なりきりセイチャットTOP > オリジナルキャラなりきりチャット > 純白に落とされた漆黒【シリアス/一部グロ/途中参加歓迎/一部人数制限/犯罪組織/軍】
KING 2020-11-04 18:12:42 |
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（/質問ありがとうございます。中世ヨーロッパをイメージしてもらえれば幸いです。白雪姫keep承りました。48時間以内に提出をお願いします）
>4様
（/白雪姫keepしていた者です、質問に回答ありがとうございます、これで良いか査定をお願いできるでしょうか？）
「私を嫌う、私が嫌いな……私を穢すモノ、私を侵すモノ、私を苦しませるモノ……みぃんな、みぃいんなぁぁ……消えてしまえぇぇええ！！」
「無垢な私（スノーホワイト）は死んだのよ……遠い昔に、死んだのよ……」
名前：白雪姫（スノーホワイト）
年齢：18歳
性別：女
性格：熱しやすく冷めやすく、激情的で悲観的な「半」精神破綻者、常識人に近い価値観と破綻者の精神が奇妙な同居状態を成している。母親に目の敵にされ、あまつさえ殺されかけたという記憶がその根底にあり、瞳に映るモノ全てがいずれ自分を殺しに来るのではないかと常に怯えている。元が破綻者だった訳ではない為殺人への抵抗が全く無いということは無いが、行き場も見つけられず死にかけていた自分を拾ってくれたグリムと「王」への決して少なくはない感謝と忠誠、そして「彼らに見捨てられたくない」という思いがそれを薄れさせ非道な行為に走らせている。
容姿：雪の様に白いロングヘアは、根元はストレートだが毛先に行くにつれて緩いウェーブがかかる。ともすれば嫉妬を生みそうな程に整った顔立ち、海の様に深い青色の瞳はまるで泣きはらしたかのような疲労感をいつも湛えており、目元には白い肌によく目立つ深いクマがくっきりと刻まれている。155cmと小柄で且つ痩せ細った身体は触れれば折れそうな程。「仕事」の時には飾り気を抑えた漆黒のロングドレスを身につけて赤いハイヒールを履く、プライベートでは薄水色のロングスカートワンピースと白いハイヒール。利き手は右手。
役柄：犯罪組織グリム代表格『白雪姫』
特性/能力：『白雪姫の服毒自殺（スノーホワイト・トゥ・ダイ）』
白雪姫（スノーホワイト）が有する肉体的特性、人知を遥かに超えた薬毒耐性を持ち、また体内に溜め込んだ毒素を呼気を通して自在に放出することが出来る。毒のみならず良薬であっても無効化してしまう為、白雪姫自身が怪我を負ったり病に侵されることがあれば、薬で症状を和らげることも出来ず自然治癒力に身を委ねることしか出来ない為、自然と人より長く苦しむことになる。それ故に彼女は自分の身の周りに降りかかる危険等に対して人一倍敏感で、且つ潔癖なのである。
武器：
・切り裂き手袋（メインウェポン）
一見すると何の変哲も無い黒手袋だが、指部分に剃刀が仕込まれており、生身であれば撫でるだけでも切傷を与えることが出来る。
・赤紫の毒林檎（サブウェポン）
掌大の見るからに毒々しい赤紫色の林檎、その正体は、落下や衝突等の衝撃を受けることで炸裂する小型爆弾。爆破半径は2mと然程広範囲では無いが、爆発の中心部はダイヤモンドすら粉砕する威力を持つ。不用意に爆発を起こさないよう対衝撃加工を施した球状のガラスケースに収納し、ドレスの内側に5～6個を常に携帯している。
備考：一人称「私」二人称「あなた、あなた様、名前、名前様」
『穢れを知らない白雪姫は、育ての親に毒を飲まされた、純白は血反吐の赤と、憎悪の黒に染め上げられた』
ハーデンベルグ帝国アルヴェート領にあった小貴族の家に生まれ、豪華な生活とまでは行かないまでもそれなりに苦労も無く育つ。しかし10歳になる頃に亡くなった生みの母の後、再婚相手として父が選んだ義理の母親は、前の母に似た白く美しい肌と髪を持つ白雪姫を妬み疎んでいた。虐待に近い扱いを受けながらも、それでもいずれは本当の愛情を注いでくれるようになると信じていた彼女の思いは、14歳の誕生日の日に打ち砕かれる。母の手作りだという美味しそうな林檎のケーキ、ようやく、ようやく新しい母も自分を認めてくれたのだと、歓喜と共にそれを口に運んだ白雪姫――。
苦しみにのたうち回る最中、不思議な事に段々と苦しみが和らいでいくことに気付いた。這いずって掴みかかり、何故、どうしてと叫んで吐いた息は、毒を孕んでいて母を殺した。遅れて帰宅した父親はその残り香で死んだ、涙を流し半狂乱のまま、白雪姫は外の世界へ飛び出して。
もう毒の苦しみは無くなっていた、ただ肌を刺す冬の空気が痛かった。風を避けようと駆け込んだ路地の先で、差し伸べられた掌は――。
募集：疲れ切った心を救ってくれる「王子様」を一名様、募集したいです。
（/プロフ提出ありがとうございます。グリムメンバーは一級犯罪者で構成されています。ようは犯罪を犯し投獄されたことがある人間です。世界的に畏怖される凶悪犯罪者となりますので、それを踏まえた設定だと助かります。説明不足で申し訳ありません。）
>6様
（/お褒めに預かり誠にありがとうございます。眠り姫keep承りました。48時間以内に提出をお願いします。）
>7様
（/軍人keep承りました。48時間以内に提出をお願いします。）
>8様
（/どちらでも構いません。お好きな方を選んでください。）
>9様
>10
（/投獄経験があるのが条件でしたか、申し訳ありません……！
では備考の経歴部分の後半を少し弄って、「両親を殺して外に出た後、撒き散らす毒素で更に多くの人を殺し続けてしまった」「その後歩き回った疲労と寒さに気を失ったところを軍に見つかって捕まり、大量殺人者として投獄、その後グリムメンバーによって牢屋から出される」という内容へ変更した場合は如何でしょうか？
よろしければそこだけ変更しもう一度投下させていただきます）
（/着眼点は悪くは無いと思います。しかし毒耐性や薬耐性に関しては問題ないのですが、呼気に毒素というのはいささか魔法じみているので世界観には合いません。武器に関しては毒を扱うとなれば爆弾まで扱えてしまうのは少し過剰な言い方になってしまいますが、万能性またはチートになりかねないので爆弾よりも毒そのものに精通している設定のほうがKINGも仕事を割り振りやすくてたすかるのですが、どうでしょうか？）
>12様
（/グレーテルkeep承りました。48時間以内に提出をお願いします）
>11様
（/魔法じみた物は無しですね、了解いたしました、あくまでファンタジーではなくリアル寄りの世界観だと捉えた方が良さそうですね？
質問ですが、いわゆる「空想科学系」はありでしょうか、無しでしょうか？
「呼気に毒素」は魔法じみているとのことでしたが、「毒や薬に対して作用する抗体が変質しており、毒素が分解されずそのまま体内に蓄えられている」といった感じで理屈付けをしても不可でしょうか。
林檎の爆弾は確かに爆発も毒も使えてしまうと属性過多ですし削除しますね、代わりに「普通に毒林檎を栽培、所有していて毒殺に使う」みたいな形に変更するのは宜しいでしょうか、果汁を口にすると滅茶苦茶苦しいよ～みたいな……）
