マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

あぁ、俺も頑張るかな…と言ってもアイツらが得意なのはコンビネーションで決める短期決戦だから混戦にもつれ込めば…まずまだ青いアイツらは圧倒的に不利になる(テッドの言葉に頷き元部下の武器のみを狙う射撃を続けていたが次第に混戦模様を呈してくると予想すれば銃のリロードをしつつ元部下たちの弱点を告げれば先ほどまで多少なりともまともに戦えていた元部下たちの足並みが新たに加わったメンバーとの交戦を優先せざるを得なくなってしまい、あっという間に崩れて行き。元部下たちの混乱の様子が彼らの言葉や戦い方から容易に想像できるようになってくれば構えていた銃を下ろしたところで次第にジリジリと逃げ出そうとする元部下の様子が増え出したのを見てポツリと呟いてはテッドに1つの提案をして)

…漸くアッチは撤退命令出たようだな…なぁ、テッド。アイツらに俺は完全にアッチを抜けて此方についたことをここで言っても問題ないか？

『っ…総員撤退戦っ！C隊と狙撃隊はAB両隊の撤退を補佐！隊長も一応撤退してくれ』(インカムから聞こえるA隊B隊の混乱具合にしまったと小さく唸って。リーダーだったらもうとっくにこうなる前に撤退命令を出していたはず。目の前だったから焦っていたのか、と悔しそうに下唇を噛みつつそう命令を告げては相手の妨害に徹していた狙撃隊が逃げ出そうとする仲間を補佐する射撃に切り替わっていき)

『邪魔をしているんだ、当然だっ…！』(相手の苛立ちの台詞にそう返しては目の前に飛んできた銃を何とかかわしつつも勢いある動きに一瞬気圧されては急いで相手の持つナイフを避けようとするも胸元の一突きは免れたものの二の腕を刺され痛みに顔を歪めて動きが緩まり。そのタイミングで撤退命令が耳元から聞こえてくるも元より撤退の意志が無いのか痛みで動きが鈍くなってきているのか相手を離させようとまだ傷を負ってない腕を相手に何とか振るい)

(/ですね(笑)説得で素直に応じるか……自称ノアを一番理解している、ですからね。まぁノアなら言葉巧みに(タブらかし寸前になりかねない可能性もありますが)やってくれるとは思います(笑)あー、分かります分かります(笑)王手頂戴しました。まぁ狙撃組の補佐は元部下の逃げ出しが優先されるんで隊長をどうにかするなら今のうちですぞ(笑)
まぁ、混乱しすぎない程度で宜しくお願いします(笑))

「へえ、良い事を聞いたな。それなら尚更こっちが優勢だ。何せ百足は撹乱の仕方や混戦での立ち回りを中心に学んでるゲリラ色の強い部隊でもあるからな。まあ、基本的には人数任せの補助部隊だが」
（時折相手を捕まえんと手を伸ばす敵の肩の傍や足元に銃弾を撃ち込んで牽制しつつ、耳を傾けた相手からの話の内容に何処か笑いを含んだ声音で言葉と味方の追加情報を返し。援軍の到着から一気に乱れ次第に自分らから離れ始めた敵達の姿に、それでも警戒の目を向けていたが提案の声に数秒程相手の方へ視線をやり）

「…ああ、むしろ頼む。アンタからはっきり言ってくれりゃ、こうやって返せだの渡さないだのと無意味に争わずに済むだろうからな」
（目を逸らした隙に相手を諦めきれず近寄ってきた敵の脚を掠るように狙いを付けて発砲し、再び周囲へ注意を向けながら提案への答えを口にし。ついでとばかりに呆れの混じった調子で言葉を続け肩を竦めた後、相手の発言の邪魔をせぬよう口を閉ざし）


