水月鏡花【 hpmi ／ NGBL 】

＞79 左馬刻

… 左馬刻だってお子様だろ ！
（ 赤ちゃん言葉でお子様だと言われ悔しくて反射的に言い返していて 。嫉妬しているのかと言われるも素直になれず「 な … な訳ねぇだろ 、居るならこんなとこいて良いのかと思っただけだ 。 」と否定をしていて 。 ）

＞80 獄

気にしないでくれ 。折角久しぶりに会ったんだ、ご馳走させて欲しいんだ 。
（ 驚いた様子の彼にきっと払うと言われるだろうと思い 、手で制すると気にしないで欲しいことと支払いたいことを告げて 。 ）

だぁれがお子様だ、テメェ…其れにサン、だろドグソ野郎。学習力ねぇんかよ、いい加減何度も言わせんなっつうの…
(飽きもせず罵倒しては至近距離での言い合いになり、何度言やぁ分んだよと思いつつ、進む足よりも口を開くペースが速くなる中、暫く歩いてくれば漸く家を目の前にして辿り着き。)

…はぁ…仕方ねぇ。そこまで言うなら頼む(彼の言葉に少し考えた後たまにはいいかと思いため息をつきながら支払いを任せる事にして)

＞83 左馬刻

リスペクト出来ねぇ奴にさんなんかつけっかよ 。
（ 至近距離で左馬刻を睨みながら言い合いになってしまい 、いつもの如くさんをつけろと言う左馬刻に睨みを崩さず言い返していて 。左馬刻の家に到着すると「 着いたし 、俺はもう行くぞ 。 」と帰ろうと踵を返して 。 ）

＞84 獄

ありがとう 、獄 。
（ ご馳走させて欲しいと伝えると彼はため息をつきながら了承してくれた 。嬉しく思いながら笑みを浮かべお礼を伝えて 。それから支払いを済ませて 。 ）

リスペクト出来ねぇ、か…。
(彼が昔憧憬し追い掛けていた背中とは違ぇ、あの頃の俺は居ない、と重々承知しているし合歓にも暴力でものを言う、と乱数のヤロー曰く洗脳だか意思で離れて行ったのは身にしみている訳で顔が陰り。結局俺もクソ親父のアイツと同じ烙印を押されるに値する人間なんだ、癪だがただ其れだけの事。)
おぅ、帰れや。
(言い合いに持ち込んでしまう事に嫌気が差し、一郎が踵を返す瞬間だけ悲痛な表情を浮かべるも、なるべく謝りたくないが謝罪の言葉や誰が帰って良い、つったよなんて云う理不尽で相手を制す言葉を口に出す事は叶わず、ぼうっと見詰め。)

…礼は要らん(告げられた礼の言葉に視線を逸らしながら返した。自分の言葉一つ一つに対し嬉しそうに笑みを浮かべる彼に変な奴と思いつつ悪くはないと考え支払いを終えたのを見計らって店の扉に手を掛けて)

＞87 左馬刻

… じゃあな
（ いつものように言い合いになってしまい 、ふつふつと怒りが溢れてきて左馬刻の家に着くと帰ると告げ踵を返した 。左馬刻も止めることはなく帰れと言ったのを聞くともうバトル以外で会うことはないのだろうなと考え 。少し寂しさを感じるもその気持ちには蓋をして背を向けたまま歩を進めて 。 ）

＞88 獄

それじゃあまた此処で …
（ 礼はいらないと顔を逸らす彼に彼らしいと考え笑みを零しつつ支払いを終えると店の扉に手を掛ける彼が見えて 。彼の元に向かい彼と共に店を出るとまた会うまで分かれるため挨拶をして 。 ）