「私ね、お兄ちゃんと悪い魔女をやっつけたんだ！凄いでしょー！」
「どうして皆私とお兄ちゃんの事おかしいっていうの…？魔女をやっつけたんだからちょっとくらい褒めてもいいのに…どうして…何処へ行っても私達は報われないの…？もう…もういい。皆燃えてなくなっちゃえばいいのよ！！！！」
「お腹空いたの。美味しい「ゴハン」が食べたいの。お菓子いっぱいの家？ううん、オ菓子は要らない…ゴハンが食べたい、お肉や野菜が食べたいノ…毒の入ったパンは要ラナイ。私が欲しいのは、お兄ちゃんと「ごはん」だけ…所でお母さんは？お父さんは？」
名前： グレーテル・レインジェルド(グレーテル)
年齢： 16
性別： 女
性格： 常に笑顔でいて非常に甘えん坊で、兄と一緒に居るのが好き。やんちゃでたまに他のメンバーに悪戯もするが、時々メンバーに優しい一面も。しかしそれはあくまでもそういう風に「振る舞っている」だけであり、裏では精神異常者である一面が垣間見える事も。過去に魔女をやっつけた、と皆に話しているが、彼女やヘンゼルがそう認識しているだけであり、本当は魔女では無い。宝石を少しだけ所持しており、お金を手に入れるため常時保存している。しかし継母が亡くなり父親をも殺してしまった事により行き場を無くしてしまい、「王」に保護された事を嬉しく思っているが、継母に捨てられた事の影響か夜は「王」や仲間に捨てられてしまうのでは無いかと怯えて不眠症になってしまった。兄が一緒に居れば問題ないが、何時間も一人でいると暴走を始め部屋を燃やしてしまう。また過去のショックにより精神状態が5歳で止まってしまっている為よく転んだりしている一面も。
容姿： 黄色い髪のロングストレートに、薄い半袖ピンクのワンピース、水色の靴に花のカチューシャを付けている。時々髪を結んでポニーテールにする事がある。身長は147cmと小さく可愛らしい見た目をしている。目元にはクマが出来ており寝不足な感じが顔に出ている。緑色の目は嫉妬に溢れているような濃い色をしている。スラッとした体型をしている。
役柄： 犯罪組織グリム代表格「ヘンゼルとグレーテル」より『グレーテル』
特性/能力： 『グレーテルの竈門火調理法』(グレーテルズ・カマドファイアーレシピ)
グレーテルが竈門で魔女を焼き殺した事により後々色々な火器調理を覚えており、人間より炎耐性が高く料理を始めると炎を一時的に纏う事が出来る。纏った炎を操って基本燃やせるものを燃やす事ができる。勿論人間も。しかし炎耐性の物は燃やせない、もしくは燃やすのにかなりの時間を要する。その為隙が出来てしまうこともしばしばある。
武器： 改造フライパン(メインウェポン)
彼女はフライパンを常に持ち歩いており、油やガズバーナーなどの火が無くても改造したフライパンで簡単に物が焼ける。しかしフライパンに収まるサイズでなければならないので人間は燃やせない。(小動物は可能)また相手を叩くと叩いた先に炎が着火する仕組みになっている。但し水耐性はなく池などに手を突っ込めば軽い火傷程度で済んでしまうデメリットもある。
改造ガズバーナー(サブウェポン)
ガズバーナーはよっぽどのことじゃないと使わない。中身は爆弾となっており着火させると爆発までのカウントダウンが始まる。相手に投げつけて爆発させる。相手を見つけるとこのガズバーナーは相手に向けてガスを発射し火の勢いを強くさせて逃げ場を無くす。しかし森など燃える場所でないとほぼ意味のない爆発物である。基本は3個携帯している。
備考： 一人称は「私」二人称は「貴方」「お姉さん」「お兄さん」
ある貧乏な家に生まれて幼少期に捨てられる過去を持つ。最初は兄の機転により突破出来たものの、そこから失敗の連続が続く。毒のパンを持たされ食べようとした所兄に助けられたり。歩いていくと家を見つけ、そこには老婆と同じ子供達が住んでいた。老婆を竈門の中に入れ焼き殺す、自分と兄以外の他の子供達を毒のパンで毒殺し宝石を盗んだ後「悪い魔女に捕まった」などと言って宝石を渡す。恐ろしくなった継母は井戸に落ちて死んでしまう。14になるまで宝石を売ったお金で暮らしていたが開拓等により老婆と子供の白骨死体が軍によりバレてしまい投獄、その後2年経ってグリムメンバーにより脱獄に成功する。父親は行方不明になっている。今日も心強い「兄」と共に1日を過ごして行くーー。利き手は左。
募集： 賢く妹を支えるような兄「ヘンゼル」を募集します。
(/こんな感じでよろしいでしょうか？変更点等あれば教えて下さい！)
（/そういう解釈で問題ないです。毒素が体内に蓄積されているという設定であれば大丈夫です。爆弾についても代替案を出してくださってありがとうございます。それで改めて提出お願いします）
>14様
（/提出ありがとうございます。性格の精神異常者や容姿のクマがあるのは他の参加者様と同じとなりますので削除をお願いします。14様にも説明したように中世ヨーロッパのイメージではありますが、魔法じみたものは無しとさせてもらっています。炎を纏うよりも灯油などの火気厳禁系のものを瓶などに入れて火炎瓶を作って投げ入れる等で代替案を出せないでしょうか？空想科学であれば問題はないです。
武器はできるならば犯罪を犯すのに適したものを推奨したいです。フライパンはちょっとよく分からないです。備考に関しては誰に毒のパンを持たされたのか、なぜ兄は気づいたのか、老婆の家を見つけるのはいいのですがなぜ老婆を焼き殺したのかなどの理由が明確に書かれておらず飛び飛びとしたエピソードに感じてしまいます。以上を踏まえて再提出していただくか、分からない箇所を質問してみるのも良いですし、14様のように代替案を出して確認をしてみるのも構いません。）
>15様
「どうぞ御命令を、キング。ローゼは貴方様の忠実な僕。貴方様が望む事で有ればこの命と引き換えにでも成し遂げて見せましょう。」
「あの方はいつだって私達をいらっしゃるのです。善行も悪業も、全て。慈悲深い神は貴方に贖罪のチャンスを与えて下さりました。この痛みや苦しみを乗り越えた先に久遠の安らぎがあるのです。……嗚呼、お喋りが過ぎましたね。さぁ、次はどこにしましょうか。その嘘ばかり吐き出すお口が良いかしら？」
名前： ローゼ
年齢： 21歳
性別： 女
性格： やや引っ込み思案で言葉足らずかと思えば、その分は全て行動で示す娘。何か大きな感情の波が起こった時はどうなるか分からない危うさを持つ。思い込みが激しく、目的の為ならば手段は選ばないタイプ。キングのために自分を削ることに抵抗がなく、仮に無謀な作戦でも躊躇なく実行する程度には信仰している。他人の前では常に自我は抑制され全ての行動はキングのため。それ故に相手への控えめな態度とは裏腹に躊躇といったものを知らず犯罪行為を厭う事もない。まっとうな信仰を語りながらも、信仰の為ならば社会道徳が目に入らなくなり、ありとあらゆる行為を容認してしまう──そういった破綻箇所を外部に悟らせない所が悪質とも。
容姿：腰辺りまで伸びた亜麻色の髪は生まれつきほんの微かに緩やかなウェーブが掛かっており、空気を含みふわっとした軽い髪質。前髪は少し目に掛かる程度で無造作に、後ろ髪はそのままにしている事が殆ど。くっきりとした二重瞼で虹彩はアンバーで右目の端に小さな泣き黒子が有る。あまり日焼けしておらず色白の肌を持つ。平均的で年相応の女性らしさがある体。しなやかな筋肉のつき方をしている。
