大江戸ミッドナイト(戦闘/NL/和風/人数制限無し)

大江戸ミッドナイト(戦闘/NL/和風/人数制限無し)

刀鍛冶の語り部  2020-07-24 08:42:17 
通報

────さぁさぁ皆様ご清聴。これより始まりまするはわんだふるでふれきしぶるなせ、せんちめんと?で…えっ?えんたーていーめんとって読む?…あーっと……まぁ兎にも角にも言葉では語れずじまいの、刀を捨てられぬ侍の物語でございます。
おぉっとこれは申し訳ない。生憎、客の席はないのでございます。ささ、そちらの殿方もそこの若奥様も、こぞって壇上に上がりませい。何しろ日本中を巻き込むこの物語には、はなから傍観者などおりませぬ故に──────



ただ今裏方の準備中でございます。もう暫く、お静かにお待ちくださいませ

>1 世界観
>2 単語説明
>3 規則
>4 pf例

コメントを投稿する

  • No.1 by 刀鍛冶の語り部  2020-07-24 09:23:43 

世界観

刀一本でその名を乱世の世に轟かせた後に消えた後、江戸の街に突如として姿を表し、鍛冶師となり数々の刀を残した大剣豪雲来。その者が打つ刀の出来は凄まじく、今まで名刀として飾られていた刀が鈍として捨てられる程であった。

しかしながらその刀はそんじょそこらの武士に扱える様な代物ではなく、扱えぬならば売るしかないと人の手を渡り続けた結果、全国各地に刀がばら撒かれる事となった。

時は過ぎ雲来の死後、幕府に不満を持った平民による反乱が起き、幕府はこれを即座に鎮圧した。

…たった1人の鎮圧に2万人という膨大な犠牲を出して、であるが。

雲来の刀を持っただけの人間に2万人の兵が負けるという事態を重く見た幕府は、雲来の刀を回収する事を決意し天剣招令と呼ばれるお触れを出すも、それは結果として更なる戦乱を呼んでしまった。

時は江戸、されど喧騒は戦国の如くどよめいて。ただ目を凝らしても、見えるは因縁と思惑の霧ばかり。前も見えぬこのご時世、果てさて、あなたは何処へ行きますやら…

  • No.2 by 刀鍛冶の語り部  2020-07-24 11:48:11 

"単語説明”


刀剣類を指し示す単語ではなく、雲来と呼ばれた刀鍛冶が打った刀剣、あるいはそれに属するものを指し示す。羽を斬り、鋼を断つなんてのは当たり前。加えて絹のようにしなやかな鉄で出来ていたり、はたまた鉄以外で打たれていたり。形状も日本刀や槍は勿論鎖鎌や篭手など様々。必ずしも刀とは限らない上に、剣術を記した指南書のような武器ですらない代物も存在する。
等々どれもこれも名刀を凌ぐ究極の刀でありながら刀剣としての域をはみ出したものであり、普通の人間から見れば常軌を逸した作品にしか見えない。しかしながら扱えた暁には、数万の大軍に匹敵する武力を使用者に授ける。
また雲来の執念の篭った妖刀でもあり、刀の真価を見抜ける実力者ほど刀に魅了されてしまう。但し『見ず』『動かず』のように己に制約を貸さねば使えぬのだという。制約を破れば様々な災難が降りかかるといい、現にとある武士が禁を破った所、唐突に折れた刃が額に突き刺さり絶命したんだとか。

雲来
天下の絶剣、その腕に勝るものなしとされた大剣豪。分厚い甲冑だろうが城壁だろうが羽衣のように断ち切り、太刀の一振で雲が割れた等の様々な伝説を残す最強の男であり、今でも数多くのものが雲来の高みを志して修練に励んでいる。しかしながら三十を越した際に突如として姿を消し、その一年後に唐突に江戸にて刀鍛冶として刀を打ち始め、数千に渡る刀を残しこの世を去った。
刀を打ち始めた理由は己の力量に耐えうる刀を作る為とされており、結局その目的を果たせぬまま亡くなったという。

天剣招令
江戸幕府がより出された、『雲来の刀を持ち寄った物には褒美を与え、中でも特に多く持ち寄った五名には位と土地を与え幕府直近の大名とする』というもの。商人や農民ですら大名となれるという破格の約束を記したものであるが、真の狙いは雲来の刀という危険極まりない代物を回収すること。刀が集まるのならば土地と位程度安いものである、という事なのであるが、そんな目論見を知るものなど居るはずもなく、現在も刀が幕府へと集められている。
しかし刀を持つ者の多くはその魅力に取り憑かれており、自らの刀を差し出さずに褒美を貰うべく、他の刀剣所有者を襲うことで刀を回収している。結果として合戦のような大規模なものでは無いにしろ、人同士が争う決闘があちこちで起きる羽目になっている。

