夜空を渡って【 3L / 非日常 】

夜空を渡って【 3L / 非日常 】

車掌  2021-01-20 15:39:52 
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どこまでも、どこまでも、汽車は進んでゆく。
天上よりもずっと遠く離れたところまで。夜空を渡りゆく汽車の旅は、終わらない。
ゴトンゴトン──
汽車は進んでゆく。ほんとうの幸を見付けるまで。


>1 世界観
>2 注意事項


未だ発車時刻ではありません。発車まで、もう少しお待ちください──




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  • No.41 by アイザック・アストロズ  2021-02-01 02:51:22 


>39 リタ

僕なんかでよければ気が済むまで相手するよ。気の利いた面白い話には期待しないで欲しいけど(疑問に思うことは多々あり不安に思わないかと問われれば最悪の場合このまま死んでしまう可能性もあり、その答えは嘘になるが目の前にいる相手からの有益な情報が得られる確証はどこにもない、それに自分が消えたとして困る人間などどうせいない、それならばそんな無粋で面倒くさい事聞かずになるようになればいいと諦めにも近い楽観視をして。相手の言葉から車窓を除けば確かにそこには流れ星があった。のんびりと星空を眺めたことなんて思い返せばあまりなかったなと暫くそのまま幻想的な雰囲気に言葉も忘れて飲まれていれば、続けてかけられた言葉にふっと我に返って、そう言えば昔は星座なんてものも覚えていたなと過去を想起しつつも今となっては何一つ思い出せなくなっていて)…えっ?あぁ…別に嫌いではないかな。 あれが何座でこれが何座…なんてロマンチックな知識は持ってないけど。


>アイリス

そっか…。僕も何も覚えてないんだよね(何も知らない、何も覚えてない、自分と全く同じ境遇だと知るとどこか仲間意識みたいな安心感を感じつつもこのままでは話が進まないなとも思い。しかし別に無理して帰りたい理由も帰るべき場所もない自分からすれば焦る理由などないか、とあれこれ考えることをやめて「まぁ、立ちっぱなしってのもあれだし座りなよ」と不思議な場所ではあるがあくまでも汽車の中、揺れで覚束無い足元で立ち続けるのも疲れてくるし危ない、それに目の前にいるのは女性だと気遣ってすぐ側の座席に座るように促して。相手から投げられた問いかけに自分はそんな素敵な存在とは程遠い人間だと思わず軽く自虐めいた笑い声を上げながら)ははっ。だったら良かったね。残念だけど僕は君の素敵な夢物語の登場人物ではないよ。

(/散りばめられた鍵を少しづつ集めながらここに来た目的を知り、それを果たすために奮闘する…そんな素敵な物語を紡げられるように頑張ります!では、私も失礼させていただきますがお言葉に甘えて何かあればその都度ご相談させてもらいますね!)

  • No.42 by エリック・ミルワード  2021-02-01 07:36:30 




>33 アイザック

おい、誰か居たら返事してくれ!……なんだよ無人か。
( 汽車のシートに座した状態で目覚め、まるで見覚えの無い景色と記憶の欠落に押し寄せる不安を抑えたくて、居ても立ってもいられず他の乗客を探し始めたのがつい今しがたの事。ここが汽車の内部で、夜空が車窓から真横に見える程の高所を走っているらしいという事実以外の情報を持たずに、未だ状況を飲み込めないまま隣の車輌へ続く扉を開く。一番遠い奥の座席まで届く位の声量で声を掛けたが返事は無く、諦めてもう一つ向こうの車輌を調べに行こうと足早に通路を進んでいたところ、不意に正面の扉が開いてぴたりと歩みを止め。開かれた扉の先から不安そうに顔を覗かせたのは同じ年頃の青年で、自分の他にも乗客が居た事に心底安堵すると不安で強ばっていた体の力が一気に抜け、片手を額に当てて顔を伏せながらはぁーっと大きな溜息を吐き。「……良かった、人が居たか…。」一人呟くとすぐに顔を上げ、彼の方へゆっくりと歩みを進めながら
)
さっきまで向こうの車輌に乗ってたんだ。あんたも乗客か?


( / 初めまして。遅ればせながらアイザックくん絡ませて頂きました…!アイザックくんとほぼ同時に目覚めたような設定にしてしまった為、エリックが汽車の説明するというよりか一緒に状況確認していく流れになっていきそうなのですが、問題御座いませんでしょうか…?他、ロルの相性など問題無ければお相手頂けましたら幸いでございます! )


>35 リタ

( 誰も知らないユートピアで暮らしたい、まるで夢のようなリタの望みはこの上なく彼女らしいものだと、まだ知り合ったばかりなのに何故か納得出来てしまう。その理想郷を目指して彼女は汽車に乗り込んだのだろうか。リタのように星の輝きに素直に感動し、水面に揺蕩うように全てを受け容れ身を任せてしまえたなら楽になれるのだろうと頭では理解すれど心がそこに追いつかないのは、理想を求めるまでもなく約束された将来に向けて敷かれた鉄路を只管辿るだけの人生に満足していた筈なのに、今置かれている状況がそんな今までの自分を否定するようでショックを受けたからに違いない。「幸福の定義なんか考えたこともない、…けど、俺は人よりもずっとそれに近い場所に居ると思ってる。……思ってた。だから…何処かに行きたいなんて考えた事も無い。」シートの背凭れの上に両腕を重ねるようにして置き、そこへ額を乗せ突っ伏すようにして独言のように呟くのは、今の自分にとっては精一杯の質問に対する返答。何処へも行きたくないんじゃない、何処かへ行くのが怖いのだ。それでもこの難問の最適解を見つけ出すまで旅から降りることはきっと叶わないのだろうし、何時までも現実から目を逸らし続けては前進の無い事も分かっている。だからこそ彼女が愉しげに持ち出したその提案に乗ることに決め「……悪い、今のは忘れてくれ。そうだな…あんたが選んだその星で降りてみるか。少し外の空気が吸いたいし。」徐に顔を上げて乱れた前髪を指で整えつつ、情けないところを見せてしまった気恥しさから相手の目を見れないまま )
……その、別にどうというわけじゃないんだが…、あんたも一緒に来るよな?


