銃と魔法と煙の街【スチームパンク/ファンタジー/参加制限無し/複数キャラ保有推奨】

銃と魔法と煙の街【スチームパンク/ファンタジー/参加制限無し/複数キャラ保有推奨】

煙のトピ主  2020-10-15 19:20:42 ID:e864a8518
通報

血で血を洗った戦争の空気は失せ、人々の暮らしは発展の最中、徐々に安定期へと突入しつつあった。

港には蒸気船の汽笛が響き、機関車が駆け込んでくる駅周辺は人で溢れかえっている。

街が絶え間なく吐き出す煙でいつも薄曇りに見える空を幾つものプロペラを抱えた飛行船が優雅に泳ぎ、時計塔は鐘の音を街中に轟かせる。

ここは半島随一の観光都市であり交易都市であり、そしてこの国の政治の中心地だ。

名はオリビア、蒸気機関と魔法の街、人間と亜人が共に暮らす街。

>1 規約
>2 カルメリア半島連合について(世界観、舞台説明)
>3 港湾都市オリビアについて(舞台説明)
>4 人間と亜人について(種族説明)
>5 キャラシートテンプレ

書き込み解禁のアナウンスまで、しばしお待ちを。

コメントを投稿する

  • No.16 by 煙のトピ主  2020-10-18 11:35:44 ID:e864a8518

>14 参希様
背後:問題無いですよ、オリビアへようこそ!

>15

「学者様!やっぱりお偉い方だったんですね、先程はとんだ失礼を……!
あ……もしかして用事というのは、ご主人様が先日入手した骨董品の鑑定とか……?」

(連合議会にその名を連ねる議員の一人である、バーンウェル家の現当主。
そんな彼が、先日何やら大きな壺を大切そうに掃除していたのを思い出した。
考古学者であれば鑑定も容易いことだろう)

「私はその、ただの田舎者で使用人でして……考古学とかはあまりよく分からないんですけど……。
でも遺跡とかは神秘的で、行ってみたいなぁ……なんて、思うこともあります」

(田舎から奉公にやって来て、給料は殆どを家族への仕送りにあてている。
遺跡巡りなどの旅行も憧れはするがそんな贅沢を出来る程の余裕は無いのも事実。
小さいため息を吐いて行く先の街路を見つめた、駅近くの賑やかな街並みは徐々に、富裕層が暮らす静かで規則正しく美しい姿へ変化していく)

「(……やだなぁ、物騒なお話……)」

(再度のため息は、嫌でも聞こえてきた話題に対するもの、忘れようと首を振った)

  • No.17 by 煙のトピ主  2020-10-18 11:38:54 ID:e864a8518

背後:バーンウェル家当主のキャラシートを投げておきます。

「世界はそれ程人に優しくは出来ていないのだ、だからせめて、私達くらいは人に優しくあろうではないか」
《名前》ヘイムズ・バーンウェル
《種族》人間
《性別/年齢》男性/50歳
《身長/体重》173.5cm/64.8㎏
《容姿》
オールバックに撫でつけた黒髪短髪。
年相応にうっすらと小皺が刻まれた白い肌に、柔和に垂れたワインレッドカラーの瞳を持ち、口元には綺麗に整えられたカイゼル髭。
痩身だが決して華奢な訳では無く立ち姿は真っ直ぐに堂々としており、名家の人間にして現職の議員らしく清潔感と気品のある振舞いを心がけている。
背広を着て、外出時には更に外套を羽織る。
《性格》
清廉で篤実、名家の出であることへの誇りを持ち、100%の善意と良心を以て紳士的に振舞う。
ただし、やや理想主義者な面が強く出過ぎるところがある。
《職業》連合議会議員
《魔法》魔法を使わない。
《所持品》
・懐中時計
胸ポケットに収納してある懐中時計、やや厚みがある。
バーンウェル家の紋にも居る大鷲の姿が刻まれた外装は純金製。
文字盤を前後から挟む様な構造になっている二枚蓋はスライドオープン式で、裏蓋側には亡き妻の写真が収納されている。
・ゴールドリング
左手薬指に嵌めた指輪。
純金の下地に小粒のダイヤモンドを散りばめたもので、今は亡き妻との結婚指輪である。
なお当人は知る由も無いが実は魔除けのまじないが施されている。
・ステッキ
黒く染められた木製、持ち手は銀、外見上の飾り気は無い観賞よりも実用向きの品物。
外国の希少価値が高い木材から作られたものであり、その軽さからは考えられない程頑丈で、並のナイフ程度であれば傷一つつけることも敵わない。
・スモーキージャック
軍用品の老舗ロデオ工房製、短銃身大口径のフリントロック式、所謂「ラッパ銃」の類。
弾を発射する機構こそ備えているものの、骨董品じみた外見、性能共に実用性は低く、専ら鑑賞用。
今のところ使ったことは無いが、ヘイムズ自身射撃の腕には全くと言っていい程自信が無いので護身用にすら殆どなっていない。
《概要》
古くからフォード共和国領に籍を置き、数多くの学者、軍人達を輩出してきた名家バーンウェル家の現当主。
自身も現在は連合議会の議員として国政に参画しており、人間と亜人の融和や貧富の格差是正を目指す指針とその人柄から多くの人々から信任を得ている。
ただ、それが100%の善意から来ている振舞いとはいえ、大袈裟なまでの身振り手振りや過剰なまでに「紳士的」であることに拘る姿が「劇場型議員」と皮肉混じりに揶揄されることも。
オリビア内にある孤児院に資金提供を行っており、慈善活動家としての側面も持つ。
左手薬指の指輪が示す通り既婚者。
4年前に亡くなった妻は元は戦役による戦災孤児であり、彼女への恋慕が今の思想を構築する要因にもなっている。
22歳の長男(魔法医志望、ジェイムズ・バーンウェル)、20歳の長女(大学生、レイシィ・バーンウェル)、17歳の次男(高校生、マクス・バーンウェル)という三人の子がいる。

  • No.18 by アレン ロードアルベルト  2020-10-18 14:53:00 


>16

お、察しがいいね。君はきっと良い考古学者になれる。

(自身の話を聞いてズバリ内容を言い当てた彼女に少し驚きながら潜在的推理力を感じてきっといい学者になれると述べる。しかし、彼女の身の上話を聞いて苦労をしてるのだろうと鞄から一冊や本を取り出して

「楽しめるかわからないけど、僕が出してる本だ。遺跡の写真を沢山載ってるから気分だけでも」

(相手が気にいるかわからないが少しでも旅行気分を味わってくれればと願わくば考古学に興味を持つ若者が増える事も考えて笑みを浮かべなら上記を述べる。

  • No.19 by アレン ロードアルベルト  2020-10-18 14:53:55 ID:494845986

失礼しました!トリップ機能つけ忘れてました!

  • No.20 by 煙のトピ主  2020-10-18 21:12:37 ID:e864a8518

>18

「へェっ!?そうですか!?
……えへへへへ、お仕事クビになったら勉強してみよっかな……」

(褒められるとすぐにその気になってしまう単純な精神構造をしているのが、この短いやり取りでもアレンには伝わるかもしれない。
とはいえ今は主人に仕える身、違う仕事に気を取られてはいけないと慌てて緩んだ頬を引き締め首を振った)

「良いんですか?あ、ありがとうございます!大切に、大切にしますね!」

(差し出された本を受け取って、ほくほくとした表情でそれを懐にしまう。
街並みが整うにつれて、通りを行く人々の衣装も清潔で整ったものに。
前方に見えて来たのは如何にも立派な大きな門を構えた屋敷、門前に立っていた憲兵に事情を説明する)

「どうぞ、ご主人様の元へご案内いたします!」

(所持していた鍵で錠を解除し、半分程門を開いたところでアレンの方へと向き直った)

