陰陽頭 2017-06-29 10:34:08 |
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―陰陽寮(→玄関先)―
おなごが食事の支度をする後ろ姿というのはいつ見ても微笑ましい
(日常の一光景としては良いものを見たと笑みを浮かべ着物の懐に片手を入れて腹を掻きながらたらたらと廊下を歩いていると、玄関先で右往左往する影虎の姿を見掛け)
どうした影虎。街にでも出るつもりか?
>影虎
【敬称等俺はいりませんのでお気軽にお願いします!】
―陰陽寮(玄関先)―
(声をかけられて振り替えれば青龍の博士である我流だとわかると深く頭を下げ)
頭の命で使いにくい所であったが…頼りの人型が駄目になってしもうた…某は街にあまり詳しくないゆえ……
(眉尻を下げて困った表情をすれば頬をかいて我流をみて笑み)
また出直すとするかの
>我流
【有り難き幸せ!!】
―陰陽寮(玄関先)―
使いに?ほう、何処へ向かうつもりだ?街ならば、俺が連れて行ってやる事も出来るが…
(出直すという影虎の横をのんびりと通り過ぎると、玄関先からも見える灰色の空を仰ぎ)
雨か……確かにこれでは人型は飛ばせぬな。
>影虎
【見返して見ましたが白虎隊博士にこの態度は無遠慮ですよね…すみません、自分も頭を下げ挨拶をしたという事にして下さい!】>影虎
―陰陽寮(玄関先)―
なんと…それはほんに助かる。庄屋殿の所へ行きたいのだが…我流殿、連れていってくれぬのか?
(玄関先から空を眺める我流の隣に行くと嬉しい申し出に目を輝かせて見上げて話をし)
>我流
―陰陽寮・玄関先 → 街―
庄屋殿のところか、頭の命とあらば遂行出来ぬのではお前も困ろう。連れて行ってやる。
(玄関に置かれた傘立てから赤い番傘を抜き取るとバサッと音を立てて開いて)
ところで傘が一つしかないのだが…一緒に入るのでも構わないか?
(傘立てを確認した後に、影虎を振り返り)
>影虎
【こちらこそありがとうございます!!】
―陰陽寮(玄関先)―
ほんに…我流殿は面倒見がいいのう…青龍の式が探すやも知れぬぞ?我流殿は勤め中では無いのか?
(玄関の傘を広げる我流の後ろ姿に声をかけて博士である為忙しいのではないかと心配し)
安心なされよ…某は此れがあるゆえ
(傘に入るかと問われれば外套のフードを被り我流の隣に行き街に向かって歩きはじめ)
>我流
―陰陽寮・街―
今日は非番だ、折角だからのんびりと身体を休めようと思ってはいたのだが…暇に慣れぬものだから朝から持て余していてな。さっきも女中の尻を眺めに行って追い返された
(悪びれもせずに己の自堕落を暴露すると下駄をカラコロと鳴らして街へと歩き始め)
そんなもので雨を凌げるか。遠慮をするな。
(フードに当たる雨粒を見ると隣に並んで相手側に番傘を傾け)
>影虎
―陰陽寮(街)―
ほ!?…ほう…そうであったか…何やら恥ずかしい事を…我流殿はほんにおなごが好きじゃな…
(女中のお尻と聴くと驚いて声をあげしどろもどろに答えればジトりと我流をみやり)
…あい、すまぬ…だが我流殿が濡れてしまうゆえ気遣い無用じゃぞ?