>37 アイリス

( 投げかけた問いに対するアイリスの返答を聞きながら、膝に落とした視線を斜めに持ち上げて窓の向こうの闇の中へ。時間経過の計測が不可能、つまり昼も夜もお構い無しに外の景色は変わらず星空のままという事なのだろうが、そんな超現実的な事象を簡単には受け入れられずに混乱は一層増すばかり。どうにか飲み下してやろうと"例えば地球の自転速度と同速で西へ向かって走れば…"などと一瞬頭に過ぎった無謀な考察を馬鹿馬鹿しくなってすぐに揉み消し、また目を伏せると人差し指の関節と親指とで眉間を挟むように抑えて。そんな自分を見兼ねてか、危険に脅かされるような事はひとつも無いのだと穏やかに伝えてくれるアイリスの方へちらりと視線を戻せば、彼女は少しの間考え込んだ後でポケットから財布を取り出し、中から手に取った緑色の小さな紙切れと不思議な輝きを放つコインを"切符と硬貨"だと言う。「へえ、切符と…そっちは見た事ない硬貨だな。どこの国の…──ッ!!」物珍しい硬貨の方に興味を唆られ、よく見せて貰おうと身を乗り出した瞬間、ガタタンと突然車体が大きく揺れた勢いで背凭れに押し戻される形に。直後、車輌内の蛍光灯が全て消えて停電状態となり、揺れの収束と同時に汽車の走行音も途絶え、どうやら急停車したようだと理解が追いつく。「そこ動くなよ。隣の車輌を見てくる」他の車輌で灯りのある所は無いか探すべく暗闇のなか席を立ったが、その数秒間のうちに早くも電気が通ったらしく全ての蛍光灯が一斉にパッと点灯し、急な眩しさに両目を細めて瞬かせ )
……何だったんだ一体…。おい、あんた無事か?


( / たしかに!不遇な少女時代を送ってきたアイリスさんと、逆に恵まれ過ぎていたエリックとでは価値観のすれ違いも大いにあるでしょうし、そのあたりも今後描写していけたら面白そうです。
とっても素敵なご提案をありがとうございます!是非是非取り入れさせて下さい…!今後様々な駅に停まった際にも応用できそう…!今回停車した何も無い土地は二人の心の穴を表していて、今後もお互いの心象風景を映し出すような土地に降り立ちつつ、その都度旅の手助けとなるようなヒントが散りばめられている…のようなプロットが浮かんで来ました…!
また、お許しを頂けたので早速汽車を停めさせて頂きました。この後汽車の外に出てもまだ夜で、徐々に夜明けを迎えるにつれこの土地の姿が明らかになっていく流れに持って行けたらと思います…!此方も同様に修正やアドリブ等大歓迎でございますので、引き続きどうぞ宜しくお願いします。 )


  • No.43 by リタ・グリーン  2021-02-01 22:03:15 




>37 アイリス


ううん、思わないよ。全部忘れちゃったら、全部いちから始められるから。リセットしちゃえば気分も楽だし、生まれ変われるよ。
( ずっと明るい彼女の珍しい弱音。弱音といって良いのかすらわからない言葉に少し考え込んでから、自分なりの言葉を返す。そこには遠慮も同情もない。ただ思うままの感情を吐き出した。生まれ変われたらどんなに良いだろう。もしもすべて変えて、現実の人との繋がりを絶つことができたなら。自分では変えようもないことを考えるのは無意味なこと。思考を中断するように夜空へと視線を向けて、それからちらりと横顔へ目を移し。「楽しいよ。鮮やかで、見ていて飽きなさそうで。すっごく、綺麗だなあって」モノクロにしか見えなかったとは言わないけれど、しっかりと見えていなかったのは事実。何もかもちゃんと見ようとしなかったのは誰でもなく、自分自身なのだと。一人では降りようともしなかっただろう。ただ、乗り続けて終わらない旅を続けていたはずで、これは進歩と言える。綺麗なものに綺麗と、心から思うのだから。「そうだねえ。可愛くて、凄く良い」彼女はどれを選ぶのだろう。メニューを見る様子を頬杖をついて眺める。やがて答えが出たらしい。指差した先のフロートに視線を落とすと、それもまた輝いている。どんな味なのか想像がつかない。色々食べてきた中で、スイーツを前にしてわくわくするのは久し振りだった。デザートが目の前に置かれると、写真よりも大きくふんわりとした見た目と、何より甘い香りに興味が刺激される。可愛くて、甘そうで。「うん、いただきます」手を合わせては、そうっとスプーンで掬いあげる。煌めく青のソースとソフトクリームのマリアージュは言葉では表せそうになかった。どう表現したら良いのか、的確に表すだけの語彙を持っていない。代わりに口をついて出たのはあまりにも単純すぎる言葉で )
美味しい。アイリス、これすっごく美味しいよ。


( / お待ちくださり有り難う御座います。優しいお言葉に甘えつつ、これからもロル数の変動は大きいかもしれませんがご了承ください。素直で愛らしいアイリスさんにうちの子もだんだん感情を取り戻しつつあるのかなと思っております。とはいえまだ旅は始まったばかりですので、ゆっくりと付き合って頂ければ幸いです……!)



