涙は花を伝いし雫となって【非募集】

涙は花を伝いし雫となって【非募集】

悲しき鬼  2017-09-03 18:02:37 
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花の咲き乱れる静かな小道

青い瞳の美しい青年 、喪われた記憶の香り

鬼に憑かれ悲しみに沈んだ村の伝説



どうか君だけは、泣かないで──…


【非募集】



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  • No.81 by 碧  2017-09-10 18:26:19 



…嗚呼、おはよう。
(相手が自分の名前を呼ぶ声に振り返ると柔らかく微笑んでそう答えて。なんて穏やかな朝なのだろうと思いつつ、少し乱れた髪を整えようと簪を抜き去れば白銀の髪が光を受けて煌めきながら背中へと流れて。髪を下ろして仕舞えば女性と言われても違和感のない横顔、自分の髪を簡単に纏めようとしていたもののその青い瞳が相手を映せば思い立ったように相手を手招きしつつ床に座らせて。綺麗に結われた相手の赤い髪紐をするりと引き抜くと同じように背中へと流れる自分とは対照的な黒くて美しい髪。優しい手つきで相手の髪を纏めて行けばその真っ白な指先に絡む鴉の濡羽色の髪と赤い髪紐のコントラストが酷く鮮やかで。少し高い位置で纏めた相手の髪を自分の簪で留めると相手の耳元でしゃらりと飾りの澄んだ音が揺れて。)

  • No.82 by 鈴  2017-09-10 20:06:39 


……きれい、

(柔らかな朝日の光に照らされてきらきらと光る彼の相手の白銀の髪と、女性と見間違うほどに美しい横顔に思わずそんな言葉を呟いては暫くその横顔をぼうっと見つめていて。彼に手招きをされてハッと我に返れば、導かれるままに床に静かに座って。さらりと髪が解かれた感覚にぴく、と肩を揺らしたものの、まるで幼い頃に母親がしてくれたように自分の髪を少し冷たい手が結っていくという懐かしい感覚に心地良さそうに目を閉じて。その心地よい時間がしばらく続き、耳元で鳴った涼やかな音に瞳をそっと開けて。「これ…、碧のじゃ」とそうっとその簪に触れればぱちりと瞳を大きく開いて。)

  • No.83 by 碧  2017-09-10 23:51:04 


…今だけ、特別だよ。
(そう言って微笑むと相手の髪紐で自分の髪を緩く結わえて。今日は酷く時間の流れがゆったりとしている気がして心地が良い。「何もなくてつまらないかもしれないけど、好きにして良いよ。もし町に出る時は一声掛けてくれれば良い。」といくつかこの屋敷に住む上で必要な事項を伝えつつ。普段は縁側に座っているか分厚い書物に目を通しているうちに日が沈む、そんな淡々とした日々を過ごしていた為に相手のいる日常は新鮮なものになるだろう。それを考えるだけで気持ちが晴れやかになるようで)

( / この後の展開ですが、何かご希望などありますか?)

  • No.84 by 鈴  2017-09-11 06:02:18 


……えへへ、
(相手の言葉に一瞬きょとん、としたもののすぐに心底嬉しそうに破顔しては動く度にしゃらしゃらと澄んだ音を響かせる簪をそっと指でなぞって。「わかった、!」とこくんと頷けば今日は何をして過ごそうかな、と両腕を組んで悩み。やることが無いのではなく、やりたい事が沢山ありすぎて、何から手をつけて良いのかわからない状態の鈴はまるで出先ですきなものを買って良いと言われた時の子供のよう。「あのね、このお屋敷を探検したいのだけど、良い?」と暫く悩んだ末におずおずと申し出て。)

(/んん〜〜〜!!そうですね、鬼になった時の碧さんと打ち解けてしまうのも私はアリだと思いますし、逆にちょっと精神的にボロボロになってしまうのも全然ありだと思っています!でもそれだとなんだかバッドエンドになってしまいそうですしやっぱり前者のが良いのかな…)

