後にも先にも、 （ 〆 ）

違うって、意地悪してんじゃなくて可愛がってんの(鼓膜を震わす声にゾクッと背筋が粟立つのを感じつつ熱の籠った笑みを漏らすと、屁理屈と言えなくも無い自論を口にしながらちゅ、とリップ音を立てて耳元へ口付けを落としては吸い付き)そうか？俺はもうこんなに楓クンに夢中になっちまってるけどな(クスクス笑いながら視線を絡めて柔く唇を食み)んな事ねぇだろ。お前は色んな奴に好かれるよ(何処と無く複雑そうな笑みを浮かべると肩口に顔を埋め)大丈夫だって、おにーさんには恋愛感情持たねぇだろ(クスクス笑い)

ッ、なにそれ…っ、んん、ぅ（ 相手の自論に笑みを零すも、直後耳元を吸い付かれるとびくびくと体の震えは止まらないままに熱っぽい吐息を漏らして ）ふふ、…俺がいないと生きていけない、って思わせられたんなら最高。もっと、…もっと夢中になって、（ 相手の言葉を聞いて満足気に笑みを浮かべ、此方からも唇を柔く食み ）ん？そうかなァ、…好かれるなら嬉しいけど、それは恋愛感情じゃないでしょ？だいじょーぶだいじょーぶ、（ 複雑そうな笑みを浮かべる相手の顔を見逃す訳もなく、宥めるようにそう述べては頭を優しく撫でて ）それに、俺が好きなのは透哉だけだからね、
えー？そんなの分かんないじゃん、現に楓くんは恋愛感情抱いちゃったわけですし、（ くすくす ）まァ俺はおにーさんとしてのあんただけじゃなくて、…違うところも好きだったんだけどさ（ ふふ、と柔らかな笑みを浮かべてはゆるりと首を傾げ ）

…んあー、いつの間にか寝ててまぁた変な時間に起きちゃった、（ 頬ぽり ）…流石にもう寝てるよね、俺もそろそろ寝よっかな、（ 苦笑浮かべ ）おやすみ、透哉（ 頬にちゅ、と軽い口付けを落とし ）

…俺ばっかりすげぇ涙腺緩いみたいで嫌なんですけど、(相手の言う事は尤もだが自分ばかり泣かされるのは御免だと眉を寄せ)
……セーブ、って？どんなとこにそんなの感じてるわけ(意外そうに目を見開くと暫し逡巡するような無言が続くも結論には至らず首を傾げ)分かった分かった、気を付ける。けど俺が好きなのはお前だけだからな(笑いながら頷いた後ふと相手の頬に片手を添えると優しく撫でながら囁き)
…ん、すげぇ好き。どろどろに甘やかして蕩かしてやりたくなる(誘うような台詞や表情に目を細めて小さく頷くと、惹かれるまま首元へ顔を寄せ舌先を這わせて)
ふは、そうだな。俺も少し足りねぇよなって思ってたとこ(くくっ、と喉奥で笑み頷くも、ふと聞こえた声に口端を上げて「ん、」と喉元を差し出すように僅かに上を向き)

…楓クンがそう言ってくれんなら、お言葉に甘えてこっちまで引き摺って来てやるかな(相手の言葉にふと頬を緩めると笑いながら額を合わせ)

ふは、なら安心だな。俺がしっかり繋ぎ止めておいてやるから(込み上げる愛しさに目を細めると小さく笑いながらも相手の肩に顎をのせて呟き)
ん、ならたくさん可愛がってくれよ(不服気な表情からふと破顔すると相手の前髪を優しく除け額に口付けを落とし)

…そうやって可愛い顔すれば俺が何でも許してやると思ったら大間違いだからな(首を傾げる仕草に半ば絆されている中無意味に強がりぼそぼそと呟いて)
…あんまり煽んな、って、(想像していたよりも素直な言葉が返ってくるとふと僅かに眉を寄せて呟き相手の首の後ろに手を添え再度唇を重ね、軽く歯を立てつつ食んでは小さなリップ音と共に吸い付き)

おはよ。起きて覗いてみたらすげぇ嬉しい事たくさん言ってくれてて朝から舞い上がっちまったわ(クスクス笑い)上のやつ返しとくな。お前も返せる時に返してくれれば良いから。そっちは落ち着いたのか？今日は俺のとこもすげぇ腫れてて暑い…。体調崩さねぇように気を付けろよ(額に口付け落とし)

