異能世界で僕らは生きるｰ沖縄篇ｰ

……お前は誰だ。by祐樹
んー？私はね、二十二の暁光の【XVII:星ｰザ・スターｰ】 の議席のミナだよー！（ピンク色の髪をサイドテールにした少女が一回転して辺りを見渡し）…んー？いないなぁ…ここにあの欠陥品が来るって聞いたんだけど……byミナ
欠陥品？一体誰の事なのさ……？by愛彩

朱莉「(ダイヤモンドの障壁が消える)まさか…君が来るだなんてね、ミナ」
俊哉「朱莉、あいつの事知ってんのか？」
朱莉「うん、二十二の暁光にいた時にね…」

まさかアイツも・・・by希美
ほ、ホムンクルス・・・・by優里菜

朱莉「あの子ならここには居ない。居たとしても、貴方に居場所は教えない」

んー……ま、いいや。十三階段もその関係者も裏切り者も、おまけに護得久一座の大半もここで殺せる！幸運だよねっ！！あいつは私自身の手で探すとするよ！！（ニコッと笑って）やろー、真帆！！byミナ
…うん。（口角を上げて）by真帆
っ…！！！（双剣を持つ手に力を入れて）…ああそう。やる気なんだね…じゃあこっちだって…！！！by律

朱莉「絶対、あの子の元には行かせない。ここで貴方達を倒す！」
フレン「マスター、やるよ！」
俊哉「あぁ！」

・・・・・・・！（目を見開くと、近くの木に鉄弦が巻かれてるのが見える）まさか・・・・by桔梗
・・・・・・・・（桔梗の方を見る）by希美

ふふ、じゃあ始めよっか！！！（ニコニコと笑いながら、自身の周りに星屑が現れて）byミナ

・・・・・〈ダ・カーポ〉!!!!
（ミナ達の動きを封じる）by桔梗
これなら・・！みんな、下がって！by桔梗
桔梗ちゃん!?一体何・・・by優里菜
いいから下がって！by桔梗


（刹那、木がミナ達の方に倒れて来る）

！っな！？（星屑に木を向けるが、直前で弾かれる）しまっ…！！！（下敷きになる寸前に二人が消える）byミナ
……逃げたでござるか。by万斉

（そろそろ寝ます）

俊哉「！お前は…！」
フレン「なんで貴方がここに居るの！！」

・・・・・・・・・・by桔梗
磐城・・・だったけっけか？今は。何のつもりだ・・・って言おうと思ったが、今は黒羽と同盟結んでるんだっけか？by希美
あー！私を襲おうとした奇人変人！by優里菜
・・・・・何のつもりですの？by百合


・・・・・・・・・・・・・・・（唇を噛み締め、下を俯く）by桔梗

朱莉「桔梗ちゃん…？」
日向「(拍手をしながら歩いてくる)いやーお見事！良いものを見せてもらいました！流石、西園寺先生から生み出されたホムンクルス…まさか神器を出せるようになってただなんて」
朱莉「！…君も来てたんだね、日向君」
日向「口調も雰囲気も丸っきり変わっちゃいましたね。僕的には前の朱莉さんの方が面白くて好きだったのになぁ」

下衆野郎・・・・テメェの都合のいい世界を作ろうとして・・・そんで俺らの故郷を滅茶苦茶にして・・・!!!!by希美

日向「なんとでも言ってください。教祖様こそが全て、教祖様の教えこそが世界の真理なのですから」
フレン「ほんと狂ってるね…君…！」
俊哉「いつからお前、そうなっちまったんだよ…！あんなに岳斗や他の奴と仲よさそうだったじゃねぇか！！少なくとも、俺は集落に居る時のお前は、心から楽しそうに見えたぞ！！」
日向「いつから？土方さん、貴方も馬鹿じゃ無いんだからそのぐらいわかるはずだと思ったんですが…最初からですよ。最初から大和君に岳斗君…そして、希美さんに近付く為に」
俊哉「は…？」

仕組まれた、友情・・・・ってヤツか・・・・？by希美

日向「まぁ、そう言う事ですかね。そのお陰で岳斗君も他の人達もよく働いてくれました！僕があの人に飲み込まれた時も、正直僕がその気になれば内側から突き破って出て来れたんですが…それじゃあつまらないし、幾斗さんに僕があそこに居ることがバレてしまう。だから僕は、敢えてあのままひ弱な自分を演じてたんですよ。どうでしたか？上手かったでしょ？演技には自信あるんですよ、僕(ニコニコと笑いながら言う)」
俊哉「あいつが…岳斗の奴が、どれだけお前を気にかけてると思ってんだ！！あいつはずっと、お前と大和を助けようと必死なんだぞ！！！」
日向「必死だからなんですか？友達なんてただの便利な道具でしかない、岳斗君だってそうだ。まぁでも、貴方達は僕に感謝した方が良いですよ？あの後もずっと、僕が陰で手を回してたお陰で、幾斗さんを倒して特異点を解決することができたんだから」

殺す・・・・・お前みたいな、下衆野郎を・・・・・!!!!生かしておけるかッッッ!!!!（髪の毛が白く染まり、黒い右片翼が生え、黒い結晶を日向に牽制射撃する）by希美

日向「(閃光が放たれ、黒い結晶を相殺する)良いんですか？僕を殺しちゃって。僕を殺してしまったら…僕の事を友達だと思ってる岳斗君は貴方のことをどう思うでしょうねぇ？」