シンデレラの休日　〆

(王子とは思えない口振りで「シンデレラね、了解」と言えば、続けて「ダリオさんじゃなくて、ダリオがいいな」と己の希望を口にし。思い掛けず耳に入ってきたのは馴染みのある声。焦りと不安が綯い交ぜになり、一瞬にして肝が冷える。「また会おう、シンデレラ」諾否を聞く間もなく別れを交わすと、身を翻して引き攣った笑顔で力なく手を振りながら重い足取りで森を後にし)


(/すみません！！遅れました！そうですね！レス回収して次出しますね)

(書棚から女性が好きそうな恋愛物の本を拝借し、大忙しの大臣をよそに普段通り城を抜け出すと、その足で森へ向かい。ちらちらと辺りに目を配って誰も居ない事を確認すれば、本をめくり、冒頭だけ読んで本を閉じ)
そりゃ俺向けの本じゃないよな

(頼まれている雑用や家事を一通りこなして小さな溜息をつき、額の汗を軽く拭った。ちょうど継母たちが出かけていく姿を見送り、本を抱え迷いなく森へ入っていく。いつもの湖が見えたところに見覚えのある人物を視界に捉えた。本当にまた会えるとは思っていなかったらしく驚いた様子だったが、微笑みながら声をかけ)
こんにちは、ダリオさん。あのあとは大丈夫でしたか？


(/大丈夫ですよ。ありがとうございます…！)

こんにちは。……大丈夫大丈夫、大して叱られなかったよ
(こっ酷く叱られ、暫く乗馬禁止になったとは言えず、どう答えようかと一泊置いたあと澄まし顔を作って言葉少なに返事をし。この前の続きをしたい所だが、乗馬服も馬も用意できていない。おまけに通気性が悪い服のせいで蒸し暑く、こめかみから汗が流れる。肌にまとわり付く汗と暑さに耐えられずに上着を脱いで本と一緒に小脇に抱えると、一つ提案を)
街に行ってみない？

（/また遅れました！毎回すみません！）

そうですか…よかった。
(返答を聞いて安堵の表情を浮かべる。相手の事情は知らないが、何やら慌てて帰っていった姿が気にかかっていたからだ。今日は愛馬のアデラを連れていないことに気付きつつ、提案に頷いて街のある方向へと歩を進める。ふと相手が脇に抱えた本に興味を示し、軽く首を傾げ)
ええ、喜んで。…そういえぱ、何か本を読まれてるんですか？


（/気にしないでくださいね…！私もお時間いただいてますし、無理のないペースでお願いできれば幸いです。シンデレラどのタイミングで変えるべきか考えているのですが、現代日本へ迷い込む時までは日和で、その後は美鈴や灰音に変えていくというのでも大丈夫でしょうか？）

（/すみません、私生活がゴタゴタしていて、お返事に時間が掛かりそうです。申し訳ありません！）

（/ご連絡ありがとうございます。かしこまりました。のんびりお待ちしておりますので、気にしないでくださいね…！）

ああ、まぁ。
(大して読み込んでいない何て言えずに決まりが悪そうな顔で曖昧に返事をぼかし、貴重な本を小脇に抱えていても重みを感じるだけで心が微動だにしない己よりも、本に胸を踊らせる彼女の方が読み手にふさわしいと考え「読んでみる？どこか店にでも入って茶菓子でも摘みながらさ。地べたでもいいけど」と口にすれば、お好きな方を、と視線を街と地面に行き来させながら笑みを深め)

(/遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします！半年も間が空いてしまってすみません！私生活と仕事で色んな事があってへこんでたんすけど、ちょっと落ち着いてきました。
パラレルっすかね？大丈夫っすよ！自由にやっていきましょー！)

ああ、まぁ。
(大して読み込んでいない何て言えずに決まりが悪そうな顔で曖昧に返事をぼかす。貴重な本を小脇に抱えていても重みを感じるだけで心が微動だにしない己よりも、本に胸を踊らせる彼女の方が読み手にふさわしい。「読んでみる？どこか店にでも入って茶菓子でも摘みながらさ。地べたでもいいけど」お好きな方を、と視線を街と地面に行き来させながら笑みを深め)

