煌　▷▷　無登録　　

（／　こちらこそ、有り難うございました！素敵なお姫様に素敵なロルで、こちらの根暗なギィには勿体ないお相手さまでした。トピ建てとお相手して下さった事に感謝して、また縁がありますように…。では、失礼しました。）

今日は昨日よりも一番と冷え込んだ様だな。矢張り春の雪解けが甚く懐かしく、そして待ち遠しいものよ。此の閉鎖的空間の中でも窓に映る桜色はえも言い難い美しさ。此の様な俺でも、気分は幾らか穏やかになると言うもの。だが同じく、不安にもさせるものよ。花と言う物は得てして俺の心を掴んで離さぬ、_______ あゝ、かの有名な男も桜が無いならばこそ「のどけからまし」と詠ったらしい。

無論、冬が嫌いと言う訳でも無い。ひらりと舞い落ちる真白な物や街に降りた時の子供の嬉しそうな声。何歳に成ろうが矢張り雪が積もると言うのは良いものだな。なんだ、その目は。俺だって小さな頃は良く雪合戦とやらをしたものだ。あの時の母上の笑顔は決して忘れられぬ物よ。思い出とやらは、何時までも美しい物だな。要らぬ物と思えども俺を逃してはくれない様だ。
…弱ったな、







>以下入室ご自由に　、

此の爺めは長く語る事に慣れておりませぬ、如何かお手柔らかに。あゝ、其れでも聞きたいと仰るのならば幾らでも話して差し上げましょうぞ。さてはて然し乍ら何から話した物か迷いますなあ、
紡ぎたい物語を貴方の声で示して下さいませぬかな？いえ、何。只貴方様の声を聞きたいが故などでは決してありませぬぞ、そう。決して。

__________ 其の目は、信じておりませぬな？

スフェーン　/　20前後

褐色の肌　/　癖の強い褐黒色の長髪　/　切れ長の目、黄緑色の瞳　/　口元は常に笑み 

宮廷道化師、会う人会う人に皮肉を口遊みながら王宮内を好き勝手に過ごす。 


…あ、こんな自己紹介だけど誤解しないで？君達"王族"のことは大好きだよ？批判はやめないけどね。
喩えるなら盆に貼られた水上に、ポタリと落とされた墨1滴。気付かないかもしれないね。でもちゃあんと、混ざってるんだよ？よく馴染む異質、それが愚者狂人と呼ばれる宮廷道化師の存在じゃないかな。…まぁそんなことは知ってるか。君も無駄な時間を過ごしちゃったね？残念！



＿＿＿＿

(/例のトピックでそわっとしていた354の者です…宣言通り、立ち寄らせていただきました…！うっ、そして最初から申し訳ない、pfこちら仮なのです、というよりは御挨拶のための人物というか…何というか…御挨拶なのに随分な奴ですけども。性別？決まってないです。決めてください。(真顔)
訳なのですが、お子様どの子も素敵で、訪れる度好感度も上がるとあります故に選び切れず…しかしお声がけしたい気持ちは止まりませんでした…反省はしております。そして長文すみません。宝石の名前なの凄く好きです。(突然の告白)
なので(？)、既に参加希望された方々とは、別のお子様の中からお話させていただければと。その際、折角なので参考までに希望のシチュエーション、関係、こちらへご希望されるキャラクターの要素なども聞けたらな、と思いまして…あっ特に無ければ…特に無ければ…それでも良いのです…私の勝手な戯言なのでお気になさらず…。
今回は普通に雑談でも、と思って参りました故、お好きなお子様でお話してくれたらな、とか。(ちらっ)ロル数は私自身その時々の気分で変わるので、最初は短めで良いのかな、とは思いますが…いえ、何でも好きです、好きです。何れにしても、次回までの間にない脳味噌を絞って、pf等作ってまいりますので、良ければお相手お願いいたします…。)

こんにちは。私は隣の国の騎士、ラピス・ラズリと申します。メイドのクンツァイト様はいらっしゃいますか？本日は姫様と一緒では無いのですがお休みをいただきまして、是非彼女とお話したく参りました。
( 屋敷の門番から許可を得、屋敷内に入ると第一王子であるアクアマリンを見つけ挨拶を交わせば一礼し、軽く微笑みながら問いかけ )



