プロキオン 2018-03-25 11:36:03 ID:3171c5af3 |
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【用語設定~魔族関連~】
『魔族の派閥について』
魔族の中には、人間の言語を理解し、知恵を持つ個体もいる。
単独で活動する者もいれば、また志を同じくするもの達がより集まり、一つの集団を作るという事も少なくはない。
その行動理念により過激派、穏健派、中立派に分類される。
《過激派(かげき は)》
人類や、非協力的な魔族の打倒を掲げる派閥。
本能的に人類を攻撃する魔族も含まれる。
魔族としては主流の派閥で、後述の“穏健派”と敵対している。
《穏健派(おんけん は)》
人類との良好な関係を望む、魔族としては少数の派閥。
過激派と敵対しているが、避けられる戦いはしない傾向にある。
魔導図書館からの要請を受け、協力関係を結んだ実例もある。
《中立派(ちゅうりつ は)》
過激派と穏健派、どちらにも属さない派閥。
争いごとを好まず、気ままな活動を望むものが多い。
食料や物品などを報酬として、傭兵のような活動を行う者もいる。
『魔族のクラスと、登録ネーム』
魔族には戦闘能力に応じたクラスと、外観あるいは能力を参考にした個体名称を魔導図書館より付けられる。
クラスは高いものからにSSS~Cクラスとなっている。
同じ種類と思われる個体の名称に関しては、取り分け強力なものでない限りは、“○○種”といった具合に纏めて呼称される。
《SSSクラス》
最高位の脅威度を持つ等級。
滅多に現れる事は無いとされており、出現数は世界で数件ほど。
複数の司書長と、一等司書官からなる精鋭の大部隊であっても、甚大な被害を受けることは避けられないとされている。
この等級の魔族の所在が特定された場合、出現地区の魔導図書館のみでは手に負えない為、他の魔導図書館、場合によっては軍事組織にも通達が届き、大規模な討伐作戦が展開される。
《SSクラス》
複数の司書長による対応が推奨される等級。
単独での撃破実績のある司書長も一部だが存在する。
出現数もそこまで多くはない分、強力な呪文を有する。
《Sクラス》
複数の司書部隊、あるいは司書長による対応が推奨される。
司書長と同等の戦闘能力を有する。
このランクから魔族の脅威度が跳ね上がるとされ、下記のAクラス以下の魔族とは一線を画す。
単独で軍事基地を襲撃し、容易く壊滅させたという実例もある。
《Aクラス》
司書部隊による対応が推奨される。
一等司書官と同等か、それ以上の戦闘能力を有する。
呪文の扱いが熟練している。
通常の軍事組織では対応が難しく、撃破するまでに受ける被害、要する費用の採算がまるで合わないとされている。
《Bクラス》
呪文をそれなりに扱える。
二等司書クラスでも単独で対応可能とされる。
軍事組織でも編成と、事前の準備を怠らなければ撃破できる。
《Cクラス》
低威力の呪文を有し、脅威度はそれほど高くない。
とある司書長曰く、“強い部類の個体であっても、狼に砲塔を背負わせたくらいの強さ”とのこと。
ただし、同時に多数が出現する事が多く、油断をしていると足元を掬われてしまう為、注意が必要。
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