お付き人
刀を回収すべく出した天剣招令であったが、多くの者が他人を殺め奪った刀を差し出し、結局己の刀を所持したままとなる事例を見かねた幕府が各地に出向かせた幕府直属の配下。その目的は刀集めを行う者を始末し刀を持ち帰る事であり、その目的を達成できるよう選りすぐりの強者が選ばれる。とは言っても刀集めを行うものは一癖も二癖もある雲来の刀を意のままに操る化け物じみた者たちばかりであり、返り討ちに会う、なんてことも珍しくはない。

  • No.3 by 刀鍛冶の語り部  2020-07-24 13:29:29 

規則

①参加される前にルールと単語説明をよくご確認ください
②背後会話は区別をつけるためにも()内の会話文の先頭に/をつけ、(/〇〇〇)と言った形にしてください。また背後同士の喧嘩は禁止です
③戦闘の際は背後同士での話し合いで流れや決着を決めてください
④ロルは30?、豆ロルは禁止です。またドッペル推奨です
⑤確定、終止ロルは禁止です
⑥恋愛行為はキス、押し倒しまでの範疇でお願いします
⑦一人一役です

  • No.4 by 刀鍛冶の語り部  2020-07-24 13:33:42 

Pf例



「制約を示す台詞」

「キャラを表すような台詞」

名前/和名限定
性別/
年齢/
位/お付き人、武士といったものを
性格/
身長/尺貫法での記載をお願いします
体重/身長と同様です
容姿/
刀/○刀『名称』といった形でお願いします。制約の記載もおねがいします。
備考/過去等を


以上を持ちましてレス解禁と致します

  • No.5 by 刀鍛冶の語り部  2020-07-24 14:49:28 

「"使わず"。ただ俺はこの手足だけでのし上がりてぇんだ」

「来な、俺の拳が刀より強えってとこ見せてやるよ」

名前/津ノ城 備前 (つのしろ びぜん)
性別/男
年齢/二十二
位/浪人

性格/死地においても眉一つ動かさぬ豪胆な人物であり、己の拳が天下に近付くことを至上の喜びとする戦闘狂。眉ひとつ動かさない、というのも死地を「俺の拳を試すチャンス」という風に捉えているからこそのもの。女子供相手でも容赦のない冷血漢と呼ばれる事もあるが彼からすれば相手にもならぬ者相手に手の内をポンポンと晒す事自体阿呆のようなものであり、単純に手加減が死ぬほど下手なのである。
天剣招令は得た金で寂れた道場に活気を戻したいな、という程度であったのだが、己の刀を目当てに襲ってきた者が強者であったことから、刀を集めていけば成長できると判断。以降は熱心に刀狩りの旅を続けている。

身長/六尺五寸

体重/二十五貫

容姿/毛髪の色は黒色。但し所々に銀とも白ともつかぬ色味の髪が混じっている。毛髪は剃る暇がないために伸びきっており、特に背中の中腹あたりまで伸びた後ろ髪は結わずに放っているため纏まらず広がっており、前髪も瞳を隠してしまうからという理由で左右に分けている。瞳は切れ長の黒。
体躯は日本人としては高身長な上に、長年鍛錬を詰んだ結果筋骨隆々な肉体を手にしている為威圧感は抜群。
上には藍染めの麻服を着込み、下には股引を身につけ、その上から雨よけの為の麻の上に蝋を塗った合羽を身につけている。腰には脇差すら刺しておらず、黒塗りの手甲とすね当てが特徴的。

