保健室 - nl。

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ヌシ。  2013-10-01 22:49:50 
通報

-「 せんせ、…おはよ、ごさいます。」
-「ん-、はよ。てか、また来たのか。」

 病弱サボリ魔女子生徒
     ×
 テキト-男性保健医先生 の、恋愛物語。


《rule》
-荒らし、中傷、成り済まし。出禁!
-寝落ち、闇落ち、亀レス、置きレス。有り!
-中-上級者で中-長ロルな方。希望!
-長期夜型可能な方。
-ダルくてテキト-で、適度に真面目な新人男性保健医様、1名募集。
(pf.ロルテスト 提示御願いします。)

I love the teacher.I love this child.
A thought leads each other.


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  • No.61 by 知駕 舞  2013-10-19 00:00:36 


・・・、はぁ。
(休んでから一週間が等々過ぎてしまった。あの日から1度だけ病院に行き薬を貰った。両親は相変わらず仕事、余計なことにも“医者に見せたから大丈夫”だの“薬を飲んで安静にしてなさい”だの、上部だけの心配面を並べている。

私の部屋の机上にはスポーツドリンクと薬が置かれている。2日に一本飲み干してしまうスポーツドリンクは、母がいつも補充していてくれるらしい。いつも、両親からは机に置き手紙を置くことが多い、多分今日もあの白い封筒の中に手紙の便箋が有るのだろう。もう、見たくもない、破り捨てたい、なのに何時も私は見ずに箱の中に仕舞ってしまう。私はつくづく甘いのかも知れない。

一週間、その日々が1日が私にはとても長い。苦しくて、独りで、寂しくて、そんな感情さえ消え失せてしまうほどに辛い。咳は収まったものの、熱が未だに下がらない。「先生、逢いたいよ…っ、」私は真っ白い天井を見ながら涙を流す。

( 褒めていただけるなんて!!嬉しいでry←
本当ですよね、何となく苦ですよ。

全然構いませんよ!!もう、舞ちゃん逢いたがっちゃいました!!ごめんなさい…←反省。
私も来ますよ、あぁ、懐かし((ry。

私も、素直になれる様き-ぷしていき ます!! )

  • No.62 by 神崎 諒治  2013-10-19 00:59:42 





「……見舞い?」
(水曜からぐるんと回っての週始めの月曜。月曜は面倒だ。とにかく忙しい。週始めだぞ、気持ちの良い1週間にしたいとは思うが肝心の週始めがこんなんじゃ全てが台無しだ。…と思うのも今日だけ。そんなことを思う俺は書類やらなんやらそんなものを提出しに職員室へ行く。その帰りの廊下。知駕の担任(だったと思う)に声をかけられた。
「…見舞い、ですか」内容はこうだ。"生徒が1週間休むと見舞いに行く決まり。しかし担任は用があるから行けない、クラスメートは家や電話番号を知らない、しかも今日は全生徒課外学習"だそうだ。で、怪我する奴も具合の悪くなる奴もいない、保健医助手もいる、俺は偶然にも知駕とよく話す。見舞いに行く条件としては絶好な条件だ。知駕の具合が気にならないと言えば嘘になる。頭の片隅で無意識に心配している自分がいるのはわかってる。だが、俺の返事は――。

NOのはずだった。が、色々あって緑豊かな住宅街を車で散策しているというわけだ。助手席には束になった配布物。保健医が生徒の家を訪ねるなんて今までになかっただろう。知駕も俺に来られても嬉しくねぇだろうしな。「(知駕…知駕…)」地図を見ながら一件ずつ確認する。「(…これか)」知駕、その表札の確認すると車1つない駐車場に車を止める。意外と大きな白い家だった。携帯電話を取り出し担任に着いたことを連絡。そして配布物を掴み車のドアを開け砂利を踏みドアベルを鳴らしに行った。

―「(そういえば白衣のままだな俺)」)



(/ああもう神崎くんよりも私が会いにいっちゃいますよ!←

ではそろそろ本体はこの辺で♪)