ぐっ、う…！…っ、なら、消えろ！邪魔者！
（全身を以て放った一撃が狙いを逸れ、力を籠めたからこそ身の強張りが直ぐには解けず振るわれた腕をまともに喰らい。脇腹へ走る衝撃と痛みに呻きを洩らしながらも、彼の腕に刺した状態で未だに掴んでいたナイフを支えに離れぬよう踏ん張って。一瞬にも満たない合間だけ動きを止めたが直ぐ様片手を素早く伸ばし己の身を襲ったその腕を捕まえて骨が軋みそうな程の力を籠め、次いでもう片方の手で漸く彼に刺したままのナイフを力任せに引き抜き。その次の瞬間、彼の身を無理矢理引き寄せんと捕まえた腕を己側へ思い切り引っ張るのと同時に明確な殺意の籠る叫びを上げ、今度こそその心臓を穿つべく赤く濡れた刃物の先を再び胸へ向けて勢いよく突き出して）




（／そこまですれば流石のリアム君も離れて…いや、説得の仕方によっては更に拗れますね、これ(笑)しかしここまで端から見て「あ、これ何かあったな…」って把握され易いカップル中々いませんよね(笑)あ、では失礼して隊長さんを倒させて頂きます(笑)
いやぁ、設定考えるのが楽しくてつい作りすぎて…メモに纏めているので大丈夫、だとは思います…！）

分かった。俺としては素直に応じてくれる事を期待したいんだがな…(テッドの言葉に頷きつつこれで終われば一番良いのは間違いないのでそれを呟きつつも元部下達全員が諦めて撤退していくその後ろ姿を見ながら拳銃をしまい小さく息を整えてからしっかり前を向き大きな声で仲間たちの背中に決別の言葉を投げ掛けつつ、いつもよくついてきてくれていたリアムにも言葉を投げ掛け、言い終われば暫く閉口して立ち止まったままだがクルリと背を向けてテッドの元へ戻っていき)

良いかお前ら！俺はもう戻るつもりはない！今後は此方に完全に身を置く事を決めている！だからこんなことをもうやめろ！リアム！もう俺なんかに固執をするな！今後はお前がチームを引っ張っていけ！これは俺がお前らのリーダーとして最後の命令だ！もう、俺を取り戻そうとして戦いを引き起こすな！良いなっ！！

『っ、リーダー…そんなこと、言わされてるんですね。なら、ちゃんと連れ戻しますから…』(隊長の様子がおかしく、インカムから聞こえる相手の声からも隊長はもうダメなのだろうと察して一先ず仲間を助けることを優先にしていれば聴こえてきたリーダーの声に目を丸くして。まさか、戻る気がないなんてリーダーが思うはずがない、そう決めつけ呟いては隊長以外の仲間たちが命からがら逃げていくのを見届けては最後に撤退の命令を済ませ自身もその場を後にして)

『……AB両隊の撤退を確認。狙撃組も撤退せよ』

『グッ…ッガァ！』(間違いなく入った一撃だったがそれでもよろめく様子のない相手に顔を歪めていれば腕を力を込めて掴まれ痛みで顔を歪め声が漏れると勢いよく引き抜かれた時の痛みで更に痛みの声を上げると痛みから自ら動けず相手の突き出した刃にそのまま為す術なく心臓を貫かれ目を見開けば次第に身体の力が抜けていき、聴こえてくる決別の声が遠くなっていきそのまま意識を完全に飛ばして)

(/ノアにかかってますね、間違いなく(笑)まぁ、まずないでしょうね。ここまで分かりやすいカップル(笑)ではそのまま殉職してもらいましょう。南無……
分かります！設定考えるの楽しいですよね！(笑))

「やっと全員逃げたか…向こうの方もひとまず大丈夫らしいな。…後残ってるのは俺個人に任されたアンタの見張り、か」
（相手の言葉を背に去っていく敵達の姿を依然として拳銃を構えたまま見据えていたが、その全てが遠く視界の外へ消えていくと漸く明白な警戒を解いて銃を仕舞い。次いでインカムからの報告に耳を傾け現場全体の無事が把握出来れば強張っていた肩の力を少しばかり抜き、だが相手へ視線を戻した瞬間己の状況を思い出し眉を寄せて溜息を零し。同時に自らの髪を乱すように頭を掻いた後徐に上着のポケットへ手を突っ込み）

