月に照らされた一輪の白花（非募・ＢＬ）

きれい…（お湯に浸かったままさりげなく神田を見つめれば髪をみて小さく呟き）


（嬉しいです！私は全くそういうの書けないので、嬉しいです！笑 楽しみにしていますっ！！）

？（アレンの方を振り向き、首を傾げ何か綺麗なものでもあったかと不思議そうに）どうかしたか？（再び鏡に顔を移し、シャンプーを取り髪に絡め）


（期待に添えればと思います。それで、神田×アレンがいいですか？お好きなのを言っていただければ、書きます）

いや、べつになにも…（神田が振り向けばぶくぶくと赤くなった頬を隠すように目下まで潜り神田からは目を逸らさず）


（神田×アレンがいいです！本当にありがうございます！）

そうか（よく分からないがまぁ、いいと思い、髪をすすぎ体を洗い始め）…よし（体についた泡を流し、髪を風呂用に別に持ってきた髪紐で結い首にはリングが光り）


（了解です、頑張ります）

神田も入ります…？（ドキドキは止まらずバレないように冷静にするも神田に問いかけて）


（はい！楽しみにしています！）

そのために来たんだが？（そもそも風呂に入りたくて来たのに、浴室に入らなければ意味がないと）…ふぅ（パシャリと水音をたて湯に浸かり心地よさげに吐息上げ）


（ある程度出来上がったらお知らせします）

そうですよねっ（神田の言葉にクスと笑い）任務、疲れました？（神田がくつろぐ姿を見れば神田の近くへ少し移動し問いかけて微笑み）



（はい！お待ちしてます！！）

いつもどおりだ（特に怪我もなく、しかし少し疲れたように自身の肩を揉み）お前はどうだ（アレンの方を向き、そちらの任務はどうだったのだろうと）

僕も、いつも通りです（すっと神田の後ろに回れば優しく肩を揉んであげて）気持ちいですか？（後ろから顔を覗くように見ればクスと笑って）

あぁ、悪くはない（肩を揉まれる心地よさに少し目を細めアレンの問いに答え）…この後はどうする（風呂を出た後の予定をアレンに問いかけ）

神田も任務終わったばかりだし部屋でゆっくりしましょう（手を止めてまた神田の隣に行けば微笑んで答えて）僕もうのぼせてきました（苦笑いすれば出ますか？と神田に問いかけて）

あぁ、そろそろ出るか（水音を小さくたて、湯から出ると振り向き）ほら（アレンの手を掴み上がる時に転ばないようにと）

ありがとうございますっ（神田の手を握り立ち上がれば浴槽を出て脱衣所へ向かい）気持ちよかった（タオルで拭き着替えながら神田に笑いかけて）

そうだな（隣に立ち自身についた水滴を拭き取り、軽く髪を拭くも髪を乾かすには足らず）…行くぞ（しかしそれには気に止めもせず肩にタオルをかけ、手早く着替えを済ましアレンの方を見て）

はいっ（着替えを済ませれば神田について行き脱衣所を出て）神田の髪、僕が乾かしたい（部屋に向かう途中神田の髪を見ればそう呟いて）

好きにしろ（普段は無造作にそのままにしているのだが、アレンが望むならまぁ、いいと）着いたぞ、これは…（部屋の扉を開け、そこで初めて部屋に見慣れない包みがあることに気づき）

あ、これは…その…神田に似合うかなって（初めて渡すプレゼントに神田が気づけばいきなり恥ずかしく小さく呟いて）

開けて、良いか？（アレンから何かを受け取るのは初めての事で表情には出さないが嬉しく思い、包装を解いて良いか聞き）

はい！もちろんっ（緊張しながらも嬉しそうに頷き微笑んで）

…（丁寧に包装紙とリボンを解き）これは、マフラーか（中から出てきたのはアレンが自身のことを思い、選んでくれたマフラーで）