  • No.63 by 知駕 舞  2013-10-19 20:25:53 


(白い天井を見上げ、私は自分に嘲笑した。一週間も喘息で休むとか馬鹿だよね、ほんと貧弱過ぎて笑える。今となっては私を見捨てがちな両親の気持ちも分かる、こんな面倒で迷惑で可愛くない私なんかを可愛がろうとする方が可笑しい、手の掛かる娘なのだから自分の負担になるのは御免、って感じなのかな。生まれ付き喘息を持った私を、両親は大切にしていこうと一度は考えたのだろうか、愛そうと一度は頑張ってくれたのだろうか。幼いあの時の私を愛しくは思ってくれたのだろうか。考えが段々と卑屈へと変化する、今は自分を卑下しないとどうも滅入ってしまう。こんな私は虚しいと、思うばかりだ。

ピンポ-ン、と家のチャイムがその時鳴った。こんな昼前の時間帯誰が来たというのだろうか。太陽は私の部屋に手加減もなく光を差している。起き上がろう、と体を上げる。するとあまり動かしていない体、目眩を呼び起こしてしまった。ぐらぐら、と揺れる不安定な足下ながらも下への階段を降りていく。頭がガンガンと打ち付けられるように痛む。インタ-ホンのカメラの映像を見る、するとそこには白衣の先生が。ピ、と玄関のロックを解除しては、「せんせ、っ…入って、いいよ…。」と途切れ途切れながら必死に伝え、その場で倒れる。

( 来て下さい来て下さいw では、ドロンしますね!! )

  • No.64 by 神崎 諒治  2013-10-19 23:28:19 



("ピンポーン"と鐘を鳴らす。待っている間、"車が一台もない様だが親はいるのだろうか。いつもは見舞いに行くのは担任だが保健医が来たら不思議に思うだろうな"とか呑気に考えながら相手を待つ。今日は温かい日だ、おかげで眠い。ふぁ、と陽気な天気の昼下がりにあくびをこぼした。少し立つとカチャッと音が聞こえインターホンのスピーカーから苦しそうな知駕の声が聞こえた。"神崎だ。"そう告げようとするとスピーカー越しに聞こえる倒れた音が聞こえる。「……知駕?」スピーカーに向かい一声掛ける。しかし返事はない。俺は何があったのかとドアをガチャリと開け「入るぞ、知駕」と大きめの声で相手を探す。他人の家に勝手に上がり勝手に室内を歩くなんてしたくないが今は緊急時だ。ズカズカと歩き最初に目に付いた扉をガチャリと開ける。…リビングの様だ。白くて広い室内を見渡すとインターホンカメラのモニターの前で苦しそうに倒れ込相手を見つける。「…どうした」そう言い相手に近付き倒れた相手の上半身だけを起こした。"ヒュー、ヒュー"と喘息特有の呼吸音。その時、喘息の発作か、と察し「薬を吸引するやつはどこだ?」と相手を不安にさせないよう冷静に訊ねる。喘息ごときで慌てていたらキリがない。それに、こういうことは以前知駕が救急車で運ばれた際に処置の仕方を覚えた。これからの、万が一のために。相手の薄く開かれた瞳は不安で溢れていた。知駕は途切れ途切れに"へ、や"と小さく呟く。部屋か、どこにあるのかはわからねぇな…。「2階か?」そう訊ねるとコクコクと苦しそうに涙を流しながら返事をする。今、部屋を探し薬を持って行くより薬の側へ知駕を運んだ方が早い。俺は知駕を抱き上げ見知らぬ家な階段を探して登り、更にまた部屋を探した。その間にも「大丈夫だ、早く薬飲もうな」と声をかける。スタスタと急いで歩いていると開かれたドアを見つけた。恐らく俺が来たのでドアを開けたままインターホンモニターのある1階にいったのだろう。その部屋に入り1人にしては少し大きめなベッドに知駕を降ろす。そして部屋に入ってた時に気が付いた机の上の薬と吸引器を持ち相手に渡すと手を微かに震わせながら吸引器を受け取り薬を吸う。まだヒュー、ヒューと呼吸音はするがひとまずこれで大丈夫だ、と、そんなことを思った)

