Cosmic Journey ★≡=―

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!  2019-10-21 23:25:06 
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要素:SF(スペースオペラ),冒険,バディ
⇒お相手様募集中!




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  • No.1 by バック  2019-10-21 23:34:48 



──そろそろ最後の超空間ドライブに入るけど、乗り心地はどうだった?オンボロ貨物船だってなかなか悪かなかったろ。ま、そんだけパイロットの操艦テクが良いってことだな。
(不調気味だったサブエンジンのメンテナンスを一通り終え、ブリッジ─とは言えどコンソールの前に操舵席が二つ並列しているだけの窮屈な小部屋に過ぎない─のサブシートで待たせていた乗客に声をかける。すぐ隣のメインシートに胡座をかいて座り、コンソールを操作して自動操舵モードをオフに切り替えると室内の証明が少し明るさを増した。指先で静電立体パネルに軽く触れると、向かう先の星の姿が諸データと共に映し出される。この星の港で積荷を下ろしたら、出港時に頼みを受けて乗船させた隣の客人ともお別れだ。ロボットではなくちゃんとした“知的生命体”を船に乗せること自体がここ暫くは無かった為に、久しぶりに誰かと共にする旅路は楽しく、じきにそれも終わりを迎えるのが少しばかり寂しく感じられる。奥行きの計り知れない無限の闇、そこへ息づく星の煌めきをほんの数秒窓越しに眺めてから、再び隣を見遣って立体パネルの画像をつつき )
この星、今回初めて降りるからどんなトコかさっぱり知らないんだよな。アンタの母星だったりする?


バック
カルシラマ星出身のサッカル人(ヒューマノイド型種族の一つ)。男性、38歳(地球人年齢で20歳)。
宇宙物流会社“アリバソフ・カーゴシップ社”に勤める小型貨物船操舵士。やたらと敏腕パイロットを自称するが実際の技術はさほどでもない。短くボサついた石灰色の頭髪、砂色の虹彩に小さな瞳孔。少し尖った耳の先や鼻尖部、指先など身体の末端部分が茶色っぽく赤らんでいるのは種族的な特徴らしい。鼻頭を通り左右の頬にかけて一本の傷痕あり。厚手でダボついたツナギタイプの防護服を着ている。


(/ナンチャッテスペースオペラなふわっとした設定の下、広大な宇宙を巡る冒険譚をゆるーく紡いでいきたい!こんな我儘にのんびりお付き合い頂ける方を募集しております。もしお相手下さる方がいらっしゃいましたら、簡単なキャラの紹介文と、上記ロルへの絡みをお願い致します。

<注意>
①こちらレス頻度はあまり多くありません。数日にいっぺん返すような形になると思われます。
②ロルのボリュームにムラが出やすいです。当トピでは200字から400字程度を目安としたいと考えております。
③諸々の設定は先にお話を進めながら後づけでどんどん盛り込んでいきたいため、現状中身が空っぽです。

<募集>
上記ロルに登場する“乗客”さん。ヒッチハイクで捕まえた貨物船パイロットにとある星まで送り届けて貰うが、その後ワケあって彼と行動を共にすることになる。性別不問。

ご興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお声掛け下さい。気長にお待ちしております!)


  • No.2 by 匿名さん  2019-10-22 11:53:47 



.......ええそうね、癖になる乗り心地だわ。
(サブシートに安全ベルトを少し余らせてちょこんと座り、何やら銀色の手のひら大のアタッシュケースのような機械から、何重にも飛び出したホログラムをいじっていたが、バックが戻ってくるとパタンと閉じ、急に閉じられたホログラムがノイズ混じりに消えていくと、その奥ではピンク色の顔がバックに反応してあげられたところで。運転手の同意しがたい主張にニコリと微笑みを浮かべて含みのある返答を返しながら、パネルに映し出された星の映像を勝手にグルグルと回して、この星の海に沿って作られた賑やかそうな港町で指を止めて。人差し指と親指を広げて拡大し、バックの口から出た「母星」という単語に少し考えた様子を見せてからゆっくりと頭を振って、賑やかな商人逹の笑顔の映像の光を楽しげに笑みを浮かべた顔に反射させながら頷いて。)
母星ではないけど、叔母がここで商売してるの。
いい星よ、皆人を疑わなくて優しい人たち。