ただいま、透哉、（ 背後から相手の腰にゆるりと腕を回し ）
ごめん、折角返してくれてんだけど上のは明日か明後日までちょっと待ってくれたら嬉しい、（ しゅん ）
その代わり、お詫びと言ってはなんだけどー……楓くんからのプレゼント。苺のタルト買ってきたんだけどどう？嫌いじゃなかったら一緒に食べない？（ 白い箱が入っている袋を手に提げてゆらゆら ）
今日は遅くなった分出来るだけいっぱいくっついてたいなー、なーんて（ くすくすと笑みを浮かべては両手広げ ）

おかえり。…って言っても、俺の方が遅くなっちまったけど(腰に回された腕に手を添えつつ相手の肩に頭をのせ)
！…タルト、(相手の言葉を聞くと視線をパッと袋へ向け)タルトすげぇ好き、食いたい(仄かに目を輝かせて何度か小刻みに頷くと弾んだ声色で答え)
ん、…そうするか(小さく頷くと相手の背に腕を回し)

ふふ、…おかえり。今日もお疲れ、（ 相手の前に回り込んでは頭をぽふぽふと優しく撫でて ）
ん、ほんと？良かった。じゃあ一緒に食べよ、（ 相手の仕草に愛しさが込み上げるのを感じ頬を緩ませては、箱の入った袋をテーブルに置いてキッチンの方へと足を進め ）
うん、…そうしよ、（ 腕を回されると嬉しげに目を細め、相手の頬に軽く口付けを落として ）

ふふ、…おかえり。今日もお疲れ、（ 相手の前に回り込んでは頭をぽふぽふと優しく撫でて ）
ん、ほんと？良かった。じゃあ一緒に食べよ、（ 相手の仕草に愛しさが込み上げるのを感じ頬を緩ませては、箱の入った袋をテーブルに置いてキッチンの方へと足を進め ）
うん、…そうしよ、（ 腕を回されると嬉しげに目を細め、相手の頬に軽く口付けを落として ）

…むむ、連投しちゃった、ごめんね（ ぱちんと手合わせ ）

ん、ありがとな(頭を撫でられると目を伏せて相手の腰に腕を回し)
食べる。…開けて良いか？(そわそわとキッチンへ向かう相手と箱の間で一度視線を行き交わせては待ちきれないとばかりに問い掛け)
…疲れた(頬に唇が触れる感触にふ、と頬を緩ませると相手の髪に頬を擦り寄せてぽつりと呟き)

気にすんな。大丈夫だから(相手の髪くしゃっと撫で)

んーん、（ 腕を回されると幸せそうに目を細め、頭を撫でる手はそのままに髪に唇を触れさせ ）
ふは、…どーぞ。開けてみて（ 相手の様子に愛おしげに目を細めては、問い掛けにこくりと頷いてそう答え。「 俺も甘いもん食べたくなっちゃってさ、ホールで買っちゃったんだよね、 」と付け足すように言いながらキッチンからタルトを切り分けるべくナイフと2枚の皿を持ってきて ）
…だろうな、と思った。俺で良ければいーっぱい甘やかして癒してあげるし、なんなら今日も添い寝するよ？（ 擦り寄せられると嬉しげに目を細めて ）

んぅ、ありがと、（ こくこくと頷いて ）

…こっちにもしてくれよ(自らの唇を指しつつ強請り)
…ホールか。贅沢だな。……うわぁ、すげぇ…美味そう(期待を膨らませながら箱を開けると、姿を現わすタルトに一層表情を輝かせてぽつりと呟き)
ん、添い寝してくれ。…ごめんな(小さく頷くもふと眉を下げると相手の体をぎゅう、と抱き締め肩口に顔を埋めて告げ)

…ふは、お強請りする南雲クン、かーぁわいい、…ん、（ 強請る相手を見ては愛しさが込み上げ、くす、と笑みを零してはちゅ、と何度も柔く相手の唇を啄むように口付け ）
そーそー。…いつものお返しも兼ねてさ、…甘いもん好きって言ってたからこれにしたけど、喜んでもらえて良かった、（ 表情を輝かせる相手を見ては何やら安心したように笑みを浮かべて ）
ん、勿論。……ん？なんで謝んの、（ こくこくと頷くも謝罪の言葉が耳に入るときょとり、首を傾げて問い掛けて ／ ぎゅう、 ）