某は風邪など引かぬからな
(傘を傾けられれば眉尻を下げて答えニッと笑って見せると徐々に雨もあがり)
街とはいつきても賑やかなのだな…何やら楽しい気分になる
(水溜まりを飛び越えながら雨がやんで人が増えはじめた街の通りをキョロキョロみて嬉しそうにし)
>我流
―街―
恥ずかしい事などない、元気の源だ。
(しどろもどろになる影虎を見遣るとその反応を意外そうにしながらも口端を上げ)
要らぬ世話だったか
(番傘を戻すと直ぐに雨はあがり傘を畳んで、水溜りを飛び越える影虎を見れば無邪気な一面に目を細め静かな笑みを浮かべて)
お前は滅多に街に出ないようだが何故なんだ?…ああ、この辺りは普段ならばもっと賑やかだぞ
(雨があがり露天商がぽつりぽつりと店を開け始め商品を眺める人々の脇を抜けて)
>影虎
―街―
元気の源とな?なかなか面白き事を…おなごが聴いたら喜ぶやも知れんな
(後ろを振りむき後ろ向き歩きながら我流をみて言葉を述べれば要らぬ世話と言われ首を横に大きくふりフードを外し)
我流殿のお陰で使いの文が濡れずにすんだ礼を言う
(立ち止まり頭を下げて礼を述べると前を向いて歩きだし露店が並びはじめる様子を興味津々で見ながら通り)
某は頭の命以外では街には行かぬゆえ…頭の側に使えるのが白虎の勤めでもあるからの、側を離れる訳には行かぬ
(一瞬眉尻を下げて困った顔をするもすぐに目を弓のような形にして笑み理由を告げれば、普段もっと賑やかな街を想像して目を輝かせ)
ほんに…それはみてみたいものだ
>我流
―街―
それで喜んでくれるのなら俺も嬉しいのだが現実はそうもいかぬ
(影虎の評価には照れ臭く思うものの苦笑いを浮かべ頬を掻き、礼を言われると「それならばよかった」と満足気に頷き)
そうか…白虎隊とはそういう役目であったな
(寂しげにも見える表情に気付きながらもそれを望み全うし続ける相手思えば豪快な態度で。聞けば相手が困らせるであろう提案を添え)
頭の意に反する気など毛頭ないが…たまにはお前を外へと連れ去ってしまおうか。
(人通りの多い道を抜け緩やかな坂を登るとやがて大きな屋敷が見えてきて)
彼処が庄屋殿の家だぞ
>影虎
―街―
おなごの気を引くのは難しいのだな…
(照れ臭そうに笑う我流の横顔をみればくすくす笑い次いで出た提供に目を丸くして間の抜けた顔をすれば頬をほんのり染め)
ほっ!?ほんに…我流殿は驚く様なことを平気で言うのだな、じゃが…頭はどんな顔をするだろうか…みてみとう気もするな!
(視線を泳がせて言うと言われた言葉を思えば嬉しそうにして笑み隣を歩く我流の見上げて言い緩やかな坂を上がると屋敷がみえ)
我流殿…感謝致す…
文を届ければ任務は終わるゆえ…
(我流の前に小走りで回り込むと頭を深く下げて礼をいい言葉を述べれば暫く悩む様に唸り)
少し寄り道をするくらい…頭は許してくれるかの?我流殿に礼をしたいのだが…
>我流
―街―
ああ、とても難しい。俺とは別種の生き物のようだ、まるで頭の中が読めぬ
(殆ど街にも行く事が無く反応から人付き合いに疎そうな雰囲気を感じ取れば先輩風を吹かし知った風で得意気に悩んでみせ)
そうか?…ふ、頭の顔を思い浮かべてみろ、ドキドキしてきただろう。そういう刺激も偶には必要だ。それに俺も非番の時の楽しみが出来る
(嬉しそうにも見える相手に増長し悪戯を思い付いた子供のような企み顔で実行を暗示させ愉快そうに笑い)
大した事はしていない、礼などいいが…寄り道?そんな程度で激怒するお方ではあるまいよ。―…兎に角、俺は此処で待っているから行ってこい。時間の事は気にしなくていいぞ
(屋敷の大きな門扉前で立ち止まると塀を背にして番傘を凭れかけ、腕組みをするとのんびりと待つ旨を伝え、影虎には小さく顎だけを動かして促し)