リア
漂流民族のミルロン人(ヒューマノイド型種族)。女性、34歳(地球人年齢で17歳)。
大宇宙を一人で流浪する少女。詐欺スレスレの悪どい仕事で日銭を稼ぎ、星を移しながら生活している。バックには目的星に親戚がいると言って船に乗ったが勿論嘘。ビビットピンク色の肌に顎ほどの高さでまっすぐ切られたショートカット。シルエットこそ年相応のほっそりとした地球人と変わりないが、髪と同じ銀色の瞳とよく目立つ容姿。ハイネックのぴったりしたオレンジの防護服の上に、厚底のスニーカーのような靴、上から頭をすっぽり隠すフードの着いた銀色の上着を着ている。

(/ロマンのある設定と素敵な操縦士さんに惹かれました。よろしければ参加させてください!)

  • No.3 by バック  2019-10-22 17:36:24 



そういや親戚が居るって言ってたっけ。叔母さんか、ここなら住みたくなる気持ちも分かるや。海があるなら魚料理が食えるだろうし。
(港街の賑わいを微笑ましげに眺めた後、二本指で映像の角度を少しずらせば飲食店街を捉えて舌なめずり。表面の大部分を水で覆われた惑星、宇宙惑星連合での登録名は“セターレ”。直径5,000kmに満たず、文明レベルもそう高くない田舎星だが、ヒューマノイド型種族が定住するには適した環境のようだ。現に映像には現地人以外の異星人も数多く映り込んでいるし、特定の星に定住することの稀なミルロン人のリアの叔母が定住するくらいだから、余程何か魅力を持った星なのだろう。「さァてと、そろそろ行きますか。」シートベルトを留め胡座から片膝だけ立てた姿勢に座り直すと、前のめりになってコンソールを操作し、超空間ドライブの準備に取り掛かる。ハイパードライブを出力百パーセントでセット。エンジン起動、与圧システム作動……圧力レベル問題ナシ。船体が古い所為でセーフシステムを起こすのに多少時間がかかる。橙色に点滅する警告ランプが緑に変わるのを待ちながら、暇潰しにリアの弛んだシートベルトを強く引っ張ると、無遠慮に彼女の腹部を見遣り。)
ああ、やっぱこれ以上締まんねえのな。アンタもうちょい太れば?


(/ご参加希望、並びに素敵なロルとプロフのご提示ありがとうございます!リアさんの容姿も雰囲気も大変好みでドキドキしてしまいました…!是非お付き合いお願いしたく思います。先の記載の通り何も準備が無いため、展開や設定についてご要望があればいつでも仰って下さいね!)

  • No.4 by ミイラ男  2019-10-23 07:41:18 



(真っ赤な嘘である叔母についての言及はニコリと笑顔を浮かべて頷いただけで特に触れずに。こんな嘘で心を痛めることは久しくなかったため、このお人好しそうなパイロットとオンボロ貨物船との旅を少しは楽しんでいたらしいと今更自覚し、背中を丸めて古いサブシートの背もたれに沈み込んで小さく嘆息ひとつ。タイミングよくバックが出発を口にし、もうひと頑張りと急に騒がしくなる電子機器たちにその音は上手くかき消されたようで、薄暗い船内で段々感覚が短くなっていくランプたちの点滅や電子音に耳を傾けながら、先程閉じた手のひら大の端末を開き。出発に伴って閉じた惑星セターレのデータをこちらの端末で開き直すと、拳大に表示されている水の星のホログラムを弄っていたが、ちょうど豊かな海の幸目当てで先程の港町の近海に住みつく巨大な海獣のデータを開いたところでバックの手がベルトを引っ張り。あまりのことにしばらく絶句していたが、警告ランプが緑に変わった一際高い電子音とともに小さく息を吸って、近海を荒らすモンスターの3Dホログラムを無表情につついて。)
.......確かに豊かな海みたい。デリカシーのないお兄さんの海水浴にはぴったりかもね。
ああほら、もう行けるんでしょ!さっさと行ってよ。


