路地裏のエレベーター

とうとう前髪がうざったい長さまで伸びてきた。ちょうど目にかかるから邪魔だし、時々刺さって痛い。

〈攻め〉
人外、体力少なめ、受けよりも小柄、全体的にひょろっちい体型、見開いたように大きい目、物静かな言動、常に落ち着いた態度、卑怯な事を容易く考えられる賢さ。
受けに対しては歪みのある恋愛、性愛の交わった状態。確実かつ圧倒的な秘密もとい弱みを握って自分の好き勝手に振る舞う。執着系ではあるものの拉致監禁などして一か所に閉じ込めたりはしておらず、むしろ受けの生活には手を出していない。会いに行く頻度はさして多くないが、実際に対面した時は一方的な行動を起こす。こんな事をしても受けは自分を愛してくれない、そして犯罪でもあると現実を見ながら全て理解した上での行為。


〈受け
人外、体力多め、攻めよりも背が高く男性らしさを備える体型、鋭い歯に切れ長の目、物静かな態度に普段から扱う敬語、理知的。
攻めに対して恋愛感情はなく単なる知人だと思って接していた。しかしながら、こちら側の弱み(元から持っているものでも攻めから強制的に作られたものでも可能)を知られておりそれ以降、好き勝手をされてしまっている。無暗に抵抗出来ず、攻めが訪れた場合を除いて普段から日常を送れるがゆっくりと重なる訪問により、誰にも言えない事が余計に増してきている。殺してしまいたいほどの嫌悪と拒絶などの感情を抱く。自分の体よりも先に、精神面の方が侵され疲労し始める。



ちょっとまとめ。こうして文字にしたら把握しやすくなった。それにしても悪趣味だし、好み別れそうなやつ。性癖丸出しすぎやしない？

唇カサカサして痛い。こういう時こそニベアのリップクリームだ。

ブラックペアン、原作は一度だけ読んだ事あるけど当時は小学生で内容が上手く理解出来なかったんだよなあ。ああやって映像になるとどうして文字よりも分かりやすさが増すんだろう。そういえば真夏の方程式だって小説は難しい言葉がびっしりと並んでいて、読破は無理だった。映画は最後まで見れたのに。主人公の入れ替えがあるから所々違うんだろうけども、また見つけたら読んでみようかな。少なくとも、昔よりは理解力が増しているはず。

突き出した口から煙を吹き出すと、隣へ座る相手の顔へたちまち白くぼやけた半透明のそれが幕のように覆う。いきなりの事もあり予想外の行為に驚きつつ、少しむせて咳き込む姿は大人の代名詞の一つとして扱われる煙草に慣れていないとすぐに分かる。それもそうだろう。その年に近付いてはいるが、彼はまだ完全に満たしていないのでもうしばらく吸う事は許されない。青年とはいえ、未だ子供らしさの残る状態に思わずクスリと笑ってしまう。
「…っ何、するんですか。突然」
喉をさすりながら、どこか恨めしそうに僅かに睨む顔を見つめてこちらは、なんだと言わんばかりに知らんふりをしてみせた。薄っすらと浮かべた口元がそれを打ち消しているのだろうけど。
「いやあ？気にすんな。俺が今やった事なんざ、どうでもいい気まぐれってヤツ」
そう。この行為自体に意味はあっても自分はそれほど意識してやった訳ではないし向こうもあの反応の様子を見るに、どうやら知らないらしい。下心に関して少なくとも、今はそういった気分に包まれていないのは現状における事実だ。単なるその場の気分。なんとなく、というもので。
今度は別方向へ呑気に煙を吐いていたら、不意に自分の耳元へ何かの気配が距離を詰めたかと思うとすっかり聞き慣れた密やかな声がしっかりと届いた。
「……残念。僕も貴方のように煙草を使えるなら、吹き返していたんですけどね」
「……え」
それだけを言い残すと、少し得意げにしながら部屋から立ち去っていかれてしまった。恐らく間抜けなほどに呆然とする自分、それから煙の匂いだけが動かずにいる。どれくらいの時間が経ったのか分からないまま、次第に顔が熱くなっていく事を嫌でも感じ始めた。悔しさや恥ずかしさ、それ以外にも言葉で説明しずらい感情が混ざり合い、行き場を失ってぽつりとこぼれ落ちる。
──やられた。


【煙草を顔へ吹きかける意味】

こういうシチュエーション、一回書いてみたかったんだよね。自分の趣味全開の創作っていざ他人に見られたら恥ずかしいんだけど、ここをわざわざ好んで見ている人なんていないだろうし…大丈夫でしょ。

ゴールデンウィークだ。学生かつ帰宅部の私は勝利が約束されている。

何かを食べたいんだけど、その何かっていうのがよく分からない。私は一体、何を食べたいんだ。

あー…。いらない教科書とかプリント、整理して捨てないと……。めんどくさ。

うーん、創作意欲が地味に湧いてるかも。

適応する能力を持ったら、空中と海中、どちらに暮らすか。
選択を迫られたら私は空中がいいなあ。今の状態で考えるとすると、どれだけ水の中で呼吸が可能でも人魚のようにヒレの付いた体で容易く泳げても、海の方がずっと怖い。陸地に比べて恐怖を感じるのは得体のしれなさとか、空気がない事による致命的になりやすい場所として既に分かっているから人間としてもはや本能的な感情が生じるせい？
いずれにせよ、私は空中を選ぶね。かと言って宇宙にまで行くのもごめんだけど。それに、一度でいいから機械を使わず自分の力だけで飛んでみたいっていう願望もあるし。

雨のせいで靴の中びしょ濡れ。気持ち悪いよー。

なんで歯医者行くと、変な汗かくんだろ…。

クラス長、まとめ方がなんかなあ。この人で大丈夫なの？って感じ。

大型犬、やっぱり憧れるかも。家の都合じゃ小型犬でないと大変だから飼えないのは承知。でも、ハスキーもゴールデンも好きで堪らない。触れる時に触っておこう。

女の子の髪の色、どうしよう。あんまり外国っぽいのは設定としても止めておきたいからなあ。瞳はもう決まってるんだけど。

土砂降りでなんだか憂鬱。せっかくテスト勉強するつもりで早く起きたのに、またごろごろしてる。

進学先は前々から決まってて問題ないんだけど、どういう入試にするか迷う。今の成績を保っていくのはいいとして、私の学校に指定があって通過出来そうな数字なら目的の所には受かりやすい。でも、その分プレッシャーがアレなんだよなあ…。ちゃんと勉強を続けないといけないし、それこそ途中で辞めたら関係を見事に切られる。そう思うと、やっぱり推薦？ってなるし。
取り敢えず、明日先生に訊いておかないとね。一応メモとかも書いて、持っていっておこうかな。

小さい頃からファンタジー要素が好きだったからか、そういう系統のものを色々考えてきた記憶がある。今の年になっても妄想はよくやってるし。
結構覚えてるみたいだし、また時間を作ったらここにまとめてみよう。アイディアだけなら持ってる方なんだよね。

作業終了！あまり話した事のない人と話せて楽しかったー。