服装はゆったりした袖のついた膝丈の黒いトゥニカ、頭には同色のヴェールを被る。
役柄： 犯罪組織グリム代表格【眠り姫】
特性/能力：
【スリーピングビューティー】
名前とは裏腹に睡眠時間を殆ど必要としない体質。代わりに所謂“寝溜め”が可能。約二時間の睡眠で一日の活動ができ、八時間眠れば三日はコンディションを維持したまま活動が可能。それ故に持久力が高く比較的長期戦向き。特別な技術は持ち合わせていないので相手の集中力や体力が途切れたタイミングで仕留めるスタイル。
武器：
短剣／何の変哲もないその辺りの店でも入手できるような物。手によく馴染んでいるから持ち歩いているだけで執着はない。時と場合によっては複数所持。
回転式拳銃／サブとして所持。普段は全く使わずにガーターホルスターの中にしまい込まれている。
備考：
元は教会の前に捨てられていた孤児。併設されていた孤児院に引き取られ、そのままシスターとなった。
『アルヴェート領のとある村において、住民が次々と刺殺される怪事件が発生する。捜査の結果､犯人は村の片隅にある教会のシスター・ローゼで彼女による無差別刺殺事件であった事が判明するが、村はすでに壊滅していた。』
判明後に即捕らえられてはいるが、事情聴取を行っても要領を得ぬ説明ばかりで世間一般では詳細は不明とされている。当時18歳。実際にはローゼと村の人々では信仰のカタチが違った事により、ローゼが彼等を異端者と断じて“罪を償わせた”結果。当人に悪い事をしたと言う意識は無く、それは殺害≠救済という認識だから。それ故に一部グリムメンバーには稀に冷ややかな瞳を向ける事も。
出生からしても本来ならば大した技術は無いが、ローゼは信じる物がある限り肉体が限界を迎えるまで止まることはない。一度捕らえられた時も意識が飛ぶまで利き手である右手にはナイフを握り続けていた。
牢獄から連れ出された時に信仰の対象が形状のない神という存在からキングにチェンジした結果、最初からキングに対しては従順。仕事はどんな形であれ指示された事は確実に達成して来ている。
救いを与えるという結果が重要であり、その過程に拘りは殆どない為に最低限の隠蔽すらしない。基準は不明だが時折“贖罪”と称して拷問紛いの事を行う事がある。本人は返り血塗れで帰ってくるし、現場もグリム内ではトップクラスに悲惨、と言うより汚い。大抵子供が後先考えずに遊んで散らかした様になっている。周囲の人間が目に入っていない事も多いので目撃者も多い。
募集：ローゼと何かしら因縁のある軍人
（/キープありがとうございました。一応ベクトルの違う狂人を意識していますが、他参加者様との被りが含まれたら申し訳ありません。問題が有れば指摘お願いします。また、宜しければキングの護衛役に立候補したいのですが如何でしょうか…？）
>16
(/あーっ申し訳ないです！実は希望した後すぐ原作を視聴したんですけど、客観的に見てもまとめられてないですね(- -;)本当申し訳ない…一応改変も視野に入れておきます(汗)どうにかしてまとめられるよう頑張ります…)
（/白雪姫です、諸々の修正箇所を改訂し再提出させていただきます、確認をお願いします！）
「私を嫌う、私が嫌いな……私を穢すモノ、私を侵すモノ、私を苦しませるモノ……みぃんな、みぃいんなぁぁ……消えてしまえぇぇええ！！」
「無垢な私（スノーホワイト）は死んだのよ……遠い昔に、死んだのよ……」
名前：白雪姫（スノーホワイト）
年齢：18歳
性別：女
性格：熱しやすく冷めやすく、激情的で悲観的な「半」精神破綻者、常識人に近い価値観と破綻者の精神が奇妙な同居状態を成している。母親に目の敵にされ、あまつさえ殺されかけたという記憶がその根底にあり、瞳に映るモノ全てがいずれ自分を殺しに来るのではないかと常に怯えている。元が破綻者だった訳ではない為殺人への抵抗が全く無いということは無いが、牢に拘束され殺人者として死刑の執行を待つのみであった自分を救い出してくれたグリムと「王」への決して少なくはない感謝と忠誠、そして「彼らに見捨てられたくない」という思いがそれを薄れさせ非道な行為に走らせている。
容姿：雪の様に白いロングヘアは、根元はストレートだが毛先に行くにつれて緩いウェーブがかかる。ともすれば嫉妬を生みそうな程に整った顔立ち、海の様に深い青色の瞳はまるで泣きはらしたかのような疲労感をいつも湛えており、目元には白い肌によく目立つ深いクマがくっきりと刻まれている。155cmと小柄で且つ痩せ細った身体は触れれば折れそうな程。「仕事」の時には飾り気を抑えた漆黒のロングドレスを身につけて赤いハイヒールを履く、プライベートでは薄水色のロングスカートワンピースと白いハイヒール。利き手は右手。
役柄：犯罪組織グリム代表格『白雪姫』
特性/能力：『白雪姫の服毒自殺（スノーホワイト・トゥ・ダイ）』
白雪姫（スノーホワイト）が有する肉体的特性、体内の各種抗体が変質しており人知を遥かに超えた薬毒耐性を持つ。また取り込んだ毒素は無毒化されずそのまま体内に蓄積されており、それを呼気を通して体外へ放出することも可能。毒のみならず良薬であっても無効化してしまう為、白雪姫自身が怪我を負ったり病に侵されることがあれば、薬で症状を和らげることも出来ず自然治癒力に身を委ねることしか出来ず自然と人より長く苦しむことになる。それ故に彼女は自分の身の周りに降りかかる危険等に対して人一倍敏感で、且つ潔癖である。
武器：
・切り裂き手袋（メインウェポン）
一見すると何の変哲も無い黒手袋だが、指部分に剃刀が仕込まれており、生身であれば撫でるだけでも切傷を与えることが出来る。
・赤紫色の林檎（サブウェポン）
白雪姫が吐いた毒素を吸収し偶発的に変質した「種」から育てられた小さな林檎の樹、そこから採取される如何にも毒々しい赤紫色の林檎。果肉と果汁は香り高く美味、しかし栽培した当人以外が口にすればたったの一口であっても命を失いかねない猛毒の果実。なお、白雪姫は毒素を体内に溜め込む目的でこれをよく口にしている。
備考：一人称「私」二人称「あなた、あなた様、名前、名前様」
『穢れを知らない白雪姫は、育ての親に毒を飲まされた、純白は血反吐の赤と、憎悪の黒に染め上げられた』
ハーデンベルグ帝国アルヴェート領にあった小貴族の家に生まれ、豪華な生活とまでは行かないまでもそれなりに苦労も無く育つ。しかし10歳になる頃に亡くなった生みの母の後、再婚相手として父が選んだ義理の母親は、前の母に似た白く美しい肌と髪を持つ白雪姫を妬み疎んでいた。虐待に近い扱いを受けながらも、それでもいずれは本当の愛情を注いでくれるようになると信じていた彼女の思いは、14歳の誕生日の日に打ち砕かれる。母の手作りだという美味しそうな林檎のケーキ、ようやく、ようやく新しい母も自分を認めてくれたのだと、歓喜と共にそれを口に運んだ白雪姫――。
苦しみにのたうち回る最中、不思議な事に段々と苦しみが和らいでいくことに気付いた。這いずって掴みかかり、何故、どうしてと叫んで吐いた息は、毒を孕んでいて母を殺した。遅れて帰宅した父親はその残り香で死んだ、涙を流し半狂乱のまま、白雪姫は外の世界へ飛び出して。
