異能世界でぼくらは生きるｰせかいトリニティｰ（物語シリーズといのぼくのキャラのなりきりストーリー）

んで、さっきの話の続きだけど・・・・僕が先程述べた桜の怪異・・・・桜の名を冠する妖刀の名前は言っておきましょうか。
“紅桜”────持ち主に寄生する、緋桜の刃。by舞奈香
今はそこまで活発化はしてないけど・・・・若しかすると、もう活発化する寸前まで追い込まれてるのby憐

戦場ヶ原「それが本当だとして、その紅桜とやらの持ち主が誰なのかわかっているの？それが判明しない限り、下手な行動は出来ないわよ」
智也「そこはこの俺にお任せだ。パパッとその持ち主を見つけてやるよ」
暦「随分な自信だな、もしかしてお前も何か固有魔法って奴を持ってんのか？」
智也「いや、俺は固有魔法を持たないただの一般人だ。ハッキングするのが得意なだけのな」
暦「ハッキングって、お前ハッカーなのか？そんな風貌には見えんが…」
智也「見た目は関係ねぇだろ見た目は」

持ち主なら、既に把握済みさ。

・・・・焔矢つばきって言う女性さ。
ただ、彼女性格に問題があってね・・・by舞奈香

所謂サイコキラーの類なんだ。ほら、よく刑事ドラマで異常者とか描写されるだろう？あれを詰め込んだ感じの性格なんだby舞奈香

暦「わかってるんだったら、早く止めに行けばいいじゃねぇかよ」

そう出来ればいいけどね・・・・でもそう行けないのが現状なの。下手に手を出せば痛い目見るのは重々承知、それにあの子には・・・・ちょっとヤバい人が着いてるから・・・・by憐

智也「あー…あいつかー…」
海斗「なんだ、知ってんのか？」
智也「まぁな、十三階段全員の事は調査済みだ」
暦「それで、他の兎の怪異と修羅の怪異ってのが何なのかはわかってるのか？」

兎の怪異はまだ分からない・・・・修羅の怪異も、まだそう呼ぶには早すぎるby舞奈香

戦場ヶ原「まだ判明できてないのね、てっきり全てわかってたのかと思っていたのだけど」
暦「そう言うなって戦場ヶ原。あ、後さ、タロットの啓示を持つ悪逆者って、何のことなんだ？怪異とはまた違うって事か？」

二十二の暁光・・・・所謂カルト宗教です。
救済と称した悪行を行ってる輩ですby舞奈香

智也「二十二の暁光にはタロットの通りに二十二人のタロットの啓示を持つ議席が居る。今は大分少なくなったが…逆に、今残ってる奴等は議席の中でも凶悪で、1人1人が超強力な力を持っている。それこそ、1人だけで大国一つ滅ぼせるくらいのな」
暦「そんな恐ろしい奴らが…この世界に来てるっていうのか？」
智也「まだどの議席が来てんのか俺はまだわかっちゃいねぇけどな」

油断は出来ないってことさ。by舞奈香

それに、彼等は─────もっと大きな事を企んでる。
悪魔の議席である少年に、あそこまで執着するなんて。あんな殺戮兵器と化した彼を手放そうとしない。きっと大きなことを企んで・・・・by舞奈香

海斗「あの優等生もなんか最近切羽詰ってるみてぇだしな…結構大変らしいぜ」

・・・・・・・まさか、彼が父親の傀儡になろうとしてる訳じゃないよね？by舞奈香

海斗「さぁな、優等生の事なんてしらねぇよ。ただ、最近あいつ付き合い悪いんだよな…元々一人が好きなのは知ってたけど」

・・・・・・・そうか。by舞奈香

海斗「なんだよ、あいつの事気にしてんのか？あいつは親とほぼ疎遠状態みたいだから、そんな事ねぇと思うよ」
智也「…そうとは言い切れねぇんだけどな(ボソッと呟く)」
海斗「ん？なんか言ったか智也」
智也「いや、お前の頭は相変わらず花咲いてんなーって言っただけ」
海斗「んだとぉ！？」

ｰその頃ｰ
・・・・・・（中庭でゲームの周回しながら加奈沙の手作り弁当を食べている）by未來

神原「(横からヒョコッと出てくる)やぁ未來！こんなとこに居たのか！随分と探したぞ！」