左納棺師・貴族様募集×死人の青年(洋風シチュ 創作 BL 1:1

左納棺師・貴族様募集×死人の青年(洋風シチュ 創作 BL 1:1

匿名さん  2021-07-15 22:58:55 
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栄えた街へ、多くの人の死を見届けた“納棺師”と“貴族”が訪れる。二人が訪れた街では “貴族様の死者蘇生が成功し、死者として生きる青年” の噂が絶えず囁かれていた。


依頼を終え街から出て行く準備をしていた時、納棺師は憩いの場所、噴水のある広場で多くの人間から視線を向けられ、ベンチに腰掛ける美しい青年の姿を発見する。噂通り肌は血色が悪く、少し生者とは違う雰囲気を纏っていた。


多くの死を見届けて来た“納棺師”の貴方は、その青年を如何しますか?

死者として生き永らえる青年に死化粧を施し、美しい姿のまま納棺し、在るべき場所に返す。

または、青年の躰を管理する事を条件に青年との関わりを持つ。

死者の青年を如何するかは貴方の好きなように。


募集 左納棺師、又は貴族様募集
提供 人と同じように生きる死者

納棺師の視点のみとなっていますが、納棺師ではなく貴族での参加の場合、お好きな設定で構いません。また魔法や魔術などの要素を物語に入れることも可能ですので、希望する場合にはご連絡ください。

ストーリー重視
設定とロルを見て、お互い相性が合うようであれば固定、長期。リアル思考 NG


-Like-
依存 嫉妬 ストーリー重視 噛み癖 強引 純愛 高身長

-Hate-
ショタ リョナ 低身長175以下 愛なし クールすぎるキャラ
豆ロル

ロルの長さはばらつきがあったとしても、100から200近くそれ以上回せる方だと好ましいです。
こちらは300あたりまでで有れば対応可能です



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  • No.17 by Albert Morris  2021-08-17 02:01:54 

視線?…ああ……
(言われてからやっと,此方に向けられた視線気付き,周囲を見回す. いくつもの嫌悪の視線に,言葉も出ずに一瞬にして萎縮してしまう.今まで目立たず静かに,注目を浴びる事を避けて来た自分にとって,今の状況はまるで心臓にナイフを突きつけられているような感覚で.
この状況を察した彼が,機転を利かせてくれたおかげで,一歩 視線から逃れる事ができ, 屋敷へ招待頂いたことと,彼の優しさに「あ、ありがとうございます…。」と一言告げ,斜め後ろを歩いて.
死者として生きていれば,あの視線は外に出れば何処でもついてくるものだろう.それを物ともしない強い心は,生前から備わっていたのか,慣れなのか,または蘇らせた恋人との愛のためなのか.何にせよ彼の後ろ姿は,自分よりも小柄だが,どんな大男よりも強く頼もしく見えて. )

  • No.18 by Jill Carter  2021-08-17 08:41:07 


(礼を述べられては「いいや、ごめんね。嫌な思いをしただろう。僕がこの身体になる前は優しくしてくれていたんだが、やはり怖いんだろうね。けれど優しい人たちだから嫌いにはならないでくれ」斜め後ろを歩く彼と歩幅を合わせ、隣へと移動して、隣を歩きながら彼の顔を見上げては申し訳なさそうに。
多くの人が行き交う広場を進み薄暗い路地裏を抜けた先に、煉瓦造り赤い屋根の屋敷がポツンと一軒建っており。屋敷のカーテンは人目を避けるかのように全て閉め切ってあるが、屋敷の主人が亡くなった今でも、使用人達が時々訪れては屋敷の手入れなどを行なってくれているからか、屋敷の保存状態はいいもので。屋敷の側にある木の影から先程の黒猫が出迎えるように足元へと寄ってきては、軽く腰を曲げ猫の頭を撫でてやり)

  • No.19 by Albert Morris  2021-08-17 12:31:03 

(申し訳なさそうな顔をする相手に, "死んでも誰かの為に謝れるほど心優しい人は、貴方以外にあの中にはいませんよ"と言いたい所だが,見た目で判断して中身を知ろうとしていない,彼らと同じ事だと思い,噛み殺す. その代わりに 「ええ…。貴方が言うのなら、本当に優しい人達なんでしょうね。また貴方と彼等が共に過ごせるように、頑張ります。」と前向きな返答をして.
ぶつからないよう荷物を抱えて横をついて行けば, 彼の屋敷に辿り着き. 締め切ったカーテンには違和感を感じるが,それ以外はなんとなく想像していた通り,無駄に飾らない品のある屋敷で「素敵なお屋敷ですね。」と辺りを見回しながら一言. そして主人を出迎えに来た黒猫に,今度は気付いて,彼と同じように少し腰を曲げて「さっきは申し訳ない事をしたね…。君のお屋敷に少しお邪魔するよ。」と)

  • No.20 by Jill Carter  2021-08-17 21:17:19 

ありがとう。きっと僕よりも化粧は上手だろうから期待しようかな。なんて、ハードルを上げすぎか(死者を相手に普通に話してくれる彼のような人間とは、滅多に会うことは出来ないだろう、今日が最初で最後かもしれない、だからこそ彼との出会いを大事にしたく。まだ出会ってから僅かな時間しか経っていないが、話しているだけで胸が温まるような感覚を感じ。
彼は黒猫の存在に気が付いたのか、自分と同じように腰を曲げて言葉を口にする彼。黒猫は警戒心が強い為逃げ出すかと思っていたが、彼の言葉に返事をするように短く鳴く、その様子に驚いていると、そのまま自分達よりも先に屋敷の扉がある方へと移動して、扉の前で猫は大人しく扉が開くのを待つように座っており。黒猫の元へといこうと一歩足を踏み出した際に、彼の名前を聞いていない事を思い出しては、その場で立ち止まり)
そういえば、名前を聞くのを忘れていた、僕はJill Carter 嫌でなければ君の名前も教えてくれるか...?

