KING 2020-11-04 18:12:42 |
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【マルガレータ(白雪姫)/ハーデンベルグ拠点D一室】
書類に目を通しため息を吐いたステイルの様子に、一度微かに肩をビクリと跳ねさせた、何か気に障ることでもあっただろうか、もしくはしてしまっただろうか。
しかし続く言葉に安堵する、同行を断られなかった、邪魔者扱いもどうやら今のところはされていないらしい。
ホッと心の底から息を吐いて……緩みかけた表情を慌てて引き締める。
「はい、それでは微力ながら、身辺の警護をさせていただきます……いざとなれば盾にも……」
深く頭を下げて従順さを示す、ただの情報収集ならばそれ程危険なことにはならないかもしれないが、もしそうなった場合には自分が盾になる覚悟までして。
ステイルが歩き出すのならばその少し後ろにでも着いていくだろう。
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