! 2019-10-21 23:25:06 |
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.......ええそうね、癖になる乗り心地だわ。
(サブシートに安全ベルトを少し余らせてちょこんと座り、何やら銀色の手のひら大のアタッシュケースのような機械から、何重にも飛び出したホログラムをいじっていたが、バックが戻ってくるとパタンと閉じ、急に閉じられたホログラムがノイズ混じりに消えていくと、その奥ではピンク色の顔がバックに反応してあげられたところで。運転手の同意しがたい主張にニコリと微笑みを浮かべて含みのある返答を返しながら、パネルに映し出された星の映像を勝手にグルグルと回して、この星の海に沿って作られた賑やかそうな港町で指を止めて。人差し指と親指を広げて拡大し、バックの口から出た「母星」という単語に少し考えた様子を見せてからゆっくりと頭を振って、賑やかな商人逹の笑顔の映像の光を楽しげに笑みを浮かべた顔に反射させながら頷いて。)
母星ではないけど、叔母がここで商売してるの。
いい星よ、皆人を疑わなくて優しい人たち。
リア
漂流民族のミルロン人(ヒューマノイド型種族)。女性、34歳(地球人年齢で17歳)。
大宇宙を一人で流浪する少女。詐欺スレスレの悪どい仕事で日銭を稼ぎ、星を移しながら生活している。バックには目的星に親戚がいると言って船に乗ったが勿論嘘。ビビットピンク色の肌に顎ほどの高さでまっすぐ切られたショートカット。シルエットこそ年相応のほっそりとした地球人と変わりないが、髪と同じ銀色の瞳とよく目立つ容姿。ハイネックのぴったりしたオレンジの防護服の上に、厚底のスニーカーのような靴、上から頭をすっぽり隠すフードの着いた銀色の上着を着ている。
(/ロマンのある設定と素敵な操縦士さんに惹かれました。よろしければ参加させてください!)
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