  • No.21 by Albert Morris  2021-08-17 22:30:21 

いえ、必ず期待に応えてみせます。
(腕に自信があるわけではないが,快く頼みを聞いてくれたのだから,彼の満足のいくものにしたいと思っていて,素直な気持ちを述べる. また,自分としては死者と話しているような感覚は無く,それは彼が死者であることを感じさせない,不思議で暖かな雰囲気を持っているに違いない. この出会い,僅かな時間を大事にしたいと思う気持ちは,お互い知らずとも同じなようで.
黒猫からの返事には驚きもあるが,もう一匹の屋敷の住人に入る事を認められた気がして嬉しく,思わず頬を緩ませ.玄関先で待つ黒猫を追って数歩先に前に出たところ,彼が立ち止まったので,すぐに後ろを振り向き)
あっ、そうでしたね…。私はAlbert Morrisです。改めてよろしくお願いします、カーターさん。

  • No.22 by Jill Carter  2021-08-18 01:08:55 


(彼からの返答は想像していたものよりも、とても頼もしく。ハードルを上げすぎたかもしれないと考えていたが、心配は必要なかったようで。彼の職業は納棺師という事もあり、人に化粧を施す事には慣れているのだろう。自分は何も化粧について勉強してこなかった為、彼に任せる事でどうなるのか少し楽しみでもあり。
振り向いた彼から名前を聞けば、何度か彼の名前を覚えるために復唱し。玄関まではそんなに遠くはない為再び歩みを進めるとすぐに玄関先につき。そのままドアノブへと手を伸ばし、背後にいる彼へと視線を送っては「こちらこそよろしくお願いします、モリスさん」穏やかな声音で彼へと上記を述べ、屋敷の扉を開けると黒猫は先に屋敷の中へと入っていってしまい)

  • No.23 by Albert Morris  2021-08-18 09:57:35 

はいっ…!
(簡単な自己紹介をし終われば,改めて彼と知り合えた,こんなラッキーな日は二度とないと喜びで溢れ,呼ばれ慣れたファミリーネームも今日は新鮮に感じ,少し裏返った返事も気にならない.
彼がドアを押さえてるうちに,「お邪魔します」と軽い会釈して屋敷の中へ入る. 街で仕事をしていると彼の屋敷についても噂は聞いた. 屋敷には何人もの幽霊が住み着いていて怪奇現象が起こる,彼と恋人の寝室へ入ると呪われる,恋人を蘇らせる為の生贄にされる,など他にも聞かされた. 実際の屋敷は日光が遮られていて少し薄暗い以外は,仕事で訪れた他の屋敷と変わらない,綺麗な照明や家具が並べられていて,外にいた時と同じようにキョロキョロと辺りを見回すが,どこにもそんな恐るような雰囲気は無く)

  • No.24 by Jill Carter  2021-08-18 22:33:36 



彼が屋敷に入ったのを確認してから静かに扉を閉めて。久しぶりに客人が来た為、懐かしいような感覚になり。一人でいる時間が長かった為、こうして隣に誰かが立っているだけで嬉しくなるが、彼がキョロキョロと辺りを見回す様子に、街の住民たちが幽霊の噂を流している事を思い出し。そういう事もあり、全てのカーテンを閉め切って、屋敷で過ごす自分の姿を見られないようにしているようで。彼等が変な噂さえ流さなければ、太陽の光を屋敷に入れたい為カーテンを開けるのだが、今は人目を避けることだけで精一杯で。
もし彼が幽霊などの心霊が苦手なら安心させるために一言話しておいた方がいいかもしれないと考えれば、玄関の明かりを灯し、彼へと視線を送っては、困ったように笑いながら)
彼等からここの屋敷の噂は、もう聞いたかな?もし聞いていたら幽霊が出るとか、呪われるってのは一切ないから安心して...と、僕が言っても信じれないか。

  • No.25 by Albert Morris  2021-08-19 02:13:25 

ん、聞きましたね…。貴方というか…そういった噂自体、あまり信じていませんので。
(相手が思っているよりも,けろっとしていて,何も気にしていない様子でそう告げて.納棺師という仕事をしていれば,心霊や呪いなどオカルトな噂は幾つも聞いたし,逆に噂される事もあった. しかし,28年間生きてきて,大きな病や怪我は無く,呪われている実感は一切ない. それに仕事先で時々起こる不可思議な現象については,きっと現実的な原因があるという事を知っている. 意外と現実主義で,幽霊や呪いなどの目に見えないものは信じないし,目に見えるものだけを信じている.だからこそ,初めて蘇った青年を目にした時は,脳がかなり混乱した.)
幽霊とか呪いとかの噂が本当なら、私なんかとっくに呪われてますしね…。あ、で、でも、神はいると信じています。
(幽霊は信じないのに神は信じる,と矛盾している事は分かっているので,頭の後ろを片手で掻きはにかみながら,先程の言葉に続けて述べて)

  • No.26 by Jill Carter  2021-08-19 20:41:47 

なら良かった。そういう事には神経質な可能性も考えていたから。
(あまり気にした様子のない彼に安心して。逆に此方が気にしすぎていたのかもしれない。はにかむ彼を軽く見てから、案内するようにゆっくりと長い廊下を進んでいき。化粧道具を置いている部屋は屋敷の一階にある為、二階には向かわず階段の横を通り過ぎて。心霊のようなものは信じないと話していたが、神だけは信じている様で。彼は自分が思っていたよりも可愛げのある人間なのかもしれない、そう思えば鼻で小さく笑ってしまい)
神の存在は信じているんだね、でもいいことだと思うよ。僕は不確かな存在を信じるのは嫌いだったんだ、だから神も信じていなかった。だけど、こうして生き返ったことで信じるようにはなったよ
(普通で有れば、死者が生き返ることはない、貴族の彼が努力をしたのか、または神の気まぐれか分からないが生きている事を感謝しなくては。廊下を進んでいくと、突き当たりに木製の扉が見え、扉の上部には誰かが手作りしたのか白い薔薇のドライフラワーで作られた不恰好なリースが飾られており。

  • No.27 by Albert Morris  2021-08-19 22:29:53 

(ゆっくりと歩き出す彼について行き,彼が鼻で小さく笑ったのも気付かずに,1人ではこの屋敷は広過ぎるし掃除も大変だろうが,屋敷の中も綺麗な状態なので,今はこの2人と1匹意外にいる様子もないし,時々使用人を呼んで掃除させているのだろうかなどと考えて. )
そうなんですね。貴方が蘇ったのは、貴方の恋人の思いが神に伝わったんでしょうね。
(どんなに神の存在は無いと言い張っていたとしても,蘇らせられたら信じざるを得ないだろう. しかし,祈っただけで蘇らす事が出来るのなら,今頃 街中は死者だらけだろう. どうやって蘇らせたのか気になる所ではあるが,何となく聞いてはいけない気がして,その代わりに,ふと視界に映った,綺麗な屋敷には似つかわしくないドライフラワーについて聞いて)
あ…あの白い薔薇のリースは、ご自身で作られたのですか?