「…とりあえず、拠点に戻るとするか」
（手を入れたポケットから愛用しているメントールの強い煙草とライターを取り出し、煙草の一本を口に咥えてその先に火を点け。未だに渋い顔つきでその煙を吸い込みつつぽつりと一言告げ、口から指先に挟み変えた煙草の先で他の仲間が進む道を示して相手に後に続く事を促しながら自分も歩を踏み出し）




…………うん、ありがとう。先に帰って。俺もすぐ戻る
（突き出したナイフが体を貫く感触と次第に脱力し此方へと倒れ込む彼の身に己の言葉が叶った事を理解し、まだ体温の残るその身体を押し返し少々乱暴に地面に倒す際の勢いでナイフを引き抜き。怒りの名残か争いの疲労か荒い呼吸を繰り返しつつ地に転がった彼だったものにじっと目を向けていたが、ふと静かになった周囲を見回して漸く他の敵の姿が無い事に気付いてナイフを捨てて。インカムを通じて聞こえてくる声に低く感情を抑えた調子で端的な言葉を返すのと同時に彼方此方に散らばった己の銃と刃物を拾ってホルダーへ仕舞い、再度己が命を奪った者の姿に視線をやれば先の切迫したやり取りの感覚がぶり返し。その一瞬に思考を塗り潰した衝動を払うべく頭を横に振るも完全には消えず、興奮に早まった鼓動を押し込もうと服の上から胸に片手を乗せて。そのまま僅かにふらついた足取りで拠点に戻る仲間達とは別の方向へと歩き出し）



（／ノアさんしっかり頼みますよ！貴方の危機も掛かってるので！(笑)周りから物凄い気を遣われてそうですね(笑)個人的には割と好きでしたよ、隊長さんの喋り方…南無…
はい！ただ、設定を活かす前に終わってしまう事も結構多いので…たまに活かせるとはしゃいで盛り込んでしまうんですよね(笑)）

了解(拠点へ戻る旨をテッドから聞けば頷いてふと相手のいた方へ視線を向けるも相手がテッドの指し示す方とは別の方へ若干ふらついている足取りで向かっていく様子を見て何か不安な気持ちで身体中が満たされていきそうな感覚を覚えてはテッドの指し示す方へ向かう歩みを止めて相手の方を見詰めながらテッドに問い掛けて)

…なぁ、ビティスは何処へ行こうとしてるんだ…？

(/まぁ、ノアが拗れる事になった原因ですからね。何とかしてくれるとは思いますが……最初の宣言では拗れてますから先行き不安ですが(笑)ですね。まぁ、表社会であれば何かしら隠して過ごしてってのも普通に考えそうではあるんですけどね(笑)そして案の定ビティス君の事が気になって仕方ないノアですね(笑)
分かります分かります(笑)今後楽しみにしていますね(笑))

「…あ？あー…どっか適当な所で頭冷やして来るんだろ。今日はいつもよりちっと荒れてたみてぇだしな。…先に言っとくが、今の隊長を追っかけようなんて考えるなよ。万が一何かあってアンタに怪我でもさせたら、俺が隊長に怒られちまう」
（共に歩き始めていた筈の相手の声が少し後ろから聞こえた事に疑問の声を上げつつ立ち止まり、身を反転させ相手の隣へ戻って相手と同じ方向に己も目をやり。ふらふらと向こうの建物の方へ遠ざかる上司の背を見詰めつつ少々の間迷うような音を洩らした後、目線を中空へと逸らして憶測混じりの返答を口にし。それに対する相手の声が入るより先に再び口を開き、先程より低い声音での言葉と共に行動を事前に制さんと僅かばかり睨むような圧を持った視線を相手に向けて）

「それに、ああいう時は一人にさせてほしいとも言ってたしな。…落ち着いたら拠点に戻ってくるから、心配は要らねぇよ。ほら、他の奴等に置いてかれるぞ」
（だが直ぐにその圧も無くなり最後に上司の発言を引用した補足で締め、相手の背に手をやり拠点の方向へと緩く押しながら幾らか柔らかい調子で拠点に戻る事を再度促して）



