─── Shall we ？　(　3l　/　人数制限　/　同居生活　)　

>畔さん


──ん？あ、はーいはいはい。どうされま、って何だ畔か。いらっしゃい。

(　ドアを挟んだ部屋内で写真を漁っていた手を止めると膝に手をついてゆっくりと起き上がる、誰かと思いながら出てみると拍子抜けした声を出しながら慣れ親しんだ彼に微笑みかける。「あ、すっごい良いとこに来た！ちょっと手伝ってく気は無い？」思い出したような表情浮かべて彼の腕に自身の腕を巻き付けてみるとダンボールの山の部屋を見せるように視線を部屋に写して　)


(　　／　あああ、何処までも優しい主様‥女神か！貴方は女神様ですか！(　黙って　)有難うございます、※皆様の素敵なロルを拝見させて頂きながら勉強させて頂きます！では、何かありましたら！！　)

>廻

ん？……うげ…。なにこの量。
(　明朗快活な声音に懐かしさを覚えやんわり口元緩めるも、次いで彼女が示した場所を視界に宿すなり苦虫を噛み潰した様な表情に変えて上記。ダンボールの山々の傍らに写真──自分が触れて良いものなのか更々疑問に感じるも、当の本人は手伝い要請をしている具合で。巻き付いた腕はそのままに淡白に一言「入るよ」と告げるなり、部屋へと足を進めて。荷物の山に視線落とし数拍、意を決した様に相手に視線をやり　)
それで、お前はどれを手伝って欲しいの？

>>西宮

ヒッ！あのなぁ…… 西園寺グループは驚かせて心臓を止めるのが生業なのか？これは書物が入っているから良い、あのチ、じゃない新人を助けてやってくれ
(腕の中の段ボールが跳ねたかと思われる位に肩を震わせ驚き。ドッドッと脈打つ心臓を宥めつつ表情には怒りが浮かび上がり皮肉を飛ばし。名家のご令嬢専属のSSならば、差別的な思考かもしれないがたとえ女性であっても体力は凡人の比にはならないのだろうが─ プライドが邪魔をして顔を背けオロオロしている新人の少年を顎で指して)

(　/　そんな娘様だからこそこの厳しい業界？でご活躍なさるのですね…！スミマセン娘様がどなたと絡んでいても美味しいとしか言えません。此方こそ苛々させてしまう事多々かと思いますがよろしくしてやって下さい！　)

>>乙丸

高級車での寝心地は最高だったんだろうな乙丸。西園寺家の荷物も相当な量なんだろ、今の内に出来る限り運び込んでおかないと混沌が起きる
(湿気と日差しで滲み出る汗を拭う間もなく号令を飛ばしている主人の傍らで呑気そうな声が届けば呆れ顔で一瞥。抱えた段ボールは自ら運ぶつもりだったが寝起き顔に不満を覚えた為かグイと押し付け「おい、運べ」まるで手持ち無沙汰な従業員に親切にも何かしらやらなければならない作業を見つけて差し上げたと言わんばかりの上から目線で短く命令。書斎として活用すると決めた角部屋へ向かい先立ってさっさと歩き始め)

>御菩薩家 茜 様


そうですね。昨日までは雲行きが怪しかったですが、晴れて良かったです。
( 相手の驚きの声を聞けば、いつもしっかりした御子息と聞いているからこそ意外なもので、少し笑み浮かべながら此方も相手の会釈につられて頭を下げて。前日の夜、空に雲が覆ったいたことを考えると、今日はそんなのなかったように雲一つない青空で。確かに引っ越し日和と言うべきか。相手の言葉に賛同するような言葉を述べて。「 お待ちしております。」改めて挨拶に伺うと言われれば、そんなことしなくてもいいのにと思いつつも、頷いて。「 荷物などは使用人に任してばかりなの、手伝わなければならないのは私ですね 」相手の申し出は嬉しいものだが、生憎自分も手伝わなければならない身であるのだと告げれば、それでは と一言残して使用人達の元へ向かって )

