星風 慈乃 2014-05-14 21:53:13 |
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慈乃:…ミライが下僕?まさか…(先ほどまでの少し抜けた表情から一変して険しい表情になり)
っ!早く行かないと…!(一人で先走って走り出せば城の扉を開いて中に入っていき)
ミライ:ようこそ、いらっしゃいました…我が主、ペスト様の城へ…ですが、貴方方は招待されておりません。お引き取り下さい(城に入るとメイドの様な服装のミライが一礼をして、無表情・無感情なセリフで言いのけます)
美來:ミライ…(相手の言葉を聞いては絶句してしまいます)
慈乃:ミライ…やっぱり洗脳されて…(悲しそうな目で相手を見つめて)
ミライ、俺だ…慈乃だ…わかるはずだろ?なぁ…(悲痛な表情で無表情な相手の肩を揺らして)
ペスト:無駄よ?その子の記憶は全て私が抜き取らせて貰ったわ(奥の階段から降りてきて「記憶を無くさないために機械化したせいで記憶を操作される事になるなんて、良い笑い話ね」クスッと笑って)
ミライ:触れないで下さい…(相手の手を冷たく払ってペストの元へと向かいます)
ペスト:そんな顔をしないで?ミライは今とても幸せなのよ?嫌な事なんて何も考えず私に従っていれば良いのだから…試しに足でも舐めさせましょうか?(あざ笑うかの様に見下して言います)
アテナ:ペスト!!私は貴方を許しません!!(言葉よりも先にペストに槍を突き立てようとした刹那…「どいて、ミライ!」ミライが間に入ってきて攻撃を中断させられます。)
ミライ:ペスト様に手をだすことは許しません。(手を広げてペストを庇いながら言います。)
慈乃:違う、そんな幸せ、ミライは望んじゃいない…!(ペストの言葉をはっきりと否定すればミライに近づいていって)
俺は必ずミライを幸せにするって約束したんだ…ミライは俺の大切な人だ、だからお前なんかには渡さない!(例え拒否されたとしても構わずにミライのことを抱きしめ、睨むように視線をペストへ向けて)
ペスト:ミライも貴方も一途なのねー…吐き気がするわ(吐き捨てるように言うと一転して楽しそうな表情で)
記憶を消す前のミライったら凄く惨めだったのよ?(ニヤリと笑って「貴方との記憶を消さないで欲しいって泣きながらお願いしてきたわ、何でもするからそれだけは止めて下さいってね、その時にミライにどんなことをさせたのか聞かせてあげましょうか?」大笑いしながら言います。)
慈乃:っっ!この外道がぁっ!(相手の言葉を聞けばプツンと自分の中の何かが切れて。冷静な判断も出来ないままにミライから離れてペストに殴りかかって)
ペスト:貴方ごときが、私に触れることなんて…っ!?(相手の拳で殴りつけられれば驚いた様子で)
何で、貴方…私に触れられるのよ…ましてや殴りつけるなんて…(頬を抑えながら軽く涙目で言い)
慈乃:…触れられる…?(カッとなって気づかなかったものの、ハッと冷静になれば魔王である相手に簡単に攻撃が出来たことに驚いて)
…アテナのおかげ…?いいや何でも良い…とにかくコイツを倒してミライを元に戻す!(続けざまにもう一発殴りつけようと拳を振りかぶって)
ペスト:クスッ…(殴ってこようとする姿を見れば不敵に笑い)
アテナ:いけない!(咄嗟に慈乃の前に出て盾を構えればペストが出したガスの様なものを防いで「慈乃…大丈夫ですか?」攻撃を防ぐも咄嗟の防御で防ぎきれずに片腕が変色していて)
慈乃:わっ!?…え、イレア…俺は大丈夫だけど…腕が…(変色したイレアの腕を見て驚きを隠せないようで。自分がもしこうなっていたら、なんて考えると若干の恐怖も湧いてきて)
…ダメだ!しっかりしろ俺…(しかし頭を振ってすぐさま自分を振るい立たせて)
イレア、どうすれば良い…アイツを倒すには…(目の前にいる相手にそう尋ねて)
アテナ:……【少しだけ引きつけて下さい…安全を第一に付かず離れずでお願いします…少し時間が…掛かりますので…】(と、ペストには聞こえないように思念で話します。)
慈乃:了解だ…(こくりと頷けば立ち上がりペストを睨みつけて)
残念だったなペスト!お前の攻撃は俺には当たらない!(にやりと笑いながらそんな安い挑発を相手にふっかける。とにかく視線を此方に向けさえすればと思い)
ペスト:アハハハッ!貴方みたいな人間風情が私の攻撃を避ける?言ってなさい…(大笑いをすれば、怖い表情で…)
人間なんて生き物は全て滅ぶべきなのよ…(両腕を広げて攻撃のモーションを取り)
彼の為にも私は此処で終わるわけにはいかないのよ‼︎(ぶわっと広範囲に毒ガスを蔓延させます)
黒:くっ、これじゃぁ…近寄れない!(口元を布で抑えながら後ろに飛びます)
慈乃:彼…?な!?くっ、このままじゃ…!(毒ガスのせいで此方からは近づけず。一瞬相手の言った彼という言葉に妙な引っかかりを覚えて)
…っ!ミライ…!(動かないミライにも毒ガスが迫り、それを助けるために無理やり抱えようとして)
ペスト:ふん、偽善者ね…(ミライを庇って毒ガスを食らった相手を見ては吐き捨てる様に言います。)
いつまで続けられるかしら?(毒ガスを食らいつつもずっとミライを庇い続ける相手に攻撃を続けます。でも、一思いに即死レベルの攻撃をして来ないことに疑問を抱きます)
慈乃:偽善でも何でも…俺はミライのためなら何だってやってやる…!(ぎゅっと力を込めてミライへ毒ガスが伝わらないよう庇う。しかしなぜか一思いに殺そうとしない相手に少し疑問を抱く、先ほどの彼という発言と言い、心に引っかかりが増えて)
ペスト:何処まで…本気なの…?(ミライを庇い続ける相手を品定めする様に見て言います)
アテナ:……【慈乃…準備ができました!行きますよ?】(アテナの声が脳内に響いて準備が済んだことを伝えられますが、慈乃は不可解なペストの言動や行動が引っ掛かってしまい…、ペストが初めにミライの記憶を消した。では無く、抜き取ったと言ったことを、ふと思い出して)
慈乃:…【ごめん、ちょっと待ってくれイレア…】(不可解なことが頭から離れない。自分をすぐに殺そうとしないペスト、抜き取られたという記憶、頭の中で様々なものがぐるぐると回って)
ペスト、お前はミライの記憶を抜き取ったって言ったよな?つまり今、お前の手元にはミライの記憶があるってことだ…何で消さなかったんだ…?(ぎゅっとミライを抱きしめながら毒に耐えてペストに疑問をぶつけて)
ペスト:…今更、そんな事を聞いてどうする気かしら?(目を逸らしては無表情で答えて)
唯の気まぐれよ…ちょっと、来ないで…それ以上近づいたら本当に殺すわよ?(それを見た慈乃はどうしてもペストに問いただしたくなり、いつの間にか攻撃が止んでいる事に気付けば身体を蝕む毒に耐えながら近づいて、ペストに触れると、目の前が真っ白になり、気がつくと何世紀も前の時代の栄えた都市に飛ばされます)
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