  • No.28 by Jill Carter  2021-08-20 12:42:14 


そうだといいんだが、恋人が禁忌を冒したのか、気にはなるが本人は既にいなくなってしまったからね。
(神に願った事で奇跡が起きたのなら、自分の他にも同じような者が存在する筈だが、見た事も聞いた事もない為真相は分からず。彼からドライフラワーについて聞かれては、「嗚呼、それは」と小さく口を開いて。ドライフラワーのリースは自身が目覚めた際に側に置いてあったもので、自分が目覚めた事を喜んで恋人が駆け付ける代わりに、側にきたのは恋人の名前の名札をつけた黒猫が自分の元へと訪れた事を思い出し)
目が覚めた時に置いてあったもので、僕が作ったわけではないんだ。
(扉の上部に飾られたリースを見た後、扉のドアノブに触れ、キィっと小さな音を立てながら扉を開ける。彼に入る様に促して、扉を開けてすぐ目の前にある本棚には人体解剖学の本や、黒魔術や白魔術と言った世界各国の魔術に関する本だけが本棚に押し込んであり

  • No.29 by Albert Morris  2021-08-20 15:25:55 

それは…なんて言ったらいいか…。お悔やみを申し上げます。
(恋人は既にいなくなったという彼になんて声をかけるか迷うが,下手な慰めの言葉よりもと,素直にお悔やみの言葉を伝えて. そして故人を偲ぶようにドライフラワーを見る様子は,彼等は本当に心から愛し合っていたのだろう事が窺える.)
そうですか…、とても大切な物なのですね。
(そう返答した後,扉が開けられて入るよう促され,「失礼します」と一言言い中は入ると,真っ先に目に飛び込んだのは本棚にがっしり詰まった医学書や魔術に関する本で. )
これは凄い量だ…。
(独り言呟いて,少し近くに寄って背表紙を見るが,異国のものもあり全ては読めなかったが,恐らく彼が蘇る為に使われた書物達なのだろう.人体解剖学に関しては,仕事の一環として読んでいたが,ここまでの冊数は無いし,本がどれもくたびれていることから,どれだけ苦労したのかが分かる.)

  • No.30 by Jill Carter  2021-08-20 22:53:42 


そう言って貰った方が気が楽で助かるよ。
(慰められるより彼の様に言ってもらえる方が随分と気が楽で。ただ彼に、気を遣わせてしまったかもしれない。彼が室内へと入れば、扉を開けたまま自分も室内へと入り。彼の視線はすぐ目の前にある本棚へと向けられており、彼が本棚を見ている間テーブルの上に置いている化粧道具を手に取り。もし彼が使える化粧道具があれば使ってもらおうと考えながら、彼の側へとよれば)
難しい本ばかり並んでいるが、何か気になる本はあったか...?もし読める本があれば、持って帰ってもいいよ、ここに置いておくだけではもったいない。
(彼へと上記を述べ、軽く小首を傾げて。何度か本を読む事を考えたが、読めない本はたくさんある為、ただ棚に飾ってあるだけで。もし彼が読める本があるのなら彼に何冊か譲るのもいいと考えている様で。

  • No.31 by Albert Morris  2021-08-21 00:13:00 

ええ、何冊か気になるものが…。いいのですか?是非お願いします。
(魔術などオカルトな本にはあまり興味は無かったが,解剖学については数冊気になっていて.仕事はただ死化粧をするだけではなく,稀ではあるが遺体の修復や復元をする事もあり,そういった医学的知識は持っていて間違いない. 見ず知らずの相手だが,生きていた幸せな頃のまま安らかに眠れるよう,遺された遺族の心の傷を少しでも軽いものに出来るよう,完璧な納棺を行いたい,その為に必要な物は何だって取り入れたいと考えている.
そのような考えのもと,彼がそう言うのなら,是非譲って欲しいと若干食い気味に伝え. しかし,ただ頂いてしまうのは申し訳ないというのと,この街も案外気に入っているし,何より彼にまた会える口実を作れればという思いもあって,慌てて付け加えて)
あ、いや…!貰ってしまうのは申し訳ないので、1週間だけお借りできますか?

  • No.32 by Jill Carter  2021-08-21 13:21:10 

気になる本があるのなら是非持っていってくれ。(一度手に持っていた化粧道具は側にある机の上へ。本棚へと手を伸ばすと、中に収まっている本は少々埃をかぶってしまっている為、軽く手で払い。若干食い気味に話す彼に「勿論」という様に首を振り、もし数冊彼が本を持って帰るのであれば持ち帰る際に紙袋を渡したほうがいいかと考えながら、埃を払った本を本棚に戻し、紙袋を探す為に一度部屋の奥へと移動しようとしたが、「申し訳ない」と話すのを聞いては彼の顔を見て)
遠慮なんてしなくてもいいのに...。一週間で、もし読み足りなかったらもっと時間を掛けて、読んでも大丈夫だよ。僕はずっとここにいると思うから、いつでも返しに来てくれ。
(やはりただで貰っていくというのは、気を使う使うのだろう。ただまた、彼とこんな風に話ができることを考えれば、嬉しくも思い。死者として生き返ってからはいい事は何もなく、恋人に対して憎悪を抱いた時もあったが、彼と出逢えた事で楽しみが増えた気がしては、ぽつりと「ありがとう」と呟き)

  • No.33 by Albert Morris  2021-08-21 18:14:49 

遠慮というか何というか……。
(此方を見て遠慮しなくてもいいという相手に,ただまた貴方に会って話がしたいのだという事を口にしようとするが,相手がなんて思うかも分からないし,気恥ずかしさもあって,口籠り,少し目も逸らして. そして,時間を掛けても,いつでも返しに来てもいいという言葉には,1週間,いや3日後にでも,また訪れたいと考えるが,相手の都合もあるだろうから,ここは相手を見て,落ち着いて大人しく返答する)
ありがとうございます。これならきっと1週間あれば読み終えられるので、都合が合えば、また1週間後に返しにきます。
(また,相手が何かをポツリと呟いたようだが,聞き取れずに小首を傾げる.それと同時に,机の上に並べられた化粧道具が目に入り,本題を思い出して,「あ、話を逸らしてしまいましたね…。すぐに準備します。」と机の前に移動しては,彼が並べた道具を見ながら,空いてるスペースに仕事道具の詰まった鞄を乗せ,中身を開けようと)

  • No.34 by Jill Carter  2021-08-21 22:00:10 


(目を逸らされてしまうとどうしたのかと少し心配そうに小首を傾げるが、彼からの返答を聞けば嬉しそうに頷いて。彼が自分と同じように、小首を傾げたのを見ては「気にしなくても大丈夫だよ」と短く返し。化粧の準備だろうか、彼は準備を始め。彼がずっと抱えていたのは、化粧に使うための仕事道具だったのだろうか、鞄を開けようとしている彼の側によると興味深そうに彼の鞄を見つめて)
話しかけられた時から思っていたんだが、それは...なんなんだ...?随分と大切そうに持っていたけれど。
(机の上に載せていた化粧道具が彼の邪魔にならないように、机の端へと並べ、彼が物を広げやすいようにしていると、部屋の扉を開けたままにしていた為黒猫が、机に上にジャンプで乗り彼の鞄を見上げるように机の上に腰を下ろすのを見ては猫の身体を撫でてやり)

  • No.35 by Albert Morris  2021-08-21 23:04:40 

ああ、これは私の大切な商売道具です。中身は、こんな感じで。
(彼に鞄の中を聞かれ,また黒猫も興味津々に鞄を覗こうとしているので, 机に乗せた仕事用鞄の黒い革のトランクを,2人が見やすいように,そちらの方向に向けて開く.中には化粧用のパウダーやブラシ,注射器や大小様々な器具などが入っている. どれもキッチリと右から左へと大きさと種類別に揃えられ,よく磨き,研がれた針やハサミ達が銀色に輝く. 2人に見られて,少し緊張しながら)
こうゆう医者が使うような器具も使うんですよ。後はこの空の瓶は薬品が入っていました。今から使うのは、これとこれと…あとは…。
(色々と道具を手にして,見せながら軽く説明をしてから,彼が準備してくれたものと見比べて,これから使う必要そうな道具を幾つかピックアップして鞄の中から取り出していき)