( / 此方こそ有難うございます ! お褒めの言葉痛み入ります。鋭いところがあるので、チクチクともしかしたら嫌味っぽいことを言うかもしれません。その時は、是非本心で嫌味を返していただいて構いませんので !! 素敵な息子様とこれから絡めることを嬉しく思います ! 宜しくお願いします / 蹴可 )


>西宮 廻 様


ええ。ここの庭師に是非会いたいわ。
( いつのまにいたのか、なんてことはよくあることで、ふいに話しかけられても驚くことはなくなり、寧ろ落ち着いていて。相手の言葉に頷けば、ここの手入れをしている庭師はどんな方なのか、知りたくなりながら。差し出された手に自分の手を重ねて「 それがいいわ ! まだ少ししか見れていないの。行きましょう 」嬉しそうに笑み浮かべながら相手の手を引くように歩き出し、まるで自然も喜ぶかのように心地よい風が頬を撫でて )


( / はじめまして。西園寺環の背後です。素敵な方に仕えていただいて環も幸せ者です ! こんな年相応とも言い難い子ではありますが、宜しくお願いします ! 此方もロル等ムラが御座いますので、絡みにくいなど御座いましたら申し付けください。 )


>乙丸 畔 様


ん ? あら、貴方でしたか。庭の散策よ。
( ふと背後から声をかけられれば、特に驚く様子もなく振り返り相手を捉え。見知った顔であることが判明すれば優しく笑みを浮かべ、相手の問いに答える。自然を愛する者であるため、この屋敷に来てすぐにこの庭を発見。荷解きもそっちのけでこの庭を探検したいと思えば、使用人達の目を盗みこの庭園へと足を踏み入れる。「 乙丸様もどうしてここに ? 」先に到着していたとはいえ、相手も荷解きやらあったろうに、主人の側を離れてなぜここにいるのかと問い )


( / 是非とも ! こんな上っ面ばかりの娘ではありますが、今後とも宜しくお願いします。また、ロル等絡みづらい部分がございましたら申しつけください。/ 蹴可 )

>>西園寺様

晴れやかだからこそ、こうして屋敷の美しい景観や手入れが行き届いた植物類の芳香を堪能出来るというものでしょう。西園寺様は動植物を好まれると聞いておりますが
(雀が二羽地面を啄ばみながら歩いていくのが見える長閑な光景の下、忙しなく動く使用人達から令嬢だけがスクラップされたように浮世離れの可憐さを振り撒いているようで確かに花嫁候補としてもこの界隈での競争率が高いのも頷けると納得。周囲を見回し再び視線を向け。「勿論お部屋にお邪魔はいたしませんのでご安心下さい、ささやかながら贈り物がございます」卑しい雰囲氣にはならぬようさらりと述べ。仮面の笑みを浮かべ立ち去る姿を暫し見送りふと地面に視線を移してみれば女性物のハンカチが畳まれたまま落ちているのが目に入り、少々タイミングを考えた結果「今布切れだけ渡しても逆に邪魔になる、か。ま、後で渡せば良いよな」使用人の一人を呼び止め洗濯しておくよう指示して)

>畔さん


ほら、アレよ。私にも苦手分野があってだね、そう、片付けが苦手なのさ！

(　苦い表情浮かべる彼に気にも止めず自身の腕を組みながら頷いたあと大袈裟に片腕を広げダンボールの山々を示しながら開き直るように上記述べ唯それは言い訳に過ぎないため仕切り直すように首を左右に振ったら両手合わせて方目瞑りながら御願いと言わんばかりの仕草見せ　)

話が早くて助かるー！この辺一帯御願いしたいの、私がやると朝になっちゃいそうでさ～。


>茜様

うふふふ、怯えた茜様もまた堪りませんね‥。っとそんな事言ったら畔に怒られそうなので黙りますね。──新人くんのお手伝いですねっ了解です。

(　裏返る声の彼に本音がぽつり、その声はとてもニヤけたような声で、はっとした時にはもう遅く、思わず口を片手で覆うようにすれば彼のSSが脳裏を駆け巡り注意されそうだと勝手に思うと微笑浮かべながら無かったかのように話を進ませ新人くんに目をやり頷いたあと貴方にぺこり頭を下げ小さな少年に小走りで駆け寄る　)