ん、…可愛くしてたら、もっと愛してくれんだろ(目を伏せて唇が重なる度此方からも唇を食み、一度顔を離せば首を傾げ)
…お返しって？(食い入るようにタルトへ視線を向けていたが、相手の言葉に瞬きして其方を見遣り)
お前も疲れてんのに、俺がいつもこんなんだったら気い遣わせちまうよな、って、…今気付いた(顔を上げると眉を下げたまま相手の額に口付け落とし)

ん、…勿論。いっぱい、いーっぱい愛してあげる、…俺だけの透哉だもん、（ に、と口角を上げては妖しく笑みを浮かべ、再度唇を食みつつ舌先をちろ、と相手の唇に這わせ ）
ほら、最近…っていうかあんたと会ってからほぼずっと貰いっぱなしだったでしょ？楓くんろくなモンあげれてないからさ、…日頃仲良くしてもらってるし、…お礼も兼ねて、（ 自身の顎に手をやり考えるようにそう述べて、ふと柔らかい笑みを浮かべては手際良くタルトを切り分け皿に乗せ ）
ん？…なーんだ、そんなこと？（ ふは ／ 額に柔らかい感触を感じて目を細め ）別に気ィ遣ってなんかないでーす、疲れなんて南雲クンに会えたら吹っ飛ぶもん、（ すりすり ）…あ、けど疲れてる時は尚更、無理してまで顔出さなくてもいいんだからね？ゆっくり身体休めんのが最優先だからさ、（ 心配そうに首を傾げ ）

…楓だって、俺だけのなのにな、(ぽつりと呟くも唇に触れた舌先を柔く食み)
ろくなモン、って、…俺がお前に色々やってんのは、俺が好きな物をお前にも好きになって欲しいからなんだけど、…それに、俺は楓が居れば別に良いのに。お礼とか、お返しとか(何処と無く不満げな声色で告げるも、その最中に視線は徐々に相手の手元へと向き吸い寄せられるようにタルトを見詰めながら言葉を続け)
…そんなこと、じゃない(些か不服を露わにした声でぼそっと呟き)それに、お前と一日話さないで身体なんか休まらねぇよ。…って、結構言ってるつもりで居んのに(眉を寄せて告げ)

ン、…っ、そうだよ、俺だって、透哉だけの。…なぁに、不安になっちゃった？（ 舌先を食まれ背筋がぞわりとする感覚に襲われるも、ぷは、と唇を離しては首を傾げて問い掛け ）
…ん、南雲クンがお礼とかお返しとか、見返りを求める人じゃない、ってのは分かってるよ？でもさ、んー……きっとあんたが考えてることと同じで、俺も透哉の喜ぶ顔が見たいな、って思ったの、（ 穏やかな声色のままぽつりぽつりと呟いては、フォークを添えて「 お待たせ、 」と言いながらタルトの乗った皿を差し出して ）
んん？（ 不満そうに呟いた相手の声に思わず目ぱちくり ／ 首を傾げ ）…ん、何回も言ってくれてるし、…それは分かってるつもりなんだけど…、…やっぱ何処かで無理してないかな、とかさ。あれ、楓くんこう見えて心配性なのかな、（ 自分でも上手く思考がまとまらないままにぽつぽつと呟き、最後には苦笑を浮かべて。眉を寄せる相手を見ては僅かに眉尻を下げて ）

……、(問い掛けに束の間逡巡するように視線を横へ逸らすも、結局何を言うでもなく両手で相手の頬を包むと目を伏せて何度か繰り返し唇を食み)
…ありがと、すげぇ嬉しい(告げられる言葉に表情は和らいでいき、差し出された皿を片手で受け取ると空いている手で相手の手首を柔く掴み此方へ引き寄せては唇を軽く重ね)
…結構深刻なんだよ、俺の中では。最近お前に甘えっぱなしだし、こっちだと情けねぇとこばっかりだし、分かってるけどお前が傍に居ると甘えちまうし、…楓に幻滅されると困る、(俯いて片手を額に当てると溜息と共に呟き)…無理はしてない。お前に会いに来るのを我慢する方が無理だ。それとも、我慢した方が楓は安心するか？(呆れたように息を吐くもふと目元を和らげると相手の髪を梳くように撫でながら問い掛け)

