アサガオ 2018-06-12 08:44:14 |
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はい、じゃあき、着替えてきますね。
先にリビングで待っててください。
(ふと自分が制服だったのを思いだし着替えたいと言った瞬間恥ずかしくなり顔真っ赤にながら小声でリビングにいるよう願い階段を上がり私服に着替えリビングに向かう)
うん、ゆっくりでいいからね。
(貴女が階段を上がるとリビングの椅子に座りはぁ、と深く息を吐きこれから家でもずっとこの作り笑顔で居なければいけないのかと眉を寄せるも貴女の足音が聞こえるとまた笑顔に戻り立ち上がり)
なにか手伝おうか?
びくっ、
えっと…座ってて大丈夫です!
(リビングの扉の前で小さなため息が聞こえやっぱりこんな醜い私が妹なんて嫌だよねと落ち込み扉を開けたら急に立ち上がる理央にびっくりをし準備は一人で大丈夫と壁を作り少しでも居心地をよくしてもらおうとぎこちなく笑い)
せっかく作ってくれたのに運ぶくらい手伝うよ、どうすればいい?
(相変わらずびくつきながらぎこちない笑顔を浮かべる貴女に内心少しイラつきながら、必要以上には仲良くつするつもりはないが一応妹になったのだからと形だけは貴女の元へ近寄り)
…~じ、じゃあこのおかず運んでください。
(急に近づかれて固まり、はっとしてきれいに盛り付けてあるおかずを理央の前に置き美月はすすっと離れお茶碗などの皿を出し)
…。
うん、わかった。
じゃあ後はよろしくね、美月ちゃん。
(今までこの天使のような見た目で微笑めば喜ばない女性はいなかった、見たことのない反応を見せる貴女に内心おもしろくないような不思議な気持ちになりながら皿を受け取るともうそれ以上は近付こうとせず渡された皿を運び)
えっとでは…。
いただきます。
(ご飯を運び終わり美月は理央の席の前に座り誰かと一緒に食べるのは久しぶりだと少し頬をあげて手を合わせて食事の挨拶をし)
いただきます。
………美味い。
(貴女にならって手を合わせ食べ始め、なんとなしに一口目を口に入れると一瞬ぴたりと動きを止め…女手一つで育ててくれた母は仕事で忙しく誰かの手料理を食べたのは久しぶりで、貴女の料理がとても美味しく感じ素の自分でぼそりと本音が漏れ)
ほ、ほんとですか?
よかった…お口にあったみたいで…。
(うまいと言う言葉にぱっと理央を見てふわりと笑い声のトーンを少しあげて笑いながら安心したようにため息をつきニコニコと食事を開始し)
……なんだ、普通に笑えんじゃん。
(今までの無理をしたようなぎこちない笑顔ではなく自然に笑う貴女を見てボソリと呟くと、ハッとしたように自分もいつもの微笑みを作るとパクパクと箸が止まらないように次々と料理を口に放り込み)
あ、明日朝ごはん何が食べたいですか?
えっと、その。私はちゃんと食べますしえっと…せっかくなので一緒に食べたいなって…。生意気いってごめんなさい。
(たくさん食べてくれてる理央を見てまた食べてほしいと思いつい問いかけてしまい急に変なことを聞いたとあたふたして最後のほうは顔を真っ赤にしてうつむき謝り)
ふっ…どうして謝るの?
…目玉焼き。
目玉焼きと、パンとサラダが食べたい。
(急に積極的に話し出したと思えば真っ赤になって俯いてしまった貴女に思わずふっと笑えば、自分が食べたかったというよりは出来なかった何でもない普通の家庭の朝食メニューをぽつりと呟くように貴女に伝え)
はい。用意しますね。
えっと理央兄さん…。
(要望を聞き美月は花が咲くようにふわりと笑い最後に家族になったんだと思いだし小さな声で兄さんとつけたしうつむき)
兄さん、か。
可愛い妹ができて嬉しいよ、ありがとう。
(兄さんと呼ばれ一瞬きょとんとするも見た目だけは本当に嬉しそうに微笑みながら、これからずっとこんな兄妹のやり取りを続けなければいけないのかと内心では深くため息をつき)
【高校ですが、美月ちゃんの学校に転入という形にしますか?高3なんで前のままでも大丈夫な設定なんで、主様におまかせします、やりやすい方を教えて下されば嬉しいです^ ^】
…っあの、…っ~ごちそうさまです。
えっとお風呂さきはいってください。
私は自分の部屋でやることあるんで…上がったら教えてください。
(満点とも言える笑顔に美月は胸が締め付けられる感覚になり悲しそうな顔をしさっさと夕飯を食べ挨拶を小声でし皿を片付けて自分の部屋で小説書かないといけないことを思いだし部屋にいることを連絡し階段を上がり自分の部屋に向かい)
美月ちゃん…?
あ、あぁ、じゃあ先にお風呂いただくね。
上がったら声かけるから、ごちそうさま。
(自分の笑顔を見て悲しそうな表情を浮かべる貴女を見てなぜそんな表情をするのか不思議な気持ちになりながらもそそくさと自分の部屋へと戻る貴女の背中に声をかけ)
【えっと…55スレの相談ですが、見返しお願いします!】
お粗末さまでした…。
(小さく消えそうな声で答え部屋に入り天井付きベッドにダイブして捨てられた記憶がふとよみがえりぎゅっと目をつぶり私なんか親しくしちゃいけないんだと思いため息をつき机に向かいパソコンを開き)
【すみません!返信するの忘れてました!!
高校は他校でも大丈夫ですし、理央の背後さんに任せます!丸投げでごめんなさい】
美月ちゃん?
お風呂いただいたよ。
(貴女の姿がなくなり一人きりになると途端に無表情になり明日からの新しい高校生活を考えるとまた騒がれるのかと若干憂鬱になりながらも風呂に入り、上がると貴女の部屋をノックしてから声をかけ)
【いえいえ!忘れることありますよね。笑
じゃあ、なるべく接点がある方がやりやすいかと思うので転入する体でよろしくお願いします!】
は、はい!
(美月は空想してた世界から理央のノックで現実に引き戻され返事をし小説を保存しドアを開けお風呂に向かいささっと入り髪が濡れたまま皿を洗わないとと思い台所に向かい)
あのさ、美月ちゃん…
髪、濡れたままだと風邪引くよ?
(話したいけとがあり台所で洗い物をする貴女に声をかけたのだが、髪が濡れたままだということに気が付くと一旦自分がしたかった話はやめて洗い物をしている貴女の濡れたままの髪にふわりとタオルをかけ)
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