プロキオン 2018-03-25 11:36:03 ID:3171c5af3 |
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>600 八千穂 様
っ、ぐ……!
(雪崎の左頬を捉えたはずの拳から伝わる手応えは薄く、上手く威力を低減されてしまったのだと気付き。刺すようなボディブローをモロに受けてしまえば顔をしかめ、追撃のフックを数歩後方へ下がる事で何とか回避して。拳を使う事に慣れているのであろう雪崎と、その方面に関しては素人同然の自身とでは、どうしても技術の差が出てしまうのは明白。下手に攻め込むよりも大技の隙などを狙うべきだろうと拳を構え直して)
(/ふむふむ……その提案、乗りましょう!
圧倒的な手のリーチ差が無い状態でカウンターを決めるには、先んじて拳を当てるか、完全に拳をすり抜けてカウンターを決めるのが良いのではと思いましたが、どのように致しましょうか……?)
>日野さん
『…キッ』
(先程からの魔法の使用回数。何よりも肩の傷。一級中の一級の魔具によるものであり相手の力の使い方で繰り出された技。それらが体力を大幅に削り、集中力をかき乱し)
(ダメージを与えた数はこちらが多い、筈なのに。人間を止めて、憎くい魔族に堕ちたのに。あれだけ力を付けたのに、あの日からずっと練習したのに。相手はまだ、立っている、その事がどうしても。理解、出来ない。拳を更に握って)
『お…』
『─────ッ!』
(魔力の酷使から目がかすみ。魔力切れまであと1回)
(拳を構え、急接近。しない。歩く速度で近づいて。拳を振り上げて、顔面に向かって!)
(/確かにリーチとは違いますよね。拳をすり抜けてカウンター、お願いします!カウンターを受けてしまうロルはこちらが回します!)
>602 八千穂 様
…………行きますよ
(何やら相手の動きが鈍くなってきたように感じれば、やや怪訝な表情を浮かべて。そう見えただけかもしれないが、もし何らかの理由で体力を消耗してきているのだとすれば、勝機が見えてくるかもしれないと拳を握り直し。有り難いことに予感的中というべきか、先程とは打って変わったスピードで近づいてきた相手を油断なく待ち構え、振り上げられた拳を確認すれば。今、このタイミングだと上半身を右にずらしながら力強く踏み込みつつ上記を呟いては、渾身の力を込めた拳を雪崎の顔面めがけて放ち)
(/ガッテン承知でございます!)
>日野さん
(拳の動き自体に洗練されたものは相手に無いように思えて。素人だ。雪崎はそう分析しつつそれでも戦う経験が高い男に油断は出来ず、動きを予測して放った拳は)
(届かない。身体自体が大きく振りかぶられた拳が自分の顔に当たる。振りかぶりで届かない雪崎自身の拳。クリーンヒット。脳みそが揺さぶられ雪崎の身体が後ろへ崩れ落ちながら吐血し。薄れゆく意識の中、日野を見つめ)
(/一旦、雪崎戦は終了しました。こんなのですが雪崎は生きてます。次はアーギルの王戦です。次の次つまりこちらの番で転移が解除されます)
>604 八千穂 様
……また後で迎えにきます、雪崎さん
(雪崎が放った拳を潜り抜けての一撃は、確かにその頬を捉えたようで。ぐらりと後ろへ傾いては倒れて吐血した雪崎の様子を伺い、命に関わるほどではないはず、そうであってほしいと考えては肩を竦めて。今も別の場所で八千穂や及川たちが戦っている事を考えれば、此処でじっとしているわけにはいかない。上記の言葉を言い残せば、どうやって元の場所へ戻ったものかと思案しつつ、歩き出そうとして)
(/承知いたしました!)