>41 アイザック


私もそんなに面白いことできないから、期待されたら困るかもしれないなあ。
( あっさりと受け流すようにして軽く笑い、緩い調子で答える。勿論彼が気になっていることは何ひとつ口にしていないのだから、やきもきさせているであろうことくらい容易に想像がつくけれど。とはいえ、さすがに何も聞いてこないのはどうなのだろうか。不安になるとか、動き回って何かを探すだとか。それらのどれにも当てはまらない。かくいう己も何もしない、とそれを選んだのだから何も言えないが。「そうそう。この汽車はね、どこまでもどこまでも進んでいくんだあ。どこへだって行ける、魔法の乗り物だよ」食指をぴんと立てて、徐に取り出したのは緑色の切符。これを持っていれば天上より遠いところに行くことができる。行きたいところに向かってゆく、不思議な汽車。終わりがあるのかどうか、それすらもよくわからない状態であるが、問題はないだろう。きっと手にするのは幸せ。楽観的な思考はそれを信じて疑わない。不幸な結末になったとて問題ない、そういう一種の諦観も関係するのだが。眺めた星を指差して、くすくすと笑って続けようか )
あはは、残念。星に願い事するようなロマンチストだったら面白かったのに。



>42 エリック


幸福……そっか。エリックはそれで満足だったってこと?──なんてね。
( 幸せが手に入っていて充足していたのだとしたら、此処にいるはずはない。決まりきった答えがあるのにも関わらず、聞かずにはいられなかった。今の短い、控えめな言葉に彼の抱えている何かがあるように思えてならないのだ。己のように何も持たない人間はともかく、与えられて満足な状態だったのなら、嫌になることもないだろうに。羨ましいの一言はやっとのところで飲み込んで、口には出さずにおいておく。彼には彼の人生があって、悩みがあって。だからきっと、自分が口を挟んで良いものではない。下手に口を出しては逆効果。仲違いは旅を円滑に進めるのには足枷にしかならない。ゆったりと腕を組んで、あえて彼の姿は視界に入れないように別の方向を見る。直視してはいけないと、そんな気がしたからだ。やがて顔を上げた彼が提案に乗る旨を口にしたのを聞いて、自然と口角が上がる。一緒に行くのは悪くない。「わかった。後、これは聞いた話なんだけどねえ……一緒に降りたら、はぐれちゃいけないの。はぐれたら、そのままばいばい。さようなら。再会出来なくなっちゃうんだ」緩い笑みを浮かべて彼へと視線を戻しつつ、再び鞄から出した切符をゆらゆらと揺らしてみせる。物語のようなそれが真実か否か、それはどっちでも良い。勿論彼が一人を望むのなら追うつもりはないけれど。忠告のように声を潜めるのは、ちょっとした意地悪。それから誰にも聞こえない程に小さな声でした呟きは、車内では聞き取れたかもしれないし、そうではないかもしれなかった。「私は戻れなくても良いけれど、エリックは戻れなかったら困るもんねえ」それを書き消すであろうタイミングで聞こえた車掌のアナウンスは、次の駅に止まる合図。行くのかどうか、ゆったりと首を傾げて問い掛けようか )
……それでも、行きたいって思う?私は君次第かなあ。エリックが行くなら、一緒に行くよ。


( / 此方でも途中下車するかどうか、と分岐を設けさせて頂きました。どんな駅に降りるかも決まっておらず、そもそも降りるかどうかすら委ねる、というふわふわ具合ですが宜しくお願い致します。勿論まだ降りない、次の駅はスルーする、という選択肢もありです。きらきらした街に降り立つのか、周りが獣人ばかりで辺りにあるものが皆お菓子で出来ているようなメルヘンなところなのか、はたまたただ闇が広がっているところなのか……勿論他のものも良いですし、やりやすいようにして頂ければ幸いです!)


  • No.44 by アイザック・アストロズ  2021-02-02 03:12:02 



>42 エリック

うん、僕も乗客だよ。自分で乗った覚えは全くないけれどもね(開いた扉の先にいたのは凡そ汽車の乗務員とは思えない普通の青年、そして自分を見るなり一息吐いた所からもしかして相手も自分と同じ状況なのかと思考を巡らせつつも誰かいた、ということに一安心したのはこちらも同じでへらりと緩い笑みを浮かべながら肯定して。改めて相手の姿を見るにきっちりと整えられた小綺麗な服装に裕福な家庭で育ったぼんぼんか、親から大事に育てられてるんだろうなと勝手に考えつつ「僕はアイザック・アストロズ。気軽にザックって呼んでよ。」と一先ず自己紹介をして。面倒なことはしたくはないが一人で居てもどうしようも無いし退屈だと現状相手以外に人がいる気配もないため仲良くしておくべきか、とすぐ側の座席に座り込みながら)ま、気張っててもしょうがないし状況整理も兼ねてゆっくりお話でもしない?

(/初めまして!絡んでいただきありがとうございます!元優等生で周囲からの妬み故に歪んでしまったアイザックと優等生で周囲からの過度な期待故に歪んでしまったエリック様…似ているようで遠く離れた存在の二人がどんな物語を紡げていくのか今から楽しみです。こちらこそお相手よろしくお願いいたします!)


