人の言葉で正気に戻ると相手の両肩に手を置き一旦離れるように無言で促す。その後依頼人からは改めて礼を言われて車に乗り込むのを見送れば依頼料は明日にでも振り込むという言葉の後車は去っていった。暗い道で改めて二人になれば相手の方を振り返る、今度はこちらが不機嫌な顔を浮かべて「ンで来たんだよフィリップ!俺だけでも十分に対処できたのに…敵も逃げちまったから手掛かりも掴めなかっただろ。俺一人で十分だったのに…」と一人で依頼を完遂できなかったことに不満を覚えつつ少々八つ当たり気味に文句をつけて)

  • No.9929 by 検索  2025-11-15 21:06:55 ID:415c83bff


…どこが十分だったんだい? あんな強い一撃を受けて、人間だったらあっさり死んでてもおかしくなかった。力の制御も出来てなかったようだし少々君は自分を過信しすぎだ
(周りの男を片付け一直線に相手の元にやってくると様子を伺う。動けないほどの致命傷ではなさそうだが今も血が出ていて眉を下げながら相手を見ていた。周囲の男たちが撤収の号令をかけて逃走していくのも気にもせず相手を見ていたが両肩に手を置かれて離されると素直にそれに従った。そうしていると依頼人と相手の間で依頼のやり取りがされて依頼料の打ち合わせが終わった後車を見送る。そうして二人きりになればまた怪我の様子を確認しようとするがその前に相手は不機嫌そうな表情を浮かべてとげとげしい口調でこちらに不満をぶつけてくる。普段なら受け流せる内容ではあるが目の前で手を出された光景が脳裏に焼き付いていれば一人でもできると言い張る相手の態度が引っ掛かってしまう。そしてつい低い声で問うと声に感情が乗ってしまう。相手が受けた鉄パイプの攻撃は人間であれば死んでしまってもおかしくないものだった。なのに相手はそれでも十分だったという、己を大切にしない態度と八つ当たりな態度にますますといらだってしまえば先ほど男を投げ飛ばしてしまったことをあげて相手の実力にケチをつけて)

(/お世話になっております。とてもいいところなのですが今日から明日の夜にかけて返事が難しそうです…。また明日の深夜にはお返事できるはずでお待たせすることになるのですが把握のほどよろしくお願いいたします。)

  • No.9930 by 探偵  2025-11-16 10:43:31 ID:65b68c258


…、……人間だったら、だろ?もう俺は人間じゃねぇんだからちょっとくらい大丈夫だ。力の制御は……気をつける。それよりも俺はお前が勝手に街に出て変な噂になる方が心配だ。さっきも簡単に人吹き飛ばしてたし、そういう意味じゃ人の事言えねぇじゃねぇか
(八つ当たりに近い状態で相手に向かって叫べばいつもより低い声が聞こえてきて思わず体を固めてしまう、僅かに滲む静かな怒りが凄みになってヒートアップした心にブレーキを掛けた。相手は相変わらずこちらを心配しているようだが今の状態では正直過保護だ、元々怪我ありきの職業なのだから眷属の体になった範疇で無事であれば何の問題もないだろう。実際頭を殴られ血は出ているが明日には治る傷だ。鉄パイプのせいで帽子が型崩れしてしまったことの方が重大で頭から外すと埃を払い形を整える、血が着いてしまっている以上はクリーニングに出さなければならないと自分よりも帽子を心配していた。言い訳に近い返事をしていたが力の制御という意味で言えば相手だって疎かになっていただろう、こちらより華奢な男が次々屈強な奴らを吹き飛ばしていったのだから。もう少し文句を言いたい気持ちもあるがあの仮面の男達が戻ってきても厄介で「とりあえず今日は帰ろうぜ」と話を切り上げて事務所へ向かって歩き出し)

(/お世話になっております。お返事について承知いたしました。いつも通り背後優先ですしこちらも土日は相変わらずのペースですのでお気になさらず!検索様のお返事はいつでも嬉しいものですが、検索様が無理されるのも心苦しいのでお返事はゆっくり明日でも大丈夫ですので!いつも通りのんびりお待ちしております!/こちら蹴りで大丈夫です)

