シンデレラの休日 〆

シンデレラの休日 〆

シンデレラ  2020-06-06 10:42:05 
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──目を開けると、そこは見たことのない世界。なんと迷い込んだ世界はお伽噺とはかけ離れた、現代日本だった──。






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  • No.1 by ダリオ・グレンデス  2020-06-07 03:15:33 


「最初に生まれたからって馬鹿馬鹿しい。国を治めるなんて俺には向いてないんだよ。」

「見ろよあれ、足の引っ張り合いしてるぜ。棄権していいだろ?俺の愛馬を危険に晒せって言うのかよ。」

名前:ダリオ・グレンデス
性別:男
年齢:25
容姿:濃い青色をした虹彩の瞳。目は二重瞼で大きい。鼻梁が高く通っており鼻が整っている。形のいい唇。身長183cmで精悍な体つき。くすみのない明るい金髪は襟足がほんの少しだけ長めで他の部分を短く切っている。服は王子らしく豪華絢爛でクラバット付きのシャツにブリーチズと茶色のブーツ。黒い外套。腰にはレイピアを下げている。
性格:寂しがり屋で色好み。その為、誰にでも優しく接し誰とでも公平な関係を築く。人付き合いは広く浅くを心掛け、特別な存在を作らないようにしている。よく上辺だけの言葉を使う軽薄者。好意を抱いている相手には笑顔を振りまく。言葉数が多く中身のない会話でもしたがる。自分に甘く他人にも甘い。せっかち。
備考:とある国の第一王子で何の苦労もせずに生きてきた。金遣いが荒い。諦め癖があり、大臣に貴族以外との関わりを絶たれたり婚約者を決めらたりしても反抗しなかった。周りに、まるで操り人形だと揶揄られる事も。大臣と反りが合わず、城での生活を窮屈に感じており、毎日のように執務室から抜け出しては衛兵と街や森へ行っている。
強くひたむきなシンデレラに夢中。

※「シンデレラ」の王子をモチーフにしています。

  • No.2 by シンデレラ  2020-06-07 06:36:45 



①シンデレラらしい性格

「さあ!今日も元気に頑張りましょう」

「…あの、よかったら一緒に帰り道を探しませんか?一人より二人のがいいと思うし、きっと私たち帰れると思うから、諦めないで」

名前:灰谷 日和(はいたに ひより)
性別:女
年齢:23
容姿:艶々とした長く細く指通りの良い茶髪と整った目鼻立ち。瞳の色はやや濃い茶色で長い睫毛とぷっくりとした艶のある唇。化粧は軽くしているが、しなくても良いほど。体型は意地悪な継母たちのせいかやや細く、標準体型。父の肩身の本をよく持っており、母の肩身のガラスの靴をモチーフにしたペンダントを首から下げている。
性格:優しくひたむきで芯が強く、献身的。まさにシンデレラらしい性格。継母たちのいじめに対しても必死に耐える我慢強さを持ち合わせている。恋愛には憧れを持っているが、きっとそれは叶わないだろうと思っており、無意識に避けている節がある。しかし、恋に目覚めた瞬間大胆になる一面も見られる。
備考:童話『シンデレラ』のシンデレラ。突如現代に飛ばされ、戸惑いながらも日々過ごしている。仕事は炊事洗濯掃除が得意なことを長所に、ヘルパーの仕事を勤めている。一生懸命で人に優しいため、ヘルパー先のお客には好かれており時折現代について教えてもらっている。しかし、何故現代に飛ばされたかは自身も解らず誰にも打ち明けていない。

  • No.3 by シンデレラ  2020-06-07 13:27:58 




②キャリアウーマン系シンデレラ

「私、この仕事が好き。だから続けたいの。…変わってるってよく言われるけど」

「──あー、やっぱり帰ってきたらビールを飲むのが一番ね。はあ、ねぇ聞いてよ。あの上司、“そんなんだから婚期逃すんじゃないか”って言ってきたの。私だってそんな強くなんてないわ。人並みに悩んだりするけど、悩んでる場合じゃないもの」