（／もう既に計画し始めそうな勢いでしたものね…(笑)ここ表社会でもなければお互い隠す必要さえありませんからね(笑)おっと、今ビティスに近付くのは危険ですよノアさん。テッドに引き留めてもらいます(笑)
有り難うございます！では張り切っちゃいますね(笑)）

っ…分かった(テッドの言葉に思わず相手の側に居てやりたい、その思いを告げようとした口を閉じて少し俯いて思考を必死に巡らせていたが、相手の気持ちを考えると一人の方が良いのか？なんて考えが過っては俯いたまま頷きテッドに促されるまま歩き始め。色々とモヤモヤした気持ちを抱えたまま歩いていたが、その歩みを止めないままある種の決意のような自らの願望を真剣な考えなのだと伝えんばかりのハッキリとした口調でテッドに告げて)

…今回は、今回だけは応じるが…もしも、今後また同じ事があったら…その時は俺をビティスの側に行かせてくれ。俺が傷ついたとしても俺の責任だし、何より…あんな状態のビティス、今だって放っておきたくないし、今後は絶対に放っておけない

(/計画立案開始しそうな勢いですよね……まぁ、実際はもう少し後なんですが(笑)そういう関係になる前にもうバレバレですもんね、周囲に(笑)今回は引き下がるようですが次からは止めても振り切りそうです(笑))

「……勝手にしろ。俺は今回の任務で隊長に頼まれた仕事をこなしてるだけだ。この先の事は知らん」
（相手が歩き始めたのを見て背中を押す手を離して再度隣に並び、自らが吐き出し宙へ掻き消えていく紫煙を眺めながら歩を進め。ふと横から聞こえた声に視線をそちらへ向け僅かばかり渋い顔付きで相手の願いを聞き、十秒程の間相手を見詰めたまま沈黙していたが不意に深々とした溜息を零し。次いで視線をふいと明後日の方向へ逸らすと投げやりさと諦めの窺える口調で言葉を返し）

「……前に、アンタと似たような理由で近付いて、警棒で腕殴られて骨にヒビを入れられたり、へし折れそうな勢いで首を絞められたりした事がある。…あの隊長の傍に行くって事は、そういう危険があるって事だ。覚えておけ」
（再び暫くの間黙したまま歩いていたものの、目的地である拠点が見えた辺りで徐に口を開き。相手への忠告らしいそれを目も向けずに連ね、一方的に終えると歩調を早め相手よりも先に拠点内へと入っていき）



（周囲に人の気配の無い建物の傍まで来た辺りで足を止め、その壁に手を突いて向き合った状態で暫し俯いて未だ乱れている呼吸を整える事に努めて。しかし未だに頭を過り渦巻く思考に眉が寄って奥歯を噛み締め、ふと視線を上げた先にあった己の影が映る壁を、突いていた手で作った拳で衝動のまま一度だけ思い切り殴り。当然衝撃に耐えきれぬ拳の皮膚が剥け血が滲み出すがそれには構わず、壁を引っ掻くようにして手を下ろしてその場に自らの膝を抱えてしゃがみ込み。それに伴って自身の腕を掴んだ手に力を籠めながら暫くの間じっと蹲って）

……もう暗いな。帰らないと…
（早い鼓動も衝動的な思考も治まった頃、ようやっと上げた視界に映った景色にぽつりと一人声を洩らし。それから徐に立ち上がり、此方に来る時よりも確りとした足取りで拠点を目指して歩き始め。その途中返り血の跳ねた服を気にして軽く引っ張ったり、思い出したように痛んだ脇腹に思わず息を詰め血や砂で汚れた手で押さえたりしつつも、無事に拠点へと戻れば先ず自らの仕事部屋を目指して進んでいき）



（／一回別の日に接触してからですね。それも充分危険ですが…(笑)「早くくっ付けや面倒くさい」って思われる事必至ですね(笑)その際は本当にお気を付け下さいませ。テッドもかなり酷い目に遭ったので…(笑)）

