主 2017-12-18 11:55:36 |
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>37/夕陽
えっと…貴女は、鬼頭の所のお嬢さんだったかしら?
(指先にまで神経を張り巡らせながら舞っていた所で掛けられた声に一瞬だけ表情が固まる。特徴的なその服装から最近会った鬼頭の者だろうと考える。何故ここにいるのかは一切分からない為警戒したままふわりと外向きの微笑みを向けて上記。普段だったら隠れる気の一切ないその姿に気が付かない筈は無いがあまりにも熱を入れすぎたらしい。「不用心…なら、貴女が私の事を見てくれれば大丈夫って事よね」さも名案だろう、と言いたげな表情で彼女の近くへと駆け寄る。先程の呆気に取られた様子から向こうも狙ってやって来た訳では無いだろう、と踏んでの強引な提案。一歩間違えれば戦闘に発展しかねないこの状況では大きな賭けになるが仕方あるまい。小さな不安を抱えている事を悟らせぬ様にね、と悪戯っぽく口角を上げて背の高い彼女を下から覗き込み)
>45/忠
う…ごめんなさい
(怒られる事は予想していたものの思っていた以上に厳しい口調で言われてしまい、少し落ち込んだ様子を見せて。同時に他の護衛だったら彼女の様に叱ってはくれないだろうと思えば何だか少し嬉しくなったのか頬を緩ませ。素直に相手について行きながらも「でも、貴女に会いたかったから…怒らせようとした訳じゃ無いの」とおずおずと言い訳をして。)
>50/皇雅
うわっ…ご、ごめんなさい!
(護衛達に気付かれぬ様に窓から部屋を飛び出した約三十分程前だっただろうか。部屋で大人しくしろ、と耳に蛸が出来そうなくらいにしつこく言い付けられていたが僅かに聞こえてくる祀りの騒がしさにジッとしている事が出来るはずもなく。出る時にこっそり拝借して来た提灯を持ちながら人気のない所に行こうと角を曲がった所で誰かにぶつかりかけ、慌てて後ろに飛び退くと頭を下げる。自分の顔を知っている者だとかなり面倒な事になる故、顔を確認しておこうとゆっくりと顔を上げると一瞬呆気に取られて。数日前に顔を合わせた鬼頭の隊長、その隊員達が警備に入っているとは聞いていたがまさかトップの者までいるとは思いも寄らず。まあ、自分の様な小娘の顔を相手が覚えているとは考えにくい。このまま自分が気付かないふりをしておけば大丈夫だろう、と考えるとそのまま顔を上げて相手の隣を小走りで駆け抜けて)
(/絡ませて頂きました。不備があれば指摘お願いします)
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