>日野さん
『お断り、しますよ』
(口の動きだけで、声も出せずに聞こえるか分からないことを言って姿が消え。歩き出した相手が踏み出せば城の王座の前へと戻っていて。ちょうど骸骨の騎士は八千穂の持つ剣との鍔迫り合いに押され、袈裟斬りにされ。蜘蛛のアーギルと交戦している及川の二人がおり)
『日野さん!』
(疲弊した様子の及川がソードショットという突撃銃で文字通り突撃し、スパイダーアーギルの腹部へと押し当て)
『3、2、1!』
(銃剣がスパイダーアーギルの胴を突き刺し、掲げて。突撃銃から全弾を撃ち尽くすような速度で火属性の弾丸が発射され。スパイダーアーギルの装甲が砕かれ、内部の魔核を砕き。天井へとアーギルが叩きつけられると同時に爆発し、翠の炎を上げ。再び突撃銃を、構えて)
『及川くん!長尾くんを連れて行きなさい!』
『アーギルの反応が減りました!』
(チャージが必要です。と突撃銃から無機質なアナウンスがかかり。それに応えるように石野と小田の声がして。護送に向いていると思しき及川に長尾の救出を任せ、檻の方へと向かい銃剣を檻の鉄棒の上側を切ろうとし、切れない。チャージが必要だからで。)
『日野くんは八千穂くんでアイツを倒して!』
(剣が消え八千穂は相変わらず、いつものように背中を向けて半身、右腕を後ろへ引き左腕を曲げながら前へ。構えを取り、大きさ3m半ほどのアーギルの王へと対峙し。禍々しい魔素を立ち込めさせるアーギルの王は二人を見下ろし)
(/アーギルの王戦です!)
>606 八千穂 様
ただいま戻りました!
(踏み出した先は例の玉座の前であり。無事に戻れた事を安堵するよりも先に八千穂たちの戦況に目を向ければ、援護する間もない内に骸骨と蜘蛛の魔族を撃破していて。称賛の言葉を送りたい所だか、長尾を救出するまでは気を抜けないと身構えて。石野から言われた通りに長尾の救出を試みる及川の援護をするべく、「勇くん、こっちに注意を引き付けさせよう!」と相手に呼び掛けつつ、アーギルの王の方へと駆け出して)
>日野さん
(相手の呼びかけに呼応するかのように同じタイミングで走り。同時に消えた剣をもう1度出して及川の足元へ投擲し。及川はそれを手に取り)
『実奈さん!離れてください』
(長尾こと実奈は檻の鉄柵から離れ、及川が剣を檻に叩きつけ───────)
(アーギルの王が背中に纏ったマントを左手で翻すと空間がねじ曲がり。青空の下、森が切り開かれ地面に草が生えた場所で。アーギルは接近していく二人に向かって物体に着弾次第起爆する火球をドンドン放っていき)
(着弾、爆発。背後、二人の真横、火柱がドンドン上がっていく中、ギリギリ避けながら駆け抜けて)
ハアーッ!
(拳へと風属性の魔力を溜めてゆき、アーギルの王へと近付いて《疾風》。拳を力強く真っ直ぐ振りぬこうとし)
(/アーギルの王は今第一形態で、倒すと最終形態となって襲いかかります。1度目は二人の同時に近接呪文で倒してOKです!)
>608 八千穂 様
はぁぁっ!
(アーギルの王が翻えした背中のマントがキーになったのか、舞台は森の開けた草地へと変わって。此方の接近を阻むように爆発効果を持つ火球が何発も放たれ、下手に止まるわけにもいかないからと半ば強引に突き進んで。直近で発生した爆発の熱に肌をジリジリと焼かれながらも、刀型魔具を即座に抜刀、アーギルの王の胴体へ刃を突き立てようとして)
(/ラスボスあるあるな展開、胸熱です!
承知いたしましたー!)
>日野さん
『グアーーーーーーッ』
(アーギルの王は光の一刀と風の一撃を受けて、地響きのような断末魔を上げて倒れ。あっさりするほど、拍子抜けするほどに攻撃を直で喰らい、怪しんだ勇は残心を取らずに)
『În pauza de poveste hush dintre noapte şi zori, rege cu nume de AGR Contractului şi lună pentru a reuşi!