あぁ、分かった…例えそんな事態になろうとも、俺は側に居続けるさ(テッドのなげやりな口調による言葉に静かに感謝の念を抱きながら端的にそう返して、テッドの忠告らしき言葉を聞いてはそれに対して口を開こうとするもテッドが先に拠点内へと入っていく様子を見届けては小さいながらも何か決意が滲み出ているような呟きを誰に言うわけでもなく溢して拠点へ入り。しかし、どうにも相手のことが心配で相手の仕事部屋の前まで向かえばそのドアの付近の壁に背中を預けてその場でずっと待機していて。暫くずっとその場で待っていれば色々と言われたりはしたものの、それでも動かず相手を待ち。日も落ちてきた頃、その場で待機していたからか眠気がやってきてウトウトしており)

(/ですね、とりあえずノアとビティス君(かテッドさん)の二人でお出掛けしてる時にリアムら元部下メンバーと出会う感じならその時点ではノア護れるので良いかと思いますが、如何しましょうか？ノア一人で元部下メンバーに会うなら後から合流パターンでも良いですが(笑)そしてくっついたはいいけど、な展開でまた周囲が困るんですね？分かります(笑)まぁ、ノアは割と身体張るタイプなので基本的には側に行きたがるかと(笑))

（途中暑さに鬱陶しくなったヘルメットを脱いで小脇に抱えながら少々人気の薄い通路を歩いていると、まだ拠点内に残っていた仲間から半ば文句混じりに相手が待機している事を伝えられ。一方的に告げて去っていく仲間の後ろ姿を見送った後再び足を踏み出し、仕事部屋のあるエリアまで辿り着き情報通りに相手の姿を遠目に見つけ手を振ろうと片手を上げ。しかし目線の位置まで上げたその手に付いた汚れが目に付き、一旦立ち止まって苦い顔で目線ごと手も下げ。僅かな間躊躇うように歩みを止めたまま自らの足元を見詰めていたが、やがて顔を上げてまた相手の方へと進んでいき）

……ノア兄ちゃん、ただいま
（丁度相手の正面まで来ると足を止め、数秒程言葉に迷って目を右へ左へ泳がせた後ゆっくりと口を開いて静かに息を吸い込み。普段通りの表情を作った顔と静かな調子で相手に声を掛け）



（／そうですねー…今回の事があったので恐らく一人にはさせないでしょうから、ビティスかテッドのどちらかと一緒にいる時に接触、ですかね。ただ…ビティスだと自分の部下撃たれた事も相俟ってそもそも接触さえさせてくれなさそう、とも思います(笑)ええ、人目は気にしないしたまに巻き込まれるしで周りがうんざりする事態になるんでしょうね(笑)まあノアさんなら大丈夫でしょう、強いですし(笑)）

んっ…お帰り、ビティス(ウトウトとして完全に気が抜けていたからか足音に気付いておらず、相手の声に気付いてごく一瞬だけ眉をしかめて少し声を漏らしつつも眉はすぐもとに戻り瞬きとともに少しずつ目を開けて声のする方を向けばヘルメットを小脇に抱えている相手の姿を確認してはフッと微笑みながらいつもの調子で言葉を返して。相手が無傷と言うわけではなさそうだがそれでも目の前で生きている。それだけで嬉しさが込み上がってきて相手の汚れている手を一切気にせず優しく手に取り昔外で遊んだ際の帰る時にしていたように優しい声色と表情で声を掛けて)

ビティス、一緒に帰ろ？

(/一人にさせてもらえないのはまぁそうでしょうね……ではビティス君が最初ついてきたがってたけどノアはコッソリとビティス君に送るプレゼントを買いたいからテッドさん呼ぶことでその場を納めた、って流れでテッドさんに一緒にいってもらいます？(笑)付き合ってないときも困ってたけど付き合い出しても困ってしまう関係……嫌いではないです(笑)それにビティス君を心配する気持ちの方もあっという間に大きくなりますからね、ビティス君をより傷付けないよう動くことでしょう(笑))