>影虎
【次レス遅れます!】
―街―
それはまた難儀な…某はもっとわからぬな…
(自身よりも詳しいであろう我流が悩んでいるのを見上げれば同じ様に悩んで首を傾げ)
我流殿は悪い御方なのだな…その様な悪巧みを…ほんに思えばドキドキする、貴殿の楽しみが増えるのであればたまにはよい刺激を受けるのも悪くないの
(悪戯な笑みをみれば口の前に拳を添えてくすくすと小さく笑い楽しげな声色で話せばニンマリ笑い)
うむ、頭は器の大きい方じゃ、では忝ない…
(待っていると言われ嬉しそうにすれば頭を深く下げて屋敷に入り)
>我流
【承知致した!!気にせずゆっくりで大丈夫です!レス長くなるので分けます】
―庄屋屋敷―
(屋敷に入るとすぐに中を案内されて座敷に通され暫く待つように言われれば正座をして庄屋の主を待ち)
「お待たせ致しました、影虎様」
…気になさるな、此処の庭はいつみても花が綺麗で見飽きぬゆえ…
(主が現れると対面に敷かれた座布団に正座するのを目で追うと庄屋の言葉に首を横にふり庭を眺めて答え視線を戻すと懐から文を取り出して畳の上に置き滑らせるようにして庄屋の前に差し出し)
「確かに…」
(文を受けとると中身を確認して頷き立ち上がれば戸棚から小さな小箱を取り出すと影虎の前に差し出し)
「此れをお頭に渡して下さい、対となる御方の品だと言えば分かるでしょう」
承知致した…
(コクりと頷くと腰をあげて座布団の後ろに正座し鼠径部に三つ指立てれば深く頭を下げて)
では…失礼致す
(小箱を懐にしまい立ち上がると屋敷を出て我流の元へ走り)
すまぬ、待長かったの…我流殿は何処か行きたい所は無いのか?買いたいものがあれば某が買うてやろう
(街を見てまわる楽しみに自然と表情が明るく街の方へと歩みを進め)
>我流
―街―
待っていない、雀がみみずをつつくのを見ていた。もっとのんびりして来てもよかったくらいだ
(相手の言葉には緩やかに首を振り、買いたいものを問われると要らぬと出かかるもこちらを覗く楽しげな表情を見れば思い直し)
買いたいものか…そうだなぁ…小腹も空いてきた事だし、茶屋の団子が食いたいぞ。
(下駄を鳴らして先に坂を降り始め、影虎を振り返りながら微笑んで)
>影虎
―街―
(雀がみみずを突っつくと聞けば眉根を寄せて渋い表情をし自身の顎を掴むと首を傾げ)
それは…楽しいのか?某にはわからぬが…ほんに、優しいのだな我流殿は
(気を使ってくれたのだと悟るとくすくす笑い我流の後ろをついて歩けば団子が食いたいと言われて嬉しそうに笑み並んで歩き)
団子とな!?先日、玄武の式に餅を御馳走してもろたのだが…此れがまた美味でな…月殿にも甘味をもろうてから虜じゃ…街の団子はさぞうまいだろうな…月殿に甘味をと約束したのだが土産に買おうかの
(永雪と作った餅の美味さを思いだし身振り手振りで話をしてから口角から垂れそうになった涎を拭う仕草をし我流をみて笑み)
>我流
―街―
雀とて腹も減ろう、一生懸命餌を啄む姿は見ていて可愛らしかったぞ
(楽しいのかと問われると真面目に見たままの感想を口にして)
お、団子に食いついたな。玄武の式と月殿に…そうかそうか。そういえば先日俺も、月殿に菓子を貰った。恐らく甘い物が好きなのだろうな、土産に買っていったら喜ぶぞ。
(甘味のことを夢中で話し涎を拭う仕草まで見せる楽しそうな影虎を見ると任務時の物静かなイメージとのギャップに素を見た気がして頬が綻んで)
この坂を降りて少し行った処に美味い甘味屋がある。そこへ行こう
(提案をし、目的地へ近回りをする為に進路変更をして坂中途の階段に足を掛け)
>影虎
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