Puterea lunii au pus cineva un om redus În familia mea trecuta puterea!』
(当然の如く立ち上がったアーギルの王、カプラアーギルは青空の上に昇った月へと異国の言葉で片手を掲げて語りかけ。それは呪文の詠唱となり、月が紫と黒の魔素を纏ってどんどん近付いていき)
(月は朝や昼のような白から、宵闇の黄色へと移り変わり。空も昼の青空から禍々しい紫の空と変わり。街の人は驚き、気象庁の女性が上司へと駆け込み。魔道図書館で仕事をしていた新田は支援室の石野と小田へと駆け込み。小田たちはあの魔城はどこに存在するのか分からないこと、探知をかけても妨害され続けていることを告げ)
『破滅の空か…。お前達の仕業なのか?』
(水卜は廃ビルの窓を眺め、水を飲み。手術台に乗った男へと顔を向けて───)
(月の後ろから樹木の蔦のような何かがアーギルの王、カプラアーギルの体に巻きついて。それは暗夜のような色をして、プテラノドンの骨のような翼から悪魔の如き翼へと変貌し。翼は月の光を帯びて黄色と橙、外側が紫に輝く巨大な異形の翼となり)
『気を付けて!二人とも!あれの属性が変わっているわ!』
『戦法が少しだけ変わっています!あと、強さも段違いです!』
『空を飛べぬ人間よ!月の力を喰らうがいい!』
(空を飛び、後ろに月があるアーギルの王は直径30mほどの光属性のレーザーを二人へ向けて一つ放ち)
(/はい!映画のラスボスのような感じで、異常は日本各地で起こっています。まだ空の色が変わって月が大きい時点で倒しちゃいましょう!)
>610 八千穂 様
飛べるんだよね、これが
(断末魔をあげて倒れたものの、再び起き上がった王の呪文に呼応するかの如く、変貌していく空を緊張の面持ちで眺め。翼を得た王、カプラアーギルから攻撃の意思を感じ取ると光の翼を展開し、放たれた巨大レーザーを翼からの星素放出による高速移動で上空へ回避。上記を呟けば、そのままカプラアーギルの元へ急接近しつつ、星素の矢を多数射出して)
(/承知しました!
一先ず、カプラアーギルに空から降りてきてくれるように進めてみます!)
>日野さん
『貴様が飛べたとて、そちらの男は飛べぬぞ!』
(レーザー光は勇へと向かい。レーザー光が消えた時、勇は姿を消しており。星羽の矢を相殺すべく光の弾丸を多数撃ち。接近していく相手へ下段蹴りを放ち)
『来るがいい!』
(翼を躍動させ魔城からビルの並び立つ街を縫うように飛び。オレンジの夜灯が並び立ち道路を照らし。クラクションが飛び交う道の人々は上を見て)
(ホーミングレーザーのような少しカーブする橙の光を相手へ放ち)
日野さん
(ここでようやく、勇が口を開き。インカム否、腕時計越しに声をかけて。目を凝らせば、勇の格闘鎧は黄色に輝き。周囲の風が少しずつ強くなって。草木がざわめき)
俺のチャージが終わるまで、引き付けてください
(下から迎え撃つかのように左足を前へ、右足を膝を曲げながら後ろへ。右腕を曲げながら前に手を伸ばし、左腕は引いて脇を締めて。見上げ)
(/戦闘パートがシューティングパートになります!)
>612 八千穂 様
……上等!
(矢を全て相殺したカプラアーギルの下段蹴りを両肘で受け止めれば、移動しようとする敵の後ろ姿を追跡し、戦闘の舞台は夜灯の照らすビル街へ)
……!おーけー、任せといて
(此方を追尾して緩やかな曲線を描くレーザーを直前まで引き寄せて素早くかわした所で、相手からの通信が入り。カプラアーギルに感付かれぬよう目を凝らして見れば、相手の姿に何やら変化が生じている事に気づき。時間稼ぎの要求から何か考えがあるのだろうと判断、対峙するカプラアーギルへ視線を投げつつ上記を述べて)
(/シューティングパート!
良いですねー、承知しました!)