悪い、昨日は寝落ちしちまった。結局一緒に寝れなかったし…ごめんな(眉下げ)

…、ん、（ 同じように目を伏せて相手の唇を堪能するように此方からも食むようにしては、ふと唇を離してぽつりと独り言のように呟いて ）…そんな心配、しなくていいのに。南雲クン、よく心配だとか言うけどだーれも俺のこと欲しがる人なんていないだろうし、…安心していいのに、
ん、（ 引き寄せられるままに相手にぴと、とくっついて、唇が重なると嬉しげに目を細め「 喜んでくれて良かった、 」と安心したように微笑を浮かべ ）
……ん、まぁそう思っちゃうのも分かんなくはないけどさ？幻滅するどころか益々好きになるし、…他の人が見れないとこを俺が独り占めしてるみたいですげぇ嬉しいけど、（ 額に当てた片手を柔く掴んで退けては、相手の顔を覗き込むように屈んではにぃ、と笑みを浮かべて ）
そ？無理、してないならいいけど。…やだ、透哉に会いたいし、我慢はしてほしくない。…俺とくっつくことで癒されんならいつでも一緒にいるし、…楓くんは南雲クンと一緒にいた方が安心する、（ 髪を撫でられると嬉しげに目を細め、問い掛けに対してはふるふると首を緩く左右に振ってはじ、と相手を見据えて ）

んーん、平気。そんな謝んないでよ、（ 気にしないの、と付け足すように呟いては相手の頬にちゅ、と口付けを落として ）

…そうやってお前が何とも思ってねぇから、俺は余計に不安になんだよ(眉を寄せて相手の言葉を遮るように再度唇を食むと、普段甘噛みする際よりも僅かに強くそこに歯を立ててから顔を離し)
楓クンが俺のために選んでくれたんだったら何でも喜ぶけどな(頬を緩ませて告げるとタルトを片手にソファへ移動し「食って良いか？」と弾んだ声色で問い掛け)
…俺が腑抜けになっても愛してくれんの？(されるがまま手を退けて視線を合わせると、唇が触れそうな距離まで顔を寄せて問い)
…んん、…可愛い、(視線を絡めたまま相手の言葉に耳を傾けていたが、ぐ、と耐えるように眉を寄せると相手の腰に腕を回し髪へ頬を擦り寄せながら呟き)

ん、ありがと。…今日はこの後も仕事だし、終わったら来るからタイミング合ったら一緒に寝ような(微笑んで相手の額に口付け落とし)

ッ、んぅ、（ 唇に普段より微かに強い力で歯を立てられると驚いたようにぱちぱちと何度か瞬きをして ）…でも、万が一言い寄られたとして。俺にはだぁいすきなダーリンがいるから、ってちゃんと断れるし、…ね？心配してくれんのは嬉しいけど…、（ ね、と首を傾げては相手を見つめてさらさらと言葉を並べるも、現状不安にさせていることに変わりはないのだとふと考えを巡らせれば続けようとした言葉を呑み込んで苦笑を浮かべて ）
そ？…そんなこと言われたら調子に乗っちゃうじゃん、（ 今度は照れ臭そうにはにかんではソファに移動する相手の方へとてとてとついて行き、問い掛けに対して「 どーぞ。召し上がれ 」と柔らかい笑みを浮かべて答え ）
…当たり前。南雲クン、いつだったか、…好きになったら責任とってくれんの、って聞いてきたことあったっけ、（ 思い出すようにしながら ）…腑抜けになればなるほど俺は嬉しいし、もっともっと好きになる。…ずっと愛してるよ、（ こつん、と額同士を合わせて穏やかな声色でそう告げると、ゆっくり相手の唇を食み ）
ふは、それはこっちの台詞、（ 相手の表情、仕草を見てはにまにまと頬を緩めて、此方からも相手の腰に腕を巻き付け ）

…ん、待ってる。今日は一緒に寝れるといいね、（ こくこくと頷いては期待を込めて頬を緩ませ、手ひらひら ）