主 2019-06-14 23:12:16 |
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>>西宮
相当好きなんだな、アンタのご主人が。そういえば微妙に変態臭がするような… おっと言わぬが花
(真摯に語るは口より目というところか、此方を見る瞳が真っ直ぐ過ぎて長くは合わせていられず逸らし。少量の恥ずかしさに畝る前髪を指で弄り誤魔化しの冗談を口にしてにやりと笑い。閑静な高級住宅街の更に奥まった位置に洋菓子屋とは意外な、画面を見つめ確かに徒歩五分の文字があるのを知るのだが問題となるのは二人で多数のケーキ箱を真っ直ぐ持ち帰れるのか否かという点「近くて助かる。いや近距離に態々車は要らない」何か良い方法を思いつかねば、形の崩れたケーキを振る舞うなんて失礼な真似はしたくない。道具に頼るよりは_)
僕達で一度に持ち帰るのは難しい、持てるとしても箱を傾けたら中身が崩れる。仕方ない往復してケーキを運ぶか
>>西園寺様
お疲れ様です、もしもお忙しい所を邪魔してしまったのであれば申し訳ありません
(手には柔らかな小花柄の包みを、表情にも柔らかい色を湛え会釈。ご婦人の寝室を覗かないようにと通路を挟んで逆側へ手で案内しつつ御察しの通りの挨拶を交わしに来たのだと頷いて。「今宵はめでたく引っ越し蕎麦でも頂きましょう、労いも兼ねて」そう言ったのとほぼ同時に誰かが廊下の灯りを点けた関係でオレンジ色に照らされ辺りを見回し。此処で挨拶を交わして終わりとするのは如何にも味気ない上に失礼に相当する「西園寺様、バルコニーで少々風に当たりながらお話でも如何でしょうか。貴女は私を、私は貴女を知らずして良い夫婦にはなれませんので」将来の花嫁候補に向かい微笑浮かべ、颯爽と隣に並び腕を取れるようにと肘を曲げエスコートの準備を)
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