匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
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…たしかに、寒いかも…。
黄色いリボンが巻かれたぬいぐるみを探すんだっけ…?
( 次の3階のミッションへ向かうと、急な冷気から肌寒さを感じ。それが嫌な感じの寒さで思わず身震いをする。はやいところ、ここから出たいと思いつつミッション内容を確認し。そうはいっても、一体3階のどこを探せばいいのかと辺りを見渡し、足を1歩踏み出したところで何か固いものを踏んだ感覚があって床を見ると、人骨(偽物)が転がっていて、またしてもびっくりして相手の腕にしがみつき。)
…確かそうだったよな。いや、でも何か忘れてる気が…っ、どうした?
(3階に上がって来たのは良いものの、一つ何か忘れている気がしてそれが何だったのか考えていると腕にしがみついて来た彼女に緊張して。緊張しているのが悟られぬ様に平然を装いながら、足元を照らすと辺りは骨だらけ。趣味悪っ、なんて思いながら近くの部屋のドアへ手を伸ばし回すも鍵が掛かっており開かず、廊下の端に飾られた鎧を見つけると漸く何を忘れていたか思い出し。)
あ!鎧の部屋で鍵を探さなきゃだろ。
…あ!ほんとだ!忘れてた…。
( 床に骸骨だらけ。本当に趣味が悪い。寒さと相まって嫌な気持ちになる。相手の話を聞くと、そういえば2こめのミッションで鍵を見つけるというのも同時にあったことを思い出し。すっかり忘れていたが、思い出せてよかったと思う。鎧の部屋は先程の2階。もう一度階段を下りて、その部屋をすんなり発見し。扉の前に立つと相手を見て。)
この部屋だね。
だな。鎧の部屋、ねぇ…
(2階まで降りて来て部屋前まで来ると嫌な予感しか無く。予想するに何体もの鎧が飾られている事が容易に想像出来てドアを開けていざ中へ。これまでの部屋に比べるとどれよりも広くズラッと鎧が飾られており)
かなり広いけど…どこに鍵なんてあるんだろう。
( 部屋に入ってみれば鎧がズラっと並ぶ広い空間。以前エルリック家にも鎧が何体かあって見せてもらったこともあり、見慣れているとはいえ、これだけ並んでいると不気味でしかなく。もしかしたら鎧が動き出すのかもなんて思うとまた恐怖心が湧き。しかしこの中の一体どこに鍵があるというのか、なにかヒントがないのだろうかと辺りを見渡し。)
ヒント無しか…ん?もしかしてあの鎧が持ってるかも。
(これまでならすぐに見つけられる位置にミッションが用意されていたが今回は違う様で。まあヒントなしの方が俄然やる気が出るのだが、これだけ広い空間で鎧の数も多い為どう探すかと考えていると全て同じ方向を向いているにも関わらず、一体だけ逆を向いておりその上他の鎧と比べて装飾も豪華に見え。その鎧に近付けば胸の辺りに3本の鍵が付けられており手を伸ばし触れた瞬間、鎧の目の部分が赤く怪しく光出して)
お、おいおい…まさかヤバい系…?
う、そ…。
( 目が赤く光った鎧。ぐるりと向きを変え他の鎧と同じようになったかと思えば、重い足取りで動き始める。動くとは思っていたが、鍵を入手する為には鎧と戦えとでもいうのだろうか。困ったように相手の方を見て。)
っ、ウィンリィ兎に角走れ!部屋の外に出れば追ってこねぇだろ!
(鎧から鍵を奪い取ると目の前の鎧に腕を掴まれ思ったよりも力が強く身動きが取れなくなり、もう片方の手で鍵を持つと彼女へ投げ渡し。先程の部屋でもそうだったが部屋の外に出れば追いかけて来ないだろうと考え、走って廊下へ出る様に伝え)
でも…!!エドが…!
( 鍵をキャッチする。走れなんて言われても、相手を置いて逃げるなんてそんなことはできない。でも、ここで自分が何か出来る訳でもなくて、そんな不甲斐ない自分のことを思うと唇を噛み締め涙目になり。目を擦り涙を拭うと「…エドあと少し耐えて…!」と扉に向かって走り、ドアを開けて外へと出て。)
おう!…くっそ、離せ!
