夜空を渡って【 3L / 非日常 】

夜空を渡って【 3L / 非日常 】

車掌  2021-01-20 15:39:52 
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どこまでも、どこまでも、汽車は進んでゆく。
天上よりもずっと遠く離れたところまで。夜空を渡りゆく汽車の旅は、終わらない。
ゴトンゴトン──
汽車は進んでゆく。ほんとうの幸を見付けるまで。


>1 世界観
>2 注意事項


未だ発車時刻ではありません。発車まで、もう少しお待ちください──




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  • No.1 by 車掌  2021-01-20 15:42:58 




世界観


貴方は気付いたら汽車の中にいた。何処にでも行ける切符を持って。周りにも何人か乗客がいるらしい。皆それぞれ欠けたものを抱えていて、現実から逃げてきたようだった。自分に欠けているものを探しながら、埋め合いながら、ほんとうの幸を見付ける夜空の旅。


途中の駅で降りることも可能。幾ら花が咲いていても、美味しそうなものがあっても、勝手に取ってはいけない。きちんと硬貨を使うこと。何処へでも行ける切符や金貨や銀貨の入った財布は乗車した際に気付いたら手にしていた、という状態。


──


乗客は皆何か足りないところがあります。満ち足りない、欠けのある人たちだけが汽車に乗ることができるのです。穴を補い、お互いに支え合って進んでゆくような、非日常だけれど温かい物語を紡いでいけたらと思っております。

※某作家様の作品をモチーフとしておりますので、完全オリジナルでないことを気にする方は参加をお控えください。


  • No.2 by 車掌  2021-01-20 15:45:39 




注意事項


中~長ロル進行、上限無し
即レス置きレスどちらでも可、遅くなる場合や離脱の際は一言残すこと
一ヶ月不在でキャラクターリセット(連絡で延長可)
確定ロルのみ禁止、他人の行動を妨げぬよう。


──


名前 / (英名)
性別 /
年齢 /
性格 /
容姿 /
備考 / 欠如は何であるのか、記載必須。



  • No.3 by 車掌  2021-01-20 15:47:23 




名前 / リタ・グリーン
性別 / 女
年齢 / 20

性格 / ふんわりと穏やかで笑みを絶やさない。ゆるゆる間延び口調であるも、実際に緩さはなく人間に対する興味が薄い。他人だけでなく自分に対しての興味も薄く、どうでも良い。上辺を繕うのは無駄に得意。誰にでも優しい振り。本当の感情をあまり表に出さないポーカーフェイス。怖いものなし、歳上にも遠慮なく物を言うタイプ。

容姿 / 背中までの長さのプラチナブロンドに薄紫のメッシュ。瞳はやや猫目であり、翡翠を思わせる緑色。外に出ることが少ない為に色白。緩めのパーカーにジーンズというラフな服装で、格好には頓着しない。身長は160cm。唯一持っている小ぶりの黒い鞄には、切符と財布、メモ帳とボールペンが入っている。

備考 / 一人称私。二人称君、名前呼び捨て。常に二つ上の姉と比べられては出来が悪いと叱責されていた為に愛情を知らない。それゆえに誰かを特別視することはなく、生への執着も特に無し。執着しないけれど、だからといって自分からしにたいと思うわけでもない。揺れる汽車の中、窓から見える月下美人が好き。その儚さに見惚れ、眺める時間が楽しみ。


  • No.4 by 車掌  2021-01-20 15:57:43 




物語、乗客同士の絡み重視のトピックとなる為、プロフィールは>3のように簡易的なもので構いません。

質問も受け付けておりますので、お気軽にお願い致します。

此処まで目を通したという印に、声掛けの際には「蝎の火」を合言葉と致します。変換が難しい場合は新字で蠍としても構いません。


  • No.5 by 車掌  2021-01-20 20:24:25 




募集開始しております。道中で「赤い目玉のさそりの火」が見えることでしょう。ほんとうの幸を探す旅へと汽車は進みます。乗車の際は切符をお持ちください。


 >募集開始


  • No.6 by 匿名さん  2021-01-21 00:50:35 




名前 / アイリス・スペンサー
性別 / 女
年齢 / 21歳

性格 / 明るくサバサバとしており楽しいこと好きだが、その反面飽き性で楽観的。それなりに社交性はあるものの、時間が経って刺激がなくなると退屈になってしまう。自分が生活しやすい程度に友好関係を築くことはできるが、実際はどことなくつまらなくて、心のどこかで自分を満たしてくれるものを探している。

