ラブライブ！スターズ！！☆ミ

えへへーー
うん、いこう、いろはちゃん！（撫子をすみれのところまで連れて来るといろはちゃんっと一緒にしてやったみたいな悪戯っぽく笑うといろはちゃんの差し出した手を握り締めてみんなが集まっているところへかけ足みたいに少しだけはや歩きで戻り

撫子
「……」（すみれちゃんの近くで取り残された撫子は、どうしたら良いのか解らずに困ったような笑みを浮かべて

（＼すいません、名前の書き漏れです……

さくらちゃん
きょうはママたちといっしょにおうたをうたうんだよ？
(戻ろうとする桜の手をひっぱって引き留めて)

先生
「みなさん、『さんぽ』いきますよ～
保護者の方もご存じでしたらご一緒に」

(先生がオルガン演奏を始めると園児たちが元気いっぱいな声で歌いはじめて)

さくらちゃん、うたおー！

(桜の手をｷｭｯと握りしめて、いっしょに歌うのが嬉しくてしかたないというように満面の笑顔を向けて)

あるこー
あるこー
わたしはげーんきー♪

すみれ
「………っ」

(周囲に歌声が響くなか、目を閉じて下を向き
耳をふさいでしまいたい衝動に耐えながら口をｷｯと結んで)

うん、ママたちもいっしょにうたおう！（いろはちゃんと手を握り締めて戻ろうとしているときにいろはちゃんがママ達も一緒に歌おうって言葉を聞いていろはちゃんの言葉に賛同するようにニッコリと笑いママ達も一緒に歌う事をお願いをしてからいろはちゃんの手を握り締めて先生とみんなとところへ戻り
うん、うたおう、いろはちゃん！
あるこー?
あるこー?
わたしはげーんきー♪?（いろははちゃんの一緒に歌おうって言葉を聞いて元気良く頷いていろはちゃんと一緒に歌い出して撫子は、それにつられて少しだけ歌い出すけれどもすみれちゃんの事を思い出してすぐに歌うのを止めてつらそうな寂しそうな表情を浮かべて桜達の歌う姿を見つめて

（みんなで声を張り上げる中、なぜかふたりの声はよく響き周囲の注目を集めて
それには気付かず楽しそうに歌い続ける中、すみれの様子に気付くと、桜の手を握る反対の手ですみれの手をぎゅっと握って）

あーるくーのだいすきー
どんどんいーこー♪

すみれ
「……いろは」

（すみれがツラそうな表情でいろはを見ると、ニパッと笑い
桜と頷きあい、今度は撫子の方を見ていっしょに歌おうと言うかのようにますます声を張り上げて）

あーるくーのだいすきー
どんどんいーこー♪（いろはちゃんの手を繋いでいろはちゃんと歌うと撫子の様子につらそうな表情に気付いていろはちゃんと握っている手の反対の手で撫子の手を握り締めて歌を歌いながら安心させるようにニッコリと笑い桜の心配をさせるのは、親として悪いと思う反面桜に感謝の気持ちに答えるように控えめに歌い始めるとスクールアイドル時代の天使の歌声と呼ばれていた時の歌声が再来って言うような綺麗な歌声が部屋に響きわたり初めると歌うのに集中して

(娘の眩しい笑顔を目にして、今日は歌と躍りをいっしょにするという約束を思い出し
もう一度目を閉じると深呼吸をひとつして、ローズスノーを解散して以来封印していた歌声を紡ぎはじめて
計らずも呼吸を合わせたかのように同時に歌いはじめた撫子と奏でるふたりの歌声のハーモニーは、まるで深紅の薔薇と純白の雪が絡み合って舞い散るかのような幻想的な旋律を紡ぎだして
周囲でいっしょに歌う大人にも子どもにも深い感銘を与えて)

撫子：わ、私、ごめんなさい……
（すみれと一緒に歌いきるとわれるばかりの先生と保護者と子供から拍手がわくとふとすみれの横で歌った事に気がついて悪いと思う罪意識につぶれそうになり少しだけ涙を流して幼稚園から飛び出していき

ママ!？どうしよう、いろはちゃん、ママがうたいたくないのにさくらがむりにおうたをうたうのをたのんだがら……（ママを悲しめさせたと思い泣きそうな表情でいろはちゃんを見つめて

すみれ
「桜ちゃんはなにも悪くないのよ

いろは、桜ちゃんをお願い」

(しゃがんで桜の頭を優しく撫でると、娘に桜のことを見ておくように頼んで
次の歌を歌いはじめた園児と保護者の邪魔にならないよう、そっと教室を出ると撫子のあとを追って)

うんっ
まかせておいて！

さくらちゃん、だいじょーぶだよ
ママがさくらちゃんのママをつれてきてくれるよ！

(すみれに親指をたてて桜のことを任せておくよう返事をして
桜の手を握りながら、母親のマネをして大好きな友だちの頭を優しく撫でて)