  • No.21 by サンダンス  2020-10-18 21:30:35 ID:0701b4d9e


「また“切り裂きジャック“か。相変わらず派手にやってくれる…」
スラム街にはよくある少しばかり開けた路地裏。油の一斗缶を切り出して作られた焚き火で暖を取りつつ捨てられていた新聞を見ながらひとりごちる。巷で話題の殺人鬼『切り裂きジャック』の恐怖はスラム街にも暗い影を落としていた。何よりもその存在を恐れたのは路地裏で商売をする娼婦達であり、彼女達を使って金を稼ぐギャングにも結果的には悩みの種になっていた。空が主戦場の自分にしてみれば別段どうって話では無く、強いて言えば夜の相手が減るのが些か寂しい位の話だった。だが、今自分の真向かいに座りながら暖を取る男と彼が所属する組織『サタリスタ』にとっては死活問題とも言えた
『そういう訳でよ。何か良い案無ぇか?まさか女共の商売中に護衛を付ける訳にもいかねぇし…』
「そこはもう酒場の二階で商売させるしかねぇだろうさ。まさか奴さんもわざわざ酒場に入ってまで殺しをする程イカれちゃいねぇだろうしな…ってそういうのを何で俺に聞くんだよ。そういうのはお前らで考えるモンだろ普通」
『それで良い案が出てりゃ苦労しねぇっての。『ブライターズ』の仕業じゃねぇかと疑ってる奴も居るし、街の連中の中には俺達の仕業と疑ってる奴も居る。ボス達は抗争が起きると踏んであちこちに手を回してる』
自分と男には大して面識は無い。しかしそれぞれ『サタリスタ』に縁があるならそれはもう友人のようなものだ。それに、向こうは多少こっちの事を知っているらしい。大方結成メンバーから名前でも聞いたか助言を貰って来いと指示されたのだろう
「『ブライターズ』の線は薄いだろうさ。連中は腐っても人間至上主義だ。誰彼構わず襲う連中じゃねぇし、何よりこんな狡い手を使う程の頭の巡りが良い連中じゃねぇ。まぁ、手口を似せねぇ確証は無いがそれならわざわざ自分トコの娼婦を襲わせるか?それも2人」
そう言って今しがた読んでいた新聞を渡す。新聞を手に取った男は新聞を一瞥して申し訳なさそうな顔をした
『俺、あんまし字が読めねぇんだ。新聞とか読んだ事ねぇし…』
「そうか。んじゃまぁ読んでやるよ。タイトルは『“切り裂きジャック”の魔の手再び』んで中身だが…」
字が読めない奴は此処(スラム)じゃ珍しくもない。人間亜人関わらず口はある。だったら喋ればそれで済む話だし学校なんぞ行った事のある方が珍しい。自分も学校とやらに世話になった覚えはない。長々と記事を読むのは面倒なので娼婦が襲われた事と今までの犯行がスラム街ばかりではない事を伝えておく
「で、殺しがあった辺りは連中の縄張りだ。って事は殺された娼婦も連中の仲間って考えるのが筋だ。そうなると一夜に2人、自分トコの女を殺した事になる。んなバカな話があるかっての」
仮に殺したとしてわざわざ死体を残すのも妙だ。見せしめにしては雑で効果は薄いように思えた
「どうするかは上に任せとけ。アイツらだって頭は切れるんだ」
これ以上の助言は組織のトップへの信頼が揺らぎかねないと判断して適当に投げておく。今回で火が着こうと着くまいといずれは起こる抗争なのだし、警察が手一杯なら余計な邪魔がなくて済む。案外良いタイミングなのかもしれないと勝手な想像を巡らせながらその場を後にする
『一体何処へ?』
「さぁ?気の向くままに足の向くままに行くさ」
ステッキを景気良く振りながらスラム街を出て駅周辺へと向かう。人集りのある此処に自分のような者が居ても誰も気にしない。小腹が空けばその辺にそこそこ美味い飯と観光客(サイフ)がある。手始めに身なりの良さげな女に近付き、わざと後ろから押されそうな歩調で相手の後を尾ける。人混みの中で押され、つんのめりながら財布に手を伸ばし掻っ払う
「…っと失礼」
そのまま顔を見られないよう人混みの中をスルスルと抜けていけば簡単に小銭が稼げる。財布の中身だけ取り出し懐に収めたら、財布本体は適当な場所に捨てていく。
「…まぁまぁってトコか…」
これだけなら十分美味い物が食える。後は適当な店で腹ごしらえし、此処へ来た本来の目的である商談の相手を待つ。依頼の中身は比較的簡単で依頼主からある小包を受け取って共和国へと運ぶ、ただそれだけだ。まぁ使ってる会社の名前も名義人も全部偽物なので高値で捌けそうなら奪って姿を眩ませば良い、価値の低そう或いは売っ払うと足がつきそうな代物なら契約通り運んで金を受け取るというどう転んでも上手い話だった
「待ち合わせは…此処か」
待ち合わせ場所として指定された小洒落た酒場で商談相手を待つ。正規に雇われた飛行船乗りが多い場所だったようであちこちからフライトがどうだの嵐がどうだのと聞こえてくる。ここでふと依頼主の人物像についてあれこれと慣れない思索を巡らせてみる。場所が場所なのは世間知らずかそれともよく知っているからか。自分達のような無名の会社なのにも関わらずホイホイ騙されたのは本意か思惑があるのか…様々な思索の後に出た答えは『まぁどうにでもなるか』という思考を投了げたものであった

  • No.22 by アレン ロードアルベルト  2020-10-19 00:31:55 

>20

ふふっ面白い子だ。

(彼女の清々しい程に素直なリアクションが微笑ましく一個人として好感を抱き上記を述べる。クビになる事を望む訳ではないが、もし今の仕事から暇をもらう事があれば自身の助手にでも雇うのも悪くないと冗談半分で考えながら歩みを続ける。そしてようやく着いたとても立派な屋敷を目の前に改めてスッと背筋を伸ばして失礼の内容にと気を引き締めて

「あぁ、よろしく頼むよ…ん?これは……何事もなければいいが」

(屋敷の敷地に足を踏み入れると降霊師としての血筋のせいか何か嫌な気配を感じとり、何事もない事を願い屋敷へ向かう。

  • No.23 by アレン ロードアルベルト  2020-10-19 00:33:24 ID:494845986

>22

(/トリップつけ忘れ失礼

  • No.24 by 煙のトピ主  2020-10-19 15:14:16 ID:e864a8518

>21 サンダンス様
背後:新キャラを投下しようと思っているのですが、サミュエルさんと知り合い(お互いに顔と名前を知ってる程度)という前提で投下しても良いでしょうか?

>22

(大門の向こうは広い庭が広がっており、門から屋敷の入口までを石畳の路が繋いでいた。
アレンが門を抜けるのを見ると、カテリーナは先に入口を開けておくべくいそいそと路を進んでいく)

『ぬぉっ!?危ないぞ!』
「ふえ?この声はご主人様……ほきゃ!!」

(が、その途中。
突如として路の脇……庭の方面から飛んできた小さな白球が、カテリーナの肩を直撃していた。
肩を抑え震えながら蹲る彼女の元へ、かなり慌てた様子で一人の初老男性が駆け寄って来る)

『か、カテリーナァ!すまない不注意だった、怪我は無いかね!』
「無いです、無いですご主人様、お邪魔して申し訳ございませんっ……!」

(ゴルフに使われるクラブを手にしたそのカイゼル髭の男こそ、バーンウェル家の現当主「ヘイムズ・バーンウェル」だ)

  • No.25 by サンダンス  2020-10-19 15:43:09 ID:0701b4d9e

>24
(/どうぞどうぞ。ありがとうございます)

  • No.26 by 煙のトピ主  2020-10-19 16:15:21 ID:e864a8518

>25
背後:ありがとうございます、先にそのキャラでのロールを置かせてもらいますが、すぐにキャラシートも投下しますね。

>21

(サミュエルの目の前の椅子にどっかりと腰掛ける大柄な男がいる。
黒灰色の狼の頭、鼻頭から口元へ伸びる斜め一文字の裂傷。
左腕の義肢を卓上に乗せ乍ら、大きな酒瓶を置きイヌ科の大きな口の端から舌を覗かせた)

「よォサミュエル、奇遇だな」

(狼の獣人、名はマシオ・ドルバドロ。
裏の界隈ではそれなりに名の通った、専業の「殺し屋」だ)

「「街の方」で、しかもこんな洒落た酒場に顔を見るなんてな、珍しいじゃねぇか。
さては女でも出来たか?待ち合わせか?ケッケッケ」

(酒瓶を傾け、グラスにアルコール香る赤い液体を注ぎ乍ら、既にある程度酔いが回っている様子のマシオは揶揄う様に笑った)

  • No.27 by 煙のトピ主  2020-10-19 16:16:23 ID:e864a8518

「お前の命は、明日から一週間の俺の飯代と等価交換だ、じゃあな」
《名前》マシオ・ドルバドロ
《種族》獣人
《性別/年齢》男性/28歳
《身長/体重》192.6cm/91.6㎏
《容姿》
黒灰色の毛皮で覆われた狼。
瞳はブルーで鋭く吊り上がっており、イヌ科特有の前方に突き出た大きな口と鼻頭には斜めに裂傷が入っている。
頭は狼そのものだが、身体は毛皮で覆われこそしているものの人間に近い、生身の右手の指先には鋭い爪が並ぶ。
頑丈な筋肉に包まれた精悍な体格、左腕は金属製の義手。
皺だらけでこびりついた泥と血で薄汚れたワイシャツと、黒い作業員用パンツという恰好の上から、不釣り合いに高価な灰色のダッフルコートを着込みフードを目深に被る。
《性格》
粗暴だが用心深く、学は無いが悪知恵はよく働く、飄々と追っ手と警戒の目を掻い潜り淡々と仕事をこなす。
狼の裂けた口を更に大きく広げて威圧的に笑い、殺しに躊躇一つ抱かない。
非常に分かりやすい自分第一主義者。
《職業》殺し屋
《魔法》
様々な物を高温に熱する魔法を使うが、調節が不得手で自分にまで影響が及ぶことがある為あまり使わない。
《所持品》
・機械腕
左腕の代わりに取り付けられた金属製の腕。
半島連合を構成する国家の中でも特に義肢等を作る技術に秀でた、ドワーフの国「リヴリオ王国」の技師によって設計された。
普通の腕と変わらない動作の他、内部の蒸気機関を作動させることで一時的に尋常ならざる怪力を生み出すことも可能。
・鉤糸
コートの内側に隠し持っている。
糸の先に釣り針の様な形状の鉤を繋いだもので、逃げようとする相手を捕らえる為、或いは鉤自体を振り回し武器として使う。
・ダッフルコート
仕事の報酬に、或いは仕事道具を隠すために購入した、大柄なマシオの身体にも合う大型のダッフルコート。
内側には鉤糸を収納出来るポケットと、それを自在に出し入れ出来る様に小型の滑車が仕込まれている。
《概要》
議会の要人から誰かの恨みを買った一般人まで、誰彼を問わず依頼を受ければ殺す専業の殺し屋、裏の界隈では「猟犬(ハウンドドッグ)」の異名で通っている。
何にも属さず自分第一、明確な棲み処こそ持っていないが基本的にはスラムを中心に生活し、「仕事の相手」次第では街中に仮宿を作ることもある。
機械腕による撲殺、圧殺、他は毒殺や絞殺等手口も様々、拘りが無いのが拘りとは本人の談。
幼少期、金の無かった親にスラムへ捨てられ、左腕は「物好き」な人間に毛皮目当てで剥ぎ取られた。
その様な経緯から根本には人間という種族に対する嫌悪感を抱えているが、それを表に出すことは滅多にない。

