車掌 2020-02-25 21:27:29 |
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>篠宮花音
…!
( 苦しくない、と言われたわけではない。なのにどこか救われたような気がするのはなぜだろう。その背後にある壮絶な体験はしかし、己の想像の範疇外にある。大人なあなたの対応に、恐らくは─────たぶん─────自身の方が年齢が上であるのに、子供になったような気分になってしまう。「綺麗な話じゃない?あァ、承知の上さ」覚悟を決めたような顔をしたなら、ぐいと顎を引いて。醜さも残酷さも、綺麗なあなたの口から語られるならそれは己にとっての宝物。短時間しか話していないのに、貴女の綺麗さは己の胸をじくと焼く。「……良いさ、っゆっくりでいい。話してくれ」ぽつぽつと落とされる話はどれも悲惨、残虐、悲しい物語。ゆらゆら明滅するカンテラの明かりは、貴女と自身を重ねたからか、それとも他の不可解な感情か。ふらりと溢した涙は紛れもなく貴女へ向けて。「…そうかァ、俺ァ、花音にしがみつくわけだ」納得すれば静かな微笑。それは傷の舐めあいかもしれない、だからといってどう出来る。どうも出来はしない、ならば流れに身を任せよう。「言いにくいことを話してくれて、ありがとな、花音」触れない代わりにカンテラを差し出して、貴女への礼の装飾品に代えようか )
(/いえ、わざわざお越しくださって嬉しいです!…と、お話ししたいのは山々なんですが、少々動揺していまして…。あの、本当の本当に申し訳ないのですが、この返事をもって終了させて頂きたいです…。本当にごめんなさい、気分の揺れからお返事が雑になってしまいそうで…、本当にすみません、此方の都合です…)
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