｢ねえ聞いた？このマンションの住人って…｣（3l）

＞荻原棗

いや、それはダメ。ちょっと買い物行ってくる。（先ほど渡した飴を返すと言われると、首をフルフルと振ってダメだといい、しまいには出かける支度をして）

>６１神田夕夜

分かった。じゃあ僕はお暇するよ。あ、でも夕夜…迷子になったりしない？
(今思えば一度あげた物を返して貰おうとする、返すのは失礼な気がする。制止されては素直に聞き入れ、買い物行くと言い出し出掛ける支度をする相手を眺めつつ、自身の部屋に戻ると伝えるも夕夜の言動を思い返しよくよく考えれば、迷子になるのが日常茶飯事みたいな言い方をしてあり、若しや方向音痴であると云う可能性が有りやしないか。)

＞荻原棗

…………運が良ければならない、カナ？
（迷子にならないか聞かれるとピクリと反応し、冷や汗をダラダラとかきながら動揺を隠すようにそういうが、語尾がなぜか片言になっており）

>６３神田夕夜

運が良ければって、其れ高確率で戻って来れないやつじゃん。はぁ…うん、こうしよ。僕も同行するよ、と言っても僕も来たばかりだから土地勘はあんま無いんだけどね。ま、スマホがあれば大丈夫でしょ。
(此方の投げ掛けに動揺を隠すように言われ、其れに加え語尾が片言で返ってきた事に怪訝そうな視線を送り、暫し考え独り言ちればスマホ翳し提供する。
「其れで、買い物行くったって出掛け先は何処行くか決めてんの？スーパー？コンビニ？」
他に大型ショッピングモール等が思い浮かぶも、今は手短に行ける先が良いだろうかと列挙し首傾げて。)

＞荻原棗

うん、そうしてくれると助かるよ。そーだなァ、甘いものを売ってる店かな？
（相手がついてきてくれるとわかるとにこやかに笑ってそう言い、どこに行くか聞かれると、甘いものを売っている店、というなんともアバウトな答えを返し）

>６５神田夕夜

アバウト過ぎる…。そうだなぁ、何方が良いのか知らないけど洋菓子店でも和菓子店にでも行く？其れか喫茶とか、店内で食べて帰っても良いけど、テイクアウトも出来るし。
(返ってきた広過ぎる答えに、自身の方で絞っていき選択肢を与え。その間、自分も上着を羽織ったりと出掛ける支度を済まして。)

＞荻原棗

んじゃあ、おにーさんのおすすめのとこで～。（選択肢を与えられるも、考えるのが面倒になったようで、ずいぶんと投げやりな答えを返し）

>６７神田夕夜

えぇ…、少しは考えなよ。んー、じゃあ僕のおすすめって此処ら辺でもあるのかな…ちょっと待ってよ。あ、あったあった、じゃあ案内するから行こっか。
(当分な考える時間は要されず、此方へ投げやりに委ねる形で返され、困惑するもふと要望に該当される打って付けのとある店を思い付き、検索すると引っ掛かり室外へと促して。)

＞荻原棗

あいあーい、楽しみにしてるよ？おにーさん♪（無邪気なこどものようににっこりと笑ってそう言うが、その笑顔にはどこか裏がありそうなもので）

>６９神田夕夜

うん、要望に添えれてる筈だから期待してて良いよ。あ、ケチケチするのもなんだし、奢らないとは言わないけどあまり集らないでよ。金稼ぐのも楽じゃないんだからー。
(無邪気な笑顔を視界に留め、室外へと出れば吹き抜けの廊下を渡り、自身が当初此処に引っ越して来た時は此のマンションの敷地内をゆったり愉しむ事は無かったが、景色を眺めつつ通路に出る。大手先に勤めてはいるが、予め言っておき其の間もお勧めの店へ向かって。)

わぁ～い、奢ってくれるの？（ニコニコと笑いながら猫を被ってそう話し、相手にピッタリとついて歩き）

>７１神田夕夜

うん、但し度を過ぎないでよ。
(引っ越して来て以来、これまでの当マンションへの印象はかなりセキュリティーが高い。敷地外へ出るまで手間が掛かると云うか、一苦労だ。其れでも然し、退屈のしなさそうな設備、色々と贅沢な気がするのも魅力なのだろう。最近は在宅ワークでパソコンを目前に部屋へ篭りっきりでも、気晴らしになる。後ろ暗い実情を仄めかせないから大変であり、念を押して。)

＞荻原棗

大丈夫だよ、俺そんなに食べないから。
（念を押して度を過ぎるなと言う相手に対して、ケラケラと笑いながらそう返し、周りの景色をキョロキョロとみると、鳥が飛んでいるのを見かけて「焼き鳥にしよ～。」と言ってふらふらと鳥を追いかけ始め）

>７３神田夕夜

如何だか。
(ケラケラと笑う、軽い態度に訝しむも短く返し。
すると、焼き鳥の言葉が耳に入り其方へ目線を遣れば店ではなく鳥が視界に映り、相手は其のまさか鳥目掛けて追いかけ始めるのを「おいっ、何してんの。ほらもう着くから」と腕を取り制止を掛け、目指していた店を指差す。
店内へ足を踏み入れれば、ケーキだけに留まらず、クッキー類や洋菓子、アイスまでもが品数豊富に所狭しと並んでいる。)

＞荻原棗

おぉう、焼き鳥～。（腕を取られ制止を掛けられると鳥に向かって手を振りそう言って。店内に足を踏み入れれば、たくさんのお菓子を見てテンションが上がっているようで）

>７５神田夕夜

どーお？夕夜の要望には応えられてるかな。
(如何やらテンション上がっている様子を見て一安心し、秋色めいた装飾の成された店内を回りつつ、投げ掛けて。
ショーケースには季節的にかぼちゃやさつまいもを用いたタルトやケーキを主に、彩りどりな種類のケーキが並び、ハロウィン仕様なんかも窺える。
其れからスイートポテトやフィナンシェ、マフィンにマカロン、様々で懐かしのアイスまでも販売されており。)

＞荻原棗

うん！すごいね、ここ！いっぱい甘いものがある！！あ、これ何？
（ショーケースの中のお菓子を一つずつ見て回り、見たことのないものだったのか、フィナンシェを指差してそう問いかけ）

>７７神田夕夜

ん？あー其れね、フィナンシェだよ。焼き菓子の一種、買って食べてみる？
(店内を見回していればこれは何かと、指差し問い掛けられる其の先を目に留め、見たことなかったのかなと思いつつ、名称と当て嵌まる種類を答えて遣り。食べた事がなく、お目に掛かるのも初めてならばどれ、試させてみるのも一興、提案して。)

＞荻原棗

食べるっ！食べたい食べたい！！（食べてみるかと問いかけられると、目をキラキラと輝かせ、にっこにこの笑顔で両手を上げて小さくぴょんぴょんと飛び跳ねてそう答え）

>７９神田夕夜

他に気になったものとかある？
(此方が投げ掛けた其の提案に爛漫とした態度で返ってくれば、つい子供っぽいなぁと思ってしまいながらも微笑ましくもあり、凪いだ顔で相手を見遣る。食べたい、と返ってきた答えには応じ、フィナンシェを手に取って。)