行くべき場所など分からなかった、喉の奥から漏れる毒が、その様子を心配し傍へとやってくる人々の、動物達の、その命を端から奪い続けても、白雪姫には最早それすらも分からなかった。やがて呑んだ毒を吐き尽くし、歩き続けて疲れた足が動かなくなり、倒れ伏したその手には枷をかけられた。封じ込められたのは冷たい牢の奥、そこに仄暗い光が差し込んだのは、白雪姫が起こした一連の事件からひと月程が経ってからである。
募集：疲れ切った心を救ってくれる「王子様」を一名様、募集したいです。
「私ね、お兄ちゃんと悪い魔女をやっつけたんだ！凄いでしょー！」
「どうして皆私とお兄ちゃんの事おかしいっていうの…？魔女をやっつけたんだからちょっとくらい褒めてもいいのに…どうして…何処へ行っても私達は報われないの…？もう…もういい。皆燃えてなくなっちゃえばいいのよ！！！！」
「お腹空いたの。美味しい「ゴハン」が食べたいの。お菓子いっぱいの家？ううん、オ菓子は要らない…ゴハンが食べたい、お肉や野菜が食べたいノ…毒の入ったパンは要ラナイ。私が欲しいのは、お兄ちゃんと「ごはん」だけ…所でお母さんは？お父さんは？」
名前： グレーテル・レインジェルド(グレーテル)
年齢： 16
性別： 女
性格： 常に笑顔でいて非常に甘えん坊で、兄と一緒に居るのが好き。やんちゃでたまに他のメンバーに悪戯もするが、時々メンバーに優しい一面も。しかしそれはあくまでもそういう風に「振る舞っている」だけであり、裏では誰も信じられず凶暴的な一面もある。過去に魔女をやっつけた、と皆に話しているが、彼女やヘンゼルがそう嘘をついて誤魔化しているだけであり、本当は魔女では無い。宝石を少しだけ所持しており、お金を手に入れるため常時保存している。しかし継母が亡くなり父親をも殺してしまった事により行き場を無くしてしまい、「王」に保護された事を嬉しく思っているが、継母に捨てられた事の影響か夜は「王」や仲間に捨てられてしまうのでは無いかと怯えて不眠症になってしまった。兄が一緒に居れば問題ないが、何時間も一人でいると暴走を始め部屋を燃やしてしまう。また過去のショックにより精神状態が5歳で止まってしまっている為よく転んだりしている一面も。
容姿： 黄色い髪のロングストレートに、薄い半袖ピンクのワンピース、水色の靴に花のカチューシャを付けている。時々髪を結んでポニーテールにする事がある。身長は147cmと小さく可愛らしい見た目をしている。緑色の目は嫉妬に溢れているような濃い色をしておりスラッとした体型をしている。
役柄： 犯罪組織グリム代表格「ヘンゼルとグレーテル」より『グレーテル』
特性/能力： 『グレーテルの火器系料理調理法』(グレーテルズ・ファイアーアームシステムクッキングレシピ)
グレーテルは炎耐性に強い体質なので、火傷の怖さを知らない。なので常に火器系(フライパンやガズバーナー等)を持ち歩いており、それぞれの場所に面して火器を入れ替え利用して戦うのが主な戦術。しかし幼い頃から貧しい食事だった為あまり体は強くないので、不安定に貧血等を起こして怯んでしまうのがデメリット。
武器：消化器 (メインウェポン)
どこにでもある普通の消化器。炎耐性はあるけれど念の為。相手にかけて目を眩ませるか撲殺するしか手はないが彼女はそれで満足しているようだ。
火炎瓶(サブウェポン)
炎に対して耐性があるので追い詰められた時は自分をも巻き込む距離でも構わず投げつける。普段は2、3本携帯しているがよっぽどのことじゃないと使わない。
備考： 一人称は「私」二人称は「貴方」「お姉さん」「お兄さん」
ある貧乏な家に生まれて幼少期に捨てられる過去を持つ。父親は反対していたはものの口減らしの為に捨てられてしまう会話を聞いて悲しみに暮れたが、兄と協力する事によりなんとか状態を保つことはできていた。最初は兄の機転により小石を回収し、無事帰宅出来たものの、そこから失敗の連続が続く。鍵は閉められてしまい石は拾えず、代わりに継母に毒のパンを持たされまた捨てられて、お腹を空かせて食べようとした所、兄はパンをちぎって鳥に食べさせ鳥は死に、「このパンは食べられないよ。」と教えられて兄に助けられたり。途方に暮れながら歩いていくと家を見つけ、そこには老婆と5、6歳くらいの年齢の子供達が住んでいた。(当時のグレーテル達も大体それくらい)大歓迎ムードだったが、二人はチャンスを逃さず機転を利かせ、グレーテルは老婆を竈門の中に入れ焼き殺す、兄は自分とグレーテル以外の他の子供達を継母からもらった毒のパンで毒殺し宝石を盗んだ後「悪い魔女に捕まった」などと言って宝石を渡す。継母は消失したと父親から聞かされていたがグレーテルは気付いていた。「老婆の正体は継母だった」という事を。兄に事情を説明して、父親には説明せず暮らしていく道を選択した。14になるまで宝石を売ったお金で暮らしていたが開拓等により老婆と子供の白骨死体が軍によりバレてしまい投獄、その後2年経ってグリムメンバーにより脱獄に成功する。父親は行方不明になっている。(死体の完全処理に成功した為)今日も心強い「兄」と共に1日を過ごして行くーー。利き手は左。
募集:賢く妹を支えてくれるような兄「ヘンゼル」を募集します。
(/修正版投稿失礼します！チートや被り要素などあったら遠慮なく教えていただけるとありがたいです…！)
（/提出ありがとうございます。不備等が見当たりませんのでよろしくお願いします。また護衛役への立候補ありがとうございます。上っ面でしか対応しない最低な王様でよければ是非ともお願いしたい所です。）
>17ローゼ本体様
（/訂正ありがとうございます。大まか問題ありません。少し疑問というか提案なのですが、蓄積された毒素を呼気にと拘っていらっしゃるのであればこれ以上は何も申し上げられませんが、もし変更が可能であれば呼気ではなく毒素は血液で循環しているほうが致死量も調整できそうではないでしょうか？土に滴らせれば育つ植物は毒草に、または周辺を瘴気を作り上げることもできそうな気もします。
ちなみに白雪姫はコードネームなので、本名があると助かります。）
>19様
（/訂正ありがとうございます。性格容姿武器に関して問題なくなりました。備考が主が読解力がないせいかもしれないんですが、小石が急に出てきてよく分からないです。その石は何のために回収しているんでしょう。老婆が継母だということは兄妹の父は老婆と再婚したということでしょうか？それとも継母は老婆の姿に変装をしたということでしょうか？そもそもなぜ継母は父と離れて子供たちと暮らしているのでしょうか？継母＝老婆を焼き殺した動機は恐らく毒パンで殺されそうになったからだとは思いますが、他の子供たちを殺したのは竈に投げ入れた所を見られたから、でしょうか？そこの説明をお願いします。あとグレーテルはコードネームです。本名をお願いします。またファミリーネームは貴族と軍人にしか与えられませんので要りません。長々と書いてしまって申し訳ありませんが、よろしくお願いします。）
>20様
（/質問ありがとうございます。それはチートかつ魔法じみたものという解釈となります。）