指名
メイド クンツァイト様

プロフィール
ラピス・ラズリ　／　２２　／　♀　／　隣の国の姫の付き人　／　剣士　／　

瑠璃色の髪瞳　／　猫っ毛のショートヘア　／　深い青色の瞳　／　長い下睫毛　／　フェミニスト　／　一途　／

容姿、口調共に男性的な女性。隣の国の姫の付き人として此方の国の屋敷へ度々訪れる。姫同士が遊んでいる間にメイドのクンツァイトと話す機会が増え、次第に恋心を抱くようになった。剣と料理の腕は一流。紅茶は苦手だが、クンツァイトの笑顔が見たく、菓子で味を誤魔化しながら飲む。好きな人には一途で努力家。恋愛対象は女性。




（/ はじめまして！ 参加させていただきたく書き込みました。
設定につきましては…此方は恋愛感情を抱いているが、クンツァイト様は唯一の親友、という気持ちでなかなか此方の気持ちに気づかないもどかしい関係…を希望致します。
3L対応ということでGL希望ですが、ノーマルがよろしければ男性提供も可能ですのでお好みを言っていただけると幸いです。
ご検討、お相手の程よろしくお願いいたします！)

( /25の者です。前の方に気付かずに投稿が重なってしまい申し訳ありません。この度は下がりますので、また機会がありましたらお相手よろしお願い致します！ )

サラ / 女 / 20
クリーム色の髪 / 赤目 / 黒の伊達眼鏡 / 適当 / いろいろに興味なし / だが観察は好き / 旅人

指名＿ トパーズ
設定＿ たまたま立ち寄ったこの国で、たまたま相手を見て以来何故か興味を持つ。



こんばーんは。時間、ある？(ㅤふらり現れㅤ)

(/ こちらも同じく気が付かずすみません！また機会がありましたらよろしくお願いします。 )

＞スフェーン

ほぉ、王族の事は大好きか。其れじゃあ王族に仕えている俺の事は好きじゃ無いのか？…なんてな、ちょっとした冗談だ。何だ、俺だって冗談位言うさ。宮廷仕えの道化師には全くもって敵わない…否、少しぐらい敵っていたろう、何せ俺だからな。

（／　ぁああ…！ようそこいらっしゃいませ、お待ちして居りました…！エッ…性別を私が…決める…？！此れは名付け親よりも責任が重大ですね？もう此処は一つ性別不明で如何でしょｕ
取り敢えず今一度も動かしていない俺様薬師を動かしておりますが…無論ちょっと違うな？って思われた時はチェンジと言って下さって構いませんので！そして永久不変の石言葉を持つ美しい楔のお名前を持つ道化師、素敵すぎて困惑して居ります…！………突然の告白？まさか貴方ノンケですね？(名推理)
アッアッ…私の想像力の無さがバレる…！どうしよう関係性関係性…結婚しませんか(告白)
是非雑談させてくださいませ…！此の儘のキャラがやりやすい場合は使い続けても、はたまた新しいキャラと現在のキャラ交互に使っても構いませんので如何ぞごゆっくり…！　）



＞ラピス・ラズリ様

（／　この様な私得トピに足を運んで頂き大変恐縮且つ感謝して居ります！私自身GLも美味しく咀嚼してしまう質ですので全く問題は御座いません！幸運を招く、クンツァイトと真逆の色を持つ人、とても素敵です…！今回は少々タイミングが合わず迚も残念なのですが、是非次回上げた際にいらして下さい。全力でお皿を割りながらお出迎えさせて頂きますとも…！　）

＞サラ様

（／　素敵なお嬢様のご来室に喜びが隠せません…！お話を出来ず大変申し訳無い且つ残念なのですが、是非！是非とも次回以降再びご縁がある事をお祈りして居りますとも！如何ぞゆるりとお待ち下さいませ、　）

そう、好き。なんたって飼ってもらってるんだ、望まれたなら手でも足でも差し出しますよ。
嫌だなぁ、比べないでって。所詮相手にされない戯言家と、役に立つ為雇われる薬師の君とは大違い。誰からも優先されるのは其方でしょうに。…あぁ、でも発言を赦されてるかどうかって面では君の負け？なんて