(　　／　お褒めの言葉有難うございます！ツンな息子様に最初からニヤニヤしております(　うへへ　)こちらこそ宜しく御願いします！※返信はどちらでも　)


>環様

その様な事、庭師が聞いたらさぞ喜ぶ事でしょう。～～っ無邪気な環様も可愛らしい‥！是非にお供させてください。

(　彼女の言葉に頷きながら嬉しがる庭師をふと想像すると思わず目を細める。まさか手を引かれるとは思っておらず不意を付かれた為かその仕草さえも可愛らしいと首を左右に振り表情が緩まないよう表情を締める。だが彼女の嬉しがる微笑みにノックアウト、本音がつい零れ落ちると彼女の両手をキュッと握り瞳輝かせながら上記述べ　)

(　　／　初めまして！そんな可愛らしい娘様にセクハラ気味のSSですがそれも愛情表現故、ロル等把握致しました！改めて宜しく御願いします！※返信はどちらでも　)

>>西宮

怯えるかそんな程度で！彼奴より先に僕がキレたけどな。ああ頼んだ
(侮辱されたと認識してしまう自意識過剰っぷりが板についた脳から瞬時に信号が発せられ再び啖呵切り顔色が蒼白く変化。幼馴染が馴染みある同業者が仕える主人が婚約者とは世間はなんと狭いのだろう。ただ婚約者と二人きりの同棲生活とはならず従者が同居してくれるのは非常にありがたいのも事実。言葉の折りたたみ式ナイフをしまいちらりとその顔を観察して今日からどう両家の肉親を落ち着かせつつ無事に解散出来る日を迎えるか考えを巡らせ。助っ人の出番を喜ぶ新人をも一瞥してから閉ざしていた口を開き)
作業がひと段落したら全員に茶でも出してやる。その旨を伝えておくのもアンタの仕事だからな

>茜様

全くう、茜様は人使いが荒いんですからあ‥。えっ！お茶ですか！！皆に伝えた後私は甘い洋菓子ても買って来ましょう、あっ！気分転換に一緒に行きます？

(　ありとあらゆる作業が終わればそれらを報告に行こうと彼の元へ足を運ぶと【　お茶　】というワードに耳を傾ける。疲れた顔一つ見せず、ぱああっと表情明るくさせると瞳輝かせながら上記述べ、お茶といえば洋菓子と勝手に変換させれば、ある案を思い出し閃いたと言わんばかりに頭上に電球マーク。ゆるり首傾げながら問うてみて　)

>>西宮

うっせ。ご主人様の旦那様になるかもしれない人物を敬え。おい待てよ誰が茶を淹れるんだ？俺が──… 分かった行ってやる
(疲労の色の一片も見せない相手をこき使おうかと邪な思案は隅に寄せ、ぶつくさ文句垂れ荷物を仕分けて合間に汗を拭き。偶の出血大サービスにと直々に全員分のアイスティーを振る舞う予定だったのだが誘い文句を耳にして眉を上げ。当人は自分なのだと念を押しても良かった、しかし朗らかな様子に頑なな拒否も味気なしと判断の上渋々承諾して)

>茜様

そりゃあねぇ。…俺の見立てだと西園寺様は徐々到着。茜様の荷物も中々の量だから、大分時間食ってるよ。ほら、急げ急げ。
(　滲み出る汗そのままに指示飛ばす主人の傍らに立てば、云わば尻たたきでもするかの如く戯れ半分急かす内容口にして。相反し自身は安閑と伸びをして、まるで遽しく動く使用人を他所に長閑な気候をその身に感じ。もう一眠りでも出来る程に穏やかな午前に薄ら双眸閉じようとした瞬間、腹部辺りに押し付けられた荷物を反射的に受け取って。「っと…何これ、結構重たい。肉体労働派じゃないんだけどな。」文句に準える言葉呟けば、端的且つ明確である命令に僅かに肩を竦め先行く彼を背を追い　)