>21様
>22
（/名前の件了解致しました、「小貴族の出身」としているので、ファミリーネームを付けて良いでしょうか？
呼気に特別拘りがある訳ではないですね、白雪姫の発狂ポイントとして「自分の意志とは違うところで両親を殺害してしまった」というステップを踏ませたいと思った時に、「偶然吐いた息に、母に飲まされたばかりの毒が含まれていた」とするのが一番自然かなと思ったので呼気という設定に落としました。
そしてそう考えると血液でも良さそうな感じはしますね、吐いた血液に触れた母親が皮膚から吸収された毒素で死亡……という流れもそれ程違和感は無さそうですし、主様の仰る通りに応用範囲も広がりそうですので、ロールもかなりしやすくなりそうです、提案ありがとうございます。
では一応本名の設定と毒素の件を少し弄って、再改訂版を投下させていただきます）
>22
(/小石に関しては、ヘンゼルとグレーテルが無事帰宅する為に両親が寝静まった後ヘンゼルがこっそり窓から抜け出して小石を集めて翌日帰宅に成功したという部分ですね。また新たに修正版を提出する際追加で書かせて頂きます。継母に関してですか変装ですね。他の子供達に関しての殺害動機は老婆が死亡するところ、宝石を盗む所を見られなくたかったのを理由にしようと思います。また本名に関しては承知しました。本当申し訳ないです、修正版書かせて頂きますね、迷惑ばかりかけて申し訳ないです。)
「私ね、お兄ちゃんと悪い魔女をやっつけたんだ！凄いでしょー！」
「どうして皆私とお兄ちゃんの事おかしいっていうの…？魔女をやっつけたんだからちょっとくらい褒めてもいいのに…どうして…何処へ行っても私達は報われないの…？もう…もういい。皆燃えてなくなっちゃえばいいのよ！！！！」
「お腹空いたの。美味しい「ゴハン」が食べたいの。お菓子いっぱいの家？ううん、オ菓子は要らない…ゴハンが食べたい、お肉や野菜が食べたいノ…毒の入ったパンは要ラナイ。私が欲しいのは、お兄ちゃんと「ごはん」だけ…所でお母さんは？お父さんは？」
名前： エルナ
年齢： 16
性別： 女
性格： 常に笑顔でいて非常に甘えん坊で、兄と一緒に居るのが好き。やんちゃでたまに他のメンバーに悪戯もするが、時々メンバーに優しい一面も。しかしそれはあくまでもそういう風に「振る舞っている」だけであり、裏では誰も信じられず暴れ回り凶暴的な一面もある。過去に魔女をやっつけた、と皆に話しているが、彼女や兄がそう嘘をついて誤魔化しているだけであり、本当は魔女では無い。宝石を少しだけ所持しており、お金を手に入れるため常時保存している。しかし継母が亡くなり父親をも殺してしまった事により行き場を無くしてしまい、「王」に保護された事を嬉しく思っているが、継母に捨てられた事の影響か夜は「王」や仲間に捨てられてしまうのでは無いかと怯えて不眠症になってしまった。兄が一緒に居れば問題ないが、何時間も一人でいると暴走を始め部屋を燃やしてしまう。また過去のショックにより精神状態が5歳で止まってしまっている為よく転んだりしている一面も。
容姿： 黄色い髪のロングストレートに、薄い半袖ピンクのワンピース、水色の靴に花のカチューシャを付けている。時々髪を結んでポニーテールにする事がある。身長は147cmと小さく可愛らしい見た目をしている。緑色の目は嫉妬に溢れているような濃い色をしておりスラッとした体型をしている。
役柄： 犯罪組織グリム代表格「ヘンゼルとグレーテル」より『グレーテル』
特性/能力： 『グレーテルの火器系料理調理法』(グレーテルズ・ファイアーアームシステムクッキングレシピ)
グレーテルは炎耐性が特に強い体質なので、火傷の怖さを知らない。なので常に火器系(フライパンやガズバーナー等)を持ち歩いており、それぞれの場所に面して火器を入れ替え利用して戦うのが主な戦術。しかし幼い頃から貧しい食事だった為あまり体は強くないので、不安定に貧血等を起こして怯んでしまうのがデメリット。
武器：消化器 (メインウェポン)
どこにでもある普通の消化器。炎耐性はあるけれど念の為。相手にかけて目を眩ませるか撲殺するしか手はないが彼女はそれで満足しているようだ。
火炎瓶(サブウェポン)
炎に対して耐性があるので追い詰められた時は自分をも巻き込む距離でも構わず投げつける。普段は2、3本携帯しているがよっぽどのことじゃないと使わない。
備考： 一人称は「私」二人称は「貴方」「お姉さん」「お兄さん」
ある貧乏な家に生まれて幼少期に捨てられる過去を持つ。父親は反対していたはものの口減らしの為に捨てられてしまう会話を聞いて悲しみに暮れたが、兄と協力する事によりなんとか状態を保つことはできていた。最初は兄の機転により両親が寝静まった夜に窓から抜け出し小石を回収して無事帰宅出来たものの、そこから失敗の連続が続く。鍵は閉められてしまい石は拾えず、代わりに継母に毒のパンを持たされまた捨てられて、お腹を空かせて食べようとした所、兄はパンをちぎって鳥に食べさせ鳥は死に、「このパンは食べられないよ。」と教えられて兄に助けられたり。途方に暮れながら歩いていくと家を見つけ、そこには老婆と5、6歳くらいの年齢の子供達が住んでいた。(当時のエルナ達も大体それくらい)大歓迎ムードだったが、二人はチャンスを逃さず機転を利かせ、計画を作成、実行する。エルナは老婆を竈門の中に入れ焼き殺す、兄は自分とエルナ以外の他の子供達を宝石を盗む所、老婆を殺す所を見られない為に子供達に「お婆さんは朝から仕事へ行くことになり朝食作りを頼まれて作った」と嘘をついて継母からもらった毒のパンで毒殺し宝石を盗み帰宅した後「悪い魔女に捕まった」などと言って宝石を渡す。継母は消失したと父親から聞かされていたがエルナは気付いていた。「老婆の正体は継母だった」という事を。兄に事情を説明してこれからどうするかを話し合い、父親には説明せず暮らしていく道を選択した。14になるまで宝石を売ったお金で暮らしていたが、父親に真実を話すと、父親は二人を抱きしめ謝罪…だが、結局二人は父親をも殺害してしまった。動機はただ「怖かったから」一度捨てられた恨みや憎しみ悲しみなどが混じり合い、本当は優しく親切だった父親も疑い信じられずに殺してしまったのだ。開拓等により老婆と子供の白骨死体が軍によりバレてしまい投獄、その後2年経ってグリムメンバーにより脱獄に成功する。父親は行方不明になっている。(死体の完全処理に成功した為)今日も心強い「兄」と共に1日を過ごして行くーー。利き手は左。
募集:賢く妹を支えてくれるような兄「ヘンゼル」のコードネームを持った方を募集します。
（/参加許可ありがとうございます。其方で全く問題が無いと言うか大歓迎ですので是非此方こそ護衛役としてお傍に控えさせて頂ければ…！ではでは開始お待ちしておりますね。）
（/ファミリーネーム付けても問題ないです。一応貴族なので親は爵位持ちにするとして準男爵あたりでどうでしょうか。特性などに関してそれで問題ないです。何度も申し訳ありませんが、よろしくお願いします）
>23様
