極道と貴方

極道と貴方

碧棺左馬刻  2019-11-14 07:21:36 
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─────平凡だっていい。
平凡な君を愛したい。

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  • No.1 by 匿名  2019-11-14 07:23:34 



\ 浜のヤクザと平凡な貴方 /

────横浜の狂犬は平凡な貴方に恋をしました。
その愛を受け入れるか拒むかは貴方次第。
横浜を舞台とした『 碧棺左馬刻×平凡サラリーマン 』のBLの世界へと旅立ってはみませんか?
───貴方を愛し時には束縛し、夜の闇でその赤い瞳の彼と危ない恋を体験しましょう、




募集 創作男性キャラ様 (受け)
『 女々しい 過度なツンデレ ヒロイン気質』は御遠慮下さいませ。あくまで平凡な男性を募集させて頂きます。


提供 碧棺左馬刻 (攻め)
貴方様キャラに一目惚れ予定。ぶっきらぼうで鋭利な愛を、貴方様を溶かしてしまう程愛します。


(/なぜか、ヒプマイの碧棺左馬刻で一般(モブ)男性をこれでもかと言う程に愛してあげたい衝動に駆られこのようなものを作ってしまいました…!シリアス、ギャグと幅広く話の展開が出来る方。ロルは中から長の小説風味のもので長期御相手できる方を探しております。無駄な余白や絵文字等のご使用は禁止ですのでご理解下さいませ。)


(/25677様をお待ちしております。)


  • No.2 by 匿名  2019-11-14 08:38:07 



(/素敵なお部屋を用意してくださりありがとうございます。募集板の25677の者です。
お相手して頂けること並びに知識の有無は不問という事で大変感謝しております。なりきりは初心者ではないものの、今回の様ななりきりは初めてでございまして不慣れな点もあるかと思いますが、精一杯努力させて頂きます。
さて、早速ではございますがPF作成にあたり主様のイメージされる平凡な男性像をお伺い致したく…見た目や性格、年齢、募集文以外の萎や萌等お聞かせくださいますか。できる限りご希望に添いたいと思っておりますので、お手数をお掛けしますがよろしくお願い致します。)

  • No.3 by 匿名  2019-11-14 09:11:59 



(/御足労の方感謝致します。お互い話し合いながら楽しく物語の方進めていきたいと思いますのでこちらこそ不甲斐ない主ですが宜しく御願い致します。
プロフ作成の方把握致しました此方の勝手なイメージばかりになってしまいますがそれはあくまでの物でごさいますのでもし、御相手様のイメージと異なる場合ややりにくさ等を感じましたらすぐさま変更して頂いて構いません!私のはなんとなくでお受けして頂いて大丈夫ですので。

平凡な男性
『サラリーマン(社畜要素有り)』
『何かしらの営業者(料理店、花屋)』など
平凡というくくりに入るのであれば堅気の人間を基準として御相手様のお好きな職業で構いません。ですが特殊なお仕事をしている方(裏仕事、殺し屋、)等は控えて頂きたく思います。

見た目or年齢に関して
年齢は成人済み20歳以上として、容姿に関しましては過度な髪の着色やアクセサリーの着用の無い、しがない男性と言えば良いのでしょうか…少し難しくなってしまいましたがシンプルなものを好む少し思考の大人な方だと嬉しいです。ですがこちらもあくまで想像したもの、御相手様のお考えを邪魔するようでしたら此方は無視して大丈夫です!

萌萎
『萌』・臆病者 ・生活スキルの備わった方 ・お人好し

『萎』・過度なツンデレ ・ヤンデレ

こういった感じで大丈夫でしょうか?なにせ、主めの趣味趣向ばかりになってしまっておりますので…、もしこれが御相手様のイメージの補助となれば幸いです。プロフが出来次第世界観の設定と出会い場面の打ち合わせに入らせて貰います。)

  • No.4 by 匿名  2019-11-14 19:23:21 



(/はい、しっかり伝わってまいりました。丁寧に教えてくださいまして本当にありがとうございます。主様のイメージと当方のイメージが被るところもあり嬉しく思っております。では、早速PF作成に入らせて頂きます。遅くとも明後日の土曜日までには提出できる予定ですが、それにしても時間が掛かってしまい申し訳ありません。
世界観や出会いの件、承知致しました。今後の予定を教えて頂けて安心致しました。お心遣いありがとうございます。)