  • No.85 by 碧  2017-09-11 08:30:26 


もちろん、好きに見て回って構わないよ。
(楽しげに表情を変える相手を見つめていたものの相手の申し出に頷くと快諾して。見られて困るものは何もない、強いて言えば崩れそうな程に本が積み重なっている書斎くらいだろうか。好きに探索して良いと告げると、相手が住むのなら少し片付けないといけない部屋もあると考えつつ)

( / なるほどー!碧が押さえつけたがっているのが自分の中の鬼の意識で且つ鬼として生きることが苦痛だから一族を離れたので、正直碧と鬼は相容れないと思うんですね。なので鈴ちゃんにとっても畏怖の対象で普段の碧を知っているからこその嫌悪があっても良いのかなと思います!なので精神的にちょっと追い詰められるくらいの方が物語の幅が広がるかもです!壊してしまうと思って碧が少し距離を置こうとするのでも良いし、なんとか鬼に意識を奪われないように一層夜が辛いものになってしまうのでも良いし、そういうシリアスめな展開から少しずつ鈴と碧の信頼関係とか絆が生まれてハッピーエンドに持って行けたら最高だなと!長々とすみません…!)

  • No.86 by 鈴  2017-09-11 17:08:23 


やった!ここに来た時から中を色々見て回りたいと思ってたの!
(家を探検することに対して相手から了承を得れば、一瞬のうちにパァッ、と表情を明るくして。何処から回ろうかな、昨日は急いでこの部屋に来てしまったから周りの部屋を見る余裕がなかったもんなぁ、と頭の中でまるで宝探しでも始めるかのように計画を立て始めて。そこでふと自分が一人で子供のようにはしゃいでいる事に気付いてあわあわと顔を赤くし。「あの、ごめん、誰かと一緒に居るのって久しぶりで…思わず、」と言い訳のようにごにょごにょと告げながら恥ずかしそうに目線をそらし。)

(/ふぁあ…素敵!
守りたいが故にすれ違っちゃうタイプのものが大好きなのでとてもニッコリしちゃいます…!!!たまに手が触れ合った時とかに夜でもないのにビクッて手を引っ込めちゃうとかいうのもあったりしたら私はとても…好きです…!!!)

  • No.87 by 碧  2017-09-11 22:04:32 


良いよ、此処では遠慮する必要もない。
好きなだけ見て回って構わない、何かあれば私は此処に居るから。

(くるくると変わる相手の表情を見ながら優しく微笑んで。此処では相手が自由に伸び伸びと過ごせるようにしてやりたいと、そして相手が何か聞きたいことや発見を話したくなった時にいつでも自分の元に飛んできてそれを話すことができるようにとそう告げて。本でも読んでいればやがて日は沈む、それでも相手によって淡々と過ごしていただけの一日が彩られればそれ程嬉しいことはないだろう。)


(わああ良かったです!その設定も美味しすぎます…!お互いがお互いを守りたくて、でもすれ違いがだんだん綻んでしまってっていう切ないお話…また何かのきっかけでお互いが必要不可欠だと気づいて本当は守りたいだけじゃなくて一緒にいたいという事に気付けたら尚良いですね!!)

  • No.88 by 鈴  2017-09-11 22:41:14 


うん!いってくる!
(自分のまるで子どものような姿に引くこともなく優しく受け入れてくれる彼に今は甘えてしまおうと心の中で違うと、ぱたぱたと忙しなく廊下を走っていって。部屋、台所、離れ、そして辿りついたのは本が今にも崩れてしまいそうなほど積み重なっている書斎。「わぁあ……」とこれまでに見たことのないような本の数に瞳を輝かせていると、特に本が好きというわけでもないが唐突に彼が普段どんな本を読んでいるのか気になり一番上の本に手を伸ばしたところ、ぐらりと本のバランスが崩れ悲鳴を上げるまもなく大きな音を立てて大量の本が崩れ落ちてきて)

(んぉぁああそれ最高です…!!!
やっぱり最後はハッピーエンドだと良いですよね…!お互い長い間独りぼっちだったからこそ、誰かが隣にいるっていう大切さがわかっているふたりなのでぜひとも幸せにしてあげたいです…!!!)