(/参加許可とお褒めの言葉ありがとうございます。少し独りよがりな設定だったかもしれないと思っていたので、そう言っていただけてとても嬉しいです。
では早速、このあと2人が恒久的に一緒に旅をするようになる要因について、リアがセターレで追われているところに、リアによってバックさんが巻き込まれるというものを想像しているのですが如何でしょうか?
ずっと追われている身ですとまったり旅も厳しいので、その騒動を協力し解決して以降バディになるというイメージです。)


  • No.5 by リア  2019-10-23 07:42:32 


(/ >4 リアの中の者です。失礼いたしました。)

  • No.6 by バック  2019-10-24 20:31:51 



それミルロンジョーク?なんて。怒るなよ後で何か奢ってやるからさ。秒読み5で飛ぶからな、ちゃんと掴まっとけよ。
…カウント開始。5、4、めんどっちーな、ハイパーエンジンオープン。ラン──
(お怒りの彼女を前にまるで悪びれる様子もなく、ベルトから手を離すと肩を竦めて態とらしく眉を八の字に。警告ランプが全てグリーンに変わったのを一度自分の目で確認してから、シートの座面に上げていた足を下ろして真っ当な姿勢に座りなおす。珍しくマニュアルに則って5秒前から数えだしたカウントダウンは、自分で宣言したくせ開始直後に飽きて投げ出した。片手の動きひとつでエンジンを始動させると、ブリッジに微力なショックが走り、船体は超空間に突入。小型といえど全長200m近い貨物宇宙船はその空間から粒のように消え去り、フロントウィンドウの先に瞬いていた星達は光の筋となって船体の後方へ伸びていく。船が作りだす重力場とスタビライザーのお陰で船内での身体の安定は保たれている筈が、この無数の光の矢を見るたび後ろへ投げ出されるような錯覚に陥る。航行時間は体感で数十秒、しかし相対時間ではゼロ秒後に、二人を乗せた宇宙船は惑星セターレを目と鼻の先に捉えていた。予めシステムに計算させた座標上で超空間を抜け出ると、視界いっぱいに真っ青な惑星が現れる。いっそ恐ろしいほど深い一面の青に圧倒され、思わず長い呼吸をひとつ。)
キオージャより青い星があるなんて知らなかった。……凄いな、これだから宇宙の旅はやめらんねえよ。


(/独りよがりだなんて!本当に好みのタイプにストライクでびっくりしてしまったくらいです。今後末永くお付き合い頂けたら嬉しいです…!
そして早速今後の展開についてご提案いただき、とても有り難いです。凄く楽しそうな展開で、この先を考えただけでワクワクしてしまいました。是非リア背後様の案で進めさせてください!因みにリアさんの追手となるのは警察組織でしょうか、それとも裏稼業の因縁の相手のようなイメージでしょうか?)

  • No.7 by リア  2019-10-25 16:38:23 



.......!本当に真っ青ね、素敵。
(デリカシーの全くない相手に何か言いたげに身を乗り出したが、雑なカウントのせいでサブシートの背もたれに軽く沈み込む羽目になり。実際にそこまでの衝撃が伝わる訳は無いのだが、視界が急に後ろに流れると体もそれに習うのは、乗りなれた操縦士ですら錯覚を起こすのだから自然なことで。衝撃でフードのズレた銀の前髪に星の筋をキラキラと反射させながら、サブシートのサスペンションの効力を十分に堪能しているうちに怒る気持ちも失せて。何度体験しても超空間を抜ける瞬間の腹の辺りにまったりしたものが溜まるような慣れない感覚に、フードを被り直しながら姿勢を直すと、フロントウィンドウいっぱいに映った碧にヒュウッと口笛を吹いて手を叩き。いい加減沢山の星を見てきたが毎度心が弾むのはミルロンに通う血だろうか、珍しく瞳を輝かせて少女のようにはしゃいだ声を出して。)