  • No.9931 by 検索  2025-11-17 10:28:03 ID:415c83bff

ちょっとくらいでは、…これくらいは別にどうにでも出来る。…ああ、
(明らかに攻撃を受けたはずなのに相手はそれでも一人で何とか出来たとへらっとしている。元より自身をおざなりにする傾向にあったが眷属になったことで自分の頑丈さを過信して盾にしているように見えれば相手の言葉端が引っかかってまた声を上げてしまう。自身ではなく帽子を手に取り汚れを気にする素振りを見れば頭の怪我を何とも思っていない姿に初めて眷属にしたことを後悔して眉を顰めていた。力の制御については思う所があるのか多少響いたようだがこちらにまで指摘が飛んでくると少々拗ねたように大丈夫だと返す。普段は街に出る事が無いのだから噂になった所ですぐに立ち消えるし最悪暗示でも掛ければいい。そうして静かな言い合いをしていたが相手が話を切り上げて一人で歩き出してしまうと自分が冷静でないことに気付き、軽く一呼吸置いてから短く返事をしてその横に並んだ。普段よりも並ぶ距離が開いていて言葉少なのまま事務所に戻ってきて「ただいま」とだけ言って中に入る。無言で片付けや整理をしていれば自然と相手の頭の傷が視界に入る、この前と同じく吸血すれば回復するだろうがそしたらまた無理をするのではないかと思えばこちらから言い出せず見ない振りをして紅茶を入れに行き)

(/お返事不要とありましたがお言葉に甘えて今日に返信させて頂きました。こうして無理せずに関係を続けていられるのも探偵様の優しさと寛容さ、そしてお互いのペースという言葉を毎回使って下さるからこそだと思いますので有難い限りです。背後の都合で少しペースの落ちる日も出てくると思いますが探偵様とはずっとやり取りしていきたいと考えていますのでこれからもよろしくお願いします。/こちら返信不要です)

  • No.9932 by 探偵  2025-11-17 12:36:15 ID:65b68c258


ただいま。……フィリップ。…次はもう怪我しねぇようにするから、その……血もらっても、いいか?
(今回はこちらも下手を打ったがそれを言うなら相手も同じだ、何かあっても吸血鬼の能力でどうとでもできるというのなら眷属の力でどうにかなっているうちはこちらも同じはずで「人の事言えねぇじゃねぇか」とボソリと呟いていた。そのままいつもより距離を保ったまま事務所へと帰ってくるとハットを脱いでクリーニングに出すため金具ではなくテーブルの上にそれを置く。ちらりと相手を横目で見る、どうやらキッチンに向かったらしく紅茶の用意をしているようだ。きっとこちらが何を欲しているかは分かっての行動だろう。普段の食事だって相手の血は美味いものだか前回経験した血を失って心身共に疲れがある時に飲む血は更に美味い。今は前回と同じくらいの出血だが頭を殴られてそちらに体力を使った分喉の渇きは今回の方が大きい。二人きりの空間になって空腹の体は敏感に相手の匂いを嗅ぎ分けて食欲を煽ってくる。だがこのままではきっと血は分けて貰えないだろう、今日のことを間違っているとは思わないが確かに頭に一発もらってしまったのは油断があったかもしれない。何処かはっきりしない足取りで相手の元へ向かう、そしてカウンター越しに相手の正面に立つと伺うような視線で相手の心配が薄くなるように次回への反省を口にしながら血が欲しいと申し出て)

  • No.9933 by 検索  2025-11-17 18:06:53 ID:415c83bff

……、…仕方ないな。 またこうやって無茶をして怪我をするようなら数日吸血禁止だ。…ほら、
(相手から逃げるように、また自分を落ち着かせるためにキッチンに向かう。お湯を沸かして、少し止まってから二つのカップを並べて紅茶を入れていけば上品な香りが広がっていった。そうしているとふらふらとした足取りで相手がこちらに近づいてきて正面に立たれると視線を向ける。そのまま無言で見つめていると相手から次への反省が述べられて暫しその瞳を見つめた。人の性質はそう変わる物ではない、また同じ状況になれば同じ行動を取ってしまう懸念はあるが控えめに伺うような視線を向けられ続けていれば強く拒否し続けられる訳ではなく深く溜息をついて準備の手を一旦止める。これ以上意地を張ったって良いことは無いだろう。軽く首元を解きながら次回同じことが起きた時の罰を言い渡して釘を刺しながらも今日の吸血を許可すると相手の元に近づいた。誘うように首筋を晒す状態になるとちらりと相手を見て)