  • No.36 by Jill Carter  2021-08-22 14:35:35 

こんなに多くの物を使うんだね、僕では使いこなせなそうだ。
(此方に向けて鞄の中身を見せてくれると鞄の中へと視線をやり。中を見ると思ったよりも多くの物が入っており、「凄い」という様に目を輝かせて。仕事道具のハサミなどはしっかりと手入れされており、その他の小道具も入れている場所が分かるように種類別に分けられているため、彼はきっと几帳面なのだろう。黒猫も自分と同じ様に彼の荷物を見つけながら尻尾をゆっくりとだが揺らしており。自分には彼の仕事の内容は詳しく分からないものの、きっと普通の人間にはできない様な仕事を彼等がしてくれているからこそ、残された人間は死者となった者としっかり向き合う事ができる様になるのだろう)
化粧をするだけでもこんなに使うのか?
(必要最低限のものは、使用人達に頼み自分の方でも揃えたつもりだったが、彼が次々と道具を出すのを見ては驚きながらも上記を述べて。

  • No.37 by Albert Morris  2021-08-22 19:14:24 

私も使いこなすのに、かなり苦労しました。
(今では手際良く使いこなさるようになったが,初めは彼と同じで用途も方法も知らなかった. それに特別器用な訳でもないので,ハサミで自分の指を切ったり,針を折ったり,間違った薬品を使おうとしたり,色んな失敗をしてきたことを,彼らと一緒に道具を見ながら思い出す. 時々チラッと彼の様子を見ると,興味津々に目を輝かせており,その姿を微笑ましく思う.)
いえ、もっと必要最低限に抑えられるのですが、色々とこだわっているうちに物が増えてしまって…。
(必要そうな物を全て取り出せば,一度まとめて机に置いてから鞄を閉じて,作業の邪魔にならないよう机の下に置いておく. 実際,自分ほど道具を使い分ける同業者は少ないだろう. 彼が普段使用しているような物だけでも十分に化粧はできるが,やはり自分なりのこだわりがあって,それを貫いた結果,量が増えてしまった. まとめて置いた道具を,使う順番通りに並べ変えると準備は完了して,机の下に閉まってあった椅子を引き出して「どうぞ」と座るように促し)

  • No.38 by Jill Carter  2021-08-22 22:33:13 

そうだったんだね、意外だよ。綺麗に鞄の中身もまとめてあるし、こういう事も簡単にできるような人なのかと勝手に考えてしまっていた
(整理整頓がしっかりとできている人間は、なぜか勝手に手先が器用だと思い込んでいる部分があったのか彼の言葉は意外で。勿論最初からなんでもできる人間が存在しないのは分かっており、ここまで多くの道具を使いこなし、仕事ができる様になるまできっと彼は誰よりも努力をした筈だ)
......こだわり始めると色々と集めたくなる気持ちは分かるかな。僕のは完全に趣味だが、いつの間にか物が増えてしまっていた事があったよ。
(昔のことを思い出しては困った様に苦笑いをして。化粧に関してはそこまで詳しいというわけではない為、もしかしたら参考にできる事があるかもしれないと彼が机の上に出す様子を眺めており。彼に座る様にと促されては「ありがとう」と彼に言葉を返し、椅子に腰を下ろすと、何やら落ち着きのない黒猫を膝の上に乗せて。目の前にある鏡へと視線をやると化粧を施しているが、どうしても生者の彼とは違い少々血色の悪い自身の肌が目に入ると視線は下へと落とし。

  • No.39 by Albert Morris  2021-08-23 18:09:06 

意外ですか…?そんな事言われたのは初めてです。
(話も上手くないし,見た目も地味で大人しい方なので,不器用で鈍臭そうだと思われる事が多かったので,器用だと思われていたなんて予想外で. それに,しっかりと整理整頓されているのは,大切な仕事のものだけで, それ以外の鞄や自分の部屋などは物が多く 散らかりっぱなしで,相手を騙しているような気がして少し申し訳なく思い. )
へえ、どんな趣味ですか?
(彼は困ったように苦笑いするが,それ程までに彼を夢中にさせる趣味とは一体何だろうと気になり,興味本位で尋ねて. 彼が膝の上に黒猫を乗せて,視線を落としたので, 落ち着きのない猫を宥めようとしているのかと思い, しゃがんで黒猫の目線に入り「君のご主人が嫌がる事はしないから、大丈夫だよ。」と 指で顎の下を撫でようと)

  • No.40 by Jill Carter  2021-08-24 06:19:46 

そうなのか、なら僕が第一号かな?
(初めてだと話したのを聞いては、笑みを浮かべながら子供の様な言葉を口にして。此方の勝手な想像のため、自分にとっては彼が想像通りの人間ではなくても関係なく)
今はやっていないが15までは絵を描いたりするのが好きだったんだ。だから画材を多く集めていたよ、描かなくても集めるだけで満足してしまったり...ね。
(彼から尋ねられては少し恥ずかしそうにしながらも、返答し。また久しぶりに絵を描いてみるのもいいかもしれない、彼や自分と共に過ごしてくれている黒猫の絵を。絵に描いたものは消える事なく残る為、忘れたくない物を描いて残しておくにはピッタリで。そんなことを考えていればふと黒猫と視線を合わせる彼の姿が目に入る、黒猫は貴方へと顔を近づけては鼻をヒクつかせ匂いを確認しては「ニャー」と鳴き、彼が顎の下を撫でようとすると彼の指に擦りつけるように身体を寄せ

  • No.41 by Albert Morris  2021-08-24 08:50:27 

そうなりますね。
(笑みを浮かべる彼に,事実は伏せたままにしておこうと余計な事は言わないように簡単に返して. 彼が少し恥ずかしそうに答えた趣味は,偶然にも自分と同じで,彼と共通のものを見つけて,嬉しそうに述べて)
わ、私も絵を描くのは好きです…!その気持ち、とてもよく分かります。
(彼が描くのはどんな絵を描くのだろう,綺麗な風景画か独創的な抽象画,やはり一番描いたのは恋人なのだろうか,とますます彼への興味は深まっていく. すると黒猫が鳴いて,自分の指に擦り寄れば,表情はまたさらに明るくなり,指でふわふわと柔らかい身体を撫でてやり. 元から人懐っこい性格なのかもしれないが,こうして懐かれるのは嬉しく,頬が緩んでしまう.しかし,今度は本題を忘れてはいけないと,撫でる手を止めて,立って軽く猫の毛を払えば,化粧を始めようかと道具に手をつけて 「あ、話しながらで大丈夫です。楽にしていてください。」そのように告げて)