(あとはセターレに着陸せんとする他の宇宙船達の軌道に合わせて着陸を待ち、果たして意味があったのか微妙な幅広のシートベルトを外して立ち上がると、銀の上着の中からゴソゴソと何やら長方形のカードを取り出して。カードは宇宙船で入星チェックの使い切り優先パス。旅先一食分程の値段でうんざりするほど待たされるチェックを優先的に進めてもらえるとなれば、便利だが決して珍しいものでもなく。とはいえ、セターレのような観光地としても人気の星ではかなりの時間短縮になる。それだけバックに放って駆け出すリアは止めなければ、すぐに浮かれた観光客の波に紛れて見えなくなるだろう。)
じゃあ、助かったわ。ありがとね。それ、"拾ったから"あげる。


( / そんなに嬉しいお言葉を頂いて恐れ多いです。こちらこそバックさんの雰囲気に一目惚れしまして.......こちらからも長くお付き合いをお願い致します!
ありがとうございます!裏稼業の人物のイメージでした。バックさんと一度別れたあと、セターレにまだ居たバックさんを巻き込んで逃げ出して解決編は他の星か宇宙船のイメージです。
今回場面をしっかり買えたので、1段下がっている以降のロルは特に何も無いまま着陸した場合のレスということで着陸前に事件を起こすようでしたら無視してください。
最初ですので返信の感覚が短いですが、普段はこちらももう少し空くこともあるのでゆっくりリアル優先で楽しんでいけたら幸いです。)

  • No.8 by バック  2019-10-26 15:47:49 




へえ、入星審査の優先パスじゃん。貰っとくよ。気ぃつけてな、叔母さんによろしく!
(宇宙港への着陸から数分、通信システム越しに検疫の手続きを終えて乗降口のタラップを下ろすと、サブシートから立ち上がったリアが投げて寄越す小さなカードを片手で掴まえ、表裏を交互に確認してから胸ポケットに差し込む。ありがたい、丁度手持ちのパスをきらせていたところだった。別れの挨拶もそこそこに乗降口へ向かうリアの背をシートに掛けたまま見送ると、彼女と入れ違うようにして積荷の検疫用ロボットたちが忙しなくブリッジまで入り込んで来た。「違う違う、カーゴルームはあっちだ。」シッシッと追い払うジェスチャーを見せればロボットたちは機械語で何か話しながら出て行き、再びブリッジに一人きり。数時間後にはまた積荷をいっぱいに載せて次の星へ。サブシートをあけたまま広大な宇宙を渡り歩く一人旅が始まる。それも慣れた筈なのに、どうも気持ちがいつもより少しばかり重い気がしてならないのは、やはり彼女と共にした旅路を楽しく感じていたからだろう。座面に脚を上げて胡坐をかいて座り直し、肘置きに頬杖をつき仕舞ったばかりの優先パスを再び取り出して眺めていると、端に刻まれた数字の羅列を見て思わず笑いが零れた。)
ふっ……有効期限きれてんじゃん。


(/お言葉大変うれしいです、ありがとうございます…!そして場面の切り替えまでお任せしてしまってすみません…!セターレに入った後は何事もなく着陸する予定でしたので、下の方のロルに続かせていただきました。ここで一旦リアさんとお別れしましたが、バックはこの後積荷を下ろしてチェックを受けた後、宇宙港周辺の街で時間潰ししている予定ですので、その間にリアさんと再会出来たらと思います。
その後の展開についても了解です!また、こちらも返信ペースは忙しい時とそうでない時とでかなりムラがありますので、お互い返信の間隔はあまり気にせず楽にやり取りしていきましょう。勿論あまり長くあける際には一報入れますので!)


  • No.9 by リアの中  2019-10-29 09:07:05 



(/ お返しのレス遅れていて大変申し訳ないです。本日中には返せる予定です。少々お待ちくださいませ。)

  • No.10 by リア  2019-10-30 00:39:16 



キャー!!男の人が追ってくる!助けてください!
( リアとバックが別れてから半日ほど、宇宙港周辺の、観光客を狙ったセターレの名産品などの店が立ち並ぶちょっとした観光街での出来事。
その賑やかな人混みの中であがった上記の悲鳴に、人々はザワザワとどよめき、その悲鳴の主のミルロン人の少女リアに視線が集まる。視線の中心から少し離れたところにいた全身黒の3m近いヒューマノイド型の男が怯んで一瞬立ちどまるが、巻き込まれてはたまらないとに薄情にもリアの周りにできた人混みの隙間を見てニヤリと笑みを浮かべ。ずんずんと間を詰めてくる男に、絶望と苛立ちの表情を浮かべたリラが捕まるのは時間の問題だろう。)

後生大事に持ってるから何かと思えば、碌なもの入ってないじゃない.......? 官用メモリ?
( 遡ること30分程、観光街の路地裏で、バックの船に乗る前にスった小袋を取り出して、ゴミだらけの中身を放置コンテナにひっくり返すと、宇宙政府のマークが入ったデータメモリを見つけて。
 とても役人とは思えない持ち主の様相を思い出しながら、周りを確認して自分の端末に接続、厳重なセキュリティがかかっているがリアには少々役不足だ。それでも30分ほどかかってやっと開いたデータは、最近話題の事件、先日マニヴァクタ銀河の宇宙政府直轄星17151号から盗まれたエナジーバッテリ製造法で。何もかもがエネルギーを必要とする時代に、バッテリは日々開発競争の激しい技術だが、このバッテリはその強力さに今の宇宙の勢力バランスを崩すのには十分な代物として政府で危険視され管理されている物。
盗み出すまでは良かったが破られた形跡のないセキュリティを見ると、肝心の中身を見ることが出来ずに持て余していたのだろう。
 その時、スられたことに気づきリアを探していたか、それともリアのことを知っていて態とスらせてセキュリティを解かせたのかも知れない、とにかくその袋の持ち主男のテーザー銃が、金になるとニンマリ笑うリアの後頭部に押し付けられたのを隙をついて逃げ出し、宇宙港周辺の人混みへ飛び込んで上記に戻る。)


(/ こちらこそあれ以上は、星の美しさの駄目押しになりそうで、勝手に場面を変えてしまいすみませんでした。
別れの方のロルに続けてくださったので、再会のシーンから続けさせていただきました。
街で時間つぶしをしているとのことでしたので、街で騒ぎを起こしましたが絡み辛くはないでしょうか?ロルが長い上に後半は殆ど説明で申し訳ありません、次のレスからもう少し短くできるようにいたします。
返信ペースについて早速少し空いてしまいましたが、長くお付き合いいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。)