  • No.65 by 知駕 舞  2013-10-19 23:51:45 


やば、
(視界がグルリ、とその場で回転した。ふらふらした足元が一瞬にして体へと浮遊感を移した、周りはもう見えないほどに歪んでいる。ただ白い世界に私は包まれている、そんな感覚のまま私はその場に倒れたことを自覚する。「っ、ハッ…たと、荒い息遣いに体が上下する、助けて、息が出来ない。すると、サラリと何かが歪んだ世界に映る。“大丈夫か、知駕。”何て言う冷静な声。「っ、ハァ…っせん、せッ」口に出た言葉は相手を求めるような声だった。私の側にいるのは、白衣を着たあの人しかいない。あの日の倒れた時とと同じく体が浮き暖かな温もりが私を包む。小さく部屋と指した私の声に分かったらしく、先生は階段を上がっていく。荒い息遣いが止まらない、苦しさが止まらない。視界が白から黒い闇へと変わってくる。先生の声が遠く感じる。先生、先生。心の中では先生を呼び続けているのに、声には出ない。部屋に着いたのか、ベッドらしき物に体が乗せられた。そして、吸引器が口元に付けられる。息を吹き返すように荒かった息、苦しかった息が和らぐ。ふと、目が開く。そこには見慣れた自室の風景と先生の姿が有った。

  • No.66 by 神崎 諒治  2013-10-20 01:11:57 




「…落ち着いたか?」
(発作を抑える薬を吸ってから数分、呼吸は正常なものへ戻り先ほどまで涙と不安を浮かべていた大きな瞳は落ち着いた様に辺りを見渡していた。薬の吸引器具を安心したのかどうなのか、力の抜けた手の中からスッっと取り枕元へ置き机上の飲みかけのスポーツドリンクを取り、ついでに側に置いてあった椅子をベッド傍へ運びそこへ座った。

「これでも飲め」
そう言ってペットボトルを椅子から渡す。よかった、どうやら発作は完全に落ち着いた様だ。倒れた時に俺がちょうど来たから良かったものの…。家族は家にいないのか?ん、………待てよ、俺が来てベッドから移動せざるを得なくなったから倒れたのか?そんなことを知駕の顔を見ながら考えていた。そして「知駕、親は買い物にでも行ってるのか?」と訊ねる。)

  • No.67 by 知駕 舞  2013-10-20 10:37:51 


うん。
(短く答えれば頷く。吸引器を外されれば、すぅ、と息を吸い安心したのか胸を撫で下ろす。ゴシ、と服の袖で涙で濡れた目を拭う。その部分にはジワリ、と涙の跡がクッキリと見えた。そして先生へと、視線を移す。相変わらず白衣を着た何時もの先生がそこにはあった。先生は私の近くに座るとスポーツドリンクを私に渡した。私は起き上がりまだ、ガンガンと鳴り止まない頭に顔をしかめる。一口スポーツドリンクを飲めば、キャップを閉める。喘息の発作。久し振りになったかもしれない、ジ、とスポーツドリンクを見つめてそんなことを思い出す。もしかしたら先生が居なかったら…、なんて事も頭に過った。相手の言葉を聞くと、大きな瞳が答えに困ったように揺らぐ。「そう、です。」と、嘘に慣れない私はそう、頷いた。

  • No.68 by 神崎 諒治  2013-10-20 18:56:57 




「………そうか」
(相手の表情、揺れる視線、そんなものを見ればすぐには帰ってこないことがわかる。心配させるまいとして付いた嘘なのか。この家は広く何不自由のない生活を送れそうだがこいつの今と、この間の件を見る限り…、寂しい家に思えた。


