呪いと結ばれた運命でも─【ML/人数制限有】

呪いと結ばれた運命でも─【ML/人数制限有】

主/  2014-12-07 20:59:35 
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─古来より【呪い】の運命を背負う家系が五つ存している─

─九尾、犬神、大蛇、烏天狗、鬼の所謂、妖と呼ばれる類の者と契約し、それぞれの【呪い】の運命と、それぞれの【想い】の為に戦うのだ─


>1 世界観
>2 ルール
>3 募集
>4 主pf

暫しレス禁止

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  • No.29 by 匿名さん  2014-12-12 17:13:52 

名前/烏丸 白蓮(からすま びゃくれん)
年齢/20
身長/176cm
武器/刀の入った仕込み錫杖

容姿/亡者と見紛うような血色の悪い肌、艶のない白髪とどこか不気味な風貌の青年。前髪は真ん中で分け、襟足と共に耳の少し下で整えている。涼しげなつり目には瞳孔を囲むように赤い輪が浮かび上がっており、瞳の色を黒とも茜色ともつかぬ色合いに見せる。黒地に観世水と白蓮の模様が入った着流しを家の習わしで左前に纏い、手には手甲と錫杖、頭に深々と笠を被るのが外出時の服装。

性格/異様な風貌に似合わず礼儀をわきまえた常識人。たとえ敵対する相手であっても年上には敬語を使う。幼い頃から見てきたものの影響か厳しい表情が多く、年相応に笑うことは稀。悪と見なした者には容赦しない厳格さを持ち、また鳥天狗や烏丸一族を「善」と言い切る独善的な面も。
ある程度は”烏丸家当主”として振る舞っている性格のようで、素は短気で感情的と年相応。

備考/烏丸家十九代目当主。先代の父は多くの亡者を導いた結果六道へ身を堕とし、白蓮が幼くして当主の座を継ぐ。今では慣れたが初めて六道を目にした際の恐怖は大きく、本来黒かった髪が一夜にして真っ白になってしまったほど。烏丸一族ではよくあることで”白鴉”という渾名もついている現象。
他の一族と争うことを虚しいと感じつつ、師のように敬っている烏天狗と悪を滅するという志のもと刀を抜く。
自身の名前を仰々しいと嫌っており、家の者や親しい相手には「蓮」と呼ばせたがっている。が、そもそも親しい相手がいない。

(/>7 の者です。連絡もなく遅れてしまい申し訳ありません。まだ希望者の方がいらっしゃらなければ参加させて頂きたいのですがよろしいでしょうか?ご迷惑をおかけしてすみません)

  • No.30 by 宵鬼  2014-12-12 22:32:33 


>all

冷えンな…。
(冬に近付いて来たと言うべきか、現に今は冬なのか。寒さ等言葉にする程感じていないのだが人間からしてみればこの季節は身体を冷やすのには十分な冷たさなのだろう。提灯、基その姿へ変えた棍棒を片手に夜の散歩がてら近所の神社へと続く長い階段をゆったりとした歩みで上りながら、ぼんやりとそんな事を考えては白い息とともにぽつりと言葉を吐き出し。人間と言う物は想像以上にか弱く脆い。今日は一日見掛けていない主人の身が案じられるが望まれない限り傍へ行く道理も無く、微かに物憂げな表情で黙々と歩みを進め)

(/いよいよトピ始動と言う事で、早速絡み文を提出させて頂きます…!皆様初めまして、鬼の役を受けさせて頂いた宵鬼と申します!!可愛げの無い奴ですが何卒宜しくお願い致しますっ。
ところで勝手に居場所を神社としてしまったのですが、宜しかったでしょうか…?何か問題が御座いましたら直ぐに絡み文を作り直しますのでお手数ですがご指摘願います!)

  • No.31 by 鈴懸  2014-12-13 01:49:56 

>all(宵鬼)
ーー…これでは先に進めない、か…。
(人に呪いを掛け半ば仕えるような形になったとしても時には息抜きのように彼等の目を忍んでひとりの時を過ごしたくなるのか、夜中家の者には何も告げないまま屋敷を抜け出しからからと音を立てる車輪を転がしながら車椅子にて夜の江戸を散策し。そんな中偶然見つけた神社とおぼしきその場の名前を記した石碑に目を細め小さく呟くと、興味は沸いたもののどうにも登っていけない目の前の長い階段に表情をわずかに曇らせ。「…そこの、手を貸してはくれないか?」どうしたものかと思案していたところ暗闇の先にぼんやりと灯る提灯の灯りを見つけにい、と口角を上げれば緩く手招きをしながらその提灯の持ち主へと声を掛けて。)

(/参加許可ありがとうございました!一先ず先にレスを投下されていた宵鬼様に絡みつつallに近いレスを続けさせて頂きました。まだまだレスも未熟者でご迷惑など掛けてしまうこともあるかと思われますが、これからどうぞよろしくお願いいたします!)

  • No.32 by 宵鬼  2014-12-13 06:54:52 


>鈴懸

…あァ、構わねェよ。
(実を言うと神社と言う場所はあまり好まない。その所為か足取りも大分ゆったりとしている為に先程から然して進んでおらず、それでも立ち止まらないまま一段一段上っており。そんな中背後より声が聞こえ歩みを止めて振り返れば暗闇に慣れつつある目で確認できる限りその者は此方に手招きをしているようで。こんな時間に一人で神社等珍しいものだ、と自らの立場を棚に上げて考えつつ小さく頷くと上りよりも幾分か早めた足取りで階段を降り。恐らく相手は自分が誰だか気付いているだろうと勝手に仮定しわざわざお互いの立場を確認するなんて野暮な事はせず、提灯を腰に挿すとどうしたものかと暫し相手を見詰め。何分足の悪い者の手助けは過去にもあまり経験が無く、これは本人の意思に従うが早いだろうとゆるりと首を傾げて問い掛け)
…どうすりゃァ良い?

(/絡んで頂きありがとうございます!未熟だなんて、語彙力の窺えるロルが羨ましいです…。此方こそ、読み難いロルで何かと不便をお掛けするかと思いますが、努力して参りますので温かい目で見守ってやってくださいませ…!
雰囲気のある素敵な息子様に絡んで頂け勝手に興奮気味な本体です()一応立場としては敵同士ですが、仲良くさせて頂きたい所存で…。何卒宜しくお願い致します!)

  • No.33 by 主/  2014-12-13 09:54:05 



(/>24通りすがり様
犬神キープ把握いたしました。)


(/>25匿名様
狐京家当主把握いたしました。)


(/>27匿名さん様
素敵な烏天狗のpf有り難う御座いました!不備等ございませんので、絡み文投稿お願い致します)


(/>29匿名さん様
烏丸家当主、pf提出ありがとうございます。期限は過ぎておりますが、まだ他にキープいませんので、大丈夫です。不備等もございません。絡み文投稿お願い致します)


(/>28通行人さん様
狐京家当主キープはもうありますので、申し訳御座いませんが他の役職でお願い致します)



(/場面設定としては江戸ですので、江戸っぽかったら大丈夫です←もちろん、オリジナルを加えても構いません!)

  • No.34 by 主/  2014-12-13 10:24:00 


▽キープ二日、リセ五日▽

『狐京家』
△狐京家当主
→キープ済み

△九尾の狐


-----


『犬飼家』
△犬飼家当主


△犬神
→キープ済み


-----


『樹蛇家』
△樹蛇家当主
>4 / 樹蛇菖蒲


△大蛇
>14 / 鈴懸


-----


『烏丸家』
△烏丸家当主
>29 / 烏丸白蓮


△烏天狗
>27 / 黒羽


-----


『四鬼家』
△四鬼家当主
>18 / 四鬼成羽

△鬼
>17 / 宵鬼




随 時 募 集 中

  • No.35 by 樹蛇菖蒲  2014-12-13 10:52:24 

>all


―――寒い、寒い。早く帰りたい。
(月は気付けば師走で、風から微かに雪の匂いが鼻につけばすん、と鼻を動かしては袴の上に着た羽織りを羽織り直して白い息を吐き出して。うねる長い髪を揺らしながら、行きつけの呉服店での買い物を済ませてはその荷物を両手で抱えながら家路を急いで。しかし途中で野蛮な輩が女性へ絡んでいるのを見ては眉を潜めて、何か声を掛けて助けられればと思うが自分にそこまで強さがあるのか、と踏みとどまって。「・・・・・・あ、あの。そこの、女は、困っているようですので、止めてあげれば・・・・・・と、思うんですが」歯切れも悪くなんとも説得力のない助け舟になってしまっては情けない、と眉を下げてはどうやら矢先はこちらに変更されたようで、昔から少し気にしてた、女のような容姿故にややこしいことが多かったがまさかここでもか、と泣きそうになり。ぎゅ、と荷物を抱えては意を決して女の手を握れば勢いよく引っ張りそのまま走り出して。袴だが重い装束で少し走っただけで息が上がり、とりあえず逃げ切れば丁度女の家が近かったようで、そのまま送れば顔を歪めて溜息を溢して。弱いな、なんて男して恥ずかしいと眉をさらに下げては静かに屋敷へと戻り)



(/長々とすいません。駄文ではありますが絡んでいただけると幸いです)

  • No.36 by 黒羽  2014-12-13 11:42:58 

>all

-------さあ、今宵導かれるは何処の魂かな?
(師走の江戸は寒く。夕時は元より人影が少ないが、この時期の人は忙しく動き気づけばこの時間に人の姿はほとんど無くなる。まばらな人の中に、反して紛れ込みやすいのは亡者たちの姿。いつの間にやら人気のなくなった路地には、人がいなくなるのを待っていたかのように亡者たちがいる。そのすぐ傍、黒い羽を散らしながら廃屋の屋根に降り立ち上記を述べればニヤリと悪戯な笑みを浮かべ。それと同時に錫杖を鳴らすと、瞬く間に業火は亡者たちを包み込み。「おやすみ、亡者たち」そう告げては燃えゆくその様を屋根に座りながら眺めていて)

(/参加許可ありがとうございます! 何かと癪に障るやつですが、どうぞよろしくお願いします!)

  • No.37 by 樹蛇菖蒲  2014-12-13 14:20:19 

>all


ただいま......ん? 嗚呼、外に出ているんですね、分かりました。
(惨めに泣きながら帰る姿はまるで子供のようだがいつまでも泣いてなどいられず、涙を拭えば家の屋敷に着いて出迎える使用人に仕立ててもらった着物を預けていれば、他の使用人に話し掛けられてはどうやら契約している妖、大蛇の鈴懸が一人で外に出たという知らせで。あの押し車なのに一人で大丈夫なのかと心配になるも、一人になりたい時間もあるのだろうととりあえず微笑んでは頷き、羽織りを使用人に持たせて「仕事をするから...一人にしてください」と告げては一人屋敷の奥にある自室へと向かい)

  • No.38 by 黒羽  2014-12-13 14:32:50 

>菖蒲くん

あれあれー?なぁんだ、ご当主くんしかいないのかぁー。
(亡者を導いた帰り道。何気なく空を飛んでいると見えてきたのは自らの命を狙う樹蛇家の邸宅。日頃なら絶対に近づかない場所だが、その中の気配に自分を付け狙う大蛇がいないことに気づき。珍しいこともあるものだと楽しそうに笑みを浮べれば、ゆっくりと邸宅まで降りていき。そこで見つけた相手に上記を投げ掛ければ、ゆっくりと木の上に降り立って)

(/絡ませて頂きました! なんとも失礼なやつですが、よろしくお願いします!)

  • No.39 by 樹蛇菖蒲  2014-12-13 14:47:26 

>黒羽さん


......─っ、黒羽、さん...
(長い廊下、使用人を下げさせて静かなその中で、庭に視線を向けつつ、自室の襖を開けようとするが不意に声が聞こえては驚いたように振り返り。木の枝に止まる烏天狗、烏丸家の妖、黒羽の姿を見ては眉を下げて。今、鈴懸のいない状態で妖である相手とぶつかり合う事があれば、自分諸共、大切な使用人も巻き込まれてしまう。それだけは避けたくて、体内を巡る血でいざとなれば少しは時間を稼げるかもしれないと色々思考を巡らせて「鈴懸、は...居ますよ。貴方が来たのを知れば直ぐに首を取りに来るでしょうね。退散した方が身のためでは...?」きっと相手には見え切っているだろうが、不在だと明かしたらどうなるか、相手の言葉に居ないことは分かっているが少しでもと、引き攣った笑みを浮かべつつ告げては腕を後ろに回して静かに袖から短刀を取り出して)


(/いえいえ! こちらこそ駄文ではありますがよろしくおねがいします)

  • No.40 by 烏丸 白蓮  2014-12-13 15:00:31 

>all(黒羽)

これは、夜が更ければひと雪来そうだな。
(刺すような、とはいかないまでもじんわりと身にしみる寒さに帰路を急いで。己が彼岸にあれやこれやと首を突っ込んでいる間に現世はすっかり冬めいている。置いてけぼりをくらったような感傷に浸りつつ、人気のない道を選んで歩けばふと感じる亡者の気配。遠目に見たところ悪霊と呼ばれる類いのものではないようだ。三善道のいずれかに導いてやれるか、そう思った矢先眼前に広がる業火と舞い散る黒い羽。「……そこにいたのか、黒羽」山伏姿の相手を物言いたげな目で見上げるが、齢20ぽっちの己と長らく亡者を導いてきた彼の判断とどちらが正しいか、そう考えると後者と言わざるを得ず「……今宵は冷える。その成りでは妖といえど風邪を引くぞ」露出した肩をちらと見やり、固い口調のまま帰宅を促し自分も路地を引き返して)

(/許可ありがとうございます!ドッペルは2人までokということですが、ひとまず黒羽様へのレス含めall文を出させていただきます。何かミスがありましたらすぐご指摘ください。皆様よろしくお願いします!)

  • No.41 by 黒羽  2014-12-13 15:28:27 

>菖蒲くん

おや優しい。かの樹蛇家の当主が宿敵の心配をするなんて-------まるで、拙僧に帰ってほしいと言わんばかりだねぇ。
(此方を見つけるやいなや、不安そうに心を渦巻かせながらも必死に笑顔を取り繕う相手の姿に愉しそうに口元を吊り上げ。同じ妖である自分が気づかないはずなどないと言うのに、その優しさ故に愚直な彼の考えを暗に指摘するように上記を述べては、ふふ、と口元に手を当て。「そんな畏まらずともいいんだよ?よもや拙僧が大蛇の不在に気づいていないとは思ってないだろうに。安心しろとは言わないけど、此方とて不易な争いはしないよ。だから今日は-----ちょっとした世間話でもしにきたと思ってくれる?そんな物騒なものは必要ないよ」至極愉しそうに述べれば、だからその短刀も仕舞えという意思を伝えて)

>白蓮

------おや、白蓮じゃないか。彼岸での仕事は落ち着いたのかな?
(業火に包まれゆく亡者たち。導くのは簡単なれど、あえてこの手段を取ったのはもはや気まぐれにもほど近く。遠い日には亡者それぞれに見合った道へと導いていた自身がこうなったのはいつ頃だったか。その遠い日に思いを馳せていると聞こえてきた自らの契約者の声。少しばかり彼岸の方へと行っていたようで、雰囲気からして今しがた帰ってきたのだろう。優しく微笑みかければ上記を述べて相手に近づいていき。「ふふ、ありがとう。君は相も変わらず優しくて安心したよ。-----なら、拙僧も風邪を引かないよう帰るとしようかな」路地を引き返す相手に軽く羽を羽ばたかせた後、低めの位置で相手の後ろを飛びながら同じく帰路について)

(/レスありがとうございます! 真面目な白蓮様には申し訳ないくらいの悪戯好きな奴ですが、どうぞよろしくお願いします!)

  • No.42 by 樹蛇菖蒲  2014-12-13 15:54:43 

>黒羽さん


今日だけですよ...私だっていつも優しい訳じゃ、ないですし...
(顔を歪めては少し視線をさ迷わせて呟き、相手の全て見透かされている言葉に息を詰まらせ、一体何をしようと言うのか、しかしどうやら相手も無駄な争いは今は避けているようで。その言葉に少しだけ安心したのか、袖の奥日光短刀を仕舞いこんで腕を前へ戻して。「世間話、ですか......それだけなら許しますが、その木から動かないでください。本殿、私の部屋には結界を張ってあります。例え貴方とて、軽い傷では済みませんよ」少しだけ声を低くして呟けばしかしここで話すのも何だか不思議な気持ちでとりあえず廊下をもし使用人が通る事があれば廊下でなんて不審に思われると考えれば襖を開けて、自室へ。その襖を開けた状態で話すようで、長い文机の前に正座して)

  • No.43 by 鈴懸  2014-12-13 18:57:11 

>宵鬼
…どうも何も、お前が運びやすいよう扱ってもらって構わないが。
(どうやら此方の声に気付いてくれたらしい相手が提灯の灯りを揺らしながら近づいてくる姿に安堵したように小さく息をつくと階段の傍まで車輪を転がし。しかしながら暗い江戸の夜に星明かりと薄ぼんやりと辺りを照らす提灯だけでは相手が誰なのか、というところまでは分からなかったらしく、その存在が鬼とも知らず言葉を続け。恐らくは此方に気を遣って運び方など聞いてきたのだと思われる言葉に神社まで行ければ拘ることも特にないらしく緩く首をかしげなから答えると頭上にある輪郭だけ何となく分かる相手の顔を見上げて。)

  • No.44 by 宵鬼  2014-12-13 19:41:14 


>鈴懸

運びやすいよう、ねェ…。どンな扱いでも文句言うなよ。
(相手が此方の正体を把握していないとは露知らず、敵相手に随分と呑気な事を言ってのけるものだとその無防備さに半ば呆れたような声色でその言葉を反芻し。口角を上げて不敵に笑み怪しげな言葉を漏らすも、それに反し脳内では相手に負担の掛からない且つ此方の身の安全も確保できる運び方を模索しており。常々思うが自身に比べ相手の身体は遥かに華奢で、乱雑な扱いをすれば簡単に壊れてしまいそうな、そんな雰囲気がある。無論そこまでひ弱でない事は理解しているが丁寧に扱うに越した事は無く、腰を曲げ屈み込むとそっと相手の膝裏と背に手を差し込み軽々と抱き上げ。同性にこんな運び方をされるのは幾らなんでも嫌だろうかとは思うがどんな扱いでも構わないと言ったのは相手である上、背を向ければ何をされるか分かった物ではない為にこれが一番だろうと判断し。序でに神社に着いた時車椅子が無くては不便だろうと膝裏を支えている方の手の人差し指にひょい、と車椅子の持ち手の部分を引っ掛けると平然と階段を上り始め)

  • No.45 by 黒羽  2014-12-13 20:38:18 

>菖蒲くん

-----ふふ、そういうことにしておこうか。
(表情の一端に出てくる感情の数々。そのわかりやすさに何ともイジメがいのあるヤツだと内心嗜虐心を燻られては、しかし相手は自分を狙う一族の長なのだと思い出したように認識すれば適度に引き。「それくらい、拙僧にも分かる。いくら慢心の象徴たる天狗とは言っても、流石に自ら怪我をしに行くほど間抜けじゃあないよ」元より此方の標的に大蛇の家系、ひいては大蛇の存在だってない。あくまで弱みを握っているだけ。当主を狙ったところで自分にはご利益など何一つない。そうは言っても相手には理解されないだろうと大人しく従う意思を見せれば、木の上で寝転がり机の前で正座した相手を見つめ。「菖蒲くん、大蛇----鈴懸くんとは仲良くやってるのかい?」顎を手で支えながら、机に向かう相手を眺めてはふとした疑問を変わらぬ論調で問いかけて)

  • No.46 by 鈴懸  2014-12-13 20:43:24 

>宵鬼
頼んだのは俺の方だ、文句など言うものか。…むしろ、お前の運び方は中々快適だ。
(どうしてか理由は分からないものの目の前の相手が笑ったような、そんなことを息遣いからなんとなく感じ取ると膨大すぎる程の知識を有していても生き物の感情への知識はその脳みそに入っていないのか、何故とばかりに眉を寄せながら緩く首を傾げ。その理由を追求する間もなくふわりと持ち上げられた体にそのまま風に乗って頭から落ちてしまいそうになった薄布を軽く手で押さえながら空いた方の片手で相手の肩にそっと掴まると、抱き上げられた直後は少々固かった体を緊張から放ち相手の腕に体を預け。見知らぬ者にこういったことを頼むことは少なくなく時には俵でも担ぐように肩に担がれた経験もあり、それに比べれば大分手厚い対応だと相手に言葉を返せば階段の先、石灯籠の灯りにぼんやりと照された社を見上げて。)

  • No.47 by 樹蛇菖蒲  2014-12-13 21:17:56 

>黒羽さん


貴方に理解力があって良かったですよ。
(どこか馬鹿にされている様に感じてはムスッとした不機嫌そうに顔を顰めるもこれ以上互いに刺激するのは良くないだろうと、今の所落ち着いているので。しかし結界も見破られているのかと思うと、自分の力の無さに嫌気がさして小さく溜息が溢れるが来る気のないのならそれはそれで充分で。横目で、相手が木の上で寝転ぶのを見ては適当に巻物を文机に広げて眺めていれば相手の問にピクッと指が微かに反応して「......その表現だと、答えるのが難しいです。...きっと、彼には無理をさせてしまっているから、好かれてはいないでしょうね」と樹蛇家の始まりである文献の巻物を見下ろし乍眉尻を下げて苦笑を浮かべて)

  • No.48 by 宵鬼  2014-12-13 21:42:55 


>鈴懸

ッは、気に入ッて頂けたようで何より。
(相手が怪訝そうな様子で首を傾げているのにも構う事無く笑みをもって受け流し、相手を両手に抱き抱えている事等気にも留めていないような風情で淡々と階段を上がって行き。その言葉と共に此方に身を委ねて来るのを見れば特に抵抗される事も無さそうだと面倒事を避けられた安堵を心中感じつつ、笑みを漏らしてはおどけたような口調で言葉を返してやり。暫くそうして階段を上っていれば漸くそれも終わりを迎え、地面が平らな場所に指先に引っ掛けていた車椅子を置くとそこへ抱き上げた際と同様に壊れ物でも扱うような手付きでそっと相手の身体を降ろしてやり。目的を果たした上相手と僅かながらも言葉を交わした事で気分転換にもなれば本来ならば此処で姿を消してしまうのが最善だとは思うのだが、そうすると相手が後々困るであろう事は目に見えており。となると暫くは此処に居た方が良さそうだと判断し、傍らに控えては声を掛け)
ん、到着。どッか行きてェとこは?

  • No.49 by 鈴懸  2014-12-13 22:22:50 

>宵鬼
…御神木の前に行きたい。御神木の前、あの土の上に下ろしてくれないか。
(相手が階段を上りきり漸く拓けた境内を見渡せるようになれば視線だけ動かすようにして辺りを見渡し、その光景に僅かに眉を下げて。懐かしんでいるような、しかし少しだけ寂しさを感じているような複雑な表情のまま下ろされた椅子に腰をすえ、車輪を転がし進みだそうとしたところに相手からの問い掛けが飛び込み。相手も相手で何か用があって神社に訪れたのだとばかり思っていたためその言葉は完全に予想外で、珍しく驚いたようにぱちぱちと見開いた目を何度か瞬かせると顎に指を当てながら境内を再度見渡し。暫くそうしてから境内の中でも特に暗く目立たないような場所にひっそりと佇む御神木を指差すと、車椅子を押してもらいたいのかじっと相手の方を見つめて。)

  • No.50 by 宵鬼  2014-12-14 08:38:17 


>鈴懸

…了ォ解。
(相手を車椅子に降ろす間際、ちらりと窺えた表情は薄布に遮られ鮮明には見てとれなかったものの、何と無く察しが付けば何を問うでもなくただ相手の傍らに立っており。此方の問い掛けが意外だったのか、恐らく驚きと言う数多の知識を有している相手には珍しい感情を晒しているのだろうと思えば喉奥で微かに笑み、成程他者の感情には疎いようだと一つの情報を得て。暫しの沈黙の後に返ってきた要求に相手からの視線を受け止めつつ微笑んで応じ、背後に回り込むとゆっくりと車椅子を押して。この状況なら今此処で相手を背後から手に掛ける事等簡単だと言うのに、先程から妙に無防備な相手を見詰め微かに眉を寄せるが、どちらにせよそんな無粋な真似をするつもりは無く提灯の仄暗い明かりを頼りに足元に注意しつつ進み。相手の言う御神木の前まで来るとその先は木の根が這っていて車椅子ではとても進めそうに無く、先程土の上に下ろしてくれ、との要求を受けたと思い出せば再度相手の傍らに立ち問い掛け)
座るか?

  • No.51 by 主/  2014-12-14 17:56:59 




(/keep期限過ぎてなお連絡がないので、狐京家当主、犬神のkeepを解除させていただきます。
キャラ、随時募集中です!)

  • No.52 by 主/  2014-12-14 18:10:56 

 ! keep二日/キャラリセ五日 !

『狐京家』
! 狐京家当主

! 九尾の狐

『犬飼家』
! 犬飼家当主

! 犬神

『樹蛇家』
! 樹蛇家当主
>4 / 樹蛇菖蒲

! 大蛇
>14 / 鈴懸

『烏丸家』
! 烏丸家当主
>29 / 烏丸白蓮

! 烏天狗
>27 / 黒羽

『四鬼家』
! 四鬼家当主
>18 / 四鬼成羽

! 鬼
>17 / 宵鬼


! 随 時 募 集 中 !