刀/戦刀『金剛』
指先から肘までを覆う漆塗りの篭手と、同色のすね当て、及び草履を指し示す。刀としての体を成していない刀であるが、その硬度は金剛石の名に違わず、その重みは大岩の如し。鍛錬を詰んだ武芸者が扱えば並の刀では一撃を受け止めることすら不可能であり、そんな代物を並大抵の肉体で扱うことも不可能。
とはいえ扱えねば刀ではない。言わば金剛とは使用者を使用者たる段階まで成長させる刀であり、鍛え抜いた使用者と合わさることでようやく一本の刀となる。最初期の段階では鎧の形を成していた。腕や胴、兜と言った各所を金剛同様の材質の、1ミリほどの細い金糸で紡いでおり、鎧を着込んで動くにはこの金属製の糸を引き伸ばす筋力が必要となる。早い話がギプスのようなものであり、これを着込み続け、やがて糸を引きちぎり、不要な鎧を削ぎ落とす事で金剛は完成する。備前が持つ物こそ金剛の完成系であり、金剛により鍛えられた肉体は人知を超えた力を発揮する。体技も鎧の関節部の細工により日常の何気ない動作が各打撃技の軌道を描くよう出来ており、完成系となった段階で使用者の体には体技が完全な形で染み付いている。
篭手やすね当ては言わずもがな、草履も鋼糸により編まれており、踵からふくらはぎへ伸びた帯によりすね当てと踵を繋ぐ事で、踵が浮かぬよう設計されている。これによりつま先での前蹴りやかかと落としも、槍や大鉈と見まごう威力を秘めている。
金剛は雲来が肉体を刃とできる程までに己の肉体を鍛え上げ、その手足を最硬の鎧で覆うことで究極の武器とするべく作り上げたもの。しかしながら雲来の肉体は金剛による鍛錬を必要としない段階まで達しており、拳法よりも剣術の方が肌に合うと判断したが為に手放した。
制約は『使わず』。戦闘において己の手足以外の使用を全て禁じるものであり、武器の利用は勿論砂のようなものを利用した戦いも彼は禁じている。ただ培ってきたものを信じ、全てを自らの力で捩じ伏せることを誓った物。

備考/
駿河出身、主家の元を去った津ノ城家の現当主にして、津ノ城柔道場師範。但し現在は道場を畳んでいる。
現在こそ浪人であるものの元は大名に仕える武士であり、おとり潰しにより大名家が消え浪人となった。一応道場経営こそしていたものの柔道よりも剣道が流行る世ゆえに経営も厳しく、天剣招令を受け大名として名を馳せ津ノ城柔術を広めるべく、刀狩りの旅に出た。
曾祖父の代から続く津ノ城流柔術は柔術とは名ばかりの、打撃技を主とした武術である。投げ技や関節技は打撃の繋ぎや、相手を弱らせた上で用いるものであり、基本は各部位への蹴りや突きが主となる。打撃も正拳突きや回し蹴り、飛び蹴りに加えて肘や背、掌を使うような異端かつ急所を狙うような技が多く、刀剣が扱えぬ場合に用いるのではなく、刀剣を用いず殺す術を培ってきている。これもそれも家宝として置かれていた"金剛"を扱うための物であり、津ノ城流柔術自体が金剛を雲来から買い取った曾祖父が金剛の可動域、言わば金剛を身に付けることで身につく体技を元に、よりその隙や弱点を減らすべく編み出したもの。言わば世間一般的な刀ではなく、金剛という刀を扱う為だけに生み出された超限定的剣術とも言える。
金剛の硬度は雲来が鎧と呼んだだけ有り、切断不能と言っても過言ではない硬度を持つ。但し重量も比例して多く、火攻めのような術で鎧を為す術なく突破される事もある。そのため最終段階にて機動力と攻撃力、および防御力が最もバランスよく配分されるよう設計されている。
戦闘手法は兎にも角にも近づいての格闘戦。やることは単純明快であるが身体能力が身体能力。大木をなぎ倒す羆の如き腕力と猫や蝶を思わせる軽やかさを兼ね備えており、生身の正拳突きすら種子島を彷彿とさせる威力と速度を秘める。1発1発が秘めたる威力も容易に人命を刈り取るものであり、更には金剛まで身につけている為急所を避けようと直撃すれば容易に致命傷へと持っていく。欠点はやはり射程。多少の距離なら一瞬で詰める瞬発力があれど武器の長さの差は大きく、加えて石を投擲する、といった手法を制約により取れないためまず近づかなければ何も出来ない。故に飛び道具は苦手とするが、1度懐に入ってしまえば鬼神の如き膂力を発揮する。
得意とする奥義は腰を落とし四股突きを人中や心臓、腎臓といった箇所に連続して撃ち込む「連装四門・四十五口」、および低姿勢からの踏み込みで一気に最大速へと加速し、その加速を乗せて飛び後ろ回し蹴りを放つ「単装八門・五十口」。その他にも拳を弛め、手首のしなりで撃ち込むことでより早く射程の長い連撃を放つ「連装高角・四寸砲」、相手の真下に潜り込み、宙返りしながら顎を蹴りあげる「五三魚雷」といった多彩な技を持つ。


(/ご参考までに、こちら主のpfとなります。その他にも参加にあたって不明瞭な点がありましたら是非ご質問ください)

  • No.6 by 刀鍛冶の語り部  2020-07-24 22:29:13 

(/募集あげです)

  • No.7 by 匿名さん  2020-07-25 09:11:18 

(/何たる素敵トピ…!是非とも参加させていただきたいのですが、お声掛けは不要でしたでしょうか?)

