｢ねえ聞いた？このマンションの住人って…｣（3l）

＞荻原棗

んっと、これ！マカロン！こんなにいろんな色があるのは初めて見た！特にこれとか体に悪そうな色してる！
（相手に問いかけられれば、またショーケースの中を見て次に指を差したのは色とりどりのマカロンが入った箱。その中の紫色のマカロンを指差すと体に悪そうと言い出し）

>８１神田夕夜

体に悪そうって、…んー確かに見た目はそうかもしれないけど、案外他の色とも同じく美味しいかもよ、要る？
(他には？と問い掛ければ催促されたかのようにまたもショーケースへ視線を遣った相手はとんでもない言い様で紫色を指差している。其の光景にあはは…と苦笑してみせれば、何となく慈しむように撫でて。)

＞荻原棗

要る！って、えっと、なに？
（元気に要ると答えると同時に頭を撫でられ、少し顔を赤くしながらも、どうしたのか気になったようで）

>８３神田夕夜

んー…？え、あっ…ごめんよ？つい、ちょーっと手が動いてね。特に意味はないよ、気にしないで。ほら、会計済ませよっか。
(特に意識した訳でもなく撫でていたようで、反応が遅れ気味になり、内心先程からの相手の子供っぽさが多分に含まれた言動で幼子を可愛がるみたいなソレの錯覚を覚えていたのは秘密で、左手をひらひら翳し何事も無かったように平然とレジへ爪先を向けて。)

＞荻原棗

？？（ますます意味がわからなくなったようで首を傾げるが、考えるのがめんどくさくなったようで何事もなかったかのように相手についていき）

>８５神田夕夜

はい、どうぞ。
(首を傾げる相手を尻目に構わず、レジで会計を済ませれば、夕夜に選り取りされた菓子が入った店舗特有の袋を相手へ差し出す。
店を後にすれば「目的は果たせたし、戻ろっか。」と告げて。)

＞荻原棗

うん！楽しみだなぁ～♪（笑顔で差し出された袋を受け取ると、ルンルンとした足取りでマンションとは正反対の方向へ歩き出し）

>８７神田夕夜

おいおいっ、夕夜。何処へ行くんだい、其方はマンションと真逆の方向だよ。
(相手に笑顔で袋を受け取ってくれたは良いが、其の相手は今から戻ろうとしているマンションとは真反対な方向へ歩き出してしまう姿へ焦ったように制止の声を投げ掛け、手を取り。まさか正反対に、此処までだとは思いもしなかったが、僕が同行して正解だったと密かに安堵して。)

＞荻原棗

あ、あの～？別に手まで握らなくても迷子にならないけど？（手を取られると少し顔を赤くしてそう言うがそのすぐ後、蝶々を追いかけ始め）

>８９神田夕夜

うーん、だぁめ。あ、ほら…はぐれちゃうでしょ。君は、好奇心旺盛なんだね。
(暫し数秒瞼を閉じたまま考え込むも、緩々と首を振り。僕の苦労も知らないで軽率に何処か行っちゃいそうな相手に、振り回され掛けながらも子供扱いで少々強引に手を取り直し。蝶々を追いかけ始めていた相手に思わず左手で顔を覆いやや俯けば溜め息を吐くも、じっと見詰め紡いで。)

＞荻原棗

好奇心旺盛というか…………ここには俺の知らないものがいっぱいあるから気になっちゃうんだよ。
（じっと見つめられるのに慣れていないのか、ふいっとそっぽを向き。俺の知らないものがいっぱいあるから、と言ったが本当は悪魔のため、理解できないものが多いことと気まぐれなのが原因なのだが、それを言う訳にもいかずそう言い）