  • No.53 by 鈴懸  2014-12-14 21:53:33 

>宵鬼
ーー…寒いな。今、行く。
(相手の顔が暗くて窺えないにしても、そもそもこんな夜更けに同じ神社へ行くことを目的としたものがまさか敵対関係にある存在であるなどという奇跡的な可能性など微塵も考えていないためか警戒はおろか相手よりもどちらかといえば御神木の方に集中を注いでしまっていて。最早途中から相手の存在を忘れてしまったのか、御神木が近づくにつれ表情を歪めていけばぽつりと小さな声で誰に宛てたかも分からない言葉を呟いて。その言葉を呟いてすぐに相手の問いかけに答えを宛てることも忘れ自ら車椅子の肘掛けに体重を掛け体を少し浮かせると、がたんと少々大きな音を立て転がり落ちるような形になりつつ車椅子から地面に下り立ち。そこからずるずると足を引き摺りながら御神木の隆起した根を掻き分けるようにしてその根元まで進んでいけば、その表面をするりとひと撫でしてから体を預けるように木に体を密着させ。)

  • No.54 by 樹蛇菖蒲  2014-12-14 22:11:28 

>all


...冬は嫌な思い出しか蘇りません。
(冬の匂いを風が運んできてはそろそろ雪も降るだろうかと、冬の澄み切った夜空を見上げては白い吐息を吐き出して。樹蛇家、屋敷の奥にある自室のさらに奥、本殿。そこには先祖代々が祀られている最も神聖な場所とされている場所で、神棚に祀られたその遺骨と向き合う形で正座をして座りながら話し掛ける様に呟き。先代の父は目の前で大蛇の牙に貫かれ亡くなって、それを目にしたときから、どこか周りから塞ぎ込むようになってしまった自分に思わず苦笑が浮かんで。一つ、短く息を吐き出しては自分の前に置かれた短刀を見下ろして「何が正しいのか、私の中にある膨大な知識にもその答えなんか無くて、迷ってしまいます─本当、情けない。私はまだまだ、当主として未熟者です」華やかな装束は当主としての証でありながら重みでもあって時折、潰されそうなほど重く感じて、胸に浮かぶ髑髏の刺青はまるで心を侵食しているようで、息苦しさを覚えてしまって仕方なくて。ギュ、とに両手をつき拳を握り締めては俯き顔を歪めては結っていないその長い髪が開け放たれた襖の間から月明かりが照らして)


(/レス蹴りごめんなさい!また新たに絡み文出させてもらいました!駄文ではありますがぜひ絡んでやってください)

  • No.55 by 宵鬼  2014-12-14 22:40:47 


>鈴懸

…何か言ッたか…?
(車椅子を緩慢に押しながら頭上を見上げれば寒さ故か明るく輝く月があり、目を細めては再度足元に注意を向けつつか細い溜め息を吐いて。その最中聞き取った確かな声に相手の背へ視線を向けて内容を問うが返答は無く訝しげに眉を寄せ歩みを止めたその時、目の前で腰を浮かせ半ば転げ落ちるようにして車椅子から降りた相手に唖然として目を見開き。直ぐに我に返ると足を引き摺りながら木の傍に這って行く相手へと手を伸ばし「ッおい…!」と声を上げ止めようとするものの、御神木に寄り添うようにして凭れ掛かる姿を見れば一度動きを止めゆっくりとその手を降ろし。相手の過去については然程把握していないが蛇になってしまう程なのだから何かはあるのだろう。邪魔をしてはならないような気がして二度目の溜め息を吐き出しつつ目を伏せるとその場に佇んで月を見上げ)


>樹蛇

…当主ッてのも考えモンだな。
(樹蛇家の敷地内、開け放たれた襖に背を凭れつつ片手には提灯を、もう片方の手は着流しの裾に突っ込んでまるで世間話でもするかのような呑気な口調で呟き。呟きにしては音量調節を誤ってしまったか、この声量では相手にも聞こえてしまったであろうが此方に気付かれたとしても何ら害は無く、視線を上げれば直ぐに視界に映り込む月をぼんやりと眺めて。この当主の性格を全く知らない訳では無い。恐らく相手のような性格であるからこその悩みなのであろうが他の当主がそう思わないと一概には言えず、何やら物憂げな面持ちで月へと向けていた視線を足元に落とし)

(/敵同士、と言う事で色々と無理があるかもしれないと思いつつ絡ませて頂きました…!因みに此方は襖を隔てて外に居ると言う状況です。何やら美しい息子様にこのような愚息では不釣り合いかとも思いましたが、宜しければお相手お願い致します…!!)

  • No.56 by 樹蛇菖蒲  2014-12-14 23:28:04 

>宵鬼さん


......誰かいるのですか。
(眉間に皺を寄せて、伏せた瞼越しに何を思うのか、静かなその空間に響いてくる声を聞けば姿勢を戻して、月明かりに照らされ、襖に人影が出来ているのを見ればいつから居たのか、聞かれてしまった様で小さく問いかけて。使用人か、この部屋に居る時はあまり出入りをするなと言ってある筈だったがしかしそれより情けない所を見られてしまった様で小さく苦笑を浮かべては緩りと立ち上がり、その重い袴を引き摺るようにしてそちらへ近付き「冷えますよ、早く部屋に......─宵鬼、さん...何故、結界、は...」微笑んで除き込むように膝に手をついて見下ろせば相手の姿に驚き。この本殿の結界が何故発動しなかったのか、どうしているのか、疑問が浮かんでは消えていき。しかし気配でここ最近結界が弱くなっていることに気付き、思い出しては頭を抱えて。小さくため息を零してはどこまでも非力だ、なんて自嘲的な笑みを浮かべては再び元の位置に戻りつつ「...何かご用ですか? せっかくですがお茶を出してあげられる程、優しくはないですよ」と背中越しに微かに視線を後ろへ向けながら問い掛けては微笑み、床に置いてあった短刀を拾い上げると袖の奥に仕舞いこんで)


(/いえいえこちらこそ!絡んでいただきありがとうございます!)

  • No.57 by 宵鬼  2014-12-15 00:02:30 


>樹蛇

結界、なァ…悪ィ、気付かなかッたわ。
(案の定、己の存在が相手に知れてしまったようで。特に面白くも無さそうに月を見詰める傍ら、此方へ歩み寄って来たらしい相手が己を認識し驚きを露にするのを気配で感じれば喉奥で微かな笑みを漏らし。先程自ら破壊してきたばかりの想像以上に脆かった結界について、まさかあれが相手の力量とは思ってもいないが白々しくも気付かなかった等と宣えば横目で元の位置に戻る相手を流し見つつ口元に浮かべた妖しい笑みを絶やす事無く。「あァ、お構い無く。生憎、人間の嗜好品に興味無ェんだよ」相手の問い掛けには答えず少々ずれた返答をし。無論甘味と酒は除くが。いつの間に提灯を棍棒に変えたのか、一瞬にしてその気配を消すと室内へ侵入し傍らに棍棒を突いて相手の目の前に片膝を突き、半ば覆い被さるようにして距離を一気に縮めると目を細め相手を見下ろし。空いている手の指の背で相手の頬を撫でつつ唇を耳元に寄せて囁き掛け)
…俺が興味あンのはコッチ。

  • No.58 by 鈴懸  2014-12-15 00:11:44 

>菖蒲
(/本体にて失礼します。素敵な開始レスに早速からませて頂きたいところなのですが、何分当方少々多忙な身でして、今でさえ宵鬼様に待っていただきながらお相手をさせて頂いているにも関わらず自分の力量以上にお相手を引き受けるのは賢明ではないと感じました。ですのでこちらのトピックでは基本ドッペル無しで、ひいては今回のお相手をご辞退させて頂きたく思います。場所がかみ合い、お相手させて頂ける日を心待ちにしています。)

>宵鬼
…おかえり、"俺達"。迎えに来るのが遅くなった。
(相手の制止の声すらも届いていないのか、まるで何かに憑りつかれでもしたように御神木一点だけを見つめ続ければ、暫くしてぴとりと額を幹に押し付けて。押し付けた瞬間幹から何かが伝わってきたかのように薄布と銀色に煌めく髪がなびくと、その余波が収まる頃にはいつの間にか髪の毛束ひとつひとつが細い無数の蛇の形を取っていて。その蛇のうちの数匹には首から先がなく、二匹程度が額を通して幹に吸い込まれるように色を半透明にすると、辺りにまるで恐れの感情をそのまま空気に込めたようなぞわりとした嫌な雰囲気が体から周囲に撒き散らされ。暫くして髪の毛の根元に当たる部分から順に蛇が色を取り戻していくと、幹から伝わりかつて地中に埋められた呪いの"蛇の首"を取り戻してきたのか完全に色が戻る頃には首のなかった二匹の蛇に首が戻っており。幹から額を離し首の戻った蛇の頭を撫でると、至極嬉しそうに笑みを浮かべながら小さな呟きを漏らして。)

  • No.59 by 黒羽  2014-12-15 00:25:37 

>all

うーん、やっぱり現世の方が心地がいいねぇ。
(亡者たちの心を諭し、三善趣に導いたのが今しがた。すっかり話し込んでしまったこともあり、再び人の世に戻ってきた心地よさは何とも気分の良いもので。小さく笑みを浮かべれば、ある神社の鳥居に降り立ち空を眺めて。随分と肌に寒さがひしひしと伝わる時期になったからか、感傷的になることも多く。どうしたものかと目を伏せては、どこか遠くに思いを馳せて)

(/改めて絡み文を出させて頂きます! 前回絡んでいただけた方はレス蹴りすみません・・・)

  • No.60 by 宵鬼  2014-12-15 01:00:37 


>鈴懸

ッ、…
(月を眺める傍ら時折相手の様子を伺い見ていたが、異変に気付いたのはその髪が蛇に変化して行くのを目にした瞬間で。相手は人間ではないのだからそれは然程驚くべき事では無くただその姿に見入っていたが、次の瞬間全身を襲う何とも形容し難い嫌な感覚に目を見開いて身を硬直させ。一体何事なのかと眉を潜めて相手を見詰めていればいつのまにかその感覚も消え失せており、強張らせていた体の力を抜くと細かな部分までは伺い知れないがどうやら蛇に何らかの変化があったようで。相手の表情に初めて目にするような嬉しそうな笑みがあると何を言うでもなくその様子を見詰めており)


>黒羽

(/初めまして!鬼の役を頂きました、宵鬼と申します!黒羽様の素敵な絡み文に絡ませて頂きたい気持ちで一杯なのですが、既に鈴懸様と樹蛇様のお二方にお相手をして頂いていると言う状況ですので、また機会がありましたら是非とも絡ませて頂きたく思います!その折には何卒宜しくお願い致しますっ)

  • No.61 by 樹蛇菖蒲  2014-12-15 08:47:22 

>宵鬼さん


...私の力不足ですよ。
(気づかなかった、という相手の言葉にどこまでも非力な自分に宛てたような呟きを零しては溜息を一つ。しかしこちらの小さな脅しも効いていない様でまるでずれた回答をされれば肩をおろして。だがいつまでも敵に居られては本当に当主の座が泣いてしまう、そろそろお暇してもらおうかと口を開きかけるが不意に背後からの気配が消えては振り向く間もなく、目の前に現れた相手に目を見開いて、そこで結界が弱いのでなく、既に壊されたのだと知れば全身から血の気が引き、目の前に結界を張ろうとするのも叶わず距離を詰められては冷たい指の感覚が頬に伝わり、耳元で囁かれる声に息を詰めて「─っ、!」ゾクリとした感覚が背中を伝えば我に返ったように硬直していた体が動けるのを感じては素早く袖の奥から短刀を抜き、鞘から出て、月明かりに照らされた銀色の刃が横一文字に引かれては相手の頬に薄らと血の線ができて)

  • No.62 by 宵鬼  2014-12-15 20:08:57 


>樹蛇

ッと…。…へェ、流石当主サマ。人間風情が俺に傷付けれるなンてなァ。
(相手が袖口から短刀を抜き取るのを視界の端に捉え素早く身を引くも一瞬遅れをとってしまったらしい。微かな痛みと頬を滴った血が雫となり床に落ちるのを見れば心底楽しげに口角を上げて笑み。血を流す感覚や痛みと言うのは久し振りに味わう物で己の中に押し止める感情が昂りを見せるが、今此処での派手な動きは主にとってはマイナスになり兼ねない。勝手な言動は慎んで然るべきと判断すればぐいっと手の甲で血を拭いそこに付着した血液に舌を這わせながら相も変わらずな笑みを顔面に貼り付けたまま喉奥で低く笑いを溢しつつ呟き。相手と一定の距離を置けば直ぐに棍棒を提灯の姿へと変えては襖へ背を預け、視線のみで相手を一瞥してはこれ以上は手出しをするつもりはない旨を伝え)
…お遊びが過ぎたな。もう手ェ出さねぇよ。お前が俺に斬りかかって来ても、なァ?

  • No.63 by 鈴懸  2014-12-15 21:21:38 

>黒羽
(/初めまして、大蛇の鈴懸と申します。本体にて失礼します!同じ場所でのレスということで早速絡ませていただこうかと思ったのですが、生憎レスが元々早い方ではなく宵鬼様へのレスもあってお返事が遅れてしまうかもしれません。もし遅めでも待っていただけるならお相手させていただきたいのですが、いかがでしょうか?)

>宵鬼
ーー…何を見ている、俺が恐ろしくなったか?
(自分の体を形作る無数の蛇、その蛇から欠けた頭を取り戻したことで自身の中にも何かが補填されたような満ちたり足りた気持ちになり。暫く蛇を撫でたあとふるりと小さく首を振り蛇を震わせると、髪の毛が蛇になったときの逆再生のように無数の蛇が元の銀の髪の毛に戻っていき。全てが戻ったことを確認するように長い前髪を摘まんで見つめていると、どうやら漸くほったらかしにしていた相手のことを思い出したのか不意に後ろを振り向き。人間(だとこちらが思い込んでいる)の相手にこのような姿を見せたことを考えると恐れを抱かれたと考えるのが普通だろう、例に漏れず自身もそう判断したのか離れた相手に聞こえるよう少しばかり大きめの声で尋ねると、もし相手に恐れを抱かれたとした場合帰り道の手段がなくなってしまうであろうことを思い困ったような表情を浮かべて。)

  • No.64 by 黒羽  2014-12-15 21:52:48 

>宵鬼くん

(/烏天狗の黒羽です! ご丁寧にありがとうございます。こちらこそ、絡める機会がありましたらよろしくお願いします! )

>鈴懸くん

(/烏天狗の黒羽です! ありがとうございます!鈴懸くん本体様がよろしければ、ぜひともお願いしたいです! こちらもあまりレスは早い方ではないのでちょうどいいと思います。どうぞよろしくお願いします!)

  • No.65 by 宵鬼  2014-12-15 22:01:30 


>鈴懸

あァ?誰がお前なンか怖がるかよ。もう用は済んだのか。
(相手が体を震わせれば無数の蛇は髪へと姿を変え、最早驚きにも慣れたのか半ば感心したような面持ちでそれを眺めて。此方を振り返った相手からの問い掛けに心外だとでも言わんばかりに不愉快げに眉を潜め、何を思ってこの程度の事で今更相手に恐れを成す等と言っているのかと心底疑問であるが深く追求する事もせず、まさか相手がそもそも自分を人間だと思っているとは脳裏を掠めもせず。呆れたような面持ちで傍らの車椅子に軽く身を預けつつ神社に出向いた相手の目的は達成されたのであろうかとこてんと首を傾げながら問い掛け)

  • No.66 by 樹蛇菖蒲  2014-12-16 00:33:30 

>宵鬼さん


私とて、やる時はやりますよ...
(一か八かで抜いた刀だったので、本当に当たるとは思っても見なかったが少しは威嚇になったようで、顔を顰めつつ呟いては袖から鞘を取り出して納めて。本当は恐ろしくて今にも膝から崩れ落ちそうな程、体の震えは止まらないのにそれを見せては相手の思う壺だろうと判断しては平然を装い。しかしあれくらいの事では相手に効いているはずもなくて、相も変わらず余裕そうな相手の笑みに視線を逸らして。だが相手の続いた言葉を聞けばピクッと指が震えて「あまり、私を怒らせないでください。周りから比べたら弱いかもしれませんが、私だって、命を落とす覚悟で毎日生きている。貴方の首だって、取れますよ」まるで否定されたように勝手に聞こえては本当は自分一人では首なんて取れないがそうだと思われたくなくて、精一杯の強がりの言葉を掛けては一度は袖に戻した刀を取り出し、鞘から抜けばその鞘は端へ放り投げて、刃先を相手の方へ向けてはどこか泣きそうな顔になるも微かに怒りの孕んだその瞳で相手を見詰めて)

  • No.67 by 鈴懸  2014-12-16 22:59:18 

>黒羽
――…嫌な匂いがする。
(神社の御神木の前にて、自らを形作る蛇から欠けていたあるものを取り戻し一息したところで不意に強く吹いた風に頭の薄布を押さえながら顔をしかめると、その風に乗って自身が命を狙うある妖怪の匂いが届き。元々蛇ということで鼻はよく、相手が傍にいることは間違いないだろうと確信できたものの、生憎手駒となる樹蛇の者は傍にはおらず、陸上や相手が優位をとる空中では自分の身体は役に立たない。その事実があるためどれだけの殺意があろうとも自分から仕掛けるような愚かなことは出来ず、思い通りにならない現状に奥歯を噛み締めると苦々しく顔をしかめることしかできず。)
(/ありがとうございます、ではでは早速絡ませて頂きますね!これからどうぞよろしくお願いします。)

>宵鬼
…ああ、済んだ。お前の用は済んだのか?
(昔から忌むべきもの、恐れの象徴として人々に避けられてきた自分だったからこそ、相手にとっては特に他意はないだろうその言葉がなんだかとても嬉しくなってしまい、驚いたように目を見開いた後温かな気持ちに緩んでしまいそうになる表情を隠すように薄布を軽く引き顔を覆わせると自身の要件の終わりを小さく呟き。それから視線を相手に戻し、此処に来た時と変わらぬ様子で佇む相手に問うと、時折足首に括り付けた鈴を鳴らしながら足をひきずり相手の元へとゆっくり戻っていき。)

  • No.68 by 黒羽  2014-12-17 01:27:49 

>鈴懸くん

この気配は・・・・ふぅん。彼、此処に来てるのか。
(神社の鳥居は軽く遠くを見渡すにはちょうどよく。周囲を軽く見渡し亡者の影はないかと考えているとふと、背後から流れてきた一陣の風。気を配っていなかったそちらへ顔を向けると、その風に流れるように乗ってきたとある気配。先程まで感じえなかったのは恐らく向こうも自分がいたことに気づいていなかったのだろう。自分を認知したことで、その溢れるほどの殺意が気配と共に伝わってきて。上記を述べては久々に悪戯心が沸き立ち、ニヤリと嫌な笑みを浮かべてはその羽を広げてご神木の方へと羽ばたき。ご神木傍の御殿に足を着けば、その前にいる相手の姿がよく見え。「------そんなに独りぼっちなることが怖いのかい?拙僧を殺してしまいたいほどに」どこか余裕の様相で殺意を隠しきれない相手に声掛ければ、初めて出会ったあの時と変わらない笑みで。ああ、その目はなんていじめがいがあるんだ、なんて考えて自然と相手を見下ろし)

(/ありがとうございます! こちらこそ、どうぞよろしくお願いします!)

  • No.69 by 宵鬼  2014-12-17 08:55:21 


>樹蛇

…あんま煽ンなよ。これでも手ェ出しちまいそうになンの抑えてんだぜ?
(然して面白くも無さそうな目で相手を眺めていたが、此方を向いた表情に怯えと怒りがない交ぜになった視線が向けられるのを感じれば、その感覚は酷く甘美な物で。主からの命の一つでもあれば今直ぐにでも襲い掛かっているものを、自らの忠誠心はそれを固く禁じておりその枷が簡単に外れてしまう程柔な服従でも無く。口角をゆるりと上げ上唇を舐めては警告の如く告げると同時に戦闘にもつれ込む意思は無い事を示し)


>鈴懸

俺は用があって来たわけじゃねェ。
(相手の心境等知る由も無く、薄布を引く仕草をぼんやりと眺め。どうやら用は済んだらしく、此方の用は済んだのかと問い返されれば元より神社には単なる暇潰しとして来ただけであった為にその旨を短く答え、何と無しに視線を足元に向けており。然し何処からか響く鈴の音に誘われるように其方へ視線を向けてみれば足を引き摺り此方へ寄ってくる相手の姿があり、溜め息を吐いては「手ェ掛かンだから勝手に動くな」と如何にも面倒臭そうな表情を作りつつ相手の傍らに屈み込むと先程と同様に軽々と抱き上げ車椅子の上に降ろしてやり)

  • No.70 by 樹蛇菖蒲  2014-12-17 11:14:37 

>宵鬼さん


...煽ってなんかいない。忠告してるんですよ。
(相手の発言に顔を顰めては低く呟いて。相手の言動はどこまでも余裕があって、まるでずっと先まで見透かされている様で悔しさと怒りと怯えが混ざり何とも形容し難い感情が渦巻いては顔を背けて。放り投げてしまった鞘は神棚の方まで飛んでいったようで、先代に不躾なことをしてしまった、なんて内心謝罪しながらそこまで歩み寄って。鞘を拾い上げては短刀を納めて袖の中に戻して、相手はどうやら一線を交える気がないようだが本当はそれはこちらも同じで。肩に入っていた力を長い吐息と共に吐き出してはなぜか安堵したのか、体の震えが抑えられなくなりその場に座り込んで「ははっ......こんなにも震えて、どこまで臆病なんでしょうか」と震える手を見下ろしては苦笑を浮かべて)

  • No.71 by 鈴懸  2014-12-17 21:20:15 

>黒羽
…よく回る舌だ。もう軽口が叩けないよう、その喉噛みきってやろうか?
(自然のものではない、何かが羽ばたくことで此方まで届いたような不自然な風に乗って相手の匂いが近付いてくるのを感じれば眉を寄せながらそちらへと顔を向け。此方の殺意に気づいている癖にいつもと変わらぬ飄々とした様子で語り掛けてくる相手に胸の奥底から込み上げてくるような嫌悪感と、弱味を握られてしまっているが故に感じる背中に張り付いたような微々たる恐怖心に思わず地面に爪を立て。そうしてどれだけの感情を内包していたとしても水中でしか自由のない自身に相手に対抗する術などなく、せめてもの報復とばかりに殺意に色濃く染められた酷く低い言葉を相手に向ければ、蛇の時の威嚇に近い意味合いを持ってか乾いた唇をぺろりと舐めて。)

>宵鬼
…まるで赤ん坊か何かのような扱いだな。俺を見てそんな態度で居られるのはお前くらいだろう。
(相手の言葉から相手自身が意図した意味までは正直読み取れず、用がないなら何故こんな夜更けに神社になど立ち寄ったのか、そんな疑問から思わず困ったように眉を下げながら首を傾げ。そうして考えているうちにも自身の状態を見かねたらしい相手に掬い上げられるかのような軽い様子で持ち上げられてしまえば妖怪であるにしても一応男として存在している以上流石に複雑な気持ちになってしまい。しかしながらこのような扱いは新鮮で恐れから距離を取られてしまうよりずっと心地よく、どこか安堵したような柔らかな言葉で答えると車椅子の上で座りがいいよう少しだけ体を揺らしてから相手を見て。)
双方の用が済んだならここに居座る必要もないだろう。悪いが帰りも行きと同じように頼めるか?

  • No.72 by 宵鬼  2014-12-17 22:56:58 


>樹蛇

…俺が怖いか?
(顔を背けてしまった相手から向けられる視線は既に無いが、先程の目は印象に残ってしまったようで呟かれた言葉は殆ど耳に入っておらず視線は夜空に浮かぶ月へと向かっており。あんな目が出来るのであれば主からの許可さえあれば今直ぐにでも、と言う欲に塗れた思考を自ら振り払うよりも先に断ち切ったのは不意に室内に響いた相手の言葉で。軽く目を見開いた後に相手を見遣れば座り込んでいる姿があり、自分が怖がらせてしまったのだろうかと暫し無言でその様子を見詰めており。然し徐に開いた距離はそのままで相手と視線を合わせるようにその場にしゃがみ込むと、ほんの僅かであれその表情に複雑な心境を滲ませて首を傾げ)


>鈴懸

…不満ならもっと雑に扱ってやッけど?
(首を傾げる仕草で相手が此方の返答に釈然としない様子であるのを見れば当然だろうと納得した上で薄く笑み、それ以上は何を言うでも無く。抱き上げた相手がやはり此方の扱いに複雑さを見出だしているらしい事がわかれば悪戯心が疼き、不意に車椅子の底を前方へ蹴り手摺を下方へと下ろしては背凭れを此方へ沈ませ、倒れてしまわない程度の傾きで止めると上から相手の顔を覗き込み問い掛け。だが単なるからかいのつもりであったらしく、直ぐにそっと元の状態へと戻してやればその要求に答えるべく頷いて車椅子をゆっくりと押し階段の方へ向かい)

  • No.73 by 黒羽  2014-12-17 23:12:11 

>鈴懸くん

おお、怖い怖い。相変わらず拙僧だけに向けるその目は、いつ見ても格別だね。
(相手の得意とする水中ではなく、今は陸上にいること。そして自分は得意の空中にいること。殺したくても殺せない、歯がゆい自分ゆえの相手の声と視線。その恨み辛みは自分にしか向けられていないのだと思えば、ある種の愉悦を感じて笑みを深くし。愉しそうに喉を鳴らしながら、軽く翼を羽ばたかせて屋根に座り込み。「------まぁ、そう怒らずとも安心するといい。そんな赤子の手を捻るくらい簡単に潰せてしまう君を楽しても何も面白くない。だから今は攻撃なんてしないさ。・・・君が信じるかは別だけど」膝に頬杖をつき、相手を見下ろしながら前記を語り。要は何もしない内は手を出さないから大人しくしていろ、と脅しを掛けていて)

  • No.74 by 樹蛇菖蒲  2014-12-17 23:40:23 

>宵鬼さん


...怖いか? ですか? 怖くない訳はありません。人と妖、力の差だってある。いつ捻り潰されてもおかしくないんですから。
(少しは落ち着いただろうか、収まりつつある震えに苦笑を浮かべては背後から届く声に緩くそちらへ顔を向けては床に広がるほどの長い髪を揺らして、眉を微かに下げながらどこか困ったように笑みを浮かべてはその問いに答えて。「でも、私は人一倍怖がりで臆病だから...当主として情けないですけどね。鈴懸にも迷惑をかけてばっかりですし...」言葉というのは呪いで、声に出すと途端に惨めに思えてくれば溜息を一つ。なぜこんな話をしてしまったのか恥ずかしくなり、顔を逸らしてはゆっくりと立ち上がり相手へと近付いて「貴方の力は私にとっては恐ろしいです。でも何故でしょうね、優しいと思えてしまうのは」苦笑を浮かべては相手の前まで行き、座り込む相手に視線を落として、しかし不意に聞こえてきた慌ただしい足跡、それは使用人の者だろうと分かればここに相手が居るのがバレては、と思うがだがそれは敵対する者同士構わないことなのだが気付けば相手の腕を引っ張り無理矢理立ち上がらせて「早くこちらに...!」と縁側から庭へと出れば外にある大きな蔵の中へ相手の背中を押し込んで扉を閉めてはやってきた使用人にどこか引き攣った笑みを浮かべつつ、対応して。どうやら匿ったらしく、閉めた扉を背中の後ろで両手で抑えては内心、結界が破られたと慌てている使用人の言葉を聞きながら安堵して)

  • No.75 by 鈴懸  2014-12-17 23:50:24 

>宵鬼
ッ、う…わ…。…雑などとは思っていないさ、ただ自分の非力さが少し悲しくなっただけだ。
(此方としては文句というよりどちらかといえば現状報告に近いものとして述べた言葉がどうやら相手の気に障ってしまったらしい、不意に背凭れが後ろに倒されたせいでその角度がそれほど急なものではないものの思わず驚きから声を漏らしてしまい。此方を覗き込むようにして見つめてくる相手の顔は月明かりの逆光で相変わらず真っ黒にしか見えず、ただその中に浮かぶ目だけが強い印象を放ち背凭れの件で驚かされたことも含め少しだけ動悸が早くなってしまい。ちょっとしたからかいのつもりだったのか早々に戻された背凭れにゆったりと体を預け直してから困ったように笑みを浮かべると、自分の言葉のようにそれこそ赤子とも変わらないほどの行動しか取れないことを自嘲するように呟きを漏らして。)

>黒羽
…俺がお前なんかを信じると思うか?そんな甘言を易々受け入れるなんて、どこぞの飼い犬くらいのものだろう。
(此方を挑発するような物言いに思わず何の術もないとたった今思い知らされたばかりだというのに妖としての力を使うときのように一瞬だけ髪の毛に蛇の眼光がちらついて。しかしこうしてペースを乱すことこそ相手の得意分野であり、自身が過去に犯した失敗に繋がるものだと理解しており、必死な思いで自らの気持ちを落ち着かせ蛇の具現化を解くとさらりと横顔に掛かる髪を掻き上げながら忌々しげに言い返し。地面に座り込んだままの状態で相手と言葉を交わすのは流石に惨めすぎる情景だと思ってか白く清潔さを印象づける包帯を土埃で所々汚しながら無能な自身の両足を引き摺ると、傍にあった大きめの石の上にそっと腰を据えて。)