……ッ、…
(その数日後、あれから偶然一郎に出会す事もなくモヤモヤを抱えたまま日々が過ぎていく中、組織の抗争で一度単独行動をしていた時、屍を水酸化ナトリウムで溶かし港へ放り込み沈ませた後、油断していたのかしくじり、一人に背後から襲われ肩甲骨の間を刃物で刺し、抜き去られた後コンテナへ背を預けさせ音のならない掠れた舌打ちが響き返り血で汚す服も今は自身の鮮血で汚れ、死を悟り死に際の嫌がらせか、意識が朦朧とし辺りが暗くなる中、無意識に指が覚えている一郎の連絡先へ着信を入れ。
案外冷静で視界が霞む中、煙草の箱へ手を伸ばし。)

…おう、またな(店を出て一度彼の方を見て片手を軽く振った。少しの別れだ、また会えると考えつつちょうど到着したらしい待ち合わせ相手の元に向かっていって)

＞91 左馬刻

… もしもし 。
（ あれから数日 、ヨコハマでの依頼もなく左馬刻と会うこともなかった 。今日もイケブクロでの依頼しかなく無事に依頼も終わり事務所で事務処理をしていると電話が掛かってきた 。ポケットからスマホを取り出すと着信主に目を見開く 。左馬刻から掛かってくるなんて何時ぶりだろうか 。何を言われるのだろうと警戒しながら応答ボタンをタップして恐る恐る電話に出て 。 ）

＞92 獄

烏龍茶を貰えるかな ？
（ それから彼と分かれ約束していた相手と会い用事を済ませると先程のバーに向かい 。彼はまだ戻ってきていないようだと把握すると先程と同じ席に腰掛けるとバーテンダーに飲み物を頼んで 。 ）

……。一郎、サヨナラだ…テメェの望みが叶うんだ、喜べ。最後に声を聞きたがるなんざ、ざまぁねぇな。
(煙草の箱を手にした時、どうせ応答してこれないと高を括っていたにも奴の恐る恐ると云った声が聞こえてくれば、暫く黙っていたが無言を貫き通す事はせず、奴は己でやると言っていた気もするが一郎の前から消えてやる、もう姿を現すことも出会すこともねぇ、と暗に示しくたばってやるつもりはまだ無いがこのままだと意識を手放してしまいそうだ。)

……クソが(あの後用事を済ませバーに向かっている途中通りすがりに以前裁判で告発した男らしき人物に脇腹付近を殴られ片手で押さながら店にたどり着いた。結構な力で殴られた為恐らく痣になっているだろうと思いつつ彼に心配かけないように平静を装い足早に店の中に入って)

＞95 左馬刻

おい 、どういうことだ ？ 今 、何処に居るんだ。
（ 応答するも暫く左馬刻から返事はなく声を掛けようとしていると話し出した 。何時もとは違う様子で最後などと口にしている 。いくら犬猿の仲とはいえ大変な状態でいる奴を放っておくことなど出来ない 。左馬刻には偽善者だと言われるだろうがそんな事を気にしている余裕はなさそうで 。状況を知ろうと訊ねていて 。 ）

＞97 獄

獄 、ご苦労様 。
（ 烏龍茶を飲みながら待っていると 、ドアが開いた 。其方を向くと彼が居て 。疲れた様子の彼に労いの声を掛けて 。何処と無く顔色が悪いように思える 。心配になれば「 顔色が悪いね 、何かあったのかい ？ 」と訊ねて 。 ）

ハッ、…かはっ。ダセェ事に野垂れ死にそうなんだわ…ふぅ、何処って湾岸のコンテナヤード。あぁ…一応言っておくが来たって無駄だぜ。
(どういうことだと問われ、言わねぇと分かんないのかよ、と乾いた笑いを零した後、吐血する音を電話越しに拾い、如何してか状況と居場所を構わず煙草を吹かしつつ伝え。)

……おう、あんたもお疲れさん(聞こえてきた労いの言葉に軽く返しながら彼の隣の席に腰をかけた。未だに痛む脇腹を相手に見えないように片手で押さえていればふと心配そうにかけられた言葉に「…何でもねぇ」と殴られた事を隠すように告げ視線を逸らして)