( さもありなんとばかりに、緩徐な動きで首を傾げては、目を眇め一言。敵わないなどと発しておきながら、否と言葉を覆す様をなんと思ったか、くつくつと小さく笑いを零した後、何処か呆れた風を装い小さく肩上げ戯ければ、元から上がっている口角をさらに持ち上げ。それから、ふと眇めた目を丸めては、些か大袈裟にポンと掌を打ち、お得意の反する言葉を投げかけて


(/何ということか…絶妙なタイミングに震えております…、お待ちいただけていたとは光栄の極みでございます…うおお、性別不明！なるほど！そうです…そうですね…素敵なんですよね…いえすミステリアス（戸惑い/もしかして:一人称が決まらない）
いぃえぇ！不変ですものチェンジなど、私の辞書にはありません。…えっ、あっ、お褒めに与り…大変…！……えっ？なんです？のーめんたるけあ？
そんな…そんなことを言われては…語彙力と想像力がさよならした私はどうすれば…。(深刻)結婚…ですって…？あっじゃあこちらにサインをお願いしまs()
ひえっ、申し訳ないですありがとうございます…！今回は仮状態でキャラクターぶれっぶれかとは思いますが、どうぞ雑談よろしくお願いします…。次回本当、次回にはまとめて…まとめてきます…！あっ、此方本体レスは蹴ってくださって構わないので…！)

あゝ、首輪を繋がれているのはお前も俺も同じだろう。此の宮廷にいる限り自由を得るのは誰だって不可能さ。何れ其処らへ捨てられる暁には自由を、なんて。戯言には事欠かない場所だよ此処は。其れで？牙を抜かれた従順な飼い犬はどんな戯曲を見せてくれるんだ。
命が惜しけりゃ誰だって俺を頼るだろうな、国王も王妃も、王子だって。病気になりゃ人間は平等だ、全くもって楽しいばかりだな。その存在価値の為に生かされているんだから、本当に楽しいよ。必要最低限以外を喋る事によるメリットが無いな。あゝでもお前の口から吐き出されるのは嘘に塗れてるんだっけ、なァ
（ 普段通り芝居掛かった動きを見ている瞬間は本当に戯曲を見せられている気分に陥る。矢張り此奴は凄いのだと刹那嫉妬にも尊敬にも似た感情を掻き混ぜ、相手をじいと見遣って。目の前の人物の口は如何やら空気よりも軽いらしく、流れる様に出て来る言葉達を一つ一つ己の中で咀嚼して、漸く意味を成した其の言葉に対する返答を頭の中で組み立てて。即座に頭から口へ滑り落ちる頃には皮肉掛かった返答へと様変わりしている。愉悦に近い感情を瞳に映せば期待を綯い交ぜにした視線を投げ掛けて ）

…自由だよ？充分。縛る首輪が疎ましいなら、首ごと引きちぎって出ていくから。でも存外此処は楽しいんだよねぇ、だからもう暫くは繋がれていようかなって？だって歩いてるだけでたくさんの人形劇が観られるんだもの！
えぇ…ん、それじゃあ牙を抜かれた飼い犬さんは少し騙る芸術家の真似をして。悲喜こもごもを飲み込みましょう、ぱっくりと大口開けて全部が全部。そうして最後に残ったものを牙にして、終演。
いいねぇ、そういう通俗的な歪み、大好き。君の目で見て、君の指で掴んだ物一つで、もしかしたら明日、一人の人物、国一つの命運が左右されるかもしれない。でも驚き、君は結構良い人だ。嘘に塗れた言葉だと知ってて取り合ってくれてるみたいだし？…あ、怒らないでよ？良い人の君には本当を一つ聞かせよう！吐き出す言葉は虚偽でも真実でもない、ただの素直な世迷言。それが今ある言葉の存在、ね

( トン、トトンと、常ではない足運びで、その場に留まったまま舞うように跳ねては、軽やかに言葉を並べつつ目線を下に騙って聞かせ。すぐ側、今確かに聞こえて、意味もきっと分かっている筈の言葉は何故か独白の様にも聞こえる。それは目の前でその時の言葉を綴る人物と、自身で共有出来るものがないからなのだろうか、なんて頭の片隅に浮かべつつ。綴られた言葉の多くに好感を感じては、その顔をこれ以上無いほどに緩々と、最早それは笑みなのか分からない程までに歪ませて、但しその声音だけは嬉々とした表情で、戯け騒いで言葉を流し

_______ 気付けば暮れ泥む空ばかり、冬の暗さは何処となく冷たくて恐ろしいのです。其れでも落ちて行く陽と登り行く青味掛かった黒色は目が離せなくて、何ともまあ此の世には美しいものばかりなのだと思うもの。勿論私の仕えるお姫様が何よりも _____ ッと、此れは関係ないのですか？ううん、何よりも大切な事だと思うのですけれど。

然し本当に寒くなっていきますね。貴方がこの寒空の下如何か一人で凍えていません様になんて願って空を見上げる日は、貴方も同じ様に私を思っていてくれれば良いなんて、都合の良い身勝手を溢させて欲しいの。
ああもう、それでも。ねぇ、会いたいよ、







>以下入室ご自由に 、

私には次第に闇にのまれて逝く空を見て、儚さと世の虚無感を感じるだけで。美しいモノで溢れた世界が見える貴女の瞳を羨ましく、そして愛おしく想います。…っと、挨拶が遅れました。こんばんは、クンツァイト様。休暇中ですか？





指名 

メイド クンツァイト様 



プロフィール 

ラピス・ラズリ　／　２２　／　♀　／　隣の国の姫の付き人　／　剣士　


瑠璃色の髪瞳　／　猫っ毛のショートヘア　／　深い青色の瞳　／　長い下睫毛　／　フェミニスト　／　一途　

容姿、口調共に男性的な女性。隣の国の姫の付き人として此方の国の屋敷へ度々訪れる。姫同士が遊んでいる間にメイドのクンツァイトと話す機会が増え、次第に恋心を抱くようになった。剣と料理の腕は一流。紅茶は苦手だが、クンツァイトの笑顔が見たく、菓子で味を誤魔化しながら飲む。好きな人には一途で努力家。恋愛対象は女性。



設定
此方は恋愛感情を抱いているが、クンツァイト様は唯一の親友、という気持ちでなかなか此方の気持ちに気づかないもどかしい関係…を希望。其方のお気持ちや、想い人の有無はお任せ。





（/ こんばんは！さっそく再び足を運びに来ました。そしてGLも大丈夫とのことで、嬉しい限りです！！名前の宝石にもお気付きいただけ光栄です。お美しいクンツァイト様に一目惚れしまして…是非たくさんお皿を割っていただけるとうちの子が喜んで愛でますので！プロフィールや設定は前回と同様ですが…よろしければご確認、そしてお相手願います。よろしくお願いいたします！)


…へッ？わ、えっと、こんにち _____ じゃないや、今晩は。今宵は素敵な望月が顔も出していて、空を見上げるのが楽しいの！あゝでも、暮れ行く空を見乍ら馳せた思いは深い青を身に纏う貴方の事ばかりなのよ。なんて、
ふふ、随分と堅いご挨拶ね。何時もの通りの貴方を見せて欲しいな。そう、休憩を頂いたばかりなの。…また、お皿を割っちゃって。どうしたら割れないのかな…。




（／　今晩は。昨日に続き足を運んで頂き嬉しい限りです！ラピスラズリの深みのある色やその意味には如何にも惹かれてしまいます…！素敵なお嬢様と此方の娘がどの様な物語を織り成すのか楽しみで仕方がないです！如何ぞごゆるりと今宵の一時をお楽しみ下さいませ、　）

そのようなことを言ってくれて嬉しい限りだ…でも私のことより考えていたのは此方のことでは？肌寒くなってきたから中でお茶でもどうかな。
お言葉に甘えて。敬語は私なりの女性への扱い方なのですが、貴女の前では少し気が楽になるよ。相変わらず貴女って人は…お怪我は？

(相手からの嬉しい言葉に目を丸くし驚き微笑みながら小さく喜ぶも、相手の気持ちと自分の抱く気持ちに差があるのではと期待をしないよう喜びを胸にしまい、懐からシンプルな包みに包まれた手作りのクッキーをちらつかせながら話を逸らし。相手の笑顔につられ頬を緩ませて、仕事モードから肩の力が抜けリラックスし。何百も聞いた皿を割った話を聞き頭を抱えるも、相手の手をそっと取りまじまじと見つめ)