>西園寺様

嗚呼、…俺も散策みたいなもんですよ。茜様と西園寺様の住まう場所に何か不都合があれば報告を、と旦那様から言伝を頂きましてね。
(　優しげな微笑みに警戒感等遠に消え失せ、こちらも微かに笑み浮かべ上記答えて。旦那様からの言伝は直接主人の耳には入っていない様子だが、特別厳守事項という訳でもないらしい。故に言葉にする是非も無いだろうと。彩り鮮やかな視界の中でも鮮明に眼に留まる白いワンピース姿の相手は、まるで浮世離れした様な雰囲気を漂わせており、ふとした瞬間さえ御伽噺の世界に見紛う程で。眩しげに瞳細めれば「このまま散策されるならば、俺にエスコートさせて頂いても？」紳士を装い頭下げて　)


>廻

…如何にも苦手って感じはするよね、お前は。
(　僅かに眉潜めるも茶目っ気溢れる物言いに、思わず軽く笑みを零して。周囲に視線をやれば目につく段ボールの山々、一体何が入っているのやら。如何せん手荷物の少ない自分と比例すれば、何やら女性は大変なのだなと漠然とした感情を抱き。彼女の大方終わってもいない荷解きに関し渋る思いは有るものの、相手と己の関係性上別段冷淡にあしらう必要も非ず少々間を置いたのち　)
仕方ないなぁ。旧知の仲に免じて手伝ってやるけど、こんな機会はないって思って。面倒だからね。

>茜 様


それでは、また
( 相手の言葉に答えることはない、動植物を好まれる、そんな人伝いな情報で私を理解しないでほしい。「 どうでしょう、それは御菩薩家様が確かめになってください 」人に自分の心を読ませないのは得意だ、こうして何とも言えない笑みを浮かべれば皆困惑する。くつくつと笑み浮かべながら、意地悪な言葉を並べて。「 それは素敵ですね。」ささやかな贈り物というのだから、どんなものをくれるのか、胸躍らせながら。軽い足取りで冒頭の言葉を述べて。ハンカチを落としたことなど気づかず荷解きに向かい、日が暮れるまで部屋の整理をしていて )


>廻 様


沢山の種類の薔薇があるのね。
( 相手と手を繋ぎながら庭園内を歩き、目にとまるのはどれも立派で綺麗な薔薇の数々で、それは種類も多種多様で。こんなに素敵な庭園があれば暇にはならないだろう、そう思いながら。隣にいる相手を横目で見つめ、「 西宮は花よりもお菓子の方がいいかしら。」相手の大食いはよく知っている。こうして花を見ているよりも、彼女は何か美味しいものを頬張ってる方が似合う、そう思えば笑み浮かべながら問いかけ「 私も丁度お腹が空いてきたの、おやつでも食べましょう ? 」家から持ってきた焼き菓子があることを思い出して、次は屋敷の方へ向かって彼女の手を引いて )


>畔 様


そうだったのですね、お勤めご苦労様です
( 相手がここにいる理由を聞けば、納得したように頷き。何の警戒もなしに散策をしていた自分を思えば、こうして警備をしてくれる人が居てこそだと改めて感じ。ふと相手の口から出てきた言葉に目を細めるように笑みを浮かべて。自身に向けて紳士のように頭を下げる相手を見ては、花の多い庭園なだけに自分がまるで物語の中のお姫様にでもなった気分で。「 ええ、是非お願いしたいわ 」まるで役になりきったように相手へ向けて声をかけ、日焼けのない手を相手へ差し出しては、ふふふっと思わず役から外れたような笑みをこぼしつつ )