  • No.28 by アレン ロードアルベルト  2020-10-19 22:22:30 ID:494845986

>24

ッ!?え?!…大丈夫かい?!とりあえず中で治療を…

(いきなり声がしたとすれば白い球体が目の前のカテリーナの肩に当たり、肩を抑え震えながら蹲る彼女の元へ、かなり慌てた様子で駆け寄って来た男性を見てその人物がバーンウェル家の現当主「ヘイムズ・バーンウェル」だとわかるが、まずは彼女の治療が先だと上記を述べて

「これは名乗り遅れました。お目にかかれて光栄です。ヘイムズ・バーンウェル殿。壺の鑑定に参りました。アレン ロードアルベルトです」

(とりあえず、まずは約束の相手に挨拶をしなければと背筋を伸ばして丁寧にヘイムズに自己紹介をして

  • No.29 by 煙のトピ主  2020-10-20 18:36:15 ID:e864a8518

>28

「あ、ほ、本当に大丈夫ですから、気にしないで下さい!
いつものことなので……いえ、本当に……」

(これは嘘では無い、この位の事故はカテリーナにとっては日常茶飯事だった。
不幸体質でも呼ぶべきだろう、普通に歩いているだけでも小石に躓き、人にぶつかられることも当たり前だ。
ヘイムズは髭を撫で、とりあえず大きな怪我は無さそうなカテリーナの様子に安堵しながら――しかし、傍にやって来たアレンの言葉にも頷いた)

『うむ、しかし万が一、骨に罅でも入っていたら大変なことだ。
あくまで念の為に治療は受けておきなさい……おぉい誰か、カテリーナの肩の様子を見てやってくれ!』
「申し訳ございません、申し訳ございません……ううぅ……」

(屋敷から出て来た別のメイドが、カテリーナを助け起こして屋敷内へと消えていく。
それを見届けてから、ヘイムズは再びアレンへと向き直った)

『わざわざ呼び立ててすまない、アレン君だね、今日はよろしく頼むよ。
アルベルト家の先代殿とは私もよく話した仲でね、君とも一度顔を会わせておきたいと思っていたのだよ、壺が丁度良い口実になった』

(目を細めてにこりと微笑む、いかにも裏の無い真っ直ぐな笑顔だ)

>28 アレン様
背後:ここで和気あいあいと屋敷内へ入ってフェードアウトしていく、という形でロールを〆ることも出来ますが、続けたい場合はこちらのロールのメインキャラがカテリーナからヘイムズに移る形になると思います。
一端〆にするか、このまま続けるか、ご希望をお聞かせいただければ幸いです!

  • No.30 by サンダンス  2020-10-20 22:07:06 ID:0701b4d9e

>26

こういう店は嫌いじゃない。飛行船乗りも居る店は空賊としては情報の宝庫だし、客層も結構幅があるから自分のようなスラム街育ちが居ようが亜人が居ようが誰も気に留めない。だからこそ、こうして見知った顔に出会うこともある。
「マシオか。昼間から酒盛りってのは良いご身分だが、酌する女も居ねぇってのは随分と寂しいもんだな」
マシオ・ドルバドロ。詳しい説明は省くがやり手の殺し屋だ。狼の獣人だと一目で分かる血に飢えた顔と左の義手、そして顔に走る傷は虚仮威しでは無い。生憎と一緒に仕事をした回数は数回しかないが、その数回で危険性を知るには十分だと言えた。今は仕事の時に見せるような残忍性は酒の力でなりを潜めているが、それでも小心者の心臓を止めるには十分な威圧感があった。
「こういうトコに来たがるような女に現を抜かせる程稼げてりゃ苦労はしねぇさ」
席に腰掛けると流れるようにウェイターが来て注文を取りにくる。そこまで質の良い店では無いが一応場所が場所なだけに外面だけでも良くしているのだろう。或いは船乗りや車夫と同じ位喧嘩っ早さに定評のある連中を相手取るからなるべく相手の気に障らないようにしているのか。どっちにしても応対は良かった
「鱈のフライにライ麦パン、添え物は何でも良い。酒は要らん。なるべく早く持ってきてくれ。ちょっとした商談前でな」
『かしこまりました』
手短に注文を終え、ウェイターが下がる。
「で?お前さんはこんなトコに何用なんだ?洒落た酒場で高い酒飲んで「我が人生で此に勝るもの無し」とか嘯く趣味があるたぁ聞いたことねぇんだがな?」
笑うと余計に威圧感が出るから不思議なものだ。とは言ってもそれに一々怯えている程心臓が弱い訳でも無し。向こうに聞かれたようにこちらも用向きを尋ねてみた

  • No.31 by 煙のトピ主  2020-10-21 10:40:53 ID:e864a8518

>30

「ケッケッ、心にもねぇ「おべっか」聞きながら飲む酒なんざ美味くも何ともねぇ、俺の酒は俺にしか注げねぇのよ。
女は隣に座らせとくモンじゃなくて転がしとくモンだぜ、ベッドの上にな!」

(青い瞳をぎらつかせ、鋭い犬歯を見せつける様に口の端を吊り上げる。
下品な物言いに偶然その側を通りかかったウェイトレスが微かに眉を顰めたが、わざとらしくその背をにやにやと見つめるのみ。
サミュエルの返答を知っていたかのように「だろうな」とげらげら笑えば、グラスに注がれたばかりの赤色は一瞬でマシオの喉奥へと消えていった)

「仕事前の景気づけさ、明日一つ頼まれてるんでな、酒飲んだあとはもう一丁追加の景気づけに歓楽街行きだ。
おいウェイトレス!酒を追加だ!」

(そのウェイトレスに向かって、もう残り少ない酒瓶を振って見せながら同じ物を注文する。
頭を下げカウンターの方へと消えていく姿を見送ってから、一転、サミュエルにだけ聞こえる様な小さな声に)

「近頃は例の「切り裂き野郎」のおかげで警察の目があっちこっち向いて一際うるせぇと来た、まぁ仕事に支障は無いが、それでも多少は手間が増えて面倒でな。
奴さんについて、お前のトコで情報掴んでたりしてねぇのかよ?」

  • No.32 by アレン ロードアルベルト  2020-10-21 16:52:17 ID:494845986

>29

「恐縮です…私もヘイムズ殿のご活躍は父から聞いてます。早速ですが鑑定の方を。」

(先代の当主である父からヘイムズの政治活動の活躍は聞いていてそんな名高いバーンウェル家の当主の歓迎の言葉に謙虚に応える。そして改めて本日の本題である壺の鑑定をしようと述べる

「……なるほど、わかりました。これは五百年程前に南方の熱砂の国で作られた魔除け壺です。しかもこれは古代の王が魔除けに使用していた物で古美術的価値もかなり高いですね………そして、申し上げ難いのですが、この壺には呪術がかけられています。この手の子美術品には主に盗賊除けの為に呪術がかけられてる事は珍しくありません。しかし、これはつい最近かけられた痕跡があります。恐らくここ1、2週間以内にかけられた物かと…かなり危険な状態です」

(さっそく壺を鑑定すると、かなり価値がある古代遺産である事がわかりどういった代物か簡単に説明する。その後屋敷に足を踏み入れた時に感じた嫌な気配の正体がこの壺にかけられた呪いによる物だと確信してヘイムズにそれを伝える。

(/一応自分の頭の中で考えていたストーリーは上記のように鑑定物に呪いがかかっていて、それを撃退。その後調べた結果、切り裂きジャックによる物にしようかなって勝手ながら構成してました!
よろしければこのままお付き合い頂けると幸いです!