「………!」
(ふと、あることを思い出す。インターホンを押した時には1週間分の配布物を左手に持っていた。だがしかし今の自分の手には何もない。「(倒れた知駕を見つけるまでは持っていたから…下か?)」一応渡さないと、後々が面倒。それに何かのアンケートやら大切なお知らせやら、重要なものも入っていた気がする。それともう一つ。来る途中のコンビニで見舞いにと買った苺のゼリー。それらが今左手にない。「(…仕方ない)」恐らく玄関かリビングか。「そういや、プリントやら何やら持ってきたんだ。下に忘れたから持ってくるな」と椅子から立ち上がる。立ち上がってから相手の顔を見ると不安で一杯の表情に見えた。薬のおかげで発作が起こることはしばらくないが、また発作が起きたら…と先ほどのことと、親もいないこともあって心細いのだろう。下に行ったらもう戻ってこないかもしれない…、そんなことは思ってないだろうが瞳がそう訴え掛ける。「(…さて、どうすれば)」ゼリーと配布物は不幸なことに一緒に入っている。ゼリーと外気の気温差でゼリーの容器が汗をかいたようになれば重要なプリントは濡れてしまう。

「(戻ってくるという確証を持たせれば…)」そのためには大切な、必要な何かをおいていけばいい。自分との心理戦に勝ち(ただ考えただけだと思う)思い付いたアイデアは車のキーやら携帯電話やらが入っている白衣を置いていくこと。思い立ったが吉日、知駕に白衣をパサリと掛け「待ってろ」と一言告げ部屋を出た)

  • No.69 by 知駕 舞  2013-10-20 20:13:46 


(先生の探るような瞳から避けるように視線を反らす。家庭のことは先生には知られたくない、私が見捨てられた子。のレッテルを貼られた望まれない子なんて思われたくない。これ以上、偽善者が増えるのはごめんだから。

ふと、先生が口を開く。どうやら私の家には、配布物を届けに来たらしい。粗方、担任の代わりやら、私と良く話している先生だし。なんて理由を付けられて来たのかな。先生が立ち上がると不意に顔が上がる、また、独りになるんだ。先生が下に行ってしまったら私はまた独り。心細い、と言えば子供じみた答えかもしれない。でも、今は独りにはなりたくない。そう俯く。

先生が私の方に近づいている。視界に黒い影が見える。すると、肩に何かが掛かった。顔を上げると先生が“待ってろ”そう、一言言って部屋を出てしまった。肩に掛けられているのは先生の来ていた白衣。そのポケットには鍵やら必要な物が入っている。…帰ってくるから。先生はそう、言いたかったのだろう。私は白衣をぎゅっと握り、心を落ち着かせた。

  • No.70 by 神崎 諒治  2013-10-20 23:50:25 




(白衣を預けるとトントン、と階段を下りリビンクへ向かった。先ほどの知駕が倒れたモニターの前を見ても見つからない紙袋。「(どこ置いたんだっけな、テーブルの上…も何もねぇし…。と、いうか物がなさすぎて怖いくらいだな。まるで生活観が見えねぇ。俺の実家とは大違い…)」自分ではとても寛げる感じがしない、そしてこの家は冷たい空気が漂っているような気がした。


紙袋を探していると入り口付近に大きい棚があることに気付く。あの棚…に置いたのか?スタスタと歩みより見てみるも一向に見当たらない。「(ここにもねぇか……ん?)」棚を見ていると写真立てがいくつかあることに気付く。そこに家族写真は一枚だけ、七五三の時に写真スタジオで撮ったのだろう、写真立てを手に取る。赤い着物を着て後ろには両親が並んで手を肩に触れさせていて仲良しな3人家族に見えたが俺からして見ればどこかぎこちない「(久しぶりに揃った家族ってとこか?)」はっきりとはわからないが早退したくなかった理由がわかった気がした。写真立てを戻し玄関を探しに行こうとすると、リビングのドア付近に紙袋があった。「(…灯台もと暗しってやつか)」何故か馬鹿らしくてフッと鼻で笑ってしまった。探し物を持ち玄関の乱雑に脱いだ靴を整え知駕の部屋へ向かう。カチャリと開けるとギュッと白衣を握り締める相手が目に入った。