  • No.42 by Jill Carter  2021-08-24 23:31:00 

(もちろん彼が自分のことを気にして事実を伏せている事は分からない為、几帳面だという印象が変わる事はなく。恥ずかしそうに趣味について話したが、偶然彼と自分の趣味が同じということが分かれば、嬉しそうに微笑み)
...!?驚いた、まさか、同じ趣味を持っているとは思わなかった。同じ趣味を持った人が側にいると嬉しい物だね。
(同じ趣味を持っているということで、より彼との距離が縮まり、死者となり失い始めていた人間らしさという物を少しずつ取り戻しているような感覚を感じる。そんな彼と共に、いつか趣味について語り合う事ができるとしたら、とても嬉しい事で。彼に撫でられると黒猫は小さく喉を鳴らし、手が離れるまで顔を擦り寄せていたのだが、彼の手が離れて仕舞えば喉を鳴らすのをやめ、彼の顔を見ていたがすぐに諦めたのか膝の上で身体を丸めて眠る姿勢になり。彼の言葉を聞くと、化粧はまだ始まっていないが自然と身体に力が入ってしまい、ぎこちなくなりながら猫の身体を撫で、彼へ仕事について問いかけて)
ありがとう。少し気になったのだけれど、...君はこの仕事はどのくらい続けているんだ?

  • No.43 by Albert Morris  2021-08-25 20:47:45 

ええ、私も嬉しいです。あの時、貴方に話しかけていて本当に良かった。
(絵画を趣味とする知り合いは少なかったので,共通の趣味を持った人を見つけた事だけでも嬉しいのに,それが何故か彼が相手だと,その何倍も嬉しいような気がして.あの時,自分の直感を信じておいてよかったと改めて思う. 出逢った直後は,死者と話すのは不思議な感覚ではあった.しかし,今となっては相手が死者だとか貴族だとかの意識は無く,とにかく同じ空間にいる事を楽しんでいて,これからもっと趣味以外にも彼の事を知れたらなどと考えていて. )
ん、そうですね…、確か5歳で父についていって初めてこの仕事を知りました。本格的に始めたのは16なので、…12年になりますね。
(猫を撫でる彼に仕事について聞かれると,ブラシを手に取りファンデーションをつけながら,いつだったかと思い返し答えて. 父の仕事にわがままを言ってついて行き,衝撃を受けたのはよく覚えている.しかし衝撃とはいっても,恐怖は無かった.何故こんな色で眠っているんだと不思議で仕方なかったし,それから何度か父について行くうちに,良いのか悪いのか人の死に慣れてしまっていた.

  • No.44 by Jill Carter  2021-08-26 00:04:14 

あの時話しかけられた時は嬉しかったんだが、街の皆と同じように何かをしてくるのかとも思っていたから少し冷たい態度をとってしまっていたかもしれない。
(もし彼にあの時失礼な態度をとってしまっていたら謝ろうと考えているようで。もちろん今の自分を怖がったり気味悪く思う気持ちは痛いほどに分かる為、嫌いには慣れないのだがやはりあの場所にいると怒りのようなものも込み上げて来てしまう)
5歳でついていったのかい?凄いね、僕が5歳の時はまだ外を走り回っていた気がするよ。それだけ仕事をしていれば、どうかは分からないがもう、人の死には慣れてしまっただろうね。
(幼い頃の自分を想像しては小さく笑い。12年間この仕事を続けていると話したのを聞けば、恋人が亡くなったと聞いた時にかなり取り乱した事を思い出す。人の死と向き合う仕事というのは、大変だと思うがそれを長い間続けている彼を尊敬し。しっかりとブラシを使ってファンデーションをつけられると、もともと姿勢が良いのか背筋が伸びた状態で、大人しくしたまま軽く瞼を伏せて。

  • No.45 by Albert Morris  2021-08-26 13:26:38 

冷たい態度とは思いませんでしたよ。寧ろ、とても温かく受け入れてくれて感謝しています。
(彼が言うような態度は少しも感じず,その逆だと真っ直ぐなまなざしで告げて.彼に罪はないのに,理不尽に嫌悪を抱かれるのは,想像以上に悲しいことで,怒りすら感じているはずだろう.しかし,その感情を彼らに向けることはせず,愚痴をこぼす事もしない.短時間ではあるが彼と接していて,彼の強さや優しさを確かに感じていた.)
ええ、ただ…死に慣れてしまったが為に、本当に大切な人を亡くした時、悲しむことができるかどうか……。
(小さく笑う彼とはまた違う,不安を含んだような悲しい笑みを浮かべ.多くの死に触れ過ぎたせいで,生き物としての感情の一部が死んでしまった.その感情がいつか蘇ることはあるのかどうか,それだけはこの仕事をしていて唯一不安になる.その間も化粧をする手は止めず,空いた方の手で前髪にファンデーションがついてしまわないよう押さえながら,彼の綺麗に整った顔にやさしく筆を乗せていく.顔だけ化粧をしてしまうと,不自然に浮いてしまうので「首元にも塗っても大丈夫ですか」と話を遮らないよう余計な説明は省いて簡単に尋ねて.)

  • No.46 by Jill Carter  2021-08-26 22:41:36 

誰かと話すのも、話しかけられたのも久し振りだったから心配だったんだ、だから今は君の話を聞いて安心した。
(かなり心配していたことだったが少し安心したように頬が緩み。彼が次に口にした言葉を聞いては瞼を開ける、瞳に映ったのは悲しげな笑みを浮かべる彼の姿)
もし、悲しんでやることができない時は、ただ覚えてくれているだけでも嬉しいと思うよ。悲しんで貰えないことよりも、誰かに忘れられることの方が僕は悲しいからね。
(述べた内容は全て本心であり、忘れられる事がなによりも辛い事だと考えており。だからこそ自分は亡くなってしまった恋人の存在をずっと覚えていたい、勿論彼のことも。自分が忘れてしまったら彼が、彼等がこの世界に存在していなかった事になってしまう気がして。彼が化粧を施してくれている時間は、とても心地よいのか、瞼が重くなり始めていたがファンデーションの事について聞かれては、着ていたシャツのボタンを数個外し、肩あたりまではだけさせると)......これで少しはやりやすいだろうか?

  • No.47 by Albert Morris  2021-08-27 00:09:10 

それは良かったです。
──…確かに、その通りですね。もしかしたら故人にとっては、一時の感情よりも大切な事かもしれませんね。
(安心したと頬を緩める彼に一言.そして,その後の彼からの言葉は重みがあるように感じた. 自身の死と最愛の人の死を経験したからこその考えなのだろうと. 今まで納棺を行った人達の事はよく覚えていて,ほとんど業務的にではあるが,それで彼らが報われたなら,などと考え,それまでの不安感は少し薄らいだような気がして.)
ええ、ありがとうございます。……とても綺麗だ…。
(彼がシャツを裸させると,首筋から肩辺りまでが露出して,何も塗布されていない肌は血色が失われているが,肌色が悪いだけで腐食の跡もなく,清潔に保たれていて. 防腐の為に何かしているような様子もないのに綺麗な状態を保っているのが不思議で堪らず,その素肌を眺めながら,つい思った事をポツリと呟いて.)