(大丈夫だと返事すれば彼女が部屋の外に出たのを確認するも、後を追って今にも外へ出ようとしている鎧達が。彼女の為にも少々手荒いが隙をついて腕を掴む鎧に蹴りを入れ離れれば、出ようとしている鎧達を次々にお得意の体術で倒していき。あっという間に倒すも少々無理をした所為か怪我の痛みが走り表情歪めるが呼吸を整えてから部屋の外へ出て)
エド…!!
よかった…。
( 部屋の外に彼が出てきた瞬間に扉を閉める。鎧の行く手を阻止しようと戦っていた彼の表情から、恐らく怪我の痛みが再発したのだろうということがうかがえた。相手の姿を捉え無事であることを確認すると思わず抱き着き。ほっとしたせいか、目元から堪えていた涙が零れ。)
いッ…ったく泣くなよ、あれくらい大した事ねぇんだから。
(抱き付かれて痛みが走り表情歪めるも、泣いてしまった彼女を落ち着かせる為に頭を撫でてやり困った様に眉尻を下げて。「中の人間には悪い事しちまったかな」と苦笑いを浮かべ、部屋の中で延びているスタッフを少しばかり心配して)
アンタには大したことじゃなくても、あたしにとっては大したことだったのよ!もう!
( 相手から痛みを訴える声が聞こえればさっと離して。それでも流れ出てくる涙は止められず。しかし相手が頭を撫でる手の温もりに少し落ち着きを取り戻して。)
あははは…わ、悪かったよ。
(動くであろう事は予測していたが本気で襲い掛かって来るとは思ってなかったし、まさか部屋の外まで追い掛けようとしていた事は予想出来なかった。こちらも本気でやらなければやられるという緊迫感もあった為、あまり加減も出来なかった為暫くはスタッフも起きないだろう。落ち着きを取り戻した彼女から手を離せば)
──行けそうか?
ん。行ける。
( 暫くして涙も止まり、相手の問いかけに頷いて。向かうは先程の三階。あとほんの少しでクリアだと思えば少し希望が見えてくる。階段を上り3階にたどり着くと、もってきた鍵をみて。これはどこの鍵なのだろうかと辺りを見渡し。)
よし。…恐らく本物は1つで残り2つはフェイクだろうな。
(再度3階まで上がって来ると部屋の数も多く、どれが当たりかなんて分からない。鍵も3つある為数ある部屋の中から開けられるのは3部屋のみ。黄色いリボンの付いたクマのぬいぐるみを見つけなければクリアは出来ない為、片っ端から試すしかないかも知れない。まず目の前の部屋前まで来ると「鍵かしてくれ」と一言述べて手を差し出し)
最後の最後まで、手が込んでるわね。
( もうここまできたらすんなりクリアさせて欲しいと思うも、そういう訳にはいかないのだろう。持っていた鍵を相手に手渡し。片っ端から探し当てるのは大変だが、部屋にさえ入ってしまえばきっとぬいぐるみはすぐに見つかるだろうと踏んで。)
…遊園地の域超えてんじゃねぇか?
──?開いたぞ。
(最初の部屋のドアに鍵を挿すも開かず、その後向かい側の部屋と交互に何部屋か試すがどれもハズレで6番目の部屋前まで来て漸く鍵が開き。早速ドアを開ければ何の変哲もない書斎の様だ。取り敢えずクマのぬいぐるみを探す為、ランプで照らしながら探すが見当たらず。ある本棚の前まで来ると他の棚とは少しズレており、試しに横に押してみると後ろの壁に金庫があり)
あ、金庫がある…。
( 鍵が開いた部屋の中。彼が本棚をずらして見つけた金庫。この中にぬいぐるみがあるのだろうか。金庫は鍵がかかっており、先程の三本のうちの1本がそうなのだろう。鍵を譲り受けて開けてみると、たしかに簡単に開き。恐る恐る金庫の扉を開けてみる。)
…あったぞ!クマのぬいぐるみ。
(開いた金庫の中を早速見てみると一体のクマのぬいぐるみが入っており。手を入れて取り出せば、間違いなく黄色のリボンが付いたぬいぐるみで。見つかったのだから後は出口に向かってスタッフに渡せばゴールだ。「よし、行くぞ」と部屋の外へ。今のところ何の異変もなくすんなりぬいぐるみを取れて部屋の外へ出れた事に違和感を感じると、先程開かなかったドアが一斉にバタンと音を立てて開き。)
な、何だよ…今度は何だ?
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