「あったぞ、…後な、これは俺からの見舞い」ベッドに寝る知駕に紙袋を見せその中からごそごそとゼリーを取出しサイドテーブルへ置いた。プリントは…少し濡れちまったがまあ、いいだろ。締め切りが近いアンケートを取出し「出来るか?」と訊ねると、何もかけていなかった知駕にタオルケットやブランケットを掛け再び椅子に座り込んだ)

  • No.71 by 知駕 舞  2013-10-21 21:49:20 


遅いな…。
(心配そうに顔を歪める、何か有ったのかな。もしかして、どっか行っちゃった?・・・いやいや、先生は私に白衣を預けたんだから何処にも行けない。・・そう言えば、一度だけ家族で撮った写真先生見ちゃったかな。あの棚見易い所に有るし。

ガチャ、と扉が開いた。先生は紙袋を片手に私の部屋に入ってくる。先生がごそごそと紙袋を漁る、私は不思議そうにすると先生の手に、苺ゼリーと書かれたゼリーを見せる。「有り難う。」私がお礼を言うと先生はゼリーをテーブルに置き、次は配布物を出した。一週間休んだのだから当たり前だが、何とも口にできない量。「うん、出来る。」私がそう言うと先生は私にブランケットを書けてくれる。チラリと先生から渡された白衣を見ると握り締めすぎたのかその部分だけクシャクシャになっていた。慌てて起き上がって「ごめん、先生!」と白衣を見せながら謝る。

  • No.72 by 神崎 諒治  2013-10-21 22:33:33 




("ごめん!"相手の言葉に何事かとそちらに目を走らせる。すると強く握りしめていたのだろう、その手にはくしゃくしゃになった白衣が持たれていた。本当に申し訳なさそうな相手がなんだか面白くて「ぐしゃぐしゃだな……少しは元気になったか」と思わず笑いながら白衣を受け取った。一部だけくしゃくしゃの白衣を再び着る。そして椅子の上で身体を前のめりに「気にすんな、白衣なんて学校行きゃいくらでもある。それにほら、あいついるだろ、保健医手伝い。汚なくなるとあいつが勝手に変えてんだ」と。そう、あの助手は汚なくなった白衣を勝手に洗う。それはいいんだが何かと世話を焼いてくるのは鬱陶しいもんだ。寝癖ぐらいどうってことねぇだろ。

部屋の時計を見ると5時近く。倒れてから落ち着くまでの時間経過が早く感じた。相変わらず両親が帰ってくる気配はない。そろそろ帰ろうとは思うが発作を起こした手前1人は心細いだろうしいくら薬を吸ったからといってこちらも1人にしておくには気が引ける。しかし俺にも仕事がある。…さてどうするか。

「知駕、俺はそろそろ帰る」そう言い答えたアンケートを手に取り、立ち上がる。そして「お前、俺の番号知ってるよな?」と一言。教えた記憶はないが一応な、)

  • No.73 by 知駕 舞  2013-10-21 22:51:17 


(先生は笑ってクシャクシャになった白衣を着てくれる。良かった、怒られなかった。「先生のおかげで。」コクリ、と頷くと上記を。そっか、変えてくれるんだ。なんだか急に先生が遠い存在になったような気がする、保健医助手。気付かなかったけど思えば女はの先生、先生はだらけた性格を抜けば格好良い男性。二人がそんな関係になっても可笑しくはない。二人とも立派な大人だもん。「もしかして、付き合ってるのかな。」小さく呟けば、もやもやと胸が痛む。

そろそろ帰る、と言われれば時計を見る。もう5時。そうか、先生にも仕事があるよね。ほんとは離れたくない、近くに居て欲しい、でもそんなこと言ったら先生には迷惑で、子供の我が儘だって思われちゃう。「ぅん、知ってるよ。」先生の連絡先なんて先生に隠れて携帯に登録した。別に、保健医の先生にいつでも連絡を、助けを呼べるようにだから大丈夫。先生はアンケートを紙袋にしまい乍“そうか、”と言って笑った。