  • No.48 by Jill Carter  2021-08-27 21:30:29 

(彼に礼を言われれば、自分の言葉を聞いてどう思ったかは分からないものの、少しだけでも気分が楽になっている事を祈りながら「これは僕からのお願いなのだけれど、もし僕の命が朽ちるその時が来たら、覚えていて欲しい」と何も考えずに思った事を口にしてしまったのか、自分の言葉についてよく考えては厚かましい願いだとそう思ったのか、すぐに「やはりさっきの事は忘れてくれ」と申し訳なさそうに言葉を訂正して。
彼の口からポツリと“綺麗”という言葉が出ては、どういう意味か首を傾げるが鏡に映る自身の姿をじっと見つめてやっと彼の言葉の意味を理解し、少し間が空いてしまったが、笑みを浮かべて。ボタンを外した事で露わとなった血色の悪い肌だが、気味悪がる素振りのない彼に驚きつつも、素直に彼からの言葉を受け取っては)きっと僕に対して綺麗だと言葉をくれるのは君だけだよ。

  • No.49 by Albert Morris  2021-08-28 18:04:59 

…忘れません。必ず覚えていると約束します。それに…そんな事ありませんよ。恋人も綺麗だと言ってくれたはずです。後は私の同業者も。
(相手が願いを申し訳なさそうに訂正するが,言われずとも覚えているつもりだし,忘れようともこんな経験は忘れられるはずがなかった. そして,彼の次の言葉には,一度止めていた手を動かしながら述べて. 恐らく恋人と納棺師の言う綺麗は意味が違うだろうが, どちらの面でも彼が綺麗なことに間違いは無いと考えていて. 化粧の方は慣れた手つきで,首と顔の繋ぎ目でぼかし,筆や色を変え,彼の元の輪郭を崩さないように軽く陰影をつけていく. これだけでも先程までとは大分変わっていて,自分としてもかなりいい具合に仕上がっているのか,よしと満足そうな笑みを薄らと浮かべて)

  • No.50 by Jill Carter  2021-08-29 13:33:16 

確かに彼ならそう言ってくれたかもしれないね。君の同業者も僕を認めてくれるかどうかだね、ただ君のように優しい人間も多そうだ。
(訂正したが、彼が約束すると言葉にしてくれると改めて彼が優しい人間だという事を実感して。自分の膝の上でおとなしく眠っていた黒猫だったが、目を覚ますと大きく身体を伸ばした黒猫は、化粧に集中しながら手を動かすのを見つめていて。彼が化粧を施す様子を鏡で確認していたが、流石と言うべきか、肌には自然に陰影が付けられており、満足げに笑みを浮かべる彼の姿が鏡に映っては)
本当に上手くできているみたいだね、さっきとは全然違うのも分かる
(鏡に映る自身の姿が不自然に見えることがないのは、彼のおかげだろう。彼が化粧を施し違和感がなくなっている部分を確認するように軽く手で触れて)

  • No.51 by Albert Morris  2021-08-29 18:10:50 

あ、あの…彼って、恋人は男性の方だったのですか…?
(相手の"彼なら"という最初の一言が,優しいと褒められている事よりも引っかかり,少しして恋人の事だと分かると,驚いたように顔をあげ,鏡越しに彼の顔を見て. 偏見でしかないが彼のような人が同性愛者であるとは思ってもおらず,聞き間違いかもしれないが,予想外の事に動揺して,持ち替えようとした筆を落とす. 慌てて拾い上げて,見違えた姿を確認する相手に「あ、後は軽くパウダーと口紅を塗れば出来上がりです。」と述べては,今度こそ机に並べた別の筆と持ち替えて.)

  • No.52 by Jill Carter  2021-08-29 21:46:28 

(彼と鏡越しではあるが視線が合い、彼と視線があったものの何やら彼は動揺したように、筆を下としてしまい。彼が動揺した理由は分かり、勿論同性愛者が苦手な人間がいることは分かっているため、その事だけは口にしないようにしていたが、彼と話をしていくうちに緊張が解けてしまい、つい口にしてしまったようで、一瞬こちらも動揺したように視線を泳がせた後)
伝えない方がいいかと思って黙っていたのだけれど、恋人は男性の貴族だったんだ。そう言うのは苦手かい
(別の筆に持ち変え、仕上げに取り掛かろうとする彼へ「うん、お願い」と返答を待ちながら、短く言葉を返し。彼から何と言葉が来るか分からず、緊張からか唇を軽く噛んで

  • No.53 by Albert Morris  2021-08-29 22:36:17 

苦手ではなくて!私も同じで…!私も男性が…。
(恐らく彼は同性愛者である事を明かすつもりは無かったのだろう,鏡越しに彼の一瞬の動揺が見えて. 苦手かと問いかけ唇を噛む彼に,寧ろ自分も対象が同性である事を,若干食い気味に告げて.今まで,誰1人としてその事を明かした事がなかった.成人してからは同性愛者が多く集うバーに,出会いを求めて訪れた事はあるが,見ず知らずの人に話しかけ,盛り上がれる程の社交性は無いし,話しかけられる程の容姿でもないので,たった数回で通うのをやめた.だから,初めて同じ恋愛観を持つ人と出会えた事,また彼との共通点が見つかった事が嬉しく.そして打ち明ける事はこんなにも緊張するものなのかと,興奮と緊張で小刻みに震える手を見て初めて実感し,苦笑いしながら下記を告げ,無理矢理言わせてしまったのなら謝ろうと俯きがちに聞いて)
すみません、誰かに言ったのは初めてで…。あ、そ、それよりもしかして、打ち明けたくなかったのに言わせてしまいましたか…?