  • No.33 by サンダンス  2020-10-21 23:34:47 ID:0701b4d9e


>31

「確かに。違ぇねぇ」
返す言葉に一理有りと言うように笑う。コイツが相手だと注文を待つ間も退屈はしなさそうだ。
「仕事前に豪遊きめるたぁ、やはり儲かってるヤツは違うな。こちとら朝夕と彼方此方の空を飛んでは雀の涙位の端金しか稼げねぇんだからよぉ・・・泣けてきちゃうぜ」
自分の所も決して儲かっていない訳じゃ無い。ぶんどった品は闇市を通じて売りさばいているし、手数料諸々も自分のトコでやっている以上気にするようなものでもない。とはいえ無線や電信を盗み聞きし、嵐の中を突っ切った所で当たりが引けるかどうかは怪しい。襲う相手は見極めなければ一転して自分達が敗走する可能性もあるのだから気楽な商売とはいかない。娼婦がやるような科を作って人差し指だけで目尻の涙を拭う真似でからかってみる。そんな茶番に興じていると向こうが声を潜めて何事か尋ねてくる。中身は例の"切り裂きジャック"についてだった。どうやら向こうは向こうで仕事がし辛い境遇に陥っているらしい。
「・・・さぁな。生憎と俺達だって新聞やら噂話で見聞きする程度の情報しか持ち合わせが無ぇ。あるとすりゃ奴さんの大立ち回りのおかげで抗争の火種がデカくなっちまったって位のモンだ」
こちらも商売の安定の為には一刻も早く殺人鬼が捕まる事を願っているし、どうもそれぞれのギャングは縄張りを見回り始めているのはさっきの男から聞いていた。しかし、犯人の姿どころか手がかり一つつかめていないというのが現状だった
「てか、お前さんの方が仕事柄何か気付くんじゃねぇのか?」
殺しには殺しの専門家だ。腕の立つコイツなら何かしら気が付くこともあるのではとダメ元で聞いてみようか

  • No.34 by 煙のトピ主  2020-10-22 19:29:39 ID:e864a8518

>32

(白磁の色に花の形が飾りとして掘られた、首の長い花瓶の様な形状の壺。
骨董商から買い付けたそれを卓上に置きアレンの鑑定を待つ間に、また別のメイドが二人分の紅茶と、砂糖菓子を乗せた皿を持って来た。
先程までの運動で乾き気味だった喉を香り高い紅茶で潤す)

「やはり南の王朝か、白磁に花の彫り物……壺の形状からもそうで無いかと睨んではいたのだよ、いやはや私の審美眼もまだまだ捨てたものでは無いね」

(購入時の自分の推測が当たっていたことに満足気、見るからに機嫌良く、髭を撫でる動作は一層優雅さを増す。
再度紅茶を口にして、今度はすぐに飲み込むのではなく香りを楽しむ為にしばらくそのまま含んだまま。
――にしておいたのが、不運だった)

「んんぐっ……ゲホッ!ゲッホゲホゲホ……じゅ、呪術だと!?それはつまりあれかね、呪われているということかね!?」

(アレンの口から飛び出して来た言葉に、思わず激しく咽て紅茶を噴き出した。
傍に控えたままだったメイドが慌てて差し出した手拭きで口元と噴き出してしまったものを拭いながら、目を白黒させてアレンへと問いかける)

「げほげほ……あ、アレン君、私は魔法の心得が殆ど無いんだ、呪術と言われたところで今一つピンといかないのだが……。
それにかけられている呪いとは……一体どういう類の呪いなのだね、誰がかけたものかなどは分からんのかね?」

>32 アレン様
背後:了解しました、ではこちらのロールのメインキャラをヘイムズに切り替え、続けさせていただきますね。

  • No.35 by 煙のトピ主  2020-10-22 19:30:30 ID:e864a8518

>33

「稼ぎたいならお前も「こっち」に転職したら良いんだ、才能はあると思うぜ?似た様なことすりゃあ良いんだからよ」

(声色は冗談半分、鋭く睨みつけるような瞳は「残り半分の本気」の色。
注文からすぐに運ばれて来た酒瓶のコルクを、右手の鋭い爪を突き刺し慣れた様子で引き抜いた。
グラスにどぼどぼと注ぎ乍ら、とても大っぴらには語れない会話は続く)

「ケッ、「殺し屋」と「殺人鬼」は違うモンさサミュエルよ。
俺達は頼まれて殺す、奴らは頼まれてなくても殺す、俺達は金の為に殺す、奴らは奴ら自身の快楽やらの為に殺す。
似ちゃいるがなァ根本の思考回路は別物だ、だから分からねぇことは分からねぇ――」

(掌の中、透明の中へ満たされた赤色はまるで血の色に見えた、映り込む自分の顔もまた血濡れている様に見えた。
ベロリと舌なめずり、グラスに口づけ、傾ける)

「――クハッ、分かることもまぁあるがな、奴さんは「自分が自分であることを隠そうとしてない」タイプだ。
隠してぇなら態々「切り裂き」なんて呼ばれちまう程手口に統一性なんざ持たせねぇ、だからただの目立ちたがり屋の愉快犯か、余程の拘りがある思想犯かのどっちかだな。
前者なら尻尾を出すのは早いだろうさ、後者ならちょいと面倒くせぇが」

  • No.36 by サンダンス  2020-10-22 23:36:16 ID:0701b4d9e


>35

「中々魅力的なお誘いだ・・・」
確かに今以上に仕事量に見合う報酬は約束されるし、危険性は今よりも高くなるがそれでも仕事にあぶれる事は少ないだろう。いつの時代も人の欲や恨みは消えることが無い。政治的意思を内包したものからただの男女の痴話喧嘩まで、誰かを殺したいヤツは多いのだろうしそいつらは金に糸目を付けない。しかし・・・
「だが・・・生憎と俺は今の仕事が気に入ってるんでね」
それでも自分は空に、何者にも縛られないあの碧い世界を自由に飛ぶ事が好きだった。力も金も無いせいでくそったれの大人に酔った勢いで殴られ、したり顔の神父共に慰み者にされるのが嫌で『サタリスタ』を作った。ガキの集まっただけの腰抜け連中と言われ、縄張り内で余所者にデカい顔されたくなくてあの手この手で組織を大きくした。自分の行動方針には常に自由への渇望があった。空賊はそんな自分にとってまさに天職だった。そんな仕事を見つけたのだから今はまだ職を変える気にはならなかった。
「どうも一生を土の上で過ごす生き方は俺は苦手らしい。時に空、時に陸・・・そんな生き方が俺の性には合ってるみてぇでな」
そんな問答をしている内に料理が運ばれてくる。揚げたての鱈のフライにライ麦パンという至って平凡なメニュー。付け合わせは腹を膨らませるためのマッシュポテト。塩と胡椒のみの簡素な味付けだ。一緒に出されたナイフでパンを割き、その間にマッシュポテトと鱈のフライを挟んで食らう。鱈の味よりも油の味が強いが別にこういう味は嫌いじゃない。半分程食べながらマシオの言う「殺人鬼と殺し屋の違い」についてのご高説を聞き
「・・・まぁ、流石に殺しについては何でもござれって訳にゃいかねぇか・・・とはいえ、『自分が自分であることを隠さない』・・・か。随分と面白い話だな。そんな風には考えた事もなかった」
殺人が自己表現になるなら世の中随分と楽だろう、と勝手な妄想をしていると不意に肩を叩かれる。振り向いた先に居たのはいかにも小金持ちの小物といった風情の男だった。男は小脇に小包を抱えていた
『ミスター・サンダンスですかな?』
「・・・そうだが。アンタがアンドリューさんかい?」
ガラにもないだろう丁重な言葉遣い。聞いていて笑いそうになるが我慢して答えると向こ
うも重ねて真剣な表情を浮かべた。
『如何にも。私がアンドリュー=スヴェンです。ルーケさんからお話は伺っておりますかな?』
「あぁ。だが・・・まぁ色々と細かい話も聞きたい。ちと席を変えよう。マシオ、少し席を外すが俺のもの食うんじゃねぇぞ」
時折同席しているマシオの顔を見てはさながら浮浪者でも見るような侮蔑を込めた顔をするアンドリュー。赤の他人とはいえまだ金払いが済んでいない相手に死なれては困ると席を変えると話して席から立ち上がると人気が少ない奥の方へと向かう。商談の内容は極々単純で、小脇に抱えていた小包をとある島にいる男に渡してほしいとの事だった。報酬は10万ヴィルととある権利書。サインは共和国の役人のものでこれだけで1万ヴィルの価値は固い品だ。
『ではくれぐれも宜しくお願いいたしますぞ』
「あいよ。それとアンタ、あの獣人に喧嘩を売るんなら神父と弁護士を用意しとく事をおすすめするぜ。あの世に金は持ってけねぇからな」
『・・・』
最後に脅しでも何でも無い真実を教えてやるが向こうはそれに大分気を悪くしたのだろう。自分やマシオを見返る事も無く荒々しげに店を出て行った

  • No.37 by 煙のトピ主  2020-10-23 23:15:17 ID:e864a8518

>36

「クハハッ、あぁそうかい自由人さんよ。
俺は逆に、空は足がバタつくみたいに感じて苦手でな……まぁ、互いに生きるのに向いた場所があるってこったな」

(肩を竦めて引き下がって、料理を運んできたウェイターを引き留めて乾燥肉の盛り合わせを注文する。
フライが放つ揚げたての香りに少しだが刺激された食欲を満たすことにした。
すぐに運ばれて来たのは、小さな木籠に塩気の効いた乾燥肉を文字通りに盛った単純な物だ)