ほんとうに……？それならばいろはちゃんといろはちゃんのママのことをしんじる（いろはちゃんの言葉を聞いて涙を右手で拭いていろはちゃん達を信じる事を伝えて

（＼すいません、ここで撫子とすみれを仲直りさせますか？そうするとこの先のストーリーがだいぶと変わると思うのですが……ですからわだかまりが少しだけ和らいだくらいで撫子とすみれが別れる感じにとめておきませんか？仲直りは、ラブライブの世界大会が終わって目を覚ました時が良いと思います。その方が撫子の旦那さんがなくなっていますから恋人にもなれますし……その辺りは、補正がききますので確定では、ありませんよ。ですからもうひとつの掲示板で話し合いませんか？

すみれ
「いた……撫子」

(教室を飛び出した撫子のあとを追って外に出ると、彼女の姿は見えなかったけれどなぜかどっちに行ったのかは分かる気がして
引き寄せられるように、裏門のそばに佇む撫子を見つけ
言いたいことも、言わなければいけないことも山のようにあるはずなのに
大切な言葉は音になることはなく、代わりに口をついて出たのは……)

「撫子
子どもたちの前でわざとらしく泣いたりするのはやめて
あの子たちにみっともないところを見せたくないの、分かるわよね？」

(雪のような──まったく感情のこもっていない無機質で冷たい──声でそう告げて)

撫子:っ!？すみれちゃん、ずっと私ことをそんな風に思っていたの……？
すみれちゃんの考えている事が解らないよ……（ぼろぼろ涙を流して怒りでなかて悲しみであふれた眼差しですみれちゃんを軽く睨むとすみれちゃんから逃げるようにその場を離れていこうとして

すみれ

(違う！そうじゃない！
喉元まで出かかっている心の叫びは、やはりどうしても声にはならず)

「……撫子がそう思うなら、あたしは否定はしないわ
でも子どもたちの前では仲のいいふりをして
いいわね？」

(彼女の、悲しみに溢れた眼差しをまっすぐ受け止めることができずに、思わず視線を逸らし
走り去ろうとする撫子の背中に、やはり冷たい声を投げかけて)

撫子：っ!？（すみれちゃんの言葉で傷付いて言い返す元気もなくて変わりに小さく頷くしかできなくて声をこらして泣きながらすみれちゃんの側から走って離れていき

すみれ
(撫子の背中を見送りながら、絞めつけられるように痛む胸をぎゅっとおさえて
何度か深く呼吸をして、ほんの少し気持ちを落ち着かせると撫子のあとを追って園内に戻って)


あー！
さくらちゃんのママ、もどってきたよ！

(うたの時間が終わってもなかなか戻ってこないふたりを心配して、桜と手を握りあって待っていたけれど
撫子を見つけて指差しながら桜に呼びかけて)

撫子：もう大丈夫よ、桜ちゃん。
いろはちゃんも心配をかけてごめんね（すみれと別れた後にどうにか気持ちを落ち着かせて無理やり涙を止めると桜達のところに戻り心配をかけた事を謝ると無理やり笑って見せると目は泣いた後らしく目がはれていて

すみれ
「いろは、桜ちゃん
心配をかけてごめんなさいね？
ママたちはもう大丈夫だから」

(撫子には視線を向けず、笑顔の仮面を貼りつけたような顔でふたりに謝罪をして)

……ホント？
ママ、さくらちゃんのママ
ホントにふたりはなかよし？

(不安の色を濃くたゆたえた目でふたりを見つめて)

撫子：う、うん、私とすみれちゃんは、仲良しよ（少しだけ戸惑いそれを隠すように無理にニッコリと笑い誤魔化そうとして
ほんとうに？
いろはちゃん、ママといろはちゃんのママがいうのほんとうなのかな？（子供の直感で何か隠していると思いいろはちゃんは、どう思うのか不安そうに確認をして

いろははママをしんじるよっ
だから、さくらちゃんもさくらちゃんのママをしんじよっ？

(ぎゅっと桜の手を握りしめて
すみれと撫子をじっと見て)

うん、いろはちゃんがそういうのならばしんじる！
うたがってごめんね、まま、いろはちゃんのまま（いろはちゃんの言葉を聞いてニッコリと笑い信じる事を伝えるとぴこりと頭を下げて疑った事をママ達に謝り

すみれ
「次はおどりの時間ね
あたしと撫子が仲良しだって見せてあげるわ」

(桜といろはを交互に見て、みんなで踊ろうと声をかけて)

うんっ！
ママとさくらちゃんのママも、いろはとさくらちゃんのおどりをちゃんとみてよねっ

ねっ！

(すみれの言葉に大きく頷くと、おしゃまな物言いをして桜の顔を見て同意を求め)