容姿 / 亜麻色の髪のミディアムヘア。鎖骨までの長さの髪を緩く巻いている。前髪は8対2くらいに分かれている。瞳の色は紫でやや吊り目で強気に見える。身長162センチの痩身。服装はジーンズのショートパンツ、黒のタイツ、靴は紺色のショートブーツ。ざっくりとした裾が長めの白ニット着用。

備考 / 一人称はあたし、二人称は君やあなたなど。人に対しても物事に対しても何かに熱中したことがない。飽き性、というよりは心に穴が空いたように満たされない。この性格になったのは少女時代に父の経営していた会社が倒産したり、両親が離婚したことをきっかけに、努力して手に入れたものであっても呆気なく崩れるのだと知ってから。実は根底では、人と深く繋がってその人が離れていくことや、努力をして失敗することを深く恐れている。何かに深く埋没することが出来なくなっている。


(/こんばんは。交流メインの素敵な世界観に誘われて参加を希望したく投稿させていただきました。どこか欠けているものがあるキャラクター同士が列車内での交流を通して成長・変化していく設定にわくわくしています。お手数ですが、お手隙のときにでもプロフィールの確認お願い致します。蝎の火)


  • No.7 by 車掌  2021-01-21 10:04:43 




>6


明るくも儚い印象を持たせる娘様で絡むのが楽しみです。不備など御座いませんので、お手隙の際に絡み文を落としてください。


  • No.8 by アイリス・スペンサー  2021-01-21 21:27:15 




(ゴトゴトゴト、眠気を誘われるような心地良い揺れ。ずうっと目を閉じて夢を見ていたいような、退屈で満たされない日常から遠ざかっていたいような――無意識下での想いは汽車の微かな揺れにも反応せず、脳内で警告のアラームは鳴り響かない。このままどこまでも連れて行ってくれることを望んでいるかのように眠りは深く、列車の窓に頭を預けながらただ規則的に胸が上下するだけ。目を覚ましたのは、ふいにゴン、とこめかみを思い切り窓に打ちつけ「いたっ」と現実感のある痛みが脳に響いたとき。「うう……」と側頭部を抑えながら顔を上げれば、目の前の光景に紫色の瞳は驚きにみるみる見開かれ。座り心地の良い天鵞絨の椅子、星空を映す窓、小気味よい揺れ、汽車の走行音。不思議で幻想的な景色に、ぱっと瞳に子供のような無邪気な輝きが放たれ、本能的に心の渇きを満たしてくれるのではないかという欲求が顔を出し。それでも現実味のない世界に、恐る恐る「ねえ、誰かいるの?」無邪気さの他に小さな不安を瞳に滲ませて辺りをゆっくりと見回して)


(/こんばんは。PFの確認ありがとうございました!早速初回ロルを投稿させていただきました。軽く汽車内を描写させていただきましたが何かイメージと違うところがありましたらご指摘下さい。背後共々、これからよろしくお願い致します…!)


  • No.9 by リタ・グリーン  2021-01-21 22:57:14 




>8 アイリス


( ずっと変わらない景色、時折流れる星たち。どうせこれは塵で、だから見ていても仕方ない。どこか冷静な自分が顔を見せる。つまらない考えしかできない己が嫌になる。ロマンチストだったら、星に願いを告げるだろうに。手を合わせて思いを唱える、その楽しそうな姿は無関係ながら羨ましく思えないこともない。無為に過ごした時間がどれほど長いものであったのか、あるいはほんの数分だったのか。時計を持たない今、それを知る術もなければ知りたい気持ちも起こらずに。揺れる汽車の中、半ば真顔で座っている己はきっと場違い。取り留めのない思考の中、ふと誰かの声が耳に届くと、其方へ視線を向け。緑色が捉えたのは柔らかな紫と亜麻色。「気付いたんだあ。おはよう。君、随分深く眠っていたみたいだねえ」刺激しないようにと、緩い調子で声を掛けて。手をひらりと振ってみつつ、揺れの中で軽くふらつきながら、ゆっくりと歩み寄る。不安も感じなければ、何も思わない。ただの乗客の一人で、暇潰し。残酷なまでな無関心などおくびにも出さず、柔らかい笑みを浮かべて名前を口にし )
私はリタ。リタ・グリーン。君は?