「少なくとも俺と奴さんの気が合わねぇことはまず確かだな、手口に統一性なんざ持たせねぇ方が良い、拘りを持たねぇのが俺の拘りよ」

(人間にとっては噛み応えのある乾燥肉も、マシオの牙にかかれば容易く噛み切られる。
咀嚼したそれを酒で流し込むことを繰り返しながら、やって来たサミュエルへの依頼人と思しき男を一瞥し鼻を鳴らした。
「こう生まれて」以来、侮蔑や嫌悪の視線はもう慣れたもの、わざわざ気にする程のことでも無かったが)

「そこまで食い意地張っちゃいねぇよ」

(席を立つサミュエルへと小さく手を振って見送り、再び「作業」を再開する。
肉を噛んでは、酒を飲んだ)

  • No.38 by アレン ロードアルベルト  2020-10-24 10:48:16 ID:494845986

>34


ッ!!……申し訳ないヘイムズ殿、驚かずつもりはありませんでした。かなり危険ですが今すぐどうこうなるわけではないので落ち着いてください。
私も呪術に関しては専門外です…誰がどう言う意図でこの呪いを使用したかまではわかりません。
しかし、どうやらこの呪術は降霊術を応用した物のようです。壺の中に無理やり霊を封じたのでしょう…魔を除ける為の道具に無理やり霊を閉じ込めると中の霊は地獄の苦しみを味わい続けます。
しかし、霊だから死ぬ事もなく怒り憎しみが募り強い悪霊となります。

(自身の言葉に驚き紅茶を吹き出すヘイムズに自身も驚きこちらに飛んでくる紅茶を鞄でガードして顔面に掛かるのは何とか避けた。とりあえず興奮状態になる前に落ち着かせ様とゆっくり事情を説明する。
呪術に関しては自身の専門外である故に誰が何の目的でこの壺に呪いを掛けたのかわからない、しかし応用された降霊術は自身の専門であり、そこからわかったことを伝える。

「私に分かるのはここまでです。後は本人に出てきて貰って聞き出すとしましょう…重要文化財を汚した張本人をね。
失礼ですが、広い庭とあちらの鎧をお借りできますでしょうか?」

  • No.39 by サンダンス  2020-10-24 22:50:09 ID:0701b4d9e


>37

商談も終わり、送る物と報酬を抱えて戻ってくる顔は我が意を得たりと言った具合に満足げで、明らかに良い商談だったと分かる顔つきだっただろう。
「・・・今日はツイてるかもしれねぇな。見ろよコレ」
そう言うなり勝ち誇ったかのようにマシオに権利書を見せつける
「サイン、証明印、掛けられてる保証・・・全てにおいてこいつは完璧だ。森林帯を含む旧エルフ領、拓けた土地はちと悪いが森林まとめてこっちのモンってのが良いと思わねぇか?ん?」
資本主義のこの世界に於いて現金よりも金銭的価値があるものは確かに存在する。しかして10万ヴィルという大金はなまじ無視出来るような少額では無い。少なくとも自分のような出身の身には。だが、今は違う。この森を手中に収めるという意味は自分だけで無く『サタリスタ』にとっても、重要な意味を持っていた。

  • No.40 by トーク  2020-10-24 23:04:13 

(/参加希望です!なりきり初心者なのですがよろしいでしょうか?あとキャラは二人作りたいと思っているのですが基本的になりきりになれるまでアニメとかからインスピレーションを受けてキャラを作っているのでとある魔術の禁書目録というアニメから2体ほどピックしてちょっとこのゲームの世界観に合わせながらキャラ作りをしたいと思っているのですが大丈夫でしょうか?それと10月を過ぎると来年の3?4月くらいまで事情があって浮上が難しくなります!上記のことを踏まえて参加検討なさってください!お願いします!)

  • No.41 by 煙のトピ主  2020-10-25 12:20:24 ID:e864a8518

>38

(慣れた仕草で、メイドは手拭きでアレンの鞄も拭こうとする。
まだ時折咳き込みながらも、多少は落ち着きを取り戻したヘイムズは、大きく深呼吸をして彼の話に耳を傾けた)

「……成程つまりだ、もしこのまま不用意に壺の口を空けたりすると……不味いことになると、そう考えて良いかね?
しかし一体誰がその様なことを、まったく……」

(国政に携わる仕事だ、現在の議会の活動やその方針に不満を抱く者もいるだろう、命を狙われる心当たりがまるで無いわけではない。
だが壺に呪いを籠めておくなどと回りくどい方法は初めてだ――或いはヘイムズを狙ったものでは無かったのかもしれないが)

「あぁ、庭を使うのは構わんよ、甲冑も……あれは飾り目的で買ったものだからあまり実用的では無いが、使いたい物はなんでも言ってくれたまえ、見返りも求めんとも。
やれやれ困ったものだ、君を呼んだのは本当に運も良かったな……」

(掌を二度叩く、現れた執事がアレンが指し示した西洋甲冑を飾り棚から運び出した)

  • No.42 by 煙のトピ主  2020-10-25 12:21:39 ID:e864a8518

>39

「何だよ、俺ァ小難しいモンは苦手だぜ……?」

(突き出された権利書をまじまじと見つめて、サミュエルの言葉と共に何を考えているかを理解した。
大きな肩を揺らして笑い、乾燥肉を引き千切る)

「何だァ、あのいけすかねぇ野郎はどっかの地主か何かだったのかよ、デカい報酬じゃねぇか。
スラムよりかよっぽど棲みやすそうだな、生きる意味でも、「隠れる」意味でも。
おまけに土地持ちになりゃ、あのブライターズを立場的にも一歩リード出来るってぇ訳だ」

(ギャング同士のいざこざには然程興味はない、しかし大きくなっていくならば、どちらかといえば人間至上主義のブライターズよりもサタリスタの方が「やりやすい」のも確かだ)

  • No.43 by 煙のトピ主  2020-10-25 12:22:41 ID:e864a8518

>40 トーク様
背後:ようこそいらっしゃいませ、私などは既に3人キャラを保有しているので、人数に関しては問題ありませんよ。
版権キャラにインスピレーションを受けてキャラを作る、ということはよくあることですのでそれも問題はありません。
明らかに元ネタが分かりやすい(名前が元ネタをもじったものである、容姿が元ネタのシルエットほぼそのままである)などでなければ大丈夫です。
浮上期間についても背後さんの事情がありますでしょうし問題はありませんが、このトピックではドッペル(同じキャラで複数のロールを同時進行すること)を禁止しておりますので、ロールが途中で長いまま途切れてしまうと自動的にお相手のキャラも長期間拘束してしまうことになります。
短めのロールで終われるようにするか、或いはトーク様が途中で長期間浮上が難しくなった場合にお相手様の方でロールを〆ることを許可するなどのご配慮をお願いしますね。

  • No.44 by トーク  2020-10-25 21:26:40 

>主さん
(/了解しました!キャラ貼ります!)

  • No.45 by トーク  2020-10-25 21:41:09 

(/あ、あともとにするキャラはとある魔術の禁書目録から一方通行(アクセラレータ)と打ち止め(ラストオーダー)を参考にして作りたいのですがラストオーダーは別に問題ないんですけどアクセラレータが作中でも上位に食い込むほどの実力者なので制限付きで参加させようと思うのですがいいでしょうか?あとラストオーダーが元のキャラはエルフでアクセラレータ元のキャラはスノーエルフ(顔や髪色が白く目が赤く美しく成長して他種族よりも魔法に関する知識 素養が秀でているエルフの近縁種)みたいにしたいのですがいいですかね?

  • No.46 by 匿名  2020-10-26 00:21:49 

参加希望です

  • No.47 by 煙のトピ主  2020-10-26 09:32:45 ID:e864a8518

>45 トーク様
背後:>4の最後で示している様に、種族に関しては『』で小項目として概要を書いて頂ければ追加可能です。
全面的にエルフより上位の種、ということにさえならなければ問題ありませんよ、むしろ種族が増えることはキャラクリエイトの選択肢が増えるということでもあるので大歓迎です。
私もとあるシリーズは(中途半端にですが)存じておりますが、一方通行の能力は正直強力過ぎる様に思いますね。
制限をかけるとのことですが、どういう能力になるかだけ現時点での案を提示していただけるでしょうか?一緒に調整していきましょう。

>46 匿名様
背後:いらっしゃいませ、参加大丈夫です、キャラクターシートの提示をお願いしますね。

  • No.48 by トーク  2020-10-26 18:34:33 

>主さん
(/基本的に制限はとある魔術の禁書目録でアクセラレータが脳を損傷したあとと同じで蒸気機関で電極を使って補助を受けていないと能力使用どころか会話や動くことすらも難しくなる感じであとはアクセラレータの能力って主さんがどこまでご存知かは知らないのですが木原や垣根のように対策をしていれば攻撃は通りますしバッテリー切れまで時間を稼いで勝利なんてのもできると思うのでここら辺が妥当だと思っています流石に黒い翼とかの顕現はしませんね 木原戦みたいにピンチの時に覚醒みたいなのでもいいかもですけど普通に使えると制限の意味が無くなってしまうので…)

