大倶利伽羅 2018-03-29 19:10:42 |
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(学校が終わった後はバイトへと向かい。今日は長い時間だったようで、バイト先から帰る頃には外は既に真っ暗でこんな時間から何かを作るなどという気力は残っていないためコンビニで適当に買っては家へと向かい)
(なんとか片づけを終え一息つくといつの間にやらソファーで転寝していたようで。ハッ、と目が覚めた頃にはふと窓の方を見れば外は暗く。郵便ポストに何か来てるかもしれないと家から出ていき階段下りていくと同時に彼と出くわし「…!お帰り…長かったんだな」とお疲れ様、と言うように小さく笑って)
!ああ、今帰った。
(マンションへと辿り着き、小さくため息をついて階段を上がろうとするとちょうど降りてきていた彼に出くわしては一瞬驚いた顔をしては彼の言葉に頷いて)
…大丈夫か?なんだか疲れているようだが…無理したんじゃないのか?
(彼の顔を窺えばどこか疲れているように見えてしまい。昨日は己の看病で疲れもあったんだろうとちらり彼の手元を見て見ると、コンビニで晩御飯にと買った物が見えてはこれでは栄養が偏ってしまうと彼の手を取り心配げに「…残り物でよければ食べに来ないか?」と問いかけ)
いや…、
(こちらの顔色を窺っていると思えば手を取られ、夕食の誘いを受けて。正直疲れている上に、少しでもその間を彼と過ごせるのであれば最高ではあるがこんな時間から迷惑なのではないかと思い「迷惑じゃないのか」と聞き返して)
…迷惑なものか。こんな俺でも少しはあんたの役に立ちたい。
(小さく首を振り迷惑ではないと彼の顔を真っ直ぐ見つめ。相当無理をしたのだろう。彼が少しでも疲れが取れるのであれば尚の事安心するのだから)
(階段を上がり終え自身の家へ着くと彼を招き入れリビングへと向かい。適当に座ってくれ、と一言そう告げては台所へ。残り物に火をかけ数分経ってから全体的に火が通り出来上がればお皿へと盛ってテーブルに次々と置いていきつつ「…こんな物で申し訳いがどうぞ」と彼を呼んで)
(ソファーに深く座り、小さくあくびをしては彼が用意してくれている間ウトウトとしており。そうしていると準備ができたようで声を掛けられては目を擦りつつ「…ああ、ありがとう」と言えば椅子へ座ると手を合わせて食事を始め)
(相当疲れ切っていることが目に見えてわかる様に眠たげな表情で食事を進める彼に先に寝かすべきだっただろうかと心配になってきてしまい「…廣光、残してもいいから今日は寝た方がいい」と気遣いの言葉を掛け)
いや、大丈夫だ。
(食事を進めるものの、眠気が覚める事はなくこんな状態で食事をするのは彼に失礼だろうと思いながらも箸を進めていると寝てもいいと言われると首を振り。出されたものは最後までしっかりと食べるのを自身の中で決めているのか、結局全て食べ終わると「ご馳走様、美味かった」と言って手を合わせて)
…なら、いいが…本当に駄目だと思えば言えよ?
(そこまで無理しなくていいのにと思いながらもそう彼が言うのだから大丈夫なのだろう。手前の食器を重ね台所へもっていくと洗い物をし始め)
(彼が食器を洗っている間に再びソファーへ移動するとそれを眺めていて。彼が洗い終えたのを見兼ねてポンポンと自身の隣に来るように促して「国広」と彼の名を呼び)
…?
(洗い物を終え彼に言われた通りソファーの横へと腰かけどうしたのだろうと彼の顔を窺いつつ「廣光?」と名を呼び不思議そうに)
(彼が隣へと座ってくるのを確認しては横になり彼の膝に頭を乗せて。少しばかり窮屈ではあるがそんなことは気にもせず、これがいいようで口元に笑み浮かべると「少しだけ、甘やかせてくれ」と珍しくも頼んで)
?!あ…ああ。
(まさか自らそう頼まれるとは思わず驚きのあまり目を何度も瞬きを繰り返しそれでも彼がこうやって甘えてくれているのだから自分なりに応えてあげようと思い。此方も控えめに笑みを浮かべ彼の癖毛のあるサラサラした髪を弄り)
(彼が髪を弄っている感覚に嫌な気はせず、好きなようにさせていて。彼の体温がそばで感じられるのとやはり疲れているのか最初こそ起きようと必死に目を開けていたが段々と眠気が強くなってきてはそのまま眠りについてしまい)
…お疲れ様、廣光。
(ふと、相手の様子が気になりそろりと覗いてみれば気持ちよさそうに自身の膝の上で寝ている姿が目に入り。そんな何処か子供の様な寝顔を見ては小さくくすくすとバレないように笑っては顔を近づけ髪へ振れるだけの口づけを下しそう上記を呟き)
…ん、寝てたか…。
(翌日ふと目を覚ますと、あのまま眠ってしまったのかと思いゆっくりと身体を起こしては変な体勢で寝ていたこともありぐっと伸びをして。まだ起きるには早いが、彼のそばで眠れたこともあり疲れは無くなっていて。まだ眠っている彼を起こさぬ様にソファーに横にさせてやると彼の寝室から掛け布団を持ってきては掛けてやり)
――…っん…?
(彼がすでに起きた事すら知らずにいつの間にやらソファーで寝かされていて。不意に目を覚ましてはゆっくり体を起こしパサリと肩から何かが落ちたのに気づき其方へ視線をやると掛け布団が。昨日の記憶を呼び覚ましつつ彼が居ないことに気付き「ひろ――!あ…もう大丈夫なのか?」其処に居た彼に安堵した表情でそう問いかけ)
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