  • No.5 by 匿名  2019-11-14 21:33:31 



(/はい!ゆっくりとお待ちしておりますのでお素敵な息子様に会えるその時を楽しみに待たせて頂きますね…!今後の流れ等に関してはなんとなくの考えは纏めておりますのでプロフ提出された時にこちらも提示させて頂きたく思います。)

  • No.6 by 匿名  2019-11-15 08:14:51 




名前:茅ヶ崎 薫(ちがさき かおる)
年齢:24歳
容姿:緩いパーマのかかったショートマッシュヘアは黒髪。通った鼻筋に薄い唇、二重のやや垂れがちな目は優しい印象を与える。細身に見えるが程よく鍛えられており、身長は178cm。服装は装飾物はなくシンプルなものを好む。因みに職場では紺やダークグレーのツーピーススーツを着用。
性格:人当たりが良く面倒見のいい真面目な青年。周りの人に配慮する意識が強く、たとえ自分に非が無くとも相手に強気で出られると反抗することができないという弱気な考え方に支配され、ついつい謝ってしまったりすることも。時として自分よりも他人を優先してしまうという特徴があり、自分に余裕がなくても、つい誰かを助ける方に気がいったり、断りたい状況であっても断れないお人好しな面も合わせ持つ。大抵のことは怖いものなしだが、喧嘩やトラブルなどの揉め事が嫌いで、万が一その場に居合わせてしまった場合には酷い思考停止に陥ってしまう。
備考:大学生になると同時に一人暮らしを始めたため、家事は一通りこなせる。その中でも料理が一番好き。インテリアメーカーに勤める会社員でサービス残業は当たり前、休日出勤すら厭わない社畜振り。共働きの両親は多忙で留守にしがちであったため、寂しい子ども時代を過ごす。そのせいか今でも心の片隅に寂しさを抱えており、それを埋めてくれる相手を密かに求めている。


(/お待たせしております。PFの作成完了しましたので、一度お目通しをお願いしたいのですがよろしいでしょうか。もし不備などございましたら早急に手直しさせて頂きますので遠慮なく仰ってくださいませ。よろしくお願い致します…!)

  • No.7 by 匿名  2019-11-15 08:50:14 


(/プロフの方拝見致しました!…なんとお素敵な息子様にまさしく私めが求めていた男性像に近いお方で社畜要素も含まれており、何度も何度も読み返し感動に心が高鳴っております。此方としては不備などが見当たりませんし是非ともこのまま御相手出来ればと思います。では、早速になりますがこの『極道と貴方』での世界観そして二人の出会いについて打ち合わせをした後に、早速物語を初めて行きたいと思います。ですのでもう暫しお付き合い下さいませ、

世界観について
これは御相手様のプロフィールを読んでみて、一人暮らしをしていらっしゃるとの事ですので世界の限定範囲は広く取らせて貰いました。横浜・池袋・渋谷・新宿とヒプノシスマイクにもある各ディビジョンも存在しバス、電車、タクシー等での行き来は可能でございます。世界は私と貴方様の好きな様に設定し幅広く延々とした物語を紡いで下さいませ。


出会いについて
此方は何度も悩みましたが、裏の世界である左馬刻と表で働く御相手様ではなかなか会う機会が制限されやすく苦し紛れに考えたのが突如の出会い系で御座います。
①夜の横浜で仕事の残業帰りをした貴方様(薫様)がたまたま通り掛かった左馬刻との不慮なぶつかりorやばい場面での遭遇(取引現場)を発見してしまった後連れ去る容量で交流を持つ。

②もしくは左馬刻が妹への一人暮らしをさせる際のインテリア選びと称し貴方様を己の事務所に呼び出し商談する。

といった大まかな2つを考えさせて貰いました。これ以外に…こんなのどうだろう?っというご意見御座いましたらご遠慮なくお申し付け下さい!!)