(/ちょっと訂正します！)

（/お久しぶりです…！こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。大丈夫ですよー。リアルも忙しいと思いますし、無理せず続けていただければ幸いです。あ、あとなんだか敬語になっててすみません…！もしタメ口の方が話しやすいなら戻します。
ありがとうございます！タイミング見て切り替えますね。お返事にお時間いただきますが少々お待ちを…！）

（/ご返信いただきありがとうございます。急に来たり来なくなったりですみません。今後ともよろしくお願いします！
タメでも敬語でも話しやすい方で大丈夫っすよ～
切り替え任せる形になってすみません！了解っす！）

よろしいのですか？ありがとうございます。
(濁すような返答に不思議そうな表情を浮かべたが、申し出に心底嬉しそうに頬を緩ませる。お茶の誘いに魅力を感じて瞳を輝かせたが、視線を相手へと滑らせ立場を確かめ継母たちに見つかればどうなることかと危惧し「…では、地べたで」と控えめに微笑み返す。地べたでも充分本は読めるし、人通りの少ないところであれば問題ないはずだと思い至り、道の途中にちょうど良さそうな切り株を見つけ早速といった様子で腰を下ろし)

（/すみません、お待たせしました！ちょっとキャラがブレてたら後ほど軌道修正します。
ありがとうございます…！）

（/本体会話のみで失礼します！
そういえば今後の展開についてとか話し合ってなかったなぁと思いまして！ある程度決めた方がいいですか？それとも特に決めないで進んだ方がいいですか？）

(光を帯びた眼差しは喜びを湛えているように見え、一も二もなくお茶の誘いに乗ってくるかに思えた。「君は遠慮深いな」まさかの返答に歩を止め、驚きを表情と口に出し。すっかり見慣れたはずの慎ましい微笑はどこか影がちらつき、慎み深い態度には何か訳があるのだろうかと一抹の不安が胸によぎる。それを払うように本を差し出すと「書物庫にはもっとあるよ。あそこに君を招待できたらいいのに……今度、招待しようか？」言いながら、近くの木に背中を預けて腰を下ろすと見苦しくないように膝を崩して）

(/承知いたしました！毎度のことながら遅れてすみません)

（/確かに決めていませんでしたね…！
展開はある程度決めておいた方が良さそうですよね。現代へどのタイミングで飛ぶのかなんとなくですが、今話している書物庫で待ち合わせて本を見ている最中に何らかの力が働いて現代へと飛ばされてしまうというのもいいかなあと考えていますが、いかがでしょうか？魔法使いを登場させて魔法使いの気紛れで現代へというのもまた面白いかなあと思ってます。)

（/はい。先が見えない展開も面白そうですが、今後の展開について意見の相違があるかもしれないので、話し合っておいた方が良いかと！
いいですね…！"本を見ている最中に何らかの力が働いて”は、ダリオの婚約者が黒魔術を仕掛けたというのはどうでしょうか？"魔法使いの気紛れ”もいいですね、どっちにするかはお任せします！）

（/お返事お待たせしてしまい申し訳ないです…！
現在リアルが落ち着かないので、もう少々お待ちいただけると幸いです。）

（/かしこまりました！ご都合のよい時に対応いただければ幸いです！）

（/何かありましたらいつでもどうぞ！）

（/お返事お待たせしてしまい申し訳ございません！お先に今後の展開についてのお返事を失礼いたします。
ダリオさんの婚約者というのも色々な展開の選択ができそうでとても楽しそうですね！ぜひそちらを採用させてください。
現代に移った後は美鈴に変えますが、既に現代に溶け込んでいる設定なんですが、ダリオさんとはどう出会いましょうか？
美鈴は"商品開発"の仕事と設定にはありますが、"商品企画"に変更して、街で市場調査をしている最中にダリオさんと出会い交流し意見を聞きながら仕事に活かしていく、みたいな展開も面白いかなと思っています。）