  • No.76 by 黒羽  2014-12-18 00:06:07 

>鈴懸くん

-----でもそんな彼の優しさを理由したのは他でもない君じゃあないか。自分の劣情を棚にあげて他者を非難するのは筋違いじゃないかなぁ。
(相手と話すのはやはり飽きない。なぜなら相手は、他の誰よりも自分が思った行動を見せてくれる。自分のせいで感情が揺れているのも、その揺れを必死に抑えようとする様も何もかもが目論見の範疇で。至極愉快そうに相手を見つめつつ、返された言葉には相手が最も気にしているだろう言葉を投げかけ。「まあいいさ。こんな面白そうな話題を早々人には話さないから。--------あぁ、そうだ。この間のことだけれど。君が大事に大事にしている菖蒲くんと少しお話をさせてもらったよ」こんなことを言って帰られては困る。挑発も程々にすれば、ふと思い出したように相手が大切にしているだろう当主の話を持ち出して)

  • No.77 by 宵鬼  2014-12-18 00:39:35 


>樹蛇

…そうか。
(問い掛けに一切の迷いさえ無く返される言葉。それは至極真っ当な物であり寧ろ問い掛けるのが可笑しな程で、幾度と無く人間と接する度に重い知らされた事実だ。一瞬の沈黙の後に目を伏せて短く返し、その間脳裏に浮かぶのは主の事であり。例え誰に恐れられようとも自分に平然と接してくれるのは主だけで十分だと、居場所を与えて貰った時から思い続ける事は同じで。続けられる相手の言葉に耳を傾けていれば色々と思う事はあるのだが、立ち上がった相手が此方へ寄ってくるのを見れば絡んだ視線の先にあるのは困ったような笑み。その相手から紡がれる言葉に目を見開くと同時に聞こえたのは騒々しい足音で、咄嗟に意識を向ける方向を転換した刹那腕を引かれればされるがままに立ち上がり。何故相手がこんな事をしているのかと疑問に思う間も無く蔵に押し込まれると、暫し呆然と閉められた扉を見詰めた後に薄暗い中で一人溜め息を吐き。額に手を当て目を伏せては思考の整理が追い付いて居ない事を思い知らされるようで、こんな感覚は久し振りだと不愉快げに眉を潜め。優しい、なんて言われた経験が余りに少なく動揺しているのだろう。そう納得するが疑問は次から次へと浮上し、一度思考を止めると適当な荷物の上へ腰を降ろすと外の気配に意識を委ね)


>鈴懸

…非力でも何でも、守るモンは守ってンだろうが。
(車椅子をゆっくりと押しつつ聞こえる言葉は相手が自分を卑下している様が声色にそのまま表されているようなもので、やれやれ、と言わんばかりに小さな溜め息を吐き。足が動かない事も含め相手の力量を侮る事等してなかった為その心境は全くもって理解に苦しむが、相手の卑屈な性格を思えば此方がどれ程否定しようとも素直に受け入れる事は無いのだろう。敢えて否定するような事はしないが普段当主を守る相手を見ていて思ったままを口にすれば、依然として淡々とした口調で付け足し)
非力ッてのはお前みたいな奴の事を言ってんじゃねェ。自分に力が無い事をわかってて何もしねェ奴の事を言うンだよ。

  • No.78 by 樹蛇菖蒲  2014-12-18 00:50:17 

>宵鬼さん


ぁ、ああ...えーっと、はい。後できちんと結界は張り直しておきますね。
(あっという間に使用人に囲まれては苦笑を浮かべて。困ったなぁ、と思いつつも実際、結界がないのは命を丸裸にしているのと同じでそればかりは流石にダメで、落ち着かせるように告げては戻っていく使用人の背中を見送り、静かな空間に戻れば扉に背を預けながらズルズルと座り込んで「はーっ...心臓が止まるかと...」まだ激しい音を立てている心臓に手を宛てがい、溜息を着けばよいしょ、と立ち上がり。思わず蔵に押し込んでしまったが大切な文献やら保管されているので荒らされる前にと扉を開けては埃っぽく、薄暗いその蔵の中に入り「すみません、急に押し込んでしまって...大丈夫でしたか?」荷物の上に座っている相手へと問い掛けつつその荷物へと視線を移しては大したものでないと認識しては特に何も言わずに)

  • No.79 by 宵鬼  2014-12-18 01:04:03 


>樹蛇

…馬ッ鹿じゃねェの。何やってンだよ。
(微かに聞き取れる外での会話からしても相手は己を匿うと言う目的により動いたようで、その能天気とすら思える思考が呆れる程に理解できず。つい先程まで緊迫した状態で対峙していたと言うのに幾ら此方が手を出さないとは言え愚かにも程がある、と疑問は苛立ちに変わって行き。そこへ現れたのはこの苛立ちの根元であり己の思考の混乱を招いた張本人であれば当然この鬱憤は相手へ向けられ、謝罪に加え此方の身まで案じてくる相手を鋭く睨むなり苛立ちを隠そうともせずに低く怒号を投げ)

  • No.80 by 樹蛇菖蒲  2014-12-18 01:30:23 

>宵鬼さん


え...嗚呼、すみません。でも居るとバレなくて良かったですね。
(聞こえてきた怒号に肩を竦めては一瞬驚いたような顔をするも、なぜ怒っているのか、理解できていないらしく勝手に違う方へ解釈して。こんな埃まみれの蔵に押し込んだこと、バレる危険に晒したことに怒っているのだろうと思えば頭を下げて、しかし見つからなかったのは良かったと眉を下げるも笑みを浮かべて「...とりあえず、押し込んでおいてあれですけど...蔵から出ましょう。寒いですし...ね?」大事なものが保管されている故それを言いそうになるも口を噤んでは苦笑を浮かべては小首を傾げて促し)

  • No.81 by 鈴懸  2014-12-18 09:40:19 

>黒羽
棚に上げるつもりはない。お前は信用できないやつだが、それを引いてもあの飼い犬は少々頭が緩い。だから俺は忠告してやったまでだ、己の行動が悪だとは思わないよ。
(実際相手の言う通りで自分の言葉からすれば相手の好意ばかりを卑下するくせに自分自身の行動を棚に上げているように思われるだろう、しかしながらこちらもこちらで言い分が存在しあくまで妖が妖としてふさわしい状態でいられるように正してやったつもりの様子で。そのことをさも正当な行為だとばかりに口にすると一息ついてから懐より煙管を取り出して。と言っても相手を害するためではなくただ単純に吸いたかったから取り出したものらしく、火付けで火を灯し灰色の吐息を放出しながら同時に溜息のようなものをつくと困ったような表情で相手を見上げて。)
…お前は少し勘違いをしているようだな。あれはあくまで俺の手駒だ、大事に囲っておくようなものじゃない。大切なのはあれが"あの男"の血筋だということだけだ。

>宵鬼
…お前は優しいな。昔会った男を思い出す。
(淡々としたぶっきらぼうな言葉でも相手の言葉はあくまでも異形の自分を受け入れたうえで発されていて、周囲の人間とは例えどんなに近くともその傍に恐れが常に存在しているような関係しか持つことの出来ない自信としては酷く優しいもので。暫く時を共に過ごしたことで徐々に気が緩み始めたのか思わずそんな内情が口から零れてしまうとくすくすと小さく笑みながら軽く口元を指で覆って。そんな相手の言葉は何処か初代の樹蛇当主を思い出させ、懐かしさに少しだけの寂しさのようなものを孕んだような小さな呟きを漏らすと、指先でするりと自分の目元を撫でて。)

>主様
(/急に本体から失礼します!以前提出させて頂いたプロフィールにもう少し過去についての加筆を行いたいと思ったのですが、その内容として初代樹蛇ご当主のお名前を出したいと思いまして。できればお名前を教えて頂けないでしょうか?もし主様がそこまでまだお考えでないのなら菖蒲と同じ科に属する檜扇(ひおうぎ)なんかいいんじゃないかな、とこちらで考えていたのですが…。
お返事お待ちしております!)

  • No.82 by 主/  2014-12-18 10:49:28 

>鈴懸様


(/おお、なんと!ぜひ加えてくださって構いません! 初代名前...樹蛇家の者は代々花の名前にしようとには決めてはいたんですが、特に自分の中で決めてはいないのでお好きに決めちゃってください! 素敵なpfお待ちしております)

  • No.83 by 宵鬼  2014-12-18 11:13:40 


>樹蛇

…人間風情に匿われるとはな。俺も堕ちたモンだ。
(例え相手に匿われずともあの状況ならば気配を消すなり立ち去るなり動き方はあった。だがそれを行動に移す前にこうして人間の手を借りた結果になってしまったのは明らかに自らの思考が鈍っていたのが原因で。愚かなのは自分の方だと言い様の無い自己嫌悪に陥ると血が滲む程に強く唇を噛み締め、その痛みにより十二分に冴え渡っている思考を更に覚醒させようとしているかの如く。提灯を棍棒に変え気配を消すと相手の横を通り過ぎる最中、脳裏を巡る言葉が溢れるように口を突いて出てしまうもそれにすら気付いていないようでこのまま立ち去ってしまうのが良いだろうと気配を消したまま徐に立ち止まり月を見上げ)


>鈴懸

ッは、その言い方意味深に聞こえンぜ?
(相手の口から自然に紡がれた言葉が鼓膜を震わすとやはり胸の内に生じるのは動揺で。優しくなんかない筈の“鬼”と言う存在が根底から覆されるようなその言葉は自らを否定されているような気さえもし、然しながらその動揺と驚き、果ては一縷の感情さえも押し殺し欠片も表面に出してしまわぬよう努めた結果返した言葉は茶化すような物であり。まるで以前相手が想いを寄せていた男の事を話しているようだと、それが有り得ない事は百も承知で単なる冗談として口にしては程無くして階段の手前で歩みを止め。来た時同様相手の体をそっと抱き上げ指先にまるで重量など感じていないかのように軽々と車椅子を引っ掛けると、頭上で輝く月に視線を向けつつ階段を降り始め)

  • No.84 by 主/  2014-12-18 11:20:38 

 ! keep二日/キャラリセ五日 !

『狐京家』
! 狐京家当主

! 九尾の狐

『犬飼家』
! 犬飼家当主

! 犬神

『樹蛇家』
! 樹蛇家当主
>4 / 樹蛇菖蒲

! 大蛇
>14 / 鈴懸

『烏丸家』
! 烏丸家当主

! 烏天狗
>27 / 黒羽

『四鬼家』
! 四鬼家当主

! 鬼
>17 / 宵鬼


! 随 時 募 集 中 !

  • No.85 by 樹蛇菖蒲  2014-12-18 11:34:19 

>宵鬼さん


......待って!
(今更なぜ自分でもこんな行動をとったのかなんて分かるはずもなくて、脳に刷り込まれた膨大な知識を持ってしても感情はとてもやっかいで、心は人それぞれ違うものだから未だにその真実は理解されていない。冷える蔵に、ぼんやりと青白い月明かりが照らせば相手の持っていた提灯が棍棒へと変わり、癪に障るようなことをしてしまったと反省しつつ、不意に気配が消えては通り過ぎる相手、咄嗟に相手の腕を掴んでは引き止めて「...あ。えっと、すみません、本当に。当主として無礼は詫びます...あと、その、血が滲んでるのでどうぞ、使ってください」と視線を彷徨わせてはなぜ引きとめたのか、分からないまま言葉を紡げば微かに切れている唇に、一度手を話すと袖の奥から牡丹の刺繍された手拭を差し出して半ば無理矢理持たせると、困った様な笑みを浮かべて相手に背を向けると蔵の奥に進んで行き「色々...本当にすみませんでした。もうすぐで結界を張ります―今度はすぐに破られないよう、強く張りますので、怪我をする前に退散してください」振り返らず、小さく呟けば眉を下げて微笑んで。しかし相手が居る間は結界は張らないのだが、なぜこう言わなくてはいけないのか。これも敵対するが故かと思えばその場に腰を下ろしてはその場所は結界の印が血文字で描かれており、確かに破られたため、消えかかっており、袖の奥から短刀を取り出しては左の掌に刃を突き立てて血を流し、指を下にしては滴る血を見つめ、指先まで伝わったのを見れば「――陰、…淨、殺―界...」何やらブツブツと呟きつつ、まずは印だけを修復していき)

  • No.86 by 黒羽  2014-12-18 14:02:57 

>鈴懸くん

-------だとしたら、拙僧の命を狙うのは何故?悪だと思っていないなら、そこまでの殺意を抱く理由が拙僧には解せないんだけど?
(言い分を述べる相手の言葉は一見ご最もに聞こえる。事実あの犬は些か他者を信用しすぎるきらいがある。そういう意味では相手の言うとおりなのだが、その行為を悪いと感じていないのなら何故その現場を見た自分が狙われなければならないのか。変わらず笑顔だが、目つきはどこか鋭く相手を見つめ。「ふーん・・・・それはまた。随分利己的な言い分だ。君が人間だったら、拙僧は君を餓鬼道に突き落としてやりたいよ」餓鬼道は生前贅沢をしたものが落とされる場所。死後の相手を導くにはピッタリだと鼻を鳴らしつつ、相手の家の当主であるあの青年を思い浮かべては軽く目を細め。「・・・・人間は、拙僧たちの道具じゃあないんだよ?」なんて善人のようなことを言って)

  • No.87 by 鈴懸  2014-12-18 22:34:56 

>宵鬼
…その出会いにどれだけの意味があろうと、今となっては所詮過去のことだ。
(相手がどういうつもりでそんな言葉を口にしたかは分からないが、その言葉を真っ向から否定することもどうやら出来ないような複雑な過去が存在するらしく、どこか悲しみを覚えているような少しだけ沈んだ声色で言葉を返すとそっと目を伏せて。行きのように軽々と抱き上げられ階段を下りていく間、少々の疲れを感じてか相手の胸板に身体を預けながら、ある程度相手を信頼しているものの視覚的に行きより落ちてしまいそうな不安に駆られてか軽くその肩につかまると静かな真夜中でさえよく聞いていなければ聞き逃してしまいそうな弱々しささえ感じる囁きを相手に向けて。)
…一人きりの自分に救いの手を差し伸べるやつが現れたとしよう。そいつの手を取れば弱くなってしまうとしたら、お前はどうする?一人きりの孤独を貫くか?…それとも、そいつの手を取るか?

>黒羽
そんなこと、お前には関係ないだろう。それとも何だ、理由を言えば素直に殺されてくれるのか?
(確かに相手を殺したいのは自身が犬を唆した現場を見られたからだけではない。しかしながらその理由を自ら明かすなど相手に更なる、現時点で握られた事実よりはるかに確固とした弱みを晒すことに等しく、煙に巻くような物言いでごまかすと煙管を吸い。「…どの口が言うか。それに駒とは言ったが使い捨ての道具とは違うさ、将棋の王将のようなあくまで守るべき存在だ。もっとも、守りたいのはその存在ではなく役割、血統だけだがな。」まるで善人のような物言いでこちらを諭す相手を鼻で笑ってから言葉をつづけると口から灰色の吐息を漏らし。自身が守るべきものはあくまで樹蛇の血筋、ひいては当主という肩書きに属する者であり、その個人に対する執着など皆無な旨を口にすれば至極つまらなそうに自身の前髪を弄り始めて。)

  • No.88 by 宵鬼  2014-12-18 22:40:12 


>樹蛇

…良いのか。俺を逃がして。
(自らの呟きに気付いていない為に不意に腕を掴まれ制止の声を掛けられれば驚いたように僅かに目を見開き。幾分か落ち着いてきた思考の中、未だ何か用があるのかと一瞬思案するも答えは至極簡単な物で。戦闘はしないとは言え今此処で自分を易々と逃がす事は普通に考えればしないだろう。そう勝手に判断してしまっていた手前、差し出された手拭を見ればまたも驚きに目を見開き、その上紡がれる謝罪の言葉に再度動揺する羽目となり。何故敵対している相手にこんな事をするのかが心底理解できず受け取らずにいれば半ば強引に押し付けられた手拭を結局は手中に収め、結界を張る故に立ち去るよう忠告までしてくる相手を眉を潜めて見据え。全く、人間の感情はいっそ面倒な程複雑で何を考えているのかわからないものだ。早速結界を張り直そうとしているらしい相手の背に呆然と佇んだまま静かな声色で問い掛けて)

  • No.89 by 鈴懸  2014-12-18 22:49:09 

名前/鈴懸(スズカケ)
年齢/20歳(実年齢不詳)
身長/171cm
武器/毒牙、煙管(煙に含ませた毒を蔓延させる)

容姿/ひょろりとした優男じみた容姿だがその体は肋骨がほんのりと浮き出る程に痩せほそっており筋力に劣る。銀色に輝く白い髪を口許まである前髪は目前が見えるよう緩いM字を描くよう流し、後ろ髪は項が隠れるほどだらんと伸ばしっぱなしになっている。伏せ目がちの瞳は青みがかった深い紫色で、肌は病的に青白い。項や耳の裏など皮膚が薄い部分には乳白色の鱗が生えており、首を一周する縫合の跡を普段は包帯で隠している。また足にも固く包帯が巻かれ、引き摺っても傷付かないようにされている。その左足首には金色の鈴、銀色の鈴がひとつずつ赤い紐で結わえてある。
普段は人の形を取るものの本来の姿は乳白色の鱗を煌めかせた大蛇。また生まれの由縁からか髪を小さな蛇たちに変えることも出来、情報収集の足掛かりとなっている。
人の姿を取る際は濃紺に銀灰色のストライプが入った着物に銀糸で鱗模様が施された帯、濃い灰色の羽織を纏い羽衣のような薄布を頭に被せ顔を隠している。

性格/恐ろしいほどの知識を有するがために物事への興味を無くし、日々を退屈だと嘆きながら生きるひねくれ者。人間を興味の対象と見ており、あることないこと囁き引っ掻き回すのが現在の楽しみ。呪いの間は共に時を過ごせど呪術者の願いが叶えばひとり冷たい土に埋められる、という贄としての記憶から人間に対し愛憎の念を、そして孤独を至上とするのに本心ではどこかで他人との絶対的な関係を求めてしまうという矛盾した思いをうちに秘めている。

備考/過去、矛盾した思いの果てにある妖を唆しその関係を破滅に追いやる。
元が蛇なだけあり人の姿を取っていても足が自在に動かず、そのため移動は這うことのみ。外出時は樹蛇の家の者に木製の車輪がついた椅子(車椅子)に乗せてもらう。 陸上では圧倒的不利を被るが水中では自在に泳ぎ回ることができ、これが樹蛇家の呼び名を「蛟」とさせた由縁である。

歴史/その起源はある呪いにより殺された蛇の思念の集合体。白い蛇の首を落としその頭が骨になるまで首に飾って祈り続ければ想い人の心臓を射止めることが出来る、という呪いの流行がそもそもの切っ掛け。
名付けたのは樹蛇初代で、その由来は瞳の色に似た花をつける「鈴懸草」という野花から。
かつて人間に恐れられ一人きりだった頃、自分を退治する為にやってきた樹蛇初代「樹蛇 檜扇(たつき ひおうぎ)」の言葉や人柄に諭され傍につくようになった。そうして時を共に過ごすうち当主への恋情を抱いてしまうものの当主は暫くして嫁を取ることを決意する。人と妖であり男同士、何をしても娘に適うはずもなく、呪いに使われていた生前のように幸せな二人を見ながら消えなければならないことへの恐怖に向かい合うことが出来ず彼の子孫たちを守ることを引き換えにその血族へ呪いを掛ける。それが樹蛇家に呪いを掛けた理由である。
烏天狗を殺そうと狙うのも犬神の一件から相手が勘ぐり、いつかこのことが露見してしまうことを恐れるためである。

(/主様返答ありがとうございました!早速プロフィールに過去のこと、主に樹蛇家へかけた呪いの根源に当たる部分について書かせて頂きました。なんだかねちねち昔のことを引き摺る面倒な男になってしまいましたが、引き続きお相手よろしくお願いします。)

  • No.90 by 黒羽  2014-12-18 22:53:01 

>鈴懸

いいや?でも、理由も知らずに殺されるのは些か癪ではあるね。
(どうせ殺されるのなら、という前提の上では知っていて殺されるのと知らないで殺されるのでは断然前者の方がマシで。ただ、どちらにせよ殺されるつもりなど到底ないからか鼻で笑っては笑み。「これでも一応、神様やってたくらいには善良な教えは持ってるよ。ちょーっと方向転換しただけで。それに、君とは違って拙僧は当主のことをちゃんと愛でてる。一代一代、生まれてきた愛し子を自分の子のようにね。---------そういう意味では、君よりもよっぽど善良だと思うけど?」血筋しか大切にしていない。その考えは自分にとっては有り得ないもので。これではあまりにも菖蒲が可哀想だと内心思いながら、小さく息を吐き。ふと相手をチラリと見て。「・・・・あーあ。こんな妖怪の傍にいさせるくらいなら、君が隠したい秘密でもバラして拙僧が可愛がってあげたいくらいだよ」つまらなそうに髪を弄る相手に目を細くて呟けば、大きく腕を伸ばして)

  • No.91 by 宵鬼  2014-12-18 22:57:28 


>鈴懸

(相手の言っている“男”とは恐らく樹蛇家の初代当主なのであろう。その男と相手の間に一体何があったのかは定かでないが、その声色を聞いた限り明らかなのはその過去を悲しんでいるようである事のみであり。恐らく何も言わない方が良い、と言うよりは自分には何の言葉を掛ける事も出来ない事をわかった上で無言で居り、ただゆっくりと階段を下りて行き。肩に掴まるのを見ればやはり抱えられている側は足が付いていない事もあり不安なのだろうと察すれば一段一段踏み締めるように歩みをゆったりとした物に変え、そこに投げられた問いに一瞬足を止めそうになるのを寸での所で耐えその遅い歩みで誤魔化し。相手の問いが過去の自分に丸ごと重なってしまうと、今更選択の余地も無く手を取ってしまったのは自分だと心中密かに自らを嘲り。一人は寂しい物だ。自分はその孤独に耐える事が叶わず、愚かしくも人間の手を取ってしまった。自責の念が思考を埋め尽くし深まる自己嫌悪を少しも表面に出す事無く微笑むと呑気な口調で答え)
さァな。難しい事ァ俺にはわかんねェよ。ただ俺は、孤独を引き換えにしてまで強さを望んじゃいねェな。

  • No.92 by 樹蛇菖蒲  2014-12-18 23:18:19 

>宵鬼さん


──今日、今回だけですよ。次からは容赦しません。
(結界の印だけをとりあえず完成させれば後は結界を張る発動させる呪を唱えればいいだけ。その出来に少し満足気に頷けばどうやらまだ居たらしい相手に問掛けられては眉を下げて微笑み、呟けば座り込んだまま振り返り「私だって、樹蛇家当主を背負っていますから、次来たら首を討ち取ります。今回はまぁ...ちょっとした気まぐれですよ」と付け足しては困った様に笑みを浮かべて。こんなこと、鈴懸に知られたら怒られるだろうし、使用人にももしかしたら本殿の更に奥にある部屋、何重にも張られた結界の中に閉じ込められてしまうかもしれないが、それでも後悔はしていないので、悔やむ気にはなれなくて。手拭使ってくださいね、と指をさしては告げて結界に向き直り、再び短刀で左の掌を突き立てては血をなじませて)

  • No.93 by 主/  2014-12-18 23:19:41 

>鈴懸様


(/素敵なpfの再提出ありがとうございました! こちらこそ、癖の強い奴ですがよろしくお願いします!)

  • No.94 by 鈴懸  2014-12-19 00:15:01 

>黒羽
…少なくとも、あいつが嫁を取って跡継ぎを作るまではお前にはやれないな。それからならお前にくれてやってもいいぞ。
(正直自分にとって樹蛇の家の者は初代が残した大切な血筋であると同時に初代に抱かれた女の子孫でもあり、それが枷となってか愛しいと思うことも逆に憎いと虐げることもやり切れずにいて。それでも自分と初代の約束は"樹蛇の血統を守り続けること"であり、本心冗談かもうかがい知れない飄々とした物言いで現当主への非常に利己的な思いを口にすればゆっくりと腰を据えていた石から地面へ滑り落ち、傍にあった車椅子を近づけそこに腰掛けなおし。「…長話が過ぎたな、身体が冷えてしまった。取り敢えず現段階では菖蒲には手を出すな。」人の姿を取っていてもその実態は所詮蛇、寒さにはあまり強くないようでふるりと小さく身を震わせてから相手に視線を上げると、釘を刺しておくのも忘れずに軽く挨拶をした後神社から立ち去るべくゆっくりと車椅子の車輪を回し始め。)

>宵鬼
俺は…弱くは、なりたくなかったな…。ずっと一人でもいられるような、強さが欲しかった。…永久に一緒だということは、永久に孤独の恐怖に怯えるのと同じだ…。
(相手の声はその声色こそ笑っているような、呑気で柔和な返事のように聞こえたがその言葉が自身としてはどうにも他人事のようには聞こえず。まるで自分自身のことを言っているような、そうでなくともとても近しい誰かを語るような重みのある言葉に自分との共通点を感じたのか顔が窺えないように軽く俯き、薄布をそっと引き寄せながらぽつぽつと言葉を漏らし始めて。相手を人間だと思い込んでしまっているからこそかもしれない、狡猾な恐れの体現者であるはずの大蛇に似つかわしくないほどの、弱音にも近い内に秘め続けていた思いを言葉にのせ伝えれば、取り入れたばかりの蛇の頭が原因か寂しさと恐怖と、積もり積もった思いにずきずきと痛みを訴える胸を押さえながら小さく唇を噛み締めて。)

  • No.95 by 黒羽  2014-12-19 00:41:59 

>黒羽

---------そう言われたら、ますます今のあの子を奪いたくなっちゃうよ。
(相手は初代の血筋を大事にしている。けれどもそれを大事にしきれない理由がある。相手が自分を狙うその鍵があるのだろうか。そう思えばニッコリと笑い上記を述べ。やはり相手はどこまでも利己的。自分が相手を嫌うのは、単純に命を狙われているからだけではなく。「・・・・君みたいな傲慢な妖に、純粋な人間を弄ばせるのは俺が許さない」そう呟けば、車椅子を押して帰ろうとする相手の前を阻むように業火を撒き散らし。善良な人間を弄ばれるというのは、こんな自分になっても許せはしない。例え戦うべき対象が自分よりも弱い存在であっても、それは変わらず。羽を羽ばたかせれば、鳥居の上に立ち。相手に立ちはだかるようにしては睨みつけ。「君の傲慢に付き合わされる身にもなれ。いい加減、それに付き合うのも面倒なんだよ」そう述べては、錫杖を相手に突きつけ)

  • No.96 by 宵鬼  2014-12-19 00:50:13 


>樹蛇

…人間ッてのは理解出来ねェな。
(言うまでもなく簡単に捕まる訳が無いが此処は相手の支配する場、敵を捕らえるのにこんなにも適した場所は無いと言うのにその機会を易々と手放そうとしているのを見ればわざとらしい溜め息と共に呟き。自ら意図した結果でないとは言え、またもこの人間に恩義を受けてしまいこんな事では現在は不在である当主に見せる顔が無く、何処か鬱々とした気分ながら一先ず退こうと相手に背を向け。掛けられた言葉の通り口元を手拭いで拭えば「あァ、そう言えば」歩みを進めたものの不意に立ち止まり思い出したように口にして。「お前の目、中々悪くねェ。気ィ向いたら奪いに来てやるよ」振り返り口角を上げて告げるは果たして命を奪うと言う宣戦布告か否か、それだけ伝えれば棍棒を肩に担ぎ再度気配を消すと大きく跳躍し傍にあった大木の枝の上に着地し)


>鈴懸

…ンなモン諦めろ。一人で生きていける奴なンざ何処にも居やしねェ。手ェ取る程孤独に怯える羽目になッても縋るしかねェんだよ。
(先程から感じてはいたが、相手の様子はどうにもおかしく普段と違っているのは歴善であり。こんなにも弱々しい相手を目の当たりにしたのは初めてで、それも何故よりによって敵対する相手に弱味を見せるのかが理解出来ずに僅かに眉を潜め。孤独に怯えているのだろうか。相手の様子から率直に読み取ればそんな風に見え、こんな時に掛ける言葉を知らない己は思ったままを口にし。相手はどれほど長い間こんな思いを抱えて生きていたのだろうかと考えてもわかるはずの無い事に思考を向け、その孤独に耐えてきた相手を弱い等と言える訳が無く。言葉を次ぐ声色にはつい先程までの少しばかり真剣味を帯びた雰囲気は何処にも無く、飄々とした口調に戻っていながらも伝える言葉は紛れも無い真実で)
…お前は弱くなんかねェ。お前がどンだけてめェを非力だの弱いだの言ったって俺が否定してやらァ。

  • No.97 by 鈴懸  2014-12-19 01:33:26 

>黒羽
…純粋ね、お前にはそう見えているのか。あれがどれだけ他に優しかろうが何だろうが、俺は人間を善だとは思えないな。
(進路を阻むように放たれた業火は一定の距離があっても煮え立ってしまいそうな程の熱を感じ、無理に進むことも断念し目前の相手を見上げると至極面倒臭そうにため息をひとつつき。確かに樹蛇家の現当主に関しては純粋で生温いほどに優しい心を持っていると思っている、しかしながら彼も生前の自分を何度も斬首した者達と同じ人間で、容易にその存在を完璧な善と見ることは出来ず。その旨を口にした後身動きの取れない状態に困ったとばかりに車椅子の肘掛けに肘をつきその上に頬を乗せると、包帯の巻かれた自身の首を軽く絞めるようにして握りながらそっと口を開き。)
もし人間が善ならば、何故俺が悪とされなければいけない?人間に奪われ、傷つけられ、与えられた感情の報いに傲慢になって何が悪い?…俺は、その程度の傲慢も許されないほど確固たる悪なのか?

