百合子 2019-06-08 16:29:05 |
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(恋愛は…ありですが、キスであるとか、
過度に絡んだりしないでください!
普通の人たちが絡みづらくなっちゃうので!
(例)…その人、誰?
(自分の好きな人と喋った人を見つめ)
などは禁止です!)
有沙「あ、ありゃ...?(戦闘態勢をやめ)」
天馬「なんだ?お前等(二人を見つめて)」
有沙「んー、何処かで見たことがあるような...ないような...?(はてなマークを浮かべて)」
(了解です)
「…………………」
青年は、隣の少女に囁く。
『あるじさまのなまえは、
いざよい あずまです。わたしは、しもべで
ざしきわらしのきりです』
少女はどこかたどたどしく、言葉を紡ぐ。
「…………………」
青年は、相変わらず黙り込んでいる。
「……………」
また、彼は少女に囁く。
『わたしは、あるじさまの
しきがみじゃありません!しもべなんです!
あるじさまはひととはなすのがちょっと
にがてなんです。
じぶんのなかのケガレがにげるからって』
少女は、また言葉を紡ぐ。
有沙「ケガレ...ねぇ?双星の片割れの奴みたいな...(深く考え込む)」
天馬「んで?なんで俺達に近付いたんだ?(疑問だった事を聞き)」
「…………」
青年は、またぼそぼそと少女に囁く。
『えっと、あるじさまは…ひとを
さがしてたんです。あるじさまのおねえさん。
じぶんのケガレをはんぶんせおってくれた
いざよい いおりさんをしらないか
ききたかったんです』
「……………」
青年は、また少女に囁く。
まるで彼女が自分の口だと言わんばかりに。
『んーっと…しらないなら、いいです。
ケガレをたおしながら、じぶんでさがします』
有沙「え...?(驚きながら、本人を見て)」
天馬「ま、困ったら眼鏡かけた変態が助けてやんだろ(立ち上がり)」
有沙「父さんは、変態ですけど良い人ですからね?!...ま、まぁ、天馬さんの言う通りですし!(ドヤ顔をして青年を見て)」
「………………フン」
彼はまた、消えゆくような声を発して、
いつの間にか目の前にいたケガレに向き直る。
「………【十六夜式霊縛術・七獄】」
彼が一言、はっきりとそう発すると彼の
右腕から淡い青色の網が放たれる。
それはケガレに絡みつく。
暴れるケガレに構わず彼が網を引くと、
いとも容易く浄化してしまった。
「…………」
『いざよいけは、とくしゅなんです!
おんみょうじのなかでもいしつとよばれて、
とくいにはってんしたじゅつをつかうんです!
あるじさまはそれがほかのいざよいけのひと
よりとってもじょうずなんですよ!』
少女はにこにこと微笑みながら言葉を紡ぐ。
有沙「へぇ...十六夜家...ねぇ?(少し興味があるのか反応し)」
天馬「...おい、帰らねぇとアイツがうるせぇぞ(話を切るように話して)」
有沙「えー。あ、もしもアレでしたら陰陽連で待ってますから!(手を振って陰陽連に戻る)」
「………………ただいま、戻りました」
妙に礼儀正しい挨拶をし、「十六夜」と表札の 掛かった屋敷の扉を引き開ける。
《おかえりなさい》
優しい、柔らかい声が聞こえる。
彼の母、十六夜 美夜子(いざよい みやこ)だ。
昔は凄腕の陰陽師であったが、今は病気で
寝たきりだ。
有沙「って事があったんです(今まであったことを父である有馬に話して)」
有馬「へぇ?十六夜家が...(少し興味があるるのか、仕事をやめ話を聞いている)」
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