  • No.89 by 碧  2017-09-12 12:57:53 


(書斎の山積みの本をなんとかしなければと思った矢先、少しして聞こえたのは本の崩れる音。慌てて立ち上がり書斎へを向かっては「鈴!」と相手の名前を呼んで。重なっていた本が崩れており、相手の腕を引っ張り抱き起こすと少しほっとした表情になって)
怪我はない?ごめん、此処は危ないと伝えておけば良かった。

(ですね!!!ではその流れにしましょう!シリアスめと、昼間は少しほのぼのも織り交ぜつつ!何か案があれば自由に展開してくださって構いませんし、希望とかはなんでもおっしゃってください!)


  • No.90 by 鈴  2017-09-12 16:13:28 

ああ、ビックリした。本が頭の上から降ってくるなんてはじめて!

(相手に腕を引かれてなんとか本の雪崩から救出されればありがとう、とお礼をつけた後にそんな言葉を告げて。表情こそビックリしているもののその言葉の節々には隠しきれないはしゃぎようが見えていて。「このお部屋は本のお部屋なのね!こんなにたくさん本があるのは初めて見たわ!」と先程まで本に埋まっていた人物とは思えないほど心底楽しそうであり、まるで秘密基地を見つけた子供のようにその黒瑪瑙はキラキラと輝いていて。)

(/了解致しました〜〜!!!!
はい、ありがとうございます!)

  • No.91 by 碧  2017-09-12 16:55:47 



本が多すぎて、上手く収納出来ないままだったんだ。
下の方にある本を取る時はいつも苦労するし、私も何度か雪崩に遭ったことがある。
(思いがけない相手の反応に安堵しつつ笑ってしまうと本の山を見て困ったようにそう告げて。外の世界、自分の知らない世界を旅出来る物語の本も多くあるが大半を占めるのが鬼やその伝説に関する書物だろう。鬼と訣別する方法や鬼の本能を打ち消す方法、自分を救ってくれるであろう記述を探し続けて増えるばかりの書物、しかしそんな負の感情の元に増え続けた本の山だということは相手には悟られたくはなく。瞳を輝かせる相手を前にこの部屋も相手の楽しめる場所にしたいと思いつつ近くに落ちていた一冊の本に気付くとそれを手に取り相手に差し出して。楽しい御伽噺、相手なら気にいるだろうと。)
…寝る前に少しずつ読んでみると良い。きっと鈴なら気にいるはずだ。

  • No.92 by 鈴  2017-09-12 20:02:12 

わぁ、良いの!?

(相手から手渡された本を見てはぱぁっ、と笑顔になればその本を大切そうに胸に抱えて「ありがとう、大事に読むね」とにっこりと笑ってみせて。あまり学のない自分ではあるが、なんとか文字の読み書きは出来る様にしておいて良かった。と安堵の表情を見せれば胸の中にあるこの本は一体どんなお話なんだろうとわくわくと胸を踊らせて。今日から早速読んでみよう。そして明日の朝感想を言うんだ、と密かに決意してはふふふ、と小さく笑ってしまい。)

  • No.93 by 碧  2017-09-12 22:27:40 


難しい言葉があったら聞きにおいで、
(相手の反応に少し嬉しそうに微笑むと、相手の年頃では少し難しい言葉が出て来るかもしれないとそう付け足して。嬉しそうな相手を前に自分も何か読んでみようかと一冊物語を手に取り、散らかった部屋はもう少しそのままにしていても良いだろうか、片付けはあまり好きではなく膨大な本の積み重なった部屋を整頓する気にもなれずに相手を連れて部屋を出てしまい。)

  • No.94 by 鈴  2017-09-13 05:40:25 

お部屋、片付けなくて良いの?

