主 2019-06-14 23:12:16 |
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>茜 様
少し屋敷内を見てくるわ ... あ、これは奇遇ですね。何か御用でしたか ?
( 部屋の内装は大体済み、元々物欲もないためそこまで荷解きにも時間はかからず。本等を整理していたが、どうにも新鮮なこの屋敷内を見たくてしょうがなかったのか、突然思い立ったように歩き始めては、共に荷解きをしていた使用人に声を掛けて扉を開ける。未だ庭園しか見れていない、きっと他にも素敵な場所があるはずだと想像しながら自室の外へ一歩踏み出したとき、扉の前にいたその人物を捉え、先程の会話を思い出し、もしかしたら挨拶にきてくれたのかと想像する。扉を開けるタイミングが偶然にも重なったのだなと思えば、小さなことではあるが少し喜びを感じながら、どういった要件かと首を傾げ訪ねて )
>畔 様
相手を知るのに、人から聞いたことを頼りにするのは怠慢だわ。
( きちんとした相手の態度を見れば、その家が見えてくるもので。家がしっかりしていれば、自ずと使用人達もしっかりしてくるものだ。彼の態度はそれこそ別格というもの。御菩薩家に好印象を持ちながら、自分の歩幅に合わせるようにエスコートをしてくれる相手を横目に見て。かけられた問いに、確かに自分は動植物が好きではあるが、それは実際に自分と接して知ったことではなく人伝いの情報。そんなもので自分を理解して欲しくはない、そう思えば生意気と言われるだろうか、それでも自分の気持ちははっきり伝え「 一緒にこうして歩いて、私を知ってください 」まるで女王様のような発言ではあるが、ちゃんと自分を知ってほしいという言葉でもあり )
>廻 様
腹の音はしょうがないことよ。それに、実はさっき私も少し鳴っていたわ。
( 相手が考えていることは何となく察し、大方自分が誘った手前、それを放り出すことはできないとでも思っているのだろう。ただ、庭園は逃げることはないし、今日見られなかったからといって明日も見られないわけではない。それに、彼女のお腹から鳴る音が聞こえれば、庭園を見ている場合ではないことはわかりきっている。腹の音に赤くなる相手を見れば、女の子らしい反応で可愛く思う。彼女は自分自身よりも私を優先するだろうと思えば、自分も彼女と同じだとばかりに冒頭を述べて。「 私がおやつを食べたいの。だめ ? 」少し駄々っ子のように小首を傾げて )
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