>日野さん
『オオォォォオン!』
(カプラアーギルは自身を中心に発射するとスーパーボールのようにビルの壁へぶつかって跳ねて相手へとぶつかりにいく跳弾機能付きの青い光球を発射していき)
(一方、風はますますざわめくことはあれど草花が散ることは無く足へと風属性の魔素が付与されていき。そう、《台風(タイフン)》の準備であり、勇の周囲の大気と星素が集まって)
(あと数回の攻撃が発射され次第、相手と同じタイミングで最大必殺の呪文を放つようで)
(/シューティングパートにおいては連続回避されてもこちらは一向にOKです!かするのも全然ありです。回避か回避によって弾幕となった光属性の呪文を同士討ちにさせる、タイミングを見計らって打ち返す、呪文あるいは武器で相殺する、攻撃のタイミングを見計らって近づいたり遠距離で攻撃するなどなど色々な戦法が沢山です!)
>614 八千穂 様
わぉ、随分と派手じゃないか……!
(カプラアーギルの放った青い光弾が壁に当たっては弾け、四方八方から飛来して。小さく笑みを作りつつ上記を述べれば、光の翼をはためかせながら刀を持たない左腕に“星羽の剣”を纏わせ。高速で移動しながら迫る光弾を星の矢で相殺し、刀剣で粉砕し、身を捩らせて回避を繰り返し。目まぐるしく変わる光景の中、対処し損ねた光弾が右頬を掠めて出血しても構わずに、虎視眈々と反撃のチャンスを待ち。やがて、ここだと決めたタイミングで巨大な光の矢を数発生成、光弾の間を縫わせるように発射して)
(/ド派手な弾幕、ありがとうございます!
八千穂様の“台風”のタイミングを持ってくるのは、次のレス辺りで宜しいのでしょうか?)
>日野さん
(カプラアーギルは翼を曲げて体の全面を覆ってガードするも被弾して。上へ上へと昇って避けていくがそれも数度命中し呻き声を上げ。離脱するかのように街から出て巨大化し接近した月の方へ向かい。今度はお返しだと言わんばかりにV字隊列で進む光弾を放ち)
(勇の周りで吹き荒んでいた風は止み上空でアーギルの王を捕捉し)
(/はい!チャージ完了です。次の次のレスで同時で必殺いきます!全力でぶっぱなしちゃいましょう!)
>日野さん
(→もし、攻撃を死なずに回避できたら
勇が《強化》で地面を蹴り風を身体に纏って昇りあげ、相手の横へと一時的に立った瞬間。横を向くことは無く正面を見すえて頷き、星素を溜めに溜めた最大必殺の呪文、《台風》)
(/追加分です!連投すみません!)
>616
>617 八千穂 様
荒ぶる神狼……神をも喰らいし、その口より、
(被弾しながら更に上空へと離脱したカプラアーギルを追って加速し、刀を構えては呪文の詠唱を開始して)
雷の舌を伸ばしたまえ!
(詠唱完了と同時に振るった刃が雷状の星素へと変化すると、行く手を阻む光球を喰らうかのように破壊しながらカプラアーギルへ迫り)
(/承知しました!)
>日野さん
(饕餮の紋章が現れ、さらに空中高く上昇し、急降下しながら風を全身に纏った跳び蹴りを叩き込み)
『グッ…グ…グ…グオオオオオオァーーーーー!』
(ばら撒かれた光球達が喰らわれ、相手の狼の顎の如き光とがアーギルの王の纏った鎧を砕き。突き進む狼の風の一撃はアーギルの王を背面にある月へとめり込ませ。月には十字架のような痕が残って、アーギルの王が爆発と共に砕けるとステンドグラスの破片のようなものが散らばり、同時に月の痕は消えて)
(残心。勇が着地すると同時に、砕けたステンドグラスのようなアーギルの王の身体は、オレンジ、紫、青、赤、緑と花火となって。魔力を使い果たした勇は格闘鎧から私服へと戻り)
(嬉しそうに白い歯を見せ、花火を見上げて)
(/お疲れ様です!花火をお楽しみ下さい!夏祭りです!)
>619 八千穂 様
お、粋だねー……
(風と光の同時攻撃を受けて爆発四散したカプラ・アーギルは、色鮮やかな花火と化して。翼をはためかせながら緩やかに降下していく途中、キラキラと空を彩る光を見上げては、口笛を吹いて)
(/粋な締めですねぇ。たーまやー!)
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