( / 何かと失礼なところも多いであろううちの子ですが、仲良くして頂けたら幸いです。イメージの相違、ロルの形式共に問題ありません。此方に関しても、苦手なところなどありましたら直すよう心掛けますのでお知らせください……!此方こそ宜しくお願い致します。)


  • No.10 by アイリス・スペンサー  2021-01-22 17:12:03 




>9 リタ

あなたみたいな女の子に会えて良かったわ。内心、怖そうな大男が出てきたらどうしようかと思ってたところなの。
(ゆったりとした声がして椅子から立ち上がって振り返ると、紫色の瞳に映ったのは艷やかな銀色と宝石を思わせる澄んだ深緑を持つ女の子。〝まあっ、綺麗な人!〟と内心で興味を注がれて目を開き。夜空を走る幻想的な、しかし奇妙な汽車で出会った一人目の人物が、同い年くらいの女の子で安心したのだろうか。そっと胸に手を当てて安堵の息を吐き出せば口を開き、唇を笑みの形に変え。すると小さく振動する汽車に足元が覚束なくて、ぱっと反射的に左手を座席につき。汽車内の揺れは歩いていると余計に足元が不安定になるかもしれない、そう心配して自分の手を掴めるよう、そっとリタに腕を伸ばし「あたしはアイリス・スペンサー。アイリスでいいわ!」まるで握手を求めているかのように手を差し出したまま、ニコッと明るく笑いかけ「よければ隣、どう?」言外に一緒に話さないかという旨の言葉を口にして)


(/こちらこそ、何かと人との距離感が近そうな予感が致しますがよろしくお願い致します。一見正反対なようで『本当に興味をそそられるもの、大切なものが見つかっていない』という点では同類の2人が絡むとどういう化学変化が起こるのか今から楽しみです!
また、当方もロル形式等、特に問題はございません。こちらも出来るだけ返しやすいロルを心がけていきますね…!)


  • No.11 by リタ・グリーン  2021-01-22 21:03:56 




>10 アイリス


大男って。此処にはいないと思うよ。きっと、だけどねえ。
( もし自分が大柄の男性だったらなら、彼女を怯えさせたのだろうか。そんな風にゆったりと思考を巡らせてみては、へらりと笑って無責任な一言をつけ加える。真実は神のみぞ知るとでも言うべきか、己とて無の時間を過ごしていたとはいえただの乗客であり、この汽車の行く先も、目的も、何もわからない。怖い気持ちなど殆ど無いに等しい辺り、普通の人とは異なるのだろうが。「アイリス。是非、隣に座らせて」差し出されるままに手を取って、握手してはそっと緩く振ってみる。これが正しいかは別として、暇なだけの時間よりはずっと良いと思えて。ひとつ問題があるとすれば、年頃の子と同じような雑談がちゃんとできるかという部分。流行りから遠ざかっている己は周りで何が好かれているのかよくわかっておらず。「この切符、あればどこにでも行けるみたいだねえ」徐にごそごそと取り出したのは緑色の切符。"無限大"なんて良いものではないけれど。頬杖をつくようにしながら、緩い調子で問い掛けてみて )
アイリスは、どこへ行きたい?


  • No.12 by アイリス・スペンサー  2021-01-23 00:40:24 




>11 リタ

(怖そうな大男は恐らくはいないと聞いて、ほっと息を吐き出して。未知の体験に何が起こるか分からない不安を抱えていたが、リタの登場と言葉に幾分か払拭されたらしい。差し出した手を無碍にすることなく掴んでくれたことを喜んで「ふふふっ」くすぐったそうに肩を上げてご機嫌に笑い。改めて隣同士の席へと着けば「隣にいてね、リタ。だってあたし今、すっごくドキドキワクワクしてて一人じゃ抱えきれそうにないの」ぽっかりと穴が空いた不良品のような心の器を、素敵な汽車の旅が満たしてくれるのではないかという期待が胸に満ちて苦しいくらいで。煌々とした紫の瞳は、今なら見る物全てが新鮮に、一つ一つの輪郭さえくっきりと映る。その一つ、緑色の切符を目にすると物珍しそうにそうっと顔を近づけぱちぱちと瞬きをし。話を聞いた次の瞬間顔を上げ、興奮で頬を染めて「まあ……! そういうの大好きよ! 乗客ならみんな切符を持っているの?」小さく首を傾げ。行きたい場所は具体的に思いつかず、しかし抽象的に〝ずうっと遠くへ行きたい〟と、ふっと窓に映る夜空を見つめて考え。代わりに思ったことを口にし)
行きたい場所は分からないけど……、例えばそう、あの銀河の上を歩けたなら最高にロマンチックで素敵だと思うわ。


