主 2019-06-14 23:12:16 |
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>茜 様
それでは、また
( 相手の言葉に答えることはない、動植物を好まれる、そんな人伝いな情報で私を理解しないでほしい。「 どうでしょう、それは御菩薩家様が確かめになってください 」人に自分の心を読ませないのは得意だ、こうして何とも言えない笑みを浮かべれば皆困惑する。くつくつと笑み浮かべながら、意地悪な言葉を並べて。「 それは素敵ですね。」ささやかな贈り物というのだから、どんなものをくれるのか、胸躍らせながら。軽い足取りで冒頭の言葉を述べて。ハンカチを落としたことなど気づかず荷解きに向かい、日が暮れるまで部屋の整理をしていて )
>廻 様
沢山の種類の薔薇があるのね。
( 相手と手を繋ぎながら庭園内を歩き、目にとまるのはどれも立派で綺麗な薔薇の数々で、それは種類も多種多様で。こんなに素敵な庭園があれば暇にはならないだろう、そう思いながら。隣にいる相手を横目で見つめ、「 西宮は花よりもお菓子の方がいいかしら。」相手の大食いはよく知っている。こうして花を見ているよりも、彼女は何か美味しいものを頬張ってる方が似合う、そう思えば笑み浮かべながら問いかけ「 私も丁度お腹が空いてきたの、おやつでも食べましょう ? 」家から持ってきた焼き菓子があることを思い出して、次は屋敷の方へ向かって彼女の手を引いて )
>畔 様
そうだったのですね、お勤めご苦労様です
( 相手がここにいる理由を聞けば、納得したように頷き。何の警戒もなしに散策をしていた自分を思えば、こうして警備をしてくれる人が居てこそだと改めて感じ。ふと相手の口から出てきた言葉に目を細めるように笑みを浮かべて。自身に向けて紳士のように頭を下げる相手を見ては、花の多い庭園なだけに自分がまるで物語の中のお姫様にでもなった気分で。「 ええ、是非お願いしたいわ 」まるで役になりきったように相手へ向けて声をかけ、日焼けのない手を相手へ差し出しては、ふふふっと思わず役から外れたような笑みをこぼしつつ )
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