主/ 2014-12-07 20:59:35 |
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>菖蒲くん
おや優しい。かの樹蛇家の当主が宿敵の心配をするなんて-------まるで、拙僧に帰ってほしいと言わんばかりだねぇ。
(此方を見つけるやいなや、不安そうに心を渦巻かせながらも必死に笑顔を取り繕う相手の姿に愉しそうに口元を吊り上げ。同じ妖である自分が気づかないはずなどないと言うのに、その優しさ故に愚直な彼の考えを暗に指摘するように上記を述べては、ふふ、と口元に手を当て。「そんな畏まらずともいいんだよ?よもや拙僧が大蛇の不在に気づいていないとは思ってないだろうに。安心しろとは言わないけど、此方とて不易な争いはしないよ。だから今日は-----ちょっとした世間話でもしにきたと思ってくれる?そんな物騒なものは必要ないよ」至極愉しそうに述べれば、だからその短刀も仕舞えという意思を伝えて)
>白蓮
------おや、白蓮じゃないか。彼岸での仕事は落ち着いたのかな?
(業火に包まれゆく亡者たち。導くのは簡単なれど、あえてこの手段を取ったのはもはや気まぐれにもほど近く。遠い日には亡者それぞれに見合った道へと導いていた自身がこうなったのはいつ頃だったか。その遠い日に思いを馳せていると聞こえてきた自らの契約者の声。少しばかり彼岸の方へと行っていたようで、雰囲気からして今しがた帰ってきたのだろう。優しく微笑みかければ上記を述べて相手に近づいていき。「ふふ、ありがとう。君は相も変わらず優しくて安心したよ。-----なら、拙僧も風邪を引かないよう帰るとしようかな」路地を引き返す相手に軽く羽を羽ばたかせた後、低めの位置で相手の後ろを飛びながら同じく帰路について)
(/レスありがとうございます! 真面目な白蓮様には申し訳ないくらいの悪戯好きな奴ですが、どうぞよろしくお願いします!)
>黒羽さん
今日だけですよ...私だっていつも優しい訳じゃ、ないですし...
(顔を歪めては少し視線をさ迷わせて呟き、相手の全て見透かされている言葉に息を詰まらせ、一体何をしようと言うのか、しかしどうやら相手も無駄な争いは今は避けているようで。その言葉に少しだけ安心したのか、袖の奥日光短刀を仕舞いこんで腕を前へ戻して。「世間話、ですか......それだけなら許しますが、その木から動かないでください。本殿、私の部屋には結界を張ってあります。例え貴方とて、軽い傷では済みませんよ」少しだけ声を低くして呟けばしかしここで話すのも何だか不思議な気持ちでとりあえず廊下をもし使用人が通る事があれば廊下でなんて不審に思われると考えれば襖を開けて、自室へ。その襖を開けた状態で話すようで、長い文机の前に正座して)
>宵鬼
…どうも何も、お前が運びやすいよう扱ってもらって構わないが。
(どうやら此方の声に気付いてくれたらしい相手が提灯の灯りを揺らしながら近づいてくる姿に安堵したように小さく息をつくと階段の傍まで車輪を転がし。しかしながら暗い江戸の夜に星明かりと薄ぼんやりと辺りを照らす提灯だけでは相手が誰なのか、というところまでは分からなかったらしく、その存在が鬼とも知らず言葉を続け。恐らくは此方に気を遣って運び方など聞いてきたのだと思われる言葉に神社まで行ければ拘ることも特にないらしく緩く首をかしげなから答えると頭上にある輪郭だけ何となく分かる相手の顔を見上げて。)
>鈴懸
運びやすいよう、ねェ…。どンな扱いでも文句言うなよ。
(相手が此方の正体を把握していないとは露知らず、敵相手に随分と呑気な事を言ってのけるものだとその無防備さに半ば呆れたような声色でその言葉を反芻し。口角を上げて不敵に笑み怪しげな言葉を漏らすも、それに反し脳内では相手に負担の掛からない且つ此方の身の安全も確保できる運び方を模索しており。常々思うが自身に比べ相手の身体は遥かに華奢で、乱雑な扱いをすれば簡単に壊れてしまいそうな、そんな雰囲気がある。無論そこまでひ弱でない事は理解しているが丁寧に扱うに越した事は無く、腰を曲げ屈み込むとそっと相手の膝裏と背に手を差し込み軽々と抱き上げ。同性にこんな運び方をされるのは幾らなんでも嫌だろうかとは思うがどんな扱いでも構わないと言ったのは相手である上、背を向ければ何をされるか分かった物ではない為にこれが一番だろうと判断し。序でに神社に着いた時車椅子が無くては不便だろうと膝裏を支えている方の手の人差し指にひょい、と車椅子の持ち手の部分を引っ掛けると平然と階段を上り始め)
>菖蒲くん
-----ふふ、そういうことにしておこうか。
(表情の一端に出てくる感情の数々。そのわかりやすさに何ともイジメがいのあるヤツだと内心嗜虐心を燻られては、しかし相手は自分を狙う一族の長なのだと思い出したように認識すれば適度に引き。「それくらい、拙僧にも分かる。いくら慢心の象徴たる天狗とは言っても、流石に自ら怪我をしに行くほど間抜けじゃあないよ」元より此方の標的に大蛇の家系、ひいては大蛇の存在だってない。あくまで弱みを握っているだけ。当主を狙ったところで自分にはご利益など何一つない。そうは言っても相手には理解されないだろうと大人しく従う意思を見せれば、木の上で寝転がり机の前で正座した相手を見つめ。「菖蒲くん、大蛇----鈴懸くんとは仲良くやってるのかい?」顎を手で支えながら、机に向かう相手を眺めてはふとした疑問を変わらぬ論調で問いかけて)
>宵鬼
頼んだのは俺の方だ、文句など言うものか。…むしろ、お前の運び方は中々快適だ。
(どうしてか理由は分からないものの目の前の相手が笑ったような、そんなことを息遣いからなんとなく感じ取ると膨大すぎる程の知識を有していても生き物の感情への知識はその脳みそに入っていないのか、何故とばかりに眉を寄せながら緩く首を傾げ。その理由を追求する間もなくふわりと持ち上げられた体にそのまま風に乗って頭から落ちてしまいそうになった薄布を軽く手で押さえながら空いた方の片手で相手の肩にそっと掴まると、抱き上げられた直後は少々固かった体を緊張から放ち相手の腕に体を預け。見知らぬ者にこういったことを頼むことは少なくなく時には俵でも担ぐように肩に担がれた経験もあり、それに比べれば大分手厚い対応だと相手に言葉を返せば階段の先、石灯籠の灯りにぼんやりと照された社を見上げて。)
>黒羽さん
貴方に理解力があって良かったですよ。
(どこか馬鹿にされている様に感じてはムスッとした不機嫌そうに顔を顰めるもこれ以上互いに刺激するのは良くないだろうと、今の所落ち着いているので。しかし結界も見破られているのかと思うと、自分の力の無さに嫌気がさして小さく溜息が溢れるが来る気のないのならそれはそれで充分で。横目で、相手が木の上で寝転ぶのを見ては適当に巻物を文机に広げて眺めていれば相手の問にピクッと指が微かに反応して「......その表現だと、答えるのが難しいです。...きっと、彼には無理をさせてしまっているから、好かれてはいないでしょうね」と樹蛇家の始まりである文献の巻物を見下ろし乍眉尻を下げて苦笑を浮かべて)
>鈴懸
ッは、気に入ッて頂けたようで何より。
(相手が怪訝そうな様子で首を傾げているのにも構う事無く笑みをもって受け流し、相手を両手に抱き抱えている事等気にも留めていないような風情で淡々と階段を上がって行き。その言葉と共に此方に身を委ねて来るのを見れば特に抵抗される事も無さそうだと面倒事を避けられた安堵を心中感じつつ、笑みを漏らしてはおどけたような口調で言葉を返してやり。暫くそうして階段を上っていれば漸くそれも終わりを迎え、地面が平らな場所に指先に引っ掛けていた車椅子を置くとそこへ抱き上げた際と同様に壊れ物でも扱うような手付きでそっと相手の身体を降ろしてやり。目的を果たした上相手と僅かながらも言葉を交わした事で気分転換にもなれば本来ならば此処で姿を消してしまうのが最善だとは思うのだが、そうすると相手が後々困るであろう事は目に見えており。となると暫くは此処に居た方が良さそうだと判断し、傍らに控えては声を掛け)
ん、到着。どッか行きてェとこは?
>宵鬼
…御神木の前に行きたい。御神木の前、あの土の上に下ろしてくれないか。
(相手が階段を上りきり漸く拓けた境内を見渡せるようになれば視線だけ動かすようにして辺りを見渡し、その光景に僅かに眉を下げて。懐かしんでいるような、しかし少しだけ寂しさを感じているような複雑な表情のまま下ろされた椅子に腰をすえ、車輪を転がし進みだそうとしたところに相手からの問い掛けが飛び込み。相手も相手で何か用があって神社に訪れたのだとばかり思っていたためその言葉は完全に予想外で、珍しく驚いたようにぱちぱちと見開いた目を何度か瞬かせると顎に指を当てながら境内を再度見渡し。暫くそうしてから境内の中でも特に暗く目立たないような場所にひっそりと佇む御神木を指差すと、車椅子を押してもらいたいのかじっと相手の方を見つめて。)
>鈴懸
…了ォ解。
(相手を車椅子に降ろす間際、ちらりと窺えた表情は薄布に遮られ鮮明には見てとれなかったものの、何と無く察しが付けば何を問うでもなくただ相手の傍らに立っており。此方の問い掛けが意外だったのか、恐らく驚きと言う数多の知識を有している相手には珍しい感情を晒しているのだろうと思えば喉奥で微かに笑み、成程他者の感情には疎いようだと一つの情報を得て。暫しの沈黙の後に返ってきた要求に相手からの視線を受け止めつつ微笑んで応じ、背後に回り込むとゆっくりと車椅子を押して。この状況なら今此処で相手を背後から手に掛ける事等簡単だと言うのに、先程から妙に無防備な相手を見詰め微かに眉を寄せるが、どちらにせよそんな無粋な真似をするつもりは無く提灯の仄暗い明かりを頼りに足元に注意しつつ進み。相手の言う御神木の前まで来るとその先は木の根が這っていて車椅子ではとても進めそうに無く、先程土の上に下ろしてくれ、との要求を受けたと思い出せば再度相手の傍らに立ち問い掛け)
座るか?
! keep二日/キャラリセ五日 !
『狐京家』
! 狐京家当主
! 九尾の狐
『犬飼家』
! 犬飼家当主
! 犬神
『樹蛇家』
! 樹蛇家当主
>4 / 樹蛇菖蒲
! 大蛇
>14 / 鈴懸
『烏丸家』
! 烏丸家当主
>29 / 烏丸白蓮
! 烏天狗
>27 / 黒羽
『四鬼家』
! 四鬼家当主
>18 / 四鬼成羽
! 鬼
>17 / 宵鬼
! 随 時 募 集 中 !
>宵鬼
ーー…寒いな。今、行く。
(相手の顔が暗くて窺えないにしても、そもそもこんな夜更けに同じ神社へ行くことを目的としたものがまさか敵対関係にある存在であるなどという奇跡的な可能性など微塵も考えていないためか警戒はおろか相手よりもどちらかといえば御神木の方に集中を注いでしまっていて。最早途中から相手の存在を忘れてしまったのか、御神木が近づくにつれ表情を歪めていけばぽつりと小さな声で誰に宛てたかも分からない言葉を呟いて。その言葉を呟いてすぐに相手の問いかけに答えを宛てることも忘れ自ら車椅子の肘掛けに体重を掛け体を少し浮かせると、がたんと少々大きな音を立て転がり落ちるような形になりつつ車椅子から地面に下り立ち。そこからずるずると足を引き摺りながら御神木の隆起した根を掻き分けるようにしてその根元まで進んでいけば、その表面をするりとひと撫でしてから体を預けるように木に体を密着させ。)
>all
...冬は嫌な思い出しか蘇りません。
(冬の匂いを風が運んできてはそろそろ雪も降るだろうかと、冬の澄み切った夜空を見上げては白い吐息を吐き出して。樹蛇家、屋敷の奥にある自室のさらに奥、本殿。そこには先祖代々が祀られている最も神聖な場所とされている場所で、神棚に祀られたその遺骨と向き合う形で正座をして座りながら話し掛ける様に呟き。先代の父は目の前で大蛇の牙に貫かれ亡くなって、それを目にしたときから、どこか周りから塞ぎ込むようになってしまった自分に思わず苦笑が浮かんで。一つ、短く息を吐き出しては自分の前に置かれた短刀を見下ろして「何が正しいのか、私の中にある膨大な知識にもその答えなんか無くて、迷ってしまいます─本当、情けない。私はまだまだ、当主として未熟者です」華やかな装束は当主としての証でありながら重みでもあって時折、潰されそうなほど重く感じて、胸に浮かぶ髑髏の刺青はまるで心を侵食しているようで、息苦しさを覚えてしまって仕方なくて。ギュ、とに両手をつき拳を握り締めては俯き顔を歪めては結っていないその長い髪が開け放たれた襖の間から月明かりが照らして)
(/レス蹴りごめんなさい!また新たに絡み文出させてもらいました!駄文ではありますがぜひ絡んでやってください)
>鈴懸
…何か言ッたか…?
(車椅子を緩慢に押しながら頭上を見上げれば寒さ故か明るく輝く月があり、目を細めては再度足元に注意を向けつつか細い溜め息を吐いて。その最中聞き取った確かな声に相手の背へ視線を向けて内容を問うが返答は無く訝しげに眉を寄せ歩みを止めたその時、目の前で腰を浮かせ半ば転げ落ちるようにして車椅子から降りた相手に唖然として目を見開き。直ぐに我に返ると足を引き摺りながら木の傍に這って行く相手へと手を伸ばし「ッおい…!」と声を上げ止めようとするものの、御神木に寄り添うようにして凭れ掛かる姿を見れば一度動きを止めゆっくりとその手を降ろし。相手の過去については然程把握していないが蛇になってしまう程なのだから何かはあるのだろう。邪魔をしてはならないような気がして二度目の溜め息を吐き出しつつ目を伏せるとその場に佇んで月を見上げ)
>樹蛇
…当主ッてのも考えモンだな。
(樹蛇家の敷地内、開け放たれた襖に背を凭れつつ片手には提灯を、もう片方の手は着流しの裾に突っ込んでまるで世間話でもするかのような呑気な口調で呟き。呟きにしては音量調節を誤ってしまったか、この声量では相手にも聞こえてしまったであろうが此方に気付かれたとしても何ら害は無く、視線を上げれば直ぐに視界に映り込む月をぼんやりと眺めて。この当主の性格を全く知らない訳では無い。恐らく相手のような性格であるからこその悩みなのであろうが他の当主がそう思わないと一概には言えず、何やら物憂げな面持ちで月へと向けていた視線を足元に落とし)
(/敵同士、と言う事で色々と無理があるかもしれないと思いつつ絡ませて頂きました…!因みに此方は襖を隔てて外に居ると言う状況です。何やら美しい息子様にこのような愚息では不釣り合いかとも思いましたが、宜しければお相手お願い致します…!!)
>宵鬼さん
......誰かいるのですか。
(眉間に皺を寄せて、伏せた瞼越しに何を思うのか、静かなその空間に響いてくる声を聞けば姿勢を戻して、月明かりに照らされ、襖に人影が出来ているのを見ればいつから居たのか、聞かれてしまった様で小さく問いかけて。使用人か、この部屋に居る時はあまり出入りをするなと言ってある筈だったがしかしそれより情けない所を見られてしまった様で小さく苦笑を浮かべては緩りと立ち上がり、その重い袴を引き摺るようにしてそちらへ近付き「冷えますよ、早く部屋に......─宵鬼、さん...何故、結界、は...」微笑んで除き込むように膝に手をついて見下ろせば相手の姿に驚き。この本殿の結界が何故発動しなかったのか、どうしているのか、疑問が浮かんでは消えていき。しかし気配でここ最近結界が弱くなっていることに気付き、思い出しては頭を抱えて。小さくため息を零してはどこまでも非力だ、なんて自嘲的な笑みを浮かべては再び元の位置に戻りつつ「...何かご用ですか? せっかくですがお茶を出してあげられる程、優しくはないですよ」と背中越しに微かに視線を後ろへ向けながら問い掛けては微笑み、床に置いてあった短刀を拾い上げると袖の奥に仕舞いこんで)
(/いえいえこちらこそ!絡んでいただきありがとうございます!)
>樹蛇
結界、なァ…悪ィ、気付かなかッたわ。
(案の定、己の存在が相手に知れてしまったようで。特に面白くも無さそうに月を見詰める傍ら、此方へ歩み寄って来たらしい相手が己を認識し驚きを露にするのを気配で感じれば喉奥で微かな笑みを漏らし。先程自ら破壊してきたばかりの想像以上に脆かった結界について、まさかあれが相手の力量とは思ってもいないが白々しくも気付かなかった等と宣えば横目で元の位置に戻る相手を流し見つつ口元に浮かべた妖しい笑みを絶やす事無く。「あァ、お構い無く。生憎、人間の嗜好品に興味無ェんだよ」相手の問い掛けには答えず少々ずれた返答をし。無論甘味と酒は除くが。いつの間に提灯を棍棒に変えたのか、一瞬にしてその気配を消すと室内へ侵入し傍らに棍棒を突いて相手の目の前に片膝を突き、半ば覆い被さるようにして距離を一気に縮めると目を細め相手を見下ろし。空いている手の指の背で相手の頬を撫でつつ唇を耳元に寄せて囁き掛け)
…俺が興味あンのはコッチ。
>菖蒲
(/本体にて失礼します。素敵な開始レスに早速からませて頂きたいところなのですが、何分当方少々多忙な身でして、今でさえ宵鬼様に待っていただきながらお相手をさせて頂いているにも関わらず自分の力量以上にお相手を引き受けるのは賢明ではないと感じました。ですのでこちらのトピックでは基本ドッペル無しで、ひいては今回のお相手をご辞退させて頂きたく思います。場所がかみ合い、お相手させて頂ける日を心待ちにしています。)
>宵鬼
…おかえり、"俺達"。迎えに来るのが遅くなった。
(相手の制止の声すらも届いていないのか、まるで何かに憑りつかれでもしたように御神木一点だけを見つめ続ければ、暫くしてぴとりと額を幹に押し付けて。押し付けた瞬間幹から何かが伝わってきたかのように薄布と銀色に煌めく髪がなびくと、その余波が収まる頃にはいつの間にか髪の毛束ひとつひとつが細い無数の蛇の形を取っていて。その蛇のうちの数匹には首から先がなく、二匹程度が額を通して幹に吸い込まれるように色を半透明にすると、辺りにまるで恐れの感情をそのまま空気に込めたようなぞわりとした嫌な雰囲気が体から周囲に撒き散らされ。暫くして髪の毛の根元に当たる部分から順に蛇が色を取り戻していくと、幹から伝わりかつて地中に埋められた呪いの"蛇の首"を取り戻してきたのか完全に色が戻る頃には首のなかった二匹の蛇に首が戻っており。幹から額を離し首の戻った蛇の頭を撫でると、至極嬉しそうに笑みを浮かべながら小さな呟きを漏らして。)
>all
うーん、やっぱり現世の方が心地がいいねぇ。
(亡者たちの心を諭し、三善趣に導いたのが今しがた。すっかり話し込んでしまったこともあり、再び人の世に戻ってきた心地よさは何とも気分の良いもので。小さく笑みを浮かべれば、ある神社の鳥居に降り立ち空を眺めて。随分と肌に寒さがひしひしと伝わる時期になったからか、感傷的になることも多く。どうしたものかと目を伏せては、どこか遠くに思いを馳せて)
(/改めて絡み文を出させて頂きます! 前回絡んでいただけた方はレス蹴りすみません・・・)
>鈴懸
ッ、…
(月を眺める傍ら時折相手の様子を伺い見ていたが、異変に気付いたのはその髪が蛇に変化して行くのを目にした瞬間で。相手は人間ではないのだからそれは然程驚くべき事では無くただその姿に見入っていたが、次の瞬間全身を襲う何とも形容し難い嫌な感覚に目を見開いて身を硬直させ。一体何事なのかと眉を潜めて相手を見詰めていればいつのまにかその感覚も消え失せており、強張らせていた体の力を抜くと細かな部分までは伺い知れないがどうやら蛇に何らかの変化があったようで。相手の表情に初めて目にするような嬉しそうな笑みがあると何を言うでもなくその様子を見詰めており)
>黒羽
(/初めまして!鬼の役を頂きました、宵鬼と申します!黒羽様の素敵な絡み文に絡ませて頂きたい気持ちで一杯なのですが、既に鈴懸様と樹蛇様のお二方にお相手をして頂いていると言う状況ですので、また機会がありましたら是非とも絡ませて頂きたく思います!その折には何卒宜しくお願い致しますっ)
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