(さて、この本の山をどうやって片付けようかと思案していると、彼は自分を連れて部屋を出てしまい。きょとん。と不思議そうな顔をしながら彼についていきつつ素朴な疑問を投げかければもう少し遠くなってしまった書斎へと振り返って。片付けが得意なのかと聞かれればそうでもないし、あんなに沢山の本が積み重なっていれば身長の小さい自分はまた雪崩にあうだろうが、それでも自分が散らかしてしまったものを放っておくのは少し気が引けるらしく。)

  • No.95 by 碧  2017-09-13 09:10:23 


…今度、時間のある時にやろうかと思って。
(相手の言葉にぎくり、という表現がぴったりな表情をすると少し気まずそうに視線を彷徨わせて。片付けは気乗りがしない、などと言えば笑われてしまうだろうか。日の出ている間はやはりどうしても光を感じていたい、部屋にいるよりも縁側や庭にいたいと思うものの結局片付けに手のつかない理由はそこにあり少し言い訳のように告げる口調は普段の彼よりも幼く少年のようなもので。)

  • No.96 by 鈴  2017-09-13 11:07:44 


……ふふ、

(初めて見る彼の表情に思わずくすくすと笑ってしまえばそんな顔もするんだなぁ、と嬉しそうに彼の表情を見つめて。「あのね、私もあんまりお片付け好きじゃないんだけど碧とお話しながらお片付けしたらきっと捗ると思うんだぁ。」と相手の手をそっと握りながらへらりと気の抜けた表情を浮かべて。どう?と首を傾げれば彼から借りた簪が揺れて耳元で美しい子を響かせて。)

  • No.97 by 碧  2017-09-13 13:12:41 


…鈴が、そう言うなら。
(少し不服そうに視線を彷徨わせたものの大人しく頷いて。何度か片付けようと思ったことはあるがいざ片付け始めると本を読み始めてしまったりとなかなか終わらずにいて、相手と一緒ならば少しは捗るかもしれないと。部屋を離れようとしていた足を再び書斎に向けると本棚から散々に引っ張り出したままの本の山、困ったような表情をするもやると決めたからにはと障子を開けて風を送り込み)

  • No.98 by 鈴  2017-09-13 16:23:58 


それにしても沢山あるんだねぇ。

(床に散らばった本を1冊1冊大切に拾い上げては、そっと表紙を撫でて。これはいつ書かれた本なのだろう、私が生まれる前なのかなぁ。そんなことを考えながら本の題名を読もうとするも少し達筆すぎてうまく読むことは出来ないが、どれも鬼、という文字が書いてあり鈴はきょとんと目を丸くして。「……鬼、」と小さな声でポツリと呟けば彼は自分の生まれた種族によほど思い悩んでいたのだろうと悲しげに眉を下げてはちらりと彼を見上げて。)

  • No.99 by 碧  2017-09-13 23:04:26 


…鬼の事なんて、鈴は知らなくて良い。

(相手の口にした鬼という単語に顔を上げると、手にした本の表紙を見たのかと思い静かにそう言っただけで。もし自分が鬼ではなく、相手のように人間として生を受けたならば毎夜痛みに耐えることも、自分の意識のないまま望まずして誰かを傷つけることもなかったのだと思えば只々その生を悔やむばかりで。いくら穏やかな顔をしていても夜になれば本性が現れる、同種族には臆病で中途半端な鬼だと罵られ、人間には恐ろしいと忌み嫌われ、自分自身も本当の自分が分からないまま。鬼について考え始めれば負の渦に飲み込まれるばかりで、その思考を断ち切るように小さく息を吐いて。薄い氷の膜が張ったように冷え切った瞳がふと元の色を取り戻し僅かに愁いを帯びたまま相手を映して。)

…あまり、深入りはしない方が良い。
鬼と関われば自分自身を傷付けるだけだ。

  • No.100 by 鈴  2017-09-14 05:59:50 


でも、……

(相手の言葉に咄嗟に言葉を重ねようとしたが、この言葉は人間である自分がかけても良いのかと次の言葉がさくらんぼ色の唇から紡がれることはなく。人間である自分は、鬼である彼の苦しみや気の遠くなるほど一人ぼっちだった悲しみはまだ分からない。人から鬼だと恐れられたことだってもちろん無い。だが、と鈴は持っていた本をゆっくりと床に置き彼の頬を両手で包めば「私、碧の傍に居たいもん。一人で苦しまないでほしいの、」と悲しげな彼の青を見つめながら何故か鈴の方が今にも泣きそうなほど眉を下げて。)

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