異能世界でぼくらは生きるｰせかいトリニティｰ（物語シリーズといのぼくのキャラのなりきりストーリー）

何が封印されて・・・・・（御札に触れる────刹那、ばちっ！と痛みを伴い弾かれる）いっ・・！by桔梗

天万音「!?だーじょーぶ!?」
黎明「これは強力だな……」
紫炎「……ひとつのものが封印されていると言うより……複数のものを封じているようですね」
ロベリア「良くないものであるのは確かだな」

寺門「紅魔先輩なら払えるんだろうけど、今の僕じゃ…(その瞬間、何かを感じ取ったのか神社の方向を向く)！この悪性は…！」
佐神「じ、寺門君？どうしたの？」
寺門「今、誰かがここの封印を外そうとしました！封印は解けてませんが、そのせいで悪性が増してきています！さっきの蛇は多分ここを守護する神的な存在でしょう。このままだと、さっきの数倍の蛇が押し寄せてきます！」
佐神「な、なんでそんな事まで…！」
寺門「魔力も少なくて実力も然程ありませんが、魔力の感知能力だけは高いんです。早くいきましょう、このままだとまずいです！」

紫炎「…ん？………少し、札から離れてください」
ロベリア「……なんか、変な雰囲気漂ってねーか？」
紫炎「悪性が増しているようですので、今からできるだけ除去するんですよ……この悪性によって活発化するよからぬものが出る前に(両腕を左右に広げ黒い煙を掌で渦まかせると悪性を吸い取り始める)」

寺門「(神社の方へと駆け寄る)！あれは…！そこから離れてくださいっ！！！(紫炎に向かって駆け出すが、その瞬間神社の周りを隙間なく無数の蛇に囲まれる)！」
佐神「さっきの蛇…！？」
寺門「虚霜無慙、急急如律了！！！(武と書かれた札を出すと、札は短剣になる)何か来ます、臨戦態勢を取ってください！！」

紫炎「え？…………蛇……!?」
ロベリア「うぎゃわ!!!なんだこれ!!!」
刹「蛇蛇蛇……夢に出そう」
黎明「なぁにこれぇ!!!…紫炎君は上位の邪龍なんだから蛇とか従えられないの!?」
紫炎「知らん」
黎明「知らん!?!?」
紫炎「蹂躙し尽くせば問題ないでしょう……？」
黎明「頭狂ってやがる」

佐神「(蛇が形作るように一箇所に集まっていくと、巨大な白い蛇になる)で、でかぁっ！！！」
寺門「巨大な蛇…まさか、クチナワ…！？」

紫炎「クチナワ？」
ロベリア「わーーでっけーーーー」
天万音「へっび、へっび、おーきぃーねー」

完全に私のせいじゃん・・・!!!!天万音ちゃん！下がってて！
磐城さん、天万音ちゃんを！by桔梗
分かっている！by磐城
困ったもんッスよ！by慧悟
「瑠璃のそら、請い願わくば御嶽の五星を知ら示せ」！
（リングのペンダントを千切る、すると藍色の和弓が出てくる）私は莉央ちゃんを守るわ！by静葉

寺門「敵うとは思えませんが、僕はあいつを何とか抑えます！(狛犬と書かれた白い札を出す)式神 狛犬、急急如律了！！！」
狛犬「(札が光出し、小さな狛犬が現れる)お呼びですか、主人様！」
寺門「あの怪異を抑える！手伝って、狛犬！」
狛犬「わかりました！」

「獰猛なる野獣よ俺の血肉を糧とし、死棘の剣に現れよ」！

（親指を噛み、血を出すとその血がフランベルジェになる）
来るなら来い！静葉には、指一本触れさせねぇっス！by慧悟

天万音「うー！(磐城の元に駆けていく)」
紫炎「援護くらいは致しましょう(冷たい空気を纏う)」
黎明「麻痺らせるんだったら任せろー(バチバチと電気を帯び始める)」

狛犬「ガルル…！(蛇を威嚇する)」
寺門「行くよっ！！！(蛇に向かって駆け出していく)」

あの蛇は・・・・この神社の御神体か？by磐城
莉央ちゃん、そこから離れないで！
〈光輪の矢〉!!（光の矢をクチナワに放つ）by静葉

紫炎 「『絶対零度ノ鎗－ｱﾌﾞｿﾘｭｰﾄ･ﾗﾝｽ－』(氷でできた大槍をクチナワに放つ)」

撫子「や、やめてっ！！！(桔梗達の後ろにおり、静葉達に向かって叫ぶ)」
寺門「えっ！？(蛇が無数の蛇に戻り、そこから消えていく)！クチナワが…！」
撫子「ま、間に合ったぁ…」

だ、誰・・・・!?by桔梗
・・・・・この気配。貴方、もしかしてクチナワ様を使役しているの？by静葉
え、ちょっ、静葉何言ってるんっスか!?
こんな可愛らしくて、守ってやりたくなる女の子があんな蛇を使役してるなんて、有り得ないっスよ!?by慧悟
後半あんたの本音がダダ漏れよby静葉

天万音「ふぎゃっ(撫子の登場に驚き磐城にしがみつつ後ろに隠れる)」
紫炎「あの少女は一体……(能力を解除する)」

・・・・・・・お主、何者だ。返答次第で主を斬らねばならぬぞ。（撫子を睨むように見る）by磐城

撫子「ひっ…！き、斬らないで…！」
狛犬「(撫子に近づき、匂いを嗅ぐ)主人様、この人からさっきのクチナワの匂いと、神性の匂いがします！」
寺門「神性って…もしかして君、この神社の神様なの！？」
撫子「えっ、えっと…一応、蛇神とかって呼ばれてますけど…神様だけど、ちゃんとした人間ですよ？」
佐神「この女の子が…神様？」