梨花 2020-06-27 22:52:23 |
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ルイン「動ける者は動くのが良いだろう…………分かった、お前はお前の優先すべきことをを優先し、手が開けば我の支援は任せよう……(紫炎から着信が入る)……何だ邪龍、貴様電話の余裕があるなら早くこっちに______…………何だと?」
ルイン「(通話をしているうちにどんどん表情が険しくなる)…………そうか、分かった(通話を切る)」
ロベリア「……どうした?」
ルイン「邪龍が完全に囲まれた」
ロベリア「…………は?」
羽川「委員会で結構遅くなっちゃったなぁ…早く塾に行かないと(校門に向かっていると、ヘッドバンドをした青年が校門に寄りかかってるのに気づく)あれ…?」
祐介「(羽川に気づくと、近くに歩み寄ってくる)お前が羽川翼だな?」
羽川「そうですけど…どちら様、ですか?」
祐介「特異点解決に差し出された一人だ。喜瀬舞奈香の知人…とでも言っておくか。お前に少し話がある、ついて来てくれ」
羽川「は、はぁ…」
羽川「(人気のない路地に連れてかれる)えっと…話って、なんですか?もしかして、阿良々木君とかに何かあったとか…」
祐介「…悪く思うなよ(ゲールツインを出すと、羽川に斬りかかる)」
羽川「!」
火澄「ちょーーーっと待ったァ(ゲールツインに分銅の着いた鎖鎌の鎖を絡める)…………およ?…………あっ人違いじゃん(そして間違いだったという)」
───────(ふと、祐介の動きが止まる)・・・・・お止め下さい。そんな野蛮な事をしてたら・・・・また、噂が広がりますよ?
“新宿騒乱が、再発仕掛けてるのに”
(羽川の後ろから手が伸びてくる)by舞奈香
いや、厳密には────かの有名な旧政府軍と維新政府軍の戦いのようになってしまう。なんだったっけ・・・・あぁ、戊辰戦争だ。
そうなってもいいのかい?
新宿騒乱で、大多数の死者が出たのを、知らないわけがないよね?by舞奈香
祐介「知ったことか…PvPなら勝手にやってろ。そんな事より、今は障り猫の血が必要なんだ。さぁ、そいつの血を寄越せ。それがあれば、あいつを助ける手掛かりが掴めるかもしれないんだ…!」
祐介「…ここでお前とエンカウントするとはな…だが、俺達ももう限界なんだよ…!大和を助ける為なら、俺は悪魔に魂を売ると誓った!!例えそれが、俺達を苦しめた村の連中の一人だとしてもな!!(神器解放状態になる)」
ディア「愚か者め(魔力製のバイオリンで『動きを止める』デバフ効果のある曲を奏でる)」
火澄「ディアちゃんだぁ」
ディア「悪魔に魂を売り、お前の言う者を助けたあとはどうする?また別の者がお前を助けようとするかもしれん、そうすればまた別の者が悪魔に魂を売るるかもしれない、お前は負の連鎖でも生み出す気か?冷静に判断もできず後先の考えられない者が誰かを救うなど不可能だ、去れ」
祐介「…お前らに、何がわかるって言うんだ…あいつを野放しにすれば、あの時以上の悲劇を引き起こすんだぞ!!!あいつの苦しみは、共に過ごしてきた俺達にしかわからない…!」
祐介「…他の奴から、聞いたんだ。大和と岳斗、二人が戦ってどちらかが死ぬか、第三者に大和が殺されるか…どちらかの未来しかないと…」
ディア「……どうやらその者には未来予知か千里眼でもあるようだな……言っておくがそれは『確立された未来』ではない『確立する可能性のある未来』……切羽詰まるのは理解できるが、その最悪の未来が必ず訪れると冷静さを見失い錯乱し人として恥ずべき言動は私は賛成しかねる。私はそのような愚行をする者に『一人の悪魔』として手を貸す気も助けてやる気にもなれん。君は『悪魔に魂を売ってでも』と言っていたが、十中八九今の君の魂を買う悪魔は居ないだろうさ」
・・・・・・・・・その通りですよ。
・・・・・・けど、今のままでは確実に最悪の未来は、起こりうる。
だから、僕達が変えねばならないのですよby舞奈香
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