（/小石の件なんとなくですが、追い出されても無事に帰宅出来るようになるための布石みたいなかんじの認識で問題ないでしょうか？それ以外は問題なくなりました。解釈違いであれば説明して頂けたら幸いです。そこについては改めて再提出する必要はありません。）
>24様
（/白雪姫の再改定版です、確認お願いします）
「私を嫌う、私が嫌いな……私を穢すモノ、私を侵すモノ、私を苦しませるモノ……みぃんな、みぃいんなぁぁ……消えてしまえぇぇええ！！」
「無垢な私（スノーホワイト）は死んだのよ……遠い昔に、死んだのよ……」
名前：マルガレータ・リドヴィン/白雪姫（スノーホワイト）
年齢：18歳
性別：女
性格：熱しやすく冷めやすく、激情的で悲観的な「半」精神破綻者、常識人に近い価値観と破綻者の精神が奇妙な同居状態を成している。母親に目の敵にされ、あまつさえ殺されかけたという記憶がその根底にあり、瞳に映るモノ全てがいずれ自分を殺しに来るのではないかと常に怯えている。元が破綻者だった訳ではない為殺人への抵抗が全く無いということは無いが、牢に拘束され殺人者として死刑の執行を待つのみであった自分を救い出してくれたグリムと「王」への決して少なくはない感謝と忠誠、そして「彼らに見捨てられたくない」という思いがそれを薄れさせ非道な行為に走らせている。
容姿：雪の様に白いロングヘアは、根元はストレートだが毛先に行くにつれて緩いウェーブがかかる。ともすれば嫉妬を生みそうな程に整った顔立ち、海の様に深い青色の瞳はまるで泣きはらしたかのような疲労感をいつも湛えており、目元には白い肌によく目立つ深いクマがくっきりと刻まれている。155cmと小柄で且つ痩せ細った身体は触れれば折れそうな程。「仕事」の時には飾り気を抑えた漆黒のロングドレスを身につけて赤いハイヒールを履く、プライベートでは薄水色のロングスカートワンピースと白いハイヒール。利き手は右手。
役柄：犯罪組織グリム代表格『白雪姫』
特性/能力：『白雪姫の服毒自殺（スノーホワイト・トゥ・ダイ）』
白雪姫（スノーホワイト）が有する肉体的特性、体内の各種抗体が変質しており人知を遥かに超えた薬毒耐性を持つ。また取り込んだ毒素は無毒化されず体内に蓄積され、そのまま血中で循環し続けており、白雪姫の血液はそれ自体が並の毒薬は凌駕する程の毒性を有している。毒のみならず良薬であっても無効化してしまう体質の為、自身が怪我を負ったり病に侵されることがあれば、薬で症状や痛みを和らげることも出来ず自然治癒力に身を委ねることしか出来無い為自然と人より長く苦しむことになる。それ故に彼女は自分の身の周りに降りかかる危険等に対して人一倍敏感で、且つ潔癖である。
武器：
・切り裂き手袋（メインウェポン）
一見すると何の変哲も無い黒手袋だが、指部分に剃刀が仕込まれており、生身であれば撫でるだけでも切傷を与えることが出来る。
・赤紫色の林檎（サブウェポン）
白雪姫の血中の毒素を吸収して偶発的に変質した「種」から育てられた小さな林檎の樹、そこから採取される如何にも毒々しい赤紫色の林檎。果肉と果汁は香り高く美味、しかし栽培した当人以外が口にすればたったの一口であっても命を失いかねない猛毒の果実である。なお、白雪姫は毒素を体内に溜め込む目的でこれをよく口にしている。
備考：一人称「私」二人称「あなた、あなた様、名前、名前様」
『穢れを知らない白雪姫は、育ての親に毒を飲まされた、純白は血反吐の赤と、憎悪の黒に染め上げられた』
ハーデンベルグ帝国アルヴェート領にあった小貴族の家に生まれ、豪華な生活とまでは行かないまでもそれなりに苦労も無く育つ。しかし10歳になる頃に亡くなった生みの母の後、再婚相手として父が選んだ義理の母親は、前の母に似た白く美しい肌と髪を持つ白雪姫を妬み疎んでいた。虐待に近い扱いを受けながらも、それでもいずれは本当の愛情を注いでくれるようになると信じていた彼女の思いは、14歳の誕生日の日に打ち砕かれる。母の手作りだという美味しそうな林檎のケーキ、ようやく、ようやく新しい母も自分を認めてくれたのだと、歓喜と共にそれを口に運んだ白雪姫――。
苦しみにのたうち回る最中、不思議な事に段々と、動ける程度に苦しみが和らいでいくことに気付いた。這いずって掴みかかり、何故と叫ぶ喉から零れた赤い血は毒の蜜と化しており、それに触れた母と、遅れて帰宅した父親の命を奪い取った。
半狂乱のまま家を飛び出した白雪姫、しかし行くべき場所など分からなかった、零れる毒がその様子を心配し傍へとやってくる人々の、動物達の命を端から奪い続けても、最早そのことすらも分からなかった。やがて呑んだ毒を吐き尽くし、歩き続けて疲れた足が動かなくなり、倒れ伏した手に枷をかけられ封じ込められたのは冷たい牢の奥。
そこに仄暗い光が差し込んだのは、白雪姫が起こした一連の事件からひと月程が経ってからである。
募集：疲れ切った心を救ってくれる「王子様」を一名様、募集したいです。「救い方」に関しましては限定しておりません。
（/では問題がなくなりましたので受理させていただきます。よろしくお願いします）
>24エルナ本体様
（/再提出ありがとうございます。問題なくなりましたので、受理させていただきます。よろしくお願いします）
>マルガレータ本体様
（/keep期間が過ぎましたのでkeepを外させていただきます。）
>8様
（/シンデレラkeep承りました。48時間以内に提出をお願いします）
>30様
《募集》
犯罪組織グリム
王様……>3ステイル
メンバー
代表格……七人
>17ローゼ（茨姫）
>24エルナ（グレーテル）
>28マルガレータ（白雪姫）
灰かぶり姫keep>30様
ハインリヒ
髪長姫
ヘンゼル
赤ずきん
その他……無制限
グランドロア
ノンキャリアの大佐（男）……一人
軍人……無制限（役職自由）
（/軍人急募致します。また女性キャラが多数のため男性キャラ優遇致します）
【ステイル/ハーデンベルグ拠点Ｄ一室】
オイルランプのみのやや薄暗い部屋に一人テーブルを前にして座るのは、世間を否、世界を賑わせている犯罪組織の頭脳（ブレイン）ことKINGとして名の知れ渡る男。軽くパーマのかけられた柔らかそうな髪質と少々タレ目がちの瞳、左目に泣き黶と見た目的には普通の優男ではあるが、組織随一のイカれた思考は組織にいる犯罪者たちを従わせるには十分すぎる素質を持ち合わせている。その名をステイルといい、犯罪組織の頭でありながらも世界に顔を隠すことなく、また名を偽ることも無く堂々としていた。そんな彼の専らの興味はどれだけの「偽善者」を屠るかであり、その為にはいかなる卑劣な手段も厭わない。
「実につまらない依頼ばかりですが、世界はこんなにも腐っているという証にもなる。たまには私も外に出て動いてみましょうか……」
彼の手に収められる依頼書の数々は極秘りに組織に届けられたものだ。内容はさまざまであるが、大抵は暗殺依頼が多い。ステイルは少しばかり面倒くさそうに依頼書をテーブルに投げ捨てると、背後に掛けてある上着に袖を通そうとした。
（/絡みにくかったらすみません。絡み文を出しておきます。皆様よろしくお願いします）
>34
【マルガレータ（白雪姫）/ハーデンベルグ拠点D廊下】
赤いハイヒールが刻む静かな足音、漂うのは甘い香り。