>43 リタ

…へぇ、それが本当なら確かに魔法の乗り物だね。どこに連れて行かれるか楽しみだよ(相手の口から聞かされた汽車の説明はあまりにも曖昧で現実味の欠片もない。普通なら到底信じるに値しない言葉だが現にこの汽車は宇宙を走っているため、空想だと一言で片付けることはできない。しかし、こんなだだっ広い星空の中に終着点などあるのだろうか、どんな場所に停まるのか、全く想像はできない。相手が取り出した紙切れに視線を向けて「なにそれ?切符…?」と不思議そうに尋ねてみるも汽車だから切符もくらいあっても別におかしくはないのかと考えて。指された星に視線を変えて笑う相手に誘われて緩い笑みを浮かべて)これでもちっちゃい頃は流れ星に目を輝かせてお願いだってしてたんだよ?叶ったことなんて一度もなかったけど。

  • No.45 by アイリス・スペンサー  2021-02-02 18:36:07 




>41 ザック

(彼も自分と同じ状態なのだと知ると、何も疑わず仲間を見つけた気になって「ああ、良かった」と、思わず零れた吐息と共に安心したように微笑み。席を促されれば素直に手近な椅子の中でも窓際の座席を選んで、窓に張り付くように星々を見る眼差しは夢見心地にうっとりと。しかし、すぐに窓に映るアイザックの姿が目に映って、彼の方を向き「ごめんなさい、どうぞザックもお隣に――いえ、星が見える方がいいかしら……?」と首を傾げながら「とりあえずお話が出来たら嬉しいわ」ニッコリと笑って座席の指定をしなかったのは自分なりの配慮のつもりで。天鵞絨の座面を指先で何度も撫でながら、その手触りの良さに機嫌の良い子供みたいに肩を竦めては「ふふふ」と笑って。現実から解放された気分でまったりと深く座席に腰掛ければ、そっと目を閉じる。そして舞台上で独白をする演者のようにぽつりと「ザック、あなたは現実から来た人なのね。でもそれが分かっているのは、きっと凄く大事なことだとあたし思うの」と汽車の心地良い揺れに揺蕩いながら口を開いて、続いて寂しそうな口調で)
あたしとっても夢想家で方向音痴だわ。だからね、もうしばらくはあたしが本当に〝この世界の住人〟になってしまわないように、一緒にいてくれる?



>42 エリック

(汽車に対するエリックの反応は、この世界と現実を結び付けたがっているように見えて、しかしそれは至極真当な反応であるとも感じ。輪郭をなぞるような、雲を掴むような、そんな曖昧で荒唐無稽な話をすぐに信じることは難しいのかもしれない。そう終始穏やかに見ながら、すぐに無理に受け入れてもらわなくてもいいかと即座に肯定も否定もせずにいて。が、パッとその目が見開かれたのは唐突に汽車が急停止した瞬間。慣性力で前につんのめり、その反動で座席の背に引き戻され。あっという間に車内の照明が落ちて視界が暗くなれば予想外のことに顔を上げて。状況の確認にエリックが立ち上がるのが分かると、離れたらまた一人になってしまうのではないかと、心に押し寄せて来たのは根拠のない不安。「待っ――」て、いかないで、と思わず幼い方に心の天秤が傾いて。唐突にパッと明るさが戻った瞬間、思いがけずきょとんとしてぱちぱちと瞬きを繰り返す。汽車の先輩でいる気だったのに動揺したことに何だか恥ずかしくなってコクコクと小さく頷けば「ええ、ええ、ありがとう、大丈夫よ。しっかりしてるのね、エリック」首を竦ませて取り繕うように口角を上げて。続いて軽い冗談を言うように目元を緩ませて「でも遠くへ行ってしまってはいやよ?」首をこてんと傾げて子供染みた言葉を。そして気を取り直すように片手を顎の辺りに添えてコホン、と咳払いをしては車窓に吸い寄せられるように近づき、冷たい窓ガラスに両手をついてそっと外の様子を窺って。見えたのは星の瞬く夜空と、黒い地面のようなシルエット。「暗くてよく見えないけど、どこかに到着したのね。急停車なんて初めて……」窓の外に視線を遣ったまま、不思議そうに言葉を漏らして。すると車内アナウンスが流れて頭上に目を向けると、どうやら点検作業でもうしばらく汽車は停車したままになるようで、途中下車することも可能らしい。アナウンスが入ったことで安心したのか、ふいにエリックの方へと顔を向けてキラリと好奇心を覗かせた瞳で)
ね、エリック。しばらく動かないなら降りてみましょうよ。あたし自分が一体どこにいるのか、とっても気になるわ!

(/提案受け入れていただきありがとうございます。なるほど、心の穴を表しているとは考えつきませんでした、奥が深い…!降り立った駅で自分を見つめ直すきっかけになったり、葛藤したり、そういった人間ドラマのような描写もしやすくなりそうです…!夜明けへの流れについても了解です。旅の始まりを示唆しているようでとても素敵です…!
降りやすいようにアドリブでアナウンスを流してみましたが、もしここで急停車させた理由が何かおありで場にそぐわなければ修正・アドリブ等掛けていただけたらと思います。こちらこそ今後とも宜しくお願い致します。/蹴可)