  • No.8 by 匿名  2020-07-25 09:18:26 

【/世界観に惚れてしまいました!是非参加させて頂きたい!】

  • No.9 by 刀鍛冶の語り部  2020-07-25 09:43:39 

>7

(/お褒めの言葉ありがとうございます…!そうですね、ご参加される際には一言お声掛けして頂ければと思います。pfの方お待ちしております)

>8

(/そう言っていただけるとありがたいです…!参加了承致しました!提出期限などはないのでごゆっくりpfをお書きください。提出の方お待ちしております)

  • No.10 by 名無しさん  2020-07-25 12:32:18 

(/素敵な刀トピ!是非とも参加させて頂きたいです!見ざるの制約でpfお作りしようと思いますので、よろしくお願いします)

  • No.11 by 刀鍛冶の語り部  2020-07-25 13:56:38 

>10

(/お褒めの言葉ありがとうございます…!制約の方了解致しました!pfお待ちしております!)

  • No.12 by 名無しさん  2020-07-25 14:53:42 

「〝見ざる〟とは言いましても、良く視えるのですがね。私は常人よりも感覚が鋭敏なんですよー」

「刀を振るい人体を斬るのに余計な力はいりません。二本の腕で持てる力でじゅうぶん。後はそっと添えるだけですよー」


名前/天照院 雫(てんしょういん しずく)
性別/女
年齢/21歳
位/武士

性格/杖を付いて歩いている事もあり、動きも鋭かったり素早い事もなく穏やかでおっとりした口調もあり鈍臭いと見られる事も。見た目から弱者と見られる事があり襲われる事もしばしばも、その全てを返り討ちにしている剣豪。
江戸に道場を持ち、堂々と雲来が打った〝刀〟を持つと市井に噂を流し〝刀〟目当ての猛者共を釣り上げて逆に狩りをする大胆さを持ち、本来は杖は必要ないのだが襲いやすいように弱者を演じる強かさを併せ持つ食えない女性。

身長/5尺3寸
体重/10貫6斤

容姿/白い肌に黒い瞳の垂れ目だが目を覆うようにして黒地の布を巻いている為にその表情は窺い知れないが、口元には柔らかい笑みを浮かべ暗さを感じさせない。
青みがかった黒髪の姫カットで腰まである艶髪。普段は下ろしているが、相対する敵が強者と視た場合など本気で臨む時は髪を高い位置でポニーテールにする。
桜色の打掛にその下にはえんじ色の小袖羽織に紺色の帯で結び、雨の日や日差しが強い日には笠を被る。
牡丹(猪肉)、紅葉(鹿肉)などが好きなのが興じて山に行って自分で狩って食べる美食家の一面もあり、ももんじ屋(獣肉を売る店)にも足繁く通う。そのお陰かは不明だが、女性にしては身長が高く、出る所は出て締まる所は締まる同年齢の女性らに比べて発育が良い体をしているのだが、刀を振るうには支障が出るので晒しでしっかりと巻く。
感覚が狂う為に防具の一切は身に付けない。


刀/澄刀『硝子』
2尺3寸で柄の色は群青色に鞘の色は紺色の一見普通の刀にしか見えないものの、特筆すべくは刃にある。割れ易く壊れ易い脆い硝子のようなもので打たれており、生半可な使い手では直ぐに壊してしまう刀としては欠陥品としか言えずに扱うには極限的な技量を伴う使い手を選ぶピーキーな刀。
澄んだ色は透明であるがままの景色や陽光を照らす極上の美しさに、雲来は刀と言う斬る事に特化させるべく斬れ味をとことん追求して作られた限界までに薄い刃。ほぼ柄の重みのみの重量で女子供でさえ持って振るう事が可能な軽さ。鋭さのあまりに優れた技量の持ち主が扱えば岩でさえずたずたに綺麗に切り裂き彫刻を作る事も可能に。
また今までの持ち主が粉砕する事は多々あったのだが、柄と割れた擬き硝子片を壺などに入れて置けば半年程で謎に元に戻る事から不死身の刀とも知られる。しかし復活する度にどんどん薄くなって行くので、より壊れ易くより斬れ味が増しより軽量されて行くのだが、何れはどんな技量を持つ達人でも扱う事が不可能な刀へと変貌するのは予想に難くない。
剛剣使いは『硝子』を扱うには言うが及ばず、力要らずで後述の後手や後の先の待ちが主体の柔剣を扱う流派の使い手の雫からしたら、この斬れ味が良すぎる刀は正に一生物の出会いであり手放す事は考えられない。
制約は『見ざる』戦闘において見る事を禁じるもので『硝子』の美しさの前には目を瞑るだけでは見たい衝動に駆られる故齢13に自らの目を薬品で光を奪い盲目となる。祖父も同じく盲目で前使い手だった。