  • No.74 by 神崎 諒治  2013-10-22 17:50:57 




「?」
(立ち上がると、ぼそ、と何かを呟く相手。聞こえなかったが表情はほんの少し陰りをみせていた。

「ああ、それとな―――」
電話番号を教えた覚えが全くないのだが知ってると言うのだから以前教えたのだろう。俺が教えるのは仕事用の番号。以前のものは買うのが面倒でかなり古いものだったが、つい先月程にやっと買い換え番号やら何やら色々と変わった。だから…恐らく知駕も他の奴同様、新しい番号は知らないだろう。

白衣のポケットからペンを取出し先ほど渡したプリントの山から重要ではないものを選ぶ。そしてその裏にスラスラと番号とアドレスを書いていく。

「―――お前の知ってる番号は多分前のだから…新しいのこっちな。…何かあったら連絡してこい、親や医者よりは役にはたたねぇとは思うが知ってて損はないと思う。じゃあな、親によろしく言っておいてくれ」家に1人にしておくのはかなり気が引けるが仕方ない。この世には仕方ないことも多い。矛盾だらけだ。そしてドアを閉める前に「………お大事に、早く元気になれよ」そういって知駕の家を後にした)

  • No.75 by 知駕 舞  2013-10-23 18:58:39 


(起こした体をベッドにある、枕に預ければ近くにある携帯電話を出す。ピッ、ピッ、といった電子音を鳴らしながらアドレスの中から先生の名前で登録してある所を開く。すると、先生が何やら口を開いた。そして、私の溜まりに溜まったプリントの山から先生はガサガサとあまり重要ではなかった筈のプリントの後ろにペンを出して何かを書いている。私は不思議そうに首を傾げながら先生の手をジッ、と見つめる。

そして、先生が私にその紙を差し出す。受け取るとそこには先生の連絡先が書かれている。「え、また登録するの-?赤外線通信の方が早いのに。」と、不満たっぷりに口を開く。「まぁ、でも先生らしいや。」と小さく紙を見つめながら笑うと呟く。先生の手書きの連絡先、何故か口許が緩んでしまう。なんでだろう、こんな些細なことで何故か嬉しい、なんて。私、熱で可笑しくなったのかな。先生がドアを閉める前に一言言う、「あっ、待って先生!」と慌ててベッドを抜け出す。

たたた、と先生の後を追うと先生をぎゅ、っと引っ張って背伸びをしれば頬にキスをする。「これ、お礼。せんせ、ありがと!」と元気に言えば、ニコッと笑う。そして、先生を見送ればベッドに戻り、携帯に新しく先生の連絡先を登録し、「先生、知駕です。登録お願いしますね!」と携帯番号を載せて、ピッ、とメールを送った。

((すすすすみません、キスしてしまいましたっ!! &、遅れました!!

  • No.76 by 神崎 諒治  2013-10-23 20:34:42 




「…………。」
(知駕の家を出て数分。…何黙ってんだよって?そんなもん車内に一人だからに決まってるだろうが。帰り際に知駕に、生徒に(強調)頬に口付けをされた。「(なめられたもんだな、俺も…)」そんなことを思いながらウィンカーを点け右のカーブを緩やかに曲がる。


「(…しっかし、俺にキスするなんて何考えてんだあいつ、こんなじじいよりクラスの奴の方が青春出来るだろうに)」カーブを曲がり点滅していたウィンカーを上げる。「(……でもまあ、元気になったみてぇだな)」後ろから車が来たので確認するためにバックミラーをちらりと見る。車を確認し終えると鏡の中で少しだけ微笑えんでる様な、そんな俺がいた。


「(……気持ち悪りぃな、俺)」鏡から目を離す。だがあいつが元気になったことが自分にとって何処か嬉しいことでその後も自分以外にはわからないくらいだが…、微笑えんでしまっていたと思う。