>>乙丸

口より手を動かせ、働かざる者食うべからず精神でお前をとことん働かせてやるから覚悟しておけ
(荷物の量が量なだけに目標を立てて動かなければ直ぐに日が暮れてしまう。リストアップされた項目に一抹のズレも許さんと言いたげなむつかしい顔で睨み。とはいえ十年以上の長い付き合いにもなれば本気で鞭打つとはならずボールペンでチェックマークを次々と書き込んで。「諸々のジャンルを網羅した大事な書物の一部だ、僕の密かな楽しみも混ざっている宝箱そのものさ」専門書や参考書で親の目を誤魔化しては何度も擦り切れるまで読み耽った冒険小説の類だけは断捨離に至らず手元に置いておきたい、角部屋には既に箱が積み上がりその側に置くよう手で示し)

>>西園寺様

成る程、貴女を知るにはそれ相当の時間を共にしなくてはなりませんね。喜んでお受け致します
(外面に惑わされず真理を見抜けというのか、中々に機知に富んだ令嬢だ。男が抱き易い幻想を容易く壊してみせる相手にはある一種の感心が芽生え恭しく頭下げ。贈り物とはいえ真紅の薔薇の花束やら稀少な宝石をあしらったジュエリーやらとは違う本当に“ささやか”な品、受取手がどう扱うかはその時のお楽しみとして密やかに片口角上げ。既に備え付けてある家具に段々と生活感が見えてきた頃合いに一旦作業を止め着替え直して婚約者の自室へと赴き)

>西園寺様

有り難きお言葉。
(　将来の主人の奥様になり得る方だ、何か失態があってはいけない。普段より随分と畏まった調子で述べれば、労いの旨に恭しく顔を上げ。噂に聞いていたご令嬢はやはり花の様な可憐で儚い印象を齎す。差し出された白魚の如き手に己の片手そっと下に重ね、まさにエスコートの形にすれば視線を合わせて。「西園寺様は動植物がお好きとお聞きしましたが。…それでこの庭園に？」穏やかな日差しと真っ白なワンピースが煌めき眩しさを感じざるを得ない。少し双眸を細めた先、相手の返答を待ち乍ら緩慢な速度で歩み始め　)


>茜様

…なに、その恐怖満載の宣告は。
(　主人の言葉に身震いすら見せぬものの、僅かに慄いた声音で問うては肩竦め。部屋自体は綺麗且つ広さも含め庶民それとは掛け離れている訳だが、引越した直後故に何分荷物が多い。床に置かれた箱の山々を蹴らぬ様に、主人の言い付け通り積み上がった荷物の側にそっと置いて。掌ぱんぱんと叩けば、先程の宣告は頭から消えたのか、その足でまだ完成されてないベッドの端へ腰掛けゆるりと足を組み一休み。「宝物ねぇ、あれらも持って来た訳か。微笑ましい。」沁々と実家の主人の姿思い返す様、僅かに歳下の主人へ和やかな視線向け　)

>>乙丸

フッ、ご主人様に与えられた権利は使い潰してやるよ
(鼻でせせら嗤い圧をかけてみても心から愉しいとも満足したとも断言出来ないか細い虚しさが心臓に細く空いた穴からすり抜け、妙な表情を浮かべ首元のボタンを一つ外し。使えば使う程味わい深さを増すのであろう家具類に目もくれず部屋の扉を閉め「非日常だろうがただの娯楽だろうが誰にも奪わせない宝ってのは誰にでもあるだろ」きっとそれは従者兼貴重な素を晒け出せる人物も婚約者とそのボディガードにもあるに違いない、敷物も無く荷物塗れの床に寝そべり「── なぁ乙丸、仮に僕が結婚するとしたらその後お前はどうするんだ？」目玉を動かし意志を尋ねてみて)