備考/
加賀国出身。加賀百万石のお膝元、大大名の庇護下にひっそりと平和に道場にて日々を過ごしていたある日のこと。天剣招令など何のそので無関係な日々ではあったのだが、とある日に天照院家の家宝である『硝子』を狙い刺客がやって来て撃退。大名からこのままだと『硝子』を取り上げざるを得ないとお達しが来ては、この刀に魅了され手放す事は有り得ないので、祖父が現当主の流水(るすい)流剣術において比較的自由な身の師範代である自分が刀を持ち江戸へと駆って出て江戸に分流の流水流江戸支部の道場を開く事で目当てに来た者達を蜘蛛の巣にかかった虫を仕留める如く刀を集める事に。大名には興味がないが天剣招令の特に多く持ち寄った五名には位と土地を与え幕府直近の大名とする。を元に自らの刀を差し出す事はなく幕府に己の有用性を示す事に決める。
力に劣る女子供老人や体格に劣る者が敵を斬り伏せる流水流剣術の使い手。力要らずの柔の剣はカウンター主体で後手や後の先など待ち主体の剣術で、力よりも技や流れる流水の如く緩やかながら捉えどころのない動きで戦う。
膂力が伴う剛の剣も素早い身のこなしから来る忍びのような剣にも対応可能な、技量をとことんまでに追求した剣術は、流水流は大柄でも健脚さも必要とせずに、弛まぬ努力と反復練習のみで剣を研ぎ澄ます流派である。
甲冑や城壁果ては雲を割る剛剣の使い手である雲来の事は知っており、相対する柔剣の流派として雲来を打ち破る事こそ柔剣の証明にもなったようだが、亡くなったらしい故に現在は剛剣使いを返り討ちにし続ける事で流水流の有用性を示す結果で。
普段は女性に子供や老人達に優しく町道場らしくのほほんと過ごして日銭を稼いで道場を経営しているが、見る人には強さは分かるのだが待ちの剣はどうしても印象としては弱く見えてしまうのもあり、力こそが一番の道場破りが多くやって来るのだが門弟達の前で堂々と撃退して信頼と流水流の強さを知らしめ、敵が『刀』を持っていた場合は盲目で探し歩くのがハンデな自分では鴨がネギを背負って来てくれるのもあり一石二鳥である。
盲目故に見えないから剣術など持っての他と思われがちであるが、こと雫に至ってはハンデにはならずに、視覚以外の感覚が優れており、余計な物が見えない分だけフェイントなども意味もなさずに敵の動きが鮮明に視え不意打ちなども不意にはならない程鋭敏な感覚を持つ。
戦闘手法は相手と対面となりどんな局面にも対応出来る基本の構えの正眼の構えで待ち構える後手の剣、移動の際は上体を一切動かす事なく足首を左右にずらす動き「柳葉」で移動し間合いを読み難くする移動法を用いる事で切ったと思った相手は空振りして仕留められる事が多々あるので効果的。
剣の鍔迫り合いになった場合は巧く芯をずらす事により刀破壊を防ぐ技量を持ち、一見して派手な動きもなく限り無く地味に見えるが無駄を削ぎ落とした完成された柔剣で戦う。
銃声を的確に捉えて硝煙の匂いを嗅ぎ取り種子さえも切り落とす技量を持ち飛び道具さえ彼女には通用しない程であり、一見完璧に隙がないように見えるも、身体的に男性に劣る女性の身と言うのもあり、大抵の相手ならば長期的にも戦う事が出来るが、芯をずらすのが難しい程の苛烈さに息を付かせぬ猛攻を受け続けば守り一辺倒になってしまい体力が先に尽きてしまう恐れがあり、負けそうになれば目潰しなどの妨害から逃げの一手も遠慮なく行う。死 なない限り負けてはいないの考えによる物。また並程度の相手ならば動きを見極めるのも早く短期決戦も可能だが、引き出しが多い相手の場合はじっくりと戦闘手法を見極める必要があり動きを丸裸にして安全に後手の剣で戦う為に一撃必殺可能な奥義と言う奥義は存在せずに、先述の「柳葉」もあるが敵を惑わし搦手を駆使した技は多々存在する。
鍔迫り合い後に力負けしたように後方へと倒れながら腰の捻りと腕の引きで胴を切り裂く「鯉跳」。鍔迫り合いをしたと思えば力を抜き力の動きを操作して刀を反転させながら相手とすれ違い逆袈裟で斬る「風車」。鍔迫り合い状態から力を抜き敵の刀を持つ手を柄の頭で潰す「闇打」など鍔迫り合い状態からの技や。
動きを完全に読み切った敵の刀の振るう起こりを見極めて斬りかかる前に攻撃を逆に刀を添えるように一厘単位のタイミングで芯をずらして受け流し続ける「水壁」。
上段の構えからの一撃に、一歩踏み込み横に交わしつつ振り下ろされる腕に向け平面に刀を添えて相手の攻撃の勢いをそのまま利用して手首を跳ね飛ばす「影狩」は他にも下段や脇構えの敵からの切り上げの前に刀を添えて手首を跳ね飛ばしたり、八相の構えにも踏みこんで手首を跳ね飛ばすなどにも応用出来る。
攻撃力に不安があるのも確かで戦場において完璧防備の鎧兜に身を包んだ武者に対する技も存在し、鎧の繋ぎ目を寸分違わずとことん狙い嬲る様に切り裂き続ける「鎌鼬」。
意表を突いて正眼の構えから飛び付きつつ上段の両手持ちから片手上段へと変化させ斬り下ろすタイミングで更にしゃがみ込んで敵を唐竹割する「雷閃」なる攻撃力に特化した技もない事もなかったりする。