  • No.49 by サンダンス  2020-10-26 20:35:02 ID:0701b4d9e


>42

「あの成金か?アイツは元地主さ。戦争前は下級貴族で戦役中に共和国に身売り、戦役終結後は共和国麾下で戦後処理官として地元に凱旋したが…まぁ目ぼしい土地は奪われてたんだろうな。今じゃ牢屋に半身を差し込んだ身ってトコだ」
戦役で共和国が連合から取り立てた物は多い。連合の実権支配は勿論、農業に適した豊かな土地や埋没量の多い鉱山は戦役のゴタゴタの最中で軒並み接収されては共和国の有力者達が挙って割譲し、結果的にオリビアのような港湾都市が戦役後に半島を生かさず殺さずにする為の生命維持装置としての役割を担わされた。だからあの男のような外様は食い尽くされた半島に残る僅かな権益を巡って争う訳だが、全員が満足いく結果になる訳など無く、こうして犯罪組織紛いの行為をする輩が現れるのだ。
「住むにはちょいと遠いからなぁ…まぁお前の言う通り身を隠すんなら寧ろ遠い方が安全だがよ」
『旧エルフ領』といっても一筋縄ではいかない。親亜人国家では比較的豊かな土地が、反亜人国家では痩せた土地が与えられていた。戦役以降であの男のような下級役人が手に入れた土地だから後者の痩せた土地である事は明白だが…とはいえマシオの言う通り、土地を持つという事はそれなりに意味を持つことであるのは確かだ。だが、自分としてはこの土地をただの土地として利用する気は起きなかった。
「この土地はな、足場だ。俺達が更に上へ行く為のな」
知り合いだが仲間ではないマシオに教えてやるのはここまでだ。残りの飯をさっさと腹に収めると金を置いて席を立った

  • No.50 by 匿名  2020-10-26 21:20:31 

「薬屋やっとります、チェーキ・ウィンチです。まぁ、薬屋と呼んでくださいな旦那」

「ん?いくつかって?ふふ、旦那はワイがいくつに見えてるん?」


【名前】チェーキ・ウィンチ
【種族】人間
【性別/年齢】男性 / 32歳
【身長/体重】178cm / 60kg
【容姿】所々はねた短い黒髪に丸メガネ(丸いサングラスもたまにしてる)、目はいわゆる糸目と呼ばれるもので顔がいつも笑ってるように見える。瞳の色は琥珀色。顔立ちがアジア系のため実年齢より若く見える(代々20代くらいに)よくタバコをくわえている
服装はシンプルに黒いハイネックのジャージの様な服に少しダボッとした黒ズボンに黒い革靴と真っ黒で一歩間違えれば不審者。背中に木箱をかついでいて、これが案外重たい
【性格】ヘラヘラしていて時の流れるままと言う言葉が似合いそうな人。しかしお人好しな一面もあり優しいが、物事に執着しなかったりするし、簡単に自分の体を犠牲にする。『腕一本ならあげてもオケオケ(笑)』見たいな感じ
【職業】移動型の薬屋さん
【魔法】領域魔法
自分の半径5m以内に入った人間や物を全て把握でき、場合によっては動きを予知できる。一見「強っ!」と思う能力だが、彼の場合は身体能力がないため動きを予知したり把握したりしても避けられない事が多い。いわゆる宝の持ち腐れ。基本的に薬草採取に行くときに危険な動物が居ないかの確認と、どこに薬草があるか確認ができるため案外よく使っている。
【所持品】薬の調合セットや薬草、湿布や紙などの商売道具に加えて、護身用の果物ナイフ数本とタバコ
【概要】いろんな所を歩いて回るお薬屋さん。自分の家はあるが基本は移動販売(理由はお店を出す時の書類や審査が面倒くさいから)。お薬は良く効くし、お値段も良心的なため売り上げはそこそこ。裏のそういう方々のためのアブナイオクスリも販売しているが、売るときはちゃんと使用上の注意は言う(ちなみに自分は全てお試し済み)。ちなみに争い事は見るのは好きだが、やるのは好きじゃない。関西弁なのは方言と思ってください。
好きなものは、タバコ・チョコレート
嫌いなものは、バラの香水・生牡蠣
一人称→『ワイ』『オレ』
二人称→『旦那』『奥さん』『○○ちゃん(男にちゃん付けするときある)』

【/>46の匿名です。自分の性癖を詰め込みました(汗)確認お願い致します】

  • No.51 by 煙のトピ主  2020-10-27 17:23:14 ID:e864a8518

>48 トーク様
背後:一方通行の情報はVS木原戦までは存じております。(そこまではとある~を読んでいたことがありますので)
基本的にあの能力がそのままですと、初見殺し性能が高すぎる様に思えますね。
ロルではメタ(我々中の人、背後)の視点を極力排してキャラ目線に立って振舞うことが基本になりますので、それを考えた時に「事前情報無しで一方通行の能力を把握し、対処法を即座に考え、それを即実行して成功させる」というのは、キャラにもよりますがかなり難しいロールになると思うのです。
肉体スペック的にそもそもどう考えても無理……なこともあり得ますので。
なので心苦しいのですが、「フルでの使用に時間制限をかける」という形ではなく「能力の最高値そのものを弱体化」させておかれた方がよろしいかと思います。
その代わりに、今トーク様が仰られている能力の時間制限なんかは取り払っても良いかと。
長々とこういう形で言い合うのもなんですので、一度現状の能力案を提示していただいても宜しいでしょうか?

【(魔法の名前、名前は無くても良い)】
(概要)

という形で纏めていただけると、見やすくて助かります。

>50 匿名様
背後:問題ありませんよ、オリビアへようこそです。

  • No.52 by 煙のトピ主  2020-10-27 17:25:37 ID:e864a8518

>49

「それで今の取引相手はギャングか、「人間社会」も生き辛ェな!同情するぜ、可哀そうに!」

(祖国を裏切ってまで得たい物があったのだろうか、守りたい物でもあったのだろうか、あの男の事情はサミュエルの言葉からしか知り得ないしそれ以上を知ろうとも思わない。
酒を呷りながら、「元地主」の境遇に心にも無い同情を口にし笑った。
脈打つ喉の遥か奥、心臓のところでは――実際のところ、落ちるところまで落ちれば良いとすら思っているのだが)

「ハッ、やっぱ小難しいコト考えんのは面倒臭ェや、組織人じゃなくて良かったぜ」

(お互いに生きるのに向いた場所があるのだ、と。
より上へと語るサミュエルに対し、マシオはただ殺し、ただ生きていければそれで良いだけだった)

「仕事があったら呼べや、邪魔者を消したい、とかな、金さえくれりゃ良いからよ。
まぁ、お前らが俺の標的になることもあるかもしれねぇが……ケッケッ」

(最後の一言は、まるで冗談の様な口ぶりで)

>49 サミュエル様
背後:この辺りで〆ということでよろしいでしょうか?

  • No.53 by チェーキ・ウィンチ  2020-10-27 20:23:29 ID:9b1144882

【/では、文を投稿しますね】

>ALL


『おい薬屋、いつもの薬ってねェ?』
(昼下がり、タバコを雲がかかる空へ吹かしながら歩く薬屋に一声がかかる、相手は何か世間的に不味い事を発しているが、薬屋はゆっくりと振り向けばいつものニコニコ営業スマイルで近づき)

「旦那~、また性懲りもなく酒を飲んだんやなぁ?ええと、いつものでええんよな?」
(からかうような、笑いを含めた声色で後ろにからっている木箱を地面に下ろせば、小さな引き出しから小さな紙の包みを出しつつ、確認をして)

『ああ……しかたねぇーだろ?うめぇんだし。お前の薬が一番二日酔いにいいしな、飲んだらすぐに効く。そういや、ここらで切り裂き魔が出てるみたいだぜ?もう数人殺ってるらしい』
(二日酔いの薬と引き換えに金を渡しつつ、額に冷や汗を出しつつ客は苦笑し、言い訳に近い言葉を話せば、ふと思い出した様に話題の切り裂き魔について語り初めて)

「そん話なら聞いとるで。娼婦を狙うんゆう物騒なやつやろ?血生臭い話やなぁ」
(わざとらしく眉を潜めれば「オ~コワイコワイ」など言うが、常に笑っているように見える顔のためか馬鹿にしている表情にしか見えない)

『ったく、お前弱ェんだし気をつけとけよ。じゃーな』
(こちらもよく言えば愛嬌がある、悪く言えばウゼェ相手の表情に眉をピクピク潜めつつ、ため息をこぼせば手を降りつつもと来た道を戻っていき)

「おおきに旦那。気をつけて商売させてもらいます~~。……さて、ここら辺もう少し歩いてみるかぁ~」

(引き出しをしまい、常連客が見えなくなると、また荷物をからいもう一本のタバコに火を着けようとする)

  • No.54 by トーク  2020-10-27 21:09:16 

(/僕は能力 及び戦闘自体にの時間制限を付けているだけで十分だと思っているのでそれでお願いしたいです 初見殺し性能の高さで見るとまぁアクセラレータの能力は確かに高いですがまずなりきりチャットで「初見殺し」に重点を置くというのがなにか違う気がします簡単に考えれば背後の許可もなく初見で相手のキャラを殺すか?って感じなんですよね初見殺し性能が高くても勝てる見込みがあれば物語は成り立つと思いますと言うよりこういう強い能力を持ったキャラこそ他のキャラの成長を促す重要なものだと考えています と言うよりも能力だけに制限をかけている訳ではなく身体機能 戦闘時間に大きく制限をかけている時点でかなり切り詰めているのでそこら辺で考えてもらいたいですあと全力だけに制限をかけている訳でもないのでそこら辺は踏まえてもう一度検討ください)

