悲しき鬼 2017-09-03 18:02:37 |
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うん!いってくる!
(自分のまるで子どものような姿に引くこともなく優しく受け入れてくれる彼に今は甘えてしまおうと心の中で違うと、ぱたぱたと忙しなく廊下を走っていって。部屋、台所、離れ、そして辿りついたのは本が今にも崩れてしまいそうなほど積み重なっている書斎。「わぁあ……」とこれまでに見たことのないような本の数に瞳を輝かせていると、特に本が好きというわけでもないが唐突に彼が普段どんな本を読んでいるのか気になり一番上の本に手を伸ばしたところ、ぐらりと本のバランスが崩れ悲鳴を上げるまもなく大きな音を立てて大量の本が崩れ落ちてきて)
(んぉぁああそれ最高です…!!!
やっぱり最後はハッピーエンドだと良いですよね…!お互い長い間独りぼっちだったからこそ、誰かが隣にいるっていう大切さがわかっているふたりなのでぜひとも幸せにしてあげたいです…!!!)
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