"ピピ"信号で止まっていると仕事用の携帯電話がメール受信を告げる。送信者は…、知駕だ。「(…早ぇな)」1人にも関わらず思わず鼻で笑ってしまった。そして止まっているついでに"了解"と返事を打ちそのまま学校へ戻り仕事を終え、1日が終わっていった。)


(/キス!|∀゚*)あらあらまあまあ←
そうですよね、あまり新展開もないまままったりきましたからねw
お互いに大切、や守らなくてはという気持ちが芽生えたので神崎くんも神崎くんなりに頑張りますw
それにしてもだんだん駄ロルになってきてすみませんorz)

  • No.77 by 知駕 舞  2013-10-23 21:31:28 


ふふ、驚いたかな。
(ベッドの中で携帯を片手にゴロゴロしておれば、先程最後に先生にした事を思い出しつい笑ってしまう。あんまり女性に免疫の無い先生だし、生徒からあんなことされて今頃、何でだろう。なんて考えてるかも。車に一人で考えている先生の姿を思い浮かべれば、一人で苦笑して。

ふと、ジッ、と携帯を上の空で見つめる、するとピカピカッ、と携帯の光照が光る。そして、MAIL・・・神崎先生。と映る。急いで起きてパカリ、と携帯を開く。メールボックスを見てメールを見ると何とも短い文章、ふふふ、先生らしい。と一人でまた笑っている。カチカチと文字を打てば「先生、お休みなさい。」とメールを送った。

そして、プリントを片付けたり、苺ゼリーを冷蔵庫にしまうと、再度部屋に戻りその日は眠りに着いた。

(( 何か大胆になっちゃいましたね!!
舞ちゃん、悪い子ですwww
そうですね、あとは気持ちに気づくだけですから、私も頑張ります。
いえいえ、私も設定キャラから段々非似になってきましたので、すみません!!

  • No.78 by 神崎 諒治  2013-10-24 19:49:57 




(見舞いに行った翌朝、カタカタとキーボードを鳴らしながらノートパソコンで文書を作成していた。「(…毎日毎日なんだってこんな紙切れ作んなきゃならねぇんだよ)」心の中でそんな文句を吐きながら。相変わらず俺の周りにはチョロチョロと世話を焼く助手。先程も"コーヒーどうぞ"と机にブラックコーヒーが入ったマグカップを置いていった。今朝顔を合わせた時も少ししわが寄った白衣を着た俺を見るなりすぐさま綺麗な白衣を渡したり寝癖がどうのこうの。思わず母親か!といいたいところだが悪気はなさそうだから黙っておくことにしている。

そういえば今日は白衣にしわを付けた張本人は来ているのだろうか。今は8時半。生徒達は出席を取っている時間だ。昨日の帰り際の調子を見れば元気になっていることはわかった。例え休みだとしても明日か明後日には学校に来れるだろ。それにしても「(生徒から、なぁ。)」カタッと文書を改行する。あまり気にはならないが"生徒から"と言うことが引っ掛かる。まあ俺も25歳、いくつかの恋や愛やらは経験した。どの女の口からも"あなたは勝手"だかなんだか、そんな言葉を吐かれた。しかし相手達は2、30代。…10代なんて餓鬼臭ぇ。カタカタと文字を打つ。少し休憩がてらに助手が入れたコーヒーの香りを深く吸い込み凝り固まった首を回した。)


(/一応大人な男性イメージなので餓鬼臭いとか言わせてしまいました。。

なんかもうおでこから血が出そうな位にすみません;∀;

神崎くんも昼寝しない真面目先生になってしまいましたw)

  • No.79 by 知駕 舞  2013-10-24 21:00:33 


(朝、両親と顔を合わせた。2人とも今日は何故か休みを取っていたらしい。理由を聞くと「舞の具合が良くならないから、2人で面倒を見ようと。」と言っていた。もとから私は2人に助けなんて求めてもいなければ、今更な感じがした。2人とも私が制服を着て下に降りたときには少ししか驚いていなかったし、それどころか、「なんだ、もう学校に行けるのね。」やら、「じゃあ、緊急で仕事に入るか。」なんて、いそいそと私を避けるように2人とも会社への電話を掛けていた。私たち家族には何かが欠けているのかもしれない、いや、もう家族なんて言えないのかも。す、と大棚に有る唯一3人で撮った写真を見る。私はそれを直視できなかった、ただ、ただあの日の思い出に浸るようにその写真を握っていた。