>宵鬼
…お前は、俺にも"あいつ"にも似ているな。人の子でなければ、俺の傍に置いておきたいくらいだ。
(相手の内情はまるで自分のように寂しさや孤独感が渦巻いているようなのに、その口から零れる言葉はその言葉選びこそ粗雑ながらかつて愛した男のようにゆったりと受け止めるような優しい響きがあり。相手が人間でなければ自分の理解者になってくれるのでは、などと考えてしまうくらいに彼の言葉は心地よくうっかり露呈したくない程の内面さえさらけ出してしまいそうで、そんな自分を戒めるよう、相手が人の子だと己に言い聞かせるように明確にその言葉を口にすると一度吐き出したせいで中々しまいきれない寂しさの感情に僅かに瞳を揺らしながらそっと相手の顔を見上げて。)

  • No.98 by 宵鬼  2014-12-19 01:53:50 


>鈴懸

…ッは、俺を傍に置きたいッてか?
(相手の言葉が鼓膜を震わす刹那、その一言に今度こそ思わず足を止め。まさか相手は今の今までずっと自分を人間だと思っていたのだろうか。俄には信じ難いが確かにそれならば相手が自分に対しこんなにも弱音を吐いているのも身を委ねて来るのも納得出来、一つ小さな溜め息を吐けば再度ゆったりとした歩みを再開し。これは相手に明かしてやるべきなのか否か、仮にこの場で自分の立場を明らかにした際の相手の反応を想像してみるが驚く所までは想像出来てもその先がどうなるかわからず。どちらにせよ階段を下りきるまではこのままで居るつもりである為にわざわざ今明かさずとも良いかとは判断しては相手の言葉を否定も肯定もせず笑みを漏らして問い掛け。自分のような者が仮に相手の傍に居た場合、さぞ波瀾万丈な毎日となるのであろう事は用意に想像が付き苦笑を浮かべて答え)
止めとけ。こんな奴くッ付いてちゃァ身が保たねェぜ。

  • No.99 by 黒羽  2014-12-19 02:03:46 

>鈴懸くん

------勘違いしないでくれ。俺は人間そのものを善と言ってはいないよ。
(業火の手前。相手のすぐ前に降り立てば、変わらぬ表情で相手を睨み。一体どれだけの思念を溜め込んだのか。大蛇という特性上相手がそれを許せないのは止むを得ないのかもしれない。けれども----自分を感情を持つもの。それは見過ごせなくて。「君が人々に虐げられ、そうした奴らへの思いが集まって生まれた者なのは当然理解している。しかし、だからと言って善良且つ関係のない無実な人間を傷つけるのは筋が通らない。それは君が憎む身勝手な人間がやることと何も変わらない」恨みを理解しないわけじゃない。自分を憎むのも構わない。でもそれに、人を利用するのは違う。きつく錫杖:を握り込み。必死に冷静さを失わないよう深い呼吸をすれば、「俺は君が傲慢になるのを致し方ないと思う。だからこそ君に恨まれることも許せた。樹蛇家当主への扱いも見逃してきた。君の情念を考えれば人間が受けるべき罪としては妥当だろう。その為に誰かが犠牲になるのも致し方ない。-------だが、流石にもう俺は見過ごせない。だから決着をつけないか。鈴懸」と低い声で述べれば相手を見据え。結局命を狙っている相手を見過ごせない。善人から抜けきれない自分に吐き気を覚えながら、相手の返答を待って)

  • No.100 by 樹蛇菖蒲  2014-12-19 06:16:35 

>宵鬼さん


...分からないのが人間で、面白いものですよ。
(指先まで血をなじませては聞こえてきた言葉にふふ、と小さく微笑んで。この頭の中にある膨大な知識を持ったとしても人間、その人自身を全て理解するなんて到底できなくて。だがそれがまた面白いところで、好奇心が湧いてくるもので。それは己自身も関係なくて、言動なんて到底理解できない。不思議なものだ、と内心思っていれば不意に聞こえた相手の言葉に眉を下げて「おやおや...それは、私の命ですかね...? ふふ、だとしたら困りますねぇ」どこか楽しそうに笑みを零して紡げば、この、戦わないという選択肢の道を歩んだらどうなるのか少しだけ興味が湧いてきたがそれは叶うものかと疑うも小さく笑みを零しては相手の気配が消えたのを感じると結界を張る詠唱を初めて)

  • No.101 by 鈴懸  2014-12-19 16:58:43 

>宵鬼
…ふふ、勿論冗談だ。これ以上不用意に人の子を囲ったりはしない。今でさえ十分手一杯なのだからな。
(先程の言葉を否定されても受け入れられても傷付いてしまわないよう期待半分冗談半分で保険を掛けていたらしく、一瞬だけ残念そうに目を伏せるもののそんな内情を誤魔化すように指先を口許に当てながら笑みをこぼすとあくまで先程の言葉を冗談として処理しようとし。人の子に対してどれだけ思いを寄せようと仄かに抱いていた期待が叶うことなどないと遥か昔に分かっていたことのはずなのに、こうして繰り返し間違いをしてしまいそうになる自分に嫌悪感を感じ、尖った牙を唇に押しあて噛み締めることで自分への戒めを与えると先程まで口許に当てていた指を顎から喉へと滑らせ包帯の巻かれた自身の首に軽く触れて。)
…大丈夫、もう二度と人の子になどほだされないさ。

>黒羽
…何も知らないくせに。
(何も知らない相手にしてみれば今の彼の対応は正しいもので、自身の思いが身勝手で傲慢だと言われるのも仕方ないと感じる節もある。しかしどれだけ身勝手な、自分本意などうしようもない感情であってもその全てを悪の一言で納められまるで正義を振りかざすような口振りで責められるのはどうしても認めることはおろか受け入れることも出来ないことで。口にしたくない思いを隠すがためにこうして責められなければいけないやりきれなさにごうごうと音を立てて燃え盛る業火の中では聞こえないだろう酷くか細い、悲しさに濡れた呟きを漏らすと相手に視線を戻し。「ーーその名はお前程度の者が口にしていいものじゃない、我が名を汚すな。…それとも挑発か?そんなにその軽い頭を手離したいなら、俺が噛みきってやろう。」地上という明らかに相手に利がある状況で誘いに乗るのはただの馬鹿な行動かもしれない。彼の本気からすれば自分など殺されてしまうかもしれないのにそれを受けてしまったのは永久に続く呪いに耐えきれなくなってきてしまったこともあるのか、自分の本心でさえろくに分からなくなってきた中こきりと首を鳴らしながら相手の言葉に答えると、頭に掛けられた薄布を取り払うと同時に本来の大蛇の姿へと体を変貌させ。)

  • No.102 by 黒羽  2014-12-19 17:21:42 

>鈴懸

------皮肉なものだ。本当に。
(背後でなる業火の中。相手が何かを呟いたのは分かったが内容までは聞き取れず。しかし多方予想がつくのか、本来の姿を表した相手をどこか同情するような眼差しで見つめれば聞こえないよう上記を述べ。相手が隠し続けている思いを受け止められるのはきっと自分だけだろう。そんな自負をしてしまうのは、自分が亡者を導く存在だからこそ言える。今までどんな人間でも受け入れ、亡者として導いたり滅してきた。今更何を言われようとも変だとさえ思わない。けれども相手は自分を憎んでる。理解されたいなどとは思わないはずだ。そんな皮肉な現状に思わず自嘲的な笑みを浮かべては、変化した相手に錫杖を向け。「君が俺を殺したいならその道を喜んで引き受けよう。だが先程も言ったな。-------殺されて欲しかったら理由を話せ」そう述べれば相手の出方を待ち)

  • No.103 by 宵鬼  2014-12-19 20:08:25 


>樹蛇

…あァ、お前は十分面白ェな。
(木の上から相手の様子を俯瞰していたが、徐に口角を上げると去り際耳にした相手の言葉に答えるように一人ぽつりと呟き。互いの立場に囚われず、自らの思うままに行動する相手は少なくとも詰まらない人間では無いようで。不意にその表情を翳らせると、微かに憂いを帯びた目で相手を見詰めた後に程無くして枝から飛び降りれば棍棒を提灯の姿に変え四鬼家へ向かう帰路につき)

(/今回は此処で一旦回収させて頂きます!色々ごたごたしたシーンもありましたが、菖蒲君にちょっかい掛けるのが楽しくてついやりすぎてしまった感が否めません…;;
手拭は必ずやお返し致しますので、こんな奴で宜しければまたの機会にお相手宜しくお願い致します!)


>鈴懸

…なら、俺にはほだされンだな?
(一瞬悲哀を帯びたような相手の様子を目敏く感じ取ってしまうものの、その感情を隠そうとしているのであれば敢えて触れるような事もせずただ笑みを浮かべ。この遣り取りで確信に至ったがやはり相手は己を人間と勘違いしているらしく、そうとわかればほんの悪戯心から妖である己の素性を遠回しに明かすような言葉を平然と吐き。そこで丁度良く階段が途切れ平地に降り立つと、車椅子の上にそっと相手を降ろし)
ん、到着。

  • No.104 by 樹蛇菖蒲  2014-12-19 20:49:55 

>宵鬼さん


...さようなら、鬼さん。
(ブツブツと詠唱を始めては神経に届く結界の張り巡らせていく感覚に静かに吐息を吐き出して。緊張の糸が解かれてはもう完全に相手の気配がないことに気付けば小さく微笑んで呟き。よいしょ、と立ち上がると手拭いで掌の止血をして。そう言えば、とまだ鈴懸が帰っていないと思えば蔵を出て。屋敷の門を囲むように張られた結界だが、門の外に出ればその結界は全く効かない世界になるが、そのまま中庭を通って門の外に出れば長い石畳の道の途中まで進んで立ち止まり。不意に視界に映りこんだ雪に微笑むと同時に寒さに弱い鈴懸が心配で眉を下げて。次第に薄らと積もり始めるがその場にちょこん、と腰を下ろして「......大丈夫でしょうか」と呟いては羽織をギュ、と握り)


(/こちらこそありがとうございました!またよろしくお願いします!)

  • No.105 by 鈴懸  2014-12-19 22:54:25 

>黒羽
ッは、誰がお前の甘言など信じるか!
(もうどんな不利な状況だろうと此処まで挑発されては自分が殺されるか相手を殺すか決着がつくまで退くことなど出来ず、辺りに長い胴を横たわらせながら威嚇するようにちろりと舌を覗かせ。そんな体勢になったこの状況下で相手の要求にまともに耳を傾けるはずもなく、その言葉の真偽がどうであれ構わないのか憎しみの籠ったような低い声ではね退ければその返事が終わるか終わらないかのうちにぐっと身を縮め、伸びる勢いでそのまま相手に飛びかかり。)

>宵鬼
な、にを…言って…。
(自分に言い聞かせるように呟いた言葉へ返ってきた相手の言葉はどこかおかしな物言いで一瞬首を傾げたあとそのことに物申そうと言葉を紡ぎ始めた最中、徐々に相手の言葉が頭に染み入りその意味を理解し始めたのか段々と言葉がゆっくりになっていけばその台詞が最後まで発されることもなく驚きに表情を変え。流石にこんな事態は予想外で、これまでの長い生命のうちでも初めての出来事に対処が追い付いていないのかぱくぱくと口を開閉させながら信じられないとばかりに相手を見つめて。)

  • No.106 by 宵鬼  2014-12-19 23:14:15 


>鈴懸

ッは、阿呆面。
(博識で頭の切れる相手ならば己の言葉を聞き逃す事は無いだろう。その反応は大方予想通りだが何分普段相手が驚いている様子である場面にあまり遭遇した事が無い為に酷く新鮮な物で。その表情が見たい一心で屈み込み相手の顔の前にある薄布をそっと払うと目の前にある驚いたような顔に喉奥で笑みを漏らし、一言ぽつりと呟けば体勢を立て直し相手を見下ろして。相手も此方の正体が分かったであろう。そうなれば今まで聞いた話しは相手にとってマイナスになり兼ねない。少なくともプラスにならないであろう事は分かりきっており、このまま立ち去ってしまうのが懸命だと判断すれば腰に挿したままの提灯を抜き取り手に持ちつつ微笑を浮かべて告げれば早々に背を向け歩き出し)
今日の事は忘れてやらァ。けどな、俺が言った事は忘れンじゃねェよ。

  • No.107 by 黒羽  2014-12-20 00:25:18 

>鈴懸

--------ッ!!!
(相手は言葉を言い終えるよりも先に自分へと飛びかかり、それを錫杖で受け止め必死に足で耐えては目の前の相手を見て。「元よりっ、信じてもらえるなどと思ってない-----!!!でも、このまま見過ごすのも俺にはできないんだよっ!!!」そう言って強く錫杖ごと相手を押し出せば、大きく翼を羽ばたかせ空に飛び上がり。本来ならば業火を使ってしまえば相手に深手とは行かずとも怪我を負わせることはできる。けれどもそれはしたくなくて。せめて相手を抵抗不能程度までに追い込めればと、錫杖を構えれば殴りかかろうとし)

  • No.108 by 鈴懸  2014-12-20 15:07:54 

>宵鬼
ッま、待て!なぜ、こんな…お前、途中で気付いていたのだろう?それなのに、なぜ俺を殺さなかった。あれだけ無防備な姿をさらしていたんだ、簡単にやれたはずだろう?
(薄布を捲られ間近に近付いた顔は見覚えのある鬼の顔で、そのことで更なる衝撃を受ければこれまで相手に漏らした言葉の諸々が思い出され。不覚と感じると同時にこんなことに気付くこともできず自身のことをぺらぺらと語ってしまったこと、更には傍に置く云々の話やら色々なことが至極恥ずかしくなってしまい声もなくふるふると唇を震わせながら頬を紅潮させると捲られた薄布をぎゅっと握りしめて。酷く屈辱的に感じる出来事ではあったがその一部には疑問もあり、相手が先に気付いていたのならば無防備な姿をさらし続けていた自分を何故殺さなかったのか、その理由が分からず去りゆく背中に声を掛けると困惑したような面持ちでその回答を待ち。)

>黒羽
ッは、勝手に当事者のつもりか?お前は端役に過ぎない、その程度で当事者を気取るなど身の程を知れ!
(相手はあくまでも盗み聞きをした程度の関与しか持たないもの、それがまるで責任を感じているかのような物言いをするのは酷く腹が立ち、吐き捨てるように言い放つと殴りかかろうと振り下ろされた強靭な歯で錫杖を銜え込み。人型の相手と本来の姿となった自身とでは単純な力関係ならこちらに分があるだろう、銜え込んだ錫杖を首を振る反動で相手から奪い取りそのまま境内の林の方へと投げ捨てると再び体勢を立て直し、長い胴をばねにして飛び上がると相手に噛み付こうと襲い掛かって。)

  • No.109 by 黒羽  2014-12-20 15:50:35 

>鈴懸

------生憎、身の程知らずは今に始まったことじゃない。今更、直りはしない。
(袖触合うも他生の縁。そんなことわざを思い出しては、まさかあの盗み聞きがこんな殺し合いに発展するなんてお互い思ってすらいなかっただろう。そして自分がこんなにおせっかいを焼くことも、想像なんてしなかった。飛ばされた錫杖を尻目に羽でバランスを整えるが、その束の間こちらに噛み付こうとする相手。此処で死ぬわけには行かない。勢い良く羽を羽ばたかせその攻撃を避け。「---聞け、鈴懸ッ!!俺の役目は亡者を導くことだ。ならば俺が、お前が大切に思う初代に会っていないわけがない-----お前は、彼のためにも負の連鎖を断ち切るべきだッ!!」飛びながらも攻撃を繰り出すことはせず、語りかけるように話し。思い出すのはあの日導いた一人の男。その男が話したのは彼の幸せ。その言葉がなければ、自分の邪魔でしかない相手を生かし続けるものか。「お前は、幸せになるべきだよ-----」聞こえるかは分からないが、本心を呟き)

(/なんだか勝手に初代様の話を出して申し訳ないです・・・・! 亡者を導いている最中に、初代様に会って鈴懸様のこと託されたら・・・・とかなんて想像してしまって(( もし不快でしたら次は出さないので、事後承諾みたいになってすみません・・・・)

  • No.110 by 鈴懸  2014-12-20 17:07:36 

>黒羽
黙れッ!お前の嘘に何ぞ騙されるものか!
(もう遥か昔に居なくなってしまった恋情の行先、かの初代の話は余計に怒りを燃やす燃料にしかならなかったらしく紫色に光る瞳を大きく見開くと激高した様子で叫び。確かに彼の役目を考えれば初代と会っていた可能性もあるだろう、しかし彼がそれを今ここで明かす意味など熱を持った頭では挑発か油断をさせるための策としか考えられず。それ以上に自分にとって神聖な思い出として内に抱いていた初代の話を彼が口にしたことがまるでその思い出を汚されていくようで我慢ならず。あまりに長い胴体の一部が時折辺りを囲む業火に焦がされることも構わず傍の御神木に体を巻き付けながら登っていき、宙を舞う相手を捕えるべくそこから再び飛び上がるを相手に向かって毒を吐き出して。)

  • No.111 by 鈴懸  2014-12-20 17:10:12 

(/初代様の件全然大丈夫ですよ!正直考えていなかった展開ではありましたがとても楽しそうな流れになってきていると思いますし、初代様との邂逅についてはそちらでもある程度決めちゃってくださっていてもかまいませんので。ではではなんだか殺伐としたやり取りが続いていますが引き続きよろしくお願いします!)

  • No.112 by 宵鬼  2014-12-20 17:28:03 


>鈴懸

…さァな。誰かさんがらしくもねェ事言ってたからじゃねェの?
(制止の言葉に足を止め、背後からの尤もな問い掛けに無言で耳を傾け。何故、と聞かれれば本音を言うのならば己自身にもそれはわからず。自分の事だと言うのにわからないと言うのも我ながら滑稽ではあるが、ただ先程の相手の言葉を勝手に自らへ投影してしまった部分もあるのだろう。なんて様だ、と蝕む自己嫌悪に情けなく歪む表情を悟られる訳には行かず、相手に背を向けたまま夜空に浮かぶ月を仰いで嘲笑を含んだ声色にて言葉を返し)

  • No.113 by 樹蛇菖蒲  2014-12-20 18:54:42 

>all


......父上、先々代様...初代当主様、私はどうやらまだまだのようです。
(なかなか帰りの遅い鈴懸。一人になりたい時間は大切で、特に何も言う事はないが、冬は苦手の筈で。あまり遅くなるようなら迎えに行こうとも考えたがこの広い江戸の町、どこにいるかなんて見当もつかなくて、屋敷の門の外、町に続く長い石畳の真ん中で、積もりつつある雪を眺めながら座り込んで。左右に広がる敷地と有している森。音のしないしん、とした静寂のなかでふと、呟けばそれは吐き出した白い息とともに消えていき。敵対している妖を助けるなど、きっと先代達はしていないだろう、こんなことをもし見られたら逆に殺されていただろうと思えば苦笑を浮かべて。頭に微かに積もった雪を払えば羽織を脱いで、頭の上から被せては傘のつもりのようで)

  • No.114 by 黒羽  2014-12-20 20:24:19 

>鈴懸

----嘘じゃないッ!!いいか!彼はずっと!ずっとお前のことを気にしてるんだ・・・・このままじゃ、輪廻を巡ることも死ぬこともできないままなんだよ!!
(激高する相手。それも当然であり、自分の行動が相手を逆撫ででいることも理解している。それでも止めるに至らないのは、何よりもこんな自分に約束をこじつけた彼と彼が心配する相手のため。飛び上がろうとしたさなか、もろに毒を喰らえば咄嗟に鼻と口を手で覆っても遅く。蝕むような痛みに顔を歪め、何とか神社の本殿に不時着するが体はしびれを感じ始めており。このままじゃ言葉を発するのもままならなくなる。思いを伝えられなくなる。それだけは許されたいと口を大きく開けば、「-----お前は、大切な人をこのまま苦しませるつもりかよッ!!」とどこか泣きそうな顔で訴え)

(/そう言って頂けると幸いです! 勝手がすぎる前にちゃんと許可を頂こうと思いまして・・・・。こちらこそ、殺伐としていますが続けて宜しくお願いします!)

  • No.115 by 鈴懸  2014-12-20 21:43:00 

>宵鬼
…俺としては、お前と殺し合う理由はない。もしまた"らしくもない事"を漏らしてしまいそうになったら…お前は"聞かないふり"をしてくれるか?
(確かに今日の自分は相手に大分らしくないことばかり漏らしてしまったし、それに呆れて手が出せなかったという言い訳も確立はするだろう。しかし自分もある者を殺そうと企てている者、その程度の理由で彼が自分に手を出さなかったというのは何となく腑に落ちなくて。もしそこに彼が言った理由以外、同情でも何でも存在するならば、相手に初代の面影を重ねてしまっているのか群れることをあまり良しとしない自分が自身でも理解できないうちにまるで話し相手を求めるような言葉を相手の背中に発してしまって。)

>菖蒲
(/すみません、只今お二人の方とお相手していて頂いていますので絡ませて頂くことが出来ません。またもやお相手させて頂けないご無礼をお許しくださいませ;;)

>黒羽
――…俺だって、苦しい。たまらなく苦しくて、怖くて、寂しくて…お前なんかに、何が分かるっていうんだ…ッ!
(相手の言葉など戯言だと理解しているはずなのに、頭ではそう割り切れていても心ばかりは思い通りに動いてくれず相手が声を上げるたびにずきずきと胸が刃物で傷つけられたように痛みを訴えて。毒に侵され本殿に降り立った相手がもう飛び立つことは出来ないだろうと考え、地面をぬるりと這い回り本殿へと上がりその大きな口を開いて毒牙を相手の首に突き刺そうとした瞬間、泣きそうなほど悲痛な訴えが耳に届き。少しの空白が過ぎ去ってから大蛇の身体から鱗が輝きながら消失していき、相手の首筋に噛みつこうとしたままの状態で肌のところどころに火傷を残し人の姿へと戻ると両肩を掴んだままそっと額を相手の肩に乗せ。真偽すらもはっきりしていない相手の言葉にとうとう心が耐えきれなくなってしまったのか、額を寄せたまま震える声で呟くと、紫色の瞳からぼろりと涙をこぼし始めて。)
幸せになんて、なれるはずないだろう…!ッひ、檜扇がいない世界で、幸せになんてなりたくない…っ!

  • No.116 by 樹蛇菖蒲  2014-12-20 22:08:36 

>all

―生まれたときからずっと脳にすり込まれてきた、戦わなければいけないという概念に、疑問など持ったことがなかった...そういう運命なんだと受け入れてきた...
(白い息を吐き出しながら誰に言うでもなく、まるで自分に言い聞かせる様に呟けば寒さに少し身を震わせて。しかしその場を動く気はないらしく大人しく家族の帰りを待とうと瞼を伏せて。家族と呼んで良いのかよく分からないが、自分の中では大切な家族で、守らなければいけない家族で。しかしそれが同時に相手には息苦しさを与えているのではないかと不安にもなって。どうしたら喜んでもらえるだとか、笑ってくれるだろうかとか毎日考えているが空回りばかりで。ふと日常を思い出しては苦笑を浮かべて「...戦いなどなく、皆が平和に暮らせれば何よりですが...なぜ、争うのでしょうか」その答えは自分の持っている知識にも存在しなくて、導き出そうとすればいつも立ち止まってしまって。降り積もる雪を眺めては目元を緩めて)


(/鈴懸様
いえいえ!大丈夫ですよ。主はしばしの間休憩ということで皆様の展開を眺めております!でも定期的にロルは流しますので、絡める時がありましたら是非お願いします!)

  • No.117 by 宵鬼  2014-12-20 22:12:58 


>樹蛇

(/すみません、主様の示す時間軸がもし先程の絡みが終わった直後なのであれば言動に矛盾が生じてしまう為今回はお相手を控えさせて頂きます…;;申し訳御座いません、またの機会に是非…!)


