大倶利伽羅 2018-03-29 19:10:42 |
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ああ、あんたのおかげでな。
(ソファーにもたれかかるようにしているとどうやら起きたらしくそちらへと顔を向けてはふっと小さく微笑んでは彼のおかげで元気が出たとそう言って)
そ…そうか…よかった。
(ホッ、と一安心したように此方も笑みを返してはソファーから下り彼の元へ寄り彼の肩へ頭を乗せ甘えるそぶりを見せ)
えっ…あ…ぅ
(まさか彼から自らそんな行動に出るとは思わず少し戸惑いを見せ。だが、此方としては甘えたい気持ちもあるものの気恥ずかしさも混ざり視線を彷徨わせ乍らも恐る恐る彼の傍までやってきてはぎゅ、と抱き着き)
…ふふ、あんた本当に可愛らしいな
(両手を広げ彼が来るのをじっと見つめつつ待っているとあからさまに恥ずかしそうな表情を浮かべ視線を逸らしているものの、少しずつ近寄ってきては抱き着いてきて。その様子がとても可愛らしく思えてはこちらもすかさず抱き締めてやり愛おしいと言わんばかりの表情で上記を述べて)
…ぅ、だから…そんな風に言うな…っ
(恥ずかし気に彼へ近寄り抱き着いたもののやはり自身のとった行動に恥ずかしさが募るばかり。そう彼から言われた”可愛い”という言葉に肩口へと顔を埋めぐりぐりと地味な抵抗をして)
俺だけが知っている、本当の事だ
(やはり可愛いなどという褒め言葉には敏感なのか肩口に顔をうずめてぐりぐりと抵抗してきていて。しかしそんな行動さえ愛らしく、嫌がる素振りを見せることもなく髪に口付けして)
…っ、ばか。
(抵抗も空しく感じはじめ肩口から顔を上げぽそり上記を呟けば、お返しと言わんばかりに彼の首筋へちゅ、と口づけを下しては甘噛みをして)
なっ…おい、国広…っ、
(ぐりぐりと抵抗していたのをやめて、飽きたのだろうかと思うのも刹那。そのまま首筋に口付けをしてきたと思えばそのまま甘噛みされて。何とも言えない感覚に思わずビクリと肩を揺らし)
…っう、
(元より首筋は弱かったのか、離れろと声を上げても彼は離すつもりは無いようで。耳や顔に熱がこもっているのが分かり。こんな無様な顔を彼に見せることだけはしたくないのか腕で顔を隠していて。「馬鹿国広…っ、離せ」と震えそうになる声を抑えつつ彼から離れようとして)
……ぁ、…んっ
(逃がさない、とでもいうように彼を押し付け甘噛をやめその首筋に舌を這わせるとちゅ、と強めに吸い付き跡を残しては顔を離すと満足気に小さく笑って)
〜っ!
(相手も男であるためにそう簡単に力で捻じ伏せることなどできる訳もなく、その華奢な見た目の腕とは裏腹にこんな力があるのかと言わんばかりの力で押し付けられると身動きができる訳もなく。視線で訴えるも空しく、舌を這わせ吸い付く感覚にまたも身震いして。やっと離れた彼は満足そうな表情を浮かべていて、こちらは真っ赤に染まった顔に暴れたせいで息は乱れ目は潤んでおり。「クソっ、加減を知れ」と僅かに彼を睨めば吸い付いた跡が付いたであろう場所に手を添えて)
…ふふ、そんな顔するんだな。
(睨まれても潤んだ瞳からでは迫力を感じられず口元に手を添えくすくす笑いつつ彼をからかうような口調で言うと、「…前にしてやられたお返しだ。」と悪戯っ子な笑みで彼から離れようとし)
(睨みつけてもどうやら今の自身の顔では効果はないようで、楽しそうに笑う彼を他所に視線を逸らして。お返しにしては充分すぎるだろうと言うような視線をやれば離れようとする彼を押し倒し「あれだけ煽っておいて逃げれると思ったか?」と何処かギラついた眼で見据えてはそのまま彼の口を唇で塞いで深い口付けをし)
――?!っ、ん…んぅ、…ふ
(いつの間にやら床との背中合わせになってしまっていることに気付いたのは、彼に押し倒され立場が逆転されてしまったようで。彼の持つ綺麗な金色の目に吸い込まれそうになるほどそれを見詰めていると既に彼に口を塞がれてしまっていて。苦し気に眉を寄せ声を漏らしつつ小さく口を開き息を吐きそしてまた口を合わせ彼との舌を絡ませ)
っふ…、随分と積極的じゃないか
(苦しくなっては口を離しまた口付けをしては彼もこちらに応えようとしているのが分かりそれに応えては舌を絡め。室内に響く吐息を耳にしながらどれ程口付けをしていたのだろうか。ようやく離れてやってはにやりとした笑みを浮かべ彼の頬を撫でてやり)
ふ…っぁ…、それが、…あんたの思惑通りなんじゃないのか?
(ようやく唇同士が離れると、何度も何度も肩で息を吐き大分落ち着いてきて。彼の台詞を耳にするな否や此方も負けじとニヤリ笑みを浮かべては言葉を返しては頬にある手を自身の手と添えては口までもっていきワザとらしく掌にリップ音をつけ)
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