  • No.54 by Jill Carter  2021-08-30 22:22:09 

どうやら僕たちは似ている部分が多くあるみたいだね。
(唇を噛み彼からの言葉を待っていたが、彼が食い気味に返答をくれると驚いた部分もあったが嬉しく思う部分も多いのか、自然と笑顔になり。自分のために彼が嘘をついて話を合わせているようにも見えないため、安心することもできて。彼との共通点が更に一つ増えれば、また一つ彼に近づくことができた気がして。ふと、彼の顔を見ると何故か俯いており。彼は自分が同性愛者と言うことを無理に打ち明けたと思っているようで、確かに口が滑った部分はあるが、嫌々打ち明けたわけでもなく。心配して彼の顔を覗き込むようにしては、彼の顔を見ながら、穏やかな声音で)
気にしなくても大丈夫だよ、打ち明けたくもない内容だったらあの時に誤魔化しているからね。それに君も初めての事だと言うのに打ち明けてくれたのだから、嬉しかったよ。

  • No.55 by Albert Morris  2021-08-31 17:44:32 

恐れ多くもありますが…、嬉しいです。
(彼は死んでも貴族であって,身分も違うし,根暗な自分なんかと似ていて申し訳ない,という気持ちもあるが,それでも彼との共通点を見つける度に大変嬉しく思っていて.笑顔と穏やかな声音で"気にしなくて大丈夫,嬉しかった"という彼に,どうやら無理やり吐かせた訳ではなかったようで,ほっと安心したように「良かった」と. 再び筆を動かして数分も経たず,あっという間に仕上げを終える.化粧を施しているのは,見れば分かってしまうが,肌色と薄付きの赤い口紅はとても自然で,まさか彼が死者だとは誰も思わないだろう.我ながらの出来に満足していたが,これをどう思うかは彼であって,自分がうまく出来たと思うかは関係ない.彼の背後に立ち,鏡を見ておかしな部分は無いか確認し,先程押さえていた相手の前髪を軽く整えてから恐る恐る「どうでしょうか…?」訊ねて)

  • No.56 by Jill Carter  2021-08-31 20:59:45 

それならよかった、ただ...恐れ多いって、もし自分との身分を気にしているのなら、僕は身分なんてもの気にしないから、君もあまり気にしないで、気軽に接してくれ
(今まで身分に縛られ、人間を虐げる者とと虐げられる者を多く見てきたが、どれも胸糞が悪く虫唾が走る事ばかりで。だからこそ自分は、貴族以外の人間とも分け隔てなく接して来たが、その考えを受け入れられることはなかった。そんな事もあり、彼に対して少々強く言葉を返してしまい、恋人にも沢山迷惑をかけた事を思い出せば、視線を下へと落としてしまうが、すぐに化粧が完成したことに気がついて。彼が前髪を整えた後、鏡へと視線をやれば生前の姿と全く同じ自分が映っており。自分でも化粧をしていたが、ここまで綺麗に仕上げたことはなかったのか、再びあの頃の自分と同じ姿を見ることができれば口角は上がり。恐る恐る尋ねる彼へと勢いよく手を伸ばしては、椅子から腰を浮かして軽く抱きつくような形になりながら耳元で、嬉しげに弾んだ声で)
とても嬉しいよ...!!ありがとう...、Albert

  • No.57 by Albert Morris  2021-08-31 23:14:50 

す、すみません……分かりました。
(此方を責めるような事は勿論言ってはいないが,口調がきついように感じて無意識に謝る.貴族の彼も身分の違いで辛い経験をしたのだろう,彼が気にしないで欲しいと言うのなら,出来る限りそうしようと頷く. そして化粧の出来上がりに彼の口角が上がったのを見て,気に入ったようで良かったと胸を撫で下ろす.そう思ったのも束の間,彼は勢いよく此方に手を回し,耳元で嬉しそうに感謝を述べ,先程まではファミリーネームだったがファーストネームで呼ばれる.いきなりの事に驚いて目を丸くして,緊張で鼓動が早まったせいで,彼に触れられた部分は冷たいが,自身の体温は熱くなっていき,耳まで赤く染まる.元々感情表現の豊かな彼ではあったが,まさかこんなにも喜ぶとは思ってもいなかったため,空いた両手はどうしたらいいのかと彼の後ろで宙に浮かせたまま,どういたしましてと返す余裕もなく,いつもより声は吃り)
えっ、い、いえ…わ、私は何も……!

  • No.58 by Jill Carter  2021-09-01 20:32:56 

(勿論彼を責めるつもりはなかったが無意識にきつい口調で話して仕舞えば、彼は謝罪の言葉を口にした為、少し後悔したように自分の頭を掻いて。彼に対しての苛立ちではなかった為、彼の化粧を気に入っては先程のことを引きずる事なく、元々感情表現が豊かと言う事もあり、彼に感謝をするように、抱きつく形になったが彼の真っ赤に染まった耳が目に入れば、パッと彼の身体を離してやり。いつもより余裕なさげに吃る様子を見ては、抱きついたのはやり過ぎだったかもしれないと、申し訳なさそうにしながら)
...いいや、色々としてくれたよ。あと、さっきの事もだし、今のこともごめん。大丈夫かい...?
(そんな事を口にしながら掌で彼の真っ赤に染まってしまった耳へと軽く手を当てながら、心配するように問いかけて。元々自分のせいでもあるため、体温がなく冷え切っている掌で、少しでも熱が取れればと思ったようで。

  • No.59 by Albert Morris  2021-09-01 22:42:55 

…ん……大丈夫です。大袈裟に反応してしまって、私の方こそ申し訳ありません
(パッと相手との距離が離れれば,すぐには動悸は治まらなかったが,今度は彼の冷えた体温をしっかりと感じることができ,少し火照りも引いたような気がして.彼の問いかけには,これ以上申し訳なさや心配を感じさせないように落ち着きを取り戻そうと,宙に浮いた手を自分の胸の辺りに添え一呼吸置いてから,自分なりに言葉を整理し返事をする.ほんの少し気持ちの整理ができたおかげで,彼が抱きつく程にこの化粧を気に入ってくれたという嬉しさと肩の荷が降りたような感覚が,後から追ってこみ上げてきて,はにかみながら)
いつもと同じ事をしただけですが…、Carterさんにこんなに喜んでもらえて、私も嬉しいです。

  • No.60 by Jill Carter  2021-09-02 05:59:09 

(少し落ち着いたような彼の様子を見ては安心して。彼の耳へと当てていた手を離し、手を自分の胸の辺りに添え一呼吸置いた彼が、はにかむ様子を見ては、楽しげに小さく口角を上げる)僕ではここまでの化粧を自分にするのは無理だったが、君のおかげで生前と同じ姿に戻った気がしてとても嬉しくてね。ただ君があんな風に反応をするとは思わなかったから、いい反応が見れて楽しかった
(上記に言葉を付け足すように「少し待っていて」と言葉を口にし、一度、彼から離れて部屋の奥へと移動すると黒猫は自分の後ろをついて来て。部屋の奥にある引き出しを開けては、引き出しの中から、鮮やかなラピスラズリに複数のダイヤと金があしらわれたシンプルなデザインのペンダントを手に取ると彼の元へと戻り。現金ではなく彼へとそのペンダントを差し出しながら)
今日の化粧の御代になるかどうか分からないが良ければ、付けるか売るなりしてくれ。この体質になる前まではよくつけていたんだが、今は付ける気にはならなくてな