  • No.55 by サンダンス  2020-10-27 22:32:22 ID:0701b4d9e


>52

「ま、ああいう連中はコネはあるからな。おかげで俺達の商売が繁盛するってもんだし、生きず死なずで俺らに頼ってくれりゃ良いのさ」
やり方はどうであれ私腹が肥えてる連中だ。もっと金を置いていってもらわなければ困る。そうする事で自分達は力を付けていける。共和国のお偉方には遠く及ばずとも、『貧民』と蔑まれる事は無くなるだけの力と金を手にできるのだから・・・
「機会があればそこらのボンクラよりも手練れのお前さんに頼むさ。まぁ、運悪く相対しちまったら・・・そん時にでも考える事にするかね。だから、そうなる前にくたばったりしょっ引かれんじゃねぇぞ」
冗談めいた口調で返すが、あり得ないなどと楽観は出来ないのが些か残念だった。だが、それに怯えていてもしょうがない。コートの裾をはためかせ、店から出れば街中へとその姿を隠し、自分達の使う『港』へと足を運ぶのだった



(/はい。長々とありがとうございました。今回の絡みは一旦此処で終了と言うことでお願いします。こちらのロルは今ので〆ですが、主さんの方で〆を書いても書かなくても構いません)

  • No.56 by アレン ロードアルベルト  2020-10-27 23:16:58 

>41

ありがとうございます。では早速向かいましょう。

(ヘイムズの全面的に強力な姿勢に感謝を述べると壺をゆっくり持ち庭に向かって慎重に歩き始める。庭に到着すると庭の中心に壺を置いて周りにチョークで円を描き、円になぞってルーン文字を記す。同じ様に甲冑の周りにも陣を描きゆっくり立ち上がる。

「よし、準備完了…では悪霊を呼び出します。すぐに動きを封じますがくれぐれもご用心を…【冥府に背を向け怒りと憎しみに囚われし闇なる魂よ…ルーンの名において我が呼び掛けに応えよ!】」

『…ぐ、グォオオオ!!ヘイムズゥウウ!!どこに嫌がるぅうう!』

「これは…思ったより大きい…やはり狙いはヘイムズ殿か…フレイムチェーンデストラクション!聞け!壺に封じられし魂!我が問いに答えろ!其方の名は!?何故ヘイムズ・バーンウェルの命を狙う!答えぬ時はルーンの名において地獄の業火がその魂を焼き喰らう事になると知れ!」

『ワシの名はロベルト ディー フリードォ!…知れたことぉ!ワシはこの国の議員の頂点に君臨する為にどんな汚い事もしてきた!もう間も無くで叶うと言う所で政治に足を踏み入れたばかりのひよっこヘイムズはくだらない正義を振りかざしワシを告発しあったのじゃ!その後ワシは解任され一族は露頭に迷いワシは首を吊った…ワシはヘイムズに殺されたも同然!!憎むのは当然の事!
我を呼び覚ましたのは貴様かぁあ!ヘイムズの居所を教えろ!叶わぬのならこの屋敷にいる人間全て末代まで呪ってくれるわぁああ!』


(現れたのは両腕が巨大な鎌になっている真っ赤な眼をした悪霊で、想像していたより遥かに強力でありすぐに炎の鎖で全身を縛り動きを封じると、名前とヘイムズを狙う理由を問いただす。すると怒る悪霊は口を開く。どうやら悪霊はヘイムズが若い時に議員の上層部に新しく強い野心を持っていたが自身の不正を暴かれた事を暴かれた事をへの逆恨みで命を狙っているらしい


(/この後の展開なのですが、
ヘイムズ氏の守護霊を呼び出しルーンの炎を宿して戦う無双ルートと
手違いでカタリーナの守護霊を呼び出してピンチルート
の二つで悩んでますがどちらか希望はありますか?

  • No.57 by アレン ロードアルベルト  2020-10-27 23:17:48 ID:494845986

ドリップ付け忘れ

  • No.58 by 狐耳のあの人。  2020-10-28 08:44:21 ID:602493d0f

「いらっしゃい。良いお香が入ったんだ…試していくかい?」

《名前》シキ
《種族》獣人/狐
《性別/年齢》男/外見は27辺り(実年齢75歳)
《身長/体重》188cm/79.8kg

《容姿》白銀色の髪は強かったり弱かったりのうねりを持っており、長さはなんと膝辺まで。前髪は片目がやや隠れる程度の斜めに切りそろえてあり、基本結う事はせずにだらーんと下ろしている。所謂狐目の切れ長で、やや吊り上がりのある金目で瞳孔は基本的に細く、目尻には紅が指してある。長めのまつ毛は下向きで、まろ眉の様に小さな眉は基本困ったかのように垂れ下がっている。薄い唇は緩い弧を描き、笑ったり欠伸をすると鋭い犬歯がちらほら。通った鼻筋は少々つん、と尖っている。色白で着痩せするが脱げば無駄のない細マッチョ体型。和装の袴がお気に入りで羽織なども多く着込んでおり人間が着るとだいぶ重たいが、その重さがちょうど良いらしく、色合いや柄などは季節によって変えておりやや派手目の色合いを好む事が多い。首には赤い紙紐が緩く蝶々結びになって首飾りの様になっている。足元は素足に低めの二本下駄。手の爪は鋭く伸びており黒色に染まっている。(足の爪は切りそろえてある)
髪色と同じ耳と9本の尻尾が生えている。

《性格》楽観的。物事を重く捉えすぎるのが嫌いで、正直な所で言えばあまり他人に興味が無い。面倒事に巻き込まれたくはないし、起こすつもりもないので平和に穏便に済ませたい派。基本的には誰にでも平等に優しく、困っている人が居ればその時の気分もあるが助けもするし時には見捨てたりもする。でも必要とされる事は案外嫌いでもないので、小言を言いつつもちゃんと頼まれた事は責任を持ってこなしていく。少しばかり執着的な所もあり、1度気に入った人などがいるとやたらめたらに悪戯をしたくなるし困らせたくなる意地悪気質も持ち合わせているが、当の本人は一種の愛情表現と言っているので質が悪い。また思ったことなどはポンポン口に出すことも多くオブラートに包むのが苦手な所もあり、意に反して相手を傷つけてしまう時もあるとかないとか。

《職業》香の販売/または調合

《魔法》感覚麻痺
常に持ち歩いて咥えている煙管から吐き出す煙は、霧や靄のように広がり視界を鈍くさせる他、身体が重くなったり、手足の痺れや息切れ等を引き起こさせる事ができる。
だが一時的なもので風などで飛ばされてしまったりすると効果は切れるので護身用程度にしかならない。

《所持品》煙管とお香(魔法に使用する為と基本的には普通に煙草として吸っている)。左の懐には鉄扇を隠し持っている。

《概要》やや郊外に佇む古びた東洋風の小さな一軒家で生業をしており、あまり外に出る機会は多くはないもののご近所付き合いはきちんと行っている。家に入ると小さな間取りにびっしりと棚があり店主である当の本人と加えて常に焚かれているお香の匂いで噎せかえりそうな程だが換気はしたくないらしい。
隠し持っている鉄扇は使うことのできる魔法が弱いための万が一の為のもの。身体能力は高い方で獣人のせいもあり、力や速さは人並み以上なので、あまり困る事もない。ただあまり戦闘は好まないので、戦う機会は今はさほどないとか。



(/主様初めまして。素敵なトピックが目に留まり、参加希望の方をさせて頂きたいと思います。キャラシを投下しておきますので、不備等ありましたらお申し付けくださいませ。)


  • No.59 by 煙のトピ主  2020-10-28 22:54:55 ID:e864a8518

>54 トーク様
背後:「攻撃的な意味で強力な能力を持っている」というのは、それだけでお相手に受け身でのロルを強要してしまうことにも繋がってしまいます。
受け身でのロルは誰でも楽しめるものではありません、勿論それが好きな方もいらっしゃるかもしれませんが、毎回必ずそういうロルを好む方とばかり絡めるとも限らないのが現実です。
また私が言うところの初見殺しとは、文字通りのキャラの生死の話では無く「初見である程度対等な戦闘が可能かどうか」を指しています、もちろん「そもそも戦闘向きではないキャラクターとも絶対に互角に振舞え」とは流石に言えませんので例外として省きますが。
結果的に帳尻を合わせれば良い小説や物語形式とは違い、「自分が相手を殴ったなら、お相手の返しで自分も殴られる様にする」というのがオリなりの、特に戦闘を伴うロルをする時に必要な考え方だと思います。(お相手がやられ役、殴られ役ロルをしたいと振舞っている場合は勿論例外です)
一方通行の能力ではそれが難しいように思えます、繰り返しになりますがあの能力は「初見で」対等な戦いを演じるにはかなり難しい能力です、攻撃をしても普通では反射能力でノーダメージで跳ね返され、逆に向こうは高速で移動し殴りつけてくる、周りの物を強力な武器にするのも容易いでしょう。
その一つのロルの内に、絡繰りを見破り、対応し、実行するというのはかなり難しいロルになると私は思います。