>43 リタ

(――リセット。その言葉に惹かれ、星空を映す瞳はゆらゆらと揺れて。ずっと絶え間なく広がる美しい暗闇に見降ろされていると、自分の全てを受け入れてくれるのではないかという錯覚すら起こりそうで。少しの間だけ目を閉じて「そう」小さく呟いて瞼を開ければ「全てを忘れて、全てを断ち切って、何の縛りもなく自由に解き放たれる。それをこの世界は許してくれるのね」夜風に揺れる桔梗の花を起こしてしまわないように静かな口調で、そこには悲しさも憂いも幼さもなく、ただただ吐き出した空気と同じ色をしていて。蓋をしていた現実の扉をそっとノックして耳を押し当てるように「でもあたし、自分がどこにどう向かって歩けばいいのか、きっとまだ分かってないんだわ」ぽつりと迷子になってしまったような口調で本音を漏らすのは、隣にいるリタが今まで優しく色んなことを教えてくれ、一緒に手を取ってくれたことへの信頼から。夜空から視線を外し、ここに確かに存在するリタへと真摯な目を向ければ「リタは、この汽車での自分の進むべき道は、もう見えているの?」あくまで現実を突きつける気はなく、しかし彼女への関心を持って尋ねたふんわりとした問い。「言いたくなければ大丈夫よ」と真面目な表情を変えて目元と口元を緩めて微笑みを浮かべ。彼女の目に鮮やかに映る景色を共有するように見つめながら「本当ね」心からそう思うと示すために、感嘆する吐息に滲ませて。綺麗なものを綺麗だと言え、美味しいものを美味しいと言えるのはきっと大事なことなのだろうな、とスプーンに乗ったパフェを口元に運ぶ彼女の様子を見つめながら「ふふふっ」彼女の気持ちが伝わってくるようで思わず口角を上げ嬉しそうに笑って。フロートのアイスを一口ぱくん!と食べれば「こっちも美味しいわよ、リタ!アイスがとっても滑らかなの」負けじとニッコリと笑みを浮かべる。そしてそっとにんまりと、悪戯っぽい笑みを浮かべれば「えい!」とリタのパフェのソフトクリームをスプーンで一口分掬おうとし、成功したならば片手に頬を当てて輝くような溌溂とした笑みを浮かべて)
まあ、本当!とっても美味しいわ!見た目だけじゃなくて味も良いのね!


(/文章量については此方も多少ムラがあることもございますのでこちらこそ宜しくお願い致します。気兼ねなく楽しめたら幸いです…!アイリスもリタさんが本当に楽しそうにしていて、その気持ちが伝わって来て嬉しそうです。ゆるゆると2人のペースて物語が紡げれば幸いです。今後とも、宜しくお願い致します!/蹴可)


  • No.46 by リタ・グリーン  2021-02-03 21:19:58 




>44 アイザック

どこまでも行くんだから。勿論、本気で願えば此処から姿を消すことも可能だろうけどねえ。
( くすくす、と小さく笑みを溢す。汽車は現実から離れた空想だと思えてしまうほどにはリアリティーがない。どこまで行くのか、この旅に終わりがあるのかすら定かではない。気付いたら終わっているかもしれない、互いが共有しているだけの白昼夢であるかもしれない。そんな中でも不安さのない緩い空間では緊張する間もなく。「うん、切符。この汽車に乗るのにはこれが必要なの。ザックも持っているはずだよ」切符をひらりと揺らして、にっこりと笑い掛ける。きっと彼もどこかにこれを所有していることだろう。そうでなければ此処にいない。切符は此処にいる証とも言えるものなのだ。「そっかあ。小さい頃のザック、可愛かっただろうねえ」思わず想像してしまうのは過去の彼の姿。知らないからこそ、つい考えてしまう。頬を緩めて呟いた後、はっと気付いて無意味な、そして無駄なフォローをするべくふざけた調子で続けて )
勿論今のザックも可愛いけど……なんてね。


>45 アイリス


そうだよ。全部なかったことにしちゃえば、きっと楽になれる。
( 透明色。今の彼女に色があるとすれば、きっと無色。それは何物にもなれる色で、しかし染まってしまったら色を塗り替えることもきっと出来ない。ただ静かに答える、それが自分にできる精一杯。優しさも、常識も、何ひとつない自分が役に立てるとしたら、こうして話を聞くことだけだろう。隣にいることならできるだなんて、ちょっと気障かもしれないけれど。ふと彼女から発せられた問いに、どくんと胸が痛む。何が欠けているのか、どうしたら良いのか。きっともうわかっている、それでも目を逸らしていたい。視線を向けると、小さく息を漏らして数秒の間思案する。それから震える自身の両手を握り締めて、あくまでも何でもないことのようにさらりと告げよう。「まあね。わかってないわけじゃないけれど……でも、私は帰りたいとは思わないよ。ずっと旅を続けていたいんだあ」普段から言うわけでもない本音。隠してきたその冷たさが垣間見えたかもしれない言葉。彼女がほんとうの幸を見付けたら、そのときはきっとさようなら。だから深入りしたくない。そこまでを告げる勇気はなくて、表情を緩めては「うん、綺麗」だなんて夜空の方に関心を戻す。緩やかな時間が永遠と続けば良い。そうしたら何も考えずに済む。現実から目を逸らすことができる。きっと心が弱い、知っているからこそ取り繕うことが当たり前になったのだ。「フロートも美味しそう。アイスを溶かしたらきっとまた違う美味しさになるんじゃない?……あ、やられたあ」フロートに視線を向けていたところで伸びてきた手。止めるでもなくそのまま掬っていったのを見て、棒読みのような緩い調子でわー、と声を漏らす。勿論嫌であるはずもなく、にこにこと笑みを浮かべてはさくさくとパフェにスプーンを差し入れ、金平糖を掬いあげる。紫やピンク、赤や水色をひとつのところに集めて、「きらきらー」なんてふざけてみる。「アイリスの方もきらきらで良いねえ。んー、制覇したくなっちゃう。このまま他のところも行ってみたいなあ」食べ終わってもいないのに次へと思いを馳せ、ぽつりと呟いて )
勿論、アイリスも色々巡りたいって思ってくれてる……よね?