あっ……うん。そうだね、一緒に帰ろう
（相手からの返事に無意識に入っていた肩の力が抜けたのも束の間、相手が己の手に触れた瞬間目を見開いて頬を強張らせ小さな声を洩らし。思わず引っ込めようと自身の方へと腕を僅かに動かしたが、昔と同じ暖かな声と柔らかな表情に動きは止まり。五秒にも満たない沈黙の後やがて頬を弛ませ、取られた手の指先にそろりと力を籠めて握り返しながら喜色が仄かに滲む穏やかな声音で相手の言葉を繰り返し。しかしふと何気なく視線を落とした先に見えた己の血や砂で汚れた格好に弛んでいた顔に苦みを含ませ）

あー…帰る前にせめて着替えしないと……えと、ごめん。もうちょっとだけ待って…あ、何だったら部屋入って休んでく？ノア兄ちゃん疲れてるみたいだし。一応、来客用のソファーくらいならあるから
（独り言をぽつりと床へ落とした後再び相手の方へと顔を上げ、今度は何処か淀みのある詫びの言葉を告げ。だが目に入った仕事部屋のドアに途中で台詞が切れたかと思えば、握る手を部屋の方に引く真似をしつつ相手に思い付きの提案とその理由を普段通りの調子で投げ）



（／いいですね！ビティスが物凄い抗議した挙げ句「…じゃあせめてテッドと一緒に行って」と半ば勢いで妥協した、というのが目に浮かぶようです…オフの日まで職権乱用同然に呼び出されるテッドには申し訳ないですが、それでいきましょう(笑)当方もそういう関係、嫌いじゃないです。むしろ好きですね(笑)嬉しい限りですねー…ビティスの方もノアさんに傷を付けないよう頑張ります(笑)）

別に大丈夫…あぁ、分かった。それじゃあお邪魔しようかな(最初の相手の戸惑うような様子に一瞬不安を頭のなかに過らせていたが、すぐ相手の様子がいつもと変わらぬ感じに戻ったのを見て良かった、と心の中で胸を撫で下ろして。そうしていれば相手の呟きにそう言えば、と思い出せば詫びの言葉に問題ないという旨を伝えつつまたここで待っていようか、なんて思っていれば相手からの提案に少し嬉しさが入ったような笑みで頷き相手と共に相手の仕事部屋の中に入り、相手の提案通りソファーに腰掛けつつ苦笑いをしながらそう言いつつも、少し間を開けてソファーの背もたれに身体を預けながら上を向き素直な気持ちを告げて)

待ってる間、テッドたちに色々文句言われたけど…俺はビティスの近くに居たかったからさ

(/ですです。それで文句タラタラなテッドと二人でいるときに理由を明かして……って感じですね！(笑)送るプレゼントは何にしましょうかね……(笑)ですよね！ニマニマ止まりません(笑)そう言ってもらえてこちらも嬉しい限りです。ノアは多分怪我しても気にしないでしょうが(笑))

…ありがと。今度はもっと早く戻るから
（室内に入り相手がソファーに座ったのを横目に見ながら自身は部屋に置かれた蓋付きの収納棚の方に向かうも、相手からの言葉に一度そちらを振り返り。唇を結んだり開きかけたりと何度か迷うように動かした後、眉の下がったはにかみ混じりの笑みを浮かべて礼を返し。それから再度棚の方に向き直り蓋に手を掛け、先ずはヘルメットや武器類を各々その中に仕舞い。次いで別の箇所の蓋を開け出勤時に着ていた服を取り出して着替えを始め、後は上着のみとなった所でふと先程まで着ていた仕事着に視線をやり。今日だけであちこち破れ綻びが目立つようになってしまったそれに一人苦い笑いを零しながら丁寧畳んで片付け）

……よし、っと。お待たせ。着替え終わ…、っ痛！
（棚の蓋を全て閉じ上着を羽織るとそちらに呼び掛けつつ振り返るべく上体を捻り、だがその動きが脇腹に出来た痣を刺激してしまい走った痛みに思わず顔を顰めて声を上げ。反射的に痛む箇所を片手で押さえたが直ぐ様手を離し）