  • No.13 by リタ・グリーン  2021-01-23 22:40:07 




>12 アイリス


( どこか楽しそうな様子を眺めて、つられて頬が緩むのがわかった。一人では無駄にしてしまう時間も、幾らか有意義に過ごせそう。根拠などどこにもないが、自然とそう思えて。「勿論。溢れたぶんは、ちゃんと拾ってあげる。二人でわけあえば、きっと素敵な旅になるんじゃないかなあ」どきどきする気持ち、わくわくと高揚する心。それが伝染したかのように己まで楽しくなってくる気がして、くすくすと笑みが溢れた。緑色の切符に対する食い付きの良さに目を細めて、こくりと頷いて彼女の方へと視線向け。「うん。アイリスも持ってるはずだよ。ポケットとか、鞄とか……どこかしらにあると思うんだあ。なきゃ乗れないし、無賃乗車だめだもん」けらけらと軽く笑って、ふざけた調子で言葉を重ね。それから財布を取り出して、中からちゃりんと硬貨を取り出す。星を模した柄のついたそれは最低限の枚数で、しかし大切な、誰もが持っているもの。地上では使うことのできない特別なお金。透かしてみるときらきらと光る。硬貨のちょうど裏側のところ、窓の外で流れた星に彼女は気付くだろうか )
もし銀河を歩くことができたなら、ロマンチックだろうねえ。ああでも、途中下車はできるんだって。買い物もね……銀河には、乗れないけど。



  • No.14 by アイリス・スペンサー  2021-01-24 14:18:08 




>13 リタ

(小さく声を立てて笑みを零すリタに気付くと、彼女の方を向いて笑い合って「リタ、リタ。あなたは綺麗なだけじゃなくて、とっても優しい女の子なのね。代わりにあなたが持てない分はあたしがちゃあんと拾って、感じたことを伝えるわ!だからきっと大丈夫よね」溢れた分を拾う、その言葉選びはとても素敵で。穴から無残に溢れ落ちていく感情をそっと拾い上げてくれるのを想像し、癒やされたように目元を和らげて笑みを浮かべる。見たもの、聞いたこと、五感で伝わって来るあらゆる情報が胸の内に次々に溶け込んできて、自然と瞳は輝いて。緑色の切符の他に硬貨を見せてくれると興味津々に見つめ「まあ……!とても綺麗ね……!窓の外を映しているようだわ」星を散りばめたような透明感のある硬貨、その裏側に映ったキラリと光る流れ星。切符と硬貨を自分も持っているかもしれないと分かれば、早速白いニットのポケットを確認して手に触れた感触に眉を上げて。取り出したのは、ラベンダー色をした二つ折りの財布。期待に満ちた目でそっと中身を確認するとそこには硬貨と緑色の切符があって。銀河の上を歩けなくても、硬貨があれば星を持っているような気にさせてくれる。あったことを証明するために両方を取り出してリタに見せると)
あたし分かったわ、リタ。お買い物はこの硬貨でするのね。そしてワクワクしてお買い物をしに途中下車をするの。そのとききっと、あたしはあなたの手を引こうとするかもしれないわ。ここに座ってもらったときみたいにね。


  • No.15 by アイリス・スペンサー  2021-01-24 14:22:43 




(/連投失礼します。
お世話になっております。幻想的な世界観とリタさんの素敵な言葉選びにアイリス共々楽しませてもらっています…!
プロフィールですが、動かしてみると性格面が当初よりも違うことの違和感が大きく、勝手ながら修正させていただきたく投稿させていただいた次第です。申し訳ありません、お手数おかけしますがお手隙の際にでもご確認お願い致します。また、特に不備等のお伝えすることがなければこのお返事は蹴っていただいても構いません…!)