>鈴懸

あァ、お前が俺を必要とするならな。
(相手の言う“殺し合う理由”が此方にはある。それがどんなに理不尽な物であったとしても、それは己にしてみれば十分すぎる程の理由であり。相手の言葉を拒まなければならないと言う事は分かりきっているはずなのに、神の端くれであった忌々しい過去はそれを無下にする事を許さず。これも全て、自分の弱さ故の結果だ。漸く表情を作る余裕が生まれれば振り返り相手を見据え、本当に相手が必要とする相手が自分に勤まるならば、と承諾の意を述べ)

  • No.118 by 黒羽  2014-12-20 22:24:58 

>鈴懸

--------分かってる。それだけ彼を大切に思っていることは、ちゃんと分かってる。
(聞こえてくる悲痛な叫び。毒されていく体で、必死に精神を繋ぎながら相手の言葉を聞き。しかし自分の訴えが聞こえたのか。それとも堪えたのか。自分の首に刺さろうとした毒牙は刺さることなく、その代わりのようにやってきたのは肩に感じる相手の重さ。耳元に聞こえる声が、嫌というくらいに胸に刺さる。毒に呼吸を荒くしながらも、相手の言葉にそう答えれば力の入りきらない手でそっと頭を撫で。「でも、それでも約束してしまったんだよ、俺は・・・・。君のことが心配で心配で堪らないと、このまま転生なんて出来ないっていう彼の思いに、負けてしまったから」初めて会ったのはもう遠い昔。いつまでも転生したがらない魂がいるなんて言われ、その魂を尋ねた先にいたのが初代樹蛇家当主の檜扇だった。話を聞けば、いつまでも自分を忘れない鈴懸が心残りなのだという。正直、自分の命を狙う男のことなんでどうでもいいし、むしろ助けてやる義理もない。けれど、話を聞いている内、自分の知らない鈴懸の姿に心を動かされ。根負けした自分が、鈴懸の幸せを手助けする、それが叶えばちゃんと転生すると約束してしまった。「・・・・死んでも思ってくる人の願いを、踏み潰しちゃダメだ。俺のことを憎くてもいい。君が幸せになるためなら死んでもいいよ------でももう、これ以上檜扇の願いを、無視しないであげて」優しく撫でながら、今にも消えそうな意識の中。自分の精一杯の思いを述べ)

  • No.119 by 鈴懸  2014-12-20 23:12:21 

>宵鬼
…ありがとう、な。
(相手からしてみれば自分は殺してしまいたいほど憎い者のはず、そう自分でも分かっているつもりなのにそれでもこんな風に頼みごとをしてしまったのはなぜだろうか。自分自身の心の変化に思わず戸惑いを覚えながら何年生きていても慣れない他人への感謝をぎこちなくも口にすると、これ以上相手を引き留め続けるのも迷惑だろうと口を閉じて。ゆっくりと車輪を回し方向転換して相手に背を向けると相手とは反対方向へと進み始めて。)
(/そろそろレスが切れる頃かと思い鈴懸を引かせて頂きました。大丈夫だったでしょうか?これまでお相手ありがとうございました、また絡ませて頂けそうなときは何卒よろしくお願いします。)

>黒羽
…お前の言葉、信じてやる。
(柔らかく頭に触れる感触は毒に耐えているせいか少しだけ震えていて、それでも酷く心地よいその感覚はもう覚えていないくらい昔、まだ自分が自分という固体になる前の小さな蛇だった頃人間に触れられた時のことを彷彿とさせて。そんな相手の掌に心が動かされてしまったのか、小さな呟きを漏らしてからそっと口を大きく開き相手の首元に牙を立て噛みつくと、先程相手に仕掛けた毒と反応しその効果を中和する別の毒を注ぎ込み。相手の症状が回復するだろう量を注ぎ込んでから牙を抜き、少しだけ相手から距離を取ってその場に腰を据えると頬に涙が伝うのも構わずにそっと顔を上げ、未だ零れ落ちる涙はそのままに相手の両手を取るとそのまま自分の首へと導き。初代がもし自分に幸せになるよう願っていたとしても、愛した男とその男が愛した女の子孫たちを見守りながらこの世で幸せになれるほど自分は強くなくて、優しい彼らしくもそんな彼に思いを寄せた自分からしてみれば酷く残酷な願いに困ったように笑みを浮かべれば、目の前の相手をそっと見つめながら口を開いて。)
…なら、お前が俺を幸せにしてくれ。この世では、もう幸せになれる気がしないんだ。俺、は…せめて、向こうで檜扇と一緒にいたい。種族も、性別も、何も関係ない…あいつと同じひとつの魂として、傍にいきたい。

  • No.120 by 宵鬼  2014-12-20 23:29:35 


>鈴懸

(相手の口から紡がれる感謝の言葉を受けるのは初めてで、軽く目を見開いて見せるが直ぐに含みのある笑みを浮かべれば去って行く後ろ姿の見送りも程々に帰路へつき。その間今日何度目とも知れない月を見上げ、物憂げに目を細めると深くか細い溜め息を吐き)

(/お気遣い感謝致します、ありがとうございます!此方もそろそろ切れる頃かと思っておりましたので何ら問題御座いません!鈴懸さんの素の一面を見れたような心地で、とても楽しませて頂きました。機会があれば此方こそ、またお相手を宜しくお願い致します!)

  • No.121 by 黒羽  2014-12-20 23:54:47 

>鈴懸

なッ-------。
(信じてやる。その言葉は、今の自分にとってはこれ程にもないもので。ひどく安堵しては口を緩ませるが、その束の間首元に強い痛みを感じ。相手の牙から流れてくるものに、毒を中和しているのだと気づくがそれでも牙が突き刺さる痛みが変わるわけではなく。歯を食いしばって耐えながら、牙を抜かれると同時に荒れた息を整え。和らいでく苦しみに、安堵したような、安心したような気持ちで相手を見つめていたが、自分の手が相手の首へ寄せられ、そして告げられた思いに目を丸くし。「-----本当にそれが、お前の幸せなのか・・・?」相手の言葉を返せるほど、自分は相手を知らない。けれども相手の死を、檜扇が望んでいるはずもない。それが、本当に相手の幸せなら。そんな思いで、そっと手の力を込めていく。徐々に、徐々に、真綿で絞めるように力を込めていく。「ッ-------」しかし、死ぬには到底足りない力の時点で手が震え始め。それと同時に溢れてきたのは、大粒の涙。「ごめっ-----お、れには・・・できなッ-----」生きて幸せにしてあげて。そう約束したのに。それが自分には出来なくて。相手も死を望んでいて。相手が生きて幸せになれるチャンスがあるならと引き受けていた憎まれ役どころか、たった一つの約束さえ守れない自分の不甲斐さ。弱さに涙は留まるところを知らず)

>宵鬼様本体様

(/いきなり本体ですみません! 宵鬼様本体様がよろしければなのですが、よかったら絡ませていただきたいです! まだ絡めていなかったので、内心ドキドキしていたり・・・ご都合よろしければお願いいたします!)

  • No.122 by 宵鬼  2014-12-21 08:14:23 


>黒羽本体様

(/わわ、お声掛け頂きありがとうございます…!此方も未だ絡めていない黒羽様とは是非ともお話しさせて頂きたいと考えておりましたので大歓迎です!ドキドキして頂けるほど魅力あるキャラでは御座いませんが、何卒宜しくお願い致しますっ。
また、次の絡み文として練っておいた物を投下しようと思うのですが、何分現在黒羽様と鈴懸様が遣り取りしていらっしゃる時間軸とは随分違うものになってしまっておりまして…。それでも宜しいでしょうか…?)

  • No.123 by 黒羽  2014-12-21 11:04:16 

>宵鬼本体様

(/いえいえ、自分もまだ絡めていなかったので是非、と思いまして!
絡み文の件、全然大丈夫ですよ!むしろそう言われたら気になっちゃいます( ではでは、この度宜しくお願いします!)

  • No.124 by 宵鬼  2014-12-21 22:12:04 


>all

(晴天の冬の空の下、人通りの殆ど無い小道の傍らに一際大きく聳え立つ大木の枝に腰掛けており。日の光をあまり好まない己は昼間の外出は殆ど無いのだが、何分今日も主を見掛けておらず。何処かには居るのであろうが必要とされていないのであればわざわざ探すような真似もせず、そうして過ごす内に何日か日は過ぎて。冬空はそれなりに冷えるがその気温を殆ど肌に感じない己は木陰に入り、本来は棍棒である日傘を肩に掛けるように持ちつつ木の幹に凭れ掛かっており。その体勢のまま微動だにせず、目を伏せている様子は眠っているようにも見え)

(/皆様とのレスが一旦切れたと言う事で、新たに絡み文を投下させて頂きました!黒羽様は此方に絡みお願い致します!時間軸としては樹蛇様と鈴懸様に絡んで頂いた数日後の昼間、と言う設定に致しましたっ。どなたかお手空きであればお相手お願い致します!)

  • No.125 by 黒羽  2014-12-21 22:26:36 

>宵鬼くん

------おや、珍しいのがいるじゃない。
(珍しく今日は亡者の数は少ないらしい。世の中に漂う亡者特有の気配がほとんどなく。どこか愉快そうに空を飛んでいればふと、休もうと見つけた大木に見つけた一つの影。近づいていく度に鮮明になるその影に少し驚いたように目を丸くすれば、そっと羽を羽ばたかせては枝に座る相手に上記を述べ。そっとそのまま相手の手前に腰を下ろせば、じっと相手を見つめ。寝てるのか?と考えるが、語りかければ反応があるだろうと思い相手を見つめながら反応を待っていて)

(/絡ませていただきました! 今からドキドキが止まりませんが、よろしくお願いします!)

  • No.126 by 宵鬼  2014-12-21 22:47:31 


>黒羽

…珍しくねェ。何の用だ。
(目を伏せていた所で眠気に襲われる訳でも無く、有り余った暇を潰す事もできないままこうして枝に腰掛けかなりの時間が経っており。少し意識を向ければ沸々と沸き上がるのは脳の片隅にある殺生に対する欲であるが、無論無意味にその辺の生き物を殺すなんて事はせず。然しこう心に靄が掛かる日は何かでこのもどかしさを発散したいのは確かであり、そんな最中に相手の声が聞こえれば心の内で盛大な舌打ちをし。この際無視をするしかないと暫し無反応でいるも気配で感じられる注がれる視線に耐えきれず手にしていた日傘を相手からの視線を遮るように開いたまま其方に向け。序でに先程の言葉に答えては目を伏せたままどうせ用等無いのだろうと予測した上で問い掛け)

(/絡んで頂きありがとうございます!無愛想な対応しか出来ず申し訳御座いません…;;此方こそ、個性ある息子様と絡ませて頂けて先程からわくわくどきどきしております…!何卒お相手お願い致しますっ)

  • No.127 by 黒羽  2014-12-21 23:14:18 

>宵鬼くん

------別に?これと言った用はないよ?でもせっかく見かけたから挨拶にーっと思って。
(早々に聞こえてきたのは盛大な舌打ち。暫く見つめていたが、それを傘で遮られてしまい。聞こえてきたのもなんとも愛想のない言葉。けれども相手のこんな無愛想な態度は今に始まったことではなく、気にする様子もなく相手に上記を投げかければ見えないだろうがニコリと笑い。「そんな宵鬼くんこそ、こんな場所で何をしてるの?散歩?」相手の心情など知るはずもなく、楽しげに話しかけてはじっと相手を見ていて)

  • No.128 by 宵鬼  2014-12-21 23:42:14 


>黒羽

…もう巣に帰れよお前。そこに居られると喰ッちまいたくなる。
(厳密に言うならば散歩では無く暇潰しだ、と考えはするがわざわざ訂正する程明確な違いがある訳でも無く、何より鬱々とした気分の所為でこの遣り取りが不毛に感じ始めれば答えを返す事は無く。一方で未だ感じる視線に観念したのか傘を再度自らの肩へ置き横目で一瞥をくれてみれば、そこにある笑顔に一体何処に笑みを浮かべる要素を見出だしているのだろうかと甚だ疑問に感じ。浅く溜め息を吐くと再度視線を逸らして木に凭れ掛かり、溢れそうになる破壊衝動を封じ込めるように目を伏せ。相手が烏天狗である事を分かっている上で身を置いている烏丸家を“巣”と称し、忠告にしては投げやりな口調で告げ)

  • No.129 by 黒羽  2014-12-22 10:24:41 

>宵鬼くん

-----まあ怖い。でも拙僧はそう簡単には食べられてあげないよ。
(相も変わらず無愛想。それ以上に相手は自分のことが得意ではないかも知れない。なんて思いながらも気にせず見つめていると、観念したように傘を退かす相手。それに満足そうに笑みを浮かべるが、相手は反対にため息を吐き。目を伏せた相手に要は家に帰れと告げられれば、上記を返してニッコリと微笑み。木の上であぐらを掻き、その上で頬杖をついて顎を乗せ。どうやら随分と欲求不満なようなのだと分かれば、不器用な相手に苦笑を漏らさずにはいられず。「君は相変わらずだね・・・。別に拙僧は君に危害を加えようとしてるわけじゃないよ?----君の欲求が正反対のものだとしても、拙僧は気にしないし」むしろまだ自分なら上手く対応できる、なんて本当は自信などないのだが。少なくともそこらへんの生物を殺されるよりはいいだろうと相手にニコニコしながら述べて)

  • No.130 by 樹蛇菖蒲  2014-12-22 12:40:15 

>all


...そういえば、昔もこうしてよく外で父上の帰りを待っていたっけ...
(しんしんと静かに降る雪を見詰めながらふと幼い頃の記憶を思い出して。鈴懸を連れて外に出ていったきりなかなか帰ってこない父上を我慢ができなくて結界の効かない門の外、ちょうど座っている石畳の道の上で待っていた事があった。使用人に風邪を引くと言われても駄々をこねて待っていた。帰ってきた父上にきつく叱られたこともよく覚えている。どこかおかしそうに小さく笑いを零しては白い息を吐き出して。「...あの時は、帰ってこないのかと思っておりました。でも帰ってきてくれてすごく嬉しかった...」積もる雪をかき集めて小さな雪だるまを作ればきっと自分も今雪だるまみたいになっているんだろうと考えればそれもおかしくて、寒いけれどこうして静かに何かを考えられるなら待つ身でも苦痛ではないななんて思うと頭を振り、積もる雪を振り払い)

  • No.131 by 鈴懸  2014-12-22 16:56:27 

>黒羽
…お前も、俺を幸せにはしてくれないんだな。
(忌み役ばかりを押し付けられながら生きてきたというのに忌むがために生まれる恐怖心からか誰も自分を本当に絶命させるまで手を出しては来ず、だからこそとある鬼の存在や目の前の彼ならば自分の求める結末を描いてくれるのではと期待していた分相手の言葉は予想外だというより落胆の方が大きくて。何度も何度も首を切られた生前に比べれば生温過ぎるほどの相手の力に小さく溜息をつき首に触れていたその手を離させると、身勝手な言葉だと自覚しつつも小さく呟きを漏らして。結局この世では幸せになれない、しかしあの世に行って幸せになることも叶わない、何年も昔から察していたことを改めて認識させられると睫毛を涙で濡らしたままその場で項垂れて。)

>宵鬼
――…とんだ偶然もあったものだな。
(冬にしては珍しいくらい透き通るように澄んだ晴天の空を見上げながら樹蛇の家の女中に車椅子を押させちょっとした散歩をしていて。自分の存在があまり大っぴらになっても困るためか賑やかな道は避け人通りの少ない道をゆっくりと散策していれば道の先に大木がそびえているのが見えて。その樹には何となく見覚えがあり、もし記憶の中の樹とは違うものでもよく似たその佇まいに薄く笑みを浮かべると女中に先に帰っておくよう命じ、その樹の傍へと寄っていき。まだ樹蛇初代に出会って間もない頃、自分がまだ彼に恋情はおろか懐いてもいなかった頃よく縄張り内にあった大木の元で昼寝をしていた彼を追いやっていた懐かしい記憶に浸っていると、頭上から微かに自然の葉擦れの音とは違う音が聞こえ。見上げるとそこにいたのは先日一方的に語ってしまった相手、初代と何処か似ていると思っていた矢先の偶然に思わず苦笑を漏らすと、樹の幹に片手を付けたまま声を上げて。)
…おい、眠っているのか?今日は日差しで多少暖かいといえど、こんなところで寝ていたら体を冷やすぞ?
(/レスが切れてから間もなく絡ませて頂いてしまいましたが、大丈夫だったでしょうか?もしもう少し間を空けてからにしてほしい、等ありましたらこちらのレスはなかったことにしていただいて構いませんので!もしお相手させて頂けるのでしたらよろしくお願いします。)

  • No.132 by 黒羽  2014-12-22 17:12:34 

>鈴懸

--------ごめん、俺は、力不足だ・・・・。
(涙を流す間も、相手の呟きは聞こえてきて。いっそのこと、その苦しみを全て打ち明けてくれれば。何か出来るかもしれないのに。相手を助けたい。相手の幸せを願う善の魂に報いたい。なのに自分にはどうしてやることもできない。顔を上げれば、泣いている相手の姿が見える。自然と相手に手を伸ばせば、膝を立たせそっと包み込むように抱き。本心からの弱音を吐き出せば、相手が苦しくない程度に抱きしめる力を強め。「君の願いを叶えることも、君の大切な人の願いを叶えることも出来ない・・・・本当に不甲斐ないと思う。でも、せめて、今の俺に出来ることをしたい・・・鈴懸、君は彼に会いたい?」生者を死者と引き合わせるのはそう簡単なことではない。ある意味命懸け。それでも彼が会いたいと願うのなら、それで少しでも彼に希望の兆しが見えるなら。相手と檜扇を会わせたいと思い)

  • No.133 by 鈴懸  2014-12-22 20:48:46 

>黒羽
ッ、会い…たい…会えるなら、会いたい…っ!
(生きている限り永劫に続く樹蛇家との間に掛けた呪いは時間が過ぎるほどにじわじわと自分を苦しめていき、いつか苦しむことになると分かっていてなおこんな繋がりに縋ってしまった過去の自分自身を悔いて。自分を終わらせてくれると期待していた相手が自分を殺してくれなかったことでちょっとした放心状態にあるのか涙だけを瞳から零し続ける以外身動きを止めてしまい。そんな最中体を包み込んだ温かな感触に抱かれ、その温かさに縋るようにそっと腕を回すとゆっくり相手の方を見上げ、掛けられた言葉に首を緩く傾げて。会いたくないわけがない、叶うならずっと一緒にいたいとさえ願った彼に会えるのならと唇を震わせながら答えを絞り出すと子供のようにくしゃりと顔を歪め嗚咽を漏らして。)

  • No.134 by 宵鬼  2014-12-22 21:14:55 


>黒羽

ッは、言ってろ。髄まで喰いつくしてやる。
(大人しく食べられてしまわれては興も冷めるというもの、薄ら目を開き横目で相手を見遣ると口角を上げて不敵に笑み何処か挑発的な口調で述べれば舌先で上唇を舐め。然し自身に妖を喰らう趣味は無く本意は戦闘に向いているのだが、日陰に映える相手の白い肌を見ていると食欲すら沸いてきそうな程で。我ながら狂っている、と自嘲を含んだ笑みを漏らせば再度相手から視線を逸らし。此方としては敵と言えど主の許しも無く手を出す訳には行かず、出来れば今直ぐにでも退散願いたいところであり。そんな事を考えている最中続けられた“相変わらず”と言う言葉に不愉快げに眉を寄せると相手を見据え。一体相手は己の何を知っていて相変わらず等と言っているのか、まるで分かったような物言いを不服に思い。だが更に続けられた言葉にはすっかり毒気を抜かれてしまい、半ば呆れた様子で溜め息混じりに告げ)
…少しは気にしろよ。こっちは手ェ出さねぇように神経使ってンだっての。


>鈴懸

…一人で来たのか?
(樹の幹に身を預け無言で目を伏せていたが、ふと下方から聞こえてくる声に目を伏せたまま暫し無言で居り。声色から大方相手が誰であるかは検討がつき、ぼんやりと思考を向けるのは相手が車椅子で移動していた事であり。此処から樹蛇家は遠くはないと言えどそれなりに距離があるはずで、それならば一人での移動は大変だったのでは無かろうかと考えれば相手からの問い掛けや声に一切耳を貸す事無く目を開けば其方へは視線を向けないまま一方的に問い掛け)

(/お気になさらず、全然大丈夫です!寧ろ大歓迎です…!こんな可愛いげの欠片もない奴とお付き合い頂けるのでしたら是非とも宜しくお願い致します!)

  • No.135 by 鈴懸  2014-12-22 22:16:38 

>宵鬼
…途中までは女中にべったりくっついて来られたさ。この間の夜の散歩が原因か、最近菖蒲が煩くてな。
(結局眠っていたのか起きていたのか定かではないもののどうにか自分の声は届いた様子で、その返答こそなかったがそれでも会話が成立したことが嬉しかったのか僅かに口元を緩めると彼からの質問に答え始めて。先日の散歩というには長すぎる夜更けの邂逅の後、彼と別れ樹蛇の屋敷に帰ると心配した現樹蛇当主やら家に仕えるものやらに大分煩く言われてしまい、その関係で今日も途中まで女中の付き添いがあった訳で。元々群れるのがあまり好きではない自信としては息苦しくてたまらなかったのか困ったように眉を寄せながらため息を漏らすと視線を再び相手の方へと向けて。)
お前はそこで何をしていたんだ、江戸の町でも眺めていたのか?

  • No.136 by 宵鬼  2014-12-22 22:47:22 


>鈴懸

へェ、それは悪ィ事しちまッたな。
(相手が一人で来た訳では無いと知り一先ず安心するが、敵対する相手の心配をする等それはそれでおかしな話か、と一人自らへ向け嘲笑を浮かべ。然し恐らく相手と色々と会話した夜のその後を聞けば声色からしてもあまり好ましくない状況下である事が窺え、肩を浅く律動させ笑みを溢すと大して悪びれた様子も無く寧ろ白々しく聞こえる程軽い調子で遠回しに謝罪の言葉を告げ。然し相手からの問い掛けにふとその表情には微かな影が差し、遠い目で彼方に見える何処かを見詰めては呟くような声色にて返答し)
あァ、…そんなモンだ。

  • No.137 by 黒羽  2014-12-22 23:08:40 

>鈴懸

--------わかった。
(自分たち妖は、人と同じ時間を生きられない。そんな人間とのつながりを求めるために、烏丸家や樹蛇家、そして他の三家のように人と契を交わす。きっと彼も、そう思って繋がりをえたはずなのに、結果的にそれが彼を苦しめてしまっている。体に回された腕が、切なげに訴える声がそれを物語っていて。自分にはそれを拒否する理由など一切なく。そっと相手の目に手を重ねれば、「力を抜いて・・・心を無にして。今から君を-----彼のいる場所へ送ってあげる」そう優しく、幼子をあやすような声で語りかければ、静かに目を伏せて念じ始め。彼の魂だけを、彼が求める檜扇の元へ送る。自分はこの場所で彼の帰りを待ちながら、声で案内をするのが今できる最大限のこと。自分が此処にいれば相手を戻すことができる。それで自分の魂が体から剥がれてしまっても、きっと大丈夫。不思議とそんな思いを抱きながら、相手の魂を草木の生い茂る泉の前にいる彼の元に送り込んで)

>宵鬼くん

-----ふふ、怖い怖い。
(挑発的な相手の態度は、ある意味気を使わなくて済むから個人的には好きで。とはいえ本気で怒らせてしまっては自分でも流石に分が悪いのは理解しており小さく肩を竦めては上記を述べ。今日は日照りがよく、こうして肌を出していても寒さというのはほとんどない。やはりこれくらいがちょうどいい、と目を伏せてその暖かさを感じて。しかしどうやら自分の言動で相手は不服に思っているようで。小さく首を傾げると気にしろ、と言われてしまい。「おやおや、別に手を出してもいいよ?拙僧たち天狗の間柄では同性同士のそういった色事は珍しいことじゃないからね。と言っても拙僧は未だ無垢なのだけど」あえて全く違う方向に解釈してみては、悪戯っぽく笑みを浮かべて相手の様子を眺めていて)

  • No.138 by 宵鬼  2014-12-22 23:46:40 


>黒羽

…無垢、ねェ…どの口が言ってンだか。
(肩を竦める相手の様子を何処か呆れたような面持ちで一瞥しては再度視線を逸らし。忠告のつもりで掛けた言葉を見事に違う方向へ解釈されてしまえば流石に驚いたような表情を見せるが、その様子からしてどうやら本気ではない事を悟ると今の自分には誘い文句のように甘美に聞こえる相手の声に従い立ち上がると距離を詰めつつ揶揄するような口調で告げ。流れるような所作で片手を相手の首裏に回し支えつつ首筋を撫でるようにする一方、空いている手を相手の顎に添え。その手の親指をそっと相手の下唇に這わせつつ此方を向かせれば耳元に唇を寄せ囁き)
…喰ッちまッてもイイんだよなァ…?

  • No.139 by 黒羽  2014-12-22 23:58:18 

>宵鬼くん

えー、逆にそういうことしてるように見え---------ッ!?
(驚いたように表情を変えた相手を見れば、それが愉快でニコニコし。けれどもまるで自分は無垢ではない、なんて言われるものだから、性格はともかく肉体的にはまったくの清純だと述べようとするがそれは相手の所作によって遮られ。しっかりと後ろから手で抑えられ、顔を背けようにも顎に手が添えられていて。唇をなぞられれば、擽ったさに身を捩り。「ッ、ちょ、ちょっと、宵鬼、くん・・・・?」耳元で囁かれれば目をきつく瞑り。てっきり馬鹿にされて終わるのだと思っていたのに。されたことのない行為に顔を赤くし、困惑しながらも相手から離れようとして)

  • No.140 by 鈴懸  2014-12-23 00:02:25 

>宵鬼
そうか…なあ、もし手間でなければ俺も上に上げてもらえないか?いつも低い視点だからな、たまには高いところからものを見下ろしたい。
(白々しさすら感じるような相手の気のない謝罪は聞いて勿論機嫌がよくなるような返答ではない、しかし鬼の相手とある人間の男を重ねて見てしまいがちだった自分にとっては"相手は彼とは違う"と再認識できたようで悪い気はあまり起こらず。木の枝の上に乗っているからかそよそよと吹く風に髪を靡かせる相手はなんだか心地よさそうで、少しだけ羨ましくなってしまい。前回から何でだか相手に以前ほど警戒心を抱けなくなってしまっており、軽い物言いで同席を願い出ればいつぞやのように運んでくれとばかりに両腕を頭上の相手の方へと伸ばして。)

>黒羽
――…ひ、おうぎ…本当に、本当に檜扇、か…ッ?
(相手の掌が瞼に触れてから段々と体から力が抜けていき、背中に回した手をそのままにしておくことすら不可能になってしまえば最後には完全に意識を手放しくたりと相手に体を預けて。体から抜け出た魂は相手の力で檜扇の元、あちらの空間へと送られ、魂だけの存在になったからか瞳を開いたとき泉の傍に自分自身の足で立って行って。少しずつ意識がはっきりとしてきて、生い茂る木々の中でも一際目立つ大樹の元に目をやると出会ったころの姿をした樹蛇家初代の男が立っていて。じわりじわりと視界が歪んでいく中、男に向けて震える唇で言葉を紡ぐと、覚束ない足取りで彼の元へと近づいていき。)

  • No.141 by 宵鬼  2014-12-23 08:48:24 


>黒羽

ンだよ、俺に喰われてェんだろ?
(耳元に顔を寄せている状態である為相手の表情は読み取れないが、凡そどんな物であるかは予想出来。無論此方はからかうつもりでしているのだが、抵抗を示されると益々構ってやりたくなってしまい首筋に宛がった手をゆっくりと下ろし擽るように背中を伝わせ腰に当てると、ぐいっと此方に引き寄せ。顎に添えた手は頬へ、未だ視線を逸らすことは許さないとばかりに此方を向かせたままで居り。困惑を滲ませた声で名前を呼ばれれば相手を見据え口角を上げて問い掛け)


>鈴懸

あァ。
(相手の声に応じ下を見遣れば此方に両手を伸ばす相手の姿があり、すっかり警戒心が薄れたものだと微かな笑みを漏らすと地上へ降り立ち。相手の手を取り首に回させるとそっと抱き上げ「捕まってろ」と一言声を掛けると先程自分が居た枝へ高く跳躍し。枝に着地すると幹に凭れ掛からせるようにして相手を降ろし、その横に腰を降ろしては町を眺めつつ笑みを浮かべてぽつりと呟き)
…夜の方が眺めイイんだけどな。

  • No.142 by 黒羽  2014-12-23 16:35:53 

>鈴懸

-------うん、ちゃんと、彼だよ。
(抜け殻となった体を抱き抱え。聞こえてくる泣きそうな声にどこか嬉しそうに目を細めると、優しく投げかけるように上記を述べ。周囲には抜け殻となった体を求めるように集まってきた亡霊たちの群れが見えるが、自分がいるからか近寄ってくる様子はなく。けれども一触即発な雰囲気で、いつ襲ってきてもおかしくはない状態で。牽制するようにそれらを睨みながら、輪廻にいる相手には一切それを気取られないようにし。「-----檜扇?聞こえる?・・・ほんの少しの時間しかできないけど、二人でお話してくれないかな。・・・気が済むまで、って言ってあげられないのが忍びないんだけどさ。・・・彼のこと、よろしくね」そこにいる初代にそう語りかければ、ゆっくりとは言えないことに心苦しく思いつつも話して欲しいと述べて。そう言ったのを境に、聞かれたくないだろう相手を察して意識を閉じれば。周囲に蔓延る亡者たちを見つめ。「-------彼は渡せないよ。死にたくなかったら、近づかないで」そう短く述べては、現世と霊界をつなぐことで生じる痛みに耐えて)