青色の瞳は深い疲労を隠すことなく、漆黒のドレスに微かな血の跡が滲む。
怯えた様に震える手で、眼の前の扉――「王」の居室に繋がる扉を二度軽く叩いた。
「……失礼いたします、王様、白雪姫です……先日の依頼、滞りなく完了いたしました、その件のご報告に……」
（/こんな形でよろしいでしょうか）
【ステイル/ハーデンベルグ拠点Ｄ一室】
袖を通したところで控えめなノック音と共に扉の向こう側の人物の声が扉を介して聞こえてくる。どうやら与えていた依頼を終えて報告に来たようだ。通した上着をまた脱ぐのも億劫なので軽く前をボタンで留めたところで入室を促すように返事をする。
「どうぞ」
声で誰が来たのかは分かってはいるが、念の為にテーブルに投げ捨てていた依頼書を軽く集めて整え、鍵のかかった机の引き出しへと移した。
（/大丈夫です。絡みありがとうございます）
>34白雪姫
（/ありがとうございます。姫と書かれてますが性別は不問なので男でも問題ないですよ。髪長姫keep承りました。48時間以内に提出お願いします）
>38様
>36
【マルガレータ（白雪姫）/ハーデンベルグ拠点D廊下→一室】
震える手でドアノブを捻り、押し込む。
扉の向こうに見えた姿に、申し訳なさそうに微かに俯いた。
「……あ、お出かけのご予定でしょうか、もしお邪魔ならまた後程に……」
傍から見れば過剰な程の遠慮がちな姿勢、それが「もしも相手の機嫌を損ねてしまったら」という怯えから来るものだということは、ステイルならば知っているかもしれない。
今にも縮こまって逃げ出してしまいそうなその後ろ手には、先日の依頼――『ある貴族に敵対的な軍高官の殺害、及びその邸宅に隠されている重要書類の奪取』を成功させた証拠である書類束が握られていた。
申し訳ありません。シンデレラのkeepをお願いしていた者です。性格面での調整がどうしてもうまくいかず、時間がかかってしまうと判断したためkeepの取り消しをお願い致します。
【ステイル/ハーデンベルグ拠点Ｄ一室】
控えめに部屋に入ってきたのは予想通りの人物。一目で白だと分かる出で立ちの少女の本名にさして興味がない王は、どこか怯えているかのようにも見える彼女に笑みを零して今にも踵を返して出ていきそうなのを止める為、労いと共に改めて名を呼ぶ。
「大丈夫ですよ。ご苦労様です白雪姫」
彼女に与えた任務はなんだったかと笑顔の裏で思い出しつつ、後ろ手にチラリと見える紙のようなものを捉えると「重要書類」に纏わるものだと瞬時に理解し手を伸ばしてその「重要書類」を受け取ろうとした。
「任務は滞りなく完遂できたようですね」
>40白雪姫
【ローゼ/ハーデンベルグ拠点Ｄ付近】
入り組んだ路地の突き当たり。月明りすら差し込まない真っ暗な世界で息を吐く。拠点へと戻る途中について来る人影に気が付いたのは十分前。路地裏に誘い込んだ青年はあっさりと救ってやれた。服装からして捜査にかかわっている人間だろう。手に握っている短剣からは乾いていない血がぽたりと落ちた。何度刺したのか覚えていない。多分、十回と少し。
「…あら」
常のように救済の証を示そうとしたが、懐を探った手は何もつかまずに空を切る。どうやら先ほどの仕事で使いきってしまったらしい。取りに行くまでに発見されてしまいそうだし、どうしようか。そんなことを考えていた。
（/参加遅れて申し訳ありません…！）
【エルナ/ハーデンベルグ拠点D廊下】
ふんふんふふん♪
(ご機嫌な様子でやってきたのは左手にフライパンを、右手に先程完遂した依頼書を手に持った少女。血濡れたハンカチが地面に落ちたのに気付くと「危ない危ない…」と一言零しながら拾い上げポケットに戻す。鼻歌を歌いながらルンルンと廊下を進んでいくが、突然止まった後彼女は兄の心配事をしていた。いつになったら帰ってくるのかな、という不安が彼女を襲う。背中をビクビクさせて振り返るのを我慢して先へ進んでいく。進んでいく途中に数々のここに来てできた思い出を思い出しつつ歩を進んでいく中、少し依頼等についての考え事をしているうちに足を止めてしまい)
(/遅れて申し訳ないです！！)
「あ？俺が狂ってる？‥‥あのな、俺はあくまでも仕事として殺しをしてるだけだっつーの。俺はシリアルキラーじゃないんで、その辺は馬鹿の一つ覚えで泣き喚くしか無いワンチャンでも覚えてくれませんかね。あんな倫理も正気も無くしたサイコパス共と違って人殺すことに何のエクスタシィも感じねーから。ま、一番ヤバいのはキングだけどな。あんな奴ら束ねる才能の持ち主の下で働くとか牢から出してもらえたんじゃ無けりゃ金積まれたってごめんだ」
名前： レオ
年齢： ２３
性別： 男
性格： 比較的常識があり、個性的なグリムのメンバーの行動に置いてけぼりにされることもしばしば。なんだかんだで身内には甘い面もあるが、それ以上に不必要に乱暴な物言いをしてしまいがち。色々とヤバいイカレた仲間達のお兄さん役を務めている。かといって面倒見が良いわけではなくむしろ無責任、引っ掻き回すだけ引っ掻き回して放置していく事がほとんど。
容姿：僅かに青みのかかった灰色の髪は襟足の一部だけを腰のあたりまで伸ばしており肩の位置で緩く結び右肩から前に垂らしている。伸ばしていない髪は前下がりぎみに切り揃え、前髪は額の方に向かってくほど長いV字型。真ん中あたりは鼻の先端程まである。切れ長だがやや垂れ目の色は髪と同じ淡い星の色。グレーに黒の細いストライプ柄のシャツに黒字にオフホワイトでいくつもの英語が描かれたネクタイを締める。上から黒いベストを羽織り、下は同色のパンツを合わせて銀のベルトでウエストを締める。足元は黒のブーツ。身長１８０ｃｍで一見痩身に見える体型ながら程よく筋肉が付いていて、手や喉仏には男性らしさを思わせる。左利き。
役柄： 犯罪組織グリム代表格《髪長姫》
特性/能力： 幼い頃から身につけた暗殺技術に加えて人並み以上の身軽さを持つ。現代でいう所のパルクールの様な芸当でターゲットの元へと這い寄る。
武器： 《二丁拳銃》鎖で繋がれている二丁の拳銃。理由は「男のコの浪漫だろ？」との事。戦闘時に背中に鎖を回しておくと引き戻しが早くなって便利らしい。その他任務によっては組織の仲間に道具を提供してもらったり。
備考：生後二ヶ月の頃に借金のカタとして両親に売られ、とある組織に引き取られる。以降はその組織の先代ボスであった老婆によって一流のアサシンに育てられ、五歳の頃から《仕事》をするようになった。暗殺の技術を見染められて他所の組織に多額の給金を約束され移籍。その際に親代わりでもあった老婆に止められ、窓から突き落として殺害している。その後も居場所を転々としてきたが、とある案件で牢に入れられる。その筋ではかなりの有名人。
組織内の狂人率に内心ドン引きしている。キングに恩があるので在籍しているが出来れば関わりたくない。線引きも兼ねて名前ではなくコードネーム呼び。自分で狂っている事を自覚している上で常識人の様に振る舞っている様に見えるが、実は「自分は狂人のフリをしているだけ、本当に狂っている他の奴らに合わせているだけ」と信じている滑稽な男。
募集：特に無し