  • No.11 by バック  2019-10-30 20:15:28 



(入星審査を済ませて地上運送会社への積荷の引渡しと船の燃料補給を終える頃には、ポートの停泊許可時間は残り2時間をきっていた。延長料金は経費で落とせないし、無申請で停泊時間を超過すれば多額の罰金の支払いが求められるため、あと1時間半後には船を飛ばさなければならない。観光客に混じってセターレ星の自然や文化を満喫するには時間が不足過ぎるが、折角来たのだから観光街くらい拝見しておこうと街を散策していたところ。一際往来の多いメインストリートで突然上がった悲鳴は半日前に別れたばかりの少女の声とよく似ていて、まさかと思いながらも人混みを掻き分けて声の方向へ急ぐと、人垣に囲われ少し開けたスペースにやはり彼女の姿が。その視線の先には、大小様々な異星人の群れの中でも一際高い位置に頭が飛び抜けた大柄な男。詳しい状況は分からないが、何やらリアにとってマズい事態だということは予測出来る。あの大きなお友達相手に腕っぷしでは敵いそうにない事も。二人の距離を僅か数歩ばかりにまで詰めた男が彼女に手を伸ばすより早く、人垣の前に飛び出してリアの手首をひっ掴み、近くの小路地へ飛び込んで。)
アンタ何やってんだよこんな所で!取り敢えず走れ!!


(/再開シーンの初回、ありがとうございます。絡みづらいだなんてとんでもないです、寧ろ緊張感の走る素敵な場面をとても楽しく読ませていただきました!経緯の説明も大変ありがたいです。ロルの長さについては状況によって変わりやすいと思いますので(と言うより私自身ムラが出来やすく…)あまり気にせず進めていきましょう。
返信ペースについては本当にどうかお気になさらないで下さい……!1、2週間程度でしたら特にご報告が無くとも構いませんので、どうか私生活を一番大事に、無理のない範囲でお付き合いいただきたく思います。)


  • No.12 by リア  2019-11-03 11:40:05 




.......ありがとう。落し物を拾ってあげたら急に銃を出して追ってきて怖かったの。
( 宇宙広しといえど悲痛たっぷりに助けを求めれば若い女のリアを疑う者は少ない、更に運が良ければ治安警備に当たる役人もいるだろうと踏んで飛び込んだ人混みに裏切られ、観光街の肌の色から体の形までバラバラな集団の中とはいえ、走ってフードの脱げたミルロン人の光を反射する髪は目立つ。助けがない中で、かき分けて進まなければならない人混みは、力と歩幅のあるあちらに利がある。1歩また1歩と距離が詰められ最早逃げられぬとポケットの中のメモリを握りしめた瞬間、ぐいと手首を掴まれて。仕事をする土地の道は頭に叩き込むようにしてある、走れと言われるまでもなく、観光街と違って整備の行き届かないゴミやらパイプやら配線やらで真っ直ぐ走れない脇道を、慣れた様子で最早どちらがどちらの腕を引いているのか駆け抜ける。一方追っ手は人混みでは有利だったその巨体は小路地を走るのには無用どころか邪魔そのもの、見当ハズレな場所で何度目かわからない体をぶつけたらしい衝撃音を聞きながら、速度を歩きに緩めてフードを被り直すとバックに向かって白々しく困った様子で上記。一攫千金を思えば少し惜しいが、少し待てばそこそこな額の懸賞金もかかるだろうメモリを取り出すと両手で握って見せて。)
これからどこか行くんでしょう、そこまでまた乗せてくれない?そこから最寄りのSPS(スペース ポリス ステーション)まで行くから。
この時期のセターレってシーズン真っ只中でさ、外に出るチケット取れなかったのよ。

(/お言葉ありがとうございます。それではまた二三回開けずに展開の相談にお声がけすることになると思いますが、一度失礼致します。至らぬ点もございますがよろしくお願い致します。)