>宵鬼くん

ち、ちがっ・・・・・!そんなこと、言ってないっ・・・!
(妖になる前。山岳信仰の一人として活動していた頃は当然坊主----僧と変わらない無欲な生活を送っており。妖となってからもそれは変わらず、言ってしまえば色事どころか色恋沙汰さえまともにしたことはなく。引き寄せられて感じる相手の温もりと逸らすことの出来ない顔に羞恥心から耳まで顔を赤くし。喰われたいんだろ、なんて言う相手の言葉が冗談だと分かっていても否定し。しかし力で相手に叶うはずもなく、体を押してもビクともしない。「そういうのはッ、将来を共にする人とやるべきだよッ・・・・・!!!」できることと言えば、この茶番が早く終わるように相手を興ざめさせることぐらい。まるで生娘のようなことを言っている自覚はあるが、動揺しているのもあってまともに思考が回らず前記のようなことしか言えなくて)

  • No.143 by 宵鬼  2014-12-23 19:48:41 


>黒羽

っ、…。
(相手の抵抗は此方にしてみれば微々たるものでしかなく、心底楽しげに笑みを浮かべてその様子を見下ろしていたが思いがけない一言に虚を突かれたように目を瞬かせ。白い頬は少しでも赤くなれば一目瞭然で、それを間近で見ている時さえ笑いを噛み殺していたというのに予想外な言葉を聞けばついに耐え兼ね。不意に相手の肩に頭を載せると声も無く浅く肩を律動させ、最早手遅れなのは分かりきっているものの少しでも漏れる笑みを最小限にしようと必死で)

  • No.144 by 黒羽  2014-12-23 20:02:55 

>宵鬼くん

--------~~~っ。
(耳まで赤くした顔。まるでウブな少女のようなセリフ。自分でも十二分恥ずかしいことは理解している。が、一瞬キョトンとした後肩に頭を乗せて小刻みに笑っている相手を見てしまえば、此方としては恥ずかしさを通り越して不服さが生まれ。「っ、わ、笑うなよッ!もう、宵鬼くんのバカッ!拙僧はもう帰る・・・・!!」きっと先程から自分の反応を楽しんでいたに違いない。そうと思えば前記を述べて笑う相手から離れ、羽を広げて飛び立とうとし)

  • No.145 by 宵鬼  2014-12-23 20:43:00 


>黒羽

待てって、ンな怒んなよ。大体お前が言い出したんだろうが。
(相手が憤慨してしまう頃にはある程度笑いも治まっており、それでも耳まで赤い相手の顔を見ると笑みが溢れてしまい。今にも飛び立とうとしている相手を引き留める理由は無いが、何と無く腕を掴むと此方に引き寄せ。然し怒る気持ちも分かるが先に手を出して良いと言ったのは相手の方で、己はそれに乗っかっただけだと半ば責任転嫁に聞こえなくもない台詞を述べれば反応を楽しんでいるのか笑みを浮かべてゆるりと首を傾げ)

  • No.146 by 黒羽  2014-12-23 21:03:48 

>宵鬼くん

だ、だからっって・・・・本当にすることないじゃないかっ------!!
(飛ぼうと羽を羽ばたかせるが、それよりも相手に引き寄せられて相手の胸の中になだれこみ。相手の言う通り、そもそも相手を煽ったのは自分であり。責任があるとすれば自分かも知れない。けれどもまさか、相手が此処までノリに乗ってくるなんて思ってもいなかったからで。上記を述べて子供のように唇を噛みながら拗ねるようにすれば、「そ、それに・・・せ、接吻でさえ、したことのない拙僧なんて、君にはそぐわないでしょ?」と視線を逸らしながら俯きがちに言って)

  • No.147 by 鈴懸  2014-12-23 21:54:30 

>宵鬼
…ふふ、それを聞くと夜の景色まで見たくなってしまうじゃないか。
(相手にしてみれば自分は殺したいほど憎い相手で、もしかしたら避けられてしまうかもしれないとも思っていたがそれは案外あっさりと杞憂に終わり。あの夜のように実に軽々と運んでくれる相手にそろそろ男としてのプライドなんてものを感じる気も失せたのか大人しく抱えられ望み通り樹の上へと運んでもらえば慣れない場所に若干ふらつきながらも落ちてしまうことだけはないよう寄りかからせてもらった幹にしっかりと手をついて。初めて訪れた自分としては今の昼の景色でさえ素晴らしい眺めだと思うのに夜の眺めの素晴らしさを説く相手の言葉を聞いてしまえば欲が出てしまったのか困ったように笑みを浮かべながら呟いて。)

>黒羽
ッ檜扇、会いたかった…ずっと、ずっとずっと…っ!でも――…これからは、ずっと一緒だ。
(魂同士として、初めて対等の立場としての邂逅が叶ったことに歓喜した様子で初代の元へと駆け寄り、かつて素直になれなかったがために一度として交わせなかった抱擁を自分から飛びつくようにして行えば冷たい相手の腕が背中に回るのを感じて。目じりに涙を溜めたまま再会に喜び、初代の男らしく太い首へと腕を回せば、しっかりと抱き付いたままその耳元へと唇を寄せ。再会を喜ぶ言葉、その最後に何やら不穏な言葉を残せば次の瞬間、初代の首筋へと噛みついて。元々自身は沢山の魂を縒り合わせて合わせて出来たもの、その体は他の魂を一つにまとめ上げ、同化することに非常に長けている。こうして魂同士として初代と会えるのをずっと狙っていたのかもしれない、噛みつき、深い繋がりによって初代のその魂へと切り込むとその魂を自分のものと同化させてしまおうと、抗おうとする初代すらきつく抱きしめ押さえこみ、徐々にその魂を吸収し始めて。)

  • No.148 by 宵鬼  2014-12-23 21:59:29 


>黒羽

まだ何もしてねェだろ。…所望すンならしてやッけど?
(ただ近付いただけで実際に何かをした訳では無いのだからそこまで怒る事は無いだろうと半ば呆れたような困ったような面持ちで言葉を返しつつ腕を離してやり。然し相手にその気があるならば幾らでも応えてやると口角を上げてからかうような口調で問い掛け。不意に視線を逸らしつつも口にされた言葉は然程驚くような物では無く、片眉を上げて笑んでは逸らされた視線を辿り顔を覗き込み)
へェ、同性同士の情事が普通な割に随分純粋なんだなァ?

  • No.149 by 宵鬼  2014-12-23 22:21:19 


>鈴懸

此処からは月がよく見えッからな。街の夜景も負けちゃいねェが。
(相手の心境等知る由も無く、枝に腰掛けると片膝を立てそこに頬杖を突いて。今は日の光が眩しすぎて目を頭上へ目を遣るのは叶わないが、夜になると浮かぶ月を眺めるのは正に至福であり。またその目下に広がる明かりの灯った街の夜景も一級品と称賛しており、以前何代か前の当主と此処で夜酒を酌み交わした時の事を思い出し頬を緩め遠く街の方角を見詰めながら如何にそれが素晴らしい物であるかを短い言葉で伝え。然し隣から聞こえる相手の言葉に其方に視線を向ければ先程女中等に付いて回られるのは息が詰まるような事を言っていたのを思い、見たいのならば連れてきてやるとのニュアンスを含め笑みを浮かべながら首を傾げ)
お望みならいつでも攫ってやるぜ?

  • No.150 by 鈴懸  2014-12-23 23:37:32 

>宵鬼
…魅力的な話だが止めておこう。どうせ見るなら、もう少し穏やかな気持ちで見たいからな。
(暗い夜空に輝く月と提灯の明かりでぼんやりと淡い光を灯す町並み、想像することしか叶わないもののそれでもその情景がどのくらい素晴らしいものなのかは何となく感じることが出来。そんな夜景へ誘おうとする相手の持ちかけた話は確かに魅力的であったが、攫われるという不穏な響きから自分が屋敷を抜けた後どうなるかは想像するのも辛いくらい面倒なのが明らかで。相手の話を断るのは自分としても非常に残念だが、致し方ないと割り切り適当な言い訳を添えることで穏便に断りを入れようとすればそれでも残念な気持ちが押し込められなかったのか少しだけ表情に影を落として。)

  • No.151 by 宵鬼  2014-12-24 00:05:37 


>鈴懸

…窮屈か?人間に飼われンのは。
(相手が此方の誘いに乗るかどうか、予想は半々であり返答に対し然して感慨が湧く訳でも無いが、影の落ちる表情を見れば何と無く心境を理解し。不意に何の脈絡も無く問い掛けるは相手の心情について。互いの立場を理解した上で敢えて“飼われる”なんて言い方をし含みのある笑みを浮かべながら横目で相手を見遣り)

  • No.152 by 鈴懸  2014-12-24 00:33:41 

>宵鬼
…窮屈、というか…苦しいの方が合っているな。最初は耐えられると思っていたんだが…時とは恐ろしいものだ。
(窮屈というのとは何となく感覚が違い、言葉を改めて伝えると困ったように眉を寄せながらそっと胸のあたりを握りしめて。かつて愛した男とその男が愛した女が交わり、成した子達を死という制限がない限り未来永劫見守り続けなければいけない苦しみは、自ら選択した答えだというのに時が経つにつれその苦しさが増していき、最近はちょっとしたガタさえ感じ始めている。相手の言う通り"飼われている"という感覚は最早飼い殺しの文鳥にも似た絶望感すら抱かせ、時折胸を締め付けられるような衝動を感じるほど。我ながら愚かとしか言いようのない現状に苦笑を漏らすとそっと相手に視線を向け。)
…お前こそどうなんだ。人に使われ、従わされるのは苦痛か?

  • No.153 by 宵鬼  2014-12-24 00:58:04 


>鈴懸

…苦しい、ねェ…。
(どうやら相手は自らの立場に対しあまり肯定的でない思いを抱いているらしい。ある意味想像していなかった返答にいつの間にか表情から笑みは消え、その声に耳を傾けつつ視線は再度街の方へ向いていて。相手の言葉を微かな声で反芻し、何がそんなにも辛いのだろうかと分かりもしない事を考えていて。その最中で同様の問いを返されれば、相手とは正反対の価値観を持つ身でありながら己の思いを出来るだけ感情を籠める事無く淡々と告げ)
…俺は使われてるンでも従わされてるンでもねェからなァ。俺の役立たずな力じゃどう足掻いても手に入らなかったモンを与えられた恩に報いてるだけだ。

  • No.154 by 黒羽  2014-12-24 01:13:07 

>鈴懸

----------ッ!?檜扇!?
(非常に不安定な形で魂を繋いでいるからか、その情景は見えない。けれども感じたのは初代からの魂の叫び。そこで相手の言葉に何が起きているのかを察すれば目を見開き。「っ、鈴懸!!やめろ------------!!」そう叫びを上げれば、大きく目を見開き。しかし相手の魂が向こうにある以上、無理矢理引き戻せば様々な齟齬が発生する。しかしこのままでは檜扇の魂が壊されてしまう。「ッ-------、クソッ!!」そう唸りを上げれば、大きく翼を開き。そして大量の業火を鳥のように何十羽も生み出せば、それを相手に向かって飛びかからせて)

>宵鬼くん

そ、そう、だけど・・・・・。
(相手の言うことはごもっともなのだが、異様に近い距離感を意識してしたことがなく。困惑するように顔を俯かせるが、相手の言葉に口を尖らせ。「ふん、そこらの天狗と一緒にしないでくれよ。拙僧は天狗の中でも高貴な烏天狗なんだから、そ、そんな色事なんてするわけないだろ・・・・」最初こそ堂々と語っていたものの、もはや情事という言葉を聞けばどんどん顔を俯かせていき。それを隠すように手で顔を覆っては、「------ていうか、そんな、恥ずかしいことできるわけない」と観念したように呟いて)

  • No.155 by 鈴懸  2014-12-24 01:49:35 

>宵鬼
…そうか。俺とは、違うんだな。
(自分とは違い相手は人との関係を受け入れ、そうすることで自身の欲するものを手に入れられたらしい。自分とは人との関わり方も今の関係も何もかも違うようで、淡々と語るその言葉にすら僅かな憧れのようなものを感じてしまって。自分もそうして人と平和に分かり合い、満足できる立場にいられたらどんなに良かったか。人への恨みと憧れ、ぐるぐると渦巻く複雑な感情から生じた自分という存在には到底叶うことのないその関係性にやるせなさを孕んだような、気のない返事で答えると視線をそっと伏せて。)

>黒羽
…邪魔をするな。やっと、やっと檜扇と会えたんだ…このまま、離れたりするものか。今度こそ…今度こそ、俺だけのものだッ!
(徐々に檜扇の魂を取り込み、彼の姿が透けてくるのを見て至極嬉しそうに頬を紅潮させるとゆっくりと崩れる初代の身体を支えながらそっとその場に座り込み。そんな中自身が築き上げようとしている平穏を乱そうとする、羽ばたきと炎のはじける音を耳にしふるりと頭を振れば同数の白い蛇を髪から生み出し、相殺させるようにそれを放ち。相打ちになる形で消えていく蛇と炎の烏を今までにないくらいの強い憎悪が籠った目で見つめ、地を這うような低い声色で脅すような言葉を呟くと膝に崩れ落ちた初代をしっかりと抱きしめ。現世では思いを叶えることはおろか伝えることもままならなかった相手が、今自分が手に入れられるような状態で存在している。途方もないくらいの長い時間内に閉じ込められていた恋情は最早留めておくことなどできず、歓喜に震える感情からほろほろと涙を零しながら今までためらってきた"手に入れたい"という欲を吐き出すように声として放てばゆっくりと体を透かしていく初代の額に頬を寄せて。)
もう誰にも奪わせたりしない、誰にも譲らない…。ひとりで転生なんて、絶対させてやらない…。生まれ変わって、また俺以外と結ばれるなら…ずっと、ずっとずっと、俺の中で愛していてやる。お前だって、俺に幸せになって欲しかったんだろう?

  • No.156 by 黒羽  2014-12-24 02:06:49 

>鈴懸

------ふざけるな。
(彼を幸せにしたい気持ちも嘘偽りないもの。しかいいったい誰がこんな結末を望んだと言ったか。もはや彼の思慕----否、恋情は募りに募ってそれは狂気とさえ言えるものに成り果てており。今にも消えて行きそうな檜扇の魂が分かれば、上記を低い声で述べ強く唇を噛み。それによって溢れた鉄の味を感じれば、怒気を孕んだ瞳を開き。「君の思いは、俺が断ち切ろう。君のその思いが君を苦しめるなら-----全てこの俺が、引き受けてやる」魂。それは記憶。魂を断ち切ることは、記憶を奪い去ること。出来る限りこの手は使いたくなかった。それでも二人が生き残る手段は-----これしかない。大きく開いた翼を大きく羽ばたかせれば、そのまま大きく空を飛び。そのまま輪廻の門を開けば、今にも消えゆく檜扇とそれを取り込まんとする鈴懸を切り離すように業火で生み出した炎を振り下ろし。そのまま割り入るように地に足をつけば、相手を見つめ。「------我は烏天狗。亡き者の魂を導く者。その思いなる業火を駆る者。狂気に身を沈めた大蛇を今、この手で救うこと、願い給う」そう口上を述べれば、手に現れたのは業火の刃。それを相手に向けては、下から刃を振り上げて)

  • No.157 by 樹蛇菖蒲  2014-12-24 13:28:05 

>all


あの家の中は、何故か息が詰まる。
(冬の寒い朝は、空気が澄んでいてとても好き。寝室から出て肺一杯に空気を吸い込んで。使用人に手伝って貰いながら重い袴の装束を着ていき。最後に羽織りを着れば部屋を出て、朝餉は要らないと断り、外へと出て行けば門の外へ出て。結界の具合を見つつそのまま石畳の道をおりて行けば、左右に広がる深い森へと入っていき。町へ続く森の奥にある小さな祠。音も無い、不思議な空間のそこは神聖な聖域で、祠の前に座り込めばポツリと一つ呟いて)


(/皆様の素敵なロルに自分はまだまだなんだなぁ、と思いつつ投下しておきますね← ちょっと時間軸を変えてみました)

  • No.158 by 鈴懸  2014-12-25 22:36:10 

>黒羽
俺の魂を奪おうとは、烏風情が傲るな。
(自分と初代との間に割りいるように飛び込んできた黒い羽根、その色が遥か昔同じように自分達の間に割り込んできた黒髪の女を彷彿とさせ。間を引き裂かれ仕方なく飛び退くようにして距離を取るものの体勢を立て直すより早く相手の刃が此方へと襲い掛かり。流石に避けきることは出来なかったのか髪のように生えた一部の蛇を犠牲にし何とか体に当たるのは避けると、切られた蛇が霧散し元の髪へと戻ると同時に過去の記憶が僅かに消えていったのを感じ。霧散していく蛇の生えていた辺りの髪を握り締め酷く憎悪を孕んだ言葉で相手を脅すように言うと視線を僅かに彼の背後に伏せる初代へと向け。「…他人を想い、愛し、自分のものにしたいと思うことがそんなにも邪悪なことか?あの女には許された所業が、何故俺には許されない?檜扇がいなければ幸せになんてなれないのに…死して共に居ることも、魂として共に居ることも出来ないなら、俺はどうやって幸せになればいい…?」人間の女には許された所業が妖怪の男である自分がすれば断罪されなければいけないほど凶悪なものとされる。その事実がただただ悲しくて、自分の運命を呪ってしまいたくて、愛することすら叶わないことが酷く苦しくて、どうしようもない気持ちを吐露するように相手に言葉をぶつければ、自分の運命を憎む思いがそうさせるのか包帯に守られた首の継ぎ跡を抉ろうとするように爪を立てて。)

>菖蒲
(/またしてもタイミングが…!以前同様、既にお二人の方にお相手していただいてしまっていますので、絡ませて頂くことが出来ません!申し訳ありません。)

  • No.159 by 黒羽  2014-12-26 00:26:27 

>鈴懸

------お前のそれは愛情じゃない。他人を憚らない愛情など、それはただ自分の欲求を満たすための自己満足と何も変わらない。・・・かつて君が受けた人からの行為と、何も変わらない。
(烏風情、なんとも今の自分には手痛い言葉だがもはやその言葉は重要でも何でもない。憎悪に彩られた双眸が真っ直ぐと此方を捉える。蛇に見込まれた蛙、なんてことわざを思い出すがあいにく蛙のように恐れを成している状況でもなく。相手を牽制するように睨めつけては上記を述べ。「鈴懸。逃げるのは悪いことじゃない。けれども、何時までも悲しみから逃げているだけでは、本当に逃げていることにはならないんだよ。人も妖も、何時かその悲しみに立ち向かわなければいけない。お前はその悲しみを-----孤独を受け入れなきゃいけない」避けられた刃を構え直し、ほんの少し目を伏せてはすぐに開き。「--------そして考えなきゃいけない。どうして君じゃなく、彼女が受け入れられたのかを。人間か妖か、そんなことではなく・・・・どうして"彼女"なのか、を」どこか悲しげにそう呟けば、地面を勢いよく蹴り動揺する相手に向かって上段から斬りかかり)

  • No.160 by 匿名さん  2014-12-26 01:05:59 

>黒羽
――400年以上、あいつとあいつの子孫のために耐えてきたんだ。友愛なんて、愛を欲する者にしてみれば酷く残酷なものでしかない。…最後くらい。俺だって、一度くらい報われたっていいじゃないか。
(愛しい人の子孫が16もの代替わりをする間ずっと他人を憚り想いを隠し、だからこそこんなになるまで耐えてきたのに。彼の言い分は自分にしてみれば酷く理不尽な言葉に聞こえるのに、相手の目は自分を悪に押し留めようとする偽善の瞳にしか見えず反論する気すらなくしてしまい。この400年以上の長い時間檜扇のためにと秘めた思いも、彼のためにと憎くて愛しいあの家を見守ったことも、まるでなかったことのようにされてしまうほど自分の思いは邪なものなのか。今までの自分の生きた意味が相手の言葉によって意味のないものへと変わっていくような感覚が酷く恐ろしくて、自らの首を握りしめたままその場に座り込むと瞳に溜めた涙を零しながらそっと瞳を閉じて。)
――そんなの分かり切ったことだ。彼女は"愛される存在"で、俺は"愛されてはいけない存在"だったから。ただ、それだけだ。

  • No.161 by 鈴懸  2014-12-26 01:06:49 

(/すみません、上記の書き込みは私です!)

  • No.162 by 黒羽  2014-12-26 01:27:59 

>鈴懸

--------君が勘違いしているのは"そこ"だよ。
(彼が報われてはいけないなど、誰も言っていない。きっと自分の言葉は、相手にとっては存在を否定する言葉でしかないのだろう。けれども違う。彼はずっと、ずっと勘違いしている。彼女は愛される存在だから愛されたのhではない。彼が愛されてはいけない存在だから愛されなかったのではない。振り上げた刃を、相手の頭の上スレスレで止めれば上記を述べ。「-------君はこの400年。彼への思いを抱き続けてきた。けれどもそれを打ち明けなかったのは、"自分は愛されてはいけない存在だから"と。そう決め込んで、君が彼、檜扇以外の愛情を拒絶していたからだ。君の出生の所以上、そう思ってしまうのは致し方ないのかもしれない。けれどね、鈴懸。この世に生を受けた存在に、愛されていけない存在なんて、どこにもいないんだ----檜扇も、彼が選んだ女性も、勿論君も・・・・・愛されていいんだ」愛されていけない存在なんていない。この世に生を受けたからには、人も妖も幸せになる権利を持っている。彼はきっと、拒絶してしまったのかもしれない。自分を受け入れてくれた檜扇以外の愛情を。どこかで受け入れることが出来たかもしれない愛情を。「------鈴懸。俺は、君とはいろいろあったけれど・・・・君を嫌ったことは一度もない。俺が愛情を抱いているなんて知ったら、それこそ嫌われしまうかもしれないけれど・・・今までも君を一人にしてきたつもりはなかったんだよ。でもそれでも・・・君がもうこれ以上、苦しみたくないというなら、俺がその思いを断ち切ってあげる。-----選んでくれ。俺ももう、時間がないんだ」そう呟けば、燃えたぎる炎の剣を握り込み。相手の回答を待って)

  • No.163 by 鈴懸  2014-12-26 01:56:23 

>黒羽
――…お、れも…俺も、ちゃんと愛されたい…ッ!
(自分は檜扇しか愛せないし、愛されることも出来ないとどこかで思ってしまっていたのかもしれない。実際彼が初めて自分を受け入れてくれたものだったから。唯一というものには誰だって他より強く執着してしまうが自分も例に漏れないものだったようで、だからこそこんな事態になってしまうほどに彼だけを求めてしまった。寂しい、苦しい、辛い、恋しい、その全てをただ一人に、檜扇だけに注ぎ相手の言う通り"自分は誰からも愛してもらえない"と思ってしまっていたことを改めて自覚し。それを否定するのは驕りであると自分の出生から心のどこかで思い込んでしまっていたのかもしれない、彼の言葉に俯いたまま目を見開き、動揺からか体をかたかたと震わせると首に添えていた手をそっと胸に当てて。愛されてもいい、その肯定はじんわりと胸に浸み込むようにして入り込んでくると頑なだった心を緩やかに溶かしていき。酷く優しいその言葉に全てが許されたような気さえして、その場に座り込んだまま子供のように泣きじゃくり体を小さく丸めると、檜扇のことも、この400年の時間も、自分が自分として存在する前の事象すら関係ない、純粋に今の自分の自分だけのための思いを酷くか細い声で吐露して。)

  • No.164 by 匿名  2014-12-26 02:13:50 

(/九尾の狐で参加させて頂いてもよろしいでしょうか?)

  • No.165 by 黒羽  2014-12-26 02:13:57 

>鈴懸

--------あぁ。勿論さ。
(酷くか細く、けれどもどこまでも真っ直ぐで純粋な気持ち。何百年も抱き続けた、愛情への執着とその裏にあった愛されたいという本心。やっと聞けた、その思いにそっと炎が消え去り。刃を握っていた手をそっと下ろせば膝を付き、目の前で丸まった体をそっと包み込むように腕を回し。囁くように上記を述べれば、微笑みを浮かべ。「急に変わるのは、とっても難しいかもしれない。でも、君がそう望むのなら。君が、愛されたいと願うのなら。俺は、君に友達が出来るよう、愛を知れるよう、たくさん手伝うよ。-------もう俺たち、数百年来の友人でしょ?」なんて言ったら怒る?なんて、おどけるような笑みを溢し。背に回していた腕を、そっと両手で相手の頬を包み込み。そっと顔を上げさせ。「だから最初は、その第一歩。大切な人に、痛いことしちゃったでしょ?----悪いことをしたら、ごめんなさいで仲直り」君なら出来るよ。そう優しく語りかければ、元気づけるように相手の額にそっと口づけを落とし。笑みを浮かべてそっと離れれば相手を促すよう、そっと立ち上がらせて)

  • No.166 by 主/  2014-12-26 03:27:57 



(/>164
九尾の狐は空いておりますので大丈夫です! keep把握致しました)

  • No.167 by 主/  2014-12-26 03:35:10 




(/鈴懸様
いえいえそんな...!絡める時で大丈夫です!お気になさらず)

  • No.168 by 宵鬼  2014-12-26 10:32:53 


>all

(/すみません、クリスマスと言うイベントにかまけてお返事が遅れてしまいました…;;下記にてレスをお返ししておりますが、何分時間が開いてしまった為絡み辛い等御座いましたら遠慮無く仰ってくださいませ…!!)


>黒羽

…恥ずかしい、って、お前…ッ。
(此方の言葉に対する相手の反応を見る限り何を思っての事であるかは手に取るように分かり、最早己には言い訳にしか聞こえない相手の言葉を至極楽しげに意地悪い笑みを浮かべて聞いており。然し不意に発せられた色恋に対する“恥ずかしい”なんて言う新鮮すぎる感想に一瞬の無言の後再度盛大に吹き出してしまい、何とか笑いを堪えようと今更無駄でしかない事を試みつつ途切れ途切れに口にして)


>鈴懸

見様に寄っちゃお前と変わんねェよ。ただ悲観しても辛くなンのはてめェ一人だ。周りには何の影響もねェ。俺ァ生きるも死ぬも地獄なら一人で堕ちてやる気はねェだけだ。
(立場が同じである以上、相手と己の間に大した差がある訳でも無く。一つ違うとするならば、それは恐らく自らの立場に対する見方であろう。他人からどう見られようが自分には関係無いが、ただ現状に甘え人間と共存し生活している、なんて奇しくも人間の手を取ってしまった何年も昔の延長を生きているように言われるのだけは御免で。滲み出そうな己への憎悪を少しでもその声色に感じさせてしまわぬよう細心の注意を払いながら、至って軽い口調で笑みを浮かべて返し)


>樹蛇本体様

(/大変申し訳ございません、絡ませて頂きたいのは山々なのですが此方も只今お二方にお付き合い頂いております故、今回の絡みは控えさせて頂きます…;;またの機会に是非…!)

  • No.169 by 黒羽  2014-12-26 13:31:08 

>宵鬼くん

-----・・・・・どうせ、変わり者だよ、拙僧は。
(生まれ育った環境に女性はおらず。日々厳しい修行の中で生きてきた人としての人生。天狗になった後も、人々の願いを叶えるため奔走する毎日だったが故に色恋沙汰には目をくれるさえしてこなかった。人々が良縁を築くために考えることはあっても、だ。間を空けて盛大に笑い転げる相手を不貞腐れた子供のように恨みがましく見つめ、フッと顔を背けては上記を述べ。しかしもはや意味がないというのに笑いを堪えようとする相手に少なからず苛立ちを感じては、「そんなに笑うなら、君が拙僧に色恋を教えてよ。夫婦が一体どういうことをするだとか、いろいろ知ってるんでしょ?」と言い終えて口を尖らせ。知識こそあるが体験など到底したことはなく。教えてくれるというなら、と少し期待の眼差しで相手をチラリと見て)

(/全然大丈夫ですよ! むしろクリスマスというイベントは年に一回ですから、思う存分楽しむべきですb レス返させていただきますね!)