  • No.47 by アイリス・スペンサー  2021-02-04 22:44:05 




>46 リタ

楽に、なれる……。
(空気に溶け込むほどの小さな声は、隣にいる彼女の耳にも届かないかもしれない。瞳には悲観も不安も滲んではおらず、ただただ心地良く揺れる桔梗や青く輝く道を心のままに見つめて。身体の力を抜くようにほうっと静かに吐息を吐き出す。思いの外、世間話をしているかのような、軽い声音の言葉が返って来てはいたが、握り締められた両手が震えていたことに気付いて彼女に目を向けて「ええ、そうね、リタ」彼女の願望を否定することなく、そっとその両手を包み込むように握り締められたのなら「あなたにとっても汽車の旅は必要なのね。あたし、リタと会ったばかりだけど、リタが楽しそうにしてくれるのを見るととっても嬉しいの。だから自分が思ったことや感じたこと、これからもたくさん聞かせてね」何の強制力もない柔らかな語調で言うと、穏やかに微笑んで。それは答えを持たない自分がすぐにいなくなることはなく、まだ旅を続けていきたいという意志の現れ。現実という箱に押し当てていた耳をそっと離し、再び心の底に仕舞い込む。それからリタのパフェを見ればスプーンの上に一箇所に集められた金平糖があってニッコリと笑う。言われたように、星型アイスの5つの尖端、そのうちの1つをスプーンで徐々に解していけば、青色のジュースにほんのりと白色が滲み。さらにくるくるとかき混ぜると、青空のような水色へと変化していき。頬がテーブルに触れるほど顔を傾け、横からグラデーションのグラスをほうっと感嘆のため息を零して眺める。そんな美しいデザートたちを見てしまえば余計に「ええ、もちろん。キラキラなこの〝駅〟を堪能したいって思っているわ。きっとあたし、このフロートもあっという間に食べてしまうわよ」目は笑みに弧を描いて。「どこか行きたいところはあった?」ここに来る道中で何か見つけたのだろうか、とまずは問い掛けを。フロートをストローで飲めばソーダに近いような気もするが、ベリー系の味もするような。「何だか不思議な味ね。リタも飲んでみる?」とススっとグラスを差し出して)


  • No.48 by リタ・グリーン  2021-02-05 22:35:39 




>47 アイリス


必要じゃなかったら、きっと存在すらしていなかっただろうねえ。逃げ道っていうと聞こえは良くないけど……汽車は存在意義、かなあ。
( 思わぬところで本音を溢してしまった。元々言うつもりなんてなかったけれど、緊張の糸が緩んだ、とでも言うのか、なんとなく話しても良いような気がしたのだ。ぽつり、ぽつり。小さいながらも確かな声色で話しつつ、手を握り返す。「アイリスのことも聞きたいな。話したくなったら、いつでも言って」知らないことばかりで、未だ会ってから少し共に過ごしただけの他人であることが事実。そんな中でも彼女がいなくならないでいてくれることに安堵したのもまた本当。何に対しても興味がなかったはずなのに。鸚鵡返しのごとく言葉を繰り返しては、やんわりと手を離す。温もりに甘えていてはいけない。優しさに触れていたらだめになる。ある種の警戒が生まれたと言っても良いかもしれない。「そうだねえ……甘党的にはお菓子屋さんが気になったかなあ。あまぁいキャンディーや色々ある店があってね、兎の店員さんが見えたの」行きたいところ。猫を追い掛けて、手を引かれる中で見えたきらきらな景色を思い返してみると、ひとつの候補が浮かんできた。赤い屋根に透明で飴のような光沢の窓、何よりそこからちらりと見えたふさふさの耳。出てくる客が持っていたロリポップ。目を引くそれらを簡潔に伝え、「うん、貰うね」とグラスを受け取ってフロートをストローで一口。アイスはパフェのものと同じようだが、飲み物が合わさるとまったく異なる味わいに変わる。「凄い。全然違う……美味しい」何とも形容しがたい。複数の味わいがぎゅっと詰まったそれに一言、単純な言葉を。それ以外言えない語彙力を恨めしく思いながらパフェを食べ進めていれば、いつの間にやら最後の一口。ソースまで掬いとるとあっさり完食。テーブルの隅に置かれている会計の詳細。月のような淡い色の紙を取り出しては、そこにあるのを見ながら硬貨を数枚取り出して )
よし。これでお会計、かな?


  • No.49 by アイリス・スペンサー  2021-02-06 18:48:33 




>主様

(/お世話になっております。質問があり、背後会話のみで失礼致します。
このまま会計を終わらせてカフェから出ようか考えておりますがその場合、支払い時は現実と同じように硬貨は回収されるのでしょうか。それとも硬貨の光がなくなり、輝きの失われた硬貨が自分の手元に残る形となるのでしょうか。
会計時で止めてレスを回すことも勿論可能ですので、何か不都合がありましたらお申し付け下さい。お手隙の際にでもお答えいただければ幸いです。)


  • No.50 by リタ・グリーン  2021-02-06 19:56:59 




>49 アイリス背後様


( / 硬貨は回収される方向で、と考えております。輝きの失われた硬貨が残るのもありですが、しっかりと財布が軽くなった方が旅らしいのかな、と。手持ちの硬貨がなくなった場合、汽車の中にいつの間にか出来ていたゲームセンター的なもので勝つと硬貨が増える、なんてのも良いかもしれません。取り敢えずは何ヵ所か回った後汽車へと戻る流れでいきたいと思っております。)


  • No.51 by アイリス・スペンサー  2021-02-07 00:49:08 




>48 リタ

ふふ、何だか哲学的ね。でもあたしそういう話も好きよ。
(零れ落ちた彼女の本音をそっと掬い上げて、嬉しそうな微笑みを浮かべて。「汽車は自分が生きていく意味を探す場所でもあるのね……?」そして見つからずともずっとここで揺蕩うことも出来るのだろうと。ふんわりとした雲を掴むように言葉を置き。けれど自分の都合の良い解釈で理解してしまわないために、淡い線の上を鉛筆でなぞるかのような確認の問い掛けを。「まあ、そう、そうだったわね。そういえばお互い、自分の名前くらいしか言ってなかったものね」顎に手を当てて、思わず不思議そうに呟き。握られてから離された手を少しばかり寂しそうに開いたり閉じたりしてから、手のひらを見つめて。自分の手に刻まれた歪な、しかし自分だけの曲線。それを眺めては、ふいににんまりと悪戯をする子供のように笑うと「ふふふっ、でもいいの?リタ。あたし、こう見えても結構困った人なのよ?目の前の楽しみばかり目に入ってしまうの」やれやれと自分自身に肩を竦め。また、次来る楽しみを考えることもやはり好きで、カフェまで来る道中にそんなお店があったと知れば「じゃあ次の行き先はそのお菓子屋さんね!」フロートを食べて一言感想を言うリタを満足そうに見つめつつ、次の行き先が決まったところで再びフロートに手をつけ。早くその兎に会いたくなって気づけばあっという間にグラスの中身は空っぽ。「お会計しましょ?」銀色の透き通った紙と硬貨、リタの空のグラスを目にしては"待ち切れない"というように輝く瞳、緩む頬。伝票を取って軽やかな弾んだ歩調で会計へと向かい、そこにいたのは案内をしてくれた藍色の瞳を持つ猫の少女。財布から数枚の硬貨を取り出して回収されると「美味しかったわ、猫ちゃん!ありがとう!」手を振れば猫は自分たちにウインクをキラリと飛ばして来て「可愛い!」と思わず言って。お店の外へ出ると機嫌良く、くるんと半回転。希望に満ちた笑みを浮かべてリタの方を向くと)
兎のお菓子屋さん!あたしとっても楽しみだわ。ここに来る道中にあったなら、来た道を引き返して行けば着くかしら?

(/硬貨の件、お答えいただきありがとう御座いました。ゲームセンターもとても面白そうです…!硬貨が数枚入った箱が景品のUFOキャッチャーや、レースゲーム、叩くとキラリと光るリズムゲームなんかが思い浮かびました。また、何ヶ所か回るということで小高い丘から街全体が見えたり、星空色のキラキラした花びらの桔梗があったりとか……その場に合わせて考えつつ楽んでいけたらと思っております…!)


  • No.52 by リタ・グリーン  2021-02-08 18:42:41 




>51 アイリス


うん、きっとそうだよ。だから汽車はどこまでもいくの。ずうっと止まらない旅なんて、素敵でしょう?
( 自分はなぜ生きているのか、なんて哲学的な問いをたてるつもりはない。しかしながら、何か大切なものを見付けることができなければ戻ることはできない。恐らくは、乗客皆が同じ状況に置かれている。終わらない物語。永遠と続いてゆく線路。未だふんわりとしたことも、口に出すと現実味を帯びてくるから不思議。「そうだよ。まだ、なぁんにも知らないんだろうなあって、思うから」煌めく青に視線を落として、さくさくと小気味良い音に耳を澄ます。静けさの中に周りの人の談笑が微かに混ざり、落ち着いた空気の中で思考を巡らす。やや冷たい風が心を和らげてくれる気がした。「じゃあ、反対かも。私は何にも興味持てないから。だからね、今びっくりしてる。アイリスのことが気になってるの」ぽつりと溢した言葉が彼女に聞こえるかはわからないけれど、からからと音を立ててスプーンを動かしてパフェを空に。会計が終わると少しだけ軽くなった財布と幸福感を抱えて店を出て。「多分、そのまま行けば着くと思うの。さっきはわくわくしてたから、どこをどう行ったのかちゃんと覚えられているかはわからないけれど……」すん、と鼻を動かして、香りで辿ろうと試みる。犬のような仕草ではあるものの、こうして嗅覚を用いるのが一番確実。人よりも優れたそれが香りをキャッチしたところで、足元にいたのはキャラメル色の毛並みをした兎で。くりくりとした赤い瞳が此方を見ている。「こんなところに……これ、また着いてきてってことかな?」先程猫に導かれてカフェに来たのは記憶に新しい。それならばこの兎も同じ要領で迎えに来てくれたのかもしれない。そもそも飼い主のいない状態で兎がいることさえ珍しいのだから、そうとしか思えない。彼女へと視線を向けては、ゆるりと首を傾げて )
どうする?


( / 取り敢えずは兎に導かれてお菓子を購入し、そこから自由に行動ということで景色を見たり、花を摘んだりと遊べたらなと思っております。ゲームセンターを見付けたなら、汽車に戻ってからも楽しめそうですね……!)


  • No.53 by エリック・ミルワード  2021-02-08 22:40:33 



( / ご無沙汰しております、エリックの背後です。なかなかお返事を返せない状態が続いており大変申し訳御座いません…。先週頃から私生活が忙しくなってしまい、まだ暫くこのような状態が続きそうですので、レス返し出来るようになるのがもう少し先になってしまいそうです。(技量不足で元々遅筆なのもあるのですが…!) 落ち着き次第戻って参りたいと思いますので、今暫く席を残しておいて頂けましたら幸いです。取り急ぎご連絡のみ失礼致しました。 )


  • No.54 by リタ・グリーン  2021-02-09 16:37:01 




>52 エリック背後様


( / ご連絡有り難う御座います。勿論現実優先でゆったりとした旅を楽しんで頂きたいですし、無理はなさらないでください。落ち着いてから再び戻ってきてくだされば大丈夫ですので。またエリックさんとの旅を再開できるのを楽しみにお待ちしております……!)