「わ、私がシンデレラ…?嘘よ、それは童話の話でしょ?」

名前:灰島 美鈴(はいじま みすず)
年齢:25
性別:女
容姿 :長く細く指通りの良いモーブブラウンの緩く巻いた髪と整った目鼻立ち。瞳の色はやや濃い茶色で長い睫毛とぷっくりとした艶のある唇。化粧はしっかりと施し品がある。意地悪な継母たちのせいかやや細いが、それなりにしっかり曲線のある体型で身長は167cm。ガラスの靴をモチーフにしたペンダントを首から下げている。
仕事ではコンタクトレンズでスーツ姿が多いが、家ではジャージ姿で眼鏡をかけている。ハイヒールを好むが、パンプスや運動靴なども履きこなしている。
性格:根は優しく真っ直ぐでひたむきなシンデレラそのままの性格だが、現代に溶け込むうちに元の真っ直ぐさもあってか仕事にやり甲斐を見つけたキャリアウーマン。仕事はいつも全力投球でバリバリに働くが、家の中だと干物女でありダラダラしている。強気に見えて実は涙脆い一面や恋に夢見るところもあるが、隠している。
備考:『シンデレラ』の主役。シンデレラだった記憶は最初はあったものの、今となっては忘れており現代人と変わらずに過ごしている。仕事はとある有名な靴ブランドの商品開発。
意地悪な継母たちと過ごしてきたせいか、上司のセクハラパワハラも耐え抜き、適当にかわしているが平気ではなくたまにお酒を飲んで弱音を吐く。そして実は泣き上戸。しかし、次の日には忘れている。
首に下げたペンダントは現代に飛んでしまった過程で縮んでしまったガラスの靴であり、加工してもらったらしい。記憶があるうちに加工をし、身につけるようにした。


  • No.4 by シンデレラ  2020-06-07 15:39:26 




③怪力シンデレラ
「さーて、今日も仕事頑張るよー!エイエイオー!」

「?え、シンデレラ?私が?人違いだと思うけど…」

「…キミがそう言ってくれるなんて。優しいね、ありがとう!よーし、頑張るぞー!」

名前:城崎 灰音(きさき はいね)
年齢:24
性別:女
容姿 :長く細く指通りの良い赤茶のと整った目鼻立ち。瞳の色はやや濃い茶色で長い睫毛と薄くしかし艶のある唇。化粧は場合によってしっかりとするが、普段は軽く唇や頬に施す程度。意地悪な継母たちのせいかやや細く、標準体型で身長は162cm。
服装:膝下までのひらひらとした季節を感じるワンピース、時には動きやすいパンツスタイルが多い。ガラスの靴をモチーフにしたブレスレットをつけている。
性格:根は優しく真っ直ぐひたむきのシンデレラそのままの性格だが、明るく元気ではつらつとしている。困っている人を見たら献身的に助けようとする。しかしたまにドジを踏み、放っておけない一面も。
備考:『シンデレラ』の主役。シンデレラだった記憶は最初はあったものの、今となっては忘れており現代人と変わらずに過ごしている。仕事は会社の清掃スタッフ。地味ではあるが、本人はポジティブで楽しそうに過ごしているらしい。しかし、思わず感情的になり力が入ると怪力になってしまう。動物とは意思疎通はできないが好きなのか、たまに犬や猫、鳥などと会話をしている。周りからは不思議がられることはあるが、持ち前の明るさで気にせずやり過ごす。

  • No.5 by 灰谷 日和  2020-06-09 21:45:06 



( 父亡き後いつものように召使いとして押し付けられた昼食の片付けを終え、継母と義理の姉たちが買い物へと出掛けたのを見計らうと町外れにある森の中を歩いていき。いつもこの時間帯に人気はなく気分転換に最適なのは知っており、鳥の囀りが耳心地よく聴こえ、そして柔らかく暖かな木漏れ日が差す光景に小さく息をつき。落ち着いた昼休憩を過ごそうと、眼前に広がる輝くような湖に目を細めながら、木に寄りかるようにして座り、父から譲り受けた本をパラパラと捲っては夢中で読んでいて )

  • No.6 by ダリオ・グレンデス  2020-06-25 14:23:04 


( 愛馬が鹿と遭遇して興奮状態になった。制御が利かない。落下しそうになりながらも優しい手つきで宥めるように撫すると少しずつ落ち着きを取り戻していった。ふと気付けば見覚えのない景色の中に身を置かれ、常日頃から横にくっついて監視兵の如く神経を尖らせている大臣達の姿がない。前後左右に視線を振るも人影すら目に触れず、焦燥感を煽る。城内でなら誰からも口煩く注意されず自由に動けてばんばんざいだが外でこれだと良家の娘や坊っちゃんと出会った時に面倒だ。憂いを帯びた面持ちで嘆息混じりに「困ったなー。」と独り言つ。刺激しないように緩慢な挙動で下乗し、髪と衣服の乱れを直す。森を抜ける為に再び跨がろうとするも愛馬の視線が一ヶ所に定まってびくともしない。つられて一瞥投げたら、そこには湖があり、眩しさ故に反射的に眇めさせられ、思わず眉宇を曲げて顔を反らす。「行ってみるか。」意思疎通ができないのを承知で話しかけ、歩を進める。湖に辿り着くと近くに本を読み耽る女性らしき姿形が。「どうも。」微笑を漂わせて軽めの挨拶をして。 )

読書をするには最適な場所だ。どんな内容?

  • No.7 by ダリオ・グレンデス  2020-06-25 14:55:42 


( 愛馬が鹿と遭遇して興奮状態になった。制御が利かない。落下しそうになりながらも優しい手つきで宥めるように撫すると少しずつ落ち着きを取り戻していった。ふと気付けば見覚えのない景色の中に身を置かれ、常日頃から横にくっついて監視兵の如く神経を尖らせている大臣達の姿がない。前後左右に視線を振るも人影すら目に触れず、焦燥感を煽る。城内でなら誰からも口煩く注意されず自由に動けてばんばんざいだが外でこれだと良家の娘や坊っちゃんと出会った時に面倒だ。憂いを帯びた面持ちで嘆息混じりに「困ったなー。」と独り言つ。刺激しないように緩慢な挙動で下乗し、髪と衣服の乱れを直す。森を抜ける為に再び跨がろうとするも愛馬の視線が一ヶ所に定まってびくともしない。つられて一瞥投げたら、そこには湖があり、眩しさ故に反射的に眇めさせられ、思わず眉宇を曲げて顔を反らす。「行ってみるか。」意思疎通ができないのを承知で話しかけ、歩を進める。湖に着くと近くに本を読み耽る女性らしき姿形が。「どうも。」微笑を漂わせて軽めの挨拶をして。 )

読書をするには最適な場所だ。どんな内容?

  • No.8 by ダリオ・グレンデス  2020-06-25 18:16:59 


( 愛馬が鹿と遭遇して興奮状態になった。制御が利かない。落下しそうになりながらも優しい手つきで宥めるように撫すると少しずつ落ち着きを取り戻していった。ふと気付けば見覚えのない景色の中に身を置かれ、常日頃から横にくっついて監視兵の如く神経を尖らせている大臣達の姿がない。前後左右に視線を振るも人影すら目に触れず、焦燥感を煽る。城内でなら誰からも口煩く注意されず自由に動けてばんばんざいだが外でこれだと良家の娘や坊っちゃんと出会った時に面倒だ。憂いを帯びた面持ちで嘆息混じりに「困ったなー。」と独り言つ。刺激しないように緩慢な挙動で下乗し、髪と衣服の乱れを直す。森を抜ける為に再び跨がろうとするも愛馬の視線が一ヶ所に定まってびくともしない。つられて一瞥投げたら、そこには湖があり、眩しさ故に眇めさせられ、思わず眉宇を曲げて顔を反らす。「行ってみるか。」意思疎通ができないのを承知で話しかけ、歩を進める。湖に着くと近くに本を読み耽る女性らしき姿形が。「どうも。」微笑を漂わせて軽めの挨拶をして。 )

読書をするには最適な場所だ。どんな内容?

  • No.9 by 灰谷 日和  2020-06-29 09:42:44 



( どのくらいの時間が過ぎたのか、読み始めた本はかなりのページ数を捲っていたことに気付き、目が疲れぬように遠くを見つめながら透き通った湖の水面を覗き込む。森の中の静けさと心地よい風がすり抜け、頬をするりと撫でていく。再び挟んだ栞から現実から空想の世界へと吸い込まれるように読み進め入れ込んでいった。──と、その耳に馬の蹄の音と己に問いかけがされて驚き弾かれたように本から顔を上げれば、そこには端正な顔立ちで煌びやかな衣装に身を包んだ男性が立っていた。明らかに己との身分差を感じ本から出てきたような王子様だと思わせる彼の風貌に幻か何かだろうかとほうっと見惚れて言葉を失っていたが、我に返って立ち上がりスカートについた埃を軽く叩いて落とし本を大事そうに胸に抱える。そして控えめな口調で返答しながらも、どうしてこんなところに、といった様子で首を傾げて問い尋ね )

これは…異国の恋のお話です。ちょうどあなたのような殿方が出てくるような。…あの、迷子ですか?

  • No.10 by 灰谷 日和  2020-07-06 04:04:55 



( どのくらいの時間が過ぎたのか、読み始めた本はかなりのページ数を捲っていたことに気付き、目が疲れぬように遠くを見つめながら透き通った湖の水面を覗き込む。森の中の静けさと心地よい風がすり抜け、頬をするりと撫でていく。再び挟んだ栞から現実から空想の世界へと吸い込まれるように読み進め入れ込んでいった。──と、その耳に馬の蹄の音が聞こえ止まると己に問いかけがされて驚き弾かれたように本から顔を上げる。そこには端正な顔立ちで煌びやかな衣装に身を包んだ男性が立っていた。明らかに己との身分差を感じ本から出てきたような王子様だと思わせる彼の風貌に幻か何かだろうかとほうっと見惚れて言葉を失っていたが、我に返って立ち上がりスカートについた埃を軽く叩いて落とし本を大事そうに胸に抱える。そして控えめな口調で返答しながらも、どうしてこんなところに、といった様子で首を傾げ )

これは…異国の恋のお話です。ちょうどあなたのような殿方が出てくるような。あの、道に迷いました?

  • No.11 by ダリオ・グレンデス  2020-07-31 07:48:08 


ああ。乗馬が不得手でね。

( 想像したくもないが、大臣達に再会したら今日から毎日昼夜問わず馬の扱いが下手だと謗られ続けるだろう。いやそれより馬をどこかへ逃がさなければ。一抹の不安が頭をもたげる。完全に上の空状態で、彼女が立つ際に手を差し出せなかった。女性への気配りを忘れるなんて普段ならありえない。一旦考え事を中断して相手から紡がれる言葉を耳で拾うと視線を脇に逸らして愛馬に目を遣りつつ微笑を苦笑に変え、溜め息を吐くように悄気た声風で言辞を返す。そして一拍も置かずに「そんな事より、」と先程とは打って変わった表情で発語し、話を転ずる。本を抱く仕草から察するに大切にしているんだろう。貸してくれなんて軽々しく口にはできない。笑顔を携え、興味津々といった雰囲気を漂わせながら問いを投げ。本について話を続けず、どこの令嬢かを聞くべきだったが、己と敵対している家の者だったらまずい。無意識の内に探るような視線を送って。 )

俺のような殿方が出るって言われたら読まない訳にはいかないな。その本どこで手に入れたの?

  • No.12 by 灰谷 日和  2020-08-07 04:29:02 




( 彼の視線を辿り馬へと視線を向け見つめると、澄んだ瞳に惹かれ「素敵な子…。聡明そうな顔をしていますね」と顔が自然と笑みを作り、慈しむような眼差しへと変わる。しかし話題を読んでいた本へと転じる相手へと視線を戻し、自分が抱えた本について問われるとふふっと嬉しさを滲ませた笑みを湛えた。本の中に登場する王子様、きっと自分とは縁遠い存在であろう王族らしき彼が目の前にいるとは夢のようだと。きっとこの先も身分も違うため関わることはないだろう、と思い問い質されたことへ眉を八の字にして返答しながら彼の愛馬へと歩み寄った。愛馬の澄んだ優しげな瞳が己を見つめるため、触れてみたい欲求に駆られて静かに、しかし興味をそそられたのか目を輝かせ問い尋ねて )

父から譲り受けた本なんです。その父も幼い頃に亡くなってしまいましたし、今はもう絶版してしまったようです。だから、もし読みたいようでしたらお貸ししますよ。…あ、あともう1つ。貴方の愛馬に触れても?

  • No.13 by ダリオ・グレンデス  2020-09-21 21:59:18 


( 賛辞の言葉を聞き届けた直後、自分は人語を理解している利発な馬だとでも言いたげな様子で愛馬が鼻を鳴らし、耳を立てた。それを横目で見ながら閉じていた口を開き「 ありがとう。 」と言の葉が紡げない彼女の代わりに感謝の意を表す。父親を失って言語に絶する苦しみを味わったのだろうか。身近な人が亡くなる気持ちは想像し難い。相手に同情を寄せて憂いに沈んだ顔で「 そうだったのか…、いや、本を借りるのは遠慮しておくよ。 」と断り。「 もしかすると俺は金に困った成金野郎かもしれない。 」眉尻を下げつつ少々芝居がかった口振りで嘯く。「 どうぞ。こんな風に首の辺りに触れられるのが好きなんだ。 」愛馬の首筋を柔く叩いて微笑を零すと己を倣うように促して。 )

  • No.14 by ダリオ・グレンデス  2020-09-21 22:00:22 

(/上がってる!ごめん!)