  • No.13 by バック  2019-11-05 21:00:21 



降りて早々災難だったな。こんだけ異星人の出入りが多けりゃそら変な奴も紛れ込んでるだろうよ。
また乗せてけって?別に構わ……いや、
(華やかなメインストリートとは反対に狭く汚い路地を走り続けていると、後方で響いていた男が立てる物音も次第に小さく遠のいてきた。歩調を緩めて荒れた呼吸を整えながら、額に滲んだ汗を拭う。リアの口から簡潔に語られたコトの経緯を少しも疑わずに事実として受け止め、しかし再度船に載せて欲しいという願い出に対しては、考えずに出かけた了承の言葉を一度噤む。両手に固く握られているため彼女が拾ったと言う“落し物”とやらの正体はハッキリと分からないが、先程の男の執着ぶりから察するに、余程価値が高く危険な物だという事は予想できる。恐らく密輸された違法の粉や種の類か、その手のカルテルやマフィアの情報が記録されたチップか。何れにせよSPSに引き渡すのが真っ当だろう、治安レベルの低い田舎星の公務員より銀河警察の方がよっぽど信用できる。しかしそれだけ危険な荷を、リスクを顧みずに善意で船に乗せられるほど危機感に欠けてもいなければ、正義感に溢れているわけでもない──が、先程あんな目に遭ったばかりの少女を一人見捨てて行く罪悪感に耐えられるほど冷徹にもなりきれない。すぐには決断を下せず表情にも暫し逡巡が表れたが、やがて腹を括ると少しだけ深く息を吸って吐いてから口を開き)
……わかった。ただし次の星までだからな。俺が力になれんのはそこまで。


(/了解致しました、それではこちらも一旦背後は下がらせて頂きますね。バックはまだ暫くはリアさんの正体に気づかなさそうです…!また、私事ですが今週から今月20日頃まで忙しくなる予定でして、なかなかお返事を書く時間が確保出来ないかもしれず…。何事も無ければ今月中には落ち着く筈ですので、誠に勝手ですがご了承頂ければ幸いです…。)


  • No.14 by リア  2019-11-20 09:51:12 



ふふ、ありがとう。
でも、そうはいかなくなりそう。
(ここに来る以前の楽しい旅路と、か弱い分類に入るであろう自分の容姿、ここまでで判断した相手の性格、その他諸々を考慮しても相手の申し出はかなり親切と言えるだろう。張り巡らされたパイプを潜りながら満足気ににこりと笑って、徐に手を星の太陽にかざして上を見上げると、少々お人好しがすぎる相手に罪悪感を感じさせない軽い調子で上記。同時に高くそびえる建造物群の隙間の空に浮かぶシルエットに「タフネス。」とぽつりと呟き。その3m近い黒いシルエットは張り巡らされたパイプなどに接触して破壊音を立てながら、その大きな体躯に仕込まれたジャンプや着地を補助するエアクッションを噴出、リアとバックの前に立ち塞がるように降り立つとバックの顔をジロリと見て。『ふん、仲間もいたのか。盗んだメモリを返してもらおう。お前のことだ。キーは解読出来たんだろう、リア。』そう言いながらテーザー銃をリアに向けて。リアは自分の悪事がバックにバレたであろうことに慌てた様子もなくメモリを頭の横で振り。「人聞き悪いわね、その無防備な懐から拾ってあげただけよ。悪い人に盗まれたら困るでしょ?」そう言い切るか切らないかでメモリを大男の背後に向けて振りかぶって投げると、バックの防護服の背中を下に引っ張って自身も屈むとその頭上、バックが屈んでいなければすぐ脇を反射的に男が撃ったテーザー銃のワイヤーが掠めて。大した時間稼ぎにはならないが逃げる隙には十分。このまま走り出せば、宇宙を跨ぐ足になるバックの顔を覚えさせ巻き込むためにわざと追いつかせた先程とは違い、本気で路地裏を駆け抜けるリアに今度こそ追いつくのは困難だろう。バックに手を貸すことなく1人で立ち上がり、フードの下の髪を耳にかけるとピアスの金具につけられた本物のメモリがきらりと光り、語尾に?でもつきそうな調子で下記。)
分け前は1:1ね、よろしく共犯者さん。

(/ こちらこそかなり時間が空いてしまい申し訳ありませんでした。20日までに余裕を持って返信をと考えていたのですが、申し訳ございません。
一度失礼すると申し上げたのですが、時間が空いてしまったことの謝罪をさせて頂きたいです。
これから暫くの間はもう少し短いスパンでお返事出来ますので、お付き合い頂けると幸いです。)

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