能力の最高出力を変えたくないというのであれば、能力の発動範囲を狭めるというのは如何でしょうか?
同じとある~で例えるならば上条さんのイマジンブレイカーの様な、自分の体の限定的な範囲で触れた場合のみ能力が発動するという方法です。
それでも現状登録済みのキャラクターさん達と比べてもかなり強い方のキャラクターさんにはなりますが、その範囲以外を攻撃する、その範囲に自分が入らない様に振舞うというある程度実行しやすい対処法は生まれます、これだけでかなりお相手のロルのしやすさは変わると思いますよ。
代わりに時間制限や行動制限に関してはある程度取り払っても良いかと。

版権なりならば元キャラをコピることも大事ですが、こちらは折角の「オリジナルキャラなりきり」ですから。
元のキャラの原型にあまり執着せず弄れるところは弄っていくのも、より「オリジナル感」が生まれて面白いですよ。

>55 サミュエル様
背後:綺麗に〆ていただけたので、余計な付け足しはしない様にということで……大変楽しい時間をありがとうございました。
こちらの振舞いで不満だった点などありましたらお気軽にご指摘ください。

>58 狐耳のあの人。様
背後:大丈夫ですよ、ようこそ、お楽しみいただければ幸いです。

  • No.60 by 煙のトピ主  2020-10-28 22:55:49 ID:e864a8518

>56

(「ほう、これが……」と膝を屈めた。
魔法の発動を間近で眺めること自体はそう珍しいことでもなかったが、それが古代文字、ルーンによるものであればありふれたものではなくなる。
呪いに対する怯えの中に混ざった好奇心を隠しもせず、まじまじとチョークの線を見つめていた)

「噂を聞いてはいたが、これが君のオリジナルか、成程最近の文字では無い……とと」

(支度が整ったのであろうアレンの呼びかけに立ち上がり、急いで数歩後退って距離を取る。
次の瞬間現れた悪霊の姿に驚いた様に瞬きをする、実際、驚いていたのだが。
禍々しい姿にごくりと唾を飲み、地面をも揺らす様な大声で喚く悪霊を睨みつける)

「……おぉ成程!その名には覚えがある、あのロベルトか!
随分と姿を変えてしまったものだ、生きていた頃は見た目だけはまともだったと覚えでいるが最早見る影も無いな!
何を言われようと、正しきは正しき、悪しきは悪しきだ!正しきが立つ世にこそ人は心の拠り所を見いだせよう!お前が立つ世に「それ」は無い!故に罰した!
家族達のことは同情に値するが、なに心配は無い、信頼出来る他の家で余生は暮らしておるよ!」

(隠れはしない、相手が「あの」ロベルトの霊であるならば、恐れることもありはしない。
乱れた髪を撫でつけなおす、正しきを為したのだという自負は、恐れる足を確りと大地に立たせていた)

>56 アレン様
背後:勝手ながら、ヘイムズの性格で、自分の行動が発端で路頭に迷う人を放っておくというのは違和感がありましたので……適当に「他の家に籍を置かせた」みたいな感じにしちゃいました……!
展開に関してですがその二者択一であればヘイムズの守護霊を呼び出す方が良いですね、私としてはアレンさんがもう自力で悪霊しばき倒してしまう流れでも良いですよ?(援護くらいはします!)
ぶっちゃけると、ヘイムズはそんなに強くない基本非戦闘員として設計したキャラですので、あまりバリバリ戦闘する様な流れになると違和感が出てきてしまいますので……!

  • No.61 by 煙のトピ主  2020-10-28 22:57:16 ID:e864a8518

背後:ロル最後の文、「恐れる足」ではなく「震える足」に脳内補正をお願いします!(修正忘れ)

  • No.62 by シキ  2020-10-29 14:18:56 ID:602493d0f

>>all


( しとりしとり静かに降る雨の中、拠点地である家を出て玄関先で外に出ながら紅い番傘をパッと広げつつ後ろ手に“中の煙が出ないよう”からからと引戸を閉め。鍵を掛けなくて良いのは中に充満する煙のおかげ。淡藤色の袴に月白色の羽織に更に上から模様の描かれた鴇色の羽織に袖を通し、はぁとひとつ息を吐き出すと肌寒い所為か吐いた息に白色の生きがかかり。 首元を覆い隠すように、紺色のふわふわとしたマフラーは常連客から頂いた物で寒い季節になるととても重宝していて助かっている。)
─お邪魔するよ。この間頼んでおいた香草は届いているかい?……嗚呼、これこれ。
( からんからんと足を運んだ先は行きつけの薬草店。珍しいものから常用のものまで幅広く取り扱ってくれているおかげでお香作りにもとても助かっている。店主な人間だが、獣人である自分の事もあまり好奇な目で見ないで贔屓にしてもらっている。二三挨拶をしながら中に入り番傘を畳めば玄関先に立てかけ、温度差に少しばかり身震いが走るが、白く骨ばったい手を擦り合わせつつ店主は用件を伝えると『もちろん届いてるよ』と、少し大きめな紙袋を取り出した。一応中身を確認するも間違いなんてなく、満足気に口元には弧を描き、礼を言おうと顔を上げるといつの間にか茶を煎れており、お言葉に甘え紙袋を置き近くの椅子に腰掛けては湯呑みを受け取り、指先から伝わるじんわりとした温かさに目元が緩み )


(/なりきりチャットは久々なので駄文続きではありますが、宜しくお願いします。)


  • No.63 by 匿名  2020-10-29 19:51:14 ID:9b1144882

>62

「雨かぁ…薬草採取にいかれへん…しゃーない」
(朝一番に起きて薬草採取に行こうとしていた矢先の雨。空を覆う雲は分厚く、黒々とし、空気の湿った香りが鼻をゆっくり通る。いつもならこういう日は休みだが、一番良く売れている『二日酔いのお薬』に必要な薬草のストックがもう無く出来れば早めに集めたいが、この雨。再度窓から空を見上げため息をひとつ溢せば、普段は足をよらない薬草店に行くことにした。)

(いつもの靴ではなく厚底ブーツを履き、藍色の傘を差せばゆっくりと歩きながら朝ごはん代わりのチョコレートを口に入れつつ)

「確か…あの薬草店やったな…一見さんお断りお店ちゃうとエエんやけど…」
(扉の前で一旦足を止めて看板を確認しつつ、初めて来た人間にも薬草を売ってくれるか心配しながら扉をカランカランと開けて。)

「おはようございます。」
(方言訛りの挨拶をしつつ不安を見せまいといつもの笑顔でお店に入り)

  • No.64 by チェーキ・ウィンチ  2020-10-29 20:35:09 ID:9b1144882

【/>63は私です!すみませんいきなり絡んでしまい…間違えて出してしまいました…。自分も初心者ですがよろしくお願いします!】

  • No.65 by 煙のトピ主  2020-11-01 11:01:18 ID:e864a8518

(これしか生きる道が無かった……などと、言い訳をするつもりは無い。
まともな生き方に戻る選択肢なんて今までだって幾度も示されてきた、それから目を背け続けて来た自覚もある。
第一、人の命を奪うことに一切の抵抗感が無い――だから多分、はじめからこちらの道で生きる才能でもあったのだろう)

『グッ……カッ……カハッ……』
「……ふあぁ……」

(亜人排斥派の一人である政治家の屋敷、その一室。
高価な革張りの椅子は窓際まで引き摺られており、そこに腰かけた件の政治家の首には窓の外から伸びた紐が巻き付いている。
紐の先には、外壁に足をかけその両端を掴んだダッフルコートの獣人、マシオの姿。
両手をばたつかせ藻掻く政治家はそれが自らを更に苦しませる結果に繋がっているとは思いもしない)

「良い月だなァ、今日は。
あの世までの道だってこれなら明るくて分かりやすいだろう、良かったな、死ぬには良い日だぜ」
『ぐが……がっ、か……!』

(皮肉は耳に届いたか、否か、数十秒にも及んだ政治家の抵抗はついに終わりを迎える。
口の端から泡を噴いて両腕を力無くだらりと垂らした、完全に白目をむいた顔をマシオは覗き込み、最後にその首筋に手を当てて脈を確認。
――今日の仕事はこれで終わりだ)

「お疲れさん」

(紐を回収し隣家との境にある塀の上へ飛び降りる、そのまま塀の上を歩き、足跡は残さないまま現場をあとにした)

  • No.66 by 煙のトピ主  2020-11-01 11:01:48 ID:e864a8518

>ALL

(一仕事を終えて向かったのは、仕事終わりの人々や夜を主戦場とする人々でごった返す飲食店街。
目深に被っていたコートのフードを外し、そこかしこから漂う香りに狼の鼻をひくつかせながら大股で通りを行く。
折角月が綺麗なのだから少し高い酒と肉でも買って近くの公園で月見酒としゃれこもうか)

「よし名案だ、よぉしそうしよう。
酒はヴィンテージの赤で肉は牛だな、それも一番良い部位を買おう、塩と胡椒で焼き方はレアだ。
ケッケッケッ、楽しくなってきやがった」

(高い酒なら酒場で買うよりもきちんとした酒店にでも寄った方が良いだろう、足取りは軽やかだ。
ただこれ程までに人が多い通りだ、例えば誰かに偶然出会い、目的が変わったり妨げられたりすることもあるかもしれない)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:オリジナルキャラなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック