青春の一片【 指名制 / NL / 再建 】

>37 先輩

うぅ……いじわる……。非力な女の子になんてことを……
( ああ言えばこう言う、と重箱の隅を突かれるような返答に唇を尖らせては埋まらない体格差の彼を背負う事なんて出来ないと訴えかけるようにシナシナと小さな声で抗議。ここでしゃがみ込んでもう一緒に帰ってあげませんよーアピールをしとうと少しだけ立ち止まったが、どうせ置いていかれるだろうか抵抗は無駄だと。少し空いてしまった距離をお得意の小さなワープ、もとい大きな一歩を踏み出し。 )

　＞田口 夕陽ちゃん本体様

（　／　本当ですか、本当ですか……！　もし本体様が知里ちゃんを動かすことに乗り気でなかったら強要は出来ないな、と言い出せずにいましたが、本体様が宜しければ是非！　一応、今考えている新キャラクターは夕陽ちゃんと相性が良い可能性がありますが、香月とほぼ対極にあるため本体様の好み的にどうなのか、というのと、正直実装がいつになるのか分からないので、指名が香月で良ければ知里ちゃんでお相手いただけますと幸いです。前トピックでの関係性を保持したまま開始するのか、完全に最初からにするのかはお任せいたしますので、お好きな方を選んでいただけたら、と。本体様とまたご縁が繋がって嬉しいです。改めて、よろしくお願いいたします。　）

（　肩口に控えめに触れる手の感触。ただ閉じていただけの目を開け、顔を上げると、気遣うような瞳がこちらを向いていた。さく……文野さん。すっかり彼女の友達の呼び方が頭に残ってしまって、もう実際にも心の中でも幾度となく呼び間違えている隣の席のひと。恐らくおれのことを思って掛けてくれたその言葉に、一層お腹が空いてくると、元々覇気のない声を更に沈ませて。　）
……うん。

　＞さく……文野さん（ ＞40 ）

（　ふ、と僅かに笑みが溢れる。それは別に後輩をいじめて楽しんでいる節が……無いわけでもないけれど、俺の言動にコロコロと表情を変える彼女に充足感のようなものを覚えたからで。今まであまり考えたことは無かったけれど、自分は意外と寂しがりなのかもしれない。だから、隣から彼女の姿が見えなくなると少し立ち止まって振り返り、再度ワープで並ぶとまた歩き始める。瞬時に頭に浮かんだ、まだ力残ってんじゃん、という言葉は、彼女を再起不能にしかねないのでさすがに心の中だけに留めておいた。代わりに口に出したのは、比べる基準の難しい、なかなか聞く機会のない二択で。　）
……彩、ケーキと駄菓子どっちが好き？

　＞彩（ ＞41 ）

>佐倉くん ( >43 )

( 反応の早さを見るに眠っていたわけではなかったようだが、彼は気落ちした様子で短い返事を零すだけ。先程腹の虫が鳴いたのが聞き間違いでなければ自分と同様に彼も空腹のはずだが、と不思議そうに様子を窺い。ふと頭の中に浮かんだ予想を口に出してみるが果たして合っているのだろうか ) あっ。もしかしてお弁当、忘れちゃったとか。

>44 先輩

え！！
( 提示されたふたつの選択肢は何方も自分にとっては魅力的なもので、先程まで目に見えて分かる落ち込みは一気に消え去り、落っこちてしまいそうなほどにやける頬を両手で支えるように添え。ケーキと駄菓子がポンポンと脳内に浮かんでは消え、浮かんではよだれを垂らしそうになり。一緒に行く、とは言われていないが頭の中では共に向かう前提で思考を進めて、あーだのうーだの言葉として成立しない言語を口から垂れ流しては。色々と考えて、どうやら今は駄菓子の口になったようで。 )
今はですねー、駄菓子が好きです！

……鞄の中、見たんだけど、無くて。
（　彼女の言葉にぴくりと反応すれば、暫しの沈黙でそれを肯定する。やがてゆっくりと口を開くと、ただ忘れただけなのに、まるで忽然とお弁当が消えてしまったかのような言い方をして。そっと目を伏せ、細くも深い溜息を吐く。あからさまに落胆した様子を見せれば相手は気を遣わざるを得なくなる、というところにまで気が回らないのは、空腹のためではなく、単純な落ち度だった。　）

　＞文野さん（ ＞45 ）

浮気性みたいな言い方だな。
（　気が付けば思ったことがそのまま口から出ていた。聞かれて困るようなことでもないから特に取り乱しはしないものの、今しがた復活したばかりの後輩には言うべきではなかったかと隣を窺う。にこにこ、と言うより、にへにへ、に違い緩んだ表情。駄菓子ひとつでここまで上機嫌になれるなんて安い奴だな、と、今度は口に出さずに心の中だけに留めるも、滲む優しい視線までは留め切れなかったようで。　）

　＞彩（ ＞46 ）

>佐倉くん ( >47 )

( 予想は見事的中したようで、徐に口を開いて告げられた言葉につられてこちらも心配そうに眉尻を下げてしまう。とは言え、彼が異様な落ち込み具合を見せる原因が分かったのは良かった。すぐに口角を上げ、名案があると言わんばかりに明るい表情を浮かべて、再度目を伏せてしまった相手の顔をそっと覗き込みこんな提案を ) よかったら一緒に食べない？今日体育あったから、お腹空くと思っていっぱい持ってきたんだ。

え……でも、さく……文野さん、体育あったしお腹空いてるんじゃないの？
（　ぱちり、瞬きを一つ。彼女の提案は、ほとんど立っていただけの体育もしっかりこなして、お腹を空かせていたおれにとって願ってもないことだったけれど、さすがについこの間初めて話した人にお弁当を貰うのは気が引ける。しかし、空腹感に抗えないのも事実で、彼女さえ良いと言ってくれれば有り難くご厚意に甘えたいというのが本音だった。単純な質問と言うより、確認に違いニュアンスで尋ねると、顔を覗き込んでくる瞳とじっと目を合わせて。　）

　＞さく……文野さん（ ＞49 ）


（　／　名前の呼び方については状況が落ち着いてからと考えておりますので、ここはスルーしていただけると助かります！　）

>佐倉くん ( >50 )

さっき休み時間にお菓子摘み食いしちゃって。
( 体育が終わり、次の授業が始まるまでの時間に小腹が空いてついつい食べてしまったスナック菓子を鞄の中から取り出すと、照れ臭そうに笑う。彼を気遣って嘘を吐くという手もあったかもしれないが、摘み食いをしてややお腹が満たされているのは事実であるため、そんな必要もなく。「佐倉くんこそ、食べないと午後から大変だよー」用の済んだスナック菓子をさっと鞄に仕舞えば二段重ねで花柄の弁当箱を取り出して自分の机に置き ) あ、机くっつけた方がいいかな？

( / 了解致しました！ここというタイミングでおっしゃっていただければその時に反応させますね。 )

ううん、おれがそっちに行く。
（　まるでもう一緒に食べることが決まっているかのように着々と準備を進めてくれる彼女に、タイミングを見失いつつも小さく「ありがとう」と零す。これ以上話を止めて彼女の昼休みを奪うのも忍びないし、これ以上手間を掛けさせるのも忍びない。素直に流れに従うと、彼女の前の席の椅子を借りて、向き直る。机ひとつ挟んで向かい合えば、再度お礼の意味を込めて深々と頭を下げて。　）

　＞文野さん（ ＞51 ）

>佐倉くん ( >52 )

( 他の何人かのクラスメイト達と同じように、一人用の机を二人で向かい合う形で囲む。少々強引だっただろうかと懸念したが、頭を下げた彼を見て安堵の笑みを溢し。まさかこんな場面で役に立つとは、毎日予備で母親に持たされる割り箸を彼に差し出して「よかったらこれ、使って」と。慣れた手つきで弁当を机に広げると「好きなもの取って食べていいよ。これがねえ、」ハンバーグ、スクランブルエッグ、人参のグラッセ……など女の子らしいサイズの弁当箱に盛り沢山に詰め込まれたメニューを念のため順番に説明し終われば、パチンと両手を合わせていただきますの決まり文句を )

「歴代の女の子達は髪、長かったんだ...ふうん、じゃあ切ろっかな」
「案外本気で好きだって言ったら？....なんてね、嘘、冗談。....ごめんごめん、ちょっと驚いた顔が見たくって」
「あら、ウブじゃないけど、余裕もないよ。....君、自分がどれだけモテるか分かってるようで分かってないから」

名前：牧 知里 （まき ちさと）
性別：女
学年：高校2年生

性格：他者に対する解釈は基本肯定的、自分に対しては過信しないが出来ることは出来ると思っているし、卑屈にならないわかりやすい割り切りよう。（というより基本的に実力以上のことにむやみに挑まない。）要領はいい方な器用貧乏。
賑やかな愛想のあるタイプではないが、普通に喋るし冗談も言う。物事に執着すること自体を恐れている節があり、そのためか今まで1人彼氏がいたがそうそうに振られ、別れている。趣味の絵のためにバイトをしている。

容姿：ボブカットの細い直毛の黒髪。身長は159cmでスレンダー体型。ちょうどギリギリひとつに結べるくらいの長さなのでバイト中は結んでいる。切れ長の目が印象的な顔立ち。
私服に関するこだわりがあまりなく、似合い、変でさえなければなんでも着るが、合わせるのが楽、という理由でカジュアルでモノトーンのものが多い。目が悪く、休日は眼鏡をかけているが、学校、バイトの際はコンタクト。
高校入学時に父から貰ったメタルバンドの時計を愛用している。

備考：一人称「私」二人称「君」
一般家庭の2人姉妹。年の離れた妹がいる。言葉や表情で自分を表現することが極端に苦手だった幼少期、気持ちを表現するツールとして絵を描く能力を獲得して行った。座学は理系科目が優位だが、全般基本的には得意な方。実技は音楽がどうしても苦手。2月10日生まれの水瓶座。AB型。
香月くんと同じ喫茶店でバイトをしている。
指名キャラ：　 香月純くん
希望シチュ：　前トピックでの関係からスタート。天気のいい日に朝方から公園で絵を描いていたら、そこにたまたま香月くんが通りがかって....というのはどうでしょうか...?

（ / 新たしいキャラクターさんもとてもとても気になりますが、今は、またこの2人の柔らかい布を掴むような恋の攻防戦が見られるということが嬉しくてたまりません。よろしくお願いいたします！！）

>48 先輩

身も心もケーキさんのものなのに、どうしても彼の事が忘れられないんです
( きっと昼ドラであれば二人の間には静かな風が流れており、役者は真剣な声色で、もしかしたら涙を流しているかもしれない。しかし自分はこれから浮気相手に会いにいきまーす、なんて軽いノリの浮ついた口調でふわふわと。そういえば何で急に、と横を振り向けばいつもと違う視線小首を傾げるも、やっぱり笑顔は止められなく。すぐに先輩と一緒で嬉しい、と言いたげなへらりとした笑みをこぼし。 )

（　彼女のいただきますの声に合わせて、おれも同じように手を合わせる。一緒に覗き込んだ弁当箱の中には、彩りも栄養バランスも良いおかずの数々が並んでいて、それだけで彼女が家族に大事に思われているのが分かる。うろうろと迷うように箸を彷徨わせ、やがて欲望に忠実に、ハンバーグへと箸を伸ばす。口に入れるとあたたかい味がして、思わず顔を綻んだ。　）
おいしい。さく……文野さんのお母さん、料理上手だね。
（　ハンバーグを口の中に残したまま喋ったせいで、少し舌足らずな発音になりながらも感想を伝える。その後、しっかりと飲み下せば「お店開ける……」と独り言のように零して。自分でお弁当を作るという発想が無いため、彼女の母親が作ったものと決めつけているが、空腹時ということを差し引いても美味しいのは紛れもない本音で。　）