名前 / アイリス・スペンサー
性別 / 女
年齢 / 21歳
性格 / 明るく楽しいこと好きでロマンチスト。目先にある刺激を優先しがちで地に足がついていない。飽き性で子供染みており、時間が経って刺激がなくなると退屈になってしまう。自分が生活しやすい程度に友好関係を築くことはできるが、実際はどことなくつまらなくて、心のどこかで自分を満たしてくれるものを探している。
容姿 / 亜麻色の髪のミディアムヘア。鎖骨までの長さの髪を緩く巻いている。前髪は8対2くらいに分かれている。瞳の色は紫でやや吊り目。身長162センチの痩身。服装はジーンズのショートパンツ、黒のタイツ、靴は紺色のショートブーツ。ざっくりとした裾が長めの白ニット着用。
備考 / 一人称はあたし、二人称は君やあなたなど。人に対しても物事に対しても何かに熱中したことがない。飽き性、というよりは心に穴が空いたように満たされない。この性格になったのは少女時代に父の経営していた会社が倒産したり、両親が離婚したことをきっかけに、努力して手に入れたものであっても呆気なく崩れるのだと知ってから。実は根底では、人と深く繋がってその人が離れていくことや、努力をして失敗することを深く恐れている。何かに深く埋没することが出来なくなっている。


  • No.16 by リタ・グリーン  2021-01-24 16:11:28 




>15 アイリス


それはどうだろう。でも、アイリスも優しくて可愛いと思うよ。後はすっごく素直。美点だなあって、思ってる。
( 優しさがすべて偽りだなんて口にしたら、彼女はどう思うか。嫌われるのは慣れているとはいえ、この限られた空間の中で嫌悪感を抱かれた状態ではどうしても息が詰まるのはわかっていること。一方で褒め合うだなんて照れくさい、と感情が動くくらいには気を許しているのかもしれない。何せこれまでは星を見てもどうでも良いと考える無感情だったのだから。お互いに補完しあう関係。それはきっととても素敵で、しかし深入りしたら戻れないような気さえして。頭の中で危険信号が音を立てるのは、彼女が善だからに他ならない。「うん、そう。夜空を映したみたいにきらきらして、とっても綺麗で。持っていたいくらいだけど、きっと降りたらなくなっちゃうよ」きらめきは有限。断言できるわけでもないけれど、今のこの時間がずっと続くわけではないのだと、冷静な自分が囁いている。夢のようにふわふわした今がずっと続くなら、どこまでもどこまでも動いてゆきたい。そんな甘い希望は心の中にずっとあるのだが。財布の中から取り出して嬉しそうに見せる彼女がどこか子どもっぽく思えて、目を細めると頷いてみせる。「一人で降りたら迷子になるかもしれないよ。二人なら大丈夫、思い出もたくさん作っていきたいし。アイリス、私こんな物語を読んだことがあるの。二人がはぐれたらそのまま再会できなくなっちゃうって。だからきっと、そのときは一緒に行動しようねえ」思い出の中の本のページを捲るように、ゆったりと言葉を紡ぐ。今となっては孤独が耐え難いものに戻りつつある、無意識ながら一緒にいることを望んでいて )


( / 此方も久し振りに書きたいだけ長い文章を紡ぎ、アイリスさんの少女らしい可愛らしさに癒されつつ楽しませて頂いております。修正前もさることながら、加筆訂正されたプロフィールも素敵で不備などあるはずもありません。引き続き宜しくお願い致します……! )


  • No.17 by アイリス・スペンサー  2021-01-24 21:19:01 




>16 リタ

褒められちゃった!嬉しいわ。でもあたしね、例えリタが現実では不良みたいな、ちょっと悪い女の子だったとしても良いのよ。本当よ。
(リタの褒め言葉を聞いてくすぐったそうに肩を揺らしながら「ふふふ」と笑みを零して。弾んだ声音で言葉を紡ぎながら本心を口にし。走行を続ける汽車に身を委ねるように椅子に深くもたれ、一枚の硬貨を顔の前で照明に透かす。星空を映す硬貨は光に当てれば尚煌めいて美しく、この輝きが失われてしまうのはとても惜しい。自分の顔に硬貨の光と影を映しながら、残念そうに眉を下げて「そう……、そうなのね」と呟き。そしてゆっくりと瞬きをして目を開けると「けれどきっと、限られた時間の中でしか輝けないからこそ、こんなに美しく思えるのね」愛しそうに目を細めて蛍光灯に照らした硬貨を見つめて。くるくると硬貨を回すと何となく万華鏡のようにも思えて片目を閉じ、中身を検分するようにじっとその輝きを凝視する。ふと、迷子、というリタの言葉を聞くと「それは大変だわ!」と目を見開いて。「あたし方向音痴なの。永遠と彷徨ってしまいそう。せっかくリタと会えたのに、その物語のように離れ離れになってしまったら悲しいわ。やっぱりあたしたちは一緒にいるのがいいのね。……ちなみに途中下車したら、もう列車には戻って来れないの?」彼女の口調は物語を聞かせてくれるようなゆっくりとしたものではあっても、現実離れした世界にいる身としては何が起こっても不思議ではない気がして。ここにいることを確認するかのように、そっとリタの手の上に自分の手を重ねようとして)

(/プロフィールの確認ありがとうございました!そう言っていただけて、当方もアイリス並みに嬉しさで胸がいっぱいです。こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。/蹴可)


  • No.18 by 匿名さん  2021-01-25 12:28:00 



名前 / エリック・ミルワード
性別 / 男
年齢 / 20歳

性格 / 高慢でプライドが高く歯に衣着せぬ物言いが目立つが、自分へ向けられる他者の悪意に敏感で傷つき易い繊細な一面を持つ。人の優しさや愛情に飢えているのにその自覚は無く、寧ろ自己防衛の為に他人を突き放す様な態度を取ってしまう不器用な性格。別段不機嫌なわけで無くとも眉間に皺を寄せて難しい顔をしていることが多い。金銭感覚が一般的なそれと大分ずれており、とにかく金使いが荒い。

容姿 / 緩く癖のある栗色の髪を前下がりのセンターパートショートに。前髪は分けていないと目を完全に覆う長さ。二重幅の広い瞼に厚めの涙袋、やや下がり気味の目尻と、瞳はくすんだヘイゼル色。全体的に顔のパーツが小さく、西欧人にしては比較的堀の浅い、あっさりとした面立ち。身長174cm、すらりとした痩せ型。白シャツに紺色のニットベスト、ベージュのスラックスを着用。足元は焦茶色のタッセルローファー。

備考 / 資本家の一人息子であり、名門大学に在学中の学生。卒業後は父の会社経営を手伝い、いずれその後を継ぐ予定。幼い頃から甘やかされて育ち、欲した物は何でも与えられてきた。その反面で周囲の人間、特に父からは何時でも身の丈に余る期待を掛けられ、それに応えられなければ勝手に失望され冷たく突き放されることの繰り返しで、その経験が彼の人格形成に大きく影響している。



( / 初めまして。美しく幻想的な世界観と素敵なテーマに惹かれて参りました。そしてまことに勝手ながら、以前から先のお二人の優しく可愛らしい言葉の掛け合いを覗き見しては癒されていまして、ついにお仲間に加わりたくなってしまいました…。ちょっと面倒な性格のキャラクターですが、絡み辛くならないようロル面で気を付けていきたいと思いますので、どうかご検討頂ければ幸いです。お手隙の際にご確認をお願い致します。蝎の火 )


  • No.19 by 車掌  2021-01-25 14:21:12 




>18


完璧なようで脆く繊細な息子様で不備など見当たりません。此方の子も面倒な性格では御座いますが、仲良くしてくださると幸いです。お手隙の際に絡み文を落としてください。


  • No.20 by エリック・ミルワード  2021-01-25 15:02:56 



( 随分と長い間、眠りの底に沈んでいたように思う。起き抜けに感じた違和感の正体はすぐに判明した。眠る直前の記憶がすっぽりと抜け落ち、目の前にはまったく見覚えのない景色。眠気の乗った瞼を擦りながら周囲を見渡せば、奥行きのある細長い室内に規則的に並べられたベルベット張りの座席──成程どうやら汽車の中に居るらしい。そして車窓の向こうへ目を遣れば永遠に終わりの無いような闇と、ちかちかと光り瞬く星々の煌めき。無意識に窓硝子の表面へ滑らせた震える手で、そのままパチンと自分の頬を引っ叩けばヒリヒリと痛みが走り、眼前に広がる景色や今起こっている事象が全て現実の物だと察する。夢でないなら、これが現実だと云うなら、記憶を辿れど一切乗車した覚えの無いこの汽車は一体何処へ向かっていて、自分は何故ここに居るのか。聞こえるのはガタゴトと揺れる汽車の走行音、それだけ。いやに静かなこの車輌には自分の他に乗客は居ないようだが、他を探せば人が見つかるだろうか。押し寄せる不安に脈の早まる心臓とそれに伴って浅く細くなる呼吸を無理やり抑え、座席を立つと隣の車輌へ続く扉に飛びつき、それを勢い良く引き開けて )
おい、誰か居るのか!?


( / PFのご確認と参加許可ありがとうございます!早速初回ロルを投下させて頂きました。遅筆の為ほぼ置きレスになるかと思われますが、相性等に問題無ければお手隙の時にのんびりお話して頂ければ幸いです。)


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