  • No.9934 by 探偵  2025-11-17 19:30:05 ID:65b68c258


……気をつける。……、…
(二人の周囲には相手がいれた紅茶の匂いが漂っている、いれたてで香り高いが空腹の体はそんな中でも相手の匂いを嗅ぎ分けてしまった。一度血を欲してしまえばこれ程までに吸血欲を掻き立てられるとは思わず相手との距離が出来ているのを分かっていても血を求めずにはいられなかった。暫く見つめていれば相手は折れたようで条件付きで吸血を許された。素肌が晒された途端にクラりと思考が揺さぶられて逸る気持ちのまま足速に近づいて両肩を掴むと我慢も効かずに首筋に噛み付く。途端に甘美な味が心身を満たして渇きを潤していく、噛みつきながら無意識に吐息をついた。暫く血を飲んでいれば吸血衝動は落ち着いて同時にポケットの中にある端末のことを思い出して相手に見えない所で表情を曇らせる。ハットを片付ける時に端末が着信を知らせてちらりと内容を確認したが、それは明日の護衛の依頼だったのだ。この状態で相手に仕事が入ったことを言えるはずもない、しかし血だけは求めてしまっていることに罪悪感を感じればゆっくりと口を離して唾液で傷口を塞いだ。相手との約束は怪我をしないこと、それだけならば依頼に行ったって守れるはずだ。心ではそう言い訳しても相手と目を合わせられず「ありがとよ、助かった」と短く礼を言って直ぐに離れる、その後紅茶を飲む時間はあったが帰り道と同じくどことなくいつもより距離を開けて結局はいつもの距離を取り戻せないまま帰宅することになった。そして翌日、まだ相手が寝ているであろう時間に『一件仕事終わらせてから事務所に行く』とメッセージを入れてから家から直接依頼人の元へと向かった。そして真夜中も過ぎた頃、なるべく足音を立てないように、しかし荒い呼吸は止められないまま事務所へとやってくる。音を立てないように、すなわち相手に気づかれないようにそっと扉を開ける。事務所に入ってきた探偵は肩に深い刃物傷を受けてシャツを派手に赤色に染めていた。奇しくも眷属となった日と同じ怪我をしているがあの日より痛みは遥かにマシだった。とにかくこの格好を相手に見られないようにと事務所の奥へ移動すると着替えを探し始めて)

  • No.9935 by 検索  2025-11-17 21:37:01 ID:415c83bff

……っ、…翔太郎、? なんだい、それは
(相手に吸血を許して身を差し出すとこれまでよりも勢いよく首筋に噛みつかれる。痛みに思わず声をあげるも相手は気にすることなく血を啜っていて普段よりも本能が強いことに妙な焦りを覚えていた。吸血が終わって傷口がふさがれるも視線が合わずに離れてしまう、それから紅茶を飲む間も妙な距離感が出来ていて上手く言葉も交わせなかった。そしてゆっくり休みたいから、といつもより早い時間で相手が事務所を後にすればそれを止めることも出来ず一人残された。相手と出会って、眷属になって初めて妙な焦りや不安がずっと胸を燻っているがどうしていいか分からず、またずっと距離をとって過ごしていたせいで相手の自宅の場所も知らなくてどうすることも出来ない。朝が近づいてきても眠れず狭い棺の中に入って無理やり瞼を瞑って時間を過ごし、数時間たってやっと眠りに落ちた。そんな状態ではいつもより起きるのが遅くなってぼんやりとした中でガレージ内に起きてくる。時計を確認していつもなら相手が起こしに来る時間をとっくに過ぎていることに違和感を持ち、いつの日か渡された端末で相手からのメッセージを見て嫌な予感を覚えた。身支度を整える暇もなく事務所スペースに向かおうと階段に近づいたところで嫌な血の匂いを感じてしまう。昨日も感じたそれに背筋が冷たくなると飛んで階段をすっ飛ばして事務所スペースに入る、そこには更に血の匂いと相手の匂いは濃くなって恐る恐るそのもとに向かう。そこには肩に深い切り傷が入り血を流している、あの時見た光景そのままの相手がいて思考も息もすべてが止まった。目の前が一気に真っ赤になって、なのに手先や体が冷たくなっていく。昨日あんなにもう怪我しないといったのに。その姿を認めたくなくて震える声で名前を呼ぶ、しなくてはいけないことも衝動もごちゃ混ぜになって頭が真っ白になるがまた仕事に行ったことやこんな状態で帰ってきても自分に声をかけずに隠ぺいしようとしたころを理解してしまえば低く冷たい声で問いかけていて)