…あ、えと…うん、着替え終わったから帰ろっか。今日は何食べる？
（改めて相手の方を向くが気まずげに視線を泳がせ少々の間口籠った後、先の己の行動には触れずに僅かばかり勢いの無い声でもう一度呼び掛け。更に誤魔化すように適当な話題を投げつつドアの方に一歩近付き）





（／了解です。何だかんだ文句垂れながら多少の相談まで付き合ってくれると思います(笑)何が良いでしょうね…ビティスは仕事一辺倒で割と物欲が無いので好みが解りづらいというか…単純に「好ましい相手が自分の為に何かしてくれる」というのが嬉しいタイプというか…そういう子ですので(笑)ええ、当方もにやけております(笑)いえいえ…最初の内は恐らく傷とか痣とかアレコレ付けてしまうと思われます…でもテッド程酷くはならないのでどうかお許しを…(笑)）

わかっ…(相手の礼に少しばかり嬉しさが込みあげてくる感覚に、何処か頬が緩みそうで。何だかんだで相手の仕事場には入ること無かったよな、なんて思いながら見回していれば相手の声に気付いてそちらへ振り向くと同時に聞こえた相手の痛がる声と痛む仕草、表情にピクリと眉が動き。更に誤魔化すような相手の様子に何処か頼りにされていないのか、と悲しい気持ちと頼って欲しいという憤りのような何かを感じればスッと立ち上がってドアへ向かおうとする相手の方へ頷きながら名前呼びつつ返すも相手の腕を相手が痛がらないようにしながらも離す気はない強さで掴んで真剣な眼差しでややたしなめるような声色で問い掛けて)

そうだね、ビティス…でもその前に、この拠点内で俺が手当てするのと、俺がビティスを背負って家に帰って真っ先に俺が手当てするの…どっちがいい？

(/面倒見良いですね、テッドさん(笑)では何をプレゼントさせるかはノアの感性にお任せになりそうですね(笑)まぁ、今は「アンタら二人付き合ってんの？」って言われるような関係目指しちゃいますか(笑)大丈夫ですよ、ビティス君が無事であることがノアの願いなので(笑)なので今ビティス君が怪我について誤魔化した事にちょっとオコです、ノア(笑))

いや、ちょっ、待っ…その、さっきのは不意打ちで軽く痛んだからびっくりしただけで、別にそんな大した怪我じゃ…それに
手当ても、自分…で…
（更にもう一歩足を踏み出しかけた所で腕が掴まれ、痛みは無いが解く事の出来ないそれに立ち止まってぎこちなくも相手の方を振り返り。次いで出された問いに吃りながら空いている片手を上げ制止の声を洩らした後、先の言動に対する言い訳の如き言葉を所々つっかえつつも勢い良く連ね。しかし向けられる視線や表情に次第に勢いは萎んで目も足元の方へ泳ぎ、遂には言葉も途切れて手も落ち唇を一文字に結んで。暫しそのまま喉の奥から微かに形に成れない呻きを零していたが、やがて先程まで己が触れていた収納棚の端の方を指で差し）

……救急箱、其処に入ってる、から……あの、ごめんなさい…
（すっかりと沈みきった声音で相手に示した先にある物を伝え、更にか細くなっていく声で子供じみた詫びを入れ。俯き眉の下がった顔を僅かに上げ相手の顔色を窺わんとしてちらりと目だけをそちらに向け）



（／身内に年下がいる所為ですかね…まあでも、その面倒見の良さがテッドが副部隊長足る所以ですね(笑)匂い系の物でなければ何であっても喜ぶと思うので気楽に選んでもらいましょう(笑)ええ、「待って、距離感おかしくない？」みたいな関係目指しましょう(笑)では傷付けてしまった後のメンタルケアまでお願いしましょうかね…(笑)ありゃま。そういや壁殴った時の手の怪我もそのままですしね…でも他の人に医務室譲る時の癖でつい誤魔化しちゃっただけなので許して下さい(笑)）