  • No.8 by 匿名  2019-11-15 16:32:29 




(/もったいない程のお褒めのお言葉をありがとうございます。嬉しい様な恥ずかしい様な…そんな心地ですが、気に入って頂けた様で安心致しました。
世界観の件、承知致しました。自由度が高くより物語りを紡ぎやすくなりますね…!お気遣いありがとうございます。
出会いについて悩ませてしまい申し訳ありませんでした。裏社会と少しでも関連のある職業にすべきだったと今となって反省しております…。ヤクザといえば怪我が付き物だと思いますので看護師など医療系とか…とはいえ、とても素敵な出会い方を考えてくださったのですね…!!ありがとうございます!どちらも魅力的で一つに絞るのが大変難しかったのですが…①の方が物語りをより展開していけそうと感じましたので、もしよろしければ①にてお相手して頂けますと幸いです…!)

  • No.9 by 碧棺左馬刻  2019-11-15 17:30:34 


(/では、出会い①にて話を始めさせて頂きます。長々と此方の設定に付き合って頂き有難う御座いました、これより始まりますは貴方様と碧棺左馬刻の物語で御座います。貴方を愛してしまった浜のギャングは出会いこそ最悪でしたがきっと貴方様のお心を満たすことをお約束致しましょう、決して甘くはない鋭い愛に翻弄されながらも赤い瞳の彼に溺れながら『極道と貴方』の物語を繰り広げて下さいませ。出会いは結構…いやかなり無理やりに貴方様と出会うようにしますが碧棺左馬刻としての言葉遣いは仮にもいいものとは言えませんのでそちらの方はご了承くださいませ。では!)



(横浜の繁華街、人々が身を寄せ合い夜だと言うのに昼間と相変わらず眩い光に包まれた中心部。仕事終わりの社会人達は、やれ飲み会だ打ち上げだと晴々とした表情でその通りを歩いていくその一角。黒塗りの車と屈強な男の背中で閉ざされた建物の物陰にて既に事は始まっていた。目を据えたガタイのやけにいい彼らの渦の中心にこれまた転がるのは外見のチャラい男性なのだが色の抜けた髪に余裕な表情は見て取れず所々に怪我を負い目元を青く腫れさせた痛々しい顔は唯ならぬ空気を醸し出している、「───だから、決まった額さへ払えばんな事にならなかったのによぉ。俺様の顔に泥塗ろうとしたんだ覚悟は出来てんだろうな?」優雅に尾を引くタバコの煙に目線を向けて、許しの言葉を紡ぐそれを無常に靴裏で踏みつけながら形のいい片眉をぴくりと動かすと何処から忍び込んできたのやらこの光景に目を向けているどう見ても一般の社会人のそいつに冷たい目線を送り付ける。「…何見てんだ。モブ野郎が見てていい見せ物じゃねぇぞ。」手にしたタバコを落とし踏みつけ獲物を見るトラ…否横浜のヤクザは眉を顰め目を細めた。)

  • No.10 by 茅ヶ崎薫  2019-11-15 22:56:30 


(/いえいえ、こちらも楽しませて頂きました。左馬刻様の口の悪さは心得ております故、ご心配なさらないでくださいませ。遅くなりましたが、改めまして、よろしくお願い致します。それでは、当方もこれにて失礼致します。)


(得意先との商談を漸く終え建物から出てみれば辺りはすっかり暗くなっていた。社内用携帯で上司に直帰する旨を伝えて電話を切る。深い溜息を一つ零しては、半ば体を引き摺るようにして駅へと足を進め。歓楽街を通っていたつもりがどこをどう間違えたのか気付いた時には景色は一変し目に映るのは人気の無い裏通り。考え事をしながら歩いていたのが不味かったかと反省しつつ現在地をアプリで確認しようとスマートフォンを手にしたその時、そう遠くはないところから物音が響いてきた。この時ばかりは恐怖心よりも好奇心が勝り恐る恐る近づいていく。するとそこには自分がこの世で最も苦手とする光景が広がっていた。人が人を踏みつけたのだ。目を覆いたくなるようなこの場から一刻も早く立ち去りたいのに、体は言うことを聞いてくれずただ立ち尽くすのみ。相手に見ていることを気付かれてしまえば、自分自身も身が危ない。冷や汗がひと筋肌を伝うのを感じ、心臓は早鐘の様に鳴り響いている。青年の瞳がこちらへと向けられた。その視線は鋭くて酷く冷たいものだが、何故か逸らすことが出来ずに視線が交わってしまう。彼が口を開いたので何か答えなければと必死で考えを巡らすも、己の脳は思考することを止めてしまったらしく何一つ思い浮かばない。それならば事実のみ伝えるまでだと半ばやけくそな結論に至り「…すみません、迷子になりました」と瞳伏せがちに言うのが精一杯で。)