(/いえいえ、本日はタイミングも合いお話しできこちらも嬉しいです！それでは、背後は失礼致します。)





そんな事…なく、ない…です。 えへへ、やっぱりラピスには勝てないなあ、そんな美味しいもので私を餌付けるなんてずるいよ。任せてね、お茶だけは色んな人に褒めて頂いてるのよ！私の自慢なんだから。
もう、 そんな事ばかり言って。女性の私をときめかせて如何するつもりなの？大丈夫、お皿の破片を集めるのは上達してきたの！此処に関しては主様もお褒め下さったのよ、…褒められて良い事か如何かは…知りたくないけれど。
（ 徒らに微笑んで見せた先、かさりと音が耳に触れて、漸く視界で捉えたのは己が何よりも大好きな物。彼女自身を思っていたと言えば無論間違いは無いが、其処から派生した思案は正にお菓子の事。へにゃりと頬を崩して微笑んでは恥ずかしげに首を傾げて。稀に此処へと訪れる彼女は随分と多くの女性を虜にしている、と何処かで聞いた事がある。記憶を辿っては何となしに落ち込む気分を無理矢理変えるべく緩く肩を竦めて。優しく掴まれた掌に幾度か瞳を瞬かせては、困惑を隠せぬ顔のまヽ彼女の名を口にして ）

どうあれ、貴方が笑っていただければ私はそれでいいんです。こんなもので貴女は飼い慣らせるんだ？お茶だけでなく貴女のその頑張る姿や美しさは誰もが認めているよ。ふふ、ではその自慢のお茶を頂こうかな。

どうするつもりもございませんよ、私は女性の方々を大切に扱うよう教え育てられたので。ときめいているんですか、クンツァイト様？いい事か悪い事かは難しい所だ…でも私からは褒めることはできないな。お仕事に真摯に向き合う姿は素敵です。しかし、破片でその手に傷がついてしまわぬか心配で。だから私が屋敷にいる時は私に片付けを任せてもらえるかな？怪我は心配ですが、貴女の騒がしい姿は嫌いではないんだけど…とにかく気をつけてくださいね。

(相手の言葉と微笑みに少し顔を赤らめ見とれながら呟き。菓子に夢中な相手を見、くすりと笑うもクッキーにすら嫉妬してしまい"こんなもの"と言えば相手の手にそっとクッキーを渡し。自信満々に話す彼女の頭をそっと撫でながら話を聞き、「中に入ろうか。」と付け足し、軽く手を引き屋敷の中に向かい。
姿勢を相手の目線になるよう少し屈みながら恥ずかしがる相手の顔を覗き込み、目を細め笑いながらわざとらしく敬語で話し。相手の話を難しい顔をしながら聞き手の傷がない事に気づくと安堵するも、手から相手の瞳に視線を移すと真面目な顔で話し。度々目撃する騒がしい日常を思い浮かべると、ふふっと笑みをこぼし両手で相手の頬を優しくぱちっと軽く叩き)

私は今迄誰かの幸せを望む側だったから、こうして貴女と話して居ると、大切に思われるその瞬間がとってもむず痒くて、でも嬉しいの。もう既に此の身はあのお方の首輪に繋がれてしまって居るけれど、其れでも貴女は大切な友人よ。飼い慣らしてくれるなら、其れで良いの。ええ、それじゃあ準備しないと！
もう、意地悪な人だわ。そんな貴女とこうして仲良くしている私も私かな。あゝ、その気持ちは迚も嬉しいわ。けれど貴女は隣国の者。本来ならば此処で手厚くお持て成ししなければならない立場だもの。もしもの事が有ったら大変だから、如何かその気持ちだけ受け取らせて、ね？
（ 今一度音を響かせた袋が自分の掌に収まる。あの味を思い出しては欲してしまうのは其れ程までに此の菓子が美味しいからか、はたまた彼女故か。何方とも付かない自問をはたと終わらせて、髪を梳く掌に心地良さげに瞳を細め。斯くして鷹揚に首を縦に振ればソーサーやカップを持って来るべくその場を離れようと足を踏み出して。続いた会話に刹那足を止めては、緩々と頬を膨らませ、拗ねている様な姿を見せて。次いで彼女の零した言葉に困った様に眉尻を落とし、当たり障りの無い言葉を一つ一つ推敲し乍ら上記を述べて ）