  • No.55 by アイリス・スペンサー  2021-02-09 20:06:40 




>52 リタ

とっても素敵!何だか映画の中にいるみたいね!このままずうっと、この世界の〝きらきら〟が失われなかったらいいのにね。
(最後に呟かれた言葉は、祈りに似た響きが込められている。この世界に来てしまったのは何かしら意味があること、現実に戻りたくなければこの世界にずっといても良いのだということ。ならばこの旅だけは、ずっと居心地の良い、美しい場所であって欲しい。この青い道のように、ずっと遠くまで自分たちを照らしていて欲しい。そうやって歩きながら、お互いのことをもっと知っていったらどうするだろうとも考えていたから、隣で落とされた呟きには少し目を見開いたがそのまま地面に視線を落としたまま「ふふ」とくすぐったそうに笑って。自分が困った人なのだと告げてもそう言ってくれるのは心地良く、けれど自分の性質もよく知っていたから上手く飲み込むことが出来ずに、2人分の靴を視界に映したままでいて。「あたしもリタのことが知りたいって言ったら困らせてしまうかしら?」汽車の中で見せた彼女の表情を思い出し、素直に言葉を口にして。キャラメル色の可愛らしい兎が姿を現せば「きっとそうよ!ふふ、今度はうさぎさんね!」とうさぎの赤い瞳と目線を合わせるようにしゃがんで「うさぎさん、うさぎさん、あたしたちをお菓子屋さんまで連れてって下さいな」と子供のようにこてんと首を傾げて見せれば、ぴょんと跳ねるうさぎ。「こっちだって。行きましょ?」何となくそう言っているのではないかと思って、パッと立ち上がっては山なりに跳ねるうさぎの後を軽やかな足取りで追う。鼻歌でも歌い出しそうほどに心の調子が良くて、気付けば赤い屋根の家が前方に見えて来て。ほんのりと焼き目のついたビスケットの様な扉、飴色の窓。そこからうさぎの耳がちらりと見えれば顔を輝かせて思わず駆け出して。女子の中でも足は速い方で余裕でうさぎを追い越し、窓に張り付くように中を見れば、びっくりしたうさぎの男の子と目が合ってクスクスと笑い。「リタ!絶対ここよ!」と後ろを振り返って満面の笑みで手を振って)

(/了解しました、とりあえずお菓子のお家の前まで移動させてみました!これからも一緒に色んなものを見て、思い出を作れれば嬉しいです…!汽車に乗ってからもゲームセンターではしゃぐアイリスが予想されますが、今後ともよろしくお願い致します…!/蹴り可)


  • No.56 by リタ・グリーン  2021-02-11 20:36:51 




( / 遅くなっていて申し訳御座いません。明日中には返せるようにする所存ですので、お待ち頂けると幸いです……!)



  • No.57 by リタ・グリーン  2021-02-12 22:41:05 




>55 アイリス


……うん、ずうっとそのままなら良いと思う。きらきらはきらきらなままでいてほしいなって。
( 不変のものなんて存在しない。いずれ輝きは失われ、なくなってしまうのだろう。わかっていても、続いてほしいと思えてくるのだから不思議だ。此処で揺蕩う時間が何よりも楽しい。他の世界もきっと輝きを持っていて、だから零れ落ちてしまわぬように掴んでいたい。何があっても興味がなかったはずなのに、いつの間にかこんな世界も悪くないと思えた。「そうだなあ。でも、でもね。ちょっとだけ、怖い。話したらアイリスが離れていくんじゃないかって、思っちゃうから」思っているよりも素直にするすると出てきてくれた本音。弱さも、脆さも、彼女なら受け止めてくれるかもしれないとそう感じられたのだ。嫌われてしまったらそこでさようなら、なんて割り切ることは出来ないかもしれないけれど。ちゃんと笑えていたかは定かではないが、自分ではそこで微笑んだつもりでいて。「うん、行こっか!」ぴょんぴょんと飛び跳ねる兎を追い掛けてゆく。思っていたよりもすぐ近くにあったお菓子屋さんにびっくりしつつ、中を覗くとそこにいたのは兎の耳の生えた男の子。「アイリス、はやいね……?」軽く息を整えてから扉を開くと、外に漏れていたものよりもずっと甘い香りが出迎える。きらきらのキャンディーやパウンドケーキ、モンブランなどのケーキ類にクッキーなどの焼き菓子。どれも見てもポップで可愛らしい。驚いていた店員が此方にぴょんと駆け寄ってくるのが可愛らしい。「おすすめとか……あるのかな?」そもそも答えてくれるのかさえわからない問い掛けに対し、嬉しそうな笑みを浮かべた兎耳の子が手をぱっと広げてみせる。まるで全部がおすすめ!とでも言いたげに瞳を輝かせてくるその子に、どうしようかと悩むばかり。「アイリスは何が好き?」決められないのだから、一先ず好みを問うてみようか )



  • No.58 by 車掌  2021-02-20 11:40:18 




ゴトンゴトン──
汽車は止まらず進んでゆく。

お乗りの際は、くれぐれも切符をお忘れなきよう。


 >随時募集中


  • No.59 by 車掌  2021-03-06 22:22:46 




月が変わったようですね。
迷い込む乗客は、しっかりと注意事項を読んでからにすることをおすすめします。


 >随時参加者募集中、質問も受付



  • No.60 by 車掌  2021-03-21 20:13:28 




車内が静かになってきたようで御座います。
新たなご乗車も、引き続きのご乗車も歓迎しております。


 >随時参加者募集中

 >キーワードは「蝎(さそり)の火」



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