ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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「やっと全員逃げたか…向こうの方もひとまず大丈夫らしいな。…後残ってるのは俺個人に任されたアンタの見張り、か」
(相手の言葉を背に去っていく敵達の姿を依然として拳銃を構えたまま見据えていたが、その全てが遠く視界の外へ消えていくと漸く明白な警戒を解いて銃を仕舞い。次いでインカムからの報告に耳を傾け現場全体の無事が把握出来れば強張っていた肩の力を少しばかり抜き、だが相手へ視線を戻した瞬間己の状況を思い出し眉を寄せて溜息を零し。同時に自らの髪を乱すように頭を掻いた後徐に上着のポケットへ手を突っ込み)
「…とりあえず、拠点に戻るとするか」
(手を入れたポケットから愛用しているメントールの強い煙草とライターを取り出し、煙草の一本を口に咥えてその先に火を点け。未だに渋い顔つきでその煙を吸い込みつつぽつりと一言告げ、口から指先に挟み変えた煙草の先で他の仲間が進む道を示して相手に後に続く事を促しながら自分も歩を踏み出し)
…………うん、ありがとう。先に帰って。俺もすぐ戻る
(突き出したナイフが体を貫く感触と次第に脱力し此方へと倒れ込む彼の身に己の言葉が叶った事を理解し、まだ体温の残るその身体を押し返し少々乱暴に地面に倒す際の勢いでナイフを引き抜き。怒りの名残か争いの疲労か荒い呼吸を繰り返しつつ地に転がった彼だったものにじっと目を向けていたが、ふと静かになった周囲を見回して漸く他の敵の姿が無い事に気付いてナイフを捨てて。インカムを通じて聞こえてくる声に低く感情を抑えた調子で端的な言葉を返すのと同時に彼方此方に散らばった己の銃と刃物を拾ってホルダーへ仕舞い、再度己が命を奪った者の姿に視線をやれば先の切迫したやり取りの感覚がぶり返し。その一瞬に思考を塗り潰した衝動を払うべく頭を横に振るも完全には消えず、興奮に早まった鼓動を押し込もうと服の上から胸に片手を乗せて。そのまま僅かにふらついた足取りで拠点に戻る仲間達とは別の方向へと歩き出し)
(/ノアさんしっかり頼みますよ!貴方の危機も掛かってるので!(笑)周りから物凄い気を遣われてそうですね(笑)個人的には割と好きでしたよ、隊長さんの喋り方…南無…
はい!ただ、設定を活かす前に終わってしまう事も結構多いので…たまに活かせるとはしゃいで盛り込んでしまうんですよね(笑))
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