（／おっと、変な位置で改行してしまってますね。気付きませんでした…申し訳ありません）

おう、分かった。座っててな？(最初こそ言い訳を話している相手だったが、それが次第に勢いが無くなってくれば相手の謝罪と救急箱のある場所を聞けばようやく頼ってくれた嬉しさに真剣な表情から眉が垂れて優しげな表情になれば相手の頭を優しく撫でてそう言えば相手の側から一旦必要なものを取りに行く為に離れては相手の指してた方向へ向かい、目的の救急箱を手に取れば相手の側に改めて歩み寄れば相手の手の傷がチラリと見えて一瞬もの悲しげな表情になるもすぐに普段の優しい表情に戻れば苦笑いを浮かべつつ自分にできる範囲での相手の傷の治療を始めて)

…ビティスの怪我、俺を取り戻そうとしたアイツらから負ったんだろ？またビティスに助けられたな

(/今後とも頼りにしちゃいますね、テッドさんのことは(笑)それはノアが何を選ぶか楽しみですね(笑)そこから恋人関係、さらにその先へと進ませましょうか(笑)その辺はノアがビティス君に甘々に接してるかと(笑)勿論気付いてますね、自分のせいで、って思っちゃってますし(笑))

ん…ううん。今回は、皆が居てくれたから助けられたんだよ。俺はアイクが…自分の部下が撃たれたせいで、かっとなって周りが見えなくなってたし…
（窺えた表情と頭に触れた感触に強張っていた身から力を抜き、促しに頷きで答えてソファーへ腰を下ろしつつ知れず一人安堵の息を吐いて。相手の手当ての補助として傷や痣のある部分の服を捲って自らの手で押さえ、時折細かな傷に染みる消毒液の微かに痺れるような痛みに眉が寄り。掛けられる声に視線を自身の膝の方へと伏せて沈黙し、数秒の後にゆっくりと首を横に振ってやんわりと否定し。その先に続ける否定の理由を告げる声には少々頼りの無い弱々しい色が滲んで消えていき）

……もっと、頑張らないとな
（半端に話を切らせたまま伏せた目を相手へ向け、己の怪我に触れるその手元を何処か苦い顔でじっと見詰め。暫くの間そうしていたが、治療が終わりに近付いた頃、ふと閉ざしていた口から細く息を吸い込み。相手に伝える事はおろか、独り言としての意識さえ無いだろう僅かに震えた言葉が唇から零れ落ちていき）



（／是非ともどうぞ。テッドは顰めっ面になりますが(笑)何になるかは流れ次第ですねぇ(笑)進むまでに時間のかかる二人ではありますがね(笑)「自分の所為で怪我させた…」と離れたりしないようしっかりお願いします(笑)ビティスの方ももっと強くならなきゃ、と思ってるようです(笑)）

…いや、ビティスがちゃんと冷静に応援を呼んでくれたから俺はここにいるんだ。ビティスは俺をちゃんと護ってくれたよ。それに、部下が撃たれたら、俺だってカッとなりやすいしな(相手の否定する言葉やその理由に手当ての手を休めるつもりのないまま静かに考え事をしながら相手の傷の手当てを続けており。その手当てが終わりに近付いてきた頃、不意に聞こえてきた相手の呟きに相手の傷付いた手の手当てをしながら小さくも、穏やかな声と表情で手当ての終えた相手の手を自分の両方の掌で包み込みながらそう呟いて)

…けど、ビティスをこんな目にあわせるのは…嫌だな(相手の手をゆっくり離すと、そのまま相手の身体を相手が傷で痛まぬよう優しく抱き締めては相手の肩口に己の額を当てて、改めて相手がここにいる、というのをしっかり感じつつ、そう呟いてはそのまま顔をあげて少し口に出すか口を少し開閉しつつ悩みながらもそれでもひとつの提案を相手に投げ掛けて)

なぁ、ビティス…此からは…その、俺をビティスの側で戦わせてくれないか？勿論、俺の立場は分かっているつもりだけど…それでも、ビティスの側に居たいんだ

(/テッドさんに申し訳なく思いながら頼りにしておきますか(笑)ですね(笑)そうなんですよね。まぁ、進みが遅くても仲良くイチャつかせたいですね(笑)いえ、寧ろ離れなくなりますよ「もうこんな目に遭わせたくない」って今みたいに(笑))