  • No.61 by Albert Morris  2021-09-02 21:41:16 

そう思ってもらえたのなら良かった…。安心しました。…そうでしょうか…?
(自分の反応を面白がっているのだろうが,すぐにはいい反応というのがどう意味かは理解できず,驚いてよかったのかと首を傾げて. 待つように言われると,はいと小さく返事をして,部屋の奥へ移動する彼と黒猫の背中を目で追い,何をしているのだろうかと少し背伸びをする.彼は目の前へ戻ってくると,何やらペンダントを此方に差し出してきて.話を聞きながら,少し顔を近づけてペンダントを見てみると,ラピスラズリにダイヤに金と化粧の御代にしては高価過ぎるもので,バッと顔を上げ,とんでもないとでも言うような表情で両方の掌を前に出しブンブンと横に振って)
そんな高価な物、頂けません!化粧は私が好きでやった事ですし、それに私にはきっと似合わない、かと言って頂いた物を売るなんて…。

  • No.62 by Jill Carter  2021-09-03 01:39:45 

(彼が勢いよく顔を上げると断ることはなんとなく想像できていて、想像通りの反応に小さく笑ってしまい。手をブンブンと振る貴方の手をペンダントを持った手でギュッと軽くだが握りながら)
似合うよ、きっと。それに僕はもう外に出歩くことは少ないから付ける機会もそんなにないんだ。ただ引き出しの中にしまっているよりも、嫌でなければ君につけて欲しい。
(化粧は好きでやった事だと話しているが彼には、それ以上のことをしてもらったと自分では思っていて、ただ誰かにして貰った事を物やお金で感謝を伝えるのはあまり好きではないが、お金を渡すことよりも、もし彼に使える物があるのであれば、自分勝手ではあるがその方がいいと思ったが、無理強いもできないため「もし、これが受け取れなければ、他のものでお返し出来たらいいんだけれど」と彼へと言葉を返しながら、どうしたものかと考えては、軽く眉を寄せて

  • No.63 by Albert Morris  2021-09-03 12:17:09 

…いえ、有難く頂戴いたします。絶対に大切にします。
(手を軽く握られると動きを止めて,彼の思いを聞けば,受け取らないのは逆に失礼になのではと考え直し,彼の感謝の気持ちを素直に受け取ることにして,困ったように眉をよせる相手を真っ直ぐと見つめて,その手を握り返せば,誓いの言葉のようなものまで付け加えて.相手に触覚があるのかどうかは分からないが,握り返した力が少し強かったのではと思い,すみませんと一言いい離す.角度を変えるたびに手の中で輝くペンダントを見て,これを受け取ったはいいが,此方から化粧をさせてくれと頼んだのが始まりだし,やはり化粧代にしては高すぎる物で,もしよければと話を続けて)
もしよければ、また化粧をさせてください。このペンダント一つと化粧一回では釣り合いませんから。それにあんなに喜んでもらえるのなら、それだけでやりがいがあります。外に用事がある時でもそうでなくても、言って頂ければいつでも。
(あくまでお礼の品が目的ではない事と,また彼の役に立てればというような事を伝えて,どうでしょうかと相手の反応を伺うように)

  • No.64 by Jill Carter  2021-09-04 10:04:48 

ありがとう、そうしてもらえると僕も嬉しいよ。それにそのペンダントも喜ぶ。
(彼から見つめられると見つめ返し。手を握った彼の手に少し力が入ったことに気がつく、痛覚はもう無いものの大体力の強さは分かり、彼が謝罪をするが気になる程ではなかったため「大丈夫、問題ない」と安心させるように一言。ペンダントを受け取ってくれた彼だったがお代にしては高いと思っているのだろうか、一つ提案して来た事を聞きながら)
手間もかかると言うのにいいのかい...?問題がなければお言葉に甘えるのも良さそうだね、君も僕に化粧をするためではなく、暇な時があればいつでも来てくれ。お茶をするだけでもきっと楽しいだろうからね
(自分のために大切な仕事道具まで使って化粧を施してくれたため、彼の仕事道具もメンテナンスが必要だろう。ただでさえ化粧品は高いため、彼が次の仕事をするときの事を考えて、お代は高い方がいいのだろうと思っていたが、また化粧をしてくれると言ってくれる貴方に、笑みを浮かべながら上記を述べて。化粧以外にも何か世間話や他の面でも関わる事ができたらとても嬉しく。

  • No.65 by Albert Morris  2021-09-04 22:55:37 

(見つめ返されれば少し気恥ずかしそうに緩く微笑み,彼の手は特に問題ないようで安堵する. 見た目は,血色の悪さ以外は生きた人間と全く変わらないので,つい死者であることを忘れてしまうが,丁寧に扱わなければなりませんなどと考えて. )
手間という程でもありませんから。ええ、また来させていただきます!Carterさんとはもっと色んな話がしたい。
(化粧をする事自体もメンテナンスも面倒と思った事はなく,好きでやっている事だし,化粧品も揃えるとなるとそこそこの値段だが,知り合いの所で比較的安く購入させて貰っているので,お金の面もあまり気にしていなかった.彼の気遣いに感謝しつつ,お茶だけでもという言葉に,相手も此方との距離を縮めようとしてくれている事を嬉しく思い,是非と嬉しそうに大きく頷いて.)

  • No.66 by Jill Carter  2021-09-05 17:33:20 

よかった。断られる事も考えていたから、そう言って貰えて嬉しいよ。また君が来るというのなら美味しい茶菓子や紅茶も用意しておこう
(死者となってから食べ物を口にすることはなくなったが、彼がまた来てくれるというのなら、持て成す事も考えていて。また屋敷の手入れや清掃、身の回りの世話を今でもしてくれている使用人達も客人を持て成す事は好きなため、またこの静かな屋敷に客人が来ると知れば喜ぶだろう。きっと彼が来る事で、使用人達の楽しみも増える筈だ。
彼と長い間話していて時間を忘れてしまっており、屋敷のカーテンも閉め切ってあるためふと現在の時刻を確認しようと部屋に飾ってある木製の柱時計へと視線をやると、時計の針はVIII(20時)を指しており。しまったと言うように彼へと視線を送り)
夜になってしまっていた。家は此処から近いのか?もし遠くて、宿も取っていなければ一日泊まって行くといいよ...?

  • No.67 by Albert Morris  2021-09-05 18:40:40 

それは今からとても楽しみです。
(元々お茶や食事を共にするような友人は少ないが,この仕事に就いてからはその機会は余計に減って,ここ数年は自宅と出張先の行き来しかしていなかった. その上,家業を継いでからは両親は田舎で隠居生活を送っていて,自宅でも会話の相手は居らず,仕事場も気軽に世間話を出来るような雰囲気ではないため,久しぶりに知人とのたわい無い時間を過ごせる事がとても楽しみで自然と頬が緩む.)
いつの間にこんな時間に…、お言葉に甘えて一晩だけ泊めて頂けますか…?
(彼に言われてから,すっかり日が暮れてしまっている事に気づきハッとする. 本来なら日中に街を出て日暮れには自宅に着いている予定だった.前日も宿に泊まっていて,もう一泊するのには手持ちの金も少々心許なかった為,彼から泊まるといいと言ってくれるのは有り難かった.急な宿泊を申し訳なく思いながらも,今回は貴方の厚意に甘えさせて欲しいと面目なさそうに伝えて)

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