>茜様

当たり前じゃないですかあ、こんな機会滅多にないんですよ！？──まあ、確かにそうかもしれませんが私が敬意払うのは‥、いえなんでもありません、さあ買い物に行きましょう！
(　彼が途中で閉ざした言葉に対し付け加えるよう滅多にないレアなやり取りに何処か興奮しながら瞳輝かせながら鼻から息を吹き出す勢いで上記を少し大きめな声で言う。─主人になるかもしれない彼に未だ慣れずふと疑問を浮かべるがあえて触れぬようにグッと言葉を飲むと、切り替えるように少し曇らせた表情からがらりと変わる明るい表情見せては扉の向こうに指差して　)


>畔さん

えっ！ホントに良いの？‥有難う畔！！やっぱ持つべき友は畔だね、うん！今度何か埋め合わせするよ。
(　面倒くさがりの彼からまさか承諾を得るとは思っていなかったのかあまりの嬉しさに、ぱああっと表情明るくさせながら彼を見る。調子が良くなった自身は普段思わないような事を軽く拍手をしながら言ってみせれば小さく頷いて　)


>環様

本音を言うと確かに花より団子なのですが、今は花より環様ですの‥で‥‥ってもう、私の腹はなんで空気を読まない！
(　そういえば小腹がすいたなとお腹を摩るも散歩に行こうと誘ったのは自身故、本音言った後にぶんぶんと首を左右に振るとタイミング悪くぎゅるるとお腹が鳴り頬を赤くさせながら自身のお腹に顔を向け冗談ぽく怒ってみせた後、貴女をちらりと恥ずかしそうに覗いてみる　)

>>西宮

…… 機会、ねぇ。アンタも大変だな金持ち同士のいざこざに付き合わされて
(喜怒哀楽が手に取るように分かる表現力の豊かさは余程の人嫌いでもなければ万人が親しみを覚えるものだろう。確かSS同士も古くからの知り合いだった筈、本心とは裏腹に従順さを求められる二人に思う所があって抑えた声量で呟き帽子を被り。さて使用人や引越し業者も含めると相当の人数にのぼる訳だが言い出しっぺはそこも考慮しているのか怪しい「んで、ケーキを買うのは良くてもどうやって持ち帰るつもりなんだ？僕は車の免許は持っていないが」廊下を進み玄関先へ着くとふいに肝心な点を訊き)

>茜様

──でも環様の為なら惜しくないです。私は彼女の笑顔が見れるならそれで構いませんので。

(　いざこざ、大変、なんて言葉は一つも思っておらず、本来なら恥ずかしいであろう上記の発言を真剣な眼差しで彼の瞳に向けながら言ってみせる。何で向かうかと言われれば顎に手を当て暫く考えてみるとジャケットの内ポケットからスマホ取り出して「近くに美味しいケーキ屋さんがあるんですよ」ほら、と言わんばかりにスマホ画面を彼に見せる画面には歩いて数分とあるが彼はやはり車が良いのだろうかとふと考えるが思い切って聞いてみる　)

やはり車の方が宜しいですかね？歩いて5分程みたいなんですけど‥。

>茜 様


少し屋敷内を見てくるわ ... あ、これは奇遇ですね。何か御用でしたか ?
( 部屋の内装は大体済み、元々物欲もないためそこまで荷解きにも時間はかからず。本等を整理していたが、どうにも新鮮なこの屋敷内を見たくてしょうがなかったのか、突然思い立ったように歩き始めては、共に荷解きをしていた使用人に声を掛けて扉を開ける。未だ庭園しか見れていない、きっと他にも素敵な場所があるはずだと想像しながら自室の外へ一歩踏み出したとき、扉の前にいたその人物を捉え、先程の会話を思い出し、もしかしたら挨拶にきてくれたのかと想像する。扉を開けるタイミングが偶然にも重なったのだなと思えば、小さなことではあるが少し喜びを感じながら、どういった要件かと首を傾げ訪ねて )