  • No.11 by 碧棺左馬刻  2019-11-16 00:21:01 



「てめぇ…もしかしてこの俺様の事舐めてる訳じゃねぇよな。迷子ですかはいそうですか、つってすんなり返すとでも思ってんのか?」
(かち合った瞳は即座に晒され、見るからに震えている相手にどう考えても邪魔しに来たそこらの馬鹿共では無いのは明確になったがどうにも面倒臭い所を見られてしまった。しかも非力なリーマンとなれば先程のやつと一緒に海に流すことも出来ないときた、ったくめんどくせぇ…と心の中で悪態をつきながらも足の下にいるそいつはリーマンへと助けを乞おうと身を捩らせるのをもう一度蹴りやりると動かなくなったそれ、「此奴はコンクリ抱かせて海にでも沈めとけ。」まるでゴミを捨てるかの如くすんなりと出た言葉に部下たちは手際よく車へと詰め移動し始め、先程までと変わりリーマンとヤクザだけの異様な場面になってしまった。堅気に見られたのは俺のミスだが見られたからには説得かケジメが必要になっちまうな、指を切らせようかなんならさっきの男の金の返済を継がせてやるか…と物騒にも思考を巡らせるも棒立ちの相手へと歩み寄ると軽々とその襟首と細い体を掴みあげ軽く器官を僅かに締め上げ、「なぁ…俺様を知らねぇ筈ねぇよな。堅気の人間だろうと関係無しだ、裏を見ちまったんだそれなりの代償払って貰わねぇといけないんだわ。」と慈悲も無く壁へと押し付け下からドスを効かせて。これぐらいで大抵の奴は泣き言を漏らすが、歪に引き上がった口から出たのは乾いた笑い声だけだった。)

  • No.12 by 茅ヶ崎薫  2019-11-16 09:49:59 



「…ええ、まあ…すんなり帰してもらえると思ってましたが、その様子じゃ駄目…みたいですね…。」
(二人きりになってしまった。伏せがちな瞳を上げれば再び赤い瞳と視線が合ってしまう。冷たく鋭い視線に晒されて、自分は先程の人のように存在を消されてしまうのだという考えがよぎり、恐怖で頭が真っ白になる。まさかこんな事になってしまうとは…自分の愚かな好奇心を恨めしく思ったところでもう遅い。彼の言動から察するにそういったスジの人に違いない。あれだけの屈強そうな男達を顎で使うのだから立場も相当なもの…相当な悪い奴に目をつけられてしまったらしいことは分かった。だからといって、この危機的状況から逃れる術はない。営業で身につけた交渉力は多少なりあるが、それはごく一般の商売人に対してであり今目の前にいる相手と平和的解決をする手段は持ち合わせてはいない。そんな事を考えていると、突如体が持ち上がり同時に僅かに感じる息苦しさに自然と微かに眉根が寄る。彼と壁に挟まれ完全に逃げ場を失い、恐怖と絶望で表情が歪む。君が誰だかも知らないし正直なところ知りたくもないのが本音だが、代償さえ支払ってしまえばこの状況から解放されるという僅かな希望に、相手の気が変わらない様にと大人しく身を預けながら「代償…ですか?俺に出来ることでしたら何でもします…」と瞳に怯えた色を浮かべながら力なく言葉発して)

  • No.13 by 碧棺左馬刻  2019-11-16 18:25:42 



「お前もつくづく馬鹿なヤツだな、俺様相手に何でもしますって言うからにはその体と命差し出すっていう意味だぜ…、」
(一向にしおらしい態度しか見せないのはなんとも退屈だが従順な素直さだけは褒めてやる。恐怖に染まるその表情もそこら辺の奴らとは少し違い加虐心が刺激されるその無防備なそいつに自然と自身の下唇を野獣らしく舐め、掴んだ手に更に力を込めてしまう。大事な材料気絶させちまうとこだった、空中なのに関わらず即座に離した手と地面へと落ちる相手の今度は横暴にも前髪を鷲掴みしてやると引き上がった口角はそのままに顔と顔を引き寄せて「…うっし、じゃあお前その体で払えや。俺様の事務所とかその他もろもろ教えてやる、」横暴なヤクザはそう言い退けると事務所の場所と自分の名前が載った名刺を一つ投げやり、「明日のこの時間帯に此処に来い、逃げたらどうなるか分かるよな?…精々覚悟して来るこった。」と片手を振りながらその場を颯爽に去っていく、残ったのは繁華街のざわめきとタバコの残り香のみだった。

─────後日、最低限の物しか設置されていない無機質な事務所。一体何人の人間が此処へ連れられ地面へと額を押し付けたかは梅雨知らず、中央に置かれたデスクに自然と足を乗せてタバコを蒸すヤクザのボスはリーマンが入ってくるであろう扉だけを見つめていた。…新しい玩具見つけちまったな、ご機嫌にも吹いた煙を部屋へと錯乱させると天上を見上げており。)

  • No.14 by 茅ヶ崎薫  2019-11-16 20:18:53 



…碧棺さん、俺です。
(外回り営業を終え会社に戻って一息入れる。壁の時計に目を向ければ指定時刻にはまだ少し早いが、退勤打刻を済ませて事務所を後にする。昨日の彼の言葉が頭を離れない。体で支払う代償とは何か。過酷な労働、人体実験の被験者、薬漬け、人身売買など様々な考えを巡らせながらネクタイを緩めようと首元に手を掛けた時、昨日の事がフラッシュバックする。痕こそ残ってはいないものの未だ残る彼の掌の感触は強烈な記憶として刻まれていた。あの様な思いをまた今日も…と考えれば喉元にせり上がってくるものがあったが、気を奮い立たせスーツの上着から名刺とスマートフォンを取り出し、地図アプリを起動する。このまま約束を反故にしたいところだが、そうはいかない。何が何でも見つけだすだろう、もしかすると自身だけでなく家族や周りの人間にも危害が及ぶかもしれない…リスクが大き過ぎる。犠牲になるなら己一人で十分だ、と腹を括り目的地へと向かう。彼の事務所に着いた頃には、恐怖に心が支配され、心臓は破れ鐘の様に鳴り響いている。逃げ出したい気持ちを抱えたまま扉の前に立ち、軽やかに二度ノックした。)

  • No.15 by 碧棺左馬刻  2019-11-17 21:05:09 



(刻々と時計の針が秒針を刻むのを後目にやっと聞こえたノックの音と同時に煙草の灰が地面へと零れていく。近くにいる部下へと無言で目線を配ると開かれた扉から昨日と同じ顔が覗きそのまま中へと招き入れさせると、そのまま部下達はその部屋をあとにした。大抵他人をまねきいれる際は何人かを残すようにはしていたのだがどうにも臆病な仮猫は人に囲まれると口を紡ぎそうだと人払いをしておいたのだ、「まぁ…ここ迄逃げずに来たことは褒めてやるよ。帰る頃には歩く足ぐらい残ってればいいな、」と不敵な笑みを一つ。からかい半分のこの冗談も己からすれば場を和ませる軽い気持ちからだがどうにも相手はその手の冗談どう捉えるのか、そんなことなど微塵も考えずに手にした煙草をそのまま手前のソファーへと身を預けると座れと目で指し示す。何でもしますと言ったのだ少し遊ぶくらいどうもないと、横暴な王様は気だるそうに口を開く「まず名前教えろ、俺様を知らねぇってんだ今までとんだ甘ったるい世間で生きてきたんだろうが…此処に足踏み入れたらもうてめぇは五体満足で帰れねぇだろうよ、」と、さも当たり前にそう投げかけるとタールの強い香りをその面へと吹き掛け赤い瞳を鈍く光らせた。)

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