私は思い切って、「私たちは冷めてる。」と両親とあまり口を利かない為、震えた声音で話す。2人は驚いて顔を見合わせていた、そして慌て始めると、「私たちは貴女を守ろうとしていただけなの。」「俺達がいたら雰囲気が悪くなるから。」とか、もう聞きたくもない戯言や言い訳しか言ってくれない。「そんな言葉が聞きたいんじゃ無かったのに…。」私の小さな小さな呟きは2人には聞こえていたか、或いはその逆か、私には分からなかった。

ただ、その言葉を言うと逃げるように私は家を出て学校へと走っていった。誰も、誰も先生の様なあたたかさで包んではくれない、口を開けば信じて、信じて。と私に縋る事しかない。今日、話しに行こう、先生に。冷め切った私たち家族の現状、私を見てはくれない人たち。落ち着こう、と歩き出して息を整える。周りから私を見つけて「おはよう、知駕さん。」「心配したよ-。」と声を掛けてくれる。私はただ笑うだけで答えを返した。

学校に着くと、クラスに入る。やはり心配だった生徒達からはたくさん声を掛けてもらった。「ありがとう、大丈夫だから。」私がもう心配しないで、と声を出すと。「うん、分かった。」と笑って返してくる。担任が入って来れば皆は、一斉に私から離れて自分の席へ戻る。私は鞄を机の脇に掛けただ、HRが早く終わってほしい、と聞き流していた。

( いや、大丈夫ですよ。 男らしくて羨ましいですよ!←(え!?)

大丈夫ですか?止血しますか!? 私なんてもう階段から落ちてごめんなさいした方がいいですか!!?←(冷静になれよっ!!

遂に、舞ちゃんが自分の家庭の事を明かそうとしてくれるようです。
もう、彼女のやりたい様にさせちゃいますよ!/投げやり。 舞ちゃん泣いちゃうかもww )

  • No.80 by 神崎 諒治  2013-10-25 23:10:33 





(休憩を兼ね窓辺にコーヒーを味わう。…入れたといってもインスタントだけどな。相変わらずちょろちょろと働く助手も"保健医助手"になってから1年程経った。寝癖やら弁当食べろやらうるさいがほとんどが雑務だが仕事はまあまあ出来る。「(…そろそろ書類の作り方でも教えるかな)」そうすれば昼寝の時間も出来るはず。そんなことを思っているとガララと戸が開き各学年クラスの保健委員達が出席簿を持ってきた。"せんせ、眠いから寝ていー?"とベッドに入り込もうとした奴もいたが手に持った出席簿で頭を軽く叩き「おまえらの本業は勉強だ、馬鹿言うんじゃねぇ」と。そう言えば"ちぇ"と笑いながら保健室を出ていった。


「(お、来てんだな)」
大量の出席簿を半分に分け助手と共に記録を取っていく。適当に分けた出席簿の中に知駕のクラスのものがあり"欠席0"の文字を見るとあいつが学校に来ていることがわかった。「(…よかったな)」こうして教室に行く機会が増え友達が増えい笑顔が増えればいいな。そんなことを温かい気持ちで思いながら知駕のクラスの記録を取り終え次のクラスへ取り掛かった)


(/舞ちゃん頑張ってくださいw

またまったりと進めていければなぁ、と思っております

徐々に徐々に好きに…が私のモットーです、神崎くんが急に好きになった!ということはありえないと思っていますのでw

何も展開してない様に見えてじわじわと展開しているので(ただそれの表現が下手なのですがw)大丈夫ですy!←

では本体はこの辺で♪)

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