　＞さく……文野さん（ ＞53 ）


（　／　雑談に入りつつあるので、以降背後様のお好きなタイミングで呼び名に言及していただければと！　よろしくお願いいたします。　）

（　姉というものは、どうしてこう人使いが荒いんだろうか。朝起きておはようと声を掛ければ、第一声が挨拶も返さず『お菓子買ってきて』だ。せっかくの休日を朝から姉の使い走りに浪費するのかと思うと、重い溜息も出る。……厄日だ。本来ならこんな事ではなく、例えば、そう。最近よくシフトが被るあの子と過ごしたりしたいところ。知里ちゃん、今何してるのかな、と休日の彼女に思いを馳せたところで、少し先の公園で当の彼女を見つける。現実逃避の生み出した幻覚かと一瞬疑うものの、近づいてみてもやはり彼女だ。前言撤回。今日は吉日かもしれない。躊躇いもなく彼女の方へ足を向けると、集中しているのを邪魔しないよう、そっと声を掛けて。　）
……知里ちゃん。

　＞知里ちゃん


（　／　PFのご提出と、シチュエーションのご希望、ありがとうございます！　一個目の台詞がやっぱり好きなんですよね……。一先ずシチュエーション通りに始めさせていただきましたが、絡みづらい等ありましたらご遠慮なく。特に無ければこちら返信不要です。　）

女って怖……
（　自分が思っていたよりも存外早く彼女は完全復活していたようで、こちらの発言を気にする様子もなく、いつものようにノリ良く返してくる。これは俺もいつもの調子で大丈夫かな、と気を緩めれば、潔い浮気宣言にやけに実感の込もった声で返す。選ばれなかった本命のカフェの前を素通りし、その少し先にある浮気相手の駄菓子屋の前に到着。向けられた笑顔の理由は読み取れなかったけれど、恐らく深い意味は無いので、揶揄うような口調で自ら泥沼へと足を踏み入れて。　）
……なに、ケーキも駄菓子もやめて俺にすんの？

　＞彩（ ＞55 ）

>佐倉くん ( >56 )

( 味付けが口に合うか不安だったが、心配は無用だったようだ。やはり母の料理に間違いはない。ここは女として自分が作ったのだと言いたいところだが、こちらにそんな狡猾な意図は毛頭なく得意満面に「よかったあ。お母さんに伝えておくね」と、スクランブルエッグをつつきながら述べて。一方で先日から頻度が増えつつある彼の呼び間違いを気に留めては「あのね」自分を指差して、柔らかい笑顔と共に穏やかな口調で ) 桜、でいいよ。私のこと。

( / お知らせいただきありがとうございます！早速ですが触れさせていただきました。 )

……え。
（　思わぬ言葉に箸を止める。おれが幾度となく名前を呼び間違えていることには気付かれていると分かっていたけれど、毎回何となく流されていたから特に気に留めていないものと思っていた。しかし、名字より後に知った名前が日に日に存在感を強めているのは事実で、きっとおれの力ではもうどうにもならない。「うん。じゃあ、桜」と素直に彼女の提案を受け入れると、少しの間の後、思い出したように付け足して。　）
……あ。さく……、桜も、おれのこと凪歩ってよぶ？

　＞桜（ ＞59 ）


（　／　ありがとうございます！　この後お礼と称して次のランチの約束を取り付けるか、はたまた物を贈るということで一緒にお買い物に行くか……のような展開にしようかと考えておりますが、お礼はどんなものがよろしいでしょうか？　）