>９１神田夕夜

？ そっか。なんだか、君は目が離せない存在だね、夕夜。
(此方からそっぽ向き顔を背けられた事、夕夜が言う知らないもの、が部類されるのは何なのか、此れ迄で云えば鳥や蝶だが、未成年にしては見た事ないと云うのは無理がないかと少しばかり違和感を抱き目を丸くさせ首を傾げるも、微笑ましそうに綻び。見ていて危なっかしい様を見守ると云うのもあるが、反応を示す相手の成される一挙一動が新鮮に僕の目には映り、目が離せないと表し相手の頬をすっと撫で。
「其れでさ、間違ってたら申し訳ないんだけど…夕夜は性別どちらなのかな？僕の中での認識は女性なんだけど」
相手の手を取ったまま前を向けばマンションの方向へと歩き出し、其の間で会話を交わそうと不意にまだ聞けていなかった性別を歩きながら訊ねて。)

＞荻原棗

それは俺が迷子になるから？俺が迷子になりやすいからか？ぐっ、確かに少し方向音痴かもしれないけど！でも慣れて匂いを覚えれば…………って、えっ！え、あー…おにーさん珍しいタイプだ。俺を女だって認識するなんて。せーかい、俺は女だよ。（目が離せない存在と言われると、拳を震わせ悔しそうにして。悪魔は五感が鋭いため、匂いを覚えればその匂いをたどれると言おうとすると、不意に頬を撫でられ顔を赤くし目を泳がせ。性別を聞かれるといつも通りを装うも、目を合わせられないのかそっぽを向いてそう答え）

>９３神田夕夜

男装をしているようだけれど、其れなら良かった。違っていたら認識を改めないとだからね。と思っていたけど其の必要は無さそうだね。
(問い掛けにはそーそー、と思わずくすくす笑ってしまいながらも少しどころでは無い気がするが、相槌を打っておき。
心は逆、なんて事もあるが其れはさて置き、見た感じとの差異に気付けて良かったと思う。
悔しがっていたのも顔を赤くさせ目を泳がせていたのも然程気にせず放っておき、匂いを覚えれば何とかって言ってた気もするが、犬じゃあるまいし人外でもなければ容易く出来る筈が無い、そんなまさかと頭では考えており、其の浮かんだ思考を霧散させ。
相手にそっぽを向かれていても構わず口にして。)

＞荻原棗

男装っていうか、男っぽいのが好きなだけだよ。動きやすいじゃん？
（問いかけにくすくす笑われればいつもなら反抗するが、頬を撫でられそれどころではなく、そこまで思考が回らないようで。男装をしていると言われれば、そっぽを向いたままでいつも通りを装ってそう言い）

>９５神田夕夜

へぇ、良いじゃん其れ。確かに機能性が高いのは好みだよ。
(答えと共に動きやすいじゃん、と投げ掛けられ僕としても分かる、と良好な反応を返し。自身は高機能性且つお洒落に、が服装の好みだ。)

＞荻原棗

だよな！女の服って動きずらいのが多いからさ～。
（自分の好みをわかると言われ、ずいぶんうれしかったようで気が抜けたのか尻尾が一瞬生え。しかし、すぐに消える。）

>９７神田夕夜

…っ？ ん、あぁ、そうだね。でも、君も女性なんだし偶には可愛らしく着飾りたい時とかはないの？
(ふと、相手に目線を流せば今、黒く尻尾のようなもの、何かが見えた気がする。然し其れも一瞬の事、空いてる片手で目を擦りそもそもの話、この世に人外なんてものが存在している訳がない、気のせいだよな、きっと疲れているんだと思う事にし、やや引き攣らせていた片頬を通常に戻すと軽く反応を返せば、素朴な疑問を投げ掛けて。)

＞荻原棗

ん？うーん、ないね。だって似合わないし。
（相手の様子が少しおかしかったが、特に気にすることなく問いかけにきっぱりと答え）

>１００神田夕夜

似合わない、ね。ふむ、確かに自分らしいものや合っているものを着るのが当人としても一番良いし、落ち着くってのはあるかもしれないね。
(きっぱりと返ってきた揺るぎない答えに片手を顎に添え思考すれば、深く同意の反応を示す。
暫く会話を交わしつつ歩いていれば「あ、見えてきたね。」と目先にある自身らの住むマンションを見留め示唆すれば告げて。)


>６０柊様、春野様へ確認事項のようなもの