  • No.9936 by 探偵  2025-11-17 22:27:16 ID:65b68c258


あ、……いや……昨日、撤退していった奴らとまたカチあっちまって。昨日の俺達見て武装を強化してきやがったんだ。鉄パイプとか釘バットとか……サバイバルナイフとか…まぁ、シャツは派手に汚れちまったが体は眷属になってたおかげでこの通り問題ねぇよ。依頼も無事終わったし
(引越しの為少しずつ荷物を事務所に移動させていたがまさか仕事着一式を移動させたのがアダになるとは思わなかった。なんとか相手に見つかる前にデスク脇に置かれたストック分から隠蔽用のシャツを取り出そうとする、それを手に取った瞬間に気配を感じて振り返れば相手が傍に立っていて思わず顔が引き攣った。約束のためになんとしても隠し通さなければならなかったのに、よりにも寄ってあの時と同じ傷を相手に見せたくなかったのに。相手がこちらの名前を呼ぶがその声は震えていて様々な感情が入り交じっているのが良く分かる、その中には怒りも当然あるだろう。低い声で問いかけられればその色はより濃くなって息を詰まらせた。慌てて立ち上がって無意識に取り出したシャツを後ろ手に持つ。自分が相手の信頼を裏切っていることはよく分かっている、しかしおやっさんの縁から繋いだこの依頼を断りたくない。その願いと、もっと打算的な、相手の血が欲しいという欲望が相まって口から出たのはとぼけながらの言い訳だった。大量に血を失ってしまって昨日よりも吸血欲が上がっている、相手を視界に納めいつもより敏感になった嗅覚が相手の匂いを捕らえて血が欲しいと体が掻き立てられる。その衝動はなんとか相手を説得して血を貰わなければという焦りに変換されて、返事の隙を作らぬよう立て続けに喋り続けた。昨日よりも体はなんともないのだと必死にアピールして、最後には「血を飲めば全部治っちまうしな」と本音を滲ませる言葉を付け加えて)

  • No.9937 by 検索  2025-11-18 01:53:51 ID:415c83bff

……ッ…、そういう話じゃなくて、人間だろうと眷属だろうと関係なく僕は君に傷ついて欲しくないっていうのがどうして分からないんだい!それとも僕の意見なんて聞くに値しないと言いたいのかい
(対峙した相手の顔は分かりやすく引き攣っていて立ち上がったと思えば何かを後ろに隠した。やましい事であることは認識しているようで冷たい目線を向けていれば弁解を始める。だがどう考えても偶然あの男達に遭遇する訳でもなく、あのメッセージの仕事は昨日の依頼の続きなのだろう。そして自分には一方的な報告だけでまた無茶をした、つまり昨日の時点で約束など守る気はなかったのだろう。溢れ出ている血の匂いを感じ取って本能が疼いているはずなのにそれ以上に裏切られた絶望に胸を貫かれて上手く息ができない。今まで他人と太い一線を引いてきて良くも悪くも深く関わることがなかった分胸の底がえぐられるような感覚に耐えられそうになかった。こちらに口を挟ませないようなマシンガントークの後吸血をあてにする発言が聞こえるとぷつりと何かが音を立ててちぎれた。湧き上がる感情を言葉としてぶつけるように叫び、冷たく鋭い視線を送る。相手を大切にしたいのに相手自身がそれを蔑ろにする歯がゆさと苛立ちに支配されて八つ当たりのように言葉を重ねる。感情のままであることに気付いて呼吸を挟むがそれでも収まらず睨むように見ると「…今日は血は吸わせない、僕は君の回復の為の道具でもないし僕のことをどうでも良いと思うならお願いと聞く必要ないだろう?」と強い口調で宣言して)