  • No.15 by 灰谷 日和  2020-09-27 21:22:36 



( 己に少し翳りを感じ取ったのだろうか、彼の表情も同じく翳ったかと思いきや嘯く姿に口元に手を当て、しかし屈託のない笑みを浮かべる。「成金だなんて…まあ。でも、きっと私とは比べようのないどこか王族の方なんでしょうね」と柔らかな声音で告げながら、彼に促されるままに馬の首筋を毛並みに添って優しく撫でた。とても大切にしている愛馬なのだろう、毛並みがよく肌触りが良いことを感じてうっとりと目を細める。そして、ちらりと彼の方を見ると、思案するように視線を上向けた後に馬の首筋からそっと手を離し、身分差があるはずの彼におずおずといった様子で )


…あの、失礼ですがお名前を聞いても?私はシンデレラと呼ばれています。

  • No.16 by 灰谷 日和  2020-09-27 21:24:36 

(/私も上げちゃった…!でも、上げでも下げでもどちらでも構わないので気にしないでね。大丈夫だよ!)

  • No.17 by ダリオ・グレンデス  2020-11-15 19:43:53 


( 王族と言い当てられ、心臓が波打つ。一旦口を閉じ、実用性皆無の贅を極めた装いに視線を巡らす。いかにも王族だと頷かざるを得ない。その場凌ぎの嘘を並べても大臣達と合流すれば正体を見破られるだろう。彼女が愛馬を優しい手つきで扱うのを眺め入りながら「隠し通すのは無理があるか…、」と不明瞭な声で呟いた。視線を向けられ、返す。彼女の態度が和らぐまで名を明かすのはやめよう。口まで出かかった言葉を呑み込み、代わりに「そう畏まらないで」と一言声に出して。機嫌が直ったのか愛馬が頭を擦り寄せてくる。屈んで馬足に見て触れたが、怪我は無い。安堵感から笑みが漂う。「アデラに乗ってみる?」立ち上がり、乗馬を提案して。 )

  • No.18 by ダリオ・グレンデス  2020-11-15 19:44:40 


(/ごめん!途中!)

  • No.19 by ダリオ・グレンデス  2020-11-15 20:08:38 


( 王族と言い当てられ、心臓が波打つ。一旦口を閉じ、実用性皆無の贅を極めた装いに視線を巡らす。いかにも王族だと頷かざるを得ない。その場凌ぎの嘘を並べても大臣達と合流すれば正体を見破られるだろう。彼女が愛馬を優しい手つきで扱うのを眺め入りながら「隠し通すのは無理があるか…、」と不明瞭な声で呟いた。視線を向けられ、返す。彼女の態度が和らぐまで名を明かすのはやめよう。口まで出かかった言葉を呑み込み、代わりに「そう畏まらないで」と一言声に出して。機嫌が直ったのか愛馬が頭を擦り寄せてくる。屈んで馬足に見て触れたが、怪我は無い。安堵感から笑みが漂う。「シンデレラ?珍しいな。俺はダリオって呼ばれている」普段耳にしない名に軽く驚き、喋りを早めてさらっと答え「アデラに乗ってみる?」立ち上がり、乗馬を提案して。 )


(/ありがとー!向こうで喋る。)

  • No.20 by 灰谷 日和  2020-11-21 15:53:04 




( 自分とは身のこなしや服装も明らかに違うが、貴族とはまた違って気品のある目の前の──そう、ダリオと名乗る彼の表情が緩むと自分も表情がふわり、と緩む。自分の名前は確かに変わっている。義母からこう呼ばれている、などと話してよいものか。彼だって身分を明かしていないのに──と慎重に考え説明しようかと紡ぎかけた言葉を飲み込み、曖昧な笑みを溢して「…あとは、“エラ”とも呼ばれています」と控えめな返答をする。馬の聡明そうなつぶらな瞳を見つめていると、まさかの提案を投げかけられダリオを見て目を丸くする。もう一度馬へ視線を走らせて小さく頷くと、今度は少しだけ雰囲が和らいで馬へ優しくしかし窺うように尋ねて )

──はい、貴方がいいのなら、乗ってみたい。乗っても…いい?アデラ。

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