（ ／ Ｎｏ．３８で髪長姫のｋｅｅｐをお願いしていた者です。ｋｅｅｐ及び質問への丁寧なご返答、ありがとうございました。上記プロフになります。主様の世界観に沿うことができているか心配ですが、ご確認の上、不備や不都合などおありでしたらご指摘下さい。よろしくお願いします。 ）
>42
【マルガレータ（白雪姫）/ハーデンベルグ拠点D一室】
「はい……飲み物に「林檎」を混ぜました、飲んだあとで脈も確認して……「カード」も残してきました……」
差し出される手に書類を慎重に受け渡し、顔はやや俯き気味のまま控えめにステイルの表情を伺う。
「書類も言いつけ通りに、中身には目を通していませんが……あの、王様、王様はこれからどちらに……？」
見たところ、普段はステイルの護衛をしている筈の《いばら姫》もまた、別の任務で留守にしているのだろう。
彼が何処かに出かけようとしているのならば、一時的に自分がその役の代わりをしようかという考えだ。
「お出かけになられるのでしたら、私も……あ、いえ、いえ、お邪魔でしたらここで失礼させていただきますが……」
（/ルール3を守れてません。再度ルールを熟読をお願いします。）
>45エルナ本体様
（/提出ありがとうございます。問題ないです。むしろ良いキャラをしていて主的には好きな部類です。受理させていただきますので、絡みに入って頂いて大丈夫です。よろしくお願いします）
>46レオ本体様
【ステイル/ハーデンベルグ拠点Ｄ一室】
「重要書類」を受け取り、白雪姫からの報告を聞きながらパラパラと中身を一通り確認をしてから、小さくため息を吐いたのは期待していたほどの情報ではなかったのが原因ではあったが、それはけして任務を完遂した白雪姫が悪いわけではない。問題はこれを「重要書類」だと依頼した依頼人である。「重要書類」の処分に関してはこちらに一任されているため、これは後で焼却しておこうと決めると控えめに白雪姫がステイルの行先を窺い、同伴をしようとする様子に思い出したように声を漏らした。
「あぁ……。そうか……茨姫がいませんでしたね。行くアテはないんですが、とりあえずは情報収集にでも出ようとしていただけです。私もじっと机に齧り付いているのも運動不足になりますし。白雪姫、他に任務が重なってないようなら私についてきますか？」
護衛としてつけている茨姫はまだ与えた任務から戻ってきていない。それを懸念してこその一時的な代理護衛を白雪姫はしようとしてくれているのだろう。ここは彼女の厚意に甘えてみるのも悪くない。そう考えてステイルは笑顔で白雪姫に問いかけてみた。
>47白雪姫
>49
【マルガレータ（白雪姫）/ハーデンベルグ拠点D一室】
書類に目を通しため息を吐いたステイルの様子に、一度微かに肩をビクリと跳ねさせた、何か気に障ることでもあっただろうか、もしくはしてしまっただろうか。
しかし続く言葉に安堵する、同行を断られなかった、邪魔者扱いもどうやら今のところはされていないらしい。
ホッと心の底から息を吐いて……緩みかけた表情を慌てて引き締める。
「はい、それでは微力ながら、身辺の警護をさせていただきます……いざとなれば盾にも……」
深く頭を下げて従順さを示す、ただの情報収集ならばそれ程危険なことにはならないかもしれないが、もしそうなった場合には自分が盾になる覚悟までして。
ステイルが歩き出すのならばその少し後ろにでも着いていくだろう。
(/申し訳ないです、またミスを…投稿し直すので暫しお待ちください！あまりに酷かった場合こちらから引き下がらせて頂きます！)
＞ＫＩＮＧ背後様
（ ／ 受理どころかお褒めの言葉までありがとうございます。まだまだ未熟者ではありますが素敵なトピや参加者様に見合うように精進致します故、改めてよろしくお願いします。 ）
＞参加者様
（ ／ 改めまして、髪長姫ことレオとして参加する者です。素敵な世界観を皆様と共有できることに今からわくわくしております。拙いロルではありますが、気が向きましたら関わって頂けると嬉しいです。 ）
＞４４ 眠り姫
【 レオ ／ ハーデンベルグ拠点Ｄ付近 】
（ 見覚えのある後ろ姿に鼻歌交じりで拠点に向かっていた足を止める。興味本位で其方へと向かい、彼女の背中越しに見えた景色に己の軽率さを呪った。鉄よりも生臭くどろりとした重い匂いが鼻を衝く。足を踏み入れればぴしゃりと水が跳ねる音がすることだろう。何度か見かけた事のある《眠り姫》らしい惨劇がそこには広がっていた。キングとしては彼女のように仕事をさせるだけで狗達にも恐怖を植え付けられるのは都合が良いのかもしれないが、良識を持ち合わせているこっちの気分は最悪だ。とは言え Curiosity killed the cat ────猫になった己の責任と一蹴されて終わるのは容易に想像できた。久しぶり故に動揺してしまったが彼女の舞台も見慣れたもの。ため息一つでそこは済ませて突っ立っている背中に声を掛けた。 ）
「よ、眠り姫。相変わらずイイ趣味してんじゃん」
【エルナ/ハーデンベルグ拠点D廊下】
お仕事終わったし、早く次の依頼受けよっと！
(ご機嫌な様子でやってきたのは左手にフライパンを、右手に先程完遂した依頼書を手に持った少女。血濡れたハンカチが地面に落ちたのに気付くと「危ない危ない…」と一言零しながら拾い上げポケットに戻す。鼻歌を歌いながらルンルンと廊下を進んでいくが、突然止まった後彼女は兄の心配事をしていた。いつになったら帰ってくるのかな、という不安が彼女を襲う。背中をビクビクさせて振り返るのを我慢して先へ進んでいく。進んでいく途中に数々のここに来てできた思い出を思い出しつつ歩を進んでいく中、少し依頼等についての考え事をしているうちに足を止めてしまい)
(/修正版投稿失礼します！)
【ステイル/ハーデンベルグ拠点Ｄ一室→廊下】
身を盾にしてでも守ろうとする気概は悪くは無いが、別にそれを強制した訳でもないなかでの白雪姫の言葉に苦笑いしつつも、それを否定することはなく手にしていた「重要書類」を鍵のかかった引き出しに閉まってから後ろについてくるであろう彼女を見ることも無く廊下に出る。玄関へと向かうために歩を進めていると前方に立ち止まっている一人の少女の姿が見え、それが兄妹の一人だとすぐに分かったところでにこやかに挨拶するほどステイルはメンバーに優しい訳ではなく、そのまま通り過ぎようとしたところでグレーテルが手にしている紙に気づくと、このままスルーはできないなと判断していつもの営業スマイルを貼り付けた。
「任務完遂したのですか、グレーテル？」
>50白雪姫
>53グレーテル
>54
【エルナ/ハーベンベルク拠点D廊下】
あ、王様！はい！お仕事終わりました！…あ、これから何処か行くんですか？じゃあ、依頼書持ってた方がいい…ですかね？
(王様に話しかけられ返事をし、部屋から出て廊下ですれ違ったのを見て何処かへ行くのだろうと判断した後、依頼書はどうすればいいか少し慌てながら聞いて。持ってた方がいいかと少しでも負担を減らせればと自分なりに気遣いをし。フライパンを抱えて、自ら背負ってたリュックの中へフライパンを素早く入れた後、またリュックを背負ってステイルの反応を大人しく待っているようで)
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