桜木雪菜 2013-02-18 19:33:35 |
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っ…、俺も好きだよ。(抱き着いてくる相手を受け止めた矢先その呟きにドキリとし、きゅっと相手を抱き締めたまま素直な気持ちを伝え。相手のあまりの可愛さに胸を高鳴らせながら「…まだ桜木帰したくないんだけど」抱き締めたまま本音が漏れて)
…嬉しい…(相手の言葉に照れたような笑みを浮かべればぎゅう、と胸元に顔をうずめて。ちらり、と視線で相手を見上げると、「…私も、まだ葉山くんと一緒にいたい、」と甘えるようにすりよって。)
だったら…うち来なよ。(一緒にいたいと擦り寄られれば一瞬理性が飛んだのか口から溢れてしまい。直ぐにハッとし相手を己から少し離すと同時に「ごめん、今の無し」と慌てて訂正し、照れたように視線を逸らす。ふと視線を向けた先の公園は桜が満開で「…そこの公園少しだけ寄ってこ、桜綺麗だし」と取り繕うと、自制心を保つ為敢えて行き先を変更して)
えっ・・・う、うん、そうだね、桜見たいし。(「うちに来なよ」という言葉に反応し、驚いたように瞳を見開き相手を見上げるも、直ぐに訂正されれば慌てて笑顔を作って。内心どきどきな鼓動を鎮めるように小さく息を吐くも、満開の桜が視界に入ればパッと駆け出し、「本当に桜綺麗!」と子供のように桜の木の下ではしゃいで。)
……、(つい感情任せに口走った事を後悔するも相手の笑顔に救われた気がして、気を付けなければと己に言い聞かせながら頭をかきながら相手を追って。しかし桜の下ではしゃぐ姿が視界に入ればくすっと笑みが溢れ。相手に歩み寄ると相手の髪についた花びらを摘まみながら「桜木見てる方が楽しいかも」と頬を緩め)
私の何処が楽しいのかわからない…、(相手の言葉にむむ、と悩む素振りをするも、自分の髪についていた桜の花びらを見れば照れたようにへらりと笑って。相手の髪にも花びらがついているのが見えたのか、「…葉山くん、ちょっと…」としゃがんで、と相手の服の裾をくいくい、と引っ張って。)
楽しいって。何ていうか…和む。(相手の仕草や行動、表情の一つ一つに日頃癒され自然と笑顔になってしまう事をどう伝えるべきか悩んだ末、今は和むとの一言でまとめておき。裾を引っ張ってくる仕草さえも愛しく感じ柔らかい笑みを浮かべると、相手の言動を先読みしたのか「ん、」と上体を傾け相手に頭を向けてみて)
…初めて言われた、(瞳を一度瞬かせ、自分の何処に和む要素があるのか、なんて疑問に思いながらへらりと笑って。言わなくてもわかってくれる相手にときめきつつそっと花びらを取ったあと、遠慮がちに手をのばし相手の頭をよしよし、と撫でてみたり。)
桜木の周りの奴はみんな思ってるよ、きっと。……やっぱ嘘、そう思うのも俺だけでいい。(相手のへらりとした笑顔にもまた癒され、そう思うのは自分だけじゃない筈と思った事を口にするも、やはり独占欲が邪魔をして。直ぐに言い直せば頭を撫でてくる手をとり、その細い指に無意識に唇をあてて)
そうかなあ・・・?(不思議そうに、そんなことないと思うけど・・・とこてりと首を傾げるも、不意に指に落とされた口付けにかああっと頬を染めれば「え、えと・・・」とおろおろとし。指にあたる感触に瞳を細めれば相手の唇をふに、と摘んでみて。)
………こら。そーゆー悪戯禁止、止まんなくなるから。(唇を摘ままれるとは思わなかったのか一瞬きょとんとするも、その指をそのまま軽く噛んでしまいそうになるのを直前で堪え。掴んでいた手を離すと、照れたような恨めしげな表情で見つめながら額を極力軽く小突いて)
…、は-い。(額を小突かれきょとんとした後、へらりと笑って。離された手をじい、と見つめれば「…別に、我慢しなくていいのに、」と小さな声で呟いて、相手の頬に手を滑らせ。)
…いいの?桜木にとって王子様みたいなイメージなんだろ、俺。(頬に触れてくる手をきゅっと握ると真っ直ぐに見つめながら何処か困ったような笑みを浮かべ)
…葉山くんは、何やっても王子様だよ?(手を握り返せば頬を緩ませ、「どんな葉山くんでも、私にとっては王子様だから、」と照れたような表情で言って。)
…ん、じゃあもう遠慮しない。(相手の言葉にほんの一瞬ほっとした表情を見せたかと思うと、相手の手を握ったまま空き手で髪をさらりと撫で。そのまま後頭部を引き寄せればそっと唇を重ねて)
・・・うん、(こくり、と小さく頷いて。髪を撫でられ瞳を細められると同時に重ねられた唇。細めた瞳をゆっくり閉じれば緊張気味にきゅ、と相手の服を握って。)
…、(そのまま数秒唇が重なり、やがてゆっくりと唇を離せば至近距離のまま相手を見つめ、今度は先程より短く軽い口づけをして離れて。余り余裕のない表情を見られないように相手の頭を抱き寄せると周囲を気にしてか「…遠慮しないとは言ったけど、まじで止まんなくなったら困るから」とぼそりと告げ)
ん、…(相手の唇が離れればゆっくりと瞳を開いて。じい、と相手を見つめ返す顔は林檎のように真っ赤に染まり、引き寄せられるままに相手の胸元へ顔を埋め。耳元で告げられた言葉にきょとり、とすれば「…え、?」と相手の顔を見上げて。)
…何でもない。(真っ赤に染まった相手の顔を見ると此方もつられたように熱を帯びてきて。けれど己の言葉に対しきょとんとする相手にそれ以上心境を語るわけにもいかず口ごもり)
…俺、多分桜木の想像以上に桜木の事好きだよ。(愛しげな眼差しを向けながら頬をそっと撫でそれだけ告げれば「あ、なんか懐かし」等と、照れ隠しのように相手から離れ向こうに見えるブランコ等の遊具の方にゆっくりと足を向け)
…同じだね。(きょとんと首を傾げるも、相手の赤くなっていく顔を見つめれば思わず笑みが零れる。自分の頬も、今は目の前にある相手の顔のように真っ赤なんだろう、と思い小さく呟けば相手の頬にぴと、と自分の冷たい手をあてて。)
…え、(相手の眼差しと言葉に瞳を見開き頬に触れられればびくっとして。「わ、私も葉山くん大好きっ!」と負けじと言って相手についていき。)
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