  • No.170 by 宵鬼  2014-12-26 17:32:28 


>黒羽

…お前、俺に許嫁が居たとでも思ってンのか?
(いつの間に笑いが治まったのか、気付けばにやにやと口角を上げてどうやら拗ねてしまった様子である相手を楽しげに見詰めており。然し“色恋を教えてくれ”なんて言う突飛な要求に面食らい目を瞬かせては、先程から此方を驚かせるような事ばかりを言う相手に笑みを向け。それに答えてやりたいのは山々なのだが、何分幾ら人間に成り済ませたとしても生来鬼である自分は妻君は愚か人間を愛した事すら一度も無く、浮かべた笑みを崩さぬままにゆるりと首を傾げて問い掛け)

(/お優しいお言葉ありがとうございます…!また何卒宜しくお願い致します!)

  • No.171 by 黒羽  2014-12-26 19:52:17 

>宵鬼くん

-------・・・・?許嫁なんていなくとも、恋愛は出来るでしょ?
(笑う相手をまっすぐ見つめていたが、問われた内容にはすっかり目を瞬かせてきょとんとし。暫く考えるように黙り、首を傾げたりしていたが結論、許嫁はいなくとも恋愛経験くらいあるだろう、なんて述べ。相手の心境などいざ知らず、相手に四つん這いで近寄っていけば顔を近づけ。「さっきだって、君は拙僧がいいなら教えてやると言ったじゃない。---だから、ね?拙僧に色恋を教えてよ」まるで知らないことを知りたがる子供のように、首を傾げて強請るように述べ。相手を見つめながら返答を待ってみて)

  • No.172 by 宵鬼  2014-12-26 20:24:10 


>黒羽

だァから、恋愛なんざ知らねェっつってんだよ。…まァそれが無くても俺のカラダを欲しがる奴は幾らでも居たけど?
(この天狗は鬼の自分に恋愛なんて物が出来ると思っているらしい。はぁ、とわざとらしい溜息を吐きつつ呆れたような面持ちで投げ遣りに述べれば此方に近寄って来る相手の鼻先を軽く摘まんでやり。然し色恋沙汰を抜きにするならば乞われるままに身体を重ねた経験は少ない訳でも無く、目を細めて口角を上げればゆるりと首を傾げて相手を見詰め。自分に教えられるのはその程度で恋愛感情等教えられないが夫婦がする事を言うのならば例外と言う訳では無く、それでも知りたいのかと直ぐ近くにある顔に更に顔を寄せつつ相手の喉笛辺りにトン、と鋭い爪を軽く押し当てそれをゆっくりと下方へ這わせて行き)
知りたい…?

  • No.173 by 黒羽  2014-12-26 21:18:51 

>宵鬼くん

-----それは、君が鬼だから?
(相手の事は、ある程度の交流と外聞でしかない。五大の妖となった今、交流は増えてはいるが、その前のことはあまり知らない。鬼は妖としては、かなり人とも近い分苦労も多いのかも知れない。それを確かめるように上記を述べ。けれども喉笛をなぞられる感覚に不思議と背筋に通る何か。思わず息を詰めては相手を見つめ。「ッ-------、教えて、くれるの?」と軽く頬を染めて述べ)

  • No.174 by 宵鬼  2014-12-26 22:01:24 


>黒羽

…お前にはまだ早ェよ。
(ふと問い掛けられた相手の言葉に一瞬動きを止め。胸中に広がる動揺を押し隠すまでの間に一秒と掛からず、ふと気の抜けたような笑みを浮かべれば前の問い掛けには答える事無くはぐらかすような言葉を残して背後の幹に凭れ掛かるようにして身を引き。これ以上の相手との接近は好ましくない。そう感じたのは自らの中に渦巻く醜い感情に任せ余計な事を仕出かしてしまう可能性が僅かでも生じたからであり、それを踏まえた冷静な判断のつもりで)

  • No.175 by 黒羽  2014-12-26 22:34:13 

>宵鬼くん

えっ、えー!!?いいじゃん、教えてよーっ!
(見つめていた相手が途端身を引き。此処に来てすぐのときと同じような構図に戻れば、むぅと不貞腐れたように頬を膨らまし。せっかく知らないことを知れるチャンスだったのに。そんな好奇心はそう簡単に消えず、木の幹に背を預けた相手を追い詰めるかのように体を寄せてはそっと相手の上に座り。「拙僧だって、君や他の妖たちとも変わらぬ年齢をしてる。早いことなんてないでしょ、だから教えて」子供のように駄々をこねては、じっと相手を見つめて)

  • No.176 by 宵鬼  2014-12-26 22:58:29 


>黒羽

お前のその精神年齢がもうちょい上がったら考えてやらァ。
(年齢的には確かに同年代かもしれないが精神面では明らかに相手の方が年下であり、そんな相手に余計な事を吹き込んではどうなる物か知れないと一層その気が削げ。相手の重みを感じようとも構う事無く相手から顔を逸らし、相手の言葉に応じる気が無い事を遠回しに告げれば相手へと視線を戻し口角を上げて見据え)

  • No.177 by 黒羽  2014-12-26 23:09:38 

>宵鬼くん

んなっ・・・・拙僧の精神年齢が子供だってこと!?
(相手の言葉に心外だと大きく目を丸くしては驚いたように上記を述べ。これでも沢山の亡者たちを導くために知識は蓄えてきたし経験だってそこそこしてきた。ただ偶然色恋に関しては例外だっただけ。故に相手の言い分は心外以外の他なく。「------宵鬼くんの意地悪。いいよーっだ。教えてくれるまでここ退かないだけだからっ」此処までくれば意地だと相手の胴体に抱きつけば、頑として動くつもりはないと述べ)

  • No.178 by 宵鬼  2014-12-26 23:34:23 


>黒羽

勝手にしろ。着いて来てくれンなら寧ろ好都合だしなァ?
(現在の発言から行動に至るところまで、全てが幼いと言わざるをえない物である事をどうやら本人はじかくしていないようで、やれやれ、とばかりに溜め息を吐くが何を思ったのかにやりと口角を上げ。逆を言えば相手がのこのこと着いて来てくれるのであればこのまま四鬼家の屋敷へ向かい主に突き出してしまえば良いだけの話。こんなにも簡単に獲物を仕留めるチャンスが他にあろうかと頬を緩め、相手が抱き付いて来ている状態なのにも構わずその腰に片手を回し立ち上がると同時に軽々と抱き上げると不敵な笑みを浮かべて首を傾げ)

  • No.179 by 黒羽  2014-12-26 23:44:48 

>宵鬼くん

・・・・へっ、ちょ、ちょっと、何で立ち上がるの?
(ニヤリと笑う相手に目を丸くするのも束の間、しっかりと腰を抱かれながら立ち上がる相手に驚きながら上記を述べ。落ちないよう咄嗟に抱きつくが、そもそも相手が腰に手を回した理由が分からず。相手を怪訝そうに見つめるが、理由は分からずとも流石にこれが決して良い状況でないことだけは分かり。途端大きく首を左右に振れば、「せ、拙僧はこれから仕事なんだ・・・だ、だからこの場を離れるわけには・・・」とあからさまな嘘を吐き始めて)

  • No.180 by 匿名  2014-12-27 00:26:07 

名前/化野(あだしの)
年齢/見た目20代前半。
身長/179cm
武器/妖術、殺生石のかけらを埋め込んだ小刀(切りつけた者の狂気を呼び覚ます)

容姿/白金の髪を胸まで伸ばし、髪紐でひとつに結っている。顎につくほどの前髪はきちんと切り揃え、中央で分けて額を出す。涼やかな切れ長のつり目は琥珀のようで、目元に紅を差している。獣を思わせる縦長の瞳孔。すっとした鼻筋、引き結ばれた唇から気位の高そうな印象を受ける。服装は灰と淡い紫を基調とした品のいい袴。耳と九つの尾は完全に隠しているが、妖術を使ったりすれば露になる。本来の姿は白面金毛九尾の狐。

性格/容姿に違わず品の良い立ち居振る舞いをするが、皮肉めいた発言が多い。過去の出来事から思慕や恋慕といった全ての情に対して懐疑的であり、それらを信じる者を冷たく嘲笑う。また憎しみだけでなく人の繋がりを儚く虚しいものとして捉えているため”永久に共にいよう”などと軽々しく誓う人の子に哀れみの眼差しを送ることも。その点決して己から離れられない狐京一族には信頼と愛着を寄せている。情を疎む一方で他者と関わることは好み、相手の心にずかずかと踏み込む図々しさも持つ。普段の彼は怨みと悲しみを押さえ込んだかりそめの姿であり、犬神を前にすると愛憎に身を焦がす荒々しい本性を剥き出しにする。

備考/「化野」という名は初代当主に尋ねられた際答えたもので本名ではない。
上記の通り犬神以外の一族へは、敵視されている鳥天狗にさえ何の躊躇いもなく接触を図り引っ掻き回して帰っていく。幾分かはマシになったが昔の悪戯好きな性格の名残。また絆を否定しながらも無意識に他者を求めている現れでもある。
普段は契約者を尊大に振る舞いつつ可愛がっている。しかし己の目的の為に無茶をさせる冷酷な面も。妖力は契約の際に狐京一族に預けており、ひとりでは本来の5分の1程度の力しか発揮できない。また普段は狐火を灯し提灯がわりに夜道を照らすくらいしか使い道がない。好物は油揚げ。

歴史/長い時を生き神性を得た狐。人にもかつての同族にも畏れられ、やり場のない寂しさと悲しみを授かった力に乗せ”悪戯”という形で解消していた。悪戯といっても九尾だけに、鴉天狗が葬った亡者を六道へ戻すなど度を超えたものばかりで憎まれることもあったが己に向けられる憎悪さえ楽しんでいた様子。犬神に出会い、その優しさに絆されてからは大人しくなった。例の一件を経て狐京一族と契約、以後は彼らを手足のように扱う。狂おしいほどの怨みを石の形にかえた”殺生石”もかけらを残して彼らに譲渡した。


(/キープありがとうございました!長々と書いてしまい申し訳ありません、不備等なければこのpfでお願い致します!)

  • No.181 by 主/  2014-12-27 01:15:50 



(/>180匿名様
なんとも素敵な九尾の狐のpf、提出ありがとうございました!不備等見当たりませんので、絡み文を投下していただいて参戦してくださいませ。
なお、規則にもありましたとおりドッペルは2人迄となっております。ご了承下さい!)

  • No.182 by 化野  2014-12-27 02:41:25 

>all

……愚かしい。いや、哀れなものだ。
(夕刻から降り始めた雪は街を白く染め上げ、月の明かりに薄ぼんやりと輝いている。凍てついた風に吹かれて身を寄せ合う男女を眺めてはすっと目を細め、いずれ彼らに訪れる離別と苦痛に想いを馳せると氷のような冷笑を見せて。2人が行き過ぎると辺りはしんと静まり返り、青ざめた狐火を漂わせながらさくり、と雪を踏みしめ夜道を進み)

(/許可ありがとうございます。何かと至らない点もあるかと思いますが、皆様の素敵なロルに追いつけるよう努力しますのでよろしくお願い致します!)

  • No.183 by 樹蛇菖蒲  2014-12-27 10:06:31 

>all


...さて、少し町にでもおりましょうか。
(敷地の森の奥で、祠に手を合わせては静かに目を伏せて。暫くそうしてみればゆっくりと立ち上がり、小さく笑みを浮かべては祠に頭を下げて。祠に背を向けては、森の中を進んでいけばガサガサと木々をかき分けて進むと次第に獣道ではあるが道が見えてきて。その道に出るとそのまま道のりに進んでいくと、城下町に出て。師走の最後を迎える為にどこか皆急ぎ足で、それでも賑わいは変わらずのままで、思わず笑みが溢れては少しその光景を眺めて)

  • No.184 by 化野  2014-12-27 14:36:14 

>樹蛇

…樹蛇の小僧ではないか。蛟は何処だ?
(季節は年の暮れ。やれ大晦日だ正月と人の子が騒ぎ立てる頃。厳しい冷え込みも人々の賑わいで和らいでいる気さえする、と忙しなく浮き足立った町のなかを退屈そうに練り歩き。きつね蕎麦でも食べようかと思いここまで赴いたのだが、茶屋の店先で楽しげに語らう友、手を固く繋いで歩く母子、どこを見回せど人の情や縁が目に入る。これでは飯が不味くなるだけだと口に手を当てて欠伸をし、あてどなく彷徨っていれば見知った相手の姿を見つけ。ゆるりと笑みを浮かべ、距離を詰めながら同じ妖である大蛇の不在を問い)

(/早速絡ませていただきます!)

  • No.185 by 鈴懸  2014-12-27 17:02:36 

>黒羽
…ん、分かった…。
(友人、などという言葉をおどけた様に言う相手に少し驚いてしまい、頬に触れた相手の手の上から自分の手を重ねながら赤くなった瞳を瞬かせて。今まで自分は相手を殺そうと付け狙っていた、それにも関わらず冗談のような軽い言い方でも自分を友人として認識してくれる相手が嬉しくて、それでもそれを言葉に出せない照れくささからか口づけられた額を両手で押さえながら相手から若干の距離を取るとぶっきらぼうな返事をこぼしてからゆっくりと遠くに佇む初代の元へと歩いて行って。)

>宵鬼
…そうか。
(相手は相手の現状をキチンと捉えたうえで人間との関係を保っている。その現状こそ近しいものだとしても捉え方だけで相手と自分とがこんなにも違うのがなんだか皮肉で、そう感じているのに捉え方を変えることすら儘ならない自分自身に酷く嫌悪感を感じて。覇気のない返事をぽつりと返してから枝から落ちないように気を遣いつつ腕を上げ伸びをすると「…よし。この景色を見せてもらった礼に何か食わせてやろう。俺としてはすぐそこの甘味処がおすすめだが…どこか行きたい店はあるか?」これ以上この話を続けることが自分としては少々辛く、話を変えるため礼について持ちかけると話に出した店のある方を指さしながら緩く首を傾げて見せて。)

>化野
(/初めまして、>89の内容で大蛇をやらせて頂いています鈴懸と申します!素敵な九尾様のご登場に早速絡ませて頂きたかったのですが、当方既にお二人の方にお相手をしていただいている状況でして…。今回は挨拶のみとさせて頂くことになってしまいますが、また今度機会がありましたら是非お相手お願いします。では、これからどうぞよろしくお願いしますね!)

  • No.186 by 黒羽  2014-12-27 18:34:47 

>鈴懸

------・・・・っ。
(照れたように額に手を当て、距離を取る相手。しかし昔のような、如何にもな殺意は人が変わったように感じられず。そのことが嬉しくて笑みを浮べれば、檜扇に歩み寄っていく相手の背を見つめていて。しかし途端、引き裂かれるような痛みを感じれば、相手に気づかれないよう必死に歯を食いしばって痛みに耐え。あともう少し。彼らの先を見届けたいんだ。まるで自己暗示を掛けるように念じ、軽く荒くなった息を整えまっすぐ相手を見つめ)

  • No.187 by 樹蛇菖蒲  2014-12-27 18:52:14 

>化野さん


...おや、こんな所で合うとは。
(忙しなく行き交う人々を眺めては自然と目元が緩んで。こんなにも幸せな様子を眺めるのなら、いっそ宿命など放棄したいと思えてしまう程だが、それが許されないのは明白で、叶わぬ夢だろうと思えば苦笑を浮かべて。何か忙しそうに大掃除をする使用人達の為に買っていこうかと考えていれば不意に声を掛けられて。そちらへ視線を向けると見覚えのある相手の顔。そこまで深い関わりはないが、存在や顔、情報ぐらいはある程度分かっていて。微かに目元を細めては口元を袖で覆い隠して笑みを浮かべて「...鈴懸は、お出掛け中です。一人になりたい時だってあるんですよ」と相手の問に答えて)


(/おお、ありがとうございます! まだまだ未熟で駄文ではありますが宜しくどうぞ)

  • No.188 by 鈴懸  2014-12-27 19:06:08 

>黒羽
――…おい、大丈夫…か?
(これまでのことも、これからのことも、今まで溜めこんできた思いを打ち明けると共に先ほどの愚行に対する謝罪を初代に告げ、この謝罪で今までの全てを清算できたとは自分も思っていないがそれでも今までにないほどすっきりとした気持ちで改めて初代との別れを交わして。その交流もそこそこに彼の元から離れ相手のいるところまで戻ってくると、見た目こそ分かる変化はないものの先ほどと比べて明らかに苦しげになった相手の呼吸を心配し、そっと相手の顔を覗き込みながら声を掛けて。)

  • No.189 by 宵鬼  2014-12-27 20:52:46 


>黒羽

決まってンだろ、お前を家の奴に突き出すンだよ。
(此方の言動に焦り始めた相手からの問い掛けに平然と答えると、相手を片手で支え空いた手に日傘を持ち日の光を受けぬよう注意を払いつつ樹から飛び降り。その間に耳に入る状況から察するに明らかに嘘である言葉を軽く聞き流しては少しの感情も孕んでいない声色で白々しく返し)
へェ、そうか。お前も大変だな。


>鈴懸

甘味…?
(相手の様子が少々気になりはしたものの、その気掛かりさえ相手の口にした単語に気を取られ途端に忘れ去ってしまい。すぐそこ、と言える距離にある甘味処等把握しておらず、沸々と湧き上がる興味を抑え切れずに相手の指差す方へ素早く視線を向けると微かに弾んだ声でその言葉を反芻し。今直ぐにでも行きたい気持ちを抑え相手を見遣ると問い掛けに答え、早々に相手を抱き上げては樹から飛び降り)
いや、無い。行くぞ。


>化野本体様

(/わわ、初めまして…!!鬼の役をやらせて頂いております、宵鬼と申します!素敵な息子様に今直ぐにでも絡ませて頂きたいのですが、此方も現在お二方にお付き合い頂いておりますので、また機会が御座いましたら是非とも宜しくお願い致しますっ)

  • No.190 by 宵鬼  2014-12-27 20:55:25 


>化野本体様

(/重ねて申し訳御座いません、宵鬼のpfは>>17に記載してありますので宜しければご一読お願い致します!)

  • No.191 by 鈴懸  2014-12-27 21:40:47 

>宵鬼
ッわ、っと…お前、もしかしなくとも甘味好きか?なんというか、意外に可愛らしい趣向だな。
(甘味処を勧めたといっても甘味を食べるだけでなく茶を飲むくらいの、それこそ休憩のような意味合いで持ちかけた側面が強かったにも拘らず明らかに甘味の方に関心を強めた様子の相手を見て少々驚けば、性急に動き出した相手に掴まり。まるで駄賃を貰った子供のようなはしゃぎっぷりに思わず笑みが零れ、くすくすと静かに笑みながら言葉を向け。今までどこか樹蛇家初代と相手を重ね気味だったために男らしさのようなものばかり感じていて、そんな相手のこの変貌っぷりがなんだか急に可愛らしく見えてしまったのか角には触れないよう前髪の辺りだけをするすると髪を梳くように撫でで。)

  • No.192 by 化野  2014-12-27 22:10:05 

>樹蛇

それは呑気なことだ…出くわしたのが私で良かったな。何処ぞの犬畜生であれば、その喉とうに食い千切られていたぞ。
(1人になりたい。その言葉が相手と大蛇、どちらに掛かっているかは定かではないがどちらにせよ不用心だと笑みを深めて。脳裏に浮かんだのは樹蛇一族を敵視している件の一族。目の前の相手はいわば丸腰の敵。彼奴ならば涎を垂らして喜んだだろうに。凛とした声で犬畜生とこき下ろすも涼やかな笑みは崩さず、僅かに背の低い相手を見下ろせば細い首をつ、と指でなぞって。「しかし貴様らが一人歩きを好むとは。何がなくとも鬱陶しく連れ添っているものと思っていたが」己はともかく、契約者と妖は2人でひとつという漠然とした印象があり。また孤独を嫌うのが人の子の性。相手と大蛇の行動に芝居がかった素振りで首を傾げ)

>鈴懸様
(/初めまして、背景までしっかり作り込まれたキャラに惚れ惚れとしております…!なかなかタイミングが難しいですが、鈴懸様との絡みを楽しみに待たせていただきますね。機会がありましたらよろしくお願い致します!)

>宵鬼様

(/初めまして、魅力的な鬼さんを以前からこっそり拝見しておりました!タイミングが合わず残念ですが、宵鬼様との絡みを今から楽しみに待たせていただきます…!機会がありましたらよろしくお願い致します!)

  • No.193 by 宵鬼  2014-12-27 22:52:50 


>鈴懸

あァ?ッせェな、俺の勝手だろうが。
(地面に着地し相手を車椅子に降ろしてやろうとしていた最中告げられた予想外の言葉には驚きしか無く、片眉を上げると目を見開いて相手を見遣り。“可愛らしい”なんて言葉を掛けられた事等初めてでどういう反応を返すのが正しいのか検討もつかないが、鬼であり男である自分には屈辱的でもあったのか甘味好きを否定された訳でも無いのに噛み付かんばかりの勢いで言葉を投げ。髪を撫でられる馴れない感触を振り払おうとするかのように不機嫌そうな顔を逸らし、相手を車椅子に降ろしてやると早くも先程相手が指差した方へ歩みを進めており)


>化野本体様

(/過去の言動を顧みるとお恥ずかしい部分もありますが、最高の褒め言葉です…!ありがとうございます!!はいっ、可愛いげの無い奴ですが仲良くしてやってくださいませ…!!)

  • No.194 by 鈴懸  2014-12-27 23:06:42 

>宵鬼
別にお前の嗜好を否定したわけじゃない。ただなんというか…甘味処に入るお前を想像すると、だな…ッふ!
(可愛らしいなどと言われて喜ぶ男など希少だということを承知で言ったため相手の行動もある程度予測は出来ており、顔をそらされたために行き場をなくした片手を緩く振りながら一応フォローを入れておいて。しかしながら一人にせよ四鬼家の当主と共にせよ、相手が女性客で賑わっているであろう甘味処に陣取る姿を想像すると失礼だとは思うがなんだか不釣合い具合が面白くて、車椅子の車輪を押して先を急ぐ相手の後を追いながら思わず堪え切れなくなった様に吹き出してしまい。)

  • No.195 by 宵鬼  2014-12-27 23:20:30 


>鈴懸

…てめェ、喰われてェのか?
(今まで甘味処に足を踏み入れる事に対し何の感情も抱いて来なかった為に相手の心境を理解する事等到底不可能だが、いまいち素直に受け取れないフォローに眉を寄せつつ何も言わず歩き続けており。然し背後から相手が吹き出す声が聞こえると笑われた事に対する怒りと羞恥がない交ぜになりほんの僅かではあるが薄らと頬を紅潮させ、振り返るなり惜し気もない怒気を孕んだ低い声で問い掛け相手を睨み)

  • No.196 by 黒羽  2014-12-27 23:26:03 

>鈴懸

------・・・・だい、じょうぶ。
(漸く、長い間果たすことの出来なかった約束を果たせた。その光景を今、自分は目の前で見ている。それだけで、嬉しい気持ちが溢れて自然と笑みが浮かび。けれどもその安堵と同時に限界も来たらしい。顔をのぞき込む相手の姿を見れば、もたれ掛かるように肩に額を置き。上記を息も絶え絶えに述べるも肉体的には限界。強制的に相手の魂と自分を現世へと下ろせば、途端相手へと倒れ込み。痛みに耐えるように自分の胸を押さえれば、必死に息を繰り返し)

>宵鬼くん

--------なッ!?
(がっしりと掴まれた腰。今更悶えても遅いが、バタバタと足をばたつかせ。自分の嘘も平然と聞き流す相手に流石にまずいと察し、強く唇を噛めば自分の腰を掴む相手の手に触れ。「悪いけど、拙僧はそんな簡単に首をくれてやらないよ」そう平然のように述べれば、その手に業火を引き起こし)

  • No.197 by 宵鬼  2014-12-27 23:46:08 


>黒羽

ッぶねェな、冗談だよ。そこまでする事ァねェだろ。
(不意に手に触れられたかと思えば感じる痛みにも似た熱さに咄嗟にその手を引き相手を降ろしてやり。見れば軽く火傷のような状態になっているようで、もう少し反応が遅ければ危うく腕一本使い物にならなくなる所だった、と不服げに眉を寄せ。然しこのまま放って置いてもこの火傷から傷口が化膿してしまえば結果は同じ事、自分の体がどうなろうと構わないが戦闘に少しでも影響が出れば四鬼家全体の不利益にもなり兼ねない。仕方無しに木陰に戻ると日傘を棍棒の姿に戻し、ひりひりと痛みを訴える部分に手を翳すとそこへ洪水と言うには余りにも少量の水を発生させ)

  • No.198 by 鈴懸  2014-12-28 00:17:47 

>宵鬼
いいのか?俺を喰ったら甘味はなしになるぞ。
(意図はどうあれ結果的になんだか相手を馬鹿にしたような態度を取ってしまった手前、もしかしたら相手が怒り出すかもしれないと少々構えていたものの、反応として相手が示したものは怒りというよりはどちらかというと羞恥の方が強い印象を受け。相手の調子に乗せられることはあっても相手を自分の調子に乗せてやったことはなく、うっすらと染まった頬に思わず驚くものの喰われてしまっては困ると落ち着けとばかりに胸の前で両手を軽く振り。にやりを得意げな笑みを見せながら相手に反論を返せばどうすると尋ねるように相手をちらりと見上げて。)

>黒羽
――…ありがとう。お前のお蔭で、あいつとちゃんとお別れが言えた。
(現世へと強制的に引き戻される感覚は内臓を揺さぶられるような不思議な圧迫感と気持ち悪さがあり、その衝撃に耐えるように顔をしかめていればいつの間にか戻ってきていたのかぱちりと目を開くとまた動かない足をくっつけた人に近い体と、そんな自分によりかかる相手がいて。体そのものの痛みであれば自分の毒で麻痺させるなりして軽くしてやることが出来ただろうが、相手を今襲う痛みはそういう類のものではないと判断しそっと唇を噛み締めると、相手を少しでも癒せたらという思いからその背中に腕を回し、軽く抱きしめると同時に背中をさすってやりながら小さな声で感謝を口にして。)

  • No.199 by 宵鬼  2014-12-28 00:51:51 


>鈴懸

…ッの蛇…ッ。用が済ンだら即腹の足しにしてやらァ…。
(相手の言葉に思わず身を固くすると奥歯が砕ける程に強く歯を食い縛り絞り出したような声を漏らして再度背を向け。沸き上がる怒りに身が震えそうになるが、甘味を人質にされている手前全く抵抗が出来ず歯痒さに益々怒りは増幅し。歩みを進めつつ滲み出る憎悪を隠そうともしない声色でぼそっと不吉な言葉を一人ごち、甘味の為だ、と溢れそうになる怒りと屈辱を誤魔化す為思考をひたすら後々対面するであろう甘味に傾け)