  • No.9938 by 探偵  2025-11-18 08:08:46 ID:65b68c258


それは……ッ!ンでそうなるんだよ!!大体俺はこれくらいの怪我大丈夫だって前々から言ってんだろ!お前の気持ちはありがてぇけど心配しすぎなんだよ!…おやっさんが繋いでくれた縁で護衛の仕事が立て続けに来てる。今の俺ならこの仕事を全部受けられる!それの何が悪いってんだよ!風.都のために今持ってる力を全部使ってるだけだろ!
(この怪我を納得してもらうために必死で言い訳を重ねるが相手に響くことはなくてその声はさらに低く、目線は鋭くなっていく。こちらを心配する叫びには心が揺さぶられて目線が揺らいだが、直後吸血を拒否されると目を見開いて怒りを滲ませた声で叫んだ。相手の気持ちも理解は出来る、何より自分が相手に傷ついて欲しくない。しかしこの街の探偵である以上誰かが泣いているのを放っておくわけにはいかないのだ。今それを実現する力を持つ以上、全力をかけて依頼を遂行するのがこの街の探偵の責務だろう。相手の想いも回復要員扱いしてしまっている自覚もきっちりと持っているのに吸血への渇望のせいで怒りが上回ってしまって上手く感情をコントロールできない、多少の痛みを我慢すれば舞い込んだ依頼を全て解決できるのにそれを止めようとする相手が今は探偵業の障害のように思えた。相手に詰め寄って顔を付き合わせる、その瞳は怒りと、相手の血を求める人外の色を宿していて「明日も護衛頼まれてんだ。きっと今日より派手な乱闘になる。 あの仮面の集団を潰すためにも俺は行かなきゃならねぇんだ。だから、お前の血がなきゃ困る」と威圧するようにこちらも低い声を出しながら再び吸血を要求して)

  • No.9939 by 検索  2025-11-18 11:34:43 ID:415c83bff

君の身を犠牲にしなければ達成できない時点でまともな依頼ではないし、そんな仕事する必要ないだろう。…ならば尚更協力なんて出来ないし勿論血だって飲ませない。それに君は一回、その傷の重みを知るべきだ
(感情のままに低く鋭い目つきで言葉をぶつければ目線が揺らぐが吸血の拒否を突き付けると途端怒りの声があがる。今までため込んできた分を爆発させるように怒りをぶつけられるがどれも言い訳にしか聞こえなくて冷めた目を向ける。相手が探偵という仕事や想いを大切にしているからこそその意志を尊重してきたが極限を言えば特別な人以外の人間がどうなろうと微塵も興味がない身としてはそんな妙なこだわりのために相手が傷つくことが許せなかった。だからこそ昂った頭では正常な判断が出来なくて理解してくれない相手に対してわざと棘のある言い方で探偵の仕事をけなしてしまう。怒りと渇望に染まった人外の瞳で詰め寄ってきて威圧するように求めらえるが更に危ない場所に向かうと分かればもちろん承諾することなんかできず低く硬くなった声で拒絶の返事を返す。こんな目に合っているのに明日も同じ依頼を受けようとしているのもそうだが何よりこの状況でも自分に協力を持ち掛けたり助けを求める姿勢がないのが一番腹立たしくて体の芯が冷えていくようだった。相手の様子を見るに眷属といえど今日受けた傷は深いのだろう、すぐに回復するからこそまた無茶を重ねるのではと思考が及ぶと痛々しい傷からは視線を逸らし目の前にいる相手の肩に押して軽く突き放してその横を通り過ぎる。相手が動けるようになる前に事態を解決してしまえばもう巻き込まれないで済む、ちらりと外を見てまだ夜明けが来ていないことを確認すれば「ちょっと出てくる、今日は帰らないかもしれない」とだけ告げて玄関に向かって)

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