>畔 様


相手を知るのに、人から聞いたことを頼りにするのは怠慢だわ。
( きちんとした相手の態度を見れば、その家が見えてくるもので。家がしっかりしていれば、自ずと使用人達もしっかりしてくるものだ。彼の態度はそれこそ別格というもの。御菩薩家に好印象を持ちながら、自分の歩幅に合わせるようにエスコートをしてくれる相手を横目に見て。かけられた問いに、確かに自分は動植物が好きではあるが、それは実際に自分と接して知ったことではなく人伝いの情報。そんなもので自分を理解して欲しくはない、そう思えば生意気と言われるだろうか、それでも自分の気持ちははっきり伝え「 一緒にこうして歩いて、私を知ってください 」まるで女王様のような発言ではあるが、ちゃんと自分を知ってほしいという言葉でもあり )


>廻 様


腹の音はしょうがないことよ。それに、実はさっき私も少し鳴っていたわ。
( 相手が考えていることは何となく察し、大方自分が誘った手前、それを放り出すことはできないとでも思っているのだろう。ただ、庭園は逃げることはないし、今日見られなかったからといって明日も見られないわけではない。それに、彼女のお腹から鳴る音が聞こえれば、庭園を見ている場合ではないことはわかりきっている。腹の音に赤くなる相手を見れば、女の子らしい反応で可愛く思う。彼女は自分自身よりも私を優先するだろうと思えば、自分も彼女と同じだとばかりに冒頭を述べて。「 私がおやつを食べたいの。だめ ? 」少し駄々っ子のように小首を傾げて )

>環様

うっっ"‥‥ッ。かわ‥っ、うっヴん。──環様がそう仰るのなら‥。

(　優しい彼女の事だから、気を使ってくれたのであろう、それらの発言に対して嬉しさに胸がキュッとなるような感覚を覚える。何回も思うが小首傾げて尋ねる仕草があまりにも可愛らしく思わず本音が漏れだしそうなのを必死に耐えながら一瞬だけ口元を手で覆いそれらを隠すように咳払いをして小さく呼吸をすると何事も無かったかのように元の表情に戻す。仕切り直した表情は真面目そのもので「　では、参りましょうか。　」再度貴女の手を引いて屋敷に足を向け　)

>>西宮

相当好きなんだな、アンタのご主人が。そういえば微妙に変態臭がするような… おっと言わぬが花
(真摯に語るは口より目というところか、此方を見る瞳が真っ直ぐ過ぎて長くは合わせていられず逸らし。少量の恥ずかしさに畝る前髪を指で弄り誤魔化しの冗談を口にしてにやりと笑い。閑静な高級住宅街の更に奥まった位置に洋菓子屋とは意外な、画面を見つめ確かに徒歩五分の文字があるのを知るのだが問題となるのは二人で多数のケーキ箱を真っ直ぐ持ち帰れるのか否かという点「近くて助かる。いや近距離に態々車は要らない」何か良い方法を思いつかねば、形の崩れたケーキを振る舞うなんて失礼な真似はしたくない。道具に頼るよりは＿)
僕達で一度に持ち帰るのは難しい、持てるとしても箱を傾けたら中身が崩れる。仕方ない往復してケーキを運ぶか

>>西園寺様

お疲れ様です、もしもお忙しい所を邪魔してしまったのであれば申し訳ありません
(手には柔らかな小花柄の包みを、表情にも柔らかい色を湛え会釈。ご婦人の寝室を覗かないようにと通路を挟んで逆側へ手で案内しつつ御察しの通りの挨拶を交わしに来たのだと頷いて。「今宵はめでたく引っ越し蕎麦でも頂きましょう、労いも兼ねて」そう言ったのとほぼ同時に誰かが廊下の灯りを点けた関係でオレンジ色に照らされ辺りを見回し。此処で挨拶を交わして終わりとするのは如何にも味気ない上に失礼に相当する「西園寺様、バルコニーで少々風に当たりながらお話でも如何でしょうか。貴女は私を、私は貴女を知らずして良い夫婦にはなれませんので」将来の花嫁候補に向かい微笑浮かべ、颯爽と隣に並び腕を取れるようにと肘を曲げエスコートの準備を)