  • No.200 by 鈴懸  2014-12-28 01:14:02 

>宵鬼
ああ、ここだ。婆さん、奥の席空いてるか?
(相手の様子はいつもならば正直今すぐこの場から脱したいと願うほどのものだが今回は甘味という新しく知った相手の嗜好が緩和剤となっているのかそれほど怖いとも思わず。照れていると取るにはいささか物騒すぎる相手の態度を横目に確認しながら少し先を行き、細い道を入ったところにある年季の感じられる店構えの甘味処に入っていくと中にいた老婆に気軽に話しかけ。お互いの素性もありあまり人目につくところは避けるべきだろうと考えてか店を入ったところから若干見えにくくなる席へと車椅子を転がしていくと元々あった椅子を退かし机の前について。)
お前、甘味が好きなら餡みつでもいいよな?ここは婆さんの好みか知らないが、基本餡みつしか出さないんだ。

  • No.201 by 宵鬼  2014-12-28 01:29:12 


>鈴懸

餡蜜…。
(相手を視界に入れると怒りに狂い今にも手に掛けてしまい兼ねない為不機嫌さを滲ませた顔を横に逸らしながら相手に着いて歩き。程無くして相手の声に立ち止まると決して真新しさを感じさせない佇まいの店に恐らくかなり以前からあったのだろうと察すると、今まで人に姿を見られるのも承知で足しげく街に通っていたのが骨折り損のように思われ何故此処を見付けられなかったのだろうかと心底落胆し。気兼ね無く老婆と言葉を交わす相手を後目に視線は店内をきょろきょろと行き交っていて、如何にも興味津々な様子でありながらも席につき。相手と対面しても尚視線は彼方此方へ向いていたが、餡蜜、と聞くとその視線を相手へと向け。餡蜜と言えば己が甘味と運命の出会いを果たした初代当主に食べさせてもらった何かと思い入れのある品。言われずとも餡蜜ならば喜んで食い付くがそんな心境さえこれ以上相手に晒すのは御免だと感情を押し殺し、視線を落として素っ気無く答え)
…何でも良い。

  • No.202 by 鈴懸  2014-12-28 02:11:48 

>宵鬼
…?じゃあ婆さん、餡みつふたつな。こっちのが大分腹減ってるみたいだから、なるべく早めによろしく。
(餡みつ、と言った途端先程までわざわざ自分を視界から外していたように見えた相手が此方を向いたためまさか苦手なものだったか、と先程までの凄まじい怒気の印象から若干冷や汗をかくものの、怒った様子もなく素っ気ない返事だけを口にした相手を見て思わず首を傾げてしまい。怒気を垂れ流しにしこちらを威嚇していた道中とは違いどうしてかおとなしい様子の相手に疑問を持ち、少しかまを掛けて調べてみることにしたのか注文を口にするとともに相手を指さしながらまるで相方が待ちきれない、とばかりの台詞で老婆を急かすと概ねの視線は老婆からそらさないまま、こっそりと盗み見るようにして相手の反応を窺って。)

  • No.203 by 黒羽  2014-12-28 10:17:20 

>宵鬼くん

-----命の危険を感じて、そうそう冷静でいられるヤツなんて普通いないよ!
(腕が腰から離れれば、当然垂直落下をするわけだがなんとか羽を羽ばたかせて衝撃を和らげ。その場に座れば、不服げにする相手の姿が見え。むしろ火傷で済んだならまだ良心的な方だろう。命の危険があると分かれば、普通もっと抵抗をするものだ。なんて文句を言いながら木の幹に座る相手を睨めつけ。しかしやはり少しやりすぎたかもしれない、という気持ちもあるからか。つい心配するように傷を見つめてはすぐ視線を逸らして)

>鈴懸

----そ、りゃ・・・よか、た・・・。
(魂と体を引き裂く痛み。生者を輪廻に送るということは、それだけの力とリスクが必要になる。分かっていたことではあるが、やはり痛みになど当然慣れるはずがなく。何度も荒い呼吸を繰り返し、痛みを和らげようとじっと耐えていたがふと背中に感じた温もり。相手が背を摩ってくれているのだと気づくのには時間が掛からなかったが、それでも今までの関係を考えれば驚きは隠せず。体を預けているため相手にはきっと見えないが、目を丸くして驚き。そのさなか相手に感謝を述べられれば、それが本当に嬉しくて。徐々に和らいでいく痛みと、心地よさから漸く上記を述べ。そっと相手に身を委ねればそのまま眠りについてしまい)

  • No.204 by 宵鬼  2014-12-28 12:09:58 


>鈴懸

てめェ…。
(これ以上相手の前で感情の起伏を露にするのはやめようと考えていたにも関わらず、老婆に語り掛けるその言葉を聞けばまたも沸き上がるのは殺意であり。決して否定はしないし出来るはずも無い、寧ろ此方の本心を言うならば空腹ではないにしろどれ程餡蜜を求めているかでは正に的を得た言葉で。それでもそんな風に言われてしまえば此方にも相応の自尊心と言うものはあり、店内で派手に怒りをぶつける気は無いのか周囲に聞こえぬ程か細く低い声で呟けば射殺さんばかりの勢いで相手を睨み)


>黒羽

何言ってンだ。命の危険を感じた時こそ冷静な判断をすンだろうが。
(確かに相手の言う通りだ。か弱く脆い人間であるならば。己はそのか弱く脆い人間である主を命を賭して守らねばならない身、例え命の危険に直面したとしても最優先すべきは主の命であり自らの命なんて物は二の次に回して然るべきだ。そんな思いから手元に落とした視線を上げる事の無いまま淡々とした口調で述べ。然し思い返せばそもそもの事の発端を作っているのは相手ではなかろうかと感じ始め、この扱いは余りにも理不尽だと反感が生じると棍棒を日傘の姿に変え未だ微かに痛みを訴える手から視線を上げ相手を見遣り意地悪く口角を上げて)
…大体、こうなったのはお前がくだらねェ事でぎゃーぎゃー騒ぐからじゃねェか。

  • No.205 by 樹蛇菖蒲  2014-12-28 14:53:34 

>化野さん


...私の喉を直接喰い千切るならば、毒の血に苦しむだけですよ。
(相手の言葉に目元を細めては緩い笑みを浮かべて。契約により、生まれたその時から毒のようなこの血は己自身が武器そのもので、直接触れるならばそれ相応の傷を相手も負うだろう。言わば、相討ちに終わる、という感じになるのは大体想像ができて。犬畜生、と見下した相手の言葉に微かに眉を顰めるも見下ろす相手を静かに見上げて「ずっと一緒ではありませんよ...鈴懸だって、一人になりたい時もあります」首をなぞる指、微かに視線をそれに向けるも首を振り)

  • No.206 by 鈴懸  2014-12-28 22:49:35 

>黒羽
ーー…礼は今度ゆっくりさせてもらう。今日のところはこれでお別れだ。
(自分に身を預け緩やかに眠りへと誘われていった相手の頭をぽんぽんとあやすように撫でてからそっとその体を地面に横たわらせると穏やかな笑みを浮かべ。しかしそうしていられたのも束の間、そう遠くない距離に大勢の人間の気配を感じればそれと共に風に乗って微かに聞こえる錫杖を地面に打ち付ける音からその集団が恐らく相手のお迎えだと察し。今まで執拗に相手の命を狙い続けていた自分と相手が一緒のところを見られてしまえば争いは避けられないと判断し、地面に横たわらせた相手の体に自分の羽織を掛けてやり。先程のお返しとばかりに相手の額に軽い口付けを寄せると緩く頬を撫でながら一言呟き、それからどうにか車椅子へと体を戻すと早々にその場を立ち去って。)
(/そろそろレスの切りどころかな、と思い回収レスを流させて頂きました!長らくのお相手ありがとうございました、大変楽しいお話を一緒に演じさせて頂きました。また絡めるのを楽しみにしております。それではお疲れさまでした!)

>宵鬼
生娘じゃあるまいし、婆さんに腹の具合を知られたところで何を恥じらう必要がある?それとも、俺に知られたのが恥だったのか?
(かまを掛けた結果は大成功、射殺さんばかりの鋭い目付きの報復はきたものの相手が空腹又は餡蜜を好んでいるだろうという事実は分かり。新たな発見に知識欲を満たされる幸福を感じつつも流石に相手の殺意を受け続けているのは気持ち的に辛いものがあり、わざとらしささえ感じるほどの大きなため息をつくと共に机に頬杖をつくと困ったように眉を寄せながら相手を見つめて。相手の反応は見ようによってはまるで年頃の乙女が異性に空腹を悟られて恥じらうような、そんな仕草に近いもののようにも受け取れるのを良いことに、からかいまじりにそれを指摘することでその殺意の解消を目論んで。)
別に空腹を知られてどうこうという程繊細でもないだろうに。照れ隠しをするならもう少し可愛らしい反応をしてくれないか?そんな目付きで見られていたんじゃ折角の旨い餡蜜も台無しだ。

  • No.207 by 宵鬼  2014-12-29 00:05:13 


>鈴懸

…黙れ。
(恥じらい等無いはずなのだが、それを否定した所で今の相手からすれば劣勢でしか無いだろう。更に怒りを煽るような相手の言葉に殺意は深まるが引き合いに餡蜜を出されてしまえば反論のしようが無く、律儀にも口を閉ざすと俯くようにして視線を落とし。一言低い声で口にすればそれ以降はすっかり口を噤んでしまい、その様子は怒りを通り越して不貞腐れているようでもあり)

  • No.208 by 鈴懸  2014-12-30 20:09:53 

(/すみません、年末年始が少々忙しく、返信が遅れてしまいそうです;;気長にお待ちいただけますと有り難いです^^)

  • No.209 by 宵鬼  2014-12-31 12:48:04 


>鈴懸本体様

(/おはようございます!レスの件、了解致しました!此方も年末年始は多忙ですし皆様も同様でしょうから、何卒お気になさらず。またお話しできるのを楽しみにお待ちしております!)

  • No.210 by 鈴懸  2014-12-31 19:57:43 

>宵鬼
…ったく、これやるか機嫌直せって。
(どうにか相手の怒りの視線を真っ向から受け続ける状況からは脱することができたものの、今度は気分を沈めてしまったように俯く相手に困ったように眉を下げると小さく溜め息をつき。久し振りに誰かをからかう楽しさを味わってしまったせいで少々調子に乗りすぎた自覚はあり、丁度その時に運ばれてきた餡蜜を見て緩く口許に笑みを浮かべ。頼んだ餡蜜が机に置かれてすぐにてっぺんに飾られていたさくらんぼを摘まめば相手の皿に足してやり、一応謝罪を込めてのお裾分けだったらしく困ったように呟きを漏らすと少しだけ不安げな様子で相手を見つめて。)

  • No.211 by 鈴懸  2015-01-05 19:37:15 

(/トピ上げさせて頂きます!)

  • No.212 by 樹蛇菖蒲  2015-01-06 20:38:25 




(/正月が終わり久方ぶりです皆様。
最近は落ち着きましたので再び進めていきたいと思います!宜しくどうぞ)

  • No.213 by 宵鬼   2015-01-06 21:10:18 


(/わぁぁぁぁぁぁたたた大変申し訳御座いませんお正月と言う一大行事が予想以上に忙しかったもので…!すみません言い訳ですごめんなさい今後は必ずや一報致しますので今年も何卒宜しくお願い致します!申し遅れましたが皆様あけましておめでとうございます←)

  • No.214 by 黒羽  2015-01-06 21:19:29 

(/あわわわ・・・・! 遅ればせながら、皆様明けましておめでとうございます!
仕事に追われていたらすっかり年も明けているという大惨事・・・・落ち着きましたらすぐに返信と絡み文を書かせて頂きます!皆様今年もよろしくお願いします!)

  • No.215 by 宵鬼  2015-01-07 08:37:51 


>all

(/皆様おはようございます!昨夜は粗雑なご挨拶を申し訳御座いませんでした;;改めまして、明けましておめでとうございます。今年も何卒宜しくお願い致します!と言う訳で早速レスを返させて頂こうかと思ったのですが、一度新たな絡み文を投下させて頂いた方が宜しいでしょうか…?新年も明けた事ですし、それなりに時間も経ってしまっております故どうしたものかと…。ただ回収せずに終えてしまうのも申し訳無いと言う思いもありまして、お手数ですが主様、ご回答をお願い致します…)

  • No.216 by 主/  2015-01-07 13:34:06 

>宵鬼様


(/明けましておめでとうございます。今年も何卒お願い致します。
絡み文の方は自由でお任せいたしますが、私の方はまた新たな絡み文を投稿致しますので、それに合わせるでも良しですしご自由にどうぞ!)


>all


...今年一年、何事もありませんように。
(年が明けて、静かに降る雪を見上げつつザクザク、と重い袴の装束を引き摺るように雪道を歩き乍雪の上を元気に走り回る子供の姿を眺めつつ目元を緩めては小さく笑いを零してはその足取りで江戸の町の奥にある大きな社に向かっていき。長い階段を見上げては息を吐き出して羽織の袖をよいしょ、と捲り上げ一つ一つ上っていき。しかし途中まで行けば息切れをしてしまい思わず苦笑が溢れて「...これだから、この装束は、嫌、なんですよ...っ、重いから...」ぜーぜー言いながらなんとか上りきれば膝が笑うのを叱咤して鳥居のあいだをくぐりお賽銭箱に銭を放り投げては手を合わせて小さく呟き。寒さで赤くなった頬や鼻は冷たくなっており指先もかじかんでいて赤くなっているがお祈りを終えるとそのままはーっと、息を吐き出して)

  • No.217 by 宵鬼  2015-01-07 20:22:39 


>主様

(/丁寧なご回答ありがとうございます!では一先ず回収まで続けさせて頂きますね。此方も回収終え次第絡み文投下させて頂きますので、久方振りに主様ともお話出来ればなぁと…!あと手拭をお返しせねばなりませんので←)


>鈴懸

…ンなモンで絆されるとでも思ってンのかよ。
(餡蜜が運ばれてくると一瞬で意識は其方へ向かい、目の前に鎮座するそれをじっと見詰めては暫し鑑賞するように眺めており。然しそこへ不意に相手の手からさくらんぼが此方の皿に渡されると不服げに眉を寄せて相手を睨むも、事実それまでの怒りは直ぐに萎んで行きこれは絆されているな、と自己嫌悪に苦々しく表情を歪め。そのさくらんぼを指先で摘まみ口に含むとそれだけで口内に広がる甘さに微かに頬を緩ませ)

(/お久し振りで御座います…!お返事が遅くなってしまい大変申し訳御座いません;;無愛想で可愛いげのない奴ですが今後も仲良くしてくださると幸いです!)

  • No.218 by 主/  2015-01-09 20:13:49 

! keep二日/キャラリセ五日 !

『狐京家』
! 狐京家当主

! 九尾の狐

『犬飼家』
! 犬飼家当主

! 犬神

『樹蛇家』
! 樹蛇家当主
>4 / 樹蛇菖蒲

! 大蛇
>14 / 鈴懸

『烏丸家』
! 烏丸家当主

! 烏天狗
>27 / 黒羽

『四鬼家』
! 四鬼家当主

! 鬼
>17 / 宵鬼


! 随 時 募 集 中 !

  • No.219 by 鈴懸  2015-01-09 21:15:43 

>宵鬼
絆されてくれよ。折角奢ってやってるんだから、俺だって旨そうに食ってるところが見たい。
(言葉にこそ刺々しさが残るものの先程よりはいくらか柔らかくなった雰囲気に安堵の溜め息を漏らすと用意されていた匙を手に取り。餡や白玉、果物などで飾られた餡蜜に手をつけいつもと変わらぬ優しいその甘さに頬を緩めると相手の方をつい、と匙で指すと緩く首を傾げながら請うような声色で呟いて。日頃から他人をからかうのを半ば趣味としている自分とて折角奢るからには相手の美味しそうに食べる様を見たいらしく、からかいの意図を消し願うと「…あ、何なら蜜柑もひとつやろうか?それとも白玉の方がいいか?」などと、先程までの調子に乗った態度とはうってかわり慌てた様子こそないものの少しだけ困ったような表情で続けて。)

(/遅くなりましたが改めて、皆様明けましておめでとうございます!現在本体がとうとうインフルエンザにやられまして、少しばかりお返事が滞ってしまうかと思われます;;こんな一年の始まりとはなってしまいましたが皆様どうぞ今年もよろしくお願いします。)

  • No.220 by 黒羽  2015-01-09 22:49:13 

>宵鬼くん(>204)

うぐっ・・・それは、教えてくれると言ったのに宵鬼くんが教えてくれないからだ。
(相手の物言いは至極ご最も。命の危険を感じた時こそ、冷静に物事を判断すべきなのは事実。けれども自分の身を守る、という意味ならば自分がした行動はさして悪いことではないはずで。しかしぎゃあぎゃあ騒ぐ自分が悪いと言われてしまえば、冷静な判断もせずほぼその気さえない相手に意味もなく火傷をさせてしまったのは確かに自分の悪いところかもしれない。指摘されれば、上記のように言葉を返すものの本心ではその傷を気にしており。尻目にその傷を見つめながら、そっと近づいては「・・・大丈夫?」と相手を見つめ)

>鈴懸

(/本体で失礼いたします!自分も楽しいレスが出来てとても嬉しかったです! お互いの蟠りが解けて、このあとどういう接し合いになるのかと今からドキドキしております! 機会があればまた絡みができれば、と思います! お疲れ様でした!)

>all

・・・・腹立たしいな、全く。
(今日も今日とて、世に溢れた霊魂を導く日々。今やどんなことを言われても然程驚かない程度には長くしてきたこの仕事だが、今日はやけに機嫌が悪く。恨めしげに目を細め、目の前で燃え盛る業火を見つめれば低い声で上記を述べ。先程まで亡者の戯言を聞いていたわけだが、その内容があまりにも、そうあまりにも醜く酷いもので。流石の自分もそれには聞き流すということも出来ず、まるで拷問の如く。徐々に徐々にと業火でその亡者を焼いていき。その作業が終わったのが今しがたで。「元々同じ存在だというのに、たった一つ道を違えただけでこれだけ違う存在に見えるとは・・・」本当、世の中は酔狂なものだ。徐にため息を吐き出せば、その亡者に背を向けその場を去ろうと羽を広げようとして)

(/改めて絡み文を出させて頂きます! もし余裕のある方がいらっしゃいましたら良ろしければ絡んでくださいませ!)

  • No.221 by 樹蛇菖蒲  2015-01-09 23:08:59 

>黒羽さん


...おや、新年早々荒れていますねぇ。
(神社のお参りを終えて長い長い階段をのんびりとおりていれば不意に聞こえてきた言葉にそちらへ視線を向けてはクスクス、とどこかおかしそうに笑みを零して。階段は下りるのは簡単で、感情も上がるのは難しいが下がるのは一瞬で。相手の様子に悴んだ指を擦り合わせつつ小首を傾げて「何をそんなに荒れているんですか? せっかく新しい年になったんですから、うんきが勿体無いですよ」と付け足しては足元の雪を足で掬い上げてみれば冷たさに顔を歪めるも可笑しそうに笑みを浮かべて)


(/無理があるかもしれませんが絡ませていただきました! お願い致します)

  • No.222 by 宵鬼  2015-01-11 08:04:00 


>鈴懸

…いや、良い。生憎他人のモンを取って食う趣味はねェからな。
(相手から貰った物も含めさくらんぼを食べてしまうと何やら呟かれた言葉に眉を寄せて小さく溜め息を吐き。此方の心境としてはそんな事知るか、と言ってやりたいものであったが、続けられる困ったような言葉につい笑みを漏らすとこれ以上のお裾分けは不要だと首を左右に振り。匙を手に取りまるで甘味にさえ敬意を表すように無駄に丁寧な所作でそっと餡と白玉を掬うと、控えめに開いた口へ運び暫しの間口内に柔らかく広がる甘さを堪能しその一部さえ逃すまいとしているかのように時間を掛け味わい。漸く飲み下したかと思えば口元を綻ばせ微かな声で呟き)
…美味い。

(/いいいインフルエンザですと…!?そ、それは大丈夫なのでしょうか…!!お返事はいつでも構いませんので一刻も早く全快なさる事を祈っております…。此方こそ、今年も宜しくお願い致します!!)


>黒羽

ッは、こンな小せェ傷でどうこうなるほど柔じゃねェよ。
(最早覇気の無い言い訳にしか聞こえない言葉に呆れたような溜め息を吐き傍にある幹に凭れ掛かるが、近付いて来た相手に火傷の心配をされると笑みを漏らし。見たところこの程度の火傷ならば直ぐに治りそうで、心配には及ばないと言葉を掛け。然しそう言った気遣いを表すならもっと早くにしてほしい、と余計な一言を付け足しては意地悪く口角を上げ)
けどそう言うのはもっと早く言って欲しかったなァ?

  • No.223 by 黒羽  2015-01-11 14:26:02 

>菖蒲くん

・・・・あぁ、君か。
(微かに遠く。人の気配を感じたがそれを気には留めておらず、目の前で灰と化す亡者を眺めていて。すると掛けられた声に視線だけ向けると、そこには樹蛇家当主の姿があり。先ほどの気配は彼かと納得する意味も込めて上記を述べては、相手に体を向け。「生憎と、長く生きてると新年やら何やらなんてこと気にしなくなるもんだよ・・・・運気なんて気にしたこともなかったし」いつもより素っ気ない態度でそう返すが、内心自分にそんなことを語りかける相手を不思議に思い。苛立ちが少しばかり収まるのを感じつつ、相手を見つめ「・・・・足、寒くない?良かったら家まで送るけど」と寒そうな足を見つめて述べ)

(/いえいえ、無理なんてことないですよ! こちらこそよろしくお願いします!)

>宵鬼くん

うぐ・・・・ごめんなさい。
(意地悪い言葉の数々。そもそもはそれが原因だと思いたいが、結局のところそれに反応してしまっている自分も自分で。相手に指摘されてしまえば返す言葉など出てきやせず。元より他者を傷つけることは極力しないよう昔心がけてたこともあり、素直に謝るしかなくて。「・・・・一つだけ君の言うこと聞いてあげる。首を渡す以外なら何でもするよ」いろいろ考えた結果、相手を満足させるという手段を思い出し。自分が死ぬ以外のお願いならなんでも聞くと言い。相手と距離をさらに縮めては、お願いを待つようにじっと相手を見つめ)

  • No.224 by 樹蛇菖蒲  2015-01-11 20:22:35 

>黒羽さん


おや、それはそれは。
(長く生きている者の運命なのか、長く生き過ぎてのその考えは少しは理解はできて。しかしそれはきっと相手には同情にしか捉えてはもらえないだろうと、そう思えてしまうとなんだか相手には申し訳なくなってしまい。微かに眉を下げては小さく笑みを零して。だが、なんでも気からという言葉もあるものでそれでもその個人の考えに何かを言うわけではなくて赤くなった指先に息を吐き出しては続いた言葉に小首を傾げて「ふふ…優しいですね。でも私…重いですよ? それに家は結界があるので…もし良ければ連れて行ってもらいたい場所があるのですが」と相手に告げては我が儘言ってすみません、と慌てたように手を振れば小さく笑い)

  • No.225 by 黒羽  2015-01-11 20:47:22 

>菖蒲くん

そんなことないでしょ。大丈夫、少なくとも君以上ある岩を運んだこともあるんだし。
(重い、と言われれば呆れたように息を吐き。今まで運んだものは数しれないが、少なくとも相手はその中でもずっと軽い方だろう上記を述べ。だから何も気にすることはない、と自分なりの配慮であり。「別にいいよ?君の言うことも一理あるからね・・・・それで、何処に行きたいの?」我が儘を言われるのは嫌いではない。むしろ、もっと言っても良いくらいだと思っているからかなんとも気にしてはおらず。むしろ乗り気に前記を述べれば、相手に近づいて行きたい場所というのを尋ね)

  • No.226 by 宵鬼  2015-01-11 21:01:42 


>黒羽

お前に何を請えッてンだよ。言うにしても俺がお前に望むモンなんか死くらいだぜ?
(素直に謝罪を言われてしまうとそれ以上掛ける言葉も無く、此方も相手の言動を責めるつもりはさらさら無い為何も言わないでおこうと口を噤み。然し言う事を聞く等と随分と思いきった提案をしてくる相手に肩を竦めると、半ば呆れたような様子で投げ遣りに告げ。強いて言うにしても相手自身に望む物等一つであり、前もってそれは出来ないと忠告されていれば苦笑を浮かべ。そこにふとまたも意地悪い考えが浮かぶと、不意に相手の胸倉を掴み器用に体を反転させて背後の木の幹に相手の両手を一纏めにし頭上で押さえ付け。空いている手は相手の頬を滑らせ、口角を上げると先程の相手の失言を得てして掘り返すような事を問い)
…それとも身体で償いてェってか?

  • No.227 by 黒羽  2015-01-11 21:21:06 

>宵鬼くん

だからそれは出来ないって-------っ!?
(自分なりのけじめとして出した提案。しかし相手から返ってくるのは、やはり思っていた通りの答えで。先に制しておいてよかった、と安堵する一方でならばどうしたら相手にそれなりのけじめが出来るだろうかと悩んでいて。そこで司会を疎かにしていたからか、咄嗟に胸倉を掴む腕に反応が出来ず、両手も相手に掴まれてしまい。背中には相手が寄りかかっていた木の幹があり、まさに相手よって挟み込まれた形で。自分の頬を相手の手が滑れば、背筋に変な感覚が走り。少し赤く染まった頬で相手を睨みつけては、「・・・・どうせ、また拙僧で遊んでるだけでしょ?その気なんか、ないくせに」とまるで自分が構ってもらいたいように無自覚に話し。しかしそれに気づいたのは話してからで、恥ずかしさからかつい相手から視線を逸らし)

  • No.228 by 鈴懸  2015-01-12 00:22:04 

>宵鬼
…ふふ、そうだろ?なんせ俺が婆さんの生まれた頃から通ってる味だからな。
(漸く笑みを見せてくれた相手につられるようにして此方もふにゃりと表情を緩めると差し出そうとした白玉を乗せた匙を自分の口へと収めて。どうにか機嫌を直してくれたらしい相手に安堵しながら餡蜜へと向けられた称賛の言葉に得意気に答え。どうやら元々今の経営者である老婆の前の代から通いつめる常連中の常連客だったらしく、だからこそ甘味が好みらしい相手に称賛されたことが自分のことのように嬉しい様子で。その味が認められて嬉しいのと同時にどうしても抱いてしまうのがこのまま自分だけの知る店でいて欲しいといい我儘な所有欲で、そっと机に乗りだし相手の方に近付いて口許に手のひらを添えると、眉を下げながら少々潜めた声で囁いて。)
ーー…教えておいて何なんだが、あまりこの店のことを口外するのは控えて欲しいんだ。身勝手な話だが、この寂れた雰囲気が俺にとっては居心地がいいんでな。…頼む。

(/ご心配をお掛けしてしまい申し訳ありません;;インフルエンザといってももう熱も下がりましたので全然元気ですよ!まだ保菌者として隔離はされていますが概ね体調も回復して参りましたのでご心配は無用です。
お優しいお言葉ありがとうございました、今年度もどうそよろしくお願いします^;)

  • No.229 by 樹蛇菖蒲  2015-01-12 18:25:12 

>黒羽さん


服が重くて…本当…
(相手の優しさにどこか恥ずかしくなり、冷えて赤くなっている頬がさらに赤くなり。俯き顔を振るも大丈夫だと言う相手に少しだけ甘えてみようかと顔を上げれば近付いてきたことに一瞬驚き身を引いて。しかし尋ねられては視線を外して「あの…江戸の奥にある深い森に行きたいんです、けど…」甘えてみようと思ったが遠いところを指定しまえば流石にこれは失礼かとおわあわと小刻みに体を動かして「すみません…すみません…! わがまま過ぎました…あの、江戸の町まで行ってくれればそこから歩きます、すみません…」町からも距離はあるがこの社からはさらに距離があるので申し訳ないと眉を下げて)

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