(/>10の名無しです!prを作ったものの無駄に長ったらしくなってしまいましたが、不備など御座いましたら修正しますので申し付けて下さると幸いです)

  • No.13 by 刀鍛冶の語り部  2020-07-25 20:35:26 

>12

(/お早い提出ありがとうございます!不備はございませんので絡み文の方をお願い致します)

  • No.14 by 天照院 雫  2020-07-25 22:10:03 

>all
〝天剣招令〟ですか。幕府のせいとは言いませんがね…江戸は以前よりも物騒になったとか。こう言う困ったさんが堂々とのさばると言うのはねー(江戸から程近い峠の茶屋にて赤い布に覆われた長椅子の縁台に腰掛けてお茶を啜りながらお団子をぱくぱくと美味しそうに食べている幸せな時間。視覚以外の感覚が鋭敏で味覚も当然鋭く、美味しい物を食べている時は何人たりとも邪魔されたくない至福のときなのだが山賊衣装の男達が茶屋の看板娘に絡む声が聞こえて来ると同時、若い娘である自分をも標的にしたのか近寄って来て腕を掴まれるものんびりと危機感など感じさせぬ発言をぽつりと溢して)

(/参加許可ありがとうございます!絡み文置かせていただきます。よろしくお願いします)

  • No.15 by 津ノ城 備前  2020-07-26 19:51:50 

>天照院 雫

んだよ、最近の茶屋ってのは随分風変わりだなおい(刀を探しての長旅も骨折り損のくたびれ儲けで終わり、肩を落としながらついた江戸への帰路。その道中、ふと茶屋を見た事を思い出せば、その進路を少しばかり変えて。そんなこんなで茶屋の近くまで来れば、何やら店前が騒がしく。目を凝らしてみれば、なんともまぁ見るからに野蛮と言った輩が茶屋の客やら看板娘やらに絡んでいるようで。普段なら面倒くさいと言って関わらない事ではあるが、何分今回の1件で鬱憤が溜まっており、挑発するように声をかけて)
(/お早い絡み文ありがとうございます!早速絡ませて頂きました。不快な言動や返信しづらいと言った事がございましたら遠慮なく仰ってください)

  • No.16 by 天照院 雫  2020-07-26 22:37:27 

>津ノ城
んん?…!(腕を掴まれこのまま連れてかれるならどうしようか一息で手首を斬り飛ばすのも容易いのだが、良く通うお気に入りの茶屋で刃傷沙汰も憚れる。5人いるが鞘で次々と昏倒させれば良いかと決定付けた瞬間に聞こえて来る声。土を踏み締める音や腰に刀が擦れる音がしない事から大柄な男であると聞き分けて、不思議なのは刀などの武具は持っていない割に身を包む籠手や脛当ては戦える者の武装。小首を傾げるが集中して発言の主に向けて視覚以外の語感を研ぎ澄ませ。大男の乱入に輩5人が相手へと向き直り丸腰な相手を馬鹿にし始めながら自らの武器を得意げに見せしまいには籠手と脛当ては値打ちがありそうだからと金銭も合わせて逃げ帰れば命は助けると脅し始めて)

(/絡みありがとうございます!ご配慮感謝します。当方の絡みにもやりづらいとかあれば仰って下さいませ)

  • No.17 by 津ノ城 備前  2020-07-27 20:57:38 

>天照院 雫

かぁーっ…!これだから刀下げてるだけの奴は嫌なんだよ。下げられてる刀の方が可哀想ってもんだ
(突きつけられた刃をじろりと見つめはするがそう都合よく雲来の刀であるはずもなく。
本当は手にした武器を奪うか砕くかして黙らせてやろうと思っていたが、流石に己の刀とも言える手足を遠回しと言えど馬鹿にされては黙ってもいられないというもので、手入れだけは行き届いているのであろうギラつく刀身を見てさもわざとらしくため息をついて。)

ほら、こうして何の構えも取ってねえんだから、心臓を一突きぐらいしてみたらどうだ。せっかく刀持ってんだろ?
(そのままずいと、手を伸ばせば届く距離まで物怖じせずに踏み込めば、とんとんと己の胸の中央を指で指し示しながら、そう目の前の男に呟いて)

  • No.18 by 匿名さん  2020-07-28 00:46:33 

「“離さず”…。頼む、君の全てを尽くして僕をこいつから離してみせてよ…!僕が選んだ君ならできるさ。さぁ、僕が死ぬまで殺しあおうか」

「えっ?ごめーん、聞いてなかった。あ、二度も言わなくていいよ、興味ないしさ」

名前/村岡 又兵衛(むらおか またべえ)
性別/男
年齢/20
位/浮浪人
性格/常に掴みどころがないように飄々とした態度で居て、息をするように嘘をつき、信念や善悪といったものを持ち合わせていない。地位や名誉になんの興味もなく、ただ自分にとって面白い物のみを求めて生きている。普段は誰に対しても対等に接するが、決して裏は見せないように立ち振る舞う。戦闘に対しても基本的に好まず、売られた喧嘩も買わないことがほとんど。しかし、相手が自分の興味をそそるような者であればどちらかが死ぬまで戦い、しつこく付きまとう。彼が刃を向けるのは彼を殺せるほどの腕と殺意を持つ者のみである。

身長/5尺7寸
体重/17貫

容姿/肩に少しかからない程度に伸ばした黒髪。前髪は右目だけ隠れるように分けている。瞳は黒く、常に眠たげな目をしている。お世辞にも鍛え上げられた身体とは言えない細い体躯をしており、白い肌に猫背気味ということも相まってあまり覇気を感じられない。紺色の小袖袴に黒い帯を巻いている。右手には制約の為常に刀を握っており、鞘は携帯していない。

刀/抜刀『不返(かえらず)』
2尺5寸の打刀で柄は普段見ることは出来ず、その制約から元の色が分からない程血に染まっている。鞘は存在せず、抜き身のみの刀である。その刃は決して砕けることは無いとされ、欠けることすらありえないと言われている。切れ味自体は普通の刀とそう変わらないが、その特性は持つ物に強大な力を与える。例え鍛錬を積んだ侍としても女子供に力負けしてしまうほどである。しかし、あくまで力を与えられるだけで、剣の腕が上がるわけではない。雲来は自力での鍛錬では今以上に力を付けることが出来ないと考え、刀に力を与えることで持ち主に力を与えようとしたが、その力は雲来にとっては物足らない物となってしまった為に手放した。
制約は『離さず』。この刀を手にしたら最後、決して刀から手を離してはならないというものである。手放すためには制約を破り災難を受けるか、死ぬしかない。後生永遠に握り続けなばならないため持ち主の掌は皮が剥け、マメは潰れるため、柄が過去の持ち主の血に染まっている。鍛錬を積まねば刀を握り続けるという制約を守り続けることは難しく、誰も持つ事すらはばかれる刀である。

備考/陸奥出身で代々伊達家に仕えていた家系の次男として生まれる。長男は生まれながらにして天賦の才があり、次期当主として大切に育てられていた一方で又兵衛は落ちこぼれで、どんなに頑張っても報われず蔑まれた日々を過ごしていた。ある日、山道を歩いていると一本の刀と商人の亡骸を見つける。これは天剣招令により『不返』を幕府へと届けようとしていた商人が、誤って不返を手放してしまったことにより災難を受け命を落としてしまったのである。又兵衛は商人の持っていた書物からこの刀の力と制約を知り、これがあれば自分が当主になれると思い『不返』を手にした。しかし『不返』の力は身に余るほどのもので、手合わせをした兄を殺してしまう。自分のやってしまった事の重大さに気が動転してしまった又兵衛はすぐさま家を飛び出した。実の兄を殺してしまったことによる罪の重圧から『不返』をすぐに手離し腹を切ろうと思ったが、その刀の持つ力に魅了されてしまい、力に取り憑かれ、手離すにもは離せなくなってしまった。これ以上誰かを傷つけたくない、生きる価値もないと思う自分と、この力を振るいたい自分の二つの自分が葛藤し、誰かに殺してもらうことでこの罪に塗れた自分を終わらせようと現在の歪んだ性格に至ってしまった。今は帰る場所もなく自分を殺せる者を探すため彷徨い歩き、盗みによって飢えをしのぐ日々を過ごしている。
戦闘手法は型もなにもなく、ただ力任せに刀を振るうだけである。しかし、それだけでも並の剣士では歯が立たないほど強い。その上不意討ちだって厭わない、勝つためならどんな卑劣な手段も使う戦法と型にはまらない読みにくい独特な動きから、より戦い辛いものとなっている。

(/素敵なトピを見つけてしまいpf投下させて頂きました!かなり毒のあるキャラになってしまいましたが大丈夫でしょうか…?ご検討宜しくお願いいたします。)

  • No.19 by 天照院 雫  2020-07-28 08:17:49 

>津ノ城
成る程?。組み討ち術の使い手ですか(挑発しながらも武器を出す様子もない。最も自分が察知出来ない特殊な暗器を隠している可能性も無きにしもあらずではあるが。輩が自分の手首を解放した事で完璧蚊帳の外になって再び団子をもぐもぐと頬を膨らませながら食べながらお茶を飲み一息付くと、武器を持つ相手に無造作に近寄りたかが喧嘩屋ではなす術もなく刺されるのは明白で、目で見るよりも視える体の動かし方から確かな戦闘術を学ぶ僅かな所作を感じ取り刀は使わない徒手空拳の戦闘手法の者だと理解して納得しこくりと一人頷き事が動きそうな展開にあちゃーと言うような顔をして内心独白して)

(心:あー、大人数で囲み相手が無手だからと高を括ると…恵まれた体格に一切の無駄のない鍛え上げられた肉体。お手並、拝〝聴〟致しましょうかー)


輩1「んだゴラぁ!優しくしてりゃつけあがりやがって!図体でかけりゃ田舎じゃ偉い顔出来たろうがな。江戸近辺じゃそうはいかねえ。俺らみたいな強者がゴロゴロいるのが江戸だ。」

輩2「もっとも俺らは江戸の中でも有数の腕利きだがなぁ。祈る時間だけは与えてやるよハハ!」

輩3「俺らが人殺しも出来ないと優しさに期待してたか?残念だったな」

輩4「哀れな田舎者に教えてやるよ!俺らは99人は斬った本物の人斬りよ!キリが良いてめえで100人目だな!」

輩5「俺らを舐めたてめえはばらばらにしてカラスの餌だぁ!」(夜間の一人が刀を突き付ければ怯えた様子で泣き出すと完璧に思っていたのだが全く予想していなかった相手の余裕の態度に沸点が低いのか大声で次々と怒鳴りながら台詞を繋げる男達であったがニヤリと笑うと一人に対して周りを囲んで一斉に切り掛かろうと相手に襲いかかって)

  • No.20 by 津ノ城 備前  2020-07-28 21:49:09 

>18

(/嬉しいお言葉ありがとうございます…!もちろん大丈夫です!不備もございませんので絡み文の方をお願い致します!)

>天照院 雫

じゃああんたら倒しちまえば、俺は超凄腕って訳だ
(腕利きと言う割にはなんともまぁ呑気というか、口だけでないのは瞳に人を斬ることへの躊躇いが感じられないことくらいであろうか。こうしてベラベラと聞いてもいないことを喋っている間に仕掛けてしまおうかとも考えたが、何処かから感じる、見られているような、それに近しいなんとも言えぬ感覚を覚え躊躇われて。
そうこうしていれば周囲を取り囲む五人の男。成程、何人斬ったかはこの際どうでもいいとして、これなら多少の技量の差など有耶無耶にしてしまうだろう。)

…参る
(殺しては不味いよな、どう大人しくさせるかななどと考えていれば己に向かって一斉に振るわれる刀。その内の1つ、大上段から振り下ろされた一撃に合わせるようにするりと横に抜ければ、刀の重みで前のめりになり、上がった顎に一撃。致命傷とならぬよう手打ちの掌底を放てば、そのままもう一撃。その右斜め前に位置していた男の脇腹へ、肋骨